映画『ルパン三世 カリオストロの城』ネタバレ・あらすじ「視聴率10%行く?」「ジブリ時代終わり?」感想「アニメは世代交代へ」結末

映画『ルパン三世 カリオストロの城』ネタバレ・あらすじ「視聴率10%行く?」「ジブリ時代終わり?」感想「アニメは世代交代へ」結末 お茶の間映画館
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映画『ルパン三世 カリオストロの城』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ルパン三世 カリオストロの城』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『ルパン三世 カリオストロの城』
(100分/G/日本/1979)
英題『The Castle of Cagliostro』

【監督】
宮崎駿
【原作】
モンキー・パンチ
【脚本】
宮崎駿 山崎晴哉
【製作】
藤岡豊
【プロデューサー】
片山哲生
【作画監督】
大塚康生
【美術】
小林七郎
【撮影】
高橋宏固
【録音】
加藤敏
【編集】
鶴渕允寿
【音楽】
大野雄二
【出演】
山田康雄
小林清志 増山江威子
井上真樹夫 納谷悟朗
島本須美 石田太郎 宮内幸平 永井一郎 山岡葉子
【HPサイト】
映画『ルパン三世 カリオストロの城』公式サイト
映画『ルパン三世 カリオストロの城』IMDbサイト
【予告映像】
映画『ルパン三世 カリオストロの城』トレーラー

映画『もののけ姫』ネタバレ・あらすじ「宮崎駿監督の最高傑作!」感想「年齢・経験・技量が最盛期」結末「日本映画興行記録達成!」

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      1. 映画『もののけ姫』ネタバレ・あらすじ「宮崎駿監督の最高傑作!」感想「年齢・経験・技量が最盛期」結末「日本映画興行記録達成!」
  1. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』 2020.11.20 よる9時~11時4分放送
    1. 2020.11.20 よる9時~11時4分放送
  2. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』視聴率問題
    1. ジブリは視聴率がとれていない現実を知っているのか
      1. 片渕須直×のんちゃんは「視聴率」とれます
  3. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』のオススメ度は?
  4. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』の作品情報・概要
  5. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』のあらすじ・ネタバレ
  6. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』の感想・内容
      1. とっても勉強になる新しい「健康」アニメーション
      2. 「キモい」と炎上しましたがヒットしたと思う
      3. シリーズ最高傑作間違いなし!「泣ける」
      4. ディズニーはやっぱり「強い」優秀なクリエーターの数が、、、
      5. 本作の女性像の描き方が大問題に!
  7. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』の結末・評価
      1. 映画館でみんなで合唱して「ハッピー」気分になれた映画
      2. 新海誠監督には日本映画を「牽引」して欲しい
      3. 高校生に戻りたくなるし「応援」したくなる
      4. 死者の世界を明るく描くなんて「素敵」なピクサー
  8. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』のキャストについて
  9. まとめ 映画『ルパン三世 カリオストロの城』一言で言うと!
  10. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  11. 合わせて観たい映画
    1. 【ジブリオススメ映画】
      1. 映画『となりのトトロ』
      2. 映画『コクリコ坂から』
      3. 映画『借りぐらしのアリエッティ』
      4. 映画『トスカーナの幸せレシピ』
      5. 映画『シシリアン・ゴーストストーリー』
      6. 映画『幸福なラザロ』
      7. 映画『ドッグマン』
      8. 映画『ザ・プレイス 運命の交差点』
      9. 映画『サスペリア』
      10. 映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』
      11. 映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
    2. 【オススメ昭和を感じる映画】
      1. 映画『風立ちぬ(1976)』
      2. 映画『あいつと私(1961)』
      3. 映画『太陽の季節』
      4. 映画『嵐を呼ぶ男』
      5. 映画『夜霧よ今夜も有難う』
      6. 映画『七人の侍』
      7. 映画『キューポラのある街』
      8. 『男はつらいよ お帰り 寅さん』
      9. 映画『居酒屋兆治』
      10. 映画『探偵物語(1983)』
      11. 映画『Wの悲劇』
      12. 映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』
      13. 映画『炎の舞』
      14. 映画『ホワイト・ラブ』
      15. 映画『若い人(1962)』
      16. 映画『となりのトトロ』
      17. 映画『父と暮せば』
      18. 映画『絶唱(1975)』
      19. 映画『潮騒 しおさい(1975)』
      20. 映画『七人の侍』
      21. 映画『カツベン!』
      22. 映画『エリカ38』
      23. 映画『ホタル』
  12. 映画『ルパン三世 カリオストロの城』の作品情報

映画『ルパン三世 カリオストロの城』日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』 2020.11.20 よる9時~11時4分放送

2020.11.20 よる9時~11時4分放送

宮崎駿監督の劇場デビュー作品です

「面白い!」「傑作です!」

でも視聴率が気になります

13%はとらないと、、、

コロナ禍10%を割ったらヤバイです

ジブリ時代の陰りが露呈される気がします

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映画『ルパン三世 カリオストロの城』視聴率問題

ジブリは視聴率がとれていない現実を知っているのか

本映画『ルパン三世 カリオストロの城』の評論に入る前にデリケートな問題について書きます。実はスタジオジブリの時代は終わったと巷では言われています。

筆頭は新海誠監督ですが、彼に続けと若きアニメーターの台頭が著しいのです。

現在、ufotable制作の『鬼滅の刃』『Fate』、京都アニメーション制作の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』など本年は多くのアニメ映画ヒットしています。

京都アニメーションも放火事件によって打撃を受けましたが、頑張っています。個人的に応援している製作会社です。

ジブリは金曜ロードショーという鉄板の枠を持っていますが、正直言ってジブリ映画は「視聴率がとれていません」年々下がり続けています。

日本テレビの編成局はどう考えているのかわかりませんが、%落ちるだけで死活問題の世界がテレビなのです。

それが人気のバロメーターであり、ビジネスの計算式に反映されるのです。

以下は過去5年間に放送された『ルパン三世 カリオストロの城』の視聴率です。

参考にしてください。凄まじい下降ぶりです。尋常ではないのです。

2015116日  14.5%

20161014日 12.4%

2018119日  11.0%

「たかが1%でしょ」って思いがちですが、全国放送の場合の1%の人口は100万人を指しています。

2015年は1450万人が視聴していた計算になります。

しかし2018年は1100万人の視聴に「劇落ち」しているのです。数字は嘘は付きません。

そして今週末は連休に入ります。

このコロナ禍で人々は外出するのかどうかにわかりません。

もし外出せず家でテレビを見るとしたら『ルパン三世 カリオストロの城』を見るのでしょうか?

