映画『レイジング・ブル』ネタバレ・あらすじ・作品情報・評価。マーティン・スコセッシvsロバート・デ・ニーロのボクシング映画最高傑作。

映画『レイジング・ブル』ネタバレ・あらすじ・作品情報・評価。マーティン・スコセッシvsロバート・デ・ニーロのボクシング映画最高傑作。 お茶の間映画館
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映画『レイジング・ブル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『レイジング・ブル』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『レイジング・ブル』
129分/アメリカ/1980
原題『Raging Bul』

【監督】
マーティン・スコセッシ
【製作】
アーウィン・ウィンクラー  ロバート・チャートフ
【出演】
ロバート・デ・ニーロ
ジョー・ペシ
キャシー・モリアーティ

映画『レイジング・ブル』IMDbサイト
【予告映像】
映画『レイジング・ブル』トレーラー

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  1. 映画『レイジング・ブル』NHK BSプレミアム放送 9月29日(火)午後1時00分〜3時10分
    1. 9月29日(火)午後1時00分〜3時10分
  2. 映画『レイジング・ブル』のオススメ度は?
  3. 映画『レイジング・ブル』の作品概要
  4. 映画『レイジング・ブル』のあらすじ・ネタバレ
  5. 映画『レイジング・ブル』の感想・内容
    1. ジェイクという最低の男を最高のロバート・デ・ニーロが演じる
    2. マーティン・スコセッシ監督が描くリアリズム
    3. 白黒映画だからこそ伝わる強さがある
    4. スコセッシが言いたかった“暴力”
    5. 嫉妬心、猜疑心は自身を破綻させる
    6. 日本もアメリカも幼児虐待は深刻な問題
    7. 栄光から地獄に落ちていく男の悲哀だが、、、
  6. 映画『レイジング・ブル』の結末・評価
    1. ジェイクの涙に見える人間らしさ
    2. でも暴力はダメです。特に女性、子どもにはダメ!
    3. ジェイクは弟ジョーイを許せなかったのか
  7. まとめ 映画『レイジング・ブル』一言で言うと!
  8. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  9. 合わせて観たい映画
    1. 【ロバート・デ・ニーロ出演映画】
      1. 映画『ジョーカー』
      2. 『レイジング・ブル 』
      3. 『タクシー・ドライバー』
      4. 『 ゴッドファーザー PART I・II・III 』
    2. 【毒親が登場する映画】
      1. 映画『MOTHER マザー』
      2. 映画『誰も知らない』
      3. 映画『万引き家族』
      4. 映画『塔の上のラプンツェル』
      5. 映画『絶唱(1975)』
      6. 映画『ワイルドライフ』
      7. 映画『存在のない子供たち』
      8. 映画『ガラスの城の約束』
      9. 映画『荒野にて』
      10. 『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』
      11. 映画『赤い雪 Red Snow』
      12. 映画『J・エドガー』
      13. 映画『ある少年の告白』
      14. 映画『タロウのバカ』
      15. 映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』
      16. 映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
      17. 映画『コクリコ坂から』
      18. 映画『はちどり』
      19. 映画『WAVES ウェイブス』
      20. 映画『カセットテープ・ダイアリーズ』
      21. 映画『絶唱(1975)』
      22. 映画『サイコ (1960年の映画)』
      23. 映画『ロケットマン』
      24. 映画『存在のない子供たち』
    3. 【子ども可愛がり映画】
      1. 映画『リアム16歳、はじめての学校』
      2. 『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』
      3. 映画『パパは奮闘中』
    4. 【ある意味、毒親である気がする映画】
      1. 映画『ビューティフル・ボーイ』
      2. 映画『ベン・イズ・バック』
      3. 映画『37セカンズ』
      4. 映画『燃えよスーリヤ!!』
      5. 映画『ジョーカー』
    5. 【オススメ芸術感満載の映画】
      1. 映画『ばるぼら』
      2. 映画『ROMA/ローマ』
      3. 映画『サスペリア』
      4. 映画『マリッジ・ストーリー』
      5. 映画『ゴッドファーザー』
      6. 映画『ミリオンダラー・ベイビー』
  10. 映画『レイジング・ブル』の作品情報

映画『レイジング・ブル』NHK BSプレミアム放送 9月29日(火)午後1時00分〜3時10分

9月29日(火)午後1時00分〜3時10分

「デ・ニーロ・アプローチ」って知ってますか?

俳優が映画のキャラクターに合わせるための役作りです

太ったり痩せたり大変です

髪の毛も抜きます

ボクシングも習得します

俳優って大変な仕事です

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映画『レイジング・ブル』のオススメ度は?

4.0

4つです。

この映画を観ると本当に暴力男はクソだと感じます。

栄光と地獄を描いています。

スコセッシすごし!

デ・ニーロ天才!

以後、世界の俳優に与えた影響は大きい

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映画『レイジング・ブル』の作品概要

『レイジング・ブル』原題『Raging Bull』1980年公開のアメリカ映画。監督はマーティン・スコセッシ(映画『アイリッシュマン』)主演はロバート・デ・ニーロ。第53回アカデミー主演男優賞を獲得。実在のプロボクサー、ジェイク・ラモッタの自伝を元にポール・シュレイダー(『魂のゆくえ』)とマーディク・マーディンが脚本を担当した。かつてボクシングの世界ミドル級チャンピオンであったジェイク・ラモッタの半生を映画化。ジェイクを取り巻く人間関係、弟、妻、マフィアなどを通してジェイクの波乱万丈の人生を描く。暴力について訴求している。

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映画『レイジング・ブル』のあらすじ・ネタバレ

ジェイク・ラモッタは“Raging Bul”(怒れる牡牛)と呼ぼれている。勇猛果敢なファイトスタイルで人気を博しているが、王座挑戦の道が開けない。弟ジョーイはマフィアのボスと取引して八百長試合の末、王座挑戦の約束をこぎつける。ジェイクは渋々納得するが、、、。それによってジェイクは、、、、。

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映画『レイジング・ブル』の感想・内容

ジェイクという最低の男を最高のロバート・デ・ニーロが演じる

正直、この映画に出てくるジェイクという男は最低の人間です女、子どもなどの弱い者へ平気で手をあげます。

顔にアザができるほどの力で殴りつけます。しかもラモッタはボクサーです。

ボクサーという人間は絶対に人を殴ってはいけないのです。

拳は凶器扱いになっているからです。これは映画ですが、観ていてこの男が憎らしくなってくるのはやはりロバート・デ・ニーロの演技の賜物でしょう。

マーティン・スコセッシ監督が描くリアリズム

監督はマーティン・スコセッシです。ニューヨーク、リトルイタリーで生まれ、周りはマフィアばかり少年時代を過ごしています。その生い立ちが活かされています。

彼の作風はとてもリアルで、ことマフィアに関する映像表現は追随を許しません。本映画『レイジング・ブル』に於いてもマフィアとの関係性を説いています。

派手ではありませんが、すっと心に入ってくる接近の仕方に恐怖を覚えます。

マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロは『タクシー・ドライバー』以来のコンビです。

ジェイク・ラモッタという実在のボクサーの半生を描いています。

映画とは演出として主人公の行動や逸話を大げさに脚色する傾向にありますが、本作でのラモッタの挙動は全て本当だと言われていますから、ジェイクがいかにクソ人間だったのかに怒り心頭になるひともいます。

それだけ夢中にさせる映画を作った二人は本当にすごいと感じます。

白黒映画だからこそ伝わる強さがある

この映画は白黒作品です。白黒作品であるからこそ、迫力が出ていると思います。

光と陰のコントラスト、飛び散る汗、栄光と地獄が本当にうまく表現されています。

ボクシング映画の金字塔と言われています。

ボクシング映画でやはり有名なのはポール・ニューマン主演、ロバート・ワイズ監督の『傷だらけの栄光』(56)です。こちらも素晴らしい出来です。

もうひとつ、ボクシング映画といって良いのかわかりませんがルキノ・ヴィスコンティ監督の『若者のすべて』(60)があります。こちらも素晴らしいです。

スコセッシが言いたかった“暴力”

この映画でスコセッシが言いたかったことはやはり暴力ではないでしょうか。

ジェイクの暴力はおそらく幼少の頃、自身が虐待されたからではないでしょうか。虐待されて子どもが成長して虐待する側に回る可能性は高いと言われています。

それとジェイクはある種のサイコパス的な性質を持っていると思われます。自己中心、尊大、人を巻き込む、目立ちたいなどは正にその典型です。

嫉妬心、猜疑心は自身を破綻させる

しかもジェイクのネチっこい性格、嫉妬心、猜疑心は一向に治ることはなかったそうです。

人を信じない、時としては肉親を殴り、憎み、関係性を破綻にさせるのは異常です。

ジェイクはユダヤ人とイタリア人の両親を持っています。

普通であれば信心深い人間になるはずですが、神にも唾を吐きます。

ここまでのクソ人間は本当にいないくらいに描いています。

日本もアメリカも幼児虐待は深刻な問題

日本では近年、親の子どもに対する虐待報道が盛んに行われるようになってきました。それはとて良いことだと思います。

確かに日本の習慣としてしつけと称してほっぺたを叩いたり、長時間立たせたりとかありますが、今では完全にアウトでしょう。

アメリカ社会では子どもや女性に対しての暴力は絶対に許されません。もしそれが発覚すると間違いなく刑務所行きになります。

しかし近年のアメリカの映画を観ると毒親を扱った作品の多さに驚きの念を禁じえません。それ故に深刻で表面に出ていないケースが多いのでしょう。

栄光から地獄に落ちていく男の悲哀だが、、、

さて、映画の結末ですが正に「栄光と地獄」の映画です。

かつてボクサーとして活躍し地位も名誉も富も掴んだ男が地獄へ落ちます。お金もありません。家族もありません。孤独です。日銭を稼ぐのに必死です。

しかも過去の人と言われ笑われていることに気が付いていません。未だに自分はチャンプだと思い込んでいます。

性格も傍若無人のままです。嫉妬深く、猜疑心が強く、独占的で思いやりも謙虚さもありません。しかし年を取ってしまった、、、、。それが悲しさを助長しています。

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映画『レイジング・ブル』の結末・評価

ジェイクの涙に見える人間らしさ

しかしジェイクは本当に何を求めて生きたのか、を考えてしまいます。

確かにクソ人間ですが、なぜジェイクがあれほどまでの最悪な人間になったのかはやはり教育をちゃんと受けていないからだと思います

劇中の下品な振る舞いや言葉に品性を全く感じません。人間としての優しさはやはり教養から来るものだと思うのです。

映画の中で印象的な場面が2つあります。ジェイクが泣く場面です。

ひとつ目は八百長試合で負けて、控え室で号泣する場面、こちらは「俺はなんてことをしてしまった。取り返しのつかないことだ」と言っています。ジェイクの声が「神様許してくれ」とでも言っているようです。

多少、信心深いのかなあと感じます。

ふたつ目は刑務所にぶち込まれてコンクリートの壁を拳で乱打しながら「なんでこんなことになってまったんだあ、俺は何にも悪くないのに!」と叫ぶ場面です。ここは確かにジェイクに濡れ衣が着せられている場面です。「神は俺を見捨てた」にも聞こえます。

人間は涙を流すと本音が見えてきます。この場面が観れただけでも救われた気持ちになりました。

でも暴力はダメです。特に女性、子どもにはダメ!

しかし、やっぱり許せないのは暴力です

ェイクが人間関係を破綻させる原因はこれに尽きます。

弟ジョーイに対して妻ビッキーとの仲を疑ってフルボッコにして終わり、、、。あまりにも悲しい。

実の兄弟が仲違いすることほど醜いことはないです。

数年後、ジェイクは街でジョーイと会い、仲直りを提案します。しかしそれは実現しなかったように思えます。

ジェイクがジョーイに対して恨みを持っているのではという場面があります。

ジェイクは弟ジョーイを許せなかったのか

不摂生で太ったジェイクは見世物まがいのコメディアンをやっています。

楽屋で台詞回しの練習をしていますが、映画『波止場』を用いています。

弟は有望なボクサーであったが、兄から八百長を指示されてから転落していく、弟は八百長を指示した兄を許せない、あれがなかったら俺は成功していた、、、と。

これは本映画の逆です。つまりジェイクにとって唯一の誇りだったことを捨てた瞬間に地獄は落ちてしまったと、、、、。

これは一理あるかもしれません。でも暴力とは別です。

アスリートやボクサーにとって一番大切なのはやはりモチベーションでしょう。

ひとつの目的に向かって生きています。

ジェイクの場合は無敗で自力でチャンピオンになる、でした。それが彼の存在価値だったのでしょう。

ゴミのように育ち、教養もありません。ボクシングだけです。ボクシングは実力だけの世界です。

その世界で自分を捨てろと言ったジョーイはやっぱり許せなかったのかもしれません。

そう考えて観るとジェイクに少しは心を寄せることができます。

先にも書きましたがこの映画は本当によくできています。

デ・ニーロの演技の賜物ですが、やはりスコセッシ監督の演出の素晴らしさの骨頂だった映画だと思います。

 

*音楽が良い。

*スコセッシの「ドリーショット」の吸引力に注目して観ると良いかもしれません。時おり、人物に向かってカメラをまっすぐに接近させます。それがとても良い効果を出しています。冒頭のリーブスとの戦いでコーナーに座ったジェイクにカメラがドリーで接近します。これでこの映画への吸引力が決まったと言ってもいいでしょう。

*白黒映画ですが、オープニングのタイトルが赤字とビッキーとの幸せの日々がプライベート撮影っぽく8ミリカラーで紹介しています。これが結構良いエッセンスになっています。

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まとめ 映画『レイジング・ブル』一言で言うと!

