映画『ペイルライダー』ネタバレ・あらすじ・感想。『シェーン』と『荒野のストレンジャー』の合わせ技であるが、名作『許されざる者』への重要な映画である。

映画『ペイルライダー』ネタバレ・あらすじ・感想。『シェーン』と『荒野のストレンジャー』の合わせ技であるが、名作『許されざる者』への重要な映画である。 お茶の間映画館
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映画『ペイルライダー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ペイルライダー』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

【HPサイト】
映画『ペイルライダー』IMDbサイト
【予告映像】
映画『ペイルライダー』トレーラー

『ペイルライダー』
105分/アメリカ/1985
原題『Pale Rider

【監督】
クリント・イーストウッド
【製作】
クリント・イーストウッド
【出演】
クリント・イーストウッド
マイケル・モリアーティ
キャリー・スノッドグレス

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  1. 映画『ペイルライダー』NHK BSプレミアム放送 7月31日(金)午後1時00分〜2時57分
    1. 7月31日(金)午後1時00分〜2時57分
  2. 映画『ペイルライダー』のオススメ度は?
  3. 映画『ペイルライダー』の作品概要
  4. 映画『ペイルライダー』のあらすじ・ネタバレ
  5. 映画『ペイルライダー』の感想・評価・内容・結末
    1. 名作『許されざる者』へ続く映画
    2. 構成としては確かにめちゃくちゃなところはある
      1. 衝撃!映画の中でクリント・イーストウッドが初めて殺されます
    3. 過去の西部劇へ“オマージュ”として観るのが良い
    4. ロングカットから始まるのはお客さんへの安心感
      1. このスケベな記者はクリント・イーストウッドそのままか?
    5. 馬の足音で善悪を伝える演習が素晴らしい
      1. メリル・ストリープとラブラブしてます
    6. 勧善懲悪な映画のお見本作品
    7. クリント・イーストウッドファンにとって垂涎たる演出
      1. 愛人ソンドラ・ロックと最後の共演作品
    8. 恋愛も盛り込んでいるが必要か否かは、、、
    9. パクリではなくクリント・イーストウッドの西部劇愛満載
      1. こんな悲惨な女子ボクサーは、、、、
    10. クリント・イーストウッドにとっても西部劇にとっても重要な作品
    11. 本映画『ペイルライダー』には明確な正義があります
      1. 90近い老人が麻薬を運びます
    12. クリント・イーストウッドはなぜ『許されざる者』へ至ったのか
      1. クリント・イーストウッド最新作はメディアに翻弄される一般人
  6. まとめ 映画『ペイルライダー』一言で言うと!
  7. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  8. 合わせて観たい映画
    1. 【クリント・イーストウッド西部劇作品】
      1. 映画『荒野のストレンジャー』
      2. 映画『荒野の用心棒』
      3. 映画『夕陽のガンマン』
      4. 映画『続・夕陽のガンマン』
      5. 映画『アウトロー(1976)』
      6. 映画『ブロンコ・ビリー』
      7. 『許されざる者』
  9. 映画『ペイルライダー』の作品情報

映画『ペイルライダー』NHK BSプレミアム放送 7月31日(金)午後1時00分〜2時57分

7月31日(金)午後1時00分〜2時57分

クリント・イーストウッド製作・監督・主演作品です。神父さんがガンマンに変身します。

恋もあります。しかも母と娘から求愛されます。

この映画には“正義”があります。

悪党を徹底的にやっつけます。

そして立ち去って行きます。

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映画『ペイルライダー』のオススメ度は?