今回のテレビ放送でスタジオジブリ、そして宮崎駿監督の今後の展開にも影響を与えることは間違いないと思います。

もしなんらかの対策をしなければジブリの終焉となるでしょう。

ちなみに2020814日(金)放送の『となりのトトロ』は16.5%でした。

割と検討したような印象を持ちますが、かつては20%越えの常連だったことを考えると見る影もありません。

片渕須直×のんちゃんは「視聴率」とれます

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映画『ルパン三世 カリオストロの城』のオススメ度は?

4.0

4つです

宮崎駿監督劇場デビュー作品です

ここから「宮崎伝説」が始まりました

大人向けです

偽札を扱った深い作品です

「気持ちの良い泥棒」たちです

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映画『ルパン三世 カリオストロの城』の作品情報・概要

『ルパン三世 カリオストロの城』英題『The Castle of Cagliostro』仏題『Le Château de Cagliostro』宮崎駿の映画初監督作品として19791215日に公開。モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』をモチーフにしている。ルパンシリーズ最高傑作と呼び声が高い。子どもから大人まで楽しめるアニメ。知性教養の高い宮崎駿監督らしい。音楽は大野雄二。鈴木敏夫プロデューサーはまだいない。

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映画『ルパン三世 カリオストロの城』のあらすじ・ネタバレ

世紀の大泥棒ルパン三世(山田康雄)と 次元大介(小林清志)はモナコの国営カジノから大金を盗み出し大喜びで車を走らせている。しかしお札をよく見るとそれは「偽札」であることがわかる。幻の偽札「ゴート札」だ。「偽物に手を出すなかれ」のルパン家の家訓に従い札束を車からバラまく。そして二人は偽札製造国と言われるヨーロッパのカリオストロ公国に向かう。カリオストロでは亡き大公の娘であるクラリス(島本須美)とカリオストロ伯爵(石田太郎)の結婚式への準備が進んでいた。 偽札の正体を探るために入ったルパンはかつて自分を助けてくれたクラリスを今度は救おうと躍起になる、、、

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映画『ルパン三世 カリオストロの城』の感想・内容

本映画『ルパン三世 カリオストロの城』は宮崎駿監督の劇場デビュー作品です。1979年製作ですから、宮崎駿監督38歳の時の作品になります。いま改めて観ると「とても素晴らしい傑作」「相当な力が入っている」と感じさせます。文献を読むと1979年の5月から製作準備に取り掛かり、劇場公開が1215日です。まずこれが事実であるのなら、驚愕です。わずか半年ですよ。その間に物語の構想を練り、脚本を書き、絵コンテも描く、、。そして監督をやってしまうのですから。38歳とはいえ、殺人的なスケージュールとプレッシャーに包まれた日々だったことでしょう。ここに宮崎駿監督の能力の高さを見ることができます。

とっても勉強になる新しい「健康」アニメーション

映画『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』ネタバレ・あらすじ・感想。“コロナ禍”の今こそ観るべき映画。乳酸菌は偉大!
映画『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』ネタバレ・あらすじ・感想。“コロナ禍”の今こそ観るべき映画。乳酸菌は偉大!映画『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』の作品情報・概要漫画家・清水茜の『はたらく細胞』英題『Cells at Work!』の劇場公開作品。人間の体内にある細胞(主に免疫系の諸細胞が中心)を擬人化した画期的な作品。人体で正義と悪役を割り振って子どもから大人まで、わかりやすい物語で「健康」についてを訴求している。本編では乳酸菌が“腸”で大活躍する。人体のミスタリーについて学べる。真の健康についての造形を深めることができる作品。

本映画『ルパン三世 カリオストロの城』は子ども向けというより大人向けのアニメーションです。もちろん、子どもにも楽しんでもらえるようなドタバタ演出も盛り込んでいます。まず物語が当時としてはとても挑戦的なのです。仮の国カリオストロを作り上げますが、この国はヨーロッパのどこかにありそうな国です。映画を観ているとカリオストロの周囲にはアルプス山脈と思われる風景が出てきます。また町の看板にはフランス語とドイツ語の文字が見られます。人口も3500人そこそこです。資源はありません。イメージできるのは金融をビジネスにしている国です。パッと思い浮かぶのはルクセンブルグになります。ドイツとフランスに挟まれた場所にあります。

「キモい」と炎上しましたがヒットしたと思う

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さらに、劇中にバチカン市国の司祭を招く場面があります。バチカンはカトリックの総本山です。表立ってはとても神聖で、清潔なイメージがありますが、裏では何をやっているのかわからないと言われています。正義と悪は表裏一体の証明のような場所です。バチカンについて突っ込んだ映画で『ゴッドファーザーPARTIII』がありますが、世界中のカトリック教徒ですら「触れてはいけない」伏魔殿です。そのバチカンに宮崎駿監督は1979年にさり気なくですが、触れています。この勇気がすごいと思うのです。ただ先ほど、カリオストロ公国はルクセンブルグと書きましたが、クラリス(島本須美)と カリオストロ伯爵(石田太郎)の結婚式の際、バチカンのカトリック教会大司教は車で向かっているので、設定としてはイタリア半島内と考える趣もあります。

