映画『ガントレット』はクリント・イーストウッドとソンドラ・ロックの青春恋愛ロードムービーだ。燃え盛る恋の炎が激しい

クリント・イーストウット作品

『ガントレット』(109分/米/1977)
原題『The Gauntlet』

映画『ガントレット』の作品情報

【日本公開】
1977年12月17日
【原題】
『The Gauntlet』
【監督】
クリント・イーストウッド
【脚本】
マイケル・バトラー デニス・シュリアック
【キャスト】

クリント・イーストウッド ソンドラ・ロック パット・ヒングル ウィリアム・プリンス ビル・マッキーニー マイケル・キャヴァノー キャロル・クック マーラ・コーディ ダグ・マクグラス ジェフ・モリス サマンサ・ドーン ロイ・ジェンソン ダン・ヴァディス

映画『ガントレット』の作品概要

重要な事件の証人を護送する物語。その証人は娼婦マリー。しかも警察上層部と関係を持っていた。そうとは知らず捨て駒として使われた酒浸りの刑事ベンは殺されそうになる。マリーとベンは立場を越えて恋に落ちながらも命からがら逃げ切る。警察の不正と組織の恐ろしさを描いた作品。

クリント・イーストウッドの私的感情全開の恋愛青春ロードムービーです。

映画『ガントレット』のあらすじとネタバレ

クリント・イーストウッドのダメっぷりが笑える

刑事としてもはや堕落しているベン・ショックリー。毎日、朝まで酒場で呑んだくれて飲酒運転で出勤しているダメっぷり。

市警察長官がショックリーの怠惰ぶりに目をつけ重要な任務を与える。

護送だ。護送相手は高級娼婦。

裁判での重要な証言に必要らしい。ショックリーは久々に与えられた任務に張り切る、しかし護送途中で次々と問題が発生する。

そして重要な秘密を知ってしまう。果たして無事に護送完了となるか。

映画『ガントレット』の感想と評価

クリント・イーストウッド、やりたい放題で撮っています

この映画を観て感想を述べるとしたら「イーストウッドはすごい」としか言えない。

映画の内容はさておき、当時恋人であったソンドラ・ロックを自身の映画の主演に起用し、やりたい放題やっているからだ。

監督、主演はもちろんのこと製作も行なっている。先にも書いたがクリント・イーストウッドには妻子がいた。

妻子とソンドラ・ロックと映画、、、って何だろう

そして恋人のソンドラ・ロックと暮らしていた。ちなみに息子のカイル・イーストウッドは『アウトロー』『ブロンコ・ビリー』でソンドラ・ロックと共演いている。(娘のアリソンも『ブロンコ・ビリー』に出ている)

いやいや、やっぱり英雄、色を好むとあるが、イーストウッドは特殊な人なのだろうと改めて思うのだ。

こんな刑事は本当にいたのだろうか、いやいないだろう

さて、物語は酒浸りでやる気のない刑事が捨て駒のように扱われる話だ。冒頭からクリント・イーストウッド演じる刑事ベンの怠惰な一面がつぶさに表されている。

朝のストリート。酒場から千鳥足で歩くベン。そのまま警察署へ出勤。

酩酊状態だ。この時点でアウトだろう。

何が彼をそうさせたかは後半わかってくる。市警察委員長のブレークロックにとっては格好の材料になる。

捨て駒にされていることを知らなかった

自身が絡んでいる事件(売春)の証人を連れてくるようにベンに命令する。ブレークロックはその証人とベンを抹殺するつもりだ。もちろんベンは知らない。

映画の中でイーストウッドとソンドラ・ロックはとても輝いている。

立場を越えて、刑事と重要参考人の恋物語

本当に恋しているのがわかる。

この時季の二人が最高潮であったのとわかる。イーストウッドは車、バイクとかっこよく乗り回す。

もちろん、刑事と犯罪者という間柄ではあるがきっちりとベッドを共にする。そして最後の最後で二人は互いに生きていく予感を残して終わる。

まとめ映画『』を一言で言うと!

スカッと爽やかな恋愛ロードムービー

クリント・イーストウッドがとにかくやりたい放題で作った映画だ。ソンドラ・ロックを主演に迎え、彼女の良いところを引き出している。

無論、ソンドラの演技も良い。彼女の魅力は何と言っても声だと思う。あの低音で鼓膜を震わされたらそりゃあ、イーストウッドがノックアウトされるのも当たり前だ。

そしてあの目。心を見透かすように見つめてくる。

以下、クリント・イーストウッドとソンドラ・ロック共演の映画

映画『アウトロー』はクリント・イーストウッドが息子カイルと恋人ソンドラ・ロックと共演したが、彼自身のプライベートがアウトローだったのではないか。感想、ネタバレ。
クリント・イーストウッド監督第五弾作品である。アウトローと言うタイトル自体に何か因縁を感じる。当時のイーストウッドはプライベートに置いて問題を抱えていたと思われる。最初の妻との息子カイルとの共演と新恋人ソンドラ・ロックとの恋愛。彼自身がアウトローであったのではないだろうか。心中を想像しながら観るとこの映画も違って見える
クリント・イーストウッドにとって『ブロンコ・ビリー』はあまりにも過小評価され、忸怩たる作品となった。本作はカウボーイの誇りと友情、反戦、そして愛を描いている
クリント・イーストウッド曰く「自分のