映画『人生の特等席』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。クリント・イーストウッドとエイミー・アダムスが父娘に見えなかったのが残念。

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映画『人生の特等席』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。クリント・イーストウッドとエイミー・アダムスが父娘に見えなかったのが残念。お茶の間映画館

映画『人生の特等席』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『人生の特等席』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

Trouble with the Curve (2012) - IMDb
Directed by Robert Lorenz. With Clint Eastwood, Amy Adams, John Goodman, Justin Timberlake. A daughter tries to remedy her dysfunctional relationship with her ...
U.S. Version -- #1
An ailing baseball scout in his twilight years takes his daughter along for one last recruiting trip.
映画『人生の特等席』予告1【HD】 2012年11月23日公開

『人生の特等席』(111分/G/アメリカ/2012)
原題『Trouble with the Curve』

【監督】
ロバート・ローレンツ
【脚本】
ランディ・ブラウン
【製作】
クリント・イーストウッド ロバート・ローレンツ ミシェル・ワイズラー
【出演】
クリント・イーストウッド
エイミー・アダムス
ジャスティン・ティンバーレイク
ジョン・グッドマン

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映画『人生の特等席』NHK BSプレミアム放送 4月27日(月)午後9時00分~10時52分

4月27日(月)午後9時00分~10時52分

クリント・イーストウッドが自身の監督作品以外では『ザ・シークレット・サービス』以来の主演です。

エイミー・アダムスが娘を演じています。年老いた父親への愛の渇望が激しいです。若手弁護士の将来を投げ打って父親と同じ野球の世界へ身を投じていきます。

頑固者のクリント・イーストウッドとチャーミングなエイミー・アダムスをご覧ください。

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映画『人生の特等席』のオススメ度は?

2.5

2つ半です

クリント・イーストウッド主演ですが、、、

人物設定に無理があります

エイミー・アダムスは良いですね

メジャーリーグのスカウトマンが目を悪くさせます

父と娘の二人三脚が始まります

頑固者の父親の秘密とは、、、

そんなの父親が好きなのか、、、

映画『人生の特等席』の作品情報・概要

『人生の特等席』原題『Trouble with the Curve』ロバート・ロレンツ監督作品。2012年のアメリカ合衆国のスポーツ・ドラマ映画。クリント・イーストウッド主演作品。エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク、マシュー・リラード、ジョン・グッドマンらが共演。イーストウッドにとっては自身の監督作以外でを取らない作品に出演するのは『ザ・シークレット・サービス』以来である。

映画『人生の特等席』のあらすじ・ネタバレ

メジャーリーグの名スカウトマンとして長年多くの選手を発掘してきたガス(クリント・イーストウッド) は目の衰えを隠せない。今や手元も霞んでしまい選手の動作もロクに見ることができない。しかし生まれながらの頑固者であるため、引退する気は無い。ガスの一人娘の ミッキー(エイミー・アダムス)は若手弁護士。事務所からは将来を期待されている。ガスの上司から連絡がありミッキーに付き添うことになる。幼少より離れ離れで暮らす日々が続いていたため、父親への愛の渇望を持っている。父親と一緒に有力選手発掘に回る。そして恋にも落ちる。

映画『人生の特等席』の感想・評価・内容・結末

クリント・イーストウッド主演映画です。自身が監督をしない作品は『ザ・シークレット・サービス』(1993年)以来です。監督のロバート・ロレンツに懇願される形での出演となりました。最初に書いておきますが、映画としてはそんなに特筆すべきものはありません。まずガス(クリント・イーストウッド)と ミッキー(エイミー・アダムス)が親娘という設定ですが、親娘に見えません。おじいちゃんと孫娘って感じです。実際、この時2012年時のクリント・イーストウッドは82歳、エイミー・アダムスは38歳です。44歳の時の子どもという設定ですが、無理があります。

クリント・イーストウッド最新作はメディアへの苦言

次にガスと ミッキーには何らかの確執があるとのことですが、その背景が今ひとつなのです。ミッキー曰く「6歳で親戚に預けらて以来、親娘関係がないことが寂しい」というようなことを言っています。でも立派な弁護士に育っています。父親はメジャーリーグのスカウトマンとして全米を旅して回る仕事で、当初は幼いミッキーを連れていました。でもある事件がきっかけで親戚にミッキーを預けます。それから離れたり一緒になったりしたそうです。こうなったら娘は父親の仕事を嫌悪すると思うのですが、ミッキーは野球オタクであり、また選手の素質を見抜く能力も備わっています。もし幼少からずっとガスを旅を続けていればそう言った才能は養われますが、そうではありません。

エイミー・アダムスのなりきり度が注目された映画

また映画の展開についても疑問に思えるような演出が多々ありました。ミッキーに思いを寄せるジョニー(ジャスティン・ティンバーレイク) ですが、何だか存在が軽いのです。バーでミッキーが酔っ払いに絡まれている時に肩を組んでキスをして「俺の妹だから」と言います。妹にキスするのか?って突っ込みました。さらに湖のほとりで再びミッキーにキスしようとして拒まれます。そして「(その日まで)待つよ」と言って裸になり湖へ飛び込みます。そしてミッキーを呼び寄せて一緒に泳ぐのですが、ここで二人はあっさりキスします。「早っ!」って思いました。というか脚本しっかり書けや!です。

