映画『ポルトガル、夏の終わり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。イザベル・ユペール主演映画は人生の終活は「夕日にあり」

映画『ポルトガル、夏の終わり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。イザベル・ユペール主演映画は人生の終活は「夕日にあり」 2019年製作
スポンサーリンク

映画『ポルトガル、夏の終わり』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ポルトガル、夏の終わり』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『ポルトガル、夏の終わり』
(100分/G/フランス・ポルトガル合作/2019)
原題『Frankie』

【監督】
アイラ・サックス
【製作】
サイード・ベン・サイード ミヒェル・メルクト
【製作総指揮】
ケビン・シュナイバイス ルーカス・ホアキン
【脚本】
マウリシオ・ザカリーアス アイラ・サックス
【撮影】
フイ・ポーサス
【編集】
ソフィー・レンヌ
【音楽】
ディコン・ハインクリフェ
【出演】
イザベル・ユペール
ブレンダン・グリーソン
マリサ・トメイ
ジェレミー・レニエ
パスカル・グレゴリー
ビネット・ロビンソン
アリヨン・バカーレ
グレッグ・キニア
セニア・ナニュア
カルロト・コッタ
【HPサイト】
映画『ポルトガル、夏の終わり』公式サイト
【予告映像】
映画『ポルトガル、夏の終わり』トレーラー

スポンサーリンク

映画『ポルトガル、夏の終わり』のオススメ度は?

2.0

2つです

作家性が高いのはわかる

映画は芸術であることもわかる

雰囲気だけの映画

世界遺産シントラ紹介映画

スポンサーリンク

映画『ポルトガル、夏の終わり』の作品情報・概要

『ポルトガル、夏の終わり』原題『Frankie2019年に公開された米仏葡合作のドラマ映画である。アイラ・サックス監督作品。イザベル・ユペール主演。ユベールがアイラ・サックスの『リトル・メン』を観て、手紙を書いてニューヨークで会い意気投合。アイラがすぐさま脚本を書き映画化された。死を目前にして襲われる感情を表現することの無力さを描いている。

スポンサーリンク

映画『ポルトガル、夏の終わり』のあらすじ・ネタバレ

燦々と太陽の光がプールを照りつけている。水着姿の女性・フランソワーズ・クレモン(フランキー)イザベル・ユペール がバストトップになって飛び込む。義理の孫娘マヤ・オンド(セニア・ナニュア) が「写真撮られるよ」というと「わたしはフォトジェニックよ」と答える。フランキーはヨーロッパを代表する有名な女優だ。しかし余命がわずかである。フランキーは家族、親しい友人を世界遺産の町シントラに呼び寄せて自らの終活を行なおうと考えている。集まるのは夫・ジミー(ブレンダン・グリーソン)、息子・ポール・ガニエ(ジェレミー・レニエ) 、前夫・ミシェル・ガニエ(パスカル・グレゴリー) 、義理娘家族のシルヴィア・オンド(ビネット・ロビンソン)、イアン・オンド(アリヨン・バカーレ)、マヤ・オンド(セニア・ナニュア) 。そして一番の親友・アイリーン・ビアンキ(マリサ・トメイ) とその恋人ゲイリー・アーチャー(グレッグ・キニア) フランキーの計画は成功するのだろうか、、、

スポンサーリンク

映画『ポルトガル、夏の終わり』の感想・内容

何となく「ボーッと観る」には良い映画だと思います。主演はイザベル・ユペール 。もう世界的な大女優です。見た目がとても若々しくとてもチャーミングです。しかし御年67歳。体も細く小さいから、親近感が湧くのか日本人からとても人気があります。演技の実力も抜きんでており、カンヌ、ベルリン、ベネチア等の3大映画祭に於いて大きな賞受賞しています。フランスを代表する女優と言えばカトリーヌ・ドヌーヴを思い浮かべる方が多いでしょうが、確かに美貌では一番かもしれません。しかし演技面においてはイザベル・ユペールやジュリエット・ビノシュの方が評価は高いです。

さて本映画『ポルトガル、夏の終わり』は特に山も谷もない平坦な映画のように見受けられます。実際、そうかもしれません。何だか、ふわふわと風船が飛んでいるというか、もしくは流れのない川で空を向いて浮かんでいるような感じで進んでいきます。でも「人生とはいつか終わります」つまり確実に死が訪れることを伝えている映画です。

