映画『朝が来る』ネタバレ・あらすじ「朝斗のまなざし」描く河瀬直美監督最高!「“不妊治療”と“特別養子縁組”制度」への理解「世界を目指す」蒔田彩珠の好演!感想・結末。

映画『朝が来る』ネタバレ・あらすじ「朝斗のまなざし」描く河瀬直美監督最高!「“不妊治療”と“特別養子縁組”制度」への理解「世界を目指す」蒔田彩珠の好演!感想・結末。 2020年製作
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映画『朝が来る』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『朝が来る』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

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『朝が来る』
(139分/G/日本/2020)
英題『True Mothers

【監督】
河瀬直美
【原作】
辻村深月
【脚本】
河瀬直美 高橋泉
【製作総指揮】
木下直哉
【プロデューサー】
武部由実子
【撮影】
月永雄太 榊原直記
【照明】
太田康裕
【録音】
森英司 ロマン・ディムニー
【美術】
塩川節子
【編集】
ティナ・バス 渋谷陽一
【出演】
永作博美
井浦新
蒔田彩珠
浅田美代子
佐藤令旺
田中偉登
中島ひろ子
平原テツ
駒井蓮
【HPサイト】
映画『朝が来る』公式サイト
【予告映像】
映画『朝が来る』トレーラー

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  1. 映画『朝が来る』米アカデミー賞の日本代表作品に選出
    1. 河瀬直美監督&辻村深月『朝が来る』が米アカデミー賞の日本代表作品に選出
  2. 映画『朝が来る』のオススメ度は?
  3. 映画『朝が来る』の作品情報・概要
  4. 映画『朝が来る』のあらすじ・ネタバレ
  5. 映画『朝が来る』の感想・内容
    1. 日本が世界に誇る映画監督「河瀬直美」作品を観ましょう!
      1. 「家族」って戦争があっても信じられる存在、、、
    2. 辻村深月のヒューマンミステリー小説を河瀬直美が映画化
    3. “不妊問題”と“特別養子縁組制度”について描く河瀬直美監督は「日本の宝」
      1. 「家族」を失っても力強く生きていこう!
    4. 水の音から始まるトップカットは生命の起源の海をイメージ
      1. わたしはあなたの「家族・母親」になりたいのです
    5. 子どもが欲しくて不妊治療をする夫婦と予期せぬ妊娠をする中学生
      1. サンフランシスコ自体が「家族」だったのだ
    6. 不妊治療を断念して特別養子縁組制度を知った二人
    7. 中学生の片倉ひかりから「朝斗」を託されて、、、
      1. こんなに温かい「家族」って理想です
    8. 東京のタワーマンションでの格差問題も描いている
      1. もし「家族」の誰かが犯罪者になってしまったら?
    9. 少女の声で「子どもを返してください。ダメならお金をください」が恐ろしい
      1. 中国生まれアメリカ育ちのわたしが一番大切なものは「家族」です
    10. 河瀬監督の映画は撮影に入る前に「役積み」と「順撮り」の成せる技
      1. 愛するあなたの子どもの「母・家族」になりたい
  6. 映画『朝が来る』の結末・評価
    1. 毒親の「世間体」が産み出した悲劇の女の子がひかりだった
      1. 戦争によって失ってしまう「家族」ほど悲しいものはない
    2. 河瀬直美監督自らキャメラを担いでの映像にウルウルしてしまう
      1. 親しき中にも礼儀あり「家族」にも触れていけない秘密がある
    3. “まなざし”の中に「世界には希望がある」
      1. なんだかほっこりしてしまう「家族」が見られます
      2. 幾多の試練を乗り越えて「家族」になった二人
  7. 映画『朝が来る』のキャストについて
  8. まとめ 映画『朝が来る』一言で言うと!
  9. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  10. 合わせて観たい映画
    1. 【家族がテーマの映画】
      1. 映画『浅田家!』
      2. 映画『望み』
      3. 映画『となりのトトロ』
      4. 映画『WAVES ウェイブス』
      5. 映画『ゴッドファーザーPARTIII』
      6. 映画『リメンバー・ミー』
      7. 映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
      8. 映画『ポルトガル、夏の終わり』
      9. 映画『フェアウェル』
      10. 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』
      11. 映画『借りぐらしのアリエッティ』
      12. 映画『この世界の片隅に』
      13. 映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
      14. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
      15. 映画『黒い司法 0%からの奇跡』
      16. 映画『ファイティング・ファミリー』
    2. 【格差社会を描いた映画】
      1. 映画『MOTHER マザー』
      2. 映画『ミッドナイトスワン』
      3. 映画『ばるぼら』
      4. 映画『滑走路』
      5. 映画『絶唱(1975)』
      6. 映画『万引き家族』
      7. 映画『誰も知らない』
      8. 映画『存在のない子供たち』
      9. 映画『行き止まりの世界に生まれて』
      10. 映画『人数の町』
      11. 映画『天気の子』
      12. 映画『エリカ38』
      13. 映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
      14. 映画『パブリック 図書館の奇跡』
      15. 映画『凪待ち』
      16. 映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』
      17. 映画『鵞鳥湖の夜』
      18. 映画『はちどり』
      19. 映画『レ・ミゼラブル』
      20. 映画『パラサイト 半地下の家族』
      21. 映画『ジョーカー』
      22. 映画『カイジ 人生逆転ゲーム』
      23. 映画『希望の灯り』
      24. 映画『タロウのバカ』
      25. 映画『存在のない子供たち』
      26. 映画『荒野にて』
      27. 映画『ドッグマン』
      28. 映画『マイ・フェア・レディ』
      29. 映画『ウエスト・サイド物語』
      30. 映画『愛と青春の旅だち』
      31. 映画『黒い司法 0%からの奇跡』
      32. 映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』
      33. 映画『わたしは金正男を殺してない』
      34. 映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』
      35. 映画『スキャンダル』
      36. 映画『七人の侍』
      37. 映画『ミリオンダラー・ベイビー』
      38. 映画『道』
      39. 映画『楽園』
      40. 映画『第三夫人と髪飾り』
      41. 映画『グラン・トリノ』
      42. 映画『赤い雪 Red Snow』
      43. 映画『帰れない二人』
  11. 映画『朝が来る』の作品情報

映画『朝が来る』米アカデミー賞の日本代表作品に選出

河瀬直美監督&辻村深月『朝が来る』が米アカデミー賞の日本代表作品に選出

2020年10月23日に全国公開された河瀬直美監督作『朝が来る』が、第93回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品に決定しました。出演は永作博美、井浦新、蒔田彩珠ら。

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映画『朝が来る』のオススメ度は?

5.0

5つです

河瀬直美監督「素晴らしい」

「役積み」すごい

エンタメとドキュメンタリーのバランスが良い

蒔田彩珠さんを「応援」したい

「朝」は必ず来ます!

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映画『朝が来る』の作品情報・概要

『朝が来る』 英題『True Mothers』カンヌ国際映画祭で高く評価されている河瀬直美監督が辻村深月による長編ミステリー小説である『朝が来る』を映画化。子どもが出来ない夫婦は不妊治療を諦め、特別養子縁組制度を用いて子どもを迎え入れる。その子どもの実母は中学生で妊娠してしまいやむをえず子供を手放してしまう。しかし両者は数年後に対面する。変わり果てた実母の要求は「子どもを返してくれ、出来なければお金をくれ」出演は永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子。

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映画『朝が来る』のあらすじ・ネタバレ

栗原佐都子(永作博美) と栗原清和(井浦新)は子どもを望んでいたが、 清和が無精子症のため顕微受精を受けるとになる。しかし清和は限界を感じて不妊治療をやめることに。「二人で生きていこう」と確認しあったが、旅行先で特別養子縁組制度についてのテレビ番組を見てから主催するNPO法人ベビーバトンへ行く。そして養子をもらうことになるが、その実母は14歳の中学生・片倉ひかり(蒔田彩珠)であった。6年後ひかりと名乗る女性から電話が鳴る「子どもを返してください、ダメならお金をください」ひかりと再会した佐都子と清和は全くの別人である女に「あなたは一体誰ですか」と投げかける。

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映画『朝が来る』の感想・内容

日本が世界に誇る映画監督「河瀬直美」作品を観ましょう!

「河瀬直美監督です」「素晴らしい監督です」本当に良い映画だけを撮る人です。日本が世界に誇る映画監督です。

いま世界的に評価される日本の映画監督は河瀬直美監督、是枝裕和監督『万引き家族』、黒沢清監督『スパイの妻 劇場版』、青山真治監督『空に住む』の4名だと言って良いでしょう。

奇しくも河瀬、黒沢、青山監督の作品がいま現在公開されている状況です。映画ファンにとっては垂涎の喜びです。

これもコロナ禍が産んだ珍現象ですが、ここはこの3名の作品を絶対に観に行くことを強くオススメします。

どんなに辛くても必ず「朝は来ます」絶対に来ます。信じて生きましょう!

