映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』あらすじ・感想。自然の摂理に驚異。オーガニックライフ実現の夫婦に羨望とジェラシー。

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』あらすじ・感想。自然の摂理に驚異。オーガニックライフ実現の夫婦に羨望とジェラシー。2018年公開

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

http://synca.jp/biglittle/

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』予告

『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』(91分/G/アメリカ/2018
原題『The Biggest Little Farm

【監督】
ジョン・チェスター
【製作】
ジョン・チェスター サンドラ・キーツ
【出演】
ジョン・チェスター
モリー・チェスター

スポンサーリンク
  1. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のオススメ度は?
  2. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の作品情報・概要
  3. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のあらすじ・ネタバレ
  4. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の感想・評価・内容・結末
    1. 理想のオーガニックライフ実現に邁進する二人
      1. 失われゆく固定種をテーマにした映画
    2. 殺処分寸前のトッドとの出会いが運命を変えた
      1. 男が戦争へ行っている間、女だけで“農業”を守ります
    3. 農業の知識がない二人にも資金が集まる
      1. 戦争がなければ一生、農夫として生きられたのに
    4. アラン・ヨークという伝統農業の先達者との出会い
      1. フランスのワイン農家の物語
    5. 自然が作り出す調和の世界が素晴らしい
    6. 収穫が上がれば他の問題も出てくる
    7. 動植物と農地の自然環境の調和まで8年
      1. 犬とハリソン・フォードが自然へ還る
    8. 二人の“宇宙”に降り注ぐ問題とは、、、
    9. オーガニックライフを目指す若者も多い
    10. 日本ではオーガニックはまだまだ認知不足
    11. 真の「持続可能な社会の構築」について考えさせられた
      1. アイ・ウェイウェイが地球環境を嘆く
  5. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のキャストについて
    1. ジョン・チェスター
    2. モリー・チェスター
  6. まとめ 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』一言で言うと!
  7. 合わせて観たい映画
    1. 【】
  8. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の作品情報

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のオススメ度は?

4.0

4つです

ストレスのない暮らしに憧れます

理想的な生き方です

安全・安心な農作物を食べたいです

自然の驚異の回復力に気がきます

人生の答えは自然の中にあるような気がします

スポンサーリンク

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の作品情報・概要

テレビ番組や映画の自然映像のキャメラマンのジョン・チェスター とオーガニックな食材を用いる料理家のモリーが自給自足が可能な農場を作り上げるまでの8年間をドキュメンタリーとして描いた作品。監督・脚本は夫はジョン・チェスター 自身。様々な困難に打ち克ちながら夢の実現へ向かう二人の軌跡を美しい自然映像と共に写し取っている秀作。

スポンサーリンク

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のあらすじ・ネタバレ

世界的な映像作家でキャメラマンであるジョン・チェスターとオーガニック素材を用いた料理家モリーは殺傷処分目前の犬トッドと出会い引き取ることに。二人はロサンゼルスの住宅街に住んでいたが、トッドの鳴き声問題で追い出されてしまう。これを機に兼ねてより憧れていた農業ライフ実現へと動きます。友人、知人、企業からクラウドファンディングに至るまで資金調達を行い、ロサンゼルスの北東に東京ドーム17個分の農地を手に入れる。しかしその農地は荒廃しており様々な苦難が待ち受けていた。

スポンサーリンク

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の感想・評価・内容・結末

 