「一寸の虫にも五分の魂」

小さな者・弱い者でも、それ相応の意地や感情はもっているから決してばかにしてはならないという意味です。ジェイクにもプライドがあります。一度、プライドが傷つけられてそこからどうするかは本人次第かもしれません。逆に闘志を燃やす人もいますし、負け癖がつく人もいます。まさに右に行くか左に行くか、それとも違う道を行くか、この選択は難しいけれど人生とは自分が決めるものであることは確かです。

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映画『塔の上のラプンツェル』

ディズニー史上最悪の毒親でしょう

映画『塔の上のラプンツェル』ネタバレ・あらすじ「コロナ王国のプリンセス」感想「誘拐・監禁・STAY HOME18年経てから自由と結婚をGET!」・結末「諦めない心」
映画『塔の上のラプンツェル』ネタバレ・あらすじ「コロナ王国のプリンセス」感想「誘拐・監禁・STAY HOME18年経てから自由と結婚をGET!」・結末「諦めない心」 映画『塔の上のラプンツェル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『塔の上のラプンツェル』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。YouTubeで予告映像もご覧ください。映画『塔の上のラプンツェル』の作品情報・概要『塔の上のラプンツェル』原題『Tangled』2010年のアメリカ合衆国のアニメ映画。ネイサン・グレノとバイロン・ハワード共同監督作品。ジョン・ラセター製作総指揮(映画『トイ・ストーリー3』や映画『リメンバー・ミー』や映画『アナと雪の女王』)。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品第50作目。原作のグリム童話『ラプンツェル(髪長姫)』をモチーフに製作。声優はマンディ・ムーア、ザカリー・リーバイ、ドナ・マーフィ、ロン・パールマン、M・C・ゲイニー、ジェフリー・タンバー、ブラッド・ギャレット、ポール・F・トンプキンス、中川翔子(映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』)、畠中洋、剣幸、飯島肇、佐藤陽規、石原慎一らが務めた。

映画『絶唱(1975)』

封建制が残る時代とはいえ子どもの自由を奪う権利はない

映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。
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映画『ワイルドライフ』

ポール・ダノ初監督作品 映画『ワイルドライフ』ネタバレ・あらすじ 毒親を優しく見るエド・オクセンボールドの優しさ
ポール・ダノ初監督作品 映画『ワイルドライフ』はアメリカが抱える社会問題をテーマに描いている。“毒親”についてだ。子どもに過干渉するのも毒親だが、一番は“無関心”であることが最悪だ。人間は無視されることほど傷つくことはない。この作品の少年は母親から存在を消されてもポジティブに生きる姿勢を持ったことが救いだ。

子どもの前で夫以外の男性と情事を見せたら、、、

映画『存在のない子供たち』

これがレバノンの現状なのだろうか。出生証明書もない子供たち

映画『存在のない子供たち』ナディーン・ラバキー監督がレバノンの幼児虐待、人身売買、児童労働、難民、不法移民、不法就労、不当搾取を鋭利に描く。ネタバレ・あらすじ・感想・評価
存在のない子供とは出生証明書が国などの機関に提出されていない子供たち。世界を見渡すと実に多いという。存在が認められていないため病院にも行けず、学校にも行けない。しかも幼い頃から児童労働させられ、金品も搾取されている。女の子は売られていく。負のオンパレードしかない。一番大切なのは大人の教育。レバノンの女性ナディーン・ラバキー監督が描いた。

映画『ガラスの城の約束』

両親揃って社会から逸脱していて働きません。父親はアル中でDV野郎です。

映画『ガラスの城の約束』ネタバレ・あらすじ 毒親 ネグレクト 虐待 過保護 過干渉 こんな両親いらないと思った作品
社会と隔絶するように生きる家族。父親はアル中で無職、母親はアーティスト気取りで家事も育児もしない。子どもは4人。彼らの世界はこの毒親になる。飲んだくれで暴言を吐く父親に洗脳されているかのようで、父親を尊敬、崇拝している。しかし成長するにつれて一家がおかしいと気づく。そして家を脱出する。毒親、ネグレクト、ハラスメント。

映画『荒野にて』

父親は働いていますが、子どもの教育に無関心です。

映画『荒野にて』ネタバレ、評価。新鋭チャーリー・ブルマーの眼差しが切ない
この映画『荒野にて』はアメリカ映画に慣れ親しんだ人には驚きを与えるかもしれない。とても淡々と静かに進んでいく。アクションなどない。明るさもない。とにかくこの映画の主人公のチャーリー・プラマーの孤独感が際立っている。初めての友達が馬だ。その馬の命を守るために旅に出る。しかし若いがゆえに、教養もないが故に、無くしたり得たりする。

『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』

娘が薬物に溺れているのを救えませんでした。

世界の歌姫『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』名曲と映画は永遠だけど悲しい人生だ
ホイットニー・ヒューストンはなぜ死んだのか?誰が彼女を死に追いやったのか?彼女を終生苦しめたモノとは何か?世紀の歌姫はなんのために生まれ、生きて、死んだのかについてドキュメンタリーで追いかけている。歌うことが彼女の人生だったのに悲しい。彼女が本当に信頼できる人を側におけば、名曲を歌い、映画にも出て、娘の幸せだったと祈りたい

映画『赤い雪 Red Snow』

我が子を押入れに押し込めて男との情事を楽しみます。

永瀬正敏✖️菜葉菜W主演+井浦新の映画『赤い雪 Red Snow』(実話)は“ズシリ”と積もった。人間の記憶は曖昧で都合よく作られる。感想とネタバレ。
この映画は実話を元に制作されたと言うが、とても残酷な物語だ。人間の記憶とは都合よく出来ている。自分への関心を防ぐため、あるいは興味を向けるために記憶を作り変えることも可能だ。それを行うのは気まぐれな心もあるが、実際は無意識に計算された心が作り出している。一度発動するとそれが新たな記憶になるが、心は不自由になってしまう。