本映画『ポルトガル、夏の終わり』はその時が近づいてくる、いわゆる終活をテーマにした物語です。わたしが近づいて来ると表現したのは、人によって死は恐怖であったり、悲しみであったり、苦痛であったりします。はたまた怒り狂う人もいるのかもしれません。しかし本映画『ポルトガル、夏の終わり』ではそのようなネガティブな感情をむき出しにするような場面は一切ありません。みんな穏やかなのです。その終活“”の話の中心にいるのフランソワーズ・クレモン(イザベル・ユペール)です。通称フランキーです。彼女はヨーロッパでとても有名な女優です。フランキーは重度の病気で余命が幾ばくもありません。

フランキーは自分の家族や、関係のある友人をポルトガルの世界遺産の町のシントラに呼び寄せて、人生の終活を行うつもりです。まずここで気になるのは、彼女の自分勝手な行動に人を巻き込むと言うことに違和感を覚えます。少しひねくれた意見ですが、やはりわたしは近しい人に対して、自身の死が近づいたら何も言わないと思うのです。それは死に向かう人間に対して多くの人は「同情と憐れみの気持ちに」なると思うのです。つまり一種の武器を手に入れるのです。その人のお願いを聞かざる得ないような状況を作り上げるのです。これってキツイですよ。生前の遺言で、何かの約束事をされたら残った遺族は「支配される」のですよ。本人は死んでいるのに守り通さなければいけないって、、、、。地獄じゃあないですか。

スポンサーリンク

映画『ポルトガル、夏の終わり』の結末・評価

話を戻します。フランキーは過去に2度結婚しており、最初の夫・ジミー(ブレンダン・グリーソン)の間にミシェル・ガニエ(パスカル・グレゴリー)  と言う息子がいます。ボンクラ息子です。フランキーの一番の頭痛の種となっています。そしてミシェルはフランキーを別れて「フランキーの後には物事が変わる。すべてが変わるんだ」と言って、自身はゲイになっていることをカミングアウトします。現在の夫・ジミー(ブレンダン・グリーソン)はとても穏やかで優しいです。フランキーのことを愛しており、メソメソしています。彼の連れ子のシルヴィア・オンド(ビネット・ロビンソン)は夫・イアン・オンド(アリヨン・バカーレ)と離婚寸前で娘のマヤ・オンド(セニア・ナニュア) は悲しい気持ちに包まれています。

そしてもう一人は全くの血縁もないただの友人のアイリーン・ビアンキ(マリサ・トメイ) とその恋人・ゲイリー・アーチャー(グレッグ・キニア)も招かれています。実はフランキーは息子のポールとアイリーンのお見合いをセッティングしていたのです。しかしそれは見事に破談となります。本映画『ポルトガル、夏の終わり』の特徴は登場人物が抱える問題を少しずつ紹介されていくところにあります。悩みを集まった全員に相談することはありません。会話形式の映画です。

会話を行う場所が世界遺産の町のあちこちなのです。森であったり、結婚の泉であったり、マサンス海岸であったり、教会であったり、公園であったりと、、、。一同が会するのは最後の最後です。つまりエンディングの1度きりなのです。「ロカ岬」です。ユーラシア大陸最西端の場所です。フランキーは彼らに日没にロカ岬に集まるように伝えています。皆はそれぞれの問題を解決できないまま集まってきます。そしてバラバラになって夕日を眺めるのです。会話は一切ありません。それも遠景で撮影されており、尺も長めに撮られています。夕日を眺めたフランキーが振り返って町の方へ歩き出します。皆もバラバラで歩いて行きます。誰も喋っていません。これが本映画『ポルトガル、夏の終わり』のラストです。

正直「うーん」と唸ってしまう物語です。捉え方は「人それぞれ」になりますが、それは知性教養のない無責任な人が用いる言葉の代表ですから使いたくありません。こういった雰囲気だけを前面にアピールする映画は、なかなか受け入れる事は難しいと思うのです。確かにポエム的、あるいは芸術的な雰囲気満載の映画です。でも一見するとお金持ちのヨーロピアンの優雅なバカンスであり、ポルトガルの世界遺産シントラの宣伝映画となってしまうのです。

