映画『道』ネタバレ・あらすじ・結末。イタリア映画最高作品。人は「道」で人生の喜怒哀楽の機微を知る。失って気がつく大切な愛がある。

スポンサーリンク
映画『道』ネタバレ・あらすじ・結末。イタリア映画最高作品。人は「道」で人生の喜怒哀楽の機微を知る。失って気がつく大切な愛がある。お茶の間映画館

映画『道』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『道』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『道』(104分/イタリア/1954
原題『La Strada

【監督】
フェデリコ・フェリーニ
【製作】
ディノ・デ・ラウレンティス カルロ・ポンティ
【撮影】
オテッロ・マルテッリ
【音楽】
ニーノ・ロータ

【出演】
アンソニー・クイン
ジュリエッタ・マシーナ
リチャード・ベースハート
アルド・シルバーニ

【HPサイト】
映画『道』IMDbサイト

【予告映像】
映画『道』トレーラー

スポンサーリンク
  1. 映画『道』NHK BSプレミアム放送 9月17日(木)午後1時00分〜2時49分
    1. 9月17日(木)午後1時00分〜2時49分
  2. 映画『道』のオススメ度は?
  3. 映画『道』の作品概要
      1. 石原裕次郎と歩いた「道」がありました
  4. 映画『道』のあらすじ・ネタバレ
  5. 映画『道』の感想・内容
    1. 映画『道』を観ることで明日が見えてくる
      1. 我らが黒澤明監督も「侍」という生き方を世界に伝えています
    2. フィギュアスケートでお馴染みのニーノ・ロータ
    3. イタリア人は陽気だと言われていますが、実は、、、
      1. 平成という「道」がありました
  6. 映画『道』の結末・評価
    1. どんな道を選択しても後悔しない生き方を!
    2. ザンパーノの野蛮さとジェルソミーナの純粋のギャップが良い
      1. 団塊の世代ってひとつの「道」だったのではないでしょうか
    3. あの粗野で心無いザンパーノが嗚咽するのは成長した証
      1. 自給自足できる「道」を歩んでる彼らに憧れます
  7. まとめ 映画『道』一言で言うと!
  8. 合わせて観たい映画
    1. 【オススメイタリア映画】
      1. 映画『トスカーナの幸せレシピ』
      2. 映画『シシリアン・ゴーストストーリー』
      3. 映画『幸福なラザロ』
      4. 映画『ドッグマン』
      5. 映画『ザ・プレイス 運命の交差点』
      6. 映画『サスペリア』
      7. 映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』
      8. 映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
      9. 映画『ゴッドファーザーPARTII』
  9. 映画『道』の作品情報

映画『道』NHK BSプレミアム放送 9月17日(木)午後1時00分〜2時49分

9月17日(木)午後1時00分〜2時49分

間違いなく名作です。イタリア映画史上ナンバーワンであることは間違いなし!

もちろん世界の映画作家たちが目標とする映画です。

人間とは?道とは?を考えさせます。

ニーノ・ロータのメロディーはフィギュアスケーターの鉄板です



スポンサーリンク

映画『道』のオススメ度は?

5.0

5つです。

イタリア映画最高傑作です。

ニーノ・ロータの音楽が最高。

アンソニー・クインが本当に憎たらしい。

友だち、恋人、子供と全員で観てください。

スポンサーリンク

映画『道』の作品概要

『道』原題『 La Strada1954年製作・公開のイタリア映画。イタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニ監督作品。1956年のアカデミー外国語映画賞を受賞した。アンソニー・クインとジュリエッタ・マシーナが主演。イタリア映画の代表作品。ニーノ・ロータ作曲のメロディーが心に残る。

石原裕次郎と歩いた「道」がありました

スポンサーリンク

映画『道』のあらすじ・ネタバレ

貧しいイタリアの沿岸部で暮らすジェルソミーナは少し頭が弱い。母は口減らしもあって旅芸人のザンパーノにジェルソミーナと売る。ジェルソミーナはザンパーノに怒鳴られながらも芸人の仕事を覚えていく。粗野で乱暴で大酒呑みで女好きで礼儀も優しさもないザンパーノに尽くす。しかしザンパーノが人を殺したことをきっかけにジェルソミーナは心を壊していく。

