映画『絶唱(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『絶唱(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『絶唱(1975)』
(96分/日本/1975)
【監督】
西河克己
【脚本】
西河克己
【原作】
大江賢次
【製作】
堀威夫 笹井英男
【出演】
山口百恵
三浦友和
辰巳柳太郎
大坂志郎
初井言栄
木内みどり
大和田伸也
【HPサイト】
映画『絶唱(1975)』IMDbサイト
必見!山口百恵文芸シリーズ
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映画『絶唱(1975)』NHK BSプレミアム放送 2021年1月1日(金)午前10時18分〜11時55分
1月1日(金)午前10時18分〜11時55分
山口百恵文芸シリーズで最も悲惨な物語と言われています。
「打ちのめされたい」とか「絶望感」を味わいたい人にはオススメです。
かなりキツイです。
しかし山口百恵さんほど“薄明”と“悲劇”が似合う女優さんはいません。
三浦友和さんの“男っぷり”には惚れちゃいます。
必見!!NHK BSプレミアム放送で再び山口百恵&三浦友和が登場します
映画『風立ちぬ(1976)』NHK BSプレミアム放送 10月2日(金)午後9時00分〜10時35分
宮崎駿もアニメ化した名作!「薄明」と「悲劇」が似合うスター山口百恵
映画『絶唱(1975)』のオススメ度は?
星3つ半です
山口百恵の“薄明”感が素晴らしい
三浦友和の男っぷりに惚れる
封建制度や地主制や家父長制度が残る時代
戦争が二人を引き裂いた
映画『絶唱(1975)』の作品情報・概要
『絶唱』(ぜっしょう)1975年12月20日に公開された日本映画。製作ホリ企画。配給は東宝。作家・大江賢次の同名作品を映画化。山口百恵文芸作品第三弾。恋人役は三浦友和。監督は映画『若い人(1962)』の西河克己。山陰の大地主の息子と貧しい山番の娘が愛を成就する物語。しかし戦争という悲劇に翻弄されてしまう。封建制度、地主制、さらには家父長制度への提言が込められている。映画『伊豆の踊子(1974)』映画『潮騒 しおさい(1975)』に続く山口百恵文芸シリーズ第三弾です。西河克己監督と山口百恵は相性良かったと思います。
西河克己監督の多彩な演出がわかる映画
映画『絶唱(1975)』のあらすじ・ネタバレ
山深い山陰の小さな村が舞台です。結婚式が厳かに行われようとしています。しかも花嫁が「死んで」います。すすり泣く声が聞こえます。クレジットを挟んで若い女、小雪(山口百恵) が泣きながら山を降りていきます。そして両親に「旦那様と若様が喧嘩した」と告げます。若様は園田順吉(三浦友和) は園田家の跡取り息子。街の令嬢との結婚が約束されています。しかしそれを断り、貧しい山番の娘である小雪と駆け落ちします。二人は慎ましやかに暮らしますが、戦争が忍び寄り二人は離れ離れになります。しかも小雪は結核に冒されて、、、。
映画『絶唱(1975)』の感想・内容
「とても悲しいお話です」「きつく重たい気分」になります
「とても悲しいお話です」もっと言うなら「きつく重たい気分」になります。
映画のトップカットが衝撃なのです。山陰の谷間に花嫁が訪れます。
しかも花嫁は「死んでいる」とナレーションで明かされるのです。
これから映画を観るのにそれは無いだろ!とツッコミを入れてしまいたのですが、そんなことはできません。映像が本当に厳かなのです。
いまの若い人が本映画『絶唱(1975)』を観てほしいです。エンタメ好きな人も、作品系が好きな人が、どんな反応をするのか個人的に知りたいからです。
山口百恵&三浦友和がスペインロケでハッピーエンド作品
悲哀映画の金字塔はやっぱりシェイクスピアです
山口百恵が唄う『山鳩の歌』がさらに重たい気持ちにさせる
物語は山陰地方の大地主の息子がど貧乏な娘と駆け落ちをしてまで結婚すると言うものです。
よくある『ロミオとジュリエット』状態ですが、決定的に違うのは片方が生き残るというラストです(いや、ひょっとしたら自死したのかもしれません)
トップカットの重たい雰囲気の後、キャストとスタッフのクレジットが流れます。そのバックに山口百恵が唄う『山鳩の歌』が聴こえてきます。
これがまた重たい歌なのです。歌詞に「死んでゆきます。一足先に」とあるのです。これを山口百恵が唄う事で、気分を一層重たくさせるのです。
そして次のカットは紅葉した山の風景の中、なぜか鉄砲の発砲音が「パーン」と響き渡ります。
そして小雪(山口百恵)が山を泣きながら駆け降りてきて、両親の正造(大坂志郎) とサト(初井言栄)に「旦那様と若様がケンカしたんです」と告げるのです。
この愛は本物だろうか、、、それとも偽りか、、、
「幸せになってほしい」という期待する感情も心に刻印させるのですが、、、
この演出は必見だと思います。とにかくこれでこの映画の結末は悲劇になる、と予感させるのです。
でもわたしたちは「いや、幸せになってほしい」という期待する感情も心に刻印させるのです。
さらに小雪の家族が地主制度の中、旦那様に対して絶対的な服従を強いられていた時代をはっきりと表しています。
正造が「旦那様に失礼したのか、お屋敷に迷惑をかけるな」などと言っています。時代は昭和17年となっていますので、戦前です。
ですから日本の田舎は地主制度で成り立っており、村人は封建的であり、そして家父長制度が加わりますから自由に生きる社会からは程遠い世界です。
富める者はますます富を築きますが、貧しい者はずっと貧しいのです。
わたしの道は「作家」しかない!
