2019-01

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最恐芸術『サスペリア』はリメイクはオリジナルを凌駕する。映画館は沈黙に包まれた。

ルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』は1997年のリメイクとされているが最早オリジナル作品だ。ジャンルはホラーとか芸術とか分けがちだが、凌駕している。映画館でこの作品を観るときは沈黙に包まれ、スクリーンからの光を浴びて心地よい。後日まで心身に残る。映画とはこう言うモノだと知らしめてくれる映画だ。ネタバレしない記事です
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心底絶叫!『生きてるだけで、愛。』趣里には悪魔が降りる。菅田将暉の憔悴した眼差しは若者の叫びだ。

寧子演じる趣里が東京で生きる疲弊感を存分に発揮している。鬱と躁を繰り返すエンドレスな病。それを見守る菅田将暉の憔悴した眼差しは何を求めているのか。報われない仕事、叶えられない夢への葛藤を抱きながら東京で生きていく若者たちの姿がここにある。
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『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』(84分/英/2018)

原題 『Westwood: Punk, Icon, Activist』 世界的に有名なファッションデザイナーである。大変申し訳ないが存じ上げなかった。でもデザインは見たことがある、いやあるような気がする。まだ存命なので当然ドキ...
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天才伝説!『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』サリンジャーの名言が溢れてる映画

アメリカ文学史に燦然と輝く偉大な作家、サリンジャー。彼の後半の人生は謎に満ちている。なぜ表舞台から立ち去ったのか、その謎に迫る映画である。この映画はサリンジャーの名言が随所に盛り込まれている垂涎の作品である。天才作家の苦悩と葛藤、そして伝説になった生き方を如実に表している。
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絶対王室!『ヴィクトリア女王 最期の秘密』無償の愛でアジア人を見つめた

差別と偏見が蔓延る時代に大英帝国のヴィクトリア女王が有色人種であるインド人を召使いに、そして助手にした。取り巻き連中は大慌てする。何とか女王に気持ちを変えようと奔走するが無理。女王はやがてイスラム教のコーランとウルドゥ語を学び始まる。国家元首のこの行動に大英帝国自身が揺れ動く。
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奈良県天理市が舞台『二階堂家物語』後継問題に悩む家族の物語

日本には男子に家督を継がせる風習、習慣がある。しかし近年、跡取り問題で悩む家が多い。長男に嫁が来なかったり、都会へ行った息子が戻らなかったり、また子供が出来ない不妊問題もある。先祖の家を残すために奔走する家族の葛藤を描いた作品。
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『ヒューマン・フロー 大地漂流』(140分/独/2017)

中国人現代美術家であり人権活動家のアイ・ウェイウェイ(艾未未)が世界の難民施設を撮影する。映像は固定ショットが多く美しい。しかしこう言った映画に美しさは必要かどうかについて疑問を感じる。難民の現状を映し出すがどこか無機質に感じる。傍観者になりそうだ。
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純愛、ホラー?『シシリアン・ゴーストストーリー』は実話をファンタジックに描いた作品

イタリアで実際にあった凄惨な事件をモチーフに描いた映画。シシリー島と言ったらマフィア。何かのトラブルで誘拐された少年。少年の恋人が必死になって探す物語l。会えるのだろうか。イタリアではマフィアの話は禁句。誰も触れたがらない。この映画は現実とファンタジーを行き来しながら描いている。
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世界の歌姫『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』名曲と映画は永遠だけど悲しい人生だ

ホイットニー・ヒューストンはなぜ死んだのか?誰が彼女を死に追いやったのか?彼女を終生苦しめたモノとは何か?世紀の歌姫はなんのために生まれ、生きて、死んだのかについてドキュメンタリーで追いかけている。歌うことが彼女の人生だったのに悲しい。彼女が本当に信頼できる人を側におけば、名曲を歌い、映画にも出て、娘の幸せだったと祈りたい
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笑いと涙『バジュランギおじさんと、小さな迷子』サルマン・カーンが贈るインドとパキスタンの和平への道 ネタバレ、感想

インドとパキスタンはかつては一緒の国だった。それがイギリス没落と共に双方が独立することになった。これが悲劇を生み出したと言われている。確かに宗教の違いは大きい。ヒンズーとイスラム。しかし両者は数百年も平和に共存していたのだ。それがなぜ争うことになったのかをこの機会で考えてほしい。争いの原点を知れば世界の仕組みもわかってくる。