スポンサーリンク

映画『道』の感想・内容

映画『道』を観ることで明日が見えてくる

わたしにとってこの映画『道』はとても大切な作品です。

年に一度は観ます。どんな時に観るかというと、まず季節は冬、そしてなんだか人肌恋しくなる時です。

一人、夜中に観るのです。

少し前は過去のことを思い出して、自分の歩んできた人生を後悔することが多かったですが、最近は変わりました。

この『道』を観ることで「また明日から頑張ろう!」という前向きな気持ちになっきました。

我らが黒澤明監督も「侍」という生き方を世界に伝えています

フィギュアスケートでお馴染みのニーノ・ロータ

この映画のファンは多いです。

またこの映画のメインテーマはニーノ・ロータが作曲しています。誰でも知っているメロディーです。とても切ないです。

この季節の日本では必ずと言って良いほどテレビから流れてきます。

フィギュアスケートです。特に日本の選手はこの『道』のテーマで演技をする人が多いです。

高橋大輔選手、紀平梨花選手などは好んで用いています。

スケートという氷上芸術においてこのメロディアスな曲は飛ぶ、踊る、表現をするに於いて最上の一曲だそうです。

イタリア人は陽気だと言われていますが、実は、、、

さて、物語はそんなに明るいものではありません。

イタリア映画のイメージはイタリア人同様、陽気な作品と思う人がいますが、決してそうではないです。

本当に人間の生き様からエゴ、嫉妬、憎悪などの醜悪なる心をエグるような作品が多いです。

今年観た『ドッグマン 』はまさに伝統的なイタリア映画の精神を継承した作品でした。

兎にも角にも『道』というタイトル自体がストレートなのです。観終わってから意味がわかるのです。

平成という「道」がありました

スポンサーリンク

映画『道』の結末・評価

どんな道を選択しても後悔しない生き方を!

人の人生はいくつかの道を選択して今に至っています。

道を間違えた者も正しく歩んだ者の違いはなんでしょうか?