「家族」って戦争があっても信じられる存在、、、

辻村深月のヒューマンミステリー小説を河瀬直美が映画化

さて、本映画『朝が来る』ですが、ご存知の通り原作が辻村深月のヒューマンミステリー小説を映画化した作品です。

ほぼ原作に忠実に展開しています。でもそこはさすが河瀬監督です。エンタメ作品の中にドキュメンタリーをうまく溶け込ませています。

往年の河瀬ファンにとっては「やったあ」とか「待ってました」と叫んでしまうほどの場面が用意されています。わたしもその一人です。「すっごく良かった」です。

“不妊問題”と“特別養子縁組制度”について描く河瀬直美監督は「日本の宝」

本映画『朝が来る』の基本的なテーマは、不妊問題特別養子縁組制度についての問題解決への提言と言っても良いでしょう。

その二つのテーマを主軸に若くして妊娠・出産した女の子と女の子から子どもをもらった夫婦の心の機微を表しています(特に真実告知については深く考えさせられました)

一方は妊娠したくても出来ない夫婦、そしてもう一方は知識不足からの妊娠で出産し、養子に出してしまう少女。

その心の機微を享受することで、不妊問題養子縁組制度についていま一度「考えてみましょう」という内容です。

河瀬作品の多くを観ているわたしにとって前作『あん』に続き、オリジナル脚本ではない寂しさもありますが、それを打ち消すほど河瀬直美監督の演出力の高さを感じ取れた作品だと言えます。「言い切れます」

河瀬直美監督は日本の宝物です。

「家族」を失っても力強く生きていこう!

水の音から始まるトップカットは生命の起源の海をイメージ

すみません、河瀬讃歌をしてしまいました。

それで映画の内容ですが、上記しました通り不妊問題特別養子縁組制度を主軸に展開して行きます。

まずトップカットが良いです。水の音が聞こえてきます。川の音?と思いますが、海の波の音に変わって、赤ちゃんの「オギャー」が聞こえます。

ここは素晴らしいですね。生命の起源は海であり、赤ちゃんが子宮の中にいる時に聞いている音も同時にイメージさせるものです。

その後、山が映し出されます。富士山のような円錐形の山です。母親の胸をイメージさせます。

そして夕日、コナラの木、森を抜ける風、ピアノの音へと繋がり、栗原佐都子(永作博美) と栗原朝斗(佐藤令旺)が歯磨きをしている場面へと気持ちよく物語が紡がれていきます。

もうさすがです。人の心をギュッと掴んで離さないスマートさと力強さがあります。

しかも朝斗が可愛すぎるのです。

河瀬監督は映画の中で「この映画を撮るにあたって、朝斗のまなざしというものが必要不可欠だと思っています」と語っている通り、時折見せる朝斗のまなざしというのが世の中を素直に見ている純粋な存在だと言えるのです。

ですから初っ端の朝斗と最後の朝斗のまなざしを是非注目して鑑賞して欲しいです(ネタバレになりますが、朝斗で始まって朝斗で終わります)

わたしはあなたの「家族・母親」になりたいのです

子どもが欲しくて不妊治療をする夫婦と予期せぬ妊娠をする中学生

まず本映画『朝が来る』は栗原佐都子(永作博美) と栗原清和(井浦新)夫妻とその子供 ・栗原朝斗(佐藤令旺)側と中学生で妊娠出産し養子に出した片倉ひかり(蒔田彩珠) の双方から描いていきます。

栗原夫妻は子どもを切望していましたが、恵まれませんでした。不妊治療を行いますが、夫の清和に原因がありました。無精子症です。

清和はショックを受けますが、顕微授精であれば妊娠できる可能性があります。

その際は、清和の睾丸から直接、精子を取り出す必要があります。

今まで、不妊の原因を女性側の問題「畑が悪い」と言い放ってきた男性を中心とした世論へのパンチとも受け取れます。

サンフランシスコ自体が「家族」だったのだ

A24映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』ネタバレ・あらすじ「格差社会」を新感覚で描く芸術映画!結末は「東京の未来の姿」が見えた。
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不妊治療を断念して特別養子縁組制度を知った二人

しかし不妊治療とはとても辛いもので清和は断念します。佐都子も同意して「二人で生きていこうよ」となります。

ある日、旅行先で何気なく見ていたテレビで特別養子縁組制度の番組がやっていました。

二人は触れてはいけないと感じながらも見ます。NPO法人ベビーバトン代表の浅見静恵(浅田美代子) の言葉が胸に響きます。

「親が子どもを見つけるのではなく、子どもが親を見つけるためのNPOです」

そして二人は浅見のドアをノックします。

以下、特別養子縁組について補足説明します。

成立するための要件は?
1、実親の同意
ただし実父母が意思を表示できない場合、あるいは実父母による虐待・悪意の遺棄などがある場合は不要。
2、養親の年齢
原則として婚姻している夫婦で25歳以上(ただし、夫婦の片方が25歳以上なら、もう一方は20歳以上)
3、養子の年齢
6歳未満。ただし6歳以前から養親が監護していれば8歳未満。
*令和2年4月1日の法改正により、原則15歳未満(例外18歳未満)に引き上げられる予定。
4、半年間の監護
養親が養子を6カ月以上監護した後に成立。
5、要保護性
実父母による看護が著しく困難または不適当などの事情があり、子の利益のため特に必要があるとき。

中学生の片倉ひかりから「朝斗」を託されて、、、

浅見のNPO訪問で養親になることを学んで、養子を迎える準備をします。「心の準備」です。

そして連絡があります。生まれたばかりの男の子です。二人は駆けつけます。

もう赤ちゃんを見た瞬間に「親」になっています

そして実母・片倉ひかり(蒔田彩珠) は中学三年生です。本当にあどけない少女です。

ひかりは泣きながら手紙を渡して「ごめんなさい」と言って赤ちゃんと別れるのです。

この場面は胸が締め付けられますね。赤ちゃんの名前は「朝斗」と付けられました。朝に生まれたからです。

こんなに温かい「家族」って理想です

東京のタワーマンションでの格差問題も描いている

栗原ファミリーは幸せに暮らしていました。6年の歳月が経っています。ここで事件が起きます。

朝斗が幼稚園のジャングルジムから友だちを突き落とした疑惑です。佐都子はママ友らに激しく責め立てられます。でも謝りません。

ここで面白いのは清和・佐都子は高収入であり、タワーマンションの高層階に住んでおり、同じくママ友も同マンションに住んでいますが、低層階に住んでいる格差を皮肉で語っているところです。

ママ友が電話でオタクは一流企業だし、高層階に住むほどの収入があるからなどと悪態をつきます。

わたしは東京のタワーマンションについては詳しく知りませんが、河瀬監督がさりげなく紛れ込ませた日本社会への皮肉たっぷりの演出だと感じました。

実際は朝斗は友だちを突き落としていませんでした。

もし「家族」の誰かが犯罪者になってしまったら?

少女の声で「子どもを返してください。ダメならお金をください」が恐ろしい

そしてもう一つの事件。これが本映画『朝が来る』の始まりのベルとなります。謎の電話がかかってきます。

少女の声で「子どもを返してください。ダメならお金をください」です。

この声の主がひかりであるか否かが後半までわからないように物語は進んでいきます。ミステリーの要素が膨らんできます。

ただひかりと思われる人物の容姿を断片的に捉えているのが、ちょっと残念です。

できるのであれば変わり果てた姿を全身で捉えて欲しかったと思いました。

ひかり演じる蒔田彩珠さんであれば十分にニセモノを演じきれたのではないでしょうか。

中国生まれアメリカ育ちのわたしが一番大切なものは「家族」です

河瀬監督の映画は撮影に入る前に「役積み」と「順撮り」の成せる技

清和と佐都子はひかりを突き放します。「あなたはひかりさんではない」「あなたは一体誰ですか?」と。

この場面の永作さんの表情が絶品なのです。本当に得体の知れない人物を見る目なのです。どこの誰かわからない不審な女を見る目なのです。

よくもこんな演技が出来るものだと感心しますが、それは河瀬監督の独特の映画作りの成せる技から来るのは間違いありません。

河瀬監督の映画は撮影に入る前に「役積み」を行います。

役作りではなく登場人物が経験してきたこと、これから経験することをリアルな状況で体験し、その人物になっていくこと。

「積み上げ、積み重ねる」ことです。それは「時間の集積」となって演技を最高の状態に持っていくことになります。

しかも今の映画では珍しい「順撮り」で撮影されます。さらに映画製作の現場では出演者同士は役柄の名前で呼び合います。

そして、そして、清和と佐都子とひかりの対面の場面では演じる永作博美、井浦新夫妻と蒔田彩珠が数日間、合わないように徹底されての本番一発撮りだったのです。

ですから変わり果てはひかりを見た佐都子は絶句したのです。

すごいです、本当にすごいです、河瀬直美!

本映画『朝が来る』の役積みで浅田美代子さんは広島の一軒家に住み着きNPOの勉強をみっちりしています。

ひかり役の蒔田彩珠さんと彼氏役・麻生巧(田中偉登)の二人も中学に数日間通っています。ここまで徹底すると映画監督は世界広しと言えど河瀬監督だけでしょう。

愛するあなたの子どもの「母・家族」になりたい

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映画『朝が来る』の結末・評価

毒親の「世間体」が産み出した悲劇の女の子がひかりだった

さてさて本映画『朝が来る』でわたしなりに気になった点をいくつか挙げます。タワーマンションの室内での映像ですが、「手持ち」感を出しています。

その揺れ方が不安を煽るのです。まず冒頭の清和を送り出した後の玄関方向の廊下、その後にかかってくる電話への繋がりがミステリー感を助長しています。

今までの河瀬作品ではあまり感じられなかった雰囲気です。ひかりが絡んでくると手持ち感が強い印象を受けました。

次にひかりの両親・片倉貴子(中島ひろ子) と片倉勝(平原テツ)のきつい言葉の数々も印象に残りました。二人は教師ですが世間体を気にしています。

「あんたが妊娠するからとんでもないことに巻き込まれて」感が満載です。「人生がダメになる」や「肺炎で休んでることにしとけ」などです。

確かに田舎ですから大問題になるかも知れません。ある意味「世間体を気にした村社会」から抜け出せない人たちです。

自身の娘の心配より我が身の心配をする毒親ですね。

そしてわたし的に一番心に突き刺さったのは、ひかりがチンピラにお金を渡す場面です。「なんでわたしがこんな目に合うの?」と尋ねるとチンピラが「バカだからだろ」と言い放ちます。

これは痛いですね。本当に痛いです。当たっているのです。適切かどうかわかりませんが、やはり知性教養を積むことの大切さを表しています。

中学しか出ていないから学を積めませんでした。この場合は14歳で子どもを産んだことを悲劇だと考えた親の浅はかさと、14歳で子どもを産んだ少女にもちゃんとした教育の機会を当てるべきであるというメッセージだと思うのです。

「バカだから」と言い放ちますが、理解ある大人が周りにいればひかりの人生も変わってきたのです。

こちらも「世間体」を気にする親の犠牲者であるひかりの悲しみを表していました。すごい!

