映画『鉄道員(ぽっぽや)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
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『鉄道員(ぽっぽや)』
(1999年製作/112分/日本)
【監督】
降旗康男
【原作】
浅田次郎
【脚本】
岩間芳樹 降旗康男
【製作】
高岩淡
【企画】
坂上順
【プロデューサー】
石川通生 進藤淳一 角田朝雄 木村純一
【撮影】
木村大作
【出演】
高倉健
大竹しのぶ
広末涼子 志村けん 奈良岡朋子 田中好子
吉岡秀隆 平田満 中本賢 板東英二
小林稔侍
【HPサイト】
映画『鉄道員(ぽっぽや)』IMDbサイト
【予告映像】
映画『鉄道員(ぽっぽや)』トレーラー
映画『鉄道員(ぽっぽや)』NHK BSプレミアム放送 2021年1月11日(月)午後9時00分~10時53分
1月11日(月)午後9時00分~10時53分
名優・高倉健さんです
小林稔侍さんの「健さん愛」が強いです
志村けんさんの暴れっぷりが良い
原作は浅田次郎さんです
「泣かせます」確実に「泣きます」
映画『鉄道員(ぽっぽや)』のオススメ度は?
星4つです
やっぱり高倉健さんは「素晴らしい」
志村けんさんも「存在力がハンパない」
小林稔侍さんの「健さん愛」がすごい
大竹しのぶさんの演技は「神ががっている」
田中好子さん「綺麗すぎる」
映画『鉄道員(ぽっぽや)』の作品情報・概要
『鉄道員』(ぽっぽや)浅田次郎の原作の短編小説を映画化(『小説すばる』平成7年(1995年)11月号に掲載)降旗康男監督作品。主演は映画『居酒屋兆治』や映画『ホタル』高倉健。映画『借りぐらしのアリエッティ』の大竹しのぶ、広末涼子、小林稔侍、映画『浅田家!』や映画『蜜蜂と遠雷』の平田満、映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』や映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』や映画『雲のむこう、約束の場所』の吉岡秀隆らが共演。地方のローカル鉄道で働く鉄道員の生き様と移り行く時代を描いたいる。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』のあらすじ・ネタバレ
定年間近の鉄道員・佐藤乙松(高倉健)は責任感が強い男。娘・雪子が亡くなっても、妻・静枝が亡くなっても駅長を務める幌舞駅のホームに立ち続けている。寒いある日、幼い少女が駅に現れて、人形を忘れていく。乙松の友人である杉浦仙次(小林稔侍)は自らの引退後の就職先に乙松を誘うために訪れる。しかし「鉄道以外、何も取り柄がない」と断られる。夕方、今度は小学6年生くらいの少女が「妹が人形を忘れた」と言って訪れる。そして乙松にキスをして去っていく。翌日、佐藤は帰る。その夜、今度は高校生の女の子(広末涼子)が現れる。一緒にお汁粉を食べたり、女の子が鍋料理を作ったりして過ごす。少女は雪子と名乗った。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』の感想・内容
「とても良い映画です」冒頭から結末まで涙が止まらないくらい感動します。その涙の源泉はなんといっても高倉健さんです。高倉健さんを観ているだけで胸が熱くなり止めどもなく涙がこぼれ落ちてくるのです。高倉健さんのがうつむいたり、宙空を見上げたり、歩いたり、振り返ったり、そしてただ立っているだけで心が震えてしまうのです。わたしはそれほど古い人間ではありませんが、この高倉健さんという俳優が醸し出す雰囲気は特別なものだと感じています。
高倉健さんの魅力全開はやっぱり“兆治”
いま現在、世界の映画界を見渡してみても、「背中だけで演技ができる俳優」は思い浮かびません。特段、わたしが高倉健さんに思い入れがあると言うわけではありません。リアルタイムにスクリーンで高倉健さんを観ていた世代でもありません。でも何本かは観ています。いまDVDや動画配信で改めて高倉健さんの映画作品を観ると全く同じように心が震えるのです。一体、なぜなのでしょうか。高倉健さんの喋るセリフはそれほど多くはありませんし、名言を言っているわけでもありません。でも高倉健さんの映画を観ると、完全にスクリーンに吸引されて、身の心も支配されてしまうのです。時間も忘れます。家族や友人と観ていても、みんなが無言で観入ってしまうのです。本当に素晴らしい俳優さんでした。