シリーズ最高傑作間違いなし!「泣ける」

そして偽札「ゴート札」もテーマに扱っていることも大きな挑戦だったと思います。映画の中でお札の発明についてルパンが語る場面はとても重要だと思います。しかもナポレオン、ブルボン王朝、そして1920年代末の世界大恐慌を影で操った一族としてカリオストロファミリーをあげています。ルパンは「偽札界のブラックホールだ。ちょっかい出して帰ってきた奴はいない」と言うと次元が「怖いねー。俺、怖いから寝る」と言います。一見、この会話は軽いものに聞こえますが、金融世界の怖ろしき闇の世界を語っているのです。

ディズニーはやっぱり「強い」優秀なクリエーターの数が、、、

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これを解き明かすと世界の金融市場を操作しているのはいまだにユダヤ人です。ユダヤ人のロスチャイルドファミリーが浮かび上がってきます。世界中の為替相場、金価格、先物取引から株式、不動産までの金融商品のすべては彼らが支配していると言われています。ですから当時、ユダヤ人についての表現は歓迎されていない時代です。かつて『マルコポーロ』という雑誌がありました。特集としてユダヤ人を扱った表現に行き過ぎたところがあり、相当な圧力がかかり廃刊に追い込まれたマルコポーロ事件は恐怖を与えました。それを宮崎監督はその事件から遡ること20年前に「ギリギリ」の線引きをして「どこかの民族」として描いているとしたら本当に「表現と言論の自由」を貫いた誇り高き映画人と言えるのです。

本作の女性像の描き方が大問題に!

もちろんロスチャイルドやフリーメイソンは都市伝説的な逸話が多くあり、どれが真実かは不明です。そこを敢えてオブラートに包んでアニメーションとして発表したところはもっと評価されるべきでしょう。ですから本映画『ルパン三世 カリオストロの城』は子ども向きというより、大人向きの作品であると言い切れるのです。

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映画『ルパン三世 カリオストロの城』の結末・評価

さて肝心の映画の感想について書きます。本映画『ルパン三世 カリオストロの城』はオープニングが素晴らしいです。このオープニングですべて決まっています。まさに「つかみオッケー」です。ルパン三世(山田康雄)と次元大介(小林清志)がクモの糸のようなロープで降りてきます。強盗成功です。背後の国営カジノに電気が灯、大騒ぎの中フィアットで逃げていきます。それからフィアットは高速道路らしき道を車線変更しながら進んでいきます。その時の車内は大量のお札に埋め尽くされています。でも、ルパンは盗んだお札が偽物って気がつくのです。そしてそのお札を車外へばら撒きます。その札束の量の多さに笑ってしまします。「そんなに車に入ってないでしょ!」と。そしてタイトルと歌が入ります。この歌がまた良いのです。昭和を感じるムード歌謡なのです。古き良き時代を思い出して胸がキュンとします。もちろん大野雄二さん作曲で作詞は橋本潤さんで、歌はボビーさんです。『炎のたからもの』です。「旅人の寒い心を誰が抱いてあげるの?誰が夢を叶えてくれるの~」ってところが堪らないです。

映画館でみんなで合唱して「ハッピー」気分になれた映画

本編に入って気がつくのですが、次元の変装はまさに金融商人のユダヤ人なんですよ。髭もじゃで帽子、全身黒づくめ。アメリカの大都市では必ず目にする人たちです。本映画『ルパン三世 カリオストロの城』のルパンの目的はなんでしょうか?ルパンは泥棒ですからお金を盗まなければ生活は成り立ちません。でも考え方によって国営カジノで盗んだお金ってとても精密に偽造されているわけですから、ルパンが使っても絶対にバレないのです。となるとルパンは偽札の版下(印刷の原盤)を盗めば世界一の大金持ちになるのです。でも実際は違います。カリオストロに入国すると即、騒動に巻き込まれます。クラリス(島本須美)運転の車を追いかける悪者っぽい車をルパンが追いかけます。ここのカーチェイスは映画史に残るほど素晴らしいと言われています。ディズニーのアニメーターからスピルバーグなどの有名フィルムメーカーが度肝を抜かれたそうです。「こんな素晴らしい才能を持った人物が欲しい」と言わしめたほどです。実際、宮崎駿はアメリカでの活動を誘われますが、固辞する結果となります。

新海誠監督には日本映画を「牽引」して欲しい

さてルパンは海沿いに道を猛スピードで駆け抜けます。崖の壁面も走ります。そして案の定海に落下します。その時にクラリスとファーストコンタクトするのです。この最初のコンタクトって重要なのです。今まで激しいカット割りと大音響、そしてあり得ないカーアクションの後の静かなコンタクトです。観ているわたしたちにホッとする時間を与えてくレます。映画の文法通りの演出なんです。しかも気絶したルパンの顔に水を当てる場面のクラリスがいいのです。ハリウッドの映画であるなら、湖の水を手ですくってルパン目掛けて投げつけるか、口に含んでぶっかけるような演出になると思います。でもクラリスは自分の手袋に水を浸して、ルパンの顔を拭うのです。ここはなんだか和的な動きをするクラリスに好感を持ってしまいます。そしてその手袋には問題になる指輪が入っているのです。この指輪でルパンも昔のことを思い出すのです。ここまで来るとルパンの目的が変わってきます。偽札の印刷原盤ではなく「かつて命を助けてくれたクラリスに恩返し」になってきます。

