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新海誠監督作品

新海誠監督 映画『ほしのこえ』は日本そして世界のアニメーション作家の希望の“星”になった宇宙恋愛物語である ネタバレ・あらすじ・感想・評価

『ほしのこえ』(25分/日本/2002) 英題『The voices of a distant star Voices of a Distant Star』 映画『ほしのこえ』のオススメ度は? 星5つ 間違いなく...
新海誠監督作品

新海誠監督作品映画『君の名は。』恋愛ドラマの中で人命救助する二人に共感を覚える ネタバレ・あらすじ・感想・評価

『君の名は。』(107分/日本/2016) 映画『君の名は。』のオススメ度は? 星4つ半です。 単なる恋愛物語ではありません。 時間空間、距離を超えて会いたい叫びが聞こえます。 二人は人命を救うことに力を合わせ...
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映画『アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲』監督ティモ・ブオレンソラは偉大だ。世界情勢がわかる映画。ネタバレ・あらすじ・評価・感想

監督ティモ・ブオレンソラの創造性には驚かされる。前作『アイアン・スカイ』が大ヒットしての第二弾だが、これは紛れもなく未来に起きる物語だと言える。監督はもはや“現代のノストラダムス”だ。地球の歴史上、悪人と称される人物が登場している。彼らを映画にすると確かに悪役が似合う。キャスティングしたセンスは最高だ。
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望月衣塑子原案 映画『新聞記者』“忖度政権”に切り込む勇気 ラストのツメが甘い ネタバレ・あらすじ・評価・感想

現政権の大学設置問題に着目して製作された映画。いわゆる“忖度”を題材にしている。正義ある女性記者の真実とは何かを追い求めて格闘する。内部告発を決意する国家公務員の苦悩も描いている。また政府の中枢では情報操作が公然と行われているような描写もあり、衝撃的な内容となっている。2019年のこの時期に公開された意味は大きい。
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映画『凪待ち』悔恨、依存、そして誕生 ギャンブル依存の香取慎吾のダメっぷりが最高 ネタバレ・あらすじ・評価・感想

香取慎吾のダメっぷりが素晴らしい。ギャンブル依存症の重たい役を見事に演じきった。震災地、福島で本映画を撮影した意味も納得。復興、悔恨、再生、誕生を描いている。傷ついた心に再び穏やかな凪が立つ生活を待っている人は多い。本映画に込める白石監督のメッセージは深い。未来に伝えるべき映画だ。
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映画『ゴールデン・リバー』ジャック・オーディアール監督が殺し屋の兄弟愛を描く ネタバレ・あらすじ・評価・感想

『ゴールデン・リバー』(120分/アメリカ・フランス・ルーマニア・スペイン合作/2018) 原題『The Sisters Brothers』 映画『ゴールデン・リバー』のオススメ度は? 星4つです。 映像はとって...
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ポール・ダノ初監督作品 映画『ワイルドライフ』ネタバレ・あらすじ 毒親を優しく見るエド・オクセンボールドの優しさ

ポール・ダノ初監督作品 映画『ワイルドライフ』はアメリカが抱える社会問題をテーマに描いている。“毒親”についてだ。子どもに過干渉するのも毒親だが、一番は“無関心”であることが最悪だ。人間は無視されることほど傷つくことはない。この作品の少年は母親から存在を消されてもポジティブに生きる姿勢を持ったことが救いだ。
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映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』フィンランドの世界での立ち位置が理解できる。ネタバレ・あらすじ・感想・評価

日本人が抱くフィンランドのイメージはとても華やかな物が多い。ムーミン、サンタクロース、オーロラ、デザインなど。特に多くの女性が憧れを持っている。でも本映画を観ると地理的に微妙な立ち位置をせざる得なかった理由がわかる。領土奪還の戦争をしたことによって民主化を保てたと言っても良い。本作は無名の戦士の家族を守る戦いである。
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映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』ゴタゴタホームコメディではない。社会が抱える諸問題を代弁した作品 ネタバレ・あらすじ・感想・評価

