映画『さくら』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「兄弟愛は禁断?」北村匠海&吉沢亮&小松菜奈共演の贅沢映画。「さくらの“脱糞”が招く幸せ!」

映画『さくら』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「兄弟愛は禁断?」北村匠海&吉沢亮&小松菜奈共演の贅沢映画。「さくらの“脱糞”が招く幸せ!」 2020年製作
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映画『さくら』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『さくら』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

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『さくら』
(119分/G/日本/2020)

【監督】
矢崎仁司
【原作】
西加奈子
【脚本】
朝西真砂
【製作】
大角正 山元一朗 久保雅一 山勝彦 関顕嗣
本庄浩樹 野口英一 中村一政
【企画】
宮下昇
【エグゼクティブプロデューサー】
高橋敏弘
【プロデューサー】
小松貴子 関顕嗣 宮下昇
【アシスタントプロデューサー】
中川幹也
【撮影】
石井勲
【出演】
北村匠海
小松菜奈
吉沢亮
小林由依 水谷果穂 山谷花純
加藤雅也 趙たみ和
寺島しのぶ
永瀬正敏
【HPサイト】
映画『さくら』公式サイト
【予告映像】
映画『さくら』トレーラー

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  1. 映画『さくら』のオススメ度は?
  2. 映画『さくら』の作品情報・概要
      1. LGBTQにテーマをおいた映画
  3. 映画『さくら』のあらすじ・ネタバレ
  4. 映画『さくら』の感想・内容
    1. 北村匠海くんと吉沢亮くんが高校生の役をやること自体が「嫌だった」
      1. 長澤まさみ演じる美しき“毒親”は邦画史上「最悪君臨」間違いなし!
    2. 西加奈子プラス矢崎仁司監督が組んだことで「新しい気持ち」を持って映画館を後にできた
      1. 吉永小百合も「毒親」クソ親父に悩みます
    3. さくらが家にやってきてからの家族の成長と喪失と再生の物語
      1. 河瀬直美に見つめる「家族」の目はどこへ向かっているのだろう?
      2. お兄ちゃん子の美貴がもたらすのは不幸か、、、、
      3. ムラ社会という閉鎖的な日本の「家族」っていまも存在します
    4. 矢崎監督が「愛が動機なら、やってはいけないことなんて何ひとつない」
      1. 14歳で第三夫人として嫁ぐ気持ちって、、、世界にはいろんな「家族」があります
    5. 小説も映画も深淵まで考察すると人間の“業”とか“欲望”などの感情の恐ろしさを表している問題作であり「名作」
      1. この町へ行けば表面的な「家族」を作れて楽かも
      2. 2年ぶりの帰省で家族は変わっているのか否か?
      3. きつい話です「息子が犯人?」かと思うと気が狂いそうです
    6. 美貴はずっとお兄ちゃん子でハジメにずっとくっ付いていく
      1. 本土の「家族」への想いが生還させてくれました
    7. 中学になり美貴はもう兄・ハジメへの想いは「禁断の愛」であるこに気がつく
  5. 映画『さくら』の結末・評価
    1. 「ハジメと優子 」が交際を始めたことが美貴の心をさらに追い込んでいく
      1. 国家の不正を告発したいが「家族」を路頭に迷わせるわけにはいかない、、、
    2. ハジメの自死はなぜ?誰のせいなのか?
      1. いつの日かこの人と「家族」を作りたいと願うも、、、
    3. 「手紙を隠す」イコール「悪いことをしている」というプレッシャーから美貴は心に闇を持つようになったと推測
      1. こんな温かくてほのぼのした「家族」って羨ましい
    4. さくらの危篤で家族がひとつのまとまっていく様が描かれている
      1. 草なぎくんのようなお母さんと「家族」になりたい
    5. 父・昭夫と母・つぼみは思慮深く「子どもを愛する」人間であることがわかるのです。
      1. 国を跨いだ「家族」の絆ってどうなるのだろうか?
      2. さくらにも「愛と青春の日々」が来てほしい
  6. 映画『さくら』のキャストについて
    1. 長谷川薫(北村匠海)
    2. 長谷川美貴(小松菜奈)
    3. 長谷川一(吉沢亮)
    4. 大友カオル(小林由依)
    5. 矢嶋優子(水谷果穂)
    6. 須々木原環(山谷花純)
    7. 溝口先史(加藤雅也)
    8. 長谷川つぼみ(寺島しのぶ)
    9. 長谷川昭夫(永瀬正敏)
  7. まとめ 映画『さくら』一言で言うと!
  8. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  9. 合わせて観たい映画
    1. 【家族がテーマの映画】
      1. 映画『朝が来る』
      2. 映画『罪の声』
      3. 映画『めぐり逢えたら』
      4. 映画『空に住む』
      5. 映画『ミッドナイトスワン』
      6. 映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
      7. 映画『浅田家!』
      8. 映画『望み』
      9. 映画『となりのトトロ』
      10. 映画『WAVES ウェイブス』
      11. 映画『ゴッドファーザーPARTIII』
      12. 映画『リメンバー・ミー』
      13. 映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
      14. 映画『ポルトガル、夏の終わり』
      15. 映画『フェアウェル』
      16. 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』
      17. 映画『借りぐらしのアリエッティ』
      18. 映画『この世界の片隅に』
      19. 映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
      20. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
      21. 映画『黒い司法 0%からの奇跡』
      22. 映画『ファイティング・ファミリー』
  10. 映画『さくら』の作品情報

映画『さくら』のオススメ度は?

5.0

5つです

これは是非とも観て欲しいです

西加奈子さんはすごい

矢崎仁司監督もすごい

若手俳優が良い

一番は北村匠海くんです

永瀬正敏さん「鼻水と涙」に泣けた

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映画『さくら』の作品情報・概要

直木賞作家・西加奈子原作『さくら』を映画監督の矢崎仁司が映像化。さくらは長谷川家の犬の名前。主演は『思い、思われ、ふり、ふられ』『君の膵臓をたべたい(2017)』の北村匠海。『青くて痛くて脆い』『キングダム』の吉沢亮、『糸』『閉鎖病棟 それぞれの朝』『さよなら くちびる』の小松菜奈、『赤い雪 Red Snow『ある船頭の話』永瀬正敏、そして寺島しのぶ、『望み』『二階堂家物語』の加藤雅也ら。

LGBTQにテーマをおいた映画

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映画『さくら』のあらすじ・ネタバレ

大学進学で東京へ行った長谷川薫(北村匠海) 2年ぶりに大阪へ帰省した。庭いじりをする母に向かって「さくらは元気?」が第一声だ。母は嬉しそうだ。実は長谷川家はある事件によって家族がバラバラになっている。父・長谷川一(吉沢亮) 2年前に家を出てしまった。妹・長谷川美貴(小松菜奈) は学校へ行かず引き篭もるような生活をしている。そして兄・長谷川一(吉沢亮) はもうこの世にはいない。2年ぶりに家族が揃う。薫がストーリーテーラーとなって長谷川家の幸せだった日々を振り返っていく。そして最後に長谷川家の愛犬さくらに刻々と死の瞬間が近づいてくる。一家は団結してさくらを助けようと大晦日の大阪市内を疾走する。

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映画『さくら』の感想・内容

北村匠海くんと吉沢亮くんが高校生の役をやること自体が「嫌だった」

「とても良い映画」です。正直言って本映画『さくら』はノーマークでした。

ノーマークというより実は北村匠海くんと吉沢亮くんが高校生の役をやること自体が「嫌だった」のです。もう彼らは良い年齢です。

実年齢からかなり離れた役をやるのは彼らの進歩にならないからです。

わたし自身北村匠海くんに大いなる期待をしています。もちろん吉沢亮くんにもです。そして小松菜奈さんに大きな期待をしているのです。

小松菜奈さんは中学生を演じていると聞いて絶句してしまったのです。

でもやっぱりわたしの背中を押したのは永瀬正敏さんと寺島しのぶさんが出演している映画だというところです。

この二人は演技派です。安っぽい映画には絶対に出ません。

予告で永瀬さんが鼻水を流している映像が流れていて、それに胸が「キュンキュン」してしまったのです。ですから観に行くことを決意しました。

長澤まさみ演じる美しき“毒親”は邦画史上「最悪君臨」間違いなし!

映画『MOTHER マザー』ネタバレ・あらすじ「長澤まさみ新境地の“毒親”に拍手喝采」感想「美女は悪女が似合う」結末「阿部サダヲの“クソ”っぷりに激怒」
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西加奈子プラス矢崎仁司監督が組んだことで「新しい気持ち」を持って映画館を後にできた

本映画『さくら』の一番素晴らしいのはやはり原作が良いのです。今や売れっ子で直木賞作家の西加奈子さんの小説を映像化したのが矢崎仁司監督です。

見事な映画をなっています。矢崎監督の演出が素晴らしいと思えるのは、本映画『さくら』は捉え方によっては「悲劇」「絶望」「死」が色濃く反映されがちです。

でも矢崎監督はそういう作風には持って行かなかったところです。

登場する家族に起きる出来事は究極的な絶望感に包まれる内容ですが、結末は「未来は続く」とか「希望を持って生きていこう」となるのです。

これが良かったと思います。特に現在のご時勢を鑑みるとやっぱり「明るい」お話が欲しいです。

コロナ禍という真っ暗闇を突き進んでいるわたし達に光明を当てるような映画が求めれれていると思うのです。

実際、アメリカのフィルムメーカーたちの多くは「肯定感が強い」作品や「大笑いできる」映画製作へと舵を取っているそうです。

ですから西加奈子プラス矢崎仁司監督が組んだことで本映画『さくら』は鑑賞した人たちの心の琴線に少なからず触れて、「新しい気持ち」を持って映画館を後にしたと思います。素晴らしい!

吉永小百合も「毒親」クソ親父に悩みます

さくらが家にやってきてからの家族の成長と喪失と再生の物語

さて本映画『さくら』はワンちゃんの名前です。このワンちゃんが家にやってきてからの家族の成長と喪失、再生の物語です。

運送会社で車両管理として働く長谷川昭夫(永瀬正敏)と妻・つぼみ(寺島しのぶ)には三人の子どもがいます。長男の長谷川一(吉沢亮) (はじめ)、長谷川薫(北村匠海) 、そして長女の長谷川美貴(小松菜奈) です。

長谷川家はとても仲睦まじく暮らしています。ある日、子犬をもらいます。もらった帰り道、桜の花びらを拾った美貴が「さくら」と名付けました。

河瀬直美に見つめる「家族」の目はどこへ向かっているのだろう?

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お兄ちゃん子の美貴がもたらすのは不幸か、、、、

三人はいつも一緒に遊んでいます。女の子の美貴は特に可愛がられます。

長男のハジメは野球の名手で学校でも地域でも大人気です。

次男の薫はちょっと控え目な性格で、兄とは違って表立った活躍していません。でも兄のことをヒーローとして尊敬しています。

美貴に至ってはハジメが人生の全てのような生活をしています。「お兄ちゃん」と甘えて片時も離れません。寝るときも一緒です。

しかし、兄・ハジメに彼女・矢嶋優子(水谷果穂) ができます。それをきっかけに美貴の心が微妙に狂い出していきます。問題はここなんです。

映画を鑑賞し終わってから「もし美貴が二人を祝福していたのなら」と思わずには入られません。

ムラ社会という閉鎖的な日本の「家族」っていまも存在します

矢崎監督が「愛が動機なら、やってはいけないことなんて何ひとつない」

美貴はハジメが優子を自宅に連れてくると「プイっ」として挨拶すらしません。敵視しています。

これは実際に仲の良い兄妹ではよくある出来事なのでしょうか?もちろん各家庭の状況によって異なりますが、正常な成長をした兄妹であるのなら同じ血縁とは離れたいと思うのが本能だと言われています。