高校生に戻りたくなるし「応援」したくなる

本映画『ルパン三世 カリオストロの城』はルパンとクラリスの恋愛模様と少し含みながら進行していきます。そのクラリスと政略結婚を迫るのはカリオストロ伯爵(石田太郎)です。カリオストロの折衝です。クラリスの父母を殺害したと思われる人物です。クラリスと結婚すれば表舞台に立てるから躍起になっています。もちろん、伯爵はクラリスのことを愛していません。政略結婚という事実を作ればそれでいいのです。伯爵はクラリスの持っている銀の指輪が欲しいのです。その指輪を自分が持っている指輪をまじ合わせることで、金銀財宝のありかがわかるからです。 その金銀財宝はなんと地下都市であったのです。水に埋まっていた黄金都市が最後に出現します。これが宝物だったのです。

死者の世界を明るく描くなんて「素敵」なピクサー

 

最後は「クラリス、君は俺たちのような下衆な世界に生きる人間ではない」というカッコいい大人の男で終わるのです。ただクラリスはルパンに恋心を持っているのは確かです。それは命の恩人であるからでしょう。でもここでルパンがクラリスの告白を受け入れたら「えっ?」ってなりますよね。だって峰不二子(増山江威子)がいますし、その後のシリーズの展開に支障が出ます。『007』シリーズのジェームズ・ボンドって映画の中で奥さんがいるんですよ。奥さんがいることがシリーズの大きな邪魔になったという話もありますから。

*もうひとつ、見逃せない箇所があります。クラリスの指輪に書かれているゴート文字についてです。 「光と影、再びひとつとなりて、蘇らん1517年」これは後半に引き継がれます。「光と影を結び時つぐる。高きヤギのひに向かいし、まなこに我を収めよ」

*それと時計台の下にある水車をルパンが縦横無尽に渡り歩く場面はチャップリンの『モダンタイムス』へのオマージュとして受け止めました。

*ルパンがお城の壁面を駆け下りていく場面は後の映画に大きく影響を与えていると思います。リュック・ベッソンプロデュースの『YAMAKASI』、近作では『スカイスクレイパー』さらに2020年公開のクリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』でも観ることができました。

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映画『ルパン三世 カリオストロの城』のキャストについて

ルパン三世(山田康雄)
次元大介(小林清志)
峰不二子(増山江威子)
石川五右ヱ門(井上真樹夫)
銭形警部(納谷悟朗)
クラリス(島本須美)
カリオストロ伯爵(石田太郎)
園丁(宮内幸平)
ジョドー(永井一郎)
ウェイトレス(山岡葉子)

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まとめ 映画『ルパン三世 カリオストロの城』一言で言うと!

「世界の闇をもっと描いて欲しい」

宮崎駿監督は左翼的な思考を持っていたことは有名です。今はどうかわかりませんが、もっと世界の権力者や闇の世界で暗躍する人々描いて欲しいと思います。本映画『ルパン三世 カリオストロの城』以降は「子ども騙し」のような映画ばかりですから、遺作は是非とも「バシッと」決めて欲しいです。

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映画『トスカーナの幸せレシピ』

前科持ちに一流シェフとアスペルガー症候群の天才少年のバディームービー

映画『トスカーナの幸せレシピ』ネタバレ・あらすじ・感想。アスペルガー症候群の青年と元一流シェフのバディー・ムービー。頑張ればみんなに評価される。
2018年製作のイタリア映画。監督フランチェスコ・ファラスキ、製作ファビアノ・グラーネ ダニエレ・マッツォッカ。三ツ星レストランで腕を振るう一流シェフであるが、暴力沙汰を起こし刑務所へ入った男。社会奉仕活動のため障害者施設で働くことになり、天才的な味覚すなわち“絶対味覚”を持つアスペルガー症候群の青年と出会う。二人は「料理コンテスト」を通して自身の人生を見つめ、再生していく物語。

映画『シシリアン・ゴーストストーリー』

純愛、ホラー?恐るべきイタリアの闇の世界

純愛、ホラー?『シシリアン・ゴーストストーリー』は実話をファンタジックに描いた作品
イタリアで実際にあった凄惨な事件をモチーフに描いた映画。シシリー島と言ったらマフィア。何かのトラブルで誘拐された少年。少年の恋人が必死になって探す物語l。会えるのだろうか。イタリアではマフィアの話は禁句。誰も触れたがらない。この映画は現実とファンタジーを行き来しながら描いている。

映画『幸福なラザロ』

宗教的な内容であるがとてもわかりやすい物語

イタリア映画『幸福なラザロ』の純粋無垢な瞳に癒される。宗教的な内容もあるが理解できる。ネタバレ、評価。
映画『幸福のラザロ』はイエスの友人であり聖人のラザロを現代に蘇らせ、人間とは何か?人間はなぜ生まれて、どこを目指し、なぜ死んでいくのかを刹那的に描いた作品である。ラザロ演じるアドリアーノ・タルディオーロの純粋無垢な瞳が切ない。人のためならどんな苦行でも行う自己犠牲の精神に心が揺り動かされる。宗教的なメッセージは深く勉強になる。

映画『ドッグマン』

人間の不条理を描かせたら天下一品、マッテオ・ガローネ監督

不条理すぎる映画『ドッグマン』実話の解説・感想・ネタバレ・あらすじ・評価。マッテオ・ガローネ監督の描く人間の本質は闇だ。
映画『ドッグマン』公式サイトにて作品情報・上映館も紹介とネタバレ・あらすじ・感想・評価・結末について記述。マッテオ・ガローネ監督の描く人間の不条理という感情はとても厳しい。胸が痛くなる。正直者は損をするのか。でも本作のマルチェロも立派な悪人だ。犬をモチーフに描いている。最後の最後でマルチェロは犬のように勝ち誇ったように叫ぶが、なぜか負け犬の遠吠えに聞こえた。生きるって難しい。

映画『ザ・プレイス 運命の交差点』

喫茶店の中だけで完結する、彼は神か

映画『ザ・プレイス 運命の交差点』ネタバレ、評価、あらすじ。謎の男は神からのメッセンジャーか
『ザ・プレイス 運命の交差点』(101分/伊/2017年) 原題『The Place』製作年 2017年 この男は一体何者なのだろうか、何を生業にしているのか この手帳の中身が気になる この男は一体どうやって生計を立ているのだろう?何と思っ...