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親の教育が悪かったからこんな男になったのか、、、

映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』ネタバレ・あらすじ・感想。虐待されアル中、シリアルキラーになった原因は“毒親”のせいである。
映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』ネタバレ・あらすじ・感想。虐待されアル中、シリアルキラーになった原因は“毒親”のせいである。映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』の作品情報・概要ドイツのハンブルグで実際に起きた事件をモチーフにしています。ドイツを代表するシリアルキラーです。「なぜ彼が殺人者になったのか」などは描かれていません。淡々と殺人を繰り返す中にこそ真実がある映画です。監督は世界三大映画祭すべて主要な賞を獲得したファティ・アキンです。主演はヨナス・ダスラー。

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』

毒親で育って「アーサー」と出会うのは不運?

【ネタバレ酷評】映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』あらすじ・感想。109分のCM映画。ハーレイに共感できない。
【ネタバレ酷評】映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』あらすじ・感想。109分のCM映画。ハーレイに共感できない。 映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の作品情報・概要 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』原題『Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn』2020年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。DCエクステンデッド・ユニバースに属する作品である。中国系女性監督キャシー・ヤン作品。製作・主演はマーゴット・ロビー。

映画『コクリコ坂から』

子どもを置き去りに海外留学するのは毒親?

映画『コクリコ坂から』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。兄妹恋愛ではなく“団塊の世代”への郷愁映画。朝鮮戦争が生んだ愛の軌跡。
映画『コクリコ坂から』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。兄妹恋愛ではなく“団塊の世代”への郷愁映画。朝鮮戦争が生んだ愛の軌跡。 映画『コクリコ坂から』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『コクリコ坂から』公式サイトおよび、IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『コクリコ坂から』の作品情報・概要『コクリコ坂から』英題『From Up On Poppy Hill』は、佐山哲郎の原作、高橋千鶴の作画による日本の漫画をスタジオジブリがアニメ映画として製作。宮崎駿と丹羽圭子が脚本制作。監督は宮崎吾朗。1963年の横浜を舞台に織りなす恋愛青春映画。朝鮮戦争によって生まれた禁断の愛と若者の生き方を描いている。“団塊の世代”への郷愁映画とも言える。声優は長澤まさみ、岡田准一、竹下景子、石田ゆり子ら。主題歌を手嶌葵が唄う

映画『はちどり』

娘に無関心すぎる韓国の親たちは一般的か?

映画『はちどり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。韓国社会を勉強する最高の映画。
映画『はちどり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。韓国社会を勉強する最高の映画。 映画『はちどり』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『はちどり』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『はちどり』の作品情報・概要『はちどり』原題『House of Hummingbird』2018年に公開された韓国のドラマ映画。キム・ボラ監督長編デビュー作品。主演はパク・ジフ。第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門インターナショナル審査員賞グランプリ受賞。世界各国で50以上の賞を獲得。

映画『WAVES ウェイブス』

知らぬ間に子どもを支配している親

映画『WAVES ウェイブス』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。美しい映像&音楽の中で展開する「若者の“恋”と“挫折”」から見える“家族愛”
映画『WAVES ウェイブス』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。美しい映像&音楽の中で展開する「若者の“恋”と“挫折”」から見える“家族愛”。映画『WAVES ウェイブス』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『WAVES ウェイブス』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『WAVES ウェイブス』の作品情報・概要 『WAVES/ウェイブス』原題『Waves』は2019年のアメリカ合衆国の青春映画。トレイ・エドワード・シュルツ監督。主演は『ルース・エドガー』のケルヴィン・ハリソン・Jrと『エスケープ・ルーム』テイラー・ラッセル。共演は『ある少年の告白』『ベン・イズ・バック』のルーカス・ヘッジズ。音楽はトレント・レズナー アティカス・ロス、その他カニエ・ウエストも提供している。

映画『カセットテープ・ダイアリーズ』

宗教の教義と“毒親”の境界は不鮮明だ

映画『カセットテープ・ダイアリーズ』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。ブルース・スプリングスティーンが切れた“夢”を紡いでくれた。
映画『カセットテープ・ダイアリーズ』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。ブルース・スプリングスティーンが切れた“夢”を紡いでくれた。映画『カセットテープ・ダイアリーズ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『カセットテープ・ダイアリーズ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『カセットテープ・ダイアリーズ』の作品情報・概要。『カセットテープ・ダイアリーズ』原題『Blinded by the Light』2019年に公開されたイギリスのドラマ映画。『ベッカムに恋して 』のグリンダ・チャーダ監督作品。主演はヴィヴェイク・カルラ。原作はガーディガン紙のジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの自叙伝『Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll』イギリスで暮らすパキスタン移民、人種・宗教差別と若者の夢と希望をブルース・スプリングスティーンの名曲にのせてつぶさに描いている。