でも美貴が兄・ハジメに恋心を抱くのは決して異常ではないと思うのです。

その点は矢崎監督が「愛が動機なら、やってはいけないことなんて何ひとつない」との行動哲学を貫いているので、わたしも賛成です。

言うなれば本映画『さくら』は美貴の「究極の愛の形」が完成されるのです。

つまり兄を愛する気持ちの最終形が「兄の死」を迎えることで完全に独占することを達成したのです。

14歳で第三夫人として嫁ぐ気持ちって、、、世界にはいろんな「家族」があります

小説も映画も深淵まで考察すると人間の“業”とか“欲望”などの感情の恐ろしさを表している問題作であり「名作」

このように文章で書くと昔の私小説の世界を彷彿されますが、西加奈子さんの文体は現代風にポップに書かれているので読みやすいところも人気の秘密でしょう。

しかしながら小説も映画も深淵まで考察すると人間の業とか、欲望などの感情の恐ろしさを表している問題作であり、「名作」であると言えます。

しかも矢崎監督の映画表現もとてもポップな感じがするので若者にも受け入れられると思います。

この町へ行けば表面的な「家族」を作れて楽かも

2年ぶりの帰省で家族は変わっているのか否か?

さて本映画『さくら』の主人公はワンちゃんのさくらになるのでしょうが、実際は長谷川薫(北村匠海) です。

薫がストーリーテーラーとなって物語を先導します。

大学生の薫が東京から2年ぶりに大阪に帰省するところから始まります。真っ先に庭へ行ってさくらに会いに行きます。でもいません。

母が庭で草むしりをやっています。母の性格はいつも明るく穏やかです。父がさくらの散歩を終えて帰ってきます。

久しぶりに見たさくらは少し痩せているようです。実は父は2年間、家出をしていました。その家出の理由が語られていきます。

つまり本映画『さくら』は薫の回顧録になって展開されるのです。

きつい話です「息子が犯人?」かと思うと気が狂いそうです

美貴はずっとお兄ちゃん子でハジメにずっとくっ付いていく

さくらを家族に迎え入れてから長谷川家は狭い家から引っ越して家を持ちました。三人兄妹は一人部屋を持ちます。

でも美貴は相変わらずお兄ちゃん子で、ハジメにずっとくっ付いています。

美貴はハジメのことは「お兄ちゃん」と呼びますが、薫のことは「薫」と呼び捨てにしています。

家族は新居でさくらの面倒をしっかりと見ます。散歩も率先して連れていきます。

これはわたしの経験ですが、最初こそワンちゃんと可愛がりますが、そのうち散歩へ連れて行くのが面倒くさくなって、全部親まかせになってしまうという犬にとっては本当に「ありがた迷惑」現象はこの長谷川家族にはありません。

本土の「家族」への想いが生還させてくれました

中学になり美貴はもう兄・ハジメへの想いは「禁断の愛」であるこに気がつく

長谷川家のヒーローはやっぱりスポーツ万能のハジメでした。野球でも類ない能力を発揮して女子にモテモテです。

普通の兄弟であるなら兄に嫉妬してしまうところですが、薫の性格が大人しいから、兄への憧れを強くしていきます。

妹の美貴はもう兄・ハジメのことが好きで好きでたまりません。でも中学生にもなるとそれが「禁断の愛」であることがわかったようで、愛の矛先を同性の大友カオル(小林由依) へ向けます。

ここはLGBTQ問題への理解を提起していると思われます。

これも素晴らしいです。特にカオルが卒業式で「美貴への愛」の告白を全校生徒の前で言い放つ場面には涙が溢れました。

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映画『さくら』の結末・評価

「ハジメと優子 」が交際を始めたことが美貴の心をさらに追い込んでいく

そして、最大の事件は「ハジメと優子 」が交際を始めたことです。美貴以外の家族は温かく見守ります。優子は全く愛想がありません。

母子家庭で育っており、しかも母親が次々と男を家に引き入れている状況です。ですから世間を「斜に見ている」のです。挨拶もろくにしない女の子なんです。

でもハジメと付き合ううちに愛想も良くなり、そして最初こそ無視したさくらを可愛がるように変身していくのです。

しかしながら優子の母親の新しい男と一緒に福岡へ引っ越してしまうのです。

それによってハジメは絶望していくのです。

高校生とはいえ、深く愛し合い、将来は結婚を約束した二人にとっては大阪と福岡の距離はとてつもなく遠いものでした。

国家の不正を告発したいが「家族」を路頭に迷わせるわけにはいかない、、、

望月衣塑子原案 映画『新聞記者』“忖度政権”に切り込む勇気 ラストのツメが甘い ネタバレ・あらすじ・評価・感想
現政権の大学設置問題に着目して製作された映画。いわゆる“忖度”を題材にしている。正義ある女性記者の真実とは何かを追い求めて格闘する。内部告発を決意する国家公務員の苦悩も描いている。また政府の中枢では情報操作が公然と行われているような描写もあり、衝撃的な内容となっている。2019年のこの時期に公開された意味は大きい。『新聞記者』2019年公開の日本映画。東京新聞所属・望月衣塑子さんの同名の完全フィクション作品を原案に脚色。製作総指揮をとった河村光庸氏の手腕が大きい。スターサンズ製作。若手女性新聞記者と若手エリート官僚の対峙と葛藤を描く社会派サスペンスフィクションとして編んだ名作。監督は藤井道人、主演はシム・ウンギョン、松坂桃李。多くの日本の女優たちが尻込みして出演を見送ったため韓国出身のシム・ウンギョンが抜擢、若干日本語に難があるが体当たりで演じている。ラストの松坂の言葉が何かが話題になった。望月衣塑子さん著作『新聞記者』をモチーフの製作されている。先の『森友・加計問題』に端を発した政治不信は記憶に新しいが、本映画には政府の権力構造にもメスを入れて描いている。邦画において現政権に対してここまで描いた心意気は褒められる。もしこれが政府の内幕の真実であれば恐ろしい。

ハジメの自死はなぜ?誰のせいなのか?