例えばですよ、ポルトガルはスペインと同様に世界の海を航海して南米大陸を侵略しました。それは「西へ西へ向かう旅」だったのです。つまりフランキーたちがこのロカ岬に立って西を見ていることは、再び西へ西へと歩みを止めないという意味合いなのでしょうか。それとも夕日に包まれることでフランキーの死を心に刻印するためなのでしょうか。正直言ってわかりません。

もし人生の就活を精査するような映画であるのなら、このポルトガルの世界遺産の場所ではなくても良いと思うのです。何とも言えない違和感だけが残った映画でした。

スポンサーリンク

映画『ポルトガル、夏の終わり』のキャストについて

フランソワーズ・クレモン(フランキー)イザベル・ユペール
ジミー(ブレンダン・グリーソン)
アイリーン・ビアンキ(マリサ・トメイ)
ポール・ガニエ(ジェレミー・レニエ)
ミシェル・ガニエ(パスカル・グレゴリー)
シルヴィア・オンド(ビネット・ロビンソン)
イアン・オンド(アリヨン・バカーレ)
ゲイリー・アーチャー(グレッグ・キニア)
マヤ・オンド(セニア・ナニュア)
ティアゴ(カルロト・コッタ)

スポンサーリンク

まとめ 映画『ポルトガル、夏の終わり』一言で言うと!

「映画を観てストレスを感じたくない」

映画って娯楽です。もちろん娯楽だけではなく、芸術性も大切です。しかしながら、やはり心に残る何かしらのメッセージが欲しいです。映画を観て「明日から頑張るぞ!」とか「わたしの考えは違う」とか、、、。作家性の強い監督が撮るとどうしても、一方通行になりがちです。うーん、映画って難しい。

スポンサーリンク

『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

【ネタバレ考察】映画『愛と青春の旅だち』あらすじ「ラストの主題歌で感涙」感想「フォーリー軍曹はアカデミー賞受賞」結末
映画『ホタル』ネタバレ・あらすじ「高倉健さん悲痛」「反日メディア製作の虚飾映画」感想「特攻の母も泣いている」結末
映画『鉄道員(ぽっぽや)』ネタバレ・あらすじ「高倉健さんと小林稔侍さんの“友情”」感想「昭和の男の生き様あり!」結末。
映画『エリカ38』実話・ネタバレ・あらすじ・感想 浅田美代子の詐欺師が最高!
映画『閉鎖病棟 それぞれの朝』ネタバレ・あらすじ・結末。正義の男「鶴瓶に乾杯」に涙する綾野剛と小松菜奈。
映画『ペイルライダー』ネタバレ・あらすじ・感想。『シェーン』と『荒野のストレンジャー』の合わせ技であるが、名作『許されざる者』への重要な映画である。
映画『真昼の死闘』ネタバレ・あらすじ・感想。「絶好調」クリント・イーストウッド&「世界的大女優」シャーリー・マクレーンとの珍道恋愛映画。
映画『ボディガード(1992)』ネタバレ・あらすじ。ホイットニー・ヒューストンの「歌を聴く映画」感想「ケビン・コスナー役得」結末は「オールウェイズ・ラヴ・ユー」です。
映画『エデンの海(1976)』ネタバレ・あらすじ山口百恵「オシッコ出てる」樹木希林「パンツ売ってください」感想「LGBTQには苦痛な作品」結末
映画『荒野のストレンジャー』あらすじ・ネタバレ・感想。クリント・イーストウッド最初の西部劇映画は謎解き満載

スポンサーリンク

合わせて観たい映画

【フランス映画オススメ】

映画『レ・ミゼラブル』

パリで生きるのはそんなに甘くない

【ネタバレ考察】映画『レ・ミゼラブル』あらすじ・感想。貧困が暴動の温床である。差別・騒乱の無限ループがパリの真実。
【ネタバレ考察】映画『レ・ミゼラブル』あらすじ・感想。貧困が暴動の温床である。差別・騒乱の無限ループがパリの真実。映画『レ・ミゼラブル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『レ・ミゼラブル』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『レ・ミゼラブル』の作品情報・概要文豪ビクトル・ユゴーの小説『レ・ミゼラブル』の舞台となったパリ郊外のモンフェルメイユで撮影された映画。移民・難民・貧困・差別・暴力・無教養・無寛容にならざるを得ない人間模様を通して無限地獄へと誘う。人はこれほどまでに愚かな生き物かをまざまざと見せつけられる。監督のラジ・リは生まれがモンフェルメイユで現在も住んでいる。フランス・パリの華やかな世界とは裏腹に移民国家である実情が力強く表現されている。