4.0

4つです。

クリント・イーストウッドファンにとってはたまりません。

西部劇愛を感じます。

ちゃんとした正義があります。

風のように現れて風のように去って行きます。

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映画『ペイルライダー』の作品概要

『ペイルライダー』原題『Pale Rider』1985年のアメリカ西部劇映画。西部劇の名作『シェーン』『荒野のストレンジャー』とを合わせたような作品。クリント・イーストウッド自身が過去に出演・監督した作品の随所をあえて取り入れている。後の『許されざる者』へが名作になった足がかり的な映画である。

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映画『ペイルライダー』のあらすじ・ネタバレ

ゴールドラッシュに沸く1880年頃のアメリカ・カルフォルニア。金脈を探し採掘の権利を手にすることで巨万の富を築けた時代があった。しかしカーボン渓谷と言われる谷あいの。らでは金採掘の権利を巡って小競り合いが起きていた。圧倒的な資金力で重機を用いて強引に金を採掘するもの、あるいは人力だけで採掘するもの。そこには強者と弱者の構図があった。偶然通りかかった男は神父であり、弱き者を助けることになる、、、。

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映画『ペイルライダー』の感想・評価・内容・結末

名作『許されざる者』へ続く映画

クリント・イーストウッドにとって『アウトロー』以来10年ぶりの西部劇作品です。

そしてこの作品の7年後、映画史上名作中の名作『許されざる者』が撮られます。

言い方は悪いですがその通過点としてこの『ペイルライダー』が撮られたといっても過言ではありません。

ですからクリント・イーストウッド作品というより映画人・クリント・イーストウッドにとってとても大きな意味がある重要な作品です。

構成としては確かにめちゃくちゃなところはある

しかしながらこの『ペイルライダー』の評価は散々たるものが多いです

『シェーン』と『荒野のストレンジャー』を合わせたような作品との意見が多いですが、確かにその通りです。

演出的にも「金塊ってあんな風に取れるの?」とか「母娘の双方から恋のアプローチはありえないだろ」とか「荒れ果てた荒野だったり、雪が降っていたりとかめちゃくちゃだ」などの声もあります。

確かにその通りです。

衝撃!映画の中でクリント・イーストウッドが初めて殺されます

過去の西部劇へ“オマージュ”として観るのが良い

確かにツッコミどころはたくさんあります。そういう視点で本映画を観るのも1つの方法だと思います。

でも先に述べたように『許されざる者』の続く道と考えればこの映画は存分に楽しめるのです。

クリント・イーストウッドの映画人生にとって西部劇とはとても重要な要素なのです。

ですからクリント・イーストウッドは過去の西部劇作品へのオマージュを込めて制作していると考えましょう。

ロングカットから始まるのはお客さんへの安心感

映画の始まりはクリント・イーストウッド定石のロングカットから入ります。

イーストウッドの西部劇作品はとにかく冒頭で全体像の表現として広大な大地を映し出します。

それはアメリカが大きいというイメージを伝える手段にもなっていますが、やはり観客に全体像を提示することで安心感を与える目的もあります。

このスケベな記者はクリント・イーストウッドそのままか?

馬の足音で善悪を伝える演習が素晴らしい

本作では遥か彼方の雄大な山々のふもとから馬の一団が割って出てきます。

雪をかぶった山々から想像するともうすぐ冬が降りてくる、あるいは冬が終わった季節と想像できます。

しかし草原を見ると草が枯れていますからおそらく秋の終わりであることがわかります。

馬の一団の足音に注目してください。最初は無音ですが小さい音が聞こえてきます。

そしてカットはある村の映像へと変わります。人々が忙しく働いている様子を捉えて、再び馬の一団へ変わります。

馬の足音が少し大きくなります。そしてまた村の映像へ。村人の表情を捉え始めます。

その繰り返しを何度も行うことで安心感から緊迫感へとつなげていく手法にまずは圧倒されます。「さすが、イーストウッド」と手を打ちます。

もう馬の一団が無法者というか悪の集団であることがわかります。

メリル・ストリープとラブラブしてます

勧善懲悪な映画のお見本作品

彼らの暴れっぷりがまだ凄まじいのです。拳銃を容赦なく撃ち鳴らすし、村人の家を破壊し火もつけます。

さらに少女が大事にしている犬を殺し、家畜も殺します。こんな酷い奴らは許せないという感情をわたしたちに与えます。

ということは勧善懲悪な映画だとわかってしまいます。たぶんこれから正義のヒーローが登場すると期待していたところに千両役者クリント・イーストウッドが現れてカッコ良く現れて全てを持っていきます。