巨匠、ガブリエレ・ムッチーノ監督がハリウッドから帰国して本作を撮った。家族を通して社会が抱える問題の関係性の持つエネルギーについて描いている。久しぶりに会った親族はどこかよそよそしい。嵐で二日間缶詰めになることでお互いが抱える問題をぶつけ合う。罵詈雑言が続くがイタリア語が気持ちよく観ていて楽しい。
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映画『さよなら、退屈なレオニー』17歳は一番危うい年齢だが最高に輝いてる時 ネタバレ・あらすじ・感想・評価

映画『さよなら、退屈なレオニー』はカナダで製作された。フランス系が多いケベックが舞台だ。17歳という年齢の女の子はとてもデリケートだ。そして精神的に不安定だ。本映画でよく表れている。大人への入り口というと安っぽくなってしまうが、この時期の反抗的な態度も人生にとって大きな財産と言える。頑張れ!と応援したい映画です。
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映画『パピヨン』困難に立ち向かう,諦めない,自由への渇望が半端ない,チャーリー・ハナムとラミ・マレックの友情物語 ネタバレ・あらすじ・感想・評価

オリジナル作品は1973年のスティーブ・マックイーン主演、ダスティン・ホフマン助演の映画だ。本作は果敢にリメイクに挑戦した。主演のチャーリー・ハナムはハンサムだ。そしてラミ・マレックの演技が華を添えている。人間はどんな困難でも乗り越えられる力があるのだろうか。諦めたら人生終わりだ。
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映画『アマンダと僕』バンサン・ラコストと子役イゾール・ミュルトリエが父子になっていく様を見届けたい映画 応援したい ネタバレ・あらすじ・感想・評価

フランス映画の未来を担うミカエル・アース監督が今もっとも注目されるバンサン・ラコストと組んで作り上げた家族愛の物語。子役のイゾール・ミュルトリエが最高に可愛い。大切な人を失った時、人はどうやって再生していくのか。立ち直ること、希望を持つこと、人生は光に包まれている。諦めない、挫けない、頑張れ!と応援したくなる映画です。
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村上龍原作 映画『ピアッシング』は“性”への飽く無き追求と新しい愛の形を描く ネタバレ・あらすじ・感想・評価

人間の性への追求は飽きることがない。本作は村上龍原作の小説を映画化したものだ。映像化することで若干、原作より性描写は柔らかくしている。殺したい衝動を持つ男と死にたい衝動を持つ女が出会って一夜を過ごす。二人はお互いの性癖を理解する。「その前に食事しよう」の意味を考えると納得できる。大人のための大人の映画です。
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映画『COLD WAR あの歌、2つの心』悪女が目指す究極の愛のゴール 男は悲劇 ネタバレ・あらすじ・感想

本作は第71回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞。さらに第91回アカデミー賞では外国語映画賞・監督賞・撮影賞の3部門にノミネートされた。とても素晴らしい映画だ。社会主義時代のポーランドを舞台にピアニストと歌手の恋愛逃避劇。ワルシャワ、ベルリン、パリで展開。究極の恋愛とは命をかけること。破滅的な女、悪女だが可愛い。
クリント・イーストウット作品

映画『アルカトラズからの脱出』クリント・イーストウッドvsドン・シーゲルの最後の映画。脱走モノ。ネタバレ・感想・評価

ドン・シーゲルとクリント・イーストウッドが組んだ最後の作品である。脱走モノ映画にハズレはないと言われている。『アルカトラズからの脱出』以前、以降と言われるほど、本作は脱走映画に於けるポジションは重要だ。脚本も演出も撮影も昔ながらの職人気質を守っている。ドン・シーゲルの経験と技術が集積されている。脱走モノとして初のハッピーエンドか?
クリント・イーストウット作品

映画『ダーティファイター 燃えよ鉄拳』男は酒と女とケンカ!って時代があった。クリント・イーストウッドとソンドラ・ロックのラブラブ映画

アメリカの酒場は荒くれ者が多い。トラック運転手はその筆頭と言える。本作のクリント・イーストウッドは酒、ギャンブル、女、そしてケンカが何より好きな男だ。ケンカせずして男にあらずだ。好きになった女を賭けてケンカする。一見、カッコいいが現代で通用しない。恋人、ソンドラ・ロックの歌声が素晴らしい。オランウータンと共演している
クリント・イーストウット作品