理想のオーガニックライフ実現に邁進する二人

とても素敵な映画だと思います。正直言って羨ましいと思いました。わたしもできることなら自給自足のオーガニックライフを送りたいとずっと思い描いていました。

ただ空想として描いてはダメですね。

この映画に登場するジョンとモリーは「どうすれば実現できるか」を考え抜いて実行に移したのです。趣味と実益の究極版ではないでしょうか。

そして自然の中に身を投じることで人間としても大きく成長して行くのです。二人の表情は後半になればなるほど良い顔になって行くのがその証拠でしょう。

失われゆく固定種をテーマにした映画

殺処分寸前のトッドとの出会いが運命を変えた

この映画に登場するのはジョンとモリーというアメリカの若者です。

ジョンはアニマルプラネットのキャメラマンとして数々の番組を作り世界的に実績も知れ渡っています。モリーは料理家として活躍しています。

二人は結婚してロサンゼルスに住んでいましたが、ある日、殺傷処分寸前のトッドを引き取ることで運命に転機が訪れます。

ロサンゼルスのアパートで飼っていたましたが、トッドの鳴き声問題が派生して転居することになります。

何回かの引越しを得てもトッドの遠吠えは収まりません。そこで二人は一計を案じます。

男が戦争へ行っている間、女だけで“農業”を守ります

農業の知識がない二人にも資金が集まる

かねてよりモリーは料理の素材にオーガニック野菜を用いることが多く、将来的には自身で農場を持ちたいという夢を持っていました。

夫のジョンも自然番組を通して農業に深い関心を持っていました。二人の利害は一致します。トッドの遠吠えが背中を押したのです。

そして二人は農場経営の資金を集めます。友人、知人、一般企業へのプレゼンテーションとクラウドファンディングでなんとか資金を集めました。

そして二人が購入した農地は東京ドーム17個分の荒地でした。それまでも所有者が単作の繰り返しと農薬、除草剤を多量に使っていた大地でした。

土には粘り気が全くない塊でした。地下水も枯渇しています。そしてここで気がつくのですが、二人には農業の知識が全くありません。

戦争がなければ一生、農夫として生きられたのに

アラン・ヨークという伝統農業の先達者との出会い

二人は伝統農業の先達者アラン・ヨークを見つけます。そこからが物語の始まりと言えるます。

アランを招き入れて本格的に土壌改良が始まります。外来種と思われる草花や古い木々を倒します。

そしてミミズを大量に育てて土に戻します。最初は少ない作物から始めますが、アランは75品目の作物が必要だと提言します。

そして多種多様の動物も飼い始めます。豚、鶏、羊、牛など。

フランスのワイン農家の物語

自然が作り出す調和の世界が素晴らしい

動物の糞が畑を蘇らせていきます。有機物として土に落ちることで様々な微生物、虫が集まり土が肥沃になって行くのです。

自然の循環が起き始めます。しかしながら最初から全ての調和がうまくいきません。育てた果実にアブラムシやカタツムリなどの害虫がつきます。

ここで二人はじっと我慢します。決して農薬は使いません。

しばらくするとアブラムシを食べるテントウムシが集まってきます。またカタツムリを食べる鳥も集まってきます。また一つ自然の調和が誕生した証拠です。

収穫が上がれば他の問題も出てくる

農場は少しずつではありますが、農作物の収穫が上がり利益を出して行きます。しかしながら大きくなると別の問題も出てきます。

人間の手が回らない、つまり管理が行き届かないためコヨーテに鶏舎を襲われるようになります。ここはジョンにとって大きな葛藤になります。

「無駄な殺生はしたくない」からです。そもそもこの農場を始めたきっかけが愛犬トッドと暮らすためです。

生き物への愛情が深い二人にとってコヨーテ問題はとても大きなことでした。しかしながらジョンは苦渋の選択でコヨーテを射殺します。しかしこれで問題は解決しません。

動植物と農地の自然環境の調和まで8年

農場も4、5年も経つと様々は動植物が互いに共存するようになります。

ホリネズミという小動物も畑を荒らします。とてつもない数がはびこります。

でもここで何とあの憎っくきコヨーテがホリネズミを捕食し出したのです。しかも鶏舎を襲うこともなくなりました。

そして空にはフクロウとタカが飛来するようになります。彼らもホリネズミを捕食してくれます。

その他、果実や野菜を食い荒らす小さな小鳥も捕まえてくれます。そうなるまでに実に8年の歳月を要したのです。

犬とハリソン・フォードが自然へ還る

 