二人は文通で愛を育みますが、優子からの手紙が途絶えます。そして二人は別れます。

その後、ハジメは大学に進学します。ずっと優子への想いは変わっていません。

ハジメが大学から帰省した時にさらなる事件が起きます。「交通事故」に合うのです。

そしてハジメは下半身不随と右顔面に大きな裂傷を負い、人生に暗雲が立ち込めるのです。

自宅療養しますが、精神的にはいつもヤケクソ状態です。自由に動かない体、そして絶望感から家族に八つ当たりを繰り返します。

ある日、ハジメは車椅子でさくらの散歩へ出かけます。

そして首を吊って自死します。

ポケットの中に「この身体で、また年を越すのが辛いです。ギブアップ」との走り書きがありました。

いつの日かこの人と「家族」を作りたいと願うも、、、

「手紙を隠す」イコール「悪いことをしている」というプレッシャーから美貴は心に闇を持つようになったと推測

このハジメの自殺は長谷川家に暗い影を落とします。この事件から家族はバラバラになっていくのです。

実はハジメと優子はの愛を終わらせたのは美貴だということが明かされます。美貴はハジメのことが好きで好きでたまりませんでした。

そして優子から送られてくる手紙をポストから抜き取って、ランドセルの中に隠していたのです。しかも美貴に勝手に返事を出していました。

兄・ハジメの筆跡を真似て「好きな人ができました。もう手紙も要らない、電話をかけてこないでください」と。

しかし時すでに遅しです。兄は交通事故に遭ってしまいました。

美貴が精神的におかしくなっていく様に違和感を持って観ていましたが、この時に美貴が発した「助けて」という言葉で全てがわかりました。

自分の中では単なるイタズラだったのでしょう。

もちろん、愛する兄を誰にも渡したくないという気持ちもありました。

でもそのことが原因で兄が交通事故に遭うとは夢にも思わなかったです。

「手紙を隠す」イコール「悪いことをしている」というプレッシャーから美貴は心に闇を持つようになったと推測できます。

ここの小松菜奈さんの演技は素晴らしいです。悲観的であり、絶望的であり、そして悪魔的なのです。

ちょっと白痴っぽい雰囲気が恐ろしいのです。

こんな温かくてほのぼのした「家族」って羨ましい

さくらの危篤で家族がひとつのまとまっていく様が描かれている

ハジメの死後、美貴は学校へ行かなくなり、母はアルコールに溺れます。さくらも喋らなくなります。

そして父・長谷川昭夫(永瀬正敏)は家出をします。薫は東京の大学へ行きます。家族はバラバラになって行きます。

そして冒頭の薫の帰省の場面に戻ります。父はハジメを失ったショックで家出しました。

家を守るのは母・つぼみです。何も不平不満を言いません。でもここでつぼみがブチ切れます。

さくらの容態が悪くなったのを機につぼみの怒りが爆発します。「お父さんは勝手に逃げて」と大声をあげて泣くのです。

おそらく一番悲しみを背負っていたのはつぼみだったのではないでしょうか。さくらの容態がどんどん悪くなります。しかも大晦日です。

ペット病院は閉まっています。昭夫は「病院へ行こう」と行って、つぼみ、薫、美貴を車に乗せて大阪中を走り回ります。

後部座席でさくらを抱く美貴は涙が止まりません。そして無謀運転を繰り返す昭夫を警察車両が止めます。

草なぎくんのようなお母さんと「家族」になりたい

父・昭夫と母・つぼみは思慮深く「子どもを愛する」人間であることがわかるのです。

このように本映画『さくら』は最後の最後は崩壊した家族が再びひとつにまとまる形で終わっています。

さくらの「へ」や「脱糞」が結構なキーになっていることも忘れてはいけません。

父・昭夫が美貴に「あのランドセルは捨てたからな」という場面も良かったです。運転しながらさりげなくいうのです。

もし毒親であったなら「美貴、お前のせいでハジメが死んでしまったのだ!」と言い放つでしょう。

しかし本映画『さくら』ではそんな下品かつ無知性・無教養なことは言いません。

父・昭夫は思慮深く「子どもを愛する」人間であることがわかるのです。素晴らしいです。本当に素晴らしい映画でした。

国を跨いだ「家族」の絆ってどうなるのだろうか?

*美貴がハジメに寄せる気持ちは本物の愛であったと思います。美貴はハジメのベッドで、ハジメからもらったクルミを使って自慰をします。「お兄ちゃん」と言って泣きます。天井から優子の手紙が降り注がれます。この演出は秀逸です。美貴が自分の罪を悔い改めると当時にハジメと優子に許しを乞うことで、「再び生きたい」と訴えているようです。

さくらにも「愛と青春の日々」が来てほしい

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映画『さくら』のキャストについて

長谷川薫(北村匠海)

次男・薫を演じています。成績優秀です。兄をヒーローとしています。童貞も捨てます。高校生から大学生までを演じています。当初、流石。に北村くんの「高校生姿は無理」と思いましたが、違和感なく観ることができました。「すっごく良い演技」でした。北村匠海くんには今後、殺人犯やヤクザなどのキャラクターを演じて欲しいです。将来がとても楽しみです。

長谷川美貴(小松菜奈)

長谷川家の長女。思いっきり甘やかされて育ってます。お兄ちゃん子です。ハジメを誰にも渡したくない女の子。小松菜奈さんはとにかく綺麗です。足が長いです。最初、中学生は「無理でしょ」と思いましたが、すんなり観れてしまいました。表情に狂気を感じました。白痴的なのです。『さよなら唇』の時の演技を思い出させてくれました。良かったです。

長谷川一(吉沢亮)

長谷川家の長男。成績優秀、スポーツ万能。女子から人気者。優子と恋愛したが、終わったことで堕落していく。そして交通事故で半身不随。さらに自殺。とにかく「カッコいいです」本当に素晴らしい役者です。知性教養が溢れた演技でした。

大友カオル(小林由依)

美貴の同級生。レズビアンをカミングアウト。卒業式の独演は胸に来るものがありました。小林由依さんは表情が良いですね。人懐っこい笑顔で明るさが弾けています。

矢嶋優子(水谷果穂)

ハジメの恋人。ツンケンしています。でもその後、ハジメの優しさにほだされて穏やかな顔になっていきます。水谷果穂さんは映画初出演ということで若干、力みがみられる演技でした。今後に期待。

須々木原環(山谷花純)

学校一の秀才で帰国子女。性に奔放。山谷花純さんは色っぽいですね。まさに小悪魔って感じでした。

溝口先史(加藤雅也)

女性へ性転換した人。まさかの加藤雅也さんで驚きました。良い演技だったと思います。

長谷川つぼみ(寺島しのぶ)

母親。穏やかで温かく、心優しい。でも芯はしっかりと座っている人。やっぱりて寺島しのぶさんが画面に出ると「違う」のです。引き締まるというか。「あ、この人の演技を絶対に観たい」って思わせる女優さんです。

長谷川昭夫(永瀬正敏)

父親。優しいですね。本当に良いお父さんです。永瀬正敏さんは日本の映画界をずっと牽引してきた人です。ほとんどテレビには出ません。そこが映画ファンを虜にしているところです。絶対に映画だけに出続けて欲しいです。もしテレビに出たらファンがガッカリするでしょう。

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まとめ 映画『さくら』一言で言うと!