戦争によって失ってしまう「家族」ほど悲しいものはない

河瀬直美監督自らキャメラを担いでの映像にウルウルしてしまう

そしてそして、河瀬ファンにはたまらない河瀬節が最も感じられたのは、おそらく河瀬監督自らキャメラを担いで撮影したであろうNPO法人での体感会の話と、似島での誕生日パーティーの場面です。

前者は実際に特別養子縁組された家族が登場しています。そして血の繋がりなんて小さな問題と言っています。

養子を得て幸せこよない雰囲気が伝わってきます。後者はNPO法人ベビーバトンで出産を控える女の子一人が誕生日を迎えてみんなで祝福する場面です。

ここも河瀬監督が撮影していると思われます。

妊婦役の葉月ひとみさんが泣いています。これは演技なのか、それともこの撮影中に誕生日を迎えたのかわかりませんが、とても良い涙なのです。

どちらも映像の尺は長いのですが、河瀬ファンとしては垂涎の喜びを感じます。

撮影カメラはおそらく民生機だと思いますが、映画全体の雰囲気を壊すことなく、盛り上げています。

前述したエンタメとドキュメンタリーをうまく組み合わせた構成にあっぱれです。その他もたくさんあります。

要所要所にサクラ、スズメ、山などをインサートカットとして入れることで安心感を高めてくれてます。

親しき中にも礼儀あり「家族」にも触れていけない秘密がある

“まなざし”の中に「世界には希望がある」

さてさて本映画『朝が来る』は不妊問題特別養子縁組制度についてを主軸に進展しますが、上記したいくつかの問題を内包した「いまこそ考えるべき」映画です。

不妊治療においては菅総理が保険適用へと歩を切っています。

特別養子縁組制度への理解も深まるでしょう。

もともと、日本人は血族優先主義が強く血の繋がらない他者の子どもを養子として迎えることは珍しいことでした。

養子をもらう際は兄弟親戚といった場合が多かったのも事実です。

でも昔から「産みの親より育ての親」が大事なのはわかっているのです。

欧米と一概に比較してはいけませんが、確かに日本での特別養子縁組の数は少ないのが現実です。ここ数年は年間500から600ほどです。

ただし欧米の場合の養子縁組については様々な異論があることも明記しておきます。

セレブと言われる人たちは貧しい他国から養子をもらっている場合が多いです。

実子に恵まれなかった人、あるいは実子以外にも子どもを欲しい人です。

お金がある人たちです。そして彼らは純粋に子どもが好きなのは間違いありませんが、やはり社会的なイメージ戦略もあることも事実です。

貧しい国や地域からの子どもを引き取ることで「良い人」「優しい人」と人々は賞賛します。

結果的に子どもが幸せになればオッケーだと思います。

養子縁組において一番重要なのは子どもの幸せを作れるかどうかだと思うのです。

本映画『朝が来る』では「親が子どもと見つけるのではなく子どもが親を見つける」と表現していました。

子どもが親を見つめる時のまなざしって大事だと思うのです。

河瀬監督は子どもが親、そして大人社会を見るまなざしの中に「世界には希望がある」ことを描いていると感じました。

どんなに辛くても必ず「朝は来ます」絶対に来ます。信じて生きて行きましょう!とても素晴らしい映画でした。

なんだかほっこりしてしまう「家族」が見られます

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『新聞記者』の藤井道人監督新作は“ファンタジー作品”「ほっこり」します。
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エンドカットは朝日の中、栗原朝斗(佐藤令旺) が片倉ひかり(蒔田彩珠) を見つめて終わります。

*「なかったことにしないでね」

*「会えて良かったよ」

幾多の試練を乗り越えて「家族」になった二人

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映画『朝が来る』のキャストについて

栗原佐都子(永作博美)
栗原清和(井浦新)
片倉ひかり(蒔田彩珠)
浅見静恵(浅田美代子)
栗原朝斗(佐藤令旺)
麻生巧(田中偉登)
片倉貴子(中島ひろ子)
片倉勝(平原テツ)
片倉美咲(駒井蓮)

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まとめ 映画『朝が来る』一言で言うと!

「子どもが欲しいというより親になりたい」

子どもが欲しいという気持ちも大事ですが、子どもを通してになる事の方が難しいと思います。責任のある親のことです。

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【家族がテーマの映画】

映画『浅田家!』

写真を通して「家族愛」を深める映画

映画『浅田家!』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也は「共演者を光らせる」唯一無二の俳優である。結末はハッピーエンド!
映画『浅田家!』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也は「共演者を光らせる」唯一無二の俳優である。結末はハッピーエンド! 映画『浅田家!』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也は「共演者を光らせる」唯一無二の俳優である。結末はハッピーエンド!映画『浅田家!』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『浅田家!』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『浅田家!』の作品情報・概要『浅田家!』2020年10月2日公開の日本映画。『長いお別れ』の中野量太監督作品。主演は映画『硫黄島からの手紙』二宮和也。「浅田家」で第34回 木村伊兵衛写真賞(2008年度)受賞した写真家・浅田政志の写真集『浅田家』と『アルバムのチカラ』を原案として映画化された。写真と通して家族の大切さを訴求した名作と言える。黒木華、妻夫木聡。

映画『望み』

少年犯罪に巻き込まれた息子の安否を巡って、、、

映画『望み』ネタバレ・あらすじ・感想・結末「息子は加害者か被害者か」崩壊する家族「世間体」も気になる映画。
映画『望み』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「息子は加害者か被害者か」崩壊する家族「世間体」も気になる映画。映画『望み』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『望み』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『望み』の作品情報・概要『望み』2020年公開のドラマ映画。殺人事件で行方不明となった息子を巡って「加害者か、それとも被害者か」揺れ動く家族の心情を描いている。マスコミのバッシング、遠ざかる知り合い、そして夫婦の価値観の相違などを家を通して描いている。原作は雫井脩介の長編小説。堤幸彦監督作品(映画『十二人の死にたい子どもたち』)主演は堤真一(映画『一度死んでみた』)共演は石田ゆり子(映画『マチネの終わりに』)、清原果耶(映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』)岡田健史。

映画『となりのトトロ』

やっぱり家族みんなで暮らしたい

映画『となりのトトロ』ネタバレ・あらすじ・感想。「都市伝説」を生む名作ファンタジーは“家族愛”が一番大切と教えてくれる。
映画『となりのトトロ』ネタバレ・あらすじ・感想。「都市伝説」を生む名作ファンタジーは“家族愛”が一番大切と教えてくれる。映画『となりのトトロ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『となりのトトロ』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『となりのトトロ』の作品情報・概要『となりのトトロ』英題『My Neighbor Totoro』1984年スタジオジブリ製作による長編アニメーション映画。宮崎駿監督作品。音楽は久石譲。昭和30年代前半の埼玉県所沢市を舞台にしたファンタジー映画。肺を病んだ母親のために田舎へ引っ越した草壁一家。12歳のサツキと4歳のメイは不思議な生き物に出会う。子どもにしか見えないトトロとの交流を通じて「母への想い」を噛み締めながら少しずつ成長していく物語。

映画『WAVES ウェイブス』

高校生の息子が殺人犯になってしまった、、、

映画『WAVES ウェイブス』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。美しい映像&音楽の中で展開する「若者の“恋”と“挫折”」から見える“家族愛”
映画『WAVES ウェイブス』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。美しい映像&音楽の中で展開する「若者の“恋”と“挫折”」から見える“家族愛”。映画『WAVES ウェイブス』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『WAVES ウェイブス』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『WAVES ウェイブス』の作品情報・概要 『WAVES/ウェイブス』原題『Waves』は2019年のアメリカ合衆国の青春映画。トレイ・エドワード・シュルツ監督。主演は『ルース・エドガー』のケルヴィン・ハリソン・Jrと『エスケープ・ルーム』テイラー・ラッセル。共演は『ある少年の告白』『ベン・イズ・バック』のルーカス・ヘッジズ。音楽はトレント・レズナー アティカス・ロス、その他カニエ・ウエストも提供している。

映画『ゴッドファーザーPARTIII』

イタリア人の家族愛は深すぎる

映画『ゴッドファーザーPARTIII』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「家族愛」テーマにコッポラの「家族愛」が強すぎて不評となった映画。
映画『ゴッドファーザーPARTIII』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「家族愛」テーマにコッポラの「家族愛」が強すぎて不評となった映画。映画『ゴッドファーザーPARTIII』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ゴッドファーザーPARTIII』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『ゴッドファーザーPARTIII』の作品情報・概要 『ゴッドファーザー PART III』原題:『The Godfather Part III』は、1990年に公開されたアメリカ合衆国の映画。監督はフランシス・フォード・コッポラ。脚本はまマリオ・プーゾと共同執筆。『ゴッドファーザー PART Ⅱ』より16年を経て製作された。コッポラファミリー終結の作品。主演女優に娘のソフィア・コッポラを据えている。評価・興行は過去作と比べると程遠いものだった。

映画『リメンバー・ミー』

死んでしまった父を呼び戻すのだ!