かなり残念な映画でした
さて本映画『鉄道員(ぽっぽや)』直木賞作家・浅田次郎さんの短編小説を映画化して索引です。“泣きの浅田”と言われている所以がわかる映画です。本当に泣けます。浅田作品がなぜこんなにも涙を誘うのかについて考えたことがあります。わたしなりの答えは死の陰が終始ついて回る物語が多いです。本映画『鉄道員(ぽっぽや)』も同様で、なんと劇中の主要人物3人の人生が終わる、つまり“死ぬ”のです。しかも映画を観ている間中「ああ、絶対に死ぬんだろうな」っ予感させるのです。ずっと死の陰がつきまとっています。
石原裕次郎も昭和を代表する映画スターです
本映画の監督は降旗康男さんです。もう高倉健さんを主演に迎えて何本か映画を撮っています。後に再びタッグを組んで撮った映画『ホタル』ひどい作品でしたが本映画『鉄道員(ぽっぽや)』はとても素晴らしい演出をしていると思います。浅田次郎のテイストをうまく活かして絶妙な脚本を書き上げています。舞台は北海道の小さな駅、それも終着駅である幌舞駅だけで描いていると言っても過言ではありません。映像は本当に駅と構内と列車くらいしか出てきません。お墓と病院も出てきますが、それほど印象に残りません。
三船敏郎は世界の大スター
登場人物も高倉健(佐藤乙松)と妻子・大竹しのぶ(佐藤静枝)広末涼子(高校生の佐藤雪子)、友人の小林稔侍(杉浦仙次)くらいです。この小さな世界で降旗康男は素晴らしい演出を行ったと思います。また撮影監督の木村大作さんの映像が本当に美しいです。全体的に女性らしい雰囲気でとっています。大竹しのぶさんも広末涼子さんもとても美しいのです。でも1番美しいのは高倉健さんです。なんだか母性愛を感じるような映像に仕上げています。そして対照的に汽車や列車がとても男性的なのです。登場人物である人間を女性として、そして巨大で力強い汽車と列車を男性に置いて捉えることで映画全体が引き締まったような気がするのです。
渡哲也の“ギラギラ感”はすごかった
キャメラは人物に“寄っては引き”を絶妙なタイミングで繰り返します。嫌が応にも臨場感が溢れ出してきます。特に高倉健さんや大竹しのぶさん、小林稔侍さん、広末涼子さんらの顔のアップは秀逸だと思います。あまり顔のアップがが続くと辟易とするのですが、間あいだにバストアップや、フルショットを入れることで、気持ちの良いリズム奏でられ、とても心地良いのです。
吉永小百合さんはやっぱり“昭和”を代表する大女優です
本映画『鉄道員(ぽっぽや)』は「昭和の無骨な鉄道員の生き方を描いた物語」です。真面目で不器用で無口で謙虚で堅実に鉄道員を全うする男が高倉健が演じています。「背筋をぴんと伸ばして生きろ」と言っているような気がしてなりません。佐藤乙松(高倉健)は2代目の鉄道員(ぽっぽやです。父に憧れて鉄道員になりました。とにかく真面目です。妻・佐藤静枝(大竹しのぶ)と結婚しますが、中々子宝に恵まれませんでした。しかし高齢になった静枝が妊娠して、女の子を産みます。雪子と名付けます。それはそれは大喜びです。でも残念なことに雪子はすぐに亡くなります。雪子が亡くなる時も乙松は鉄道勤務を休まず働いています。それくらい真面目な男です。
山口百恵さんのような巨星はもう出ないでしょう
時間は流れて乙松は引退を意識する年齢になっています。独り身です。2年前に妻の静枝は亡くなっています。その時も乙松は勤務しており、死に目に立ち会いませんでした。そういう男なのです。本映画『鉄道員(ぽっぽや)』は昭和の男の生真面目というか、まるで何かの責任を背負う男を最初から最後まで描いています。ただその“生き方”というのは個人的に満足しているだけで、家族や友人の気持ちをあまり考えない人間であるというイメージも与えてしまいます。今ではあまり賞賛される生き方ではないと思います。
薬師丸ひろ子は“昭和”最後の大女優間違いなし!