映画『絶唱(1975)』

子どもの恋愛を邪魔する親は毒そのものだ

映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。
映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。映画『絶唱(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『絶唱(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『絶唱(1975)』の作品情報・概要。『絶唱』(ぜっしょう)1975年12月20日に公開された日本映画。西河克己監督作品。製作ホリ企画。配給は東宝。作家・大江賢次の同名作品を映画化。山口百恵文芸作品第三弾。恋人役は三浦友和。山陰の大地主の息子と貧しい山番の娘が愛を成就する物語。しかし戦争という悲劇に翻弄されてしまう。封建制度、地主制、さらには家父長制度への提言が込められている。

映画『サイコ (1960年の映画)』

“毒親”への歪んだ愛情の裏返し

映画『サイコ (1960年の映画)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「サスペンス映画の神様」ヒッチコック映画最大のヒット作!恐怖は永遠なり。
映画『サイコ (1960年の映画)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「サスペンス映画の神様」ヒッチコック映画最大のヒット作!恐怖は永遠なり。映画『サイコ (1960年の映画)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『サイコ (1960年の映画)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『サイコ (1960年の映画)』の作品情報・概要『サイコ』原題『Psycho』1960年に製作されたアメリカ合衆国の映画。アルフレッド・ヒッチコック監督作品。脚本はジョセフ・ステファノ。サイコ・スリラー系のサスペンス映画の代表的な作品。音楽のバーナード・ハーマンの旋律が冴え渡っている。作家ロバート・ブロックがエド・ゲインの犯罪にヒントを得て執筆した小説『サイコ』が原作。企画にパラマウントが難色を示したためヒッチコックが自己資金で製作。公開されるや全世界で大ヒット。ヒッチコックは破産を免れた。妻・アルマの貢献が高いと言われている。本作の製作工程をのちに映画化した『ヒッチコック』(Hitchcock)もある。

映画『ロケットマン』

父親からの愛情は、、、、

エルトン・ジョン伝記映画『ロケットマン』はカミングアウトする勇気&愛の尊さを世界に歌う。作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・評価
エルトン・ジョンは世界的に有名なミュージシャンである。彼の人生は波乱万丈であるが、命が救われたのは彼が真の愛を諦めずに探したからだろう。ゲイであることを世界にカミングアウトした勇気。ドラッグ、アルコール依存症からの復活。そして結婚、更に子どもをもうけるなど今ではとても幸せだ。本映画はミュージカルとなっておりとても楽しく観ることができる。

映画『存在のない子供たち』

“毒親”を裁判で訴えてやる!

映画『存在のない子供たち』ナディーン・ラバキー監督がレバノンの幼児虐待、人身売買、児童労働、難民、不法移民、不法就労、不当搾取を鋭利に描く。ネタバレ・あらすじ・感想・評価
存在のない子供とは出生証明書が国などの機関に提出されていない子供たち。世界を見渡すと実に多いという。存在が認められていないため病院にも行けず、学校にも行けない。しかも幼い頃から児童労働させられ、金品も搾取されている。女の子は売られていく。負のオンパレードしかない。一番大切なのは大人の教育。レバノンの女性ナディーン・ラバキー監督が描いた。

【子ども可愛がり映画】

映画『リアム16歳、はじめての学校』

気持ち悪いくらいに息子に干渉します。息子と恋人気分です。

映画『リアム16歳、はじめての学校』ネタバレ・あらすじ・感想・内容 母親の息子愛が異常 マザコン息子が恋 欧米で自宅学習が普及する理由がわかる
日本ではあまり一般的ではない“自宅学習”英語でホームスクーリングという。欧米では子供の安全のため高度な教育のために広く浸透している。本作は母と息子が自宅学習を通してケンブリッジ大学を目指している。しかしひょんなことから息子が公立学校に通うことになる。公立学校を毛嫌いしている母親は深く悩む。子離れ、親離れをテーマにした映画

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』

こちらは母親依存です。

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』感想、評価、ネタバレ
息子のとって母親はこの世と同じくらい大切な存在と言える。母親を失うこと、つまり亡くすことは世界の終わりが来たことを意味する。本作の原作者の宮川サトシさんは独特の表現でこのタイトルを付けたと思う。とても共感できます。死に対する負のイメージがありますが、死にゆく人を見ていると意外とネガティブではないのかもしれません。

映画『パパは奮闘中』

蒸発した妻の代わりに子育てします。

映画『パパは奮闘中』ロマン・デュラスの育メン度が上がる様が良い。ネタバレ、あらすじ、評価
現代社会において結婚し、子育てをする環境はとても厳しいと言える。夫は収入をあげようと必死に働くばかりに家庭のことを後回しにする。日々、家事、育児は妻にとっては大きな負担になっていく。本作は現代版『クレイマー、クレイマー』と言える。夫は妻が消えて、初めて妻のありがたみをわかった。そして妻の帰りを子供と待つ美しい物語だ。

【ある意味、毒親である気がする映画】

映画『ビューティフル・ボーイ』

薬物依存になった息子を助けるために奮闘しますが、それが重荷になります。

映画『ビューティフル・ボーイ』実話、ネタバレ、感想、評価。ティモシー・シャラメが美しい。
アメリカはずっとドラックが蔓延しているイメージがある。依存症も減らない。どうしてだろう。この映画は父と息子がドラッグを止めるまでの戦いを実話を元に作られている。一度、軽い気持ちで手を出したら最後。あとは地獄の底まで落ちていく。立ち直るのに何年かかるかわからない。お金もいくらかかるかわからない。ドラッグに良いこと無し。

映画『ベン・イズ・バック』

薬物施設を無断で出てきた息子を可愛がります。

映画『ベン・イズ・バック』ジュリア・ロバーツ&ルーカス・ヘッジズが薬物依存との戦いを描く。ネタバレ、あらすじ、感想、評価。アメリカ社会の闇
ジュリア・ロバーツが薬物依存で苦しむ息子を救おうと格闘する演技が素晴らしい。自身も年頃の息子を持つ身として体当たりで挑んでいる。アメリカ社会の深層について如実に描いている。薬物依存症から復活するのはとても難しい。自身の子供が壊れていくのは辛い。果たして息子は帰ってくるのか。そして以前のように平和に暮らす日々は戻るのか。

映画『37セカンズ』

お母さんはちょっと過干渉すぎます

映画『37セカンズ』ネタバレ・あらすじ・感想。HIKARI監督の才能に驚愕。障害者の映画ではない。女優・佳山明さんの絶賛演技に喜怒哀楽。
映画『37セカンズ』ネタバレ・あらすじ・感想。HIKARI監督の才能に驚愕。障害者の映画ではない。女優・佳山明さんの絶賛演技に喜怒哀楽。映画『37セカンズ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。公式サイトへ案内し、作品・キャスト・上映館・お時間情報のご確認も可能です。映画『37セカンズ』の作品情報・概要『37 Seconds』、『37セカンズ』(サーティセブンセカンズ)は、2020年2月7日に公開された日米合作映画。監督は大阪出身で在アメリカのHIKARI。主演は佳山明。神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子、萩原みのりらが出演。出生時に37秒間呼吸が止まったことで脳性麻痺となった女性。母親の過剰な干渉に悩みながらも一人の人間として成長していく過程を描く。第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門の観客賞及び国際アートシアター連盟賞受賞作。

映画『燃えよスーリヤ!!』

インド的な教育方法?

映画『燃えよスーリヤ!!』ネタバレ・あらすじ・評価・結末。“痛い映画”インド人と日本人のユーモアのツボが違いすぎる。
映画『燃えよスーリヤ!!』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『燃えよスーリヤ!!』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館もご確認出来ます。映画『燃えよスーリヤ!!』は第43回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞したインド映画。アクション、コメディー、ラブの要素を詰め込んだ映画。監督はバーサン・バーラー。主演はアビマニュ・ダサーニーとラーディカー・マダン。

映画『ジョーカー』

アーサーの母親は間違いなく狂っていました

映画『ジョーカー』と『天気の子』銃を手にした“憎悪の暴発”と“愛への発砲”の相違はあるが二人とも「天気(世界)なんて、狂ったままでいいんだ!」と思っている。
映画『ジョーカー』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館ならびにあらすじ・ネタバレ・感想・結末・評価について記載してます。本映画はいま世界中で話題沸騰になっています。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得しています。貧しいアーサーが如何にジョーカーになるのか、正義と悪は表裏一体。新海誠監督『天気の子』の帆高との比較。銃を手にした二人の行方。銃社会アメリカは今後どうするのか。アメリカに根付く格差社会への反発。世界はジョーカーを救世主と見るか、悪魔と見るのか。

【オススメ芸術感満載の映画】

映画『ばるぼら』

2020年一番の芸術映画間違いなし!

映画『ばるぼら』ネタバレ・あらすじ「美乳」二階堂ふみ&「美尻」稲垣吾郎の衝撃愛!手塚眞とクリストファー・ドイルが紡ぐ「究極の芸術愛」誕生!感想・結末。
映画『ばるぼら』ネタバレ・あらすじ「美乳」二階堂ふみ&「美尻」稲垣吾郎の衝撃愛!手塚眞とクリストファー・ドイルが紡ぐ「究極の芸術愛」誕生!感想・結末。映画『ばるぼら』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ばるぼら』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ばるぼら』の作品情報・概要『ばるぼら』は手塚治虫が『ビッグコミック』(小学館)で1973年(昭和48年)7月10日号から1974年(昭和49年)5月25日号まで描いた大人向けの漫画である。当時の手塚治虫の苦悩を投影したと言われている。手塚の実子でヴィジュアリストであり、映画監督の20手塚眞が実写化し2020年11月20日に公開された。主演は稲垣吾郎と『人間失格 太宰治と3人の女たち』『糸』二階堂ふみ。共演は『37セカンズ』『閉鎖病棟 それぞれの朝』の渋川清彦、『人数の町』『楽園』石橋静河、美波、大谷亮介ら。撮影監督は『ある船頭の話』クリストファー・ドイル。