映画『リメンバー・ミー』ネタバレ・あらすじ・感想。金曜ロードSHOW!ピクサー最高映画。家族愛と少年の夢への挑戦。メキシコの「死者の日」が美しい。
映画『リメンバー・ミー』ネタバレ・あらすじ・感想。あなたは泣ける?泣けない?金曜ロードSHOW!テレビ初登場!ミゲルの歌・歌詞がすばらしい!ピクサー最高映画作品。家族愛と少年の夢への挑戦。メキシコの「死者の日」が美しい映画です。「それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。」映画『リメンバー・ミー』の詳細な解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介!物語のラストまで解説しています。ディズニーサイト公式などでの、作品情報・キャスト情報のご確認ができます。

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』

てんやわんやの家族物語

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』ゴタゴタホームコメディではない。社会が抱える諸問題を代弁した作品 ネタバレ・あらすじ・感想・評価
巨匠、ガブリエレ・ムッチーノ監督がハリウッドから帰国して本作を撮った。家族を通して社会が抱える問題の関係性の持つエネルギーについて描いている。久しぶりに会った親族はどこかよそよそしい。嵐で二日間缶詰めになることでお互いが抱える問題をぶつけ合う。罵詈雑言が続くがイタリア語が気持ちよく観ていて楽しい。

映画『ポルトガル、夏の終わり』

終活のためにみんなを集めたが、、、

映画『ポルトガル、夏の終わり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。イザベル・ユペール主演映画は人生の終活は「夕日にあり」
映画『ポルトガル、夏の終わり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。イザベル・ユペール主演映画は人生の終活は「夕日にあり」映画『ポルトガル、夏の終わり』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ポルトガル、夏の終わり』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ポルトガル、夏の終わり』の作品情報・概要『ポルトガル、夏の終わり』原題『Frankie』2019年に公開された米仏葡合作のドラマ映画である。アイラ・サックス監督作品。イザベル・ユペール主演。ユベールがアイラ・サックスの『リトル・メン』を観て、手紙を書いてニューヨークで会い意気投合。アイラがすぐさま脚本を書き映画化された。死を目前にして襲われる感情を表現することの無力さを描いている。

映画『フェアウェル』

生まれは中国で育ちはアメリカ「わたしはわたし」

映画『フェアウェル』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。圧巻オークワフィナの「存在力」「ガン告知するか否か」を通して自身を知る物語!
映画『フェアウェル』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。圧巻オークワフィナの「存在力」「ガン告知するか否か」を通して自身を知る物語! 映画『フェアウェル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『フェアウェル』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『フェアウェル』の作品情報・概要『フェアウェル』原題『The Farewell』2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はルル・ワン、主演はオークワフィナ。本作はルル・ワン監督の実体験を題材にしている。2017年に出演したラジオ番組『ディス・アメリカン・ライフ』で語った「What You Don't Know」を原作としている。2019年7月12日に4館のみの限定公開であったが、話題となり全米704館まで拡大。主演のオークワフィナはゴールデングローブ賞で主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を獲得した傑作。

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』

ほんわか家族に癒される映画です

映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『新聞記者』の藤井道人監督新作は“ファンタジー作品”「ほっこり」します。
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『新聞記者』の藤井道人監督新作は“ファンタジー作品”「ほっこり」します。映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』の作品情報・概要『宇宙でいちばんあかるい屋根』は小説家、児童文学作家、翻訳家、エッセイスト、イラストレーターである野中ともその長編ファンタジー小説を映画化した作品。多感な中学3年生の少女・つばめが屋上で出会った老婆「星ばあ」とひと夏の交流を通して、恋、家族との絆を「屋根の大切さ」を通して描いている。脚本・監督は『新聞記者』の藤井道人。出演は清原果耶、伊藤健太郎、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗、坂井真紀、吉岡秀隆、桃井かおりら。

映画『借りぐらしのアリエッティ』

小人家族の小さな幸せ物語

映画『借りぐらしのアリエッティ』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。声優が豪華!「歌詞が可愛い」歌・セシル・コルベル「翔もアリエッティも生きている」
映画『借りぐらしのアリエッティ』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。声優が豪華!「歌詞が可愛い」歌・セシル・コルベル「翔もアリエッティも生きている」映画『借りぐらしのアリエッティ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『借りぐらしのアリエッティ』ジブリ公式サイト、IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『借りぐらしのアリエッティ』の作品情報・概要 『借りぐらしのアリエッティ』英題『The Borrower Arrietty』スタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画。監督は本作が初監督作品となる米林宏昌。通称“麻呂”。イギリスの児童文学作家メアリー・ノートンの著書『床下の小人たち』が原作。人間の家に隠れて暮らしモノを“借り”ながら暮らしている小人アリエッティと少年翔の交流を描いている。セシル・コルベルの歌が評判になる。声優が豪華と話題になる。志田未来、 神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林。

映画『この世界の片隅に』

優しい家族と乗り越える

映画『この世界の片隅に』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。こうの史代+片渕須直×のんちゃんで邦画史上最高映画決定!「いま“片隅”にある平和に感謝したい」
映画『この世界の片隅に』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。原作こうの史代+片渕須直×のんちゃんで邦画史上最高映画決定!「いま“片隅”にある平和に感謝したい」映画『この世界の片隅に』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『この世界の片隅に』公式サイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『この世界の片隅に』の作品情報・概要『この世界の片隅に』(このせかいのかたすみに)作家・こうの史代の同名漫画を映画化。『アリーテ姫』『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督・脚本の長編アニメーション映画。資金調達に困窮し、クラウドファンディングを募って資金を集める。2016年11月12日に日本国内63館で封切られた。しかしすぐに公開規模を累計484館(2019年10月31日時点)まで拡大してロングランとなる。

映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』

アメリカ人好きな家族映画の決定版

映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』ネタバレ・あらすじ・感想。“走る”シアーシャ・ローナンが全女性に「勇気と希望」を与えてくれる。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』ネタバレ・あらすじ・感想。“走る”シアーシャ・ローナンが全女性に「勇気と希望」を与えてくれる。映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』の作品情報・概要。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』原題『Little Women』2019年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画。グレタ・ガーウィグ監督・脚本作品。主演はシアーシャ・ローナン。共演は本作はエマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、ローラ・ダーン、ティモシー・シャラメ。メリル・ストリープ。アメリカ文学の女流作家ルイーザ・メイ・オルコットが発表した小説『若草物語』を原作としているが、ガーウィグがオルコットの手紙や書簡を分析して、オルコットの真実の真意に迫る脚本となっている。

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』

家族で農場経営って本当に理想的です

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』あらすじ・感想。自然の摂理に驚異。オーガニックライフ実現の夫婦に羨望とジェラシー。
映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』あらすじ・感想。自然の摂理に驚異。オーガニックライフ実現の夫婦に羨望とジェラシー。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の作品情報・概要 テレビ番組や映画の自然映像のキャメラマンのジョン・チェスター とオーガニックな食材を用いる料理家のモリーが自給自足が可能な農場を作り上げるまでの8年間をドキュメンタリーとして描いた作品。監督・脚本は夫はジョン・チェスター 自身。様々な困難に打ち克ちながら夢の実現へ向かう二人の軌跡を美しい自然映像と共に写し取っている秀作。

映画『黒い司法 0%からの奇跡』

絶対に「無実」だと信じる強い家族

映画『黒い司法 0%からの奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想。アメリカの光と陰。「正義の反対は貧困である」
映画『黒い司法 0%からの奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想。アメリカの光と陰。「正義の反対は貧困である」 映画『黒い司法 0%からの奇跡』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『黒い司法 0%からの奇跡』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。『黒い司法 0%からの奇跡』原題『Just Mercy』2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。デスティン・ダニエル・クレットン監督作品。主演はマイケル・B・ジョーダン。本作はブライアン・スティーヴンソンが2014年に発表したノンフィクション『黒い司法 死刑大国アメリカの冤罪』を原作としている。ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソン共演。人種差別と死刑制度問題を絶妙に内包する物語。

映画『ファイティング・ファミリー』

家族の夢を実現するために「わたしは戦う!」

映画『ファイティング・ファミリー』ネタバレ・あらすじ・感想。プロレスこそアメリカン・ショービジネスの最高峰のエンターテイメントである。大感動間違い無し。
映画『ファイティング・ファミリー』は2019年のアメリカ合衆国・イギリスの伝記映画。監督は『蜘蛛の巣を払う女』などに俳優として出演したスティーブン・マーチャント。脚本を手がけている。ドウェイン・ジョンソン製作。主演はフローレンス・ピュー。本作は2012年に放送されたドキュメンタリー『The Wrestlers: Fighting with My Family』を原作としている。

【格差社会を描いた映画】

映画『MOTHER マザー』

毒親が生まれたのは格差社会が原因?