映画『サスペリア』

最恐芸術が行き着いた先に何があった?

最恐芸術『サスペリア』はリメイクはオリジナルを凌駕する。映画館は沈黙に包まれた。
ルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』は1997年のリメイクとされているが最早オリジナル作品だ。ジャンルはホラーとか芸術とか分けがちだが、凌駕している。映画館でこの作品を観るときは沈黙に包まれ、スクリーンからの光を浴びて心地よい。後日まで心身に残る。映画とはこう言うモノだと知らしめてくれる映画だ。ネタバレしない記事です

映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』

イタリアオペラの新しい才能たちの夢の共演

映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』ネタバレ・あらすじ・評価・内容
映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』(160分/イタリア/2016) 原題『IL VOLO with Placido Domingo Notte Magica - Tribute to th...

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』

イタリア人はいっつもドタバタしているとは限らない

映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』ゴタゴタホームコメディではない。社会が抱える諸問題を代弁した作品 ネタバレ・あらすじ・感想・評価
巨匠、ガブリエレ・ムッチーノ監督がハリウッドから帰国して本作を撮った。家族を通して社会が抱える問題の関係性の持つエネルギーについて描いている。久しぶりに会った親族はどこかよそよそしい。嵐で二日間缶詰めになることでお互いが抱える問題をぶつけ合う。罵詈雑言が続くがイタリア語が気持ちよく観ていて楽しい。

【オススメ昭和を感じる映画】

映画『風立ちぬ(1976)』

山口百恵と三浦友和、、、素晴らしい

映画『風立ちぬ(1976)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵さんほど「薄明」と「悲劇」が似合うスターはいない。
映画『風立ちぬ(1976)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵さんほど「薄明」と「悲劇」が似合うスターはいない。映画『風立ちぬ(1976)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『風立ちぬ(1976)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『風立ちぬ(1976)』の作品情報・概要『風立ちぬ』1976年製作の日本映画。山口百恵主演文芸作品第5弾。ホリプロの堀威夫社長が率先して映画化。東宝配給。前作『エデンの海』でコンビを解消したかのように思われた山口百恵と三浦友和コンビが復活して大ヒット。『絶唱』と同様、悲恋映画である。山口百恵は当時の不治の病である結核で亡くなる役を熱演。若杉光夫監督作品。往年のスター芦田伸介、河津清三郎、宇野重吉らが出演。若き日の森次晃嗣と松平健が初々しい。

映画『あいつと私(1961)』

石原裕次郎と芦川いづみの純愛

映画『あいつと私(1961)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。石原裕次郎の魅力が「やっとわかった」まさに「太陽の笑顔」の男です。
映画『あいつと私(1961)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。石原裕次郎の魅力が「やっとわかった」まさに「太陽の笑顔」の男です。映画『あいつと私(1961)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『あいつと私(1961)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『あいつと私(1961)』の作品情報・概要『あいつと私』(あいつとわたし)石坂洋次郎の同名小説を映画化。監督は『狂った果実』の中平康。主演は『嵐を呼ぶ男』などの石原裕次郎。共演は『愛と死の記録』芦川いづみ、吉永小百合ら。出生と育ちが複雑な青年を太陽のように明るく演じる裕次郎が魅力。60年代当時の若者を「安保反対」と「興味なし」2種類に分けて描いているのも秀逸。

映画『太陽の季節』

石原裕次郎衝撃のデビュー作

映画『太陽の季節』ネタバレ・あらすじ・結末。石原慎太郎衝撃のデビュー作で芥川賞受賞作品。若者のエネルギーの爆発と新時代の生き方を表現。
石原慎太郎の短編小説を映画化。(湘南あたりの)裕福な家庭に育った若者の無軌道な生活を通して、暴走化する感情が物質化する新世代・新時代を描いた作品。文學界新人賞を受賞。翌年1956年(昭和31年)1月23日には、第34回(1955年下半期)芥川賞を受賞。その後フランスのヌーヴェルバーグのゴダール、トリフォーに影響を与えたと言われている。

映画『嵐を呼ぶ男』

暴れん坊ドラマーの裕次郎です

映画『嵐を呼ぶ男』ネタバレ・あらすじ・結末。時代が石原裕次郎だった。昔から芸能界は恐ろしかった。
映画『嵐を呼ぶ男』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『嵐を呼ぶ男』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 YouTubeで予告映...

映画『夜霧よ今夜も有難う』

男は背中で泣いている

映画『夜霧よ今夜も有難う』ネタバレ・あらすじ・感想。裕次郎も良いが浅丘ルリ子さんがめっちゃチャーミング。
映画『夜霧よ今夜も有難う』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『夜霧よ今夜も有難う』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 You...

映画『七人の侍』

日本を代表する映画と言ったらこれ!