お金儲けで成功したのか、それとも心許せる友を得たのか、はたまた国家や社会のために貢献したのか、、、。

もちろん歩んできた道によって答えは異なりますが、本作のザンパーノが最後の自身の道を立ち止まって気がついたのはやはり最愛の人のことだったのです。

あれだけジェルソミーナを虐めてバカにして、捨てた人間が失くしたモノの大きさに気がついて自身の愚かさに懺悔しているのです。

時すでに遅しですが、道半ばで気がついたことが救いの映画です。

人生にはファミリーを守る「道」があります

ザンパーノの野蛮さとジェルソミーナの純粋のギャップが良い

物語を今一度簡単に説明します。

頭の少し弱い女の子ジェルソミーナは4姉妹の長女です。

母親にとってジェルソミーナは悩みの種です。ザンパーノという大道芸人が訪れます。

彼は以前、従姉妹のローザを引き取りますが死んでしまい、新しい助手を探しています。

母親はジェルソミーナを1万リラで売ります。

それからジェルソミーナはザンパーノに馬鹿にされ、虐められ、性的な相手もさせられながら旅芸人の仕事を覚えようと懸命です。

でも根っから粗野で大酒呑みで暴力的で礼儀もない、教養もないザンパーノはジェルソミーナに優しい言葉のひとつもかけません。

しかもあちこちで女を引っ掛けて移動手段である三輪車の中で女と寝ます。

その間はジェルソミーナは外で待機しています。それでもジェルソミーナはついていきます。

団塊の世代ってひとつの「道」だったのではないでしょうか

あの粗野で心無いザンパーノが嗚咽するのは成長した証

でもある日、旅に途中で合流したサーカスの一団の男とザンパーノがもめて、ザンパーノがその男を殺してしまいます。

それからジェルソミーナは完全に壊れていきます。

頭が完全におかしくなっていきます。

ジェルソミーナは頭は弱いですが、善悪の区別はちゃんとつきます。

日ごとおかしくなっていくジェルソミーナをザンパーノはあっさり捨てるのです。

そして数年の月日が流れてザンパーノは海辺の街に興行でやってきます。

通りかかったビーチから「ラー、ララララ」というメロディを口ずさむ女がいました。

我に返って女に聞きます。「その歌はどこで?」

すると女「数年前にここらへんをうろついていた頭のおかしい女が口ずさんでいたメロディ。でもその女は死んだ」と言いました。

ザンパーノはあまりのショックでフラフラになります。

そしてその夜はいつもより酒を飲みまくり暴れます。

そしてビーチへ行き「ジェルソミーナ」と嗚咽するのです。

この場面は本当に秀逸です。真夜中の海、波の音とザンパーノの嗚咽、、、。もうこれ以上の映画はないです。

自給自足できる「道」を歩んでる彼らに憧れます

スポンサーリンク

まとめ 映画『道』一言で言うと!

「人生という道はどこへ続く?」

この答えはわかりません。人は何も知らないで生まれて、何を知りたくて生きて、何かを知ったような顔で死んでいく、という言葉を聞いたことがあります。結局「知らないまま」の人生だということです。しかし長い人生の中で、人との関わりの中で喜怒哀楽の感情に包まれることは確かです。その時にどういう思考で、どう選択するかでその後が変わることはわかってきました。

スポンサーリンク

合わせて観たい映画

【オススメイタリア映画】

映画『トスカーナの幸せレシピ』

前科持ちに一流シェフとアスペルガー症候群の天才少年のバディームービー

映画『トスカーナの幸せレシピ』ネタバレ・あらすじ・感想。アスペルガー症候群の青年と元一流シェフのバディー・ムービー。頑張ればみんなに評価される。
2018年製作のイタリア映画。監督フランチェスコ・ファラスキ、製作ファビアノ・グラーネ ダニエレ・マッツォッカ。三ツ星レストランで腕を振るう一流シェフであるが、暴力沙汰を起こし刑務所へ入った男。社会奉仕活動のため障害者施設で働くことになり、天才的な味覚すなわち“絶対味覚”を持つアスペルガー症候群の青年と出会う。二人は「料理コンテスト」を通して自身の人生を見つめ、再生していく物語。

映画『シシリアン・ゴーストストーリー』

純愛、ホラー?恐るべきイタリアの闇の世界

純愛、ホラー?『シシリアン・ゴーストストーリー』は実話をファンタジックに描いた作品
イタリアで実際にあった凄惨な事件をモチーフに描いた映画。シシリー島と言ったらマフィア。何かのトラブルで誘拐された少年。少年の恋人が必死になって探す物語l。会えるのだろうか。イタリアではマフィアの話は禁句。誰も触れたがらない。この映画は現実とファンタジーを行き来しながら描いている。

映画『幸福なラザロ』

宗教的な内容であるがとてもわかりやすい物語

イタリア映画『幸福なラザロ』の純粋無垢な瞳に癒される。宗教的な内容もあるが理解できる。ネタバレ、評価。
映画『幸福のラザロ』はイエスの友人であり聖人のラザロを現代に蘇らせ、人間とは何か?人間はなぜ生まれて、どこを目指し、なぜ死んでいくのかを刹那的に描いた作品である。ラザロ演じるアドリアーノ・タルディオーロの純粋無垢な瞳が切ない。人のためならどんな苦行でも行う自己犠牲の精神に心が揺り動かされる。宗教的なメッセージは深く勉強になる。

映画『ドッグマン』

人間の不条理を描かせたら天下一品、マッテオ・ガローネ監督

不条理すぎる映画『ドッグマン』実話の解説・感想・ネタバレ・あらすじ・評価。マッテオ・ガローネ監督の描く人間の本質は闇だ。
映画『ドッグマン』公式サイトにて作品情報・上映館も紹介とネタバレ・あらすじ・感想・評価・結末について記述。マッテオ・ガローネ監督の描く人間の不条理という感情はとても厳しい。胸が痛くなる。正直者は損をするのか。でも本作のマルチェロも立派な悪人だ。犬をモチーフに描いている。最後の最後でマルチェロは犬のように勝ち誇ったように叫ぶが、なぜか負け犬の遠吠えに聞こえた。生きるって難しい。