映画『ROMA/ローマ』

アルフォンソ・キュアロンの映像は“美”しかない

アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』は巨匠、フェリーニ、ビスコンティーを彷彿される芸術映画だ。ネタバレ、感想、評価
アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』はネットフレックス製作作品で世界中で映画賞を獲得してきた。白黒の映像美が世界の映画人を虜にした。物語は悲劇性の中に希望を見出す人間が力強く成長していく様を伝えている。この2018年にこのテーマで白黒でそしてネット配信で発表されたことに大きな意味を持つと言える。

映画『サスペリア』

最強芸術映画です

最恐芸術『サスペリア』はリメイクはオリジナルを凌駕する。映画館は沈黙に包まれた。
ルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』は1997年のリメイクとされているが最早オリジナル作品だ。ジャンルはホラーとか芸術とか分けがちだが、凌駕している。映画館でこの作品を観るときは沈黙に包まれ、スクリーンからの光を浴びて心地よい。後日まで心身に残る。映画とはこう言うモノだと知らしめてくれる映画だ。ネタバレしない記事です

映画『マリッジ・ストーリー』

男女の距離感がとても芸術的です

映画『マリッジ・ストーリー』ネタバレ・あらすじ・感想。アカデミー賞はスカーレット・ヨハンソン当確。アダム・ドライバーの歌は最高。
映画『マリッジ・ストーリー』ネタバレ・あらすじ・感想。アカデミー賞はスカーレット・ヨハンソン当確。アダム・ドライバーの歌は最高。映画『マリッジ・ストーリー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『マリッジ・ストーリー』公式サイトを紹介し作品情報・キャスト情報もご確認できます。j映画『マリッジ・ストーリー』の作品概要『マリッジ・ストーリー』原題『Marriage Story』2019年の米英合作のコメディドラマ映画。ノア・バームバック初監督作品。主演はアダム・ドライヴァーとスカーレット・ヨハンソン。ローラ・ダーン、アラン・アルダ、レイ・リオッタ共演。2020年(第92回)アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、作曲賞、脚本賞にノミネートされた。製作会社 ヘイデイ・フィルムズ、Netflix。

映画『ゴッドファーザー』

陰影が恐ろしさを助長します

映画『ゴッドファーザー』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。コッポラvsブランドvsパチーノが描く「家族愛」世界最高映画。支配の先に光は見えず。
映画『ゴッドファーザー』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。コッポラvsブランドvsパチーノが描く「家族愛」世界最高映画。支配の先に光は見えず。 映画『ゴッドファーザー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ゴッドファーザー』の作品情報・概要 ゴッドファーザー』原題『The Godfather』1972年に公開されたアメリカ映画。フランシス・フォード・コッポラ監督作品。マーロン・ブランド主演。マリオ・プーゾの小説『ゴッドファーザー』を映画化。公開されるや否や大ヒット。当時の興行記録を塗り替える。第45回アカデミー賞でアカデミー賞で「作品賞・主演男優賞・脚色賞」を受賞した。1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。当時としてはタブーであったマフィアネタを映画として真正面から扱った画期的な作品。マーロン・ブランドは落ち目であったが本作出演で絶対的な地位を確立した。

映画『ミリオンダラー・ベイビー』

死の瞬間はこれほど美しいのだろうか
https://undazeart.com/million-dollar-baby/

 

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映画『レイジング・ブル』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
マーティン・スコセッシ
製作
アーウィン・ウィンクラー ロバート・チャートフ
原作
ジェイク・ラモッタ ジョセフ・カーター ピーター・サベージ
脚本
ポール・シュレイダー マーディク・マーティン
撮影
マイケル・チャップマン
美術
ジーン・ルドルフ
編集
セルマ・スクーンメイカー
音楽
レス・ラザロビッツ
ロバート・デ・ニーロ
ジョー・ペシ
キャシー・モリアーティ
フランク・ビンセント
ニコラス・コラサント
マリオ・ガロ
バーニー・アレン
ジョセフ・ボノ
ロリ・アン・フラックス
テレサ・サルダナ
フランク・アドニス
ビル・ハンラーン
ドン・ダンフィ
フロイド・アンダーソン
ジョニー・バーンズ
エディ・ムスタファ・ムハマド
ケビン・メイホン
ルイス・ラフティス
ジョニー・ターナー
1980年製作/129分/アメリカ
原題:Raging Bul

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