映画『12か月の未来図』

フランス版「金八先生」も涙の授業を行います

映画『12か月の未来図』は嫌みなフランス人教師が金八先生に変身する物語。
ちょっと嫌みなフランス人教師が落ちこぼれの生徒を教えることで少しずつ心情光景が変化していく様を生き生きと描いている。まるで金八先生のようになる。出来の悪い生徒ほど可愛いというが、それは万国共通のようだ。とりわけ多民族国家、そして移民を受け入れる国家としては深刻な問題も提起しているところが秀逸だ。最後の最後まで応援し続けた映画だ。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

めちゃくちゃ頭を使う映画です

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』ネタバレ・あらすじ・感想。脳みそフルスロットルの105分。脚本が最高!
映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』ネタバレ・あらすじ・感想。脳みそフルスロットルの105分。脚本が最高! 映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の作品情報・概要 『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』『Les traducteurs』2019年のフランス・ベルギーのスリラー映画。 レジス・ロワンサル監督作品。ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ出演。『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン原作『インフェルノ』出版の際、海賊行為と違法流出を防ぐために出版元が各国の翻訳家を地下室に隔離して翻訳を行なったとの実話をベースに創作された。フィクションにノンフィクションの脚本を重ねた名作と言える。

映画『私の知らないわたしの素顔』

ジュリエット・ビノシュに恋すると大変な目に遭う

映画『私の知らないわたしの素顔』ネタバレ・あらすじ・感想。ジュリエット・ビノシュに恋したらダメ男になる。フランス最高女優。ラブシーンが美しい。
映画『私の知らないわたしの素顔』ネタバレ・あらすじ・感想。ジュリエット・ビノシュに恋したらダメ男になる。フランス最高女優。ラブシーンが美しい。映画『私の知らないわたしの素顔』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『私の知らないわたしの素顔』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『私の知らないわたしの素顔』の作品情報・概要フランス映画。恋愛サスペンス。原作はカミーユ・ロランス。監督はサフィ・ネブー。主演にフランスの大女優ジュリエット・ビノシュを迎えている。パリの高層マンションで二人の子どもと暮らす美しい大学教授が若い男にフラれて、SNSに没頭し、恋に落ちていく。映画の展開はサスペンス色を抑えながらも突然、事実が明らかになる。しかし再び迷宮へと導いていく。フランス映画独特の表現を継承している秀作である。

映画『男と女 人生最良の日々』

初恋の人に再会って結構「恐ろしい」かも

映画『男と女 人生最良の日々』ネタバレ・あらすじ・感想。痴呆、消えゆく記憶。でも愛した人だけは鮮明なのだ。
映画『男と女 人生最良の日々』ネタバレ・あらすじ・感想。痴呆、消えゆく記憶。でも愛した人だけは鮮明なのだ。映画『男と女 人生最良の日々』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。公式サイトもご紹介し、作品・キャスト・上映館・お時間情報もご確認できます。映画『男と女 人生最良の日々』の作品概要 クロード・ルルーシュ監督が1966年に発表しカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『男と女』原題『 Un homme et une femme』主人公二人、アンヌとジャン・ルイの53年後の物語。タイトルは『男と女 人生最良の日々』主演はアヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャン。音楽はフランシス・レイ。

映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』

たった一人で夢の宮殿を作り上げました

映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』ネタバレ・あらすじ・結末。寡黙な男は宮殿を作ることで愛を語った。
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』公式サイトにて作品情報・キャストもご確認ください。フランス南東部の自然豊かな田舎町に実在する建築物がある。今では観光地となっている。この建築物はひとりの郵便配達員の男が33年もの歳月をかけ、たった1人で完成させた手作りの宮殿「シュバルの理想宮」である。本作は実話に基づいて映画化された。主演はジャック・ガンブラン。 その他レティシア・カスタ、ベルナール・ル・コクが共演。

映画『サムライ』

若き日のアラン・ドロンに気絶しそうです

映画『サムライ』ネタバレ・あらすじ・結末。美しき男アラン・ドロンは犯罪者が似合う。フランス・フィルムノワールには破滅的な雰囲気がある。
映画『サムライ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。『サムライ』は、1967年制作のフレンチ・フィルム・ノワール。アラン・ドロン主演。サムライの生き様を彷彿させる暗殺者を演じている。後世の映画作品に大きく影響を与えた。共演のナタリー・ドロンの映画デビュー作品。孤独な殺し屋。この映画で表しているのは正にこのひとことでは無いでしょうか。原題は『Le Samouraï』監督はジャン=ピエール・メルビル。