二人の“宇宙”に降り注ぐ問題とは、、、

この農場は二人の宇宙です。

8年間かけて荒廃していた大地を緑あふれる見事な農場に蘇らせたのです。でも、問題はまだまだあります。

二人の農場があるカリフォルニアはとても強い風が吹きます。時速100キロを超えることもあります。

そして一番の心配は森林火災です。森林火災は自然発火なものが多く、防ぐのも大変です。また予期せぬ大豪雨もあります。

これは地球温暖化の影響も考えれれます。

オーガニックライフを目指す若者も多い

この映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』は単なる自給自足を目指す世捨て人映画ではありません。

二人にはちゃんとした目的とビジネス理念がしっかりとあります。農場には多くの若者がほぼボランティア感覚で手伝いに来ています。

若者たちはいずれどこかの土地でジョンとモリーのような農場を持つことを夢見ています。

日本でも都市から田舎へ移住しオーガニック農業を実践する若者が増えています。

農薬や除草剤を使わずに作物を育てるのはとても大変なことですが、収穫した作物を通して見えてくる存在があるそうです。

地球というかけがえのない生き物です。

日本ではオーガニックはまだまだ認知不足

わたしも一時はオーガニックな生き方を目指しましたが、挫折しました。畑を借りて意気揚々と挑戦したのですが、雑草に負けました。

いくら刈り取っても追い付きませでした。朝から晩まで一年中、草刈りに追われました。それで止めた根性なしです。

ですからジョンとモリーの二人を見ていると羨ましいのと嫉妬の両方の思いが去来するのです。

アメリカはオーガニックの農作物の認知がされていますから、資金も集まりやすい環境だと思うのです。

しかし日本は世界一の農薬・除草剤大国です(一反あたりの散布量)。野菜もスーパーへ行くと全く虫に食われていない青々としてものばかりです。

オーガニック野菜などは週末、郊外で開かれるマルシェやネットでしか買えません。

真の「持続可能な社会の構築」について考えさせられた

地球温暖化、環境破壊については21世紀は大きなテーマになって行くと思います。

自然環境家のグレタさんの存在も大きくなるでしょう。

日本は先にも述べた通り、農薬・除草剤の散布量はとてつもないです。これらは土、川を通じて海へ流れ込みます。

生態系に多大な影響を与えています。そのことについて世界からバッシングされる日が近いような気がします。

またF1作物の流通によって在来種、固定種の作物が失われていくことも懸念されています。

人間も動植物も含めて地球にとって真の「持続可能な社会の構築」について今一度考えさせられる映画でした。

アイ・ウェイウェイが地球環境を嘆く

スポンサーリンク

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のキャストについて

ジョン・チェスター

本作品の映像撮影も担当。とても美しい映像となっています。さすが世界各地の自然映像を撮影してきた実績の通りです。

モリー・チェスター

料理研究家です。モリーはとても農業など出来そうな雰囲気ではありませんでしたが、後半になるとしっかりと農家の顔になっていました。もう少し彼女の作った料理が紹介されると良かったと思います。

スポンサーリンク

まとめ 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』一言で言うと!

「農業こそ総合芸術であり、総合産業だ」

農作物を育てていると一年中、作物の心配ばかりしてしまいます。雨が降っても、日照りになっても、風が吹いても、そして害獣のことも。さらにタネを蒔く時期から収穫までのい計算をして作付け計画も立てます。同じ作物も場所を変えて時期を収穫の時期をずらしたりと。またコンパニオンプランツんいついても深く勉強します。そして葉っぱが出て、花が咲き、実がなる過程を見ると本当に自然が作り出す芸術にため息が漏れてしまいます。しかも美味しいのです。それを収穫して売れば利益になって大きな喜びを家族に配れます。笑顔に溢れる芸術です。そしてもちろん産業として素晴らしいと思います。

スポンサーリンク

合わせて観たい映画

【】

スポンサーリンク

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ジョン・チェスター
製作
ジョン・チェスター サンドラ・キーツ
製作総指揮
ポール・グリナス ジェシカ・グリナス ローリー・デビッド エリカ・メッサー
脚本
ジョン・チェスター マーク・モンロー
編集
エイミー・オーバーベック
音楽
ジェフ・ビール
ジョン・チェスター
モリー・チェスター
2018年製作/91分/G/アメリカ
原題:The Biggest Little Farm
配給:シンカ