素晴らしい。

クリント・イーストウッドファンにとって垂涎たる演出

いやいや、ここまででも随分ツッコミが入ってきます。

あれだけ激しく村を破壊されたのに人は村人は一人も死んでいないこと、そしてクリント・イーストウッドが村へ入った時には、襲撃された混乱や破壊された家などはあまり見られない事など。

でもそんなことはどうでもいいのです。ここで振り返ってみましょう。

冒頭の村を襲撃する場面は『アウトロー』のジェシーの妻子が襲われる場面に似ています。

さらにイーストウッドが町で悪党たちを退治する場面は『夕陽のガンマン』にも見受けられます。

これだけでほくそ笑んでしまいます。クリント・イーストウッドファンにとっては垂涎たるものです。お約束、鉄板ネタなのです。

愛人ソンドラ・ロックと最後の共演作品

『ダーティハリー4』はシリーズで一番のヒット作品。あらすじ・ネタバレ・感想。恋人ソンドラ・ロックとの最後の共演作品。
『ダーティハリー4』はシリーズで一番のヒット作品。あらすじ・ネタバレ・感想。恋人ソンドラ・ロックとの最後の共演作品。映画『ダーティハリー4』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ダーティハリー4』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『ダーティハリー4』の作品情報・概要 『ダーティハリー4』原題『Sudden Impact』1983年製作のアメリカ映画。『ダーティハリー』シリーズの4作目。本シリーズ主演のクリント・イーストウッドが監督。 主演に当時の愛人ソンドラ・ロックを起用。ワーナー・ブラザース配給。シリーズ一番のヒット作品になる。ソンドラ・ロックとは最後の共演。『ダーティハリー』シリーズの中で最も雰囲気が暗い作品と言っていい。テーマがレイプされた女性の復讐劇である。昼間より夜の場面を多用することで傷ついた女性心情を表すのと、暗闇で行われる殺意が映画全体にサスペンス感を作り出している。しかも犯人にソンドラ・ロックを応援したくなる効果も出している。ソンドラの静かなる微笑みも恐ろしい。

恋愛も盛り込んでいるが必要か否かは、、、

町で助けた村人の1人は勇気がありますが、彼はイーストウッドを村へ連れて行きます。

そしてイーストウッドは用心棒的な存在になります。もうお分かりですよね?『荒野の用心棒』です。

再びイーストウッドファンはニヤリとしてしまいます。

またメーガン演じるシドニー・ペニーにはイーストウッド作品の『白い肌の異常な夜』でエミーを演じたパメリン・ファーディンを思い出させます。

あの作品も少女との恋愛要素が盛り込まれています。

パクリではなくクリント・イーストウッドの西部劇愛満載

さらにガンファイトに持ち込む場面でイーストウッドは帽子を地面に置いています。

この場面は『夕陽のガンマン』のリー・ヴァン・クリーフとの初対面の場面に似ています。

その他ツッコミどころと言っては失礼ですが、あちこちに自身の西部劇作品から他の作品の演出場面を盛り込んでいます。

これは決してパクリではありません。イーストウッドがあえて西部劇への愛を込めているのです。

先にも述べましたがこの作品から7年後に世紀の名作が生まれます。『許されざる者』への通過点と言っては失礼ですが、イーストウッドの遊び心、あるいは「さらば、西部劇よ」的な愛を込めて撮っているとしか言いようがありません。

こんな悲惨な女子ボクサーは、、、、

クリント・イーストウッドにとっても西部劇にとっても重要な作品

ですからこの映画はイーストウッドにとっても、ハリウッドにとってもとても重要な作品と言えるのです(今ではほとんど西部劇作品は撮られません。

今年一本『ゴールデン・リバー』という名作が公開されました)イーストウッドは相変わらずカッコいいです。

自分がどのようにスクリーンい映るのかをちゃんと知っています。しかもこの映画にはちゃんとした正義があります。

イーストウッドの西部劇映画の主人公には正義がないキャラクターが多いことをご存知でしょうか?