映画『MOTHER マザー』ネタバレ・あらすじ「長澤まさみ新境地の“毒親”に拍手喝采」感想「美女は悪女が似合う」結末「阿部サダヲの“クソ”っぷりに激怒」
映画『MOTHER マザー』ネタバレ・あらすじ「長澤まさみ新境地の“毒親”に拍手喝采」感想「美女は悪女が似合う」結末「阿部サダヲの“クソ”っぷりに激怒」映画『MOTHER マザー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『MOTHER マザー』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。YouTubeで予告映像もご覧ください。映画『MOTHER マザー』の作品情報・概要大森立嗣監督・脚本作品(映画『タロウのバカ』)。港岳彦も脚本。主演は長澤まさみ(映画『すばらしき世界』や映画『SING シング ネクストステージ』や映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』や映画『コクリコ坂から』)。阿部サダヲ、夏帆(映画『海街diary』や映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』)、皆川猿時(映画『ウェディング・ハイ』)、 仲野太賀(映画『あの頃。』や映画『タロウのバカ』や映画『世界の中心で、愛をさけぶ』)、土村芳(映画『空母いぶき』)、荒巻全紀、大西信満、木野花(映画『閉鎖病棟 それぞれの朝』)らが共演。新人の奥平大兼はオーディションを受けての映画デビューとなる。実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て製作。企画・製作は『新聞記者』『宮本から君へ』『ヤクザと家族 The Family』などを手がけ脚光を浴びた河村光庸。 制作はスターサンズ。

映画『ミッドナイトスワン』

LGBTQに対する差別・格差は早急に解決して欲しい

映画『ミッドナイトスワン』ネタバレ・あらすじ「草なぎくんこそ“母親”だ」感想「LGBTQ」の知識が深まる「未来に伝えたい」映画!結末「アカデミー賞2冠達成!」
映画『ミッドナイトスワン』ネタバレ・あらすじ「草なぎくんこそ“母親”だ」感想「LGBTQ」の知識が深まる「未来に伝えたい」映画!結末。映画『ミッドナイトスワン』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ミッドナイトスワン』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ミッドナイトスワン』の作品情報・概要『下衆の愛』『全裸監督』の内田英治監督最新作。LGBTQをテーマに製作したドラマ映画。本映画『ミッドナイトスワン』は「T」のトランスジェンダーの苦悩や葛藤から差別・偏見を描いている。心の痛みと体の痛みの双方の描き方が素晴らしい。さらにDV・虐待をする“毒親”から脱出して夢を掴み取る少女の成長も交えて描く感動作。草なぎ剛主演。 服部樹咲は映画初出演。初々しい演技にドキドキする。

映画『ばるぼら』

ばるぼらは社会の“排泄物”のように扱われた

映画『ばるぼら』ネタバレ・あらすじ「美乳」二階堂ふみ&「美尻」稲垣吾郎の衝撃愛!手塚眞とクリストファー・ドイルが紡ぐ「究極の芸術愛」誕生!感想・結末。
映画『ばるぼら』ネタバレ・あらすじ「美乳」二階堂ふみ&「美尻」稲垣吾郎の衝撃愛!手塚眞とクリストファー・ドイルが紡ぐ「究極の芸術愛」誕生!感想・結末。映画『ばるぼら』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ばるぼら』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ばるぼら』の作品情報・概要『ばるぼら』は手塚治虫が『ビッグコミック』(小学館)で1973年(昭和48年)7月10日号から1974年(昭和49年)5月25日号まで描いた大人向けの漫画である。当時の手塚治虫の苦悩を投影したと言われている。手塚の実子でヴィジュアリストであり、映画監督の20手塚眞が実写化し2020年11月20日に公開された。主演は稲垣吾郎と『人間失格 太宰治と3人の女たち』『糸』二階堂ふみ。共演は『37セカンズ』『閉鎖病棟 それぞれの朝』の渋川清彦、『人数の町』『楽園』石橋静河、美波、大谷亮介ら。撮影監督は『ある船頭の話』クリストファー・ドイル。

映画『滑走路』

イジメから非正規社員問題まで絡めた名作

映画『滑走路』ネタバレ・あらすじ「萩原慎一郎さんにイジメ根絶を誓う!」水川あさみ&浅香航大&寄川歌太&木下渓「涙腺崩壊」感想「脚本家・桑村さや香が良い」結末
映画『滑走路』ネタバレ・あらすじ「萩原慎一郎さんにイジメ根絶を誓う!」水川あさみ&浅香航大&寄川歌太&木下渓「涙腺崩壊」感想「脚本家・桑村さや香が良い」結末映画『滑走路』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『滑走路』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『滑走路』の作品情報・概要詩人・歌人である萩原 慎一郎(はぎはら しんいちろう、1984年9月16日 - 2017年6月8日)原作『歌集 滑走路』をモチーフに映画化。中学時代の「いじめ」を主軸に成長した若者たちが直面する、非正規雇用、自死、過労、出産、家族のあり方について繊細に編んだ脚本が秀逸。監督は大庭功睦。脚本は桑村さや香。主演は水川あさみ、浅香航大、寄川歌太ら。共演は木下渓、池田優斗、吉村界人、染谷将太、水橋研二、坂井真紀。NHKと埼玉県が共同出資するSKIPシティと角川大映スタジオによる共同制作によって映画化された。

映画『絶唱(1975)』

封建制度の時代の格差ってどうしようなかった、、、

映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。
映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。映画『絶唱(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『絶唱(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『絶唱(1975)』の作品情報・概要。『絶唱』(ぜっしょう)1975年12月20日に公開された日本映画。西河克己監督作品。製作ホリ企画。配給は東宝。作家・大江賢次の同名作品を映画化。山口百恵文芸作品第三弾。恋人役は三浦友和。山陰の大地主の息子と貧しい山番の娘が愛を成就する物語。しかし戦争という悲劇に翻弄されてしまう。封建制度、地主制、さらには家父長制度への提言が込められている。

映画『万引き家族』

是枝監督の描く映画は「痛い」

映画『万引き家族』ネタバレ・あらすじ・感想。カンヌ最高賞!是枝監督vs松岡茉優+リリー・フランキー+安藤サクラ&樹木希林の名作。
映画『万引き家族』ネタバレ・あらすじ・感想。カンヌ最高賞!是枝監督vs松岡茉優+リリー・フランキー+安藤サクラ&樹木希林の名作。映画『万引き家族』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『万引き家族』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『万引き家族』の作品情報・概要『万引き家族』2018年6月8日公開の日本映画。是枝裕和監督作品。第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを獲得。リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林出演。是枝監督14作品目。一貫して「家族」「弱者」「日本社会」を描いている。胸に突き刺さるような名作である。

映画『誰も知らない』

是枝監督が世界の映画作家に与えた影響は多大なり!

映画『誰も知らない』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督に多大な影響を与えた映画。
映画『誰も知らない』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督に多大な影響を与えた映画。 映画『誰も知らない』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『誰も知らない』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。  映画『誰も知らない』の作品情報・概要 2004年に公開された是枝裕和監督の日本映画。 主演の柳楽優弥が2004年度の第57回カンヌ国際映画祭にて史上最年少および日本人として初めての最優秀主演男優賞を獲得。1988年に発生したネグレクト、『巣鴨子供置き去り事件』をモチーフに是枝裕和監督が脚本を執筆。映像化まで15年の構想得て製作された。是枝監督の長編作4本目で世界にその名を轟かせた名作。

映画『存在のない子供たち』

戸籍も存在もない社会って“格差”どころじゃあない

映画『存在のない子供たち』ナディーン・ラバキー監督がレバノンの幼児虐待、人身売買、児童労働、難民、不法移民、不法就労、不当搾取を鋭利に描く。ネタバレ・あらすじ・感想・評価
存在のない子供とは出生証明書が国などの機関に提出されていない子供たち。世界を見渡すと実に多いという。存在が認められていないため病院にも行けず、学校にも行けない。しかも幼い頃から児童労働させられ、金品も搾取されている。女の子は売られていく。負のオンパレードしかない。一番大切なのは大人の教育。レバノンの女性ナディーン・ラバキー監督が描いた。

映画『行き止まりの世界に生まれて』

格差と虐待は比例するのか

映画『行き止まりの世界に生まれて』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。オバマ前大統領推薦。毒親を根絶せよ!
映画『行き止まりの世界に生まれて』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。オバマ前大統領推薦。毒親を根絶せよ! 映画『行き止まりの世界に生まれて』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『行き止まりの世界に生まれて』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『行き止まりの世界に生まれて』の作品情報・概要『行き止まりの世界に生まれて』原題『Minding the Gap』ビン・リュー監督作品のドキュメンタリー映画。2018年公開。イリノイ州ロックフォードで育ったスケートボード好きの3人の青年たちの「心の闇」を描いている。共通しているのは暴力を振るう「毒親」だった。サンダンス映画祭ブレイクスルー映画製作米国ドキュメンタリー部門特別審査員賞を受賞。第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネート。オバマ前大統領が絶賛した映画。

映画『人数の町』

格差もまったく存在しない町へ行こう!