映画『ザ・プレイス 運命の交差点』

喫茶店の中だけで完結する、彼は神か

映画『ザ・プレイス 運命の交差点』ネタバレ、評価、あらすじ。謎の男は神からのメッセンジャーか
『ザ・プレイス 運命の交差点』(101分/伊/2017年) 原題『The Place』製作年 2017年 この男は一体何者なのだろうか、何を生業にしているのか この手帳の中身が気になる この男は一体どうやって生計を立ているの...

映画『サスペリア』

最恐芸術が行き着いた先に何があった?

最恐芸術『サスペリア』はリメイクはオリジナルを凌駕する。映画館は沈黙に包まれた。
ルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』は1997年のリメイクとされているが最早オリジナル作品だ。ジャンルはホラーとか芸術とか分けがちだが、凌駕している。映画館でこの作品を観るときは沈黙に包まれ、スクリーンからの光を浴びて心地よい。後日まで心身に残る。映画とはこう言うモノだと知らしめてくれる映画だ。ネタバレしない記事です

映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』

イタリアオペラの新しい才能たちの夢の共演

映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』ネタバレ・あらすじ・評価・内容
映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』(160分/イタリア/2016) 原題『IL VOLO with Placido Domingo Notte Magica - Tr...

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』

イタリア人はいっつもドタバタしているとは限らない

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』ゴタゴタホームコメディではない。社会が抱える諸問題を代弁した作品 ネタバレ・あらすじ・感想・評価
巨匠、ガブリエレ・ムッチーノ監督がハリウッドから帰国して本作を撮った。家族を通して社会が抱える問題の関係性の持つエネルギーについて描いている。久しぶりに会った親族はどこかよそよそしい。嵐で二日間缶詰めになることでお互いが抱える問題をぶつけ合う。罵詈雑言が続くがイタリア語が気持ちよく観ていて楽しい。

映画『ゴッドファーザーPARTII』

ゴッドファーザーのルーツはイタリア

映画『ゴッドファーザーPARTII』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。アメリカ人が最も愛する映画。家族愛がテーマ。ヴィトーとマイケルの明暗とは?
映画『ゴッドファーザーPARTII』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。アメリカ人が最も愛する映画。家族愛がテーマ。ヴィトーとマイケルの明暗とは? 映画『ゴッドファーザーPARTII』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ゴッドファーザーPARTII』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『ゴッドファーザーPARTII』の作品情報・概要 『ゴッドファーザー PART II』原題『The Godfather Part II 』1974年に公開されたアメリカ映画。監督はフランシス・フォード・コッポラ。脚本はコッポラとマリオ・プーゾの合作。『ゴッドファーザー』の続編。9歳でアメリカへ逃れ、マフィアのドンになったヴィトー・コルレオーネの成長と光、そしてファミリーの2代目ドンであるマイケル・コルレオーネの同じく成長と影の双方を対比しながら描いている。キューバ革命を舞台にしたことも秀逸。ヴィトーは家族・友人から好かれている温情な人物として描いているが、マイケルは家族のために犯罪を犯す冷酷非道な人間として描いている。
スポンサーリンク

映画『道』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
フェデリコ・フェリーニ
脚本
トゥリオ・ピネッリ フェデリコ・フェリーニ
原案
トゥリオ・ピネッリ フェデリコ・フェリーニ
製作
ディノ・デ・ラウレンティス カルロ・ポンティ
撮影
オテッロ・マルテッリ
音楽
ニーノ・ロータ
Zampanoアンソニー・クイン
Gelsominaジュリエッタ・マシーナ
Il Mattoリチャード・ベースハート
Colombaioniアルド・シルバーニ
1954年製作/イタリア
原題:La Strada
配給:イタリフィルム=NCC

タイトルとURLをコピーしました