「山口百恵を貧乏・苦労キャラ」に据えたほうが断然良い
さて映画の内容ですが、本映画『絶唱(1975)』は山口百恵がど貧乏な娘で三浦友和が裕福な息子を演じています。
前作の映画『潮騒 しおさい(1975)』 しおさい(1975)』では山口がお嬢さんで三浦が貧乏漁師を演じていました。
その前の映画『伊豆の踊子(1974)』では山口は貧乏な踊子で三浦が割とお金のある学生を演じていましたから、順番で身分を入れ替えています。
こうやって二人の映画を観ているとやはり「山口百恵を貧乏・苦労キャラ」に据えたほうが断然良いような気がします。
「応援」したくなるからです。もちろん三浦友和の『潮騒 しおさい(1975)』 しおさい(1975)』での新治は好演でした。男らしさ全開でした。
自分で結婚相手を選べない時代があった
二人は身分の違いを乗り越えて村を出る「駆け落ち」があった時代
園田順吉(三浦友和) と小雪(山口百恵) の二人は身分の違いを乗り越えて村を出ます。駆け落ちです。
今ではあまり見かけなくなった愛の“表現”ですが、昔は結構あったようです。
大抵はお金持ちのボンボンと貧乏な少女という設定が多いです。これは世界的にも言える事です。
ディズニー映画などもそうです。王子様との結婚に女性の価値観を求める“女性像”が理想とされてきました。しかし、近年ではそういうステレオタイプ的な表現は好ましくありません。
時を駆け抜ける恋愛?
映画『絶唱(1975)』の結末・評価
女性の人生が最悪の形で終わる「戦争」
本映画映画『絶唱(1975)』では、女性の人生が最悪の形で終わっています。“死”です。
その死は結核による病死ですが、実はその背景にあるのは地主制度がもたらす弊害へと道筋をつなげますが、原作者の大江賢次は「戦争が全て悪い」と言っています。
西河克己監督も最後はそう締めくくっています。これはとても良い表現だと思います。(ただ個人的に“死”という出来事は必ずしも悲劇だと思いません。死は必ず訪れる宿命だからです)
妻への想いで戦禍をくぐり抜けてみせる!
大江賢次は単なる恋愛悲哀を描くのではなく「反戦」の物語を目論んだ
確かに身分が違う二人です。しかし駆け落ちをした事で地主制度からも解放され、自由になります。
貧乏ですが二人で力を合わせて暮らしています。そこへ戦争が忍び寄ってきます。そして園田順吉(三浦友和) は出征します。
その間、小雪は食べるために体を酷使して結核になります。もしここに順吉がいれば小雪は結核にならなかった可能性があるのです。あるいは寛解した可能性もあるのです。
原作者の大江賢次は単なる恋愛悲哀を描くのではなく「反戦」の物語を目論んで身分の違う二人を通して表現したのだと思います。
もちろん、地主制度で苦しむ農民の気持ちを強く代弁したことは言うまでもありません。
時代はエルサのように強く自由に生きる姿に共鳴
エンディングは結婚式と葬式を一緒に行うという前代未聞の演出
そして問題のエンディングは発表当時としては画期的だったのでは無いでしょうか。映像化するのはとても難しかったと思います。
なぜなら結婚式と葬式を一緒に行うという前代未聞の演出です。「めでたいのか悲しいのか」列席者の人たちの困惑する表情が見ものです。
さらに衝撃は続きます。結婚式を挙げた後、順吉は小雪を抱いてひっそりと山へ向かいます。「やっと二人っきりになったね」と言って木挽歌を唄うのです。そして小雪が見ていた樹にズームインして終わります。
1970年代の映画人たちの気概を感じずに入られない「超名作」
1970年代の日本映画は良作が多いと言われています。
もちろんアメリカン・ニューシネマの影響もありますが、やはり当時の映画人たちの気概を感じずに入られません。
このようなバッドエンドな映画は今ではヒットしないかもしれません。しかも一流のアイドル歌手を主演に迎えての本映画『絶唱(1975)』です。
実際、山口百恵文芸シリーズをリメイクするとしたら誰が演じられるのだろうかと空想してみますが、誰も浮かんできません。