映画『七人の侍』あらすじ・ネタバレ・感想。黒澤明監督が日本を元気にした。映画史上最高傑作。閉塞感が漂う今こそ観るべし!
映画『七人の侍』あらすじ・ネタバレ・感想。黒澤明監督が日本を元気にした。映画史上最高傑作。閉塞感が漂う今こそ観るべし! 映画『七人の侍』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『七人の侍』IMDbサイトもご紹介し、作品・キャスト情報等もご確認頂けます。 映画『七人の侍』の作品概要 『七人の侍』(しちにんのさむらい)は、1954年(昭和29年)4月26日に公開された日本映画。黒澤明監督作品。主演は三船敏郎と志村喬。モノクロ、スタンダード・サイズ、207分。東宝製作・配給。1954年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞し日本国民を歓喜の渦に巻き込み希望をもたらした。

映画『キューポラのある街』

吉永小百合さんって本当に永遠のアイドル

映画『キューポラのある街』ネタバレ・あらすじ・結末。吉永小百合さん勇気ある出演。当時の日本と北朝鮮の関係も見えてくる。
映画『キューポラのある街』ネタバレ・あらすじ・結末。吉永小百合さん勇気ある出演。当時の日本と北朝鮮の関係も見えてくる。映画『キューポラのある街』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。 映画『キューポラのある街』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『キューポラのある街』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『キューポラのある街』の作品概要。原作は早船ちよの小説。1962年(昭和37年)4月8日に公開された浦山桐郎監督デビューd作の日本映画である。上映時間は99分。脚本は浦山の師匠である今村昌平と共同執筆。吉永小百合主演に日活作品。
映画『愛と死の記録』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。渡哲也&吉永小百合「悲恋を通して核兵器反対」を描く名作。広島と長崎を忘れてはいけない。
映画『愛と死の記録』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。渡哲也&吉永小百合「悲恋を通して核兵器反対」を描く名作。広島と長崎を忘れてはいけない。映画『愛と死の記録』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『愛と死の記録』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『愛と死の記録』の作品情報・概要『愛と死の記録』1966年製作の日本映画。吉永小百合、渡哲也主演。中尾彬、芦川いづみ、浜川智子共演。蔵原惟繕監督作品。原作は大江健三郎の「ヒロシマ・ノート」の中で紹介された実話をベースにしている。当初は浜田光夫だったが右目を負傷し、渡哲也が代役となった。本映画で共演した吉永小百合と渡哲也は私生活でも恋愛に発展したことで話題となる。

『男はつらいよ お帰り 寅さん』

山田洋次監督はずっと昭和にこだわっています

映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』ネタバレ・あらすじ・結末。山田洋次版『ニュー・シネマ・パラダイス』横尾忠則さん激怒はなぜ?昭和回顧。
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』公式サイトにて作品情報・キャスト情報も紹介しています。映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』の作品概要 山田洋次監督による国民的人情喜劇「男はつらいよ」シリーズの50周年記念作品。97年の『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりに製作。過去の映像アーカイブから渥美清さんを鮮明に蘇らせている。吉岡秀隆と後藤久美子が主演。倍賞千恵子、前田吟、浅丘ルリ子、夏木マリ、池脇千鶴、桜田ひより出演。

映画『居酒屋兆治』

高倉健さんの顔って本当に「芸術的」にハンサム

映画『居酒屋兆治』ネタバレ・あらすじ・結末。昭和とは「過去を背負って生きる美学」の時代だった。損得勘定すると損である。
映画『居酒屋兆治』ネタバレ・あらすじ・結末。昭和とは「過去を背負って生きる美学」の時代だった。損得勘定すると損である。映画『居酒屋兆治』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『居酒屋兆治』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。居酒屋兆治』(いざかやちょうじ)は、山口瞳の連作的長編小説です。『兆治』(ちょうじ)と題し『波』(1979年10月号から1980年11月号に連載、改題して新潮社より1982年6月に刊行されました)

映画『探偵物語(1983)』

薬師丸ひろ子と松田優作の恋愛映画

映画『探偵物語(1983)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。薬師丸ひろ子&松田優作主演。主題歌「あんなに激しい潮騒」が切ない昭和の恋物語。
映画『探偵物語(1983)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。薬師丸ひろ子&松田優作主演。主題歌「あんなに激しい潮騒」が切ない昭和の恋物語。 映画『探偵物語(1983)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『探偵物語(1983)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『探偵物語(1983)』の作品情報・概要赤川次郎原作の同名小説の映画化。薬師丸ひろ子が大学進学のため休業していたが、進学が決まり復帰作として出演。相手役はハードボイルド路線で売っていた松田優作。年齢差と身長差30センチが話題となる。清純派アイドル女優として売り出していた薬師丸は体当たりのラブシーンに挑戦している。かなり濃厚なキスで話題をさらった。薬師丸ひろ子が門柱を乗り越えたりする様は痛快であるし、運動神経の良さがわかる映画。

映画『Wの悲劇』

「ああ、薬師丸ひろ子、ああ、薬師丸ひろ子」ため息が出ます

映画『Wの悲劇』ネタバレ・あらすじ「薬師丸ひろ子最高!」感想「三田佳子vs世良公則&高木美保共演」結末「蜷川幸雄絶好調」その後『バブルの悲劇』が日本を襲う
映画『Wの悲劇』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。薬師丸ひろ子最高!vs三田佳子vs世良公則&高木美保共演。蜷川幸雄絶好調。その後『バブルの悲劇』が日本を襲う。 映画『Wの悲劇』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『Wの悲劇』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『Wの悲劇』の作品情報・概要 『Wの悲劇』(ダブリューのひげき)は、1984年12月15日に公開された日本の青春映画。澤井信一郎監督作品。薬師丸ひろ子主演。カラー・108分。三田佳子、世良公則、三田村邦彦、高木美保共演。夏樹静子原作小説をモチーフにしている。舞台劇を構成を取りながらスターを目指す女優の恋愛、成功、失敗物語を内包した秀逸の脚本となっている。芸能界のタブー的な要素も盛り込んで話題となった。

映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』

寅さんは帰ってきたのでしょうか?