映画『人数の町』ネタバレ・あらすじ・感想。「衣食住完備」「性欲も満たされる」としたら住むことが出来るか?
映画『人数の町』ネタバレ・あらすじ・感想。「衣食住完備」「性欲も満たされる」としたら住むことが出来るか? 映画『人数の町』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『人数の町』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『人数の町』の作品情報・概要『人数の町』2020年9月4日に公開された日本映画。2017年に第1回木下グループ新人監督賞の準グランプリを受賞した作品を映画化。監督は50歳の新人の荒木伸二、主演は映画『美人が婚活してみたら』の中村倫也と映画『楽園』映画『37セカンズ』石橋静河。衣食住が保証され、性的欲求も満たすことができるのが『人数の町』だ。多くの入所者は自己破産、犯罪、逃亡などで一般社会では生き辛い。でも一度入ってしまえば一生安泰の町。この町で生きるか脱出するか、、、、。自由とは幸せとは。

映画『天気の子』

このふたりも日本社会からはみ出していると言える

新海誠映画『天気の子』ネタバレ・陽菜と帆高は「結婚?」考察・声優。
新海誠監督映画『天気の子』ネタバレ・あらすじ・考察・声優。陽菜と帆高は?映画『天気の子』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『天気の子』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『天気の子』の作品概要 『天気の子』英題『Weathering With You』新海誠監督による日本のアニメーション映画作品。2019年7月19日公開。キャッチコピーは「これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語」。『君の名は。』(2016)の大ヒットから三年。新海誠は“天気”をテーマに映画化した作品。今や日本で天候不順が当たり前となっている。二人の少年少女が“天気”を主軸に恋愛物語を紡いでいく。現代の人柱は生きることを決意した。声優は醍醐虎汰朗、森七菜、吉柳咲良、小栗旬、本田翼など。

映画『エリカ38』

エリカが詐欺師になったのは貧しい生い立ちから

映画『エリカ38』実話・ネタバレ・あらすじ・感想 浅田美代子の詐欺師が最高!
映画『エリカ38』は実際にあった詐欺事件をモチーフにドラマとドキュメンタリー仕立ての構成で作られている。実年齢が60歳でありながら38歳と偽り男たちを色仕掛けで取り込み大金をせしめていく。見事!とい言いたくなるが、エリカ自身も男に騙されて身を滅ばせてしまった被害者と言える。本作では詐欺に引っかからない方法も学ぶことができる

映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』

黒人というだけで“チャンス”が与えられない社会がある

A24映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』ネタバレ・あらすじ「格差社会」を新感覚で描く芸術映画!結末は「東京の未来の姿」が見えた。
A24映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』ネタバレ・あらすじ「格差社会」を新感覚で描く芸術映画!結末は「東京の未来の姿」が見えた。映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』の作品情報・概要『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』原題『The Last Black Man in San Francisco』2019年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はジョー・タルボット。本作がデビュー作品である。主演はジミー・フェイルズとジョナサン・メジャース。A24製作で製作総指揮はブラッド・ピット。ジョー・タルボットとジミー・フェイルズは幼馴染の親友。二人が体験したサンフランシスコでの出来事を映画化しようKickstarterを通して資金調達して製作。

映画『パブリック 図書館の奇跡』

「笑うな!」ホームレスにだって人権があります!

映画『パブリック 図書館の奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。エミリオ・エステベス監督「“義務”ではなく“道徳上の任務”」を大事にしたい。
映画『パブリック 図書館の奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。エミリオ・エステベス監督「“義務”ではなく“道徳上の任務”」を大事にしたい。映画『パブリック 図書館の奇跡』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『パブリック 図書館の奇跡』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『パブリック 図書館の奇跡』の作品情報・概要『パブリック 図書館の奇跡』原題『The Public』2018年制作のアメリカ合衆国のドラマ映画。かつての青春スター“ブラット・パック”のひとりであるエミリオ・エステベス監督・脚本・製作・主演。ある公共図書館の元副理事がロサンゼルスタイムズに寄稿したエッセイにインスピレーションを受けてエステベスが11年かけて映画化。共演は『天才作家の妻 40年目の真実』のクリスチャン・スレーター、『ブラック・クランズマン』『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』』のアレック・ボールドウィンら。

映画『凪待ち』

社会の底辺で生きてきた男、、、

映画『凪待ち』悔恨、依存、そして誕生 ギャンブル依存の香取慎吾のダメっぷりが最高 ネタバレ・あらすじ・評価・感想
香取慎吾のダメっぷりが素晴らしい。ギャンブル依存症の重たい役を見事に演じきった。震災地、福島で本映画を撮影した意味も納得。復興、悔恨、再生、誕生を描いている。傷ついた心に再び穏やかな凪が立つ生活を待っている人は多い。本映画に込める白石監督のメッセージは深い。未来に伝えるべき映画だ。

映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』

無教養が格差を広げている

映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「クソ人間」「児童失踪2万件(年間)」の韓国の闇を暴く!
映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「クソ人間」「児童失踪2万件(年間)」の韓国の闇を暴く!映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』の作品情報・概要大ヒットドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ヨンエが、14年ぶりの映画出演で話題となったサスペンス映画。先進国の中で児童の失踪事件、誘拐事件が多い韓国社会の闇を描いた異色作品。児童の失踪、行方不明は年間2万件。児童労働や性的虐待にさらされている。監督は本作デビューのキム・スンウ。

映画『鵞鳥湖の夜』

発展すればするほど格差が広がります

映画『鵞鳥湖の夜』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。ヤクザの夫の報奨金30万元を妻はどう使うのか気になる映画。
映画『鵞鳥湖の夜』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。ヤクザの夫の報奨金30万元を妻はどう使うのか気になる映画。 映画『鵞鳥湖の夜』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『鵞鳥湖の夜』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『鵞鳥湖の夜』の作品情報・概要『薄氷の殺人』原題『白日焰火』英語題『Black Coal, Thin Ice』で第64回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した中国の気鋭ディアオ・イーナン監督作品。発展途上の中国で底辺に暮らす人々の現実を描いたノワールサスペンス。再開発から取り残された鵞鳥湖(がちょうこ)周辺地区で起きた警官殺しを主軸に、虎狼のヤクザと警察、そして娼婦の人間模様をアクションを交えて描いている。激しい雨、静かな湖、夜の街を舞台に逃亡と銃撃戦が鮮烈な印象を与えてくる。第72回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品作品。惜しくも『パラサイト 半地下の家族』 がグランプリ獲得になるも喝采された。

映画『はちどり』

韓国社会の現実は恐ろしい

映画『はちどり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。韓国社会を勉強する最高の映画。
映画『はちどり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。韓国社会を勉強する最高の映画。 映画『はちどり』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『はちどり』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『はちどり』の作品情報・概要『はちどり』原題『House of Hummingbird』2018年に公開された韓国のドラマ映画。キム・ボラ監督長編デビュー作品。主演はパク・ジフ。第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門インターナショナル審査員賞グランプリ受賞。世界各国で50以上の賞を獲得。

映画『レ・ミゼラブル』

この少年たちの“怨恨”は根深い

【ネタバレ考察】映画『レ・ミゼラブル』あらすじ・感想。貧困が暴動の温床である。差別・騒乱の無限ループがパリの真実。
【ネタバレ考察】映画『レ・ミゼラブル』あらすじ・感想。貧困が暴動の温床である。差別・騒乱の無限ループがパリの真実。映画『レ・ミゼラブル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『レ・ミゼラブル』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『レ・ミゼラブル』の作品情報・概要文豪ビクトル・ユゴーの小説『レ・ミゼラブル』の舞台となったパリ郊外のモンフェルメイユで撮影された映画。移民・難民・貧困・差別・暴力・無教養・無寛容にならざるを得ない人間模様を通して無限地獄へと誘う。人はこれほどまでに愚かな生き物かをまざまざと見せつけられる。監督のラジ・リは生まれがモンフェルメイユで現在も住んでいる。フランス・パリの華やかな世界とは裏腹に移民国家である実情が力強く表現されている。

映画『パラサイト 半地下の家族』

アカデミー作品賞獲得という快挙!

映画『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。ポン・ジュノ監督が“七放世代”の人生を代弁。アカデミー作品賞受賞作品!
「パラサイト 半地下の家族」作品賞含む最多4冠!(作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞)映画『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。ポン・ジュノ監督が“七放世代”の人生を代弁。アカデミー賞ノミネート作品。映画『パラサイト 半地下の家族』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。公式サイトを紹介し、作品情報・キャスト情報も得ることができます。『パラサイト 半地下の家族』2019年韓国作品。コメディ・ホラー映画。ポン・ジュノ監督。主演ソン・ガンホ。イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム共演。第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールの受賞作品。2020年(第92回)アカデミー作品賞にノミネートされた。

映画『ジョーカー』

格差が招いた犯罪

映画『ジョーカー』ネタバレ・あらすじ・評価・感想。「神or悪魔?」を観て決めよ!ジョーカー続出でアメリカ熱狂。
映画『ジョーカー』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館ならびにあらすじ・ネタバレ・感想・結末・評価について記載してます。本映画はいま世界中で話題沸騰になっています。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得しています。貧しいアーサーが如何にジョーカーになるのか、正義と悪は表裏一体。アメリカに根付く格差社会への反発。世界はジョーカーを救世主と見るか、悪魔と見るのか。

映画『カイジ 人生逆転ゲーム』

日本の底辺男の希望映画です

金曜ロードSHOW!映画『カイジ 人生逆転ゲーム』ネタバレ・あらすじ。藤原竜也vs香川照之vs天海祐希の“狂演”。他人事ではない物語。
金曜ロードSHOW!映画『カイジ 人生逆転ゲーム』ネタバレ・あらすじ。藤原竜也vs香川照之vs天海祐希の“狂演”。他人事ではない物語。映画『カイジ 人生逆転ゲーム』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『カイジ 人生逆転ゲーム』の作品概要 漫画家、福本伸行原作の人気コミックを実写映画化。毎日目的もなく自堕落な日々を送る青年が友人の借金の保証人になり、多額の負債を抱えてしまう。金融業者に捉えられて、奇想天外なゲームに挑む。ゲームを通して自堕落だった自身を諌めて、何とか立ち上がろうともがき苦しむ姿を描いている。藤原竜也主演。香川照之、天海祐希出演。監督は『ごくせん』佐藤東弥。日本テレビ製作。

映画『希望の灯り』

かつての東西冷戦の格差って?