映画『シティヒート』はイーストウッドはソンドラ・ロックと別れて疲れていたのか 全く迫力がありません

本作『シティーヒート』はクリント・イーストウッドは出演だけしている。監督はやっていない。演技の方はと言うと、ちょっと今ひとつなのだ。何だか疲れていると言うか、気持ちが入っていないと言うか、とにかく迫力がないのだ。私生活で恋人のソンドラ・ロックと何か進展があったのかもしれない。バート・レイノルズはカッコいい。
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ディズニー映画『アラジン』実写 ウィル・スミスが青い ネタバレ・あらすじ・評価・結末

『千夜一夜物語』の一つにこの『アラジン』がある。不朽の名作と言われる所以は恋愛、友情、ファンタジーを喜怒哀楽の表現で進行していく。子供から大人まで、アジアからヨーロッパ、アフリカの人々誰もがわかりやすい物語が特徴である。今回ディズニーが実写化した。監督はガイ・リッチー。ウィル・スミスの演技が全篇で楽しめる。
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映画『ガラスの城の約束』ネタバレ・あらすじ 毒親 ネグレクト 虐待 過保護 過干渉 こんな両親いらないと思った作品

社会と隔絶するように生きる家族。父親はアル中で無職、母親はアーティスト気取りで家事も育児もしない。子どもは4人。彼らの世界はこの毒親になる。飲んだくれで暴言を吐く父親に洗脳されているかのようで、父親を尊敬、崇拝している。しかし成長するにつれて一家がおかしいと気づく。そして家を脱出する。毒親、ネグレクト、ハラスメント。
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映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』18歳の若者たち 東ドイツから脱出 自由獲得。ネタバレ・あらすじ・評価・感想

旧東ドイツ。18歳の若者たちが悪ふざけで行った2分間の黙祷が国家によって罰せられる事件へと発展していく。1956年、現在のドイツは東と西に分断されていた。東側はソビエト、西側はアメリカ、イギリス等の欧米諸国が実質治めていた。もちろん西からの情報は東には伝わらない。社会主義が一番と信じていた若者はハンガリー動乱におけるソビエトの蛮行が許せなかったのだ。家族が犠牲になる可能性に胸を痛めながらも若者たちは列車の乗って西へ行った。
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映画『さよなら くちびる』青春エネルギー濃厚 ネタバレ・あらすじ・評価・成田凌 門脇麦 小松菜奈の演技が最高潮 音楽映画

ハルとレオ。二人はアルバイト先で出会い、音楽ユニットを結成する。ハルはレオにギターを教えて路上で歌う。評判となり全国へライブ活動に出かける。マネージャーとしてシマが加わる。しかし二人の関係は悪化し、解散の決意をする。3人は最後のツアーをするが、ハルレオの人気が火がついてしまう。解散するか継続か、3人は悩む。青春音楽物語。
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女優前田敦子vs黒沢清監督 映画『旅のおわり世界のはじまり』 ネタバレ・あらすじ・感想・評価「本当の自分」が始まる物語

カンヌ常連監督、黒沢清最新作は前田敦子を迎えてウズベキスタンへ。テレビレポーターとしての仕事に疑問をもち、ウズベキスタンの街、自然、人々を通じて本当にやりたいことを見つける人間成長物語。前田敦子は女優だ。もうAKBの面影は見えない。黒沢監督の新境地と言える作品。新しい世界はいつも始められる。
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映画『エリカ38』実話・ネタバレ・あらすじ・感想 浅田美代子の詐欺師が最高!

映画『エリカ38』は実際にあった詐欺事件をモチーフにドラマとドキュメンタリー仕立ての構成で作られている。実年齢が60歳でありながら38歳と偽り男たちを色仕掛けで取り込み大金をせしめていく。見事!とい言いたくなるが、エリカ自身も男に騙されて身を滅ばせてしまった被害者と言える。本作では詐欺に引っかからない方法も学ぶことができる
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映画『歎異抄をひらく』親鸞聖人を読み解く時代 石坂浩二 ネタバレ・あらすじ・感想・評価 生きる意味とはなんだ!

人はなぜ生きているのか?という問いに立ち止まる時がある。多くは人生の終盤を迎えて過去を振り返ることで“死”の準備をしている気がする。本作は『歎異抄をひらく』はそう言う疑問に答えている。親鸞聖人の弟子たちが書き残した名著をわかりやすくアニメで説明している。人間は誰もが悪人であると言うショッキングな言葉から始まる。