単に町にフラリと寄って争いに巻き込まれたとか、町の人々に頼まれて用心棒になって悪党を殺しまくったとか、本人とは違う怨恨を片付ける作品が多いです。

『アウトロー』は妻子を殺された復讐に燃えますから多少は正義があります。

本映画『ペイルライダー』には明確な正義があります

そして本作には一応は正義はあります。村人たちのために戦うのです。

そして究極の作品『許されざる者』には全く正義はありません。

強いて言えば悪党なのです。悪党を主役に持ってきます。正義がない世界にイーストウッドは戻りします。

映画の大義名分は娼婦を切り刻んだ悪党退治のためと言いますが、実際はお金に困った元が子供を養うために一稼ぎするという話です。

何も殺す必要はありません。

繰り返しますが、クリント・イーストウッドには殺す理由が皆無なのです。

ですから本映画『ペイルライダー』は『許されざる者』へ至る過程で本作を撮っているイーストウッドの映画人としての底の深さを垣間見ることができるのです。

90近い老人が麻薬を運びます

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クリント・イーストウッドはなぜ『許されざる者』へ至ったのか

なぜ『許されざる者』へ至ったのか、それはアメリカの正義は正しいのか、それとも正しくないのかと言う葛藤もあったのでしょう。

本作品は1985年製作です。この当時のアメリカの経済や産業はどうだったのでしょうか。

それを洗いざらいすると、なぜイーストウッドが本作をとったのか見えてきます。

ベトナム戦争終結後10年です。アメリカン・ニューシネマも終わりました。マグナムを容赦なくぶっ放す『ダーティーハリー』の時代も終わっています。

映画業界も新しい才能が活躍しています。若者を中心に『フラッシュ・ダンス』などのダンシング&音楽映画到来。

さらにスピルバーグ、ルーカスの冒険ファンタジー、宇宙映画時代の到来などです。

もう西部劇は流行りません。日本でも時代劇が受け入れられなくなった時代があります。

古いとかカッコ悪いなどの理由とは違います。人々は何か刺激があるもの、何か変わったものへの欲求が強くなったからです。

それは過去を払拭したい現れであって、新しい息吹を入れることの重要性でもあります。

ですからその混沌としているアメリカの1985年に西部劇を撮ったイーストウッドの決意を垣間見る作品としては高評価されるべきものです。

*ペイルライダー(pale rider)とは、キリスト教の聖書『ヨハネの黙示録』の中に登場する災厄を引き起こす「黙示録の四騎士」の一人である。映画の中でクリント・イーストウッドが神父の役をしていた意味がわかる。災厄を起こす実は厄介な存在なのである。

クリント・イーストウッド最新作はメディアに翻弄される一般人

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まとめ 映画『ペイルライダー』一言で言うと!

「クリント・イーストウッドはやっぱり西部劇が好き」

当たり前ですが、クリント・イーストウッドは本当に西部劇が好きなのでしょう。彼が世界的な大スターになった映画が『荒野の用心棒』です。セルジオ・レオーネ監督のお陰です。もちろん黒澤明無くしてはクリント・イーストウッドはありません。そして、ドン・シーゲルとの出会いも大きな影響を与えたのでしょう。

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映画『荒野のストレンジャー』あらすじ・ネタバレ・感想。クリント・イーストウッド最初の西部劇映画は謎解き満載
クリント・イーストウッド監督作品第二弾。映画『荒野のストレンジャー』インターネット・ムービー・データベース(英語)にて作品情報・キャストなども紹介しています。ドン・シーゲル、セルジオ・レオーネと映画を撮って監督業への造形を深めたクリント・イーストウッドが初めて西部劇を撮った。原題 『High Plains Drifter』はまるで亡霊のような名無しの男のガンマンをイーストウッドが演じている。今でもこの映画の謎解きに夢中になる人が多い。映画『荒野のストレンジャー』あらすじ・ネタバレ・感想。クリント・イーストウッド最初の西部劇映画は謎解き満載映画『荒野のストレンジャー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『荒野のストレンジャー』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『荒野のストレンジャー』の作品概要『荒野のストレンジャー』原題『High Plains Drifter』1973年に公開されたアメリカの西部劇映画。監督・主演はクリント・イーストウッド。監督第二弾で初めて西部劇を撮ることになった。映画の師匠であるセルジオ・レオーネとドン・シーゲル両監督へ感謝の気持ちが読み取れる。二人の監督から学び、そして影響を受けているのが如実にわかる作品でもある。