映画『希望の灯り』は東西統一後のドイツが抱える格差社会への提言と未来を憂う人々の物語。ネタバレ、評価。
巨大スーパーマーケットの従業員が描く人間模様。若きクリスティアンとベテランのブルーノ。二人は世代を越えて友情を育む。スーパーではフォークリフトの取り合いが鍵になる。免許取得に励むクリスティアンが恋する相手が人妻だった。自暴自棄なるがブルーノに救われる。ある日、ブルーノの身に、、。人妻マリオンとの恋の行方も気になる。

映画『タロウのバカ』

タロウが悲しすぎる

大森立嗣監督映画『タロウのバカ』ネタバレ・あらすじ・感想・評価・内容。“ニッポンのバカ”を表現。菅田将暉vs仲野太賀vsYOSHI の競演こそが狂宴だ。
映画『タロウのバカ』公式サイトにて作品情報・上映館・お時間の紹介。ネタバレ・あらすじ・感想・評価・結末。大森立嗣監督が描く現代ニッポンの無責任、無関心、無感動時代の虚しさを表現。ウワベの美しさばかり気にする人たちが無意識に社会から排除される人たちを作り出している。現実に対して目を背けない確かな心を持つことが大事だ。

映画『存在のない子供たち』

生まれたという存在がないとは、、、

映画『存在のない子供たち』ナディーン・ラバキー監督がレバノンの幼児虐待、人身売買、児童労働、難民、不法移民、不法就労、不当搾取を鋭利に描く。ネタバレ・あらすじ・感想・評価
存在のない子供とは出生証明書が国などの機関に提出されていない子供たち。世界を見渡すと実に多いという。存在が認められていないため病院にも行けず、学校にも行けない。しかも幼い頃から児童労働させられ、金品も搾取されている。女の子は売られていく。負のオンパレードしかない。一番大切なのは大人の教育。レバノンの女性ナディーン・ラバキー監督が描いた。

映画『荒野にて』

無学な父親を亡くしてしまい、、、

映画『荒野にて』ネタバレ、評価。新鋭チャーリー・ブルマーの眼差しが切ない
この映画『荒野にて』はアメリカ映画に慣れ親しんだ人には驚きを与えるかもしれない。とても淡々と静かに進んでいく。アクションなどない。明るさもない。とにかくこの映画の主人公のチャーリー・プラマーの孤独感が際立っている。初めての友達が馬だ。その馬の命を守るために旅に出る。しかし若いがゆえに、教養もないが故に、無くしたり得たりする。

映画『ドッグマン』

不条理すぎる映画です

不条理すぎる映画『ドッグマン』実話の解説・感想・ネタバレ・あらすじ・評価。マッテオ・ガローネ監督の描く人間の本質は闇だ。
映画『ドッグマン』公式サイトにて作品情報・上映館も紹介とネタバレ・あらすじ・感想・評価・結末について記述。マッテオ・ガローネ監督の描く人間の不条理という感情はとても厳しい。胸が痛くなる。正直者は損をするのか。でも本作のマルチェロも立派な悪人だ。犬をモチーフに描いている。最後の最後でマルチェロは犬のように勝ち誇ったように叫ぶが、なぜか負け犬の遠吠えに聞こえた。生きるって難しい。

映画『マイ・フェア・レディ』

イギリスの階級社会で這い上がるのは難しい、、、

映画『マイ・フェア・レディ』ネタバレ・あらすじ「オードリー・ヘプバーンの代表作であり、屈辱的な映画」感想「レックス・ハリソンは上手い」結末
映画『マイ・フェア・レディ』ネタバレ・あらすじ「オードリー・ヘプバーンの代表作であり、屈辱的な映画」感想「レックス・ハリソンは上手い」結末映画『マイ・フェア・レディ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『マイ・フェア・レディ』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『マイ・フェア・レディ』の作品情報・概要『マイ・フェア・レディ』原題『My Fair Lady)』1964年制作のアメリカ合衆国のミュージカル映画。ジョージ・キューカー監督作品。出演はオードリー・ヘプバーンとレックス・ハリソン。ブロードウェイで上演同名ミュージカル(主演はジュリー・アンドリュースとレックス・ハリソンだった)を映画化。紆余曲折の末、映画ではオードリー・ヘプバーンが演じることに。同年のアカデミー作品賞ほか8部門を受賞した。オードリー・ヘプバーンの代表作の一つとして知られているが、劇中で自身の歌唱が使用されなかったことで大きく傷つけられた作品である。

映画『ウエスト・サイド物語』

人種が絡んだ格差社会って辛い

映画『ウエスト・サイド物語』ネタバレ・あらすじ「分断」「人種差別」感想「アメリカの移民社会の闇をダンスと歌で描く恋愛映画」結末。
映画『ウエスト・サイド物語』ネタバレ・あらすじ「分断」「人種差別」感想「アメリカの移民社会の闇をダンスと歌で描く恋愛映画」結末。映画『ウエスト・サイド物語』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ウエスト・サイド物語』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『ウエスト・サイド物語』の作品情報・概要シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を元にして、ジェローム・ロビンスとアーサー・ローレンツが物語を書き、アーネスト・レーマンが脚本を執筆しました。音楽はレナード・バーンスタイン。ブロードウェイ・ミュージカルとして上演されました。恋愛物語を主軸にポーランド移民とプエルトルコ移民の争いをダンスと歌で描いた名作です。差別・偏見・憎悪が“分断”を助長させた状況は現在のアメリカ社会の映し絵とも言える。

映画『愛と青春の旅だち』

パイロット目指す若者と工場で働く女の子の恋愛

【ネタバレ考察】映画『愛と青春の旅だち』あらすじ「ラストの主題歌で感涙」感想「フォーリー軍曹はアカデミー賞受賞」結末
【ネタバレ考察】映画『愛と青春の旅だち』あらすじ「ラストの主題歌で感涙」感想「フォーリー軍曹はアカデミー賞受賞」結末・ 歌詞・名言・テーマ曲と音楽の紹介。映画『愛と青春の旅だち』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『愛と青春の旅だち』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『愛と青春の旅だち』の作品情報・概要『愛と青春の旅だち』原題『An Officer and a Gentleman』1982年のアメリカの青春恋愛映画。テイラー・ハックフォード監督作品。リチャード・ギア主演。デブラ・ウィンガー、デビッド・キース、リサ・ブロント共演。鬼軍曹フォーリーを演じたルイス・ゴセット・ジュニアが1982年度アカデミー助演男優賞を受賞している。主題歌『愛と青春の旅だち』もアカデミー歌曲賞を受賞している。ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズが歌った。本映画の成功は『トップガン』製作の後押しになったと言われている。

映画『黒い司法 0%からの奇跡』

いつも黒人が“容疑者”にされてしまう理由はなに?

映画『黒い司法 0%からの奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想。アメリカの光と陰。「正義の反対は貧困である」
映画『黒い司法 0%からの奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想。アメリカの光と陰。「正義の反対は貧困である」 映画『黒い司法 0%からの奇跡』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『黒い司法 0%からの奇跡』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。『黒い司法 0%からの奇跡』原題『Just Mercy』2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。デスティン・ダニエル・クレットン監督作品。主演はマイケル・B・ジョーダン。本作はブライアン・スティーヴンソンが2014年に発表したノンフィクション『黒い司法 死刑大国アメリカの冤罪』を原作としている。ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソン共演。人種差別と死刑制度問題を絶妙に内包する物語。

映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』

差別・嫌悪される理由は本人にも問題ありでは、、、

映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』ネタバレ・あらすじ・感想。トラボルタ「ストーカー」を怪演してラズベリー賞最低主演男優賞を受賞。
映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』ネタバレ・あらすじ・感想。トラボルタ「ストーカー」を怪演してラズベリー賞最低主演男優賞を受賞。映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』の作品情報・概要『ファナティック ハリウッドの狂愛者』原題『The Fanatic』2019年制作のアメリカ合衆国のスリラー映画。 フレッド・ダースト監督作品。ジョン・トラボルタが狂気に満ちたストーカーを演じる。イメージチェンジを図るつもりだったかは定かではないがトラボルタは本映画『The Fanatic』と『ワイルド・レース』で第40回ゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞を受賞するという結果になった。

映画『わたしは金正男を殺してない』

貧しい国から来た女性を使っての犯罪です

映画『わたしは金正男を殺してない』ネタバレ・あらすじ「北朝鮮の完全犯罪?」感想「首謀者は誰?」結末「真相は“藪の中”」
映画『わたしは金正男を殺してない』ネタバレ・あらすじ「北朝鮮の完全犯罪?」感想「首謀者は誰?」結末「真相は“藪の中”」映画『わたしは金正男を殺してない』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『わたしは金正男を殺してない』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『わたしは金正男を殺してない』の作品情報・概要。2017年2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で起きた『金正男暗殺事件』の真相をドキュメンタリーとして製作。実行犯となった二人の女性インドネシア人・シティ・アイシャとベトナム人・ドアン・ティ・フォンが拘留され、裁判にかけられ、釈放されるまでを二人の生い立ちを交えて描いている。事件の真相も追求するが結局はマレーシア政府の北朝鮮との関係性を重視した結果「藪の中」となる。もし北朝鮮の犯行であったのなら「完全犯罪」が成功した事件となる。

映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』

少年たちはアメリカ社会の未来を憂いての犯行だったのか

映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』ネタバレ・あらすじ「アメリカの暴力と差別と恥の歴史」を“アポなし取材”感想「アメリカ銃社会に変わり無し!」結果
映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』ネタバレ・あらすじ「アメリカの暴力と差別と恥の歴史」を“アポなし取材”感想「アメリカ銃社会に変わり無し!」結果。映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』の作品情報・概要『ボウリング・フォー・コロンバイン』原題『Bowling for Columbine』2002年に製作されたアメリカ映画である。マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画。1999年4月20日に発生した『コロンバイン高校銃乱射事件』を主軸に展開。最初は犯人である二人の少年像へ向かうが次第に「アメリカ社会」への批判と非難を強めていく。アポなし突撃取材の手法は秀逸。アメリカの黒歴史からブッシュ政権への批判と巨大スーパーマーケットKマートの銃弾販売禁止に至るまでの突撃具合には頭がさがる。2002年カンヌ国際映画祭 55周年記念特別賞受賞、2003年アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞受賞作品。

映画『スキャンダル』

男どもに「一泡吹かせてやる!」ダンサーたちの挑戦!