映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』ネタバレ・あらすじ・結末。山田洋次版『ニュー・シネマ・パラダイス』横尾忠則さん激怒はなぜ?昭和回顧。
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』公式サイトにて作品情報・キャスト情報も紹介しています。映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』の作品概要 山田洋次監督による国民的人情喜劇「男はつらいよ」シリーズの50周年記念作品。97年の『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりに製作。過去の映像アーカイブから渥美清さんを鮮明に蘇らせている。吉岡秀隆と後藤久美子が主演。倍賞千恵子、前田吟、浅丘ルリ子、夏木マリ、池脇千鶴、桜田ひより出演。

映画『炎の舞』

戦争が二人を引き裂いたのか、、、

映画『炎の舞』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵最高演技!「妖艶・狂愛・絶望・発狂」の末の自死に「絶句する」
映画『炎の舞』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵最高演技!「妖艶・狂愛・絶望・発狂」の末の自死に「絶句する」映画『炎の舞』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『炎の舞』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『炎の舞』の作品情報・概要『炎の舞』1978年製作の日本映画。原作は加茂菖子の小説『執炎』監督は河崎義祐。山口百恵・三浦友和ゴールデンカップルの9作目。平家の落人の末裔を演じる山口百恵の神秘性と激しい情愛に恐怖を感じるほどの演技と言える。能の舞もあり芸術性の高い映画である。反戦映画の部類に入る。

映画『ホワイト・ラブ』

山口百恵&三浦友和がスペインで親になる

映画『ホワイト・ラブ』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵&三浦友和スペインで「子ども」の親になる映画!
映画『ホワイト・ラブ』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵&三浦友和スペインで「子ども」の親になる映画!映画『ホワイト・ラブ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ホワイト・ラブ』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『ホワイト・ラブ』の作品情報・概要『ホワイト・ラブ -White Love-』1979年製作の日本映画。東宝配給。山口百恵・三浦友和の主演コンビ10作目。原案は一般からの公募で中川美知子さん作品。監督は小谷承靖。サンフランシスコロケをした『ふりむけば愛』以来の2度目の海外ロケはスペイン。マドリードやサラゴサ、さらにパンプローナの「サン・フェルミン祭(牛追い祭り)」の映像は必見。出演に若き日の田中邦衛、岩城滉一ら。文芸シリーズと打って変わって爽やかなハッピーエンドを迎える物語。

映画『若い人(1962)』

石原裕次郎と吉永小百合のまさかの共演

映画『若い人(1962)』ネタバレ・あらすじ・感想。教師の石原裕次郎に「狂愛」で迫る吉永小百合と「超絶美人」の浅丘ルリ子との三角関係。
映画『若い人(1962)』ネタバレ・あらすじ・感想。教師の石原裕次郎に「狂愛」で迫る吉永小百合と「超絶美人」の浅丘ルリ子との三角関係。 映画『若い人(1962)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『若い人(1962)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『若い人(1962)』の作品情報・概要 『若い人』は、石坂洋次郎の長編小説を映画化。映画化は本作を含めて4作品。テレビドラマにおいても数本ある人気作。ミッションスクールの男性教員と女子生徒と同僚の教員との三角関係を交えて映像化。監督は『伊豆の踊子(1974)』『潮騒 しおさい(1975)』 『絶唱(1975)』の西河克己。主演は『あいつと私(1961)』などの石原裕次郎と『キューポラのある街』の吉永小百合。共演は『夜霧よ今夜も有難う』などの浅丘ルリ子。

映画『となりのトトロ』

わたしもとなりに「トトロ」が欲しい

映画『となりのトトロ』ネタバレ・あらすじ・感想。「都市伝説」を生む名作ファンタジーは“家族愛”が一番大切と教えてくれる。
映画『となりのトトロ』ネタバレ・あらすじ・感想。「都市伝説」を生む名作ファンタジーは“家族愛”が一番大切と教えてくれる。映画『となりのトトロ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『となりのトトロ』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『となりのトトロ』の作品情報・概要『となりのトトロ』英題『My Neighbor Totoro』1984年スタジオジブリ製作による長編アニメーション映画。宮崎駿監督作品。音楽は久石譲。昭和30年代前半の埼玉県所沢市を舞台にしたファンタジー映画。肺を病んだ母親のために田舎へ引っ越した草壁一家。12歳のサツキと4歳のメイは不思議な生き物に出会う。子どもにしか見えないトトロとの交流を通じて「母への想い」を噛み締めながら少しずつ成長していく物語。

映画『父と暮せば』

宮沢りえちゃんと応援したくなる映画です

映画『父と暮せば』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。好演・宮沢りえvs圧巻・原田芳雄 が描く黒木和雄監督「反戦映画」8月6、9日は絶対に忘れない。
映画『父と暮せば』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。好演・宮沢りえvs圧巻・原田芳雄 が描く黒木和雄監督「反戦映画」8月6、9日は絶対に忘れない。映画『父と暮せば』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『父と暮せば』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『父と暮せば』の作品情報・概要。『父と暮せば』作家・井上ひさしによる戯曲を黒木和雄監督が映画化。主演・宮沢りえ。共演は原田芳雄と浅野忠信。原爆投下後の1948年の広島を舞台に被爆した父の亡霊と娘を描いた二人芝居。舞台劇の構成で展開していく。原爆で破壊された広島の街はCGで再現。撮影箇所は父娘の家と図書館くらいである。宮沢りえと原田芳雄の演技が素晴らしい。

映画『絶唱(1975)』

あまりにも悲劇すぎる映画です

映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。
映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。映画『絶唱(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『絶唱(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『絶唱(1975)』の作品情報・概要。『絶唱』(ぜっしょう)1975年12月20日に公開された日本映画。西河克己監督作品。製作ホリ企画。配給は東宝。作家・大江賢次の同名作品を映画化。山口百恵文芸作品第三弾。恋人役は三浦友和。山陰の大地主の息子と貧しい山番の娘が愛を成就する物語。しかし戦争という悲劇に翻弄されてしまう。封建制度、地主制、さらには家父長制度への提言が込められている。