映画『パリに見出されたピアニスト』

「ピアノが弾きたい」でもお金がない

映画『パリに見出されたピアニスト』ネタバレ・あらすじ・感想。美男子ジュール・ベンシェトリがラフマニノフを弾く。
映画『パリに見出されたピアニスト』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館について記載してます。ネタバレ・あらすじ・感想・内容・結末・まとめもわかりやすく書いています。パリの駅に置かれたピアノを一心不乱に弾いていた若者は貧しい青年マチュー。警察に追われるような仕事をしている。彼に魅了さえた音楽大学の教授ピエールがスカウト。しかし、マチューは刑務所送りに。刑務所から出す代わりにピアノのレッスンをさせる。コンテスト出場を目指し、マチューの人生は好転していくシンデレラストーリー。

映画『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』

笑いあり涙ありの傑作映画!

映画『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』マチュー・アマルリック最高演技。中年男が人生を再始動させる感動作。作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・評価・内容
映画『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』公式サイトとYouTubeを参照ください。 『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』(122分/フランス/2018) 原題『Le grand bain』 映画『シンク・オア・スイム...

映画『田園の守り人たち』

男は戦争にとられた「農地は女が守る」

映画『田園の守り人たち』土地を守る女の戦い。ミシェル・ルグラン監督とミレー。ネタバレ・あらすじ・感想・内容。農業の近代化到来。女が自立する力強さも描く。ナタリー・バイとローラ・スメット母娘共演。
『田園の守り人たち』(135分/フランス・スイス合作/2017) 原題『Les gardiennes』 映画『田園の守り人たち』のオススメ度は? 星三つ半 絵画好きな人は是非とも観てください。 確かにミレーっぽいです。 戦争の描写はほとんど...

映画『北の果ての小さな村で』

とってもほっこりする映画です

映画『北の果ての小さな村で』ほっこり映画。自分探しの旅の答えを教えてくれたイヌイット。郷に入れば郷に従え。ネタバレ・あらすじ・感想・内容
北の果ての小さな村で(94分/フランス/2018) 原題『Une annee polaire』 映画『北の果ての小さな村で』のオススメ度は? 星4つ半 とってもオススメです。 子どもと観に行くのが一番です。 もちろん恋人ともオッケー。 日本...

映画『アマンダと僕』

泣かないと決めていても「泣いちゃいます」

映画『アマンダと僕』バンサン・ラコストと子役イゾール・ミュルトリエが父子になっていく様を見届けたい映画 応援したい ネタバレ・あらすじ・感想・評価
フランス映画の未来を担うミカエル・アース監督が今もっとも注目されるバンサン・ラコストと組んで作り上げた家族愛の物語。子役のイゾール・ミュルトリエが最高に可愛い。大切な人を失った時、人はどうやって再生していくのか。立ち直ること、希望を持つこと、人生は光に包まれている。諦めない、挫けない、頑張れ!と応援したくなる映画です。
スポンサーリンク

映画『ポルトガル、夏の終わり』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
アイラ・サックス
製作
サイード・ベン・サイード ミヒェル・メルクト
製作総指揮
ケビン・シュナイバイス ルーカス・ホアキン
脚本
マウリシオ・ザカリーアス アイラ・サックス
撮影
フイ・ポーサス
編集
ソフィー・レンヌ
音楽
ディコン・ハインクリフェ
フランソワーズ・クレモン(フランキー)イザベル・ユペール
ジミー(ブレンダン・グリーソン)
アイリーン・ビアンキ(マリサ・トメイ)
ポール・ガニエ(ジェレミー・レニエ)
ミシェル・ガニエ(パスカル・グレゴリー)
シルヴィア・オンド(ビネット・ロビンソン)
イアン・オンド(アリヨン・バカーレ)
ゲイリー・アーチャー(グレッグ・キニア)
マヤ・オンド(セニア・ナニュア)
ティアゴ(カルロト・コッタ)
2019年製作/100分/G/フランス・ポルトガル合作
原題:Frankie
配給:ギャガ

タイトルとURLをコピーしました