映画『スキャンダル』ネタバレ・あらすじ・感想。成功している美女ばかりで心寄せられない。自己顕示欲の圧力が半端ない。
映画『スキャンダル』ネタバレ・あらすじ・感想。成功している美女ばかりで心寄せられない。自己顕示欲の圧力が半端ない。映画『スキャンダル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『スキャンダル』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認できます。映画『スキャンダル』の作品情報・概要『スキャンダル』原題『Bombshell』2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。ジェイ・ローチ監督作品。主演はシャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーのハリウッドを代表する女優。ジョン・リスゴー、ケイト・マッキノン、コニー・ブリットン、マルコム・マクダウェル、アリソン・ジャネイらが共演。アメリカ4大ネットワークのFOXテレビで起きた実際のセクハラ事件をモチーフに製作された。

映画『七人の侍』

黒澤明が描く“格差社会”はダイナミックだ

映画『七人の侍』あらすじ・ネタバレ・感想。黒澤明監督が日本を元気にした。映画史上最高傑作。閉塞感が漂う今こそ観るべし!
映画『七人の侍』あらすじ・ネタバレ・感想。黒澤明監督が日本を元気にした。映画史上最高傑作。閉塞感が漂う今こそ観るべし! 映画『七人の侍』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『七人の侍』IMDbサイトもご紹介し、作品・キャスト情報等もご確認頂けます。 映画『七人の侍』の作品概要 『七人の侍』(しちにんのさむらい)は、1954年(昭和29年)4月26日に公開された日本映画。黒澤明監督作品。主演は三船敏郎と志村喬。モノクロ、スタンダード・サイズ、207分。東宝製作・配給。1954年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞し日本国民を歓喜の渦に巻き込み希望をもたらした。

映画『ミリオンダラー・ベイビー』

ど貧乏育ちだけど「成功したい」気持ちに嘘はない

映画『ミリオンダラー・ベイビー』ネタバレ・あらすじ・感想。アカデミー賞四冠。クリント・イーストウッド最高作品。「死ぬ自由もある」
映画『ミリオンダラー・ベイビー』ネタバレ・あらすじ・感想。アカデミー賞四冠。クリント・イーストウッド最高作品。「死ぬ自由もある」映画『ミリオンダラー・ベイビー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ミリオンダラー・ベイビー』IMDbサイトもご紹介し作品情報・キャスト情報のご確認もできます。     映画『ミリオンダラー・ベイビー』の作品概要 『ミリオンダラー・ベイビー』原作『Million Dollar Baby』2004年のアメリカ合衆国の映画。製作・配給会社はワーナー・ブラザースで、監督・製作・主演はクリント・イーストウッド。ジェリー・ボイドの短編集『Rope Burns:Stories From the Corner』を元にポール・ハギスが脚本を執筆。第77回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞(ヒラリー・スワンク)・助演男優賞(モーガン・フリーマン)を受賞。  

映画『道』

人生は厳しい“道”ばかりだけど「間違い」はしたくない

映画『道』ネタバレ・あらすじ・結末。イタリア映画最高作品。人は「道」で人生の喜怒哀楽の機微を知る。失って気がつく大切な愛がある。
映画『道』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『道』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報も紹介しています。『道』原題『 La Strada』1954年製作・公開のイタリア映画。イタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニ監督作品。1956年のアカデミー外国語映画賞を受賞した。アンソニー・クインとジュリエッタ・マシーナが主演。イタリア映画の代表作品。

映画『楽園』

田舎の“ムラ社会”の中の“格差社会”って陰険だ

映画『楽園』ネタバレ・あらすじ・結末。ムラ社会は日本社会の縮図。長老(独裁者)の「決めつけ」こそ悪害なのだ。綾野剛、佐藤浩市もOKだが村上虹郎が最高だ!
映画『楽園』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。YouTubeで予告映像も紹介しています。ネタバレ・あらすじ・結末まで書いています。2019年10月18日に公開の日本映画。監督・脚本は瀬々敬久。主演は綾野剛。第76回ヴェネツィア国際映画祭公式イベント「Focus on Japan」正式出品作品。原作は吉田修一の短編小説集『犯罪小説集』

映画『第三夫人と髪飾り』

格差というより“習慣”とか“伝統”と言った理由で、、、

映画『第三夫人と髪飾り』ネタバレ・あらすじ「一夫多妻の時代“愛のレッスン”は芸術的“官能美”」感想「新しい才能アッシュ・メイフェア監督登場」結末「現代ベトナム女性は自由?」
映画『第三夫人と髪飾り』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館情報もご確認ください。運だぜ!アートでは映画のネタバレ・あらすじ・感想・内容、そして結末を書いています。本映画『第三夫人と髪飾り』は19世紀の北ベトナムを舞台にしています。ベトナム出身の女性監督アッシュ・メイフェアの長編デビュー作です。一夫多妻制度が残る時代です。14歳の少女が養蚕の大富豪へと嫁ぎます。すでに三人目の妻です。役割は男児を出産すること。男尊女卑の時代でした。映像がとにかく美しいです。

映画『グラン・トリノ』

人種差別者が“格差社会”に初めて気がついたら!

映画『グラン・トリノ』ネタバレ・あらすじ・感想・考察。クリント・イーストウッド「新保守主義時代到来を予見した物語」
映画『グラン・トリノ』ネタバレ・あらすじ・感想・考察。クリント・イーストウッド「新保守主義時代到来を予見した物語」映画『グラン・トリノ』公式サイト記載。作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・考察を中心に記述。クリント・イーストウッド監督主演作品。東欧移民の子孫であるコワルスキーはアメリカに忠誠を誓い尽力してきた。朝鮮戦争帰還後、フォード自動車で真面目に働き引退。しかし自動車産業は今や斜陽。近隣にはモン族というアジア人が増えている。ある日、コワルスキーの家に泥棒が入る。犯人はモン族の少年。しかしコワルスキーは初年の境遇を知り緊密になっていく。やがて友情が生まれ、コワルスキーの差別・偏見の気持ちに変化が訪れる。

映画『赤い雪 Red Snow』

貧しいことは悲劇です

永瀬正敏✖️菜葉菜W主演+井浦新の映画『赤い雪 Red Snow』(実話)は“ズシリ”と積もった。人間の記憶は曖昧で都合よく作られる。感想とネタバレ。
この映画は実話を元に制作されたと言うが、とても残酷な物語だ。人間の記憶とは都合よく出来ている。自分への関心を防ぐため、あるいは興味を向けるために記憶を作り変えることも可能だ。それを行うのは気まぐれな心もあるが、実際は無意識に計算された心が作り出している。一度発動するとそれが新たな記憶になるが、心は不自由になってしまう。

映画『帰れない二人』

中国の発展がもたらす“格差社会”は速度が早い

映画『帰れない二人』ネタバレ・あらすじ・感想・評価。三峡ダムから北京五輪、そしてIT監視社会の中国で織りなす男女の悲哀。
映画『帰れない二人』公式サイトにて作品情報・上映館の紹介、ネタバレ・あらすじ・感想・評価を検証。2001年中国はWTO加盟、北京オリンピック開催決定の報がもたらされ、活気ずくきっかけとなった年である。2006年には世界最大の貯水量と発電力をもつ三峡ダムが完成。そして2017年の現代中国。これらの3つの時代を生きた男女の恋愛物語を中国の発展の中で見られる光と影を巧みにジャ・ジャンクー監督が描いている映画である。
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映画『朝が来る』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
河瀬直美
原作
辻村深月
脚本
河瀬直美 高橋泉
製作総指揮
木下直哉
プロデューサー
武部由実子
撮影
月永雄太 榊原直記
照明
太田康裕
録音
森英司 ロマン・ディムニー
美術
塩川節子
スタイリスト
小林身和子
ヘアメイク
小泉尚子
編集
ティナ・バス 渋谷陽一
音楽
小瀬村晶 アン・トン・ザット
主題歌
C&K
サウンドデザイナー
ロマン・ディムニー
ラインプロデューサー
齋藤寛朗
制作担当
小野山哲史
助監督
甲斐聖太郎
栗原佐都子(永作博美)
栗原清和(井浦新)
片倉ひかり(蒔田彩珠)
浅見静恵(浅田美代子)
栗原朝斗(佐藤令旺)
麻生巧(田中偉登)
片倉貴子(中島ひろ子)
片倉勝(平原テツ)
片倉美咲(駒井蓮)
山下リオ
森田想
堀内正美
山本浩司
三浦誠己
池津祥子
若葉竜也
青木崇高
浜野剛利重剛
2020年製作/139分/G/日本
配給:キノフィルムズ

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