「愛が動機なら、やってはいけないことなんて何ひとつない」

矢崎仁司監督の言葉通りだと思います。兄妹であったも愛し合っても良いと思います。でも美貴もまさかハジメが自死するとは思わなかったのではないでしょうか。でも自死したことで「完全に自分のものになった」から満足しているのかもしれません。生きるに当たって自分を許すことが難しい人と容易にできる人がいます。美貴は前者だと思います。

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不条理すぎる映画『ドッグマン』実話の解説・感想・ネタバレ・あらすじ・評価。マッテオ・ガローネ監督の描く人間の本質は闇だ。
【ネタバレ考察】映画『愛と青春の旅だち』あらすじ「ラストの主題歌で感涙」感想「フォーリー軍曹はアカデミー賞受賞」結末
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のあらすじ・ネタバレ「グッズが欲しくなる」解説「 興行収入好調!」感想「荒木飛呂彦漫画」評価
映画『第三夫人と髪飾り』ネタバレ・あらすじ「一夫多妻の時代“愛のレッスン”は芸術的“官能美”」感想「新しい才能アッシュ・メイフェア監督登場」結末「現代ベトナム女性は自由?」
映画『ホタル』ネタバレ・あらすじ「高倉健さん悲痛」「反日メディア製作の虚飾映画」感想「特攻の母も泣いている」結末
映画『ふりむけば愛』ネタバレ・あらすじ「山口百恵と三浦友和が結婚を決意したサンフランシスコロケ」感想「大林監督恐るべし!」結末
山口百恵出演映画全リスト三浦友和との愛の軌跡が見える『伊豆の踊子』から『古都』
映画『劇場版 アーヤと魔女』ネタバレ・あらすじ「したたかな少女アーヤに好感」感想「声優は平澤宏々路」結末。
映画『ヘルドッグス』ネタバレ・あらすじ「相関図を見ないとわからない」感想「松岡茉優が可愛い」結末「続編あるでしょ!」

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合わせて観たい映画

【家族がテーマの映画】

映画『朝が来る』

河瀬直美は徹底的に「家族」のあり方にこだわっています

映画『朝が来る』ネタバレ・あらすじ「朝斗のまなざし」描く河瀬直美監督最高!「“不妊治療”と“特別養子縁組”制度」への理解「世界を目指す」蒔田彩珠の好演!感想・結末。
映画『朝が来る』ネタバレ・あらすじ「朝斗のまなざし」描く河瀬直美監督最高!「“不妊治療”と“特別養子縁組”制度」への理解「世界を目指す」蒔田彩珠の好演!感想・結末。映画『朝が来る』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『朝が来る』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『朝が来る』の作品情報・概要『朝が来る』 英題『True Mothers』カンヌ国際映画祭で高く評価されている河瀬直美監督が辻村深月による長編ミステリー小説である『朝が来る』を映画化。子どもが出来ない夫婦は不妊治療を諦め、特別養子縁組制度を用いて子どもを迎え入れる。その子どもの実母は中学生で妊娠してしまいやむをえず子供を手放してしまう。しかし両者は数年後に対面する。変わり果てた実母の要求は「子どもを返してくれ、出来なければお金をくれ」出演は永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子。

映画『罪の声』

あの声を録音した母には恨みはない

映画『罪の声』実話?ネタバレ・あらすじ「団塊の世代はfossil(化石)」「学生運動」の残党が真犯人?感想「小栗旬は俳優最盛期と言える」結末「身勝手な正義を強要した悲劇」
映画『罪の声』実話?ネタバレ・あらすじ「団塊の世代はfossil(化石)」「学生運動」の残党が真犯人?感想「小栗旬は俳優最盛期と言える」結末「身勝手な正義を強要した悲劇」 映画『罪の声』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『罪の声』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『罪の声』の作品情報・概要『罪の声』(つみのこえ)塩田武士のサスペンス小説。講談社にて2016年発表。『グリコ・森永事件』をモチーフに“子どもの声”を主軸に解き明かす物語。塩田武士が大学生時代に本事件関連の書籍を読み「自分と同世代の子どもの声が」に衝撃を受けて構想を練る。実に20年近くかけて書き上げる。映画化には土井裕泰監督で小栗旬と星野源のW主演で公開。

映画『めぐり逢えたら』

パパに「新しい奥さんを!」と願う息子が健気です

映画『めぐり逢えたら』ネタバレ・あらすじ「ラブコメの女王決定!」メグ・ライアン可愛い「欲求不満男」トム・ハンクス。感想「エンパイアーステートでハッピー」結末。
映画『めぐり逢えたら』ネタバレ・あらすじ「ラブコメの女王決定!」メグ・ライアン可愛い「欲求不満男」トム・ハンクス。感想「エンパイアーステートでハッピー」結末。映画『めぐり逢えたら』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『めぐり逢えたら』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『めぐり逢えたら』の作品情報・概要『めぐり逢えたら』原題『Sleepless in Seattle』1993年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。ノーラ・エフロン監督、トム・ハンクス、メグ・ライアン主演。本作は1957年のケーリー・グラントとデボラ・カー出演映画『めぐり逢い』にヒントを得ている。1998年に脚本・監督ノーラ・エフロン、主演のトム・ハンクスとメグ・ライアンの同じ顔合わせで、『ユー・ガット・メール』が公開された。原題を直訳すると「シアトルの眠れぬ男」になる。映画の主軸はどちらかというとボルチモアに住むアニーの結婚前の心模様の方が強く描かれている。

映画『空に住む』

ネコだけが家族?