映画『潮騒 しおさい(1975)』

三浦友和の「男気」に山口百恵が惚れます

映画『潮騒 しおさい(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想。「その火を飛び越して来い!」山口百恵&三浦友和が三島由紀夫文学で紡ぐ“リアル愛”。
映画『潮騒 しおさい(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想。「その火を飛び越して来い!」山口百恵&三浦友和が三島由紀夫文学で紡ぐ“リアル愛”。映画『潮騒 しおさい(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『潮騒 しおさい(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『潮騒 しおさい(1975)』の作品情報・概要。『潮騒』(しおさい)1975年制作の日本映画。ホリ企画製作、東宝配給。三島由紀夫の同名小説を映画化。西河克己監督。山口百恵文芸作品第2弾。三浦友和共演。前作『伊豆の踊子』の大ヒットを受けての第二弾。前作と違い山口百恵が裕福な娘で三浦友和が貧乏な漁師役を務めている。若い二人の恋の炎が激しく燃え盛る。名言「その火を飛び越して来い」が有名。

映画『七人の侍』

黒澤明という「昭和の怪物」がいました

映画『七人の侍』あらすじ・ネタバレ・感想。黒澤明監督が日本を元気にした。映画史上最高傑作。閉塞感が漂う今こそ観るべし!
映画『七人の侍』あらすじ・ネタバレ・感想。黒澤明監督が日本を元気にした。映画史上最高傑作。閉塞感が漂う今こそ観るべし! 映画『七人の侍』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『七人の侍』IMDbサイトもご紹介し、作品・キャスト情報等もご確認頂けます。 映画『七人の侍』の作品概要 『七人の侍』(しちにんのさむらい)は、1954年(昭和29年)4月26日に公開された日本映画。黒澤明監督作品。主演は三船敏郎と志村喬。モノクロ、スタンダード・サイズ、207分。東宝製作・配給。1954年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞し日本国民を歓喜の渦に巻き込み希望をもたらした。

映画『カツベン!』

成田凌くんの最高演技かも!

映画『カツベン!』ネタバレ・あらすじ・結末。周防正行&成田凌主演。活動弁士へ愛を込めて。大正時代へGO。日本映画の原点。
映画『カツベン!』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『カツベン!』の作品概要『カツベン!』は、2019年12月13日公開の日本映画[。周防正行監督作品。主演は成田凌。大正時代、映画は活動写真と呼ばれていた。映画の上映に合わせて解説を入れる弁士たちの腕によって興業の成否が問われていた。周防監督が当時の世相、風俗を再現して挑んだ作品。

映画『エリカ38』

エリカは間違いなく昭和の女です

映画『エリカ38』実話・ネタバレ・あらすじ・感想 浅田美代子の詐欺師が最高!
映画『エリカ38』は実際にあった詐欺事件をモチーフにドラマとドキュメンタリー仕立ての構成で作られている。実年齢が60歳でありながら38歳と偽り男たちを色仕掛けで取り込み大金をせしめていく。見事!とい言いたくなるが、エリカ自身も男に騙されて身を滅ばせてしまった被害者と言える。本作では詐欺に引っかからない方法も学ぶことができる

映画『ホタル』

高倉健さん自身が“昭和の男”の代表でした

映画『ホタル』ネタバレ・あらすじ「高倉健さん悲痛」「反日メディア製作の虚飾映画」感想「特攻の母も泣いている」結末
映画『ホタル』ネタバレ・あらすじ「高倉健さん悲痛」「反日メディア製作の虚飾映画」感想「特攻の母も泣いている」結末映画『ホタル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ホタル』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『ホタル』の作品情報・概要『ホタル』2001年公開の降旗康男監督作品。主演は高倉健。共演は田中裕子、水橋貴己奈良岡朋子、小林稔侍、井川比佐志ら。東映創立50周年記念作品。第25回日本アカデミー賞で13部門ノミネートされたが、主演男優賞にノミネートされたが高倉健は「後輩の俳優に道を譲りたい」として辞退した。製作に朝日新聞とテレビ朝日が加わっており、左派的あるいは“反日感情”が強いと批判されている。物語は雑である。撮影監督の木村大作だけが素晴らしいという評価がある。
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映画『ルパン三世 カリオストロの城』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
宮崎駿
原作
モンキー・パンチ
脚本
宮崎駿 山崎晴哉
製作
藤岡豊
プロデューサー
片山哲生
作画監督
大塚康生
美術
小林七郎
撮影
高橋宏固
録音
加藤敏
編集
鶴渕允寿
音楽
大野雄二
原画
篠原征子 友永和秀 河内日出夫 富沢信雄 丹内司 山内昇壽郎 丸山晃二 真鍋譲二 田中敦子 新川信正
助監督
吉沢茂承
整音
飯塚秀保
効果
倉橋静男
ネガ編集
高橋和子
タイトル
藤井敬康
動画検査
原恵子 島田明子
色彩設計
近藤浩子
仕上検査
山本雅世 砂川千里
製作担当
齋藤壽男
製作進行
吉田力雄 柳内一彦 岩田幹宏
製作協力
テレコム・アニメーションフィルム
製作
東京ムービー新社
ルパン三世山田康雄
次元大介小林清志
峰不二子増山江威子
石川五右ヱ門井上真樹夫
銭形警部納谷悟朗
クラリス島本須美
カリオストロ伯爵石田太郎
園丁宮内幸平
ジョドー永井一郎
ウェイトレス山岡葉子
常泉忠通
梓欽造
平林尚三
寺島幹夫
野島昭生
緑川稔
阪脩
鎗田順吉
加藤正之
峰恵研
松岡重治
山岡葉子
1979年製作/100分/G/日本
配給:トムス・エンタテインメント、ユナイテッド・シネマ
日本初公開:1979年12月15日

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