映画『荒野の用心棒』

セルジオ・レオーネとクリント・イーストウッドの伝説の始まり

『荒野の用心棒』でクリント・イーストウッドは世界に羽ばたいた。セルジオ・レオーネ監督と黒澤明監督への尊敬の念は消えない
本作の『荒野の用心棒』でクリント・イーストウッドは世界のスターの仲間入りすることになる。セルジオ・レオーネの手腕に寄るところが大きい。しかし本作は黒澤明監督の『用心棒』のリメイク、いや盗作だったのだ。以後、2作『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』はドル箱三部作となり世界にマカロニ・ウエスタンブームを巻き起こす。

映画『夕陽のガンマン』

セルジオ・レオーネ監督と組んだ第二弾作品

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映画『続・夕陽のガンマン』

この映画の衝撃は大きかった ラストシーンは伝説となった

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映画『アウトロー(1976)』

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映画『ブロンコ・ビリー』

気持ちはカウボーイ?

クリント・イーストウッドにとって『ブロンコ・ビリー』はあまりにも過小評価され、忸怩たる作品となった。本作はカウボーイの誇りと友情、反戦、そして愛を描いている
クリント・イーストウッド曰く「自分のキャリアの中で最も魅力的な作品の一つ」と言い切る。自身のキャラクターにも近いという。興行的に失敗だったかもしれないが思い入れが強い。最早、時代遅れの感のあったカウボーイに哀愁の念を抱き続ける男と世間知らずなじゃじゃ馬娘とのラブコメ感満載の物語。しかしベトナム戦争終結後の社会問題も提起している。

『許されざる者』

クリント・イーストウッド最高傑作!

クリント・イーストウッド最高映画『許されざる者(1992)』ネタバレ・あらすじ「アメリカ社会の写し絵“悪人”しかいない世界」感想・結末
クリント・イーストウッド最高映画『許されざる者(1992)』ネタバレ・あらすじ「アメリカ社会の写し絵“悪人”しかいない世界」感想・結末『許されざる者』(131分/米/1992)クリント・イーストウッド作品。西部劇の金字塔。復讐の物語だが、人間の業の恐ろしさが垣間見えてくる。クリント・イーストウッドの代表的な『許されざる者』(131分/米/1992)はアメリカ映画史で燦然と輝く名作だ。この作品には出てくる人たちは善良な市民なのか、それとも悪党なのか。こういう時代があった。人殺しが生業として許される悲しき時代を忘れてはいけない。
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映画『ペイルライダー』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
クリント・イーストウッド
脚本
マイケル・バトラー デニス・シュリアック
製作総指揮
フリッツ・マーネイズ
製作
クリント・イーストウッド
撮影
ブルース・サーティーズ
美術
エドワード・C・カーファグノ
セット
Bob Sessa
音楽
レニー・ニーハウス
編集
ジョエル・コックス
衣装デザイン
Glenn Wright
特殊効果
チャック・ガスパー
字幕
岡枝慎二
Preacherクリント・イーストウッド
Hullマイケル・モリアーティ
Sarah_Wheelerキャリー・スノッドグレス
Losh_LaHoodクリス・ペン
Coy_LaHoodリチャード・ダイサート
Megan_Wheelerシドニー・ペニー
Clubリチャード・キール
Spider_Conwayダグ・マクグラス
Stockburnジョン・ラッセル
1985年製作/アメリカ/105分
原題:Pale Rider
配給:ワーナー・ブラザース

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