映画『空に住む』ネタバレ・あらすじ「空疎な東京タワーマンション」と「人情平屋家屋」の高低差。感想「未来へ歩き出す三人の女性たちを描く」結末はハッピー?
映画『空に住む』ネタバレ・あらすじ「空疎な東京タワーマンション」と「人情平屋家屋」の高低差。感想「未来へ歩き出す三人の女性たちを描く」結末はハッピー?映画『空に住む』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『空に住む』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『空に住む』の作品情報・概要『ユリイカ』(第53回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞し)『共喰い』で菅田将暉に衝撃を与えた青山真治監督の7年ぶりの新作。EXILEなど人気アーティストの歌詞を手掛けてきた作詞家・小竹正人の小説を大胆に映像化し女性の生き方に重厚感を持たせている。多部未華子、岸井ゆきの、美村里江、岩田剛典らが出演。創造力がある青山真治ならでは作品。

映画『ミッドナイトスワン』

「わたしがあなたの母親になってみせる」

映画『ミッドナイトスワン』ネタバレ・あらすじ「草なぎくんこそ“母親”だ」感想「LGBTQ」の知識が深まる「未来に伝えたい」映画!結末「アカデミー賞2冠達成!」
映画『ミッドナイトスワン』ネタバレ・あらすじ「草なぎくんこそ“母親”だ」感想「LGBTQ」の知識が深まる「未来に伝えたい」映画!結末。映画『ミッドナイトスワン』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ミッドナイトスワン』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ミッドナイトスワン』の作品情報・概要『下衆の愛』『全裸監督』の内田英治監督最新作。LGBTQをテーマに製作したドラマ映画。本映画『ミッドナイトスワン』は「T」のトランスジェンダーの苦悩や葛藤から差別・偏見を描いている。心の痛みと体の痛みの双方の描き方が素晴らしい。さらにDV・虐待をする“毒親”から脱出して夢を掴み取る少女の成長も交えて描く感動作。草なぎ剛主演。 服部樹咲は映画初出演。初々しい演技にドキドキする。

映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』

「生まれ育った家を取り戻したい」だけ、、、

A24映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』ネタバレ・あらすじ「格差社会」を新感覚で描く芸術映画!結末は「東京の未来の姿」が見えた。
A24映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』ネタバレ・あらすじ「格差社会」を新感覚で描く芸術映画!結末は「東京の未来の姿」が見えた。映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』の作品情報・概要『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』原題『The Last Black Man in San Francisco』2019年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はジョー・タルボット。本作がデビュー作品である。主演はジミー・フェイルズとジョナサン・メジャース。A24製作で製作総指揮はブラッド・ピット。ジョー・タルボットとジミー・フェイルズは幼馴染の親友。二人が体験したサンフランシスコでの出来事を映画化しようKickstarterを通して資金調達して製作。

映画『オン・ザ・ロック』

「娘が離婚の危機だって?」張り切る父親をビル・マーレイが好演

A24映画『オン・ザ・ロック』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。ソフィア・コッポラがウディ・アレン越えを狙う!ビル・マーレイの優しさが沁みる「親娘映画」
A24映画『オン・ザ・ロック』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。ソフィア・コッポラがウディ・アレン越えを狙う!ビル・マーレイの優しさが沁みる「親娘映画」映画『オン・ザ・ロック』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『オン・ザ・ロック』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『オン・ザ・ロック』の作品情報・概要『オン・ザ・ロック』原題『On the Rocks』2020年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画。ソフィア・コッポラ監督作品。主演は映画『デッド・ドント・ダイ』のビル・マーレイ。ラシダ・ジョーンズとマーロン・ウェイアンズ共演。AppleがA24と複数年の契約を結んだことも話題となる。2020年10月2日に劇場公開された後、10月23日にApple TV+で配信される。ネットフリックスと同じビジネス戦略をとっている。

映画『浅田家!』

写真を通して「家族愛」を深める映画

映画『浅田家!』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也は「共演者を光らせる」唯一無二の俳優である。結末はハッピーエンド!
映画『浅田家!』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也は「共演者を光らせる」唯一無二の俳優である。結末はハッピーエンド! 映画『浅田家!』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也は「共演者を光らせる」唯一無二の俳優である。結末はハッピーエンド!映画『浅田家!』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『浅田家!』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『浅田家!』の作品情報・概要『浅田家!』2020年10月2日公開の日本映画。『長いお別れ』の中野量太監督作品。主演は映画『硫黄島からの手紙』二宮和也。「浅田家」で第34回 木村伊兵衛写真賞(2008年度)受賞した写真家・浅田政志の写真集『浅田家』と『アルバムのチカラ』を原案として映画化された。写真と通して家族の大切さを訴求した名作と言える。黒木華、妻夫木聡。

映画『望み』

少年犯罪に巻き込まれた息子の安否を巡って、、、

映画『望み』ネタバレ・あらすじ・感想・結末「息子は加害者か被害者か」崩壊する家族「世間体」も気になる映画。
映画『望み』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「息子は加害者か被害者か」崩壊する家族「世間体」も気になる映画。映画『望み』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『望み』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『望み』の作品情報・概要『望み』2020年公開のドラマ映画。殺人事件で行方不明となった息子を巡って「加害者か、それとも被害者か」揺れ動く家族の心情を描いている。マスコミのバッシング、遠ざかる知り合い、そして夫婦の価値観の相違などを家を通して描いている。原作は雫井脩介の長編小説。堤幸彦監督作品(映画『十二人の死にたい子どもたち』)主演は堤真一(映画『一度死んでみた』)共演は石田ゆり子(映画『マチネの終わりに』)、清原果耶(映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』)岡田健史。