クリント・イーストウッドの父親役映画

そして圧巻の結末ですが、何とそれまで全く登場していなかったメキシコ系の投手の存在が奇妙なのです。宿泊していたホテルの息子ですが、天才的なピッチャーだったのです。今までどこにいたのか、あるいは何で名前が知られていないのか、などと考えを思い巡らせているうちにハッピーエンドへ向かいます。そしてなぜかミッキーとジョニーはくっついているのです。

いやいや、わたし、クリント・イーストウッド好きなのですが、やっぱり彼が監督しないとダメですね。この物語の脚本には無理がありすぎます。監督のロバート・ロレンツにとってイーストウッドは憧れの存在であり、自身の監督デビュー作にクリント・イーストウッドをとのことですが、結果としてはいまひとつの評価になりました。

ロバート・ロレンツ製作作品

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映画『タイトロープ』はクリント・イーストウッド主演作品で最も陰惨な映画である。また俳優として転換期であった。
本作はクリント・イーストウッド監督作品ではない。主演しているだけだ。この頃のイースウッドは過渡期だったのだろうか。それともソンドラ・ロックとの関係が終焉して疲れていたのだろうか。また映画界の様相が変化しているため今後の行方を観察していたのだろうか。何れにしても本作はクリント・イーストウッド作品の中ではとても陰惨な映画と言える。

さて、この映画について感じたのはクリント・イーストウッドの映画人生は家族をないがしろにしてきたことにダブらせていることです。イーストウッドには8人の子どもがいます。本作では長女のアリソン・イーストウッドとの関係を踏襲しているかのような印象を受けました。イーストウッドは若い時からあちこちに愛人がいました。有名なのはソンドラ・ロックです。アリソンは父クリント・イーストウッドと一緒に暮らした記憶はないのではないでしょうか。そういった意味を含んで本映画『人生の特等席』では父娘の再生の物語にしているのだと思います。しかしながら、女性は何歳になっても父親の背中を追い求めるのでしょうか。また父親への愛を貫くのでしょうか。これは父親に支配されているような気がするのです。特にアメリカ女性は自立していますから、このように過去を背負う女性像はありえない気がします。

アリソン・イーストウッドとクリント・イーストウッドが父娘で共演

タイトルの『人生の特等席』も問題があります。映画の最後にミッキーが「わたしはパパの隣にいたい。それがわたしの特等席だから」といって締めくくりますが、原題は『Trouble with the Curve』です。直訳するとカーブの問題あるいは「カーブが打てないのは選手の問題」となります。この邦題も映画を観ていて混乱させた原因かと思われます。いわゆる頑固な父親をなぞらえて「素直じゃない」とか「ちょっとひねくれている」と無理やり捉えて納得させた映画です。

*クリント・イーストウッドは『運び屋』で、実娘のアリソンと共演を果たします。実に34年ぶりです。『タイトロープ』という結構キツイ映画以来です。この時はとてもリアリティーがありました。

映画『人生の特等席』のキャストについて

ガス(クリント・イーストウッド)

メジャーリーグの名スカウトマン。多くの選手を発掘してきた実績がある。しかし視力の衰えから引退の危機にある。娘との確執を持っている。クリント・イーストウッドが自身が監督しない作品に出演するのは『ザ・シークレット・サービス』(1993年)以来である。年老いた役ですが、ちょっと娘との年齢差に無理を感じる。演技的にももう一つか。

ミッキー(エイミー・アダムス)

若手弁護士。ガスの娘。幼い頃から父と離れ離れに暮らしていた。年老いた父を気にかけている。弁護士として期待されているが、父の面倒をみることになる。エイミー・アダムスはとても可愛らしいです。アメリカンウーマンというイメージぴったりです。今回は父親へ思いを寄せる役でした。

ジョニー(ジャスティン・ティンバーレイク)

元投手で現在はスカウトマン。ガスを尊敬している。エイミーと恋仲になる。ジャスティン・ティンバーレイクの演技も普通でした。

まとめ 映画『人生の特等席』一言で言うと!

「人生の特等席と言える人がいることが羨ましい」

オシドリって鳥は生涯にわたって夫婦として寄り添うから名付けられたそうですが、実際はそれぞれパートナーを変えます。人間が勝手につけたネーミングです。動物とはとても自由です。人間は知性教養があるから生涯にわたって夫婦として長年にわたって愛を貫く素敵な生き物と言えます。(もりろん人間が正しいのかわかりませんが)でも、生涯にわたって信頼信用できる人と寄り添うことは本当に憧れます。

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映画『人生の特等席』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ロバート・ローレンツ
製作
クリント・イーストウッド ロバート・ローレンツ ミシェル・ワイズラー
製作総指揮
ティム・ムーア
脚本
ランディ・ブラウン
撮影
トム・スターン
美術
ジェームズ・J・ムラカミ
衣装
デボラ・ホッパー
編集
ゲイリー・D・ローチ ジョエル・コックス
音楽
マルコ・ベルトラミ
ガス(クリント・イーストウッド)
ミッキー(エイミー・アダムス)
ジョニー(ジャスティン・ティンバーレイク)
ピート・クライン(ジョン・グッドマン)
フィリップ・サンダーソン(マシュー・リラード)
ビンス(ロバート・パトリック)
ボー・ジェントリー(ジョー・マッシンギル)
2012年製作/111分/G/アメリカ
原題:Trouble with the Curve
配給:ワーナー・ブラザース映画

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