美人であるか否かではなく、“薄明”をイメージさせてくれる女優さんが良いのです。そして嫌味がなくて応援したくなる女優さんです。誰も浮かんできません。
純愛は若さだけの特権ではありません
「戦争は悲惨で何も産まない」ことはわたし達は骨身に染みて知っている
ただ付け加えますが、戦後75年も経ちますと今さら過去の名作を映画化する必要が無いと言う声もあります。その通りかもしれません。
戦争は悲惨で何も産まないことはわたし達は骨身に染みて知っています。過去の墓起こしは必ずしも良い結果にならないのです。
ですからこの映画を観て、日本の古き悲しき時代を批判し、落ち込んだりする必要はありません。
ただ「こんな時代があった」「こんな女優さんがいた」と言うことを頭にいれておきましょう。
映画『絶唱(1975)』のキャストについて
小雪(山口百恵)
貧しい山番の娘で園田家へ奉公に行っている。順吉に思いを寄せる。山口百恵さんの演技が素晴らしく良くなってきました。第三弾ですから当たり前かもしれませんが、これほど“不幸”な女性が似合う人はいなかったのでは無いでしょうか。
園田順吉(三浦友和)
跡取り息子で大学生。身分の違いなど毛頭なし。好きになったら真っしぐらの好青年です。もう三浦友和はハンサムすぎます。なんという凛々しい顔なのでしょうか。見とれてしまいます。演技も「男」っぷりがたまらないです。
園田惣兵衛(辰巳柳太郎)
順吉の父親。古いしきたりを貫く昭和の男。大地主であるがため村人を支配している。何としても貧乏娘だけは嫁に取らないと決めている。辰巳柳太郎は適役だったと思います。
正造(大坂志郎)
小雪の父親。園田家の山を管理しているが、小雪の駆け落ちで仕事をなくす。小雪が園田家に失礼なことをしていないかが心配。良くどなる。 大坂志郎は家族には強い口調で園田家には従順な役をうまく演じていたと思います。
サト(初井言栄)
小雪の母。若い二人を応援したいが園田家のことが気がかり。惣兵衛が死んで「よかった」と言って真っ先に小雪を訪ねる。初井言栄さんの地主制に辟易としている演技が良かった。
美保子(木内みどり)
順吉の許嫁。親同士が決めた政略結婚であるが、順吉に惚れている。木内みどりは難しい役だったのでは無いでしょうか。政略結婚ではあるが、順吉への想いと小雪への嫉妬も出さなくてはいけなかったからです。もうすこし絡んでも良かったと思います。
大谷賢一(大和田伸也)
順吉の親友。二人を応援します。惣兵衛に直訴します。戦争へ行き、無事帰ります。二人の結婚式において祝辞を述べます。以前テレビで“オヤジ狩り”にあったと言っていたが、この映画を観ているととても誠実で腕力も強く見えるので信じられないと感じた。
まとめ 映画『絶唱(1975)』一言で言うと!
「戦争が無かったら幸せになっていた」
歴史や時代に「もし?」は禁句でありますが、本映画『絶唱(1975)』においては空想してみたいです。「もし、戦争が無かったら二人は幸せになっていたと思います」そうあって欲しいのです。現実の三浦友和さんと山口百恵さんがご結婚してお子さんを産んで幸せな家庭を築いたように、、、です。
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映画『絶唱(1975)』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
西河克己
構成
八住利雄
脚本
西河克己
原作
大江賢次
製作
堀威夫 笹井英男
撮影
萩原憲治
美術
佐谷晃能
音楽
高田弘
録音
福島信雅
照明
熊谷秀夫
編集
鈴木晄
助監督
中川好久
スチル
吉崎松雄
製作プロダクション
ホリ企画
小雪(山口百恵)
園田順吉(三浦友和)
園田惣兵衛(辰巳柳太郎)
源助(吉田義夫)
セキ(菅井きん)
正造(大坂志郎)
サト(初井言栄)
為吉(花沢徳衛)
ハマ(有崎由見子)
美保子(木内みどり)
大谷賢一(大和田伸也)
川田マサ(服部妙子)
佐野一夫(川口厚)
笹本卓治(武岡淳一)
田中敬(大家博)
吉原準平(藤江喜幸)
1975年製作/96分/日本
配給:東宝