映画『となりのトトロ』

やっぱり家族みんなで暮らしたい

映画『となりのトトロ』ネタバレ・あらすじ・感想。「都市伝説」を生む名作ファンタジーは“家族愛”が一番大切と教えてくれる。
映画『となりのトトロ』ネタバレ・あらすじ・感想。「都市伝説」を生む名作ファンタジーは“家族愛”が一番大切と教えてくれる。映画『となりのトトロ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『となりのトトロ』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『となりのトトロ』の作品情報・概要『となりのトトロ』英題『My Neighbor Totoro』1984年スタジオジブリ製作による長編アニメーション映画。宮崎駿監督作品。音楽は久石譲。昭和30年代前半の埼玉県所沢市を舞台にしたファンタジー映画。肺を病んだ母親のために田舎へ引っ越した草壁一家。12歳のサツキと4歳のメイは不思議な生き物に出会う。子どもにしか見えないトトロとの交流を通じて「母への想い」を噛み締めながら少しずつ成長していく物語。

映画『WAVES ウェイブス』

高校生の息子が殺人犯になってしまった、、、

映画『WAVES ウェイブス』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。美しい映像&音楽の中で展開する「若者の“恋”と“挫折”」から見える“家族愛”
映画『WAVES ウェイブス』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。美しい映像&音楽の中で展開する「若者の“恋”と“挫折”」から見える“家族愛”。映画『WAVES ウェイブス』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『WAVES ウェイブス』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『WAVES ウェイブス』の作品情報・概要 『WAVES/ウェイブス』原題『Waves』は2019年のアメリカ合衆国の青春映画。トレイ・エドワード・シュルツ監督。主演は『ルース・エドガー』のケルヴィン・ハリソン・Jrと『エスケープ・ルーム』テイラー・ラッセル。共演は『ある少年の告白』『ベン・イズ・バック』のルーカス・ヘッジズ。音楽はトレント・レズナー アティカス・ロス、その他カニエ・ウエストも提供している。

映画『ゴッドファーザーPARTIII』

イタリア人の家族愛は深すぎる

映画『ゴッドファーザーPARTIII』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「家族愛」テーマにコッポラの「家族愛」が強すぎて不評となった映画。
映画『ゴッドファーザーPARTIII』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「家族愛」テーマにコッポラの「家族愛」が強すぎて不評となった映画。映画『ゴッドファーザーPARTIII』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ゴッドファーザーPARTIII』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『ゴッドファーザーPARTIII』の作品情報・概要 『ゴッドファーザー PART III』原題:『The Godfather Part III』は、1990年に公開されたアメリカ合衆国の映画。監督はフランシス・フォード・コッポラ。脚本はまマリオ・プーゾと共同執筆。『ゴッドファーザー PART Ⅱ』より16年を経て製作された。コッポラファミリー終結の作品。主演女優に娘のソフィア・コッポラを据えている。評価・興行は過去作と比べると程遠いものだった。

映画『リメンバー・ミー』

死んでしまった父を呼び戻すのだ!

映画『リメンバー・ミー』ネタバレ・あらすじ・感想。金曜ロードSHOW!ピクサー最高映画。家族愛と少年の夢への挑戦。メキシコの「死者の日」が美しい。
映画『リメンバー・ミー』ネタバレ・あらすじ・感想。あなたは泣ける?泣けない?金曜ロードSHOW!テレビ初登場!ミゲルの歌・歌詞がすばらしい!ピクサー最高映画作品。家族愛と少年の夢への挑戦。メキシコの「死者の日」が美しい映画です。「それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。」映画『リメンバー・ミー』の詳細な解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介!物語のラストまで解説しています。ディズニーサイト公式などでの、作品情報・キャスト情報のご確認ができます。

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』

てんやわんやの家族物語

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』ゴタゴタホームコメディではない。社会が抱える諸問題を代弁した作品 ネタバレ・あらすじ・感想・評価
巨匠、ガブリエレ・ムッチーノ監督がハリウッドから帰国して本作を撮った。家族を通して社会が抱える問題の関係性の持つエネルギーについて描いている。久しぶりに会った親族はどこかよそよそしい。嵐で二日間缶詰めになることでお互いが抱える問題をぶつけ合う。罵詈雑言が続くがイタリア語が気持ちよく観ていて楽しい。

映画『ポルトガル、夏の終わり』

終活のためにみんなを集めたが、、、

映画『ポルトガル、夏の終わり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。イザベル・ユペール主演映画は人生の終活は「夕日にあり」
映画『ポルトガル、夏の終わり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。イザベル・ユペール主演映画は人生の終活は「夕日にあり」映画『ポルトガル、夏の終わり』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ポルトガル、夏の終わり』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ポルトガル、夏の終わり』の作品情報・概要『ポルトガル、夏の終わり』原題『Frankie』2019年に公開された米仏葡合作のドラマ映画である。アイラ・サックス監督作品。イザベル・ユペール主演。ユベールがアイラ・サックスの『リトル・メン』を観て、手紙を書いてニューヨークで会い意気投合。アイラがすぐさま脚本を書き映画化された。死を目前にして襲われる感情を表現することの無力さを描いている。

映画『フェアウェル』

生まれは中国で育ちはアメリカ「わたしはわたし」

映画『フェアウェル』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。圧巻オークワフィナの「存在力」「ガン告知するか否か」を通して自身を知る物語!
映画『フェアウェル』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。圧巻オークワフィナの「存在力」「ガン告知するか否か」を通して自身を知る物語! 映画『フェアウェル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『フェアウェル』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『フェアウェル』の作品情報・概要『フェアウェル』原題『The Farewell』2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はルル・ワン、主演はオークワフィナ。本作はルル・ワン監督の実体験を題材にしている。2017年に出演したラジオ番組『ディス・アメリカン・ライフ』で語った「What You Don't Know」を原作としている。2019年7月12日に4館のみの限定公開であったが、話題となり全米704館まで拡大。主演のオークワフィナはゴールデングローブ賞で主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を獲得した傑作。