本映画『鉄道員(ぽっぽや)』を観ていると、やっぱり「高倉健さんに昭和を背負わせている」という印象が強いです。もちろんそれがいけないと言っているのではありません。ただ「男は無骨に生きるものだ」という押し付けにもなってしまいがちです。降旗康男監督がインテリであり、戦前生まれの「昭和人であった」ことも影響があると思います。また原作者の浅田次郎さんは「団塊の世代の方」なので、どうしても“ザ・昭和感”が捨て切れません。例えばいま現在の若者からみると、ひとつの仕事を終身雇用で勤め上げることが不思議だという意見もあります。日本の精神美としてはひとつの道を貫いたことは尊敬の対象になりますが、今の若者は欧米化しており、「長い人生、色んな仕事をして経験を積みたい」と思っている人も多いです。時には新しい何かに挑戦することこそ、自身の成長を高めることにも繋がり、人々からの賞賛も浴びることもあります。
役所広司さんには“昭和”の役者の匂いを感じる
だだですね、本映画『鉄道員(ぽっぽや)』の佐藤乙松(高倉健)は鉄道員という仕事を愛していました。誇りに思っていました。それが良いのです。決してバカにしてはいけません。若い頃に“天職”と出会って、生涯を貫いたのです。決して古い日本の精神美を守ったのではありません。いくつも転職を繰り返しても“天職”に出会えないことの方が悲劇な気がします。そこは勘違いしてはいけません。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』の結末・評価
さてさて本映画『鉄道員(ぽっぽや)』の見所はたくさんあります。まず志村けんが出演している点は忘れてはいけません。志村さんは映画やテレビドラマにはほとんど出演しない人でした。(「鉄道員」出演以降は一部の声優業を除いて映画には1度も出演していません。ただ2020年12月に公開される予定だった映画『キネマの神様』で菅田将暉とダブル主演を務める予定でしたが、新型コロナウイルスに感染したことで辞退。その後、2020年3月29日に合併症の肺炎で死去されました)本映画『鉄道員(ぽっぽや)』では原作にない炭鉱夫を演じています。福岡の筑豊から北海道へ移ってきました。幼い子どもを持っています。しかしこちらの炭鉱ではリストラされる悲しい役です。そして酒癖が悪いのです。酔っ払って暴れて喧嘩をします。その暴れっぷりは凄まじいです。とても映画初出演とは思えないです。しかもちゃんとお笑いを入れています。酔いつぶれて、佐藤乙松(高倉健)と杉浦仙次(小林稔侍)に担がれて運ばれていく時の千鳥足とか、頭をぶつけたりするシーンは笑えます。とても印象深い人間を演じていました。
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そしてもうひとり、わたしが気になる役者さんは田中好子さんです。「すごく綺麗です」出演場面はわずかですが、なんとも言えない美しさを出しています。ただですね、劇中テレビから流れてくる歌謡曲がピンクレディーの『カルメン77』なんですよ。もちろん田中さんの出演場面には被らないのですが、やっぱりこういうところは少しの“気遣い”が欲しいと感じました。できればキャンディーズの曲を流して欲しかったです。もちろん、物語には何も影響はないのでどっちでも良いと言えば良いのですが。
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そして本映画『鉄道員(ぽっぽや)』の最大の見せ所は何と言っても小林稔侍さんの“高倉健さん愛”です。すごく強い愛情を感じるのです。劇中ふたりのファーストコンタクで小林さんは駅のホームで高倉さんに抱きつきます。元々、小林稔侍さんは高倉健さんに憧れて俳優になった人です。高倉健さんのためな腎臓をあげても良いくらい好きらしいのです。妻子よりも大事な人だというのです。その小林さんの心中を見事に表していた演技でした。杉浦仙次(小林稔侍)は佐藤乙松(高倉健)と同期の鉄道員(ぽっぽや)です。若い時から寝食を共にして働いてきました。要領の良い杉浦は定年退社後の就職先が決まっています。関連会社に横滑りします。杉浦の心配は独り身の乙松です。彼と一緒に働きたいあまりに、同じ関連会社への就職を勧誘します。でも乙松は固辞します。杉浦が乙松を説得する場面が秀逸なのです。必死になって懇願します。抱きついたり、手を握ったり、そして胸に顔をうずめたりします。「ずっと一緒にいたいんだ」と涙で訴えます。おそらく高倉さんと小林さんは長い俳優生活で、苦楽を共にした間柄ですから、本映画『鉄道員(ぽっぽや)』の佐藤乙松と杉浦仙次の気持ちが痛いほどにわかったのでしょう。