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』

ほんわか家族に癒される映画です

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『新聞記者』の藤井道人監督新作は“ファンタジー作品”「ほっこり」します。
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『新聞記者』の藤井道人監督新作は“ファンタジー作品”「ほっこり」します。映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』の作品情報・概要『宇宙でいちばんあかるい屋根』は小説家、児童文学作家、翻訳家、エッセイスト、イラストレーターである野中ともその長編ファンタジー小説を映画化した作品。多感な中学3年生の少女・つばめが屋上で出会った老婆「星ばあ」とひと夏の交流を通して、恋、家族との絆を「屋根の大切さ」を通して描いている。脚本・監督は『新聞記者』の藤井道人。出演は清原果耶、伊藤健太郎、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗、坂井真紀、吉岡秀隆、桃井かおりら。

映画『借りぐらしのアリエッティ』

小人家族の小さな幸せ物語

映画『借りぐらしのアリエッティ』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。声優が豪華!「歌詞が可愛い」歌・セシル・コルベル「翔もアリエッティも生きている」
映画『借りぐらしのアリエッティ』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。声優が豪華!「歌詞が可愛い」歌・セシル・コルベル「翔もアリエッティも生きている」映画『借りぐらしのアリエッティ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『借りぐらしのアリエッティ』ジブリ公式サイト、IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『借りぐらしのアリエッティ』の作品情報・概要 『借りぐらしのアリエッティ』英題『The Borrower Arrietty』スタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画。監督は本作が初監督作品となる米林宏昌。通称“麻呂”。イギリスの児童文学作家メアリー・ノートンの著書『床下の小人たち』が原作。人間の家に隠れて暮らしモノを“借り”ながら暮らしている小人アリエッティと少年翔の交流を描いている。セシル・コルベルの歌が評判になる。声優が豪華と話題になる。志田未来、 神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林。

映画『この世界の片隅に』

優しい家族と乗り越える

映画『この世界の片隅に』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。こうの史代+片渕須直×のんちゃんで邦画史上最高映画決定!「いま“片隅”にある平和に感謝したい」
映画『この世界の片隅に』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。原作こうの史代+片渕須直×のんちゃんで邦画史上最高映画決定!「いま“片隅”にある平和に感謝したい」映画『この世界の片隅に』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『この世界の片隅に』公式サイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『この世界の片隅に』の作品情報・概要『この世界の片隅に』(このせかいのかたすみに)作家・こうの史代の同名漫画を映画化。『アリーテ姫』『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督・脚本の長編アニメーション映画。資金調達に困窮し、クラウドファンディングを募って資金を集める。2016年11月12日に日本国内63館で封切られた。しかしすぐに公開規模を累計484館(2019年10月31日時点)まで拡大してロングランとなる。

映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』

アメリカ人好きな家族映画の決定版

映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』ネタバレ・あらすじ・感想。“走る”シアーシャ・ローナンが全女性に「勇気と希望」を与えてくれる。
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映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』

家族で農場経営って本当に理想的です

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』あらすじ・感想。自然の摂理に驚異。オーガニックライフ実現の夫婦に羨望とジェラシー。
映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』あらすじ・感想。自然の摂理に驚異。オーガニックライフ実現の夫婦に羨望とジェラシー。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の作品情報・概要 テレビ番組や映画の自然映像のキャメラマンのジョン・チェスター とオーガニックな食材を用いる料理家のモリーが自給自足が可能な農場を作り上げるまでの8年間をドキュメンタリーとして描いた作品。監督・脚本は夫はジョン・チェスター 自身。様々な困難に打ち克ちながら夢の実現へ向かう二人の軌跡を美しい自然映像と共に写し取っている秀作。

映画『黒い司法 0%からの奇跡』

絶対に「無実」だと信じる強い家族

映画『黒い司法 0%からの奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想。アメリカの光と陰。「正義の反対は貧困である」
映画『黒い司法 0%からの奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想。アメリカの光と陰。「正義の反対は貧困である」 映画『黒い司法 0%からの奇跡』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『黒い司法 0%からの奇跡』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。『黒い司法 0%からの奇跡』原題『Just Mercy』2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。デスティン・ダニエル・クレットン監督作品。主演はマイケル・B・ジョーダン。本作はブライアン・スティーヴンソンが2014年に発表したノンフィクション『黒い司法 死刑大国アメリカの冤罪』を原作としている。ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソン共演。人種差別と死刑制度問題を絶妙に内包する物語。

映画『ファイティング・ファミリー』

家族の夢を実現するために「わたしは戦う!」

映画『ファイティング・ファミリー』ネタバレ・あらすじ・感想。プロレスこそアメリカン・ショービジネスの最高峰のエンターテイメントである。大感動間違い無し。
映画『ファイティング・ファミリー』は2019年のアメリカ合衆国・イギリスの伝記映画。監督は『蜘蛛の巣を払う女』などに俳優として出演したスティーブン・マーチャント。脚本を手がけている。ドウェイン・ジョンソン製作。主演はフローレンス・ピュー。本作は2012年に放送されたドキュメンタリー『The Wrestlers: Fighting with My Family』を原作としている。
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映画『さくら』の作品情報

映画.comよりハジメ部引用
スタッフ・キャスト
監督
矢崎仁司
原作
西加奈子
脚本
朝西真砂
製作
大角正 山元一朗 久保雅一 山勝彦 関顕嗣 本庄浩樹 野口英一 中村一政
企画
宮下昇
エグゼクティブプロデューサー
高橋敏弘
プロデューサー
小松貴子 関顕嗣 宮下昇
アシスタントプロデューサー
中川幹也
撮影
石井勲
照明
大坂章夫
音響
弥栄裕樹
美術
田中真紗美
装飾
酒井拓磨
スタイリスト
浜辺みさき
ヘアメイク
宮本真奈美
編集
目見田健
音楽
アダム・ジョージ
主題歌
東京事変
助監督
石井晋一
制作担当
大川伸介
企画協力
石川和男 備前島幹人
長谷川薫(北村匠海)
長谷川美貴(小松菜奈)
長谷川一(吉沢亮)
大友カオル(小林由依)
矢嶋優子(水谷果穂)
須々木原環(山谷花純)
溝口先史(加藤雅也)
フェラーリ(趙たみ和)
長谷川つぼみ(寺島しのぶ)
長谷川昭夫(永瀬正敏)
2020年製作/119分/G/日本
配給:松竹

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