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それと本映画『鉄道員(ぽっぽや)』の大竹しのぶさんの演技には胸が痛みました。子どもが中々できないことをコンプレックスにしています。この出来ない理由を“女性の問題”にしているところに時代性を感じます。いわゆる不妊ですが、昔から子どもができない原因を女性側に押し付けていたことがわかる重要な演出であり、悪しき慣習も色濃かった時代を映し取っています。今は不妊の原因の多くは男性側にあると言われていますから。劇中、佐藤静枝(大竹しのぶ)が妊娠してことを佐藤乙松(高倉健)んい告げる時の恨み節のように感情を吐露する場面に胸が軋みました。
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さて本映画『鉄道員(ぽっぽや)』は一応、ハッピーエンドで終わります。成長した娘・佐藤雪子(広末涼子)と楽しい一夜を過ごして、駅のホームで人生を終わります。「死ぬのは舞台の上で」という芸人の言葉がありますが、乙松は「ホームの上で」死にました。自身が人生をかけて愛してきた鉄道員という仕事を貫いたのです。雪の埋まる乙松を見て本当に号泣しました。そして杉浦仙次(小林稔侍)が乙松を弔うように列車を走らせます。「とても良い映画」でした。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』のキャストについて
佐藤乙松(高倉健)
佐藤静枝(大竹しのぶ)
高校生の佐藤雪子(広末涼子)
幼少時の佐藤雪子(山田さくや)
小学校6年生の佐藤雪子(谷口紗耶香)
杉浦秀男(吉岡秀隆)
杉浦由美(大沢さやか)
加藤敏行(安藤政信)
川口(平田満)
飯田(中本賢)
集配人(板東英二)
坑夫(本田博太郎)
町長(石橋蓮司)
吉岡肇(志村けん)
吉岡敏行(松崎駿司)
加藤ムネ(奈良岡朋子)
杉浦明子(田中好子)
杉浦仙次(小林稔侍)
まとめ 映画『鉄道員(ぽっぽや)』一言で言うと!
「時代によって生き方を変えなければいけない気がします」
わたしも昭和生まれです。今ではとても懐かしい気がします。年号があるって良いと思います。昭和、平成、令和って移り変わりました。それぞれの時代って確かにあります。その時代によって生き方も変わってきたような気がします。
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映画『鉄道員(ぽっぽや)』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
降旗康男
原作
浅田次郎
脚本
岩間芳樹 降旗康男
製作
高岩淡
企画
坂上順
プロデューサー
石川通生 進藤淳一 角田朝雄 木村純一
撮影
木村大作
照明
渡辺三雄
録音
紅谷愃一
美術
福澤勝広
編集
西東清明
音楽
国吉良一
主題歌
坂本美雨
主題歌(作詞)
奥田民生
主題歌(作曲・編曲)
坂本龍一
助監督
佐々部清
佐藤乙松(高倉健)
佐藤静枝(大竹しのぶ)
高校生の佐藤雪子(広末涼子)
幼少時の佐藤雪子(山田さくや)
小学校6年生の佐藤雪子(谷口紗耶香)
杉浦秀男(吉岡秀隆)
杉浦由美(大沢さやか)
加藤敏行(安藤政信)
川口(平田満)
飯田(中本賢)
集配人(板東英二)
坑夫(本田博太郎)
町長(石橋蓮司)
吉岡肇(志村けん)
吉岡敏行(松崎駿司)
加藤ムネ(奈良岡朋子)
杉浦明子(田中好子)
杉浦仙次(小林稔侍))
1999年製作/112分/日本
配給:東映
日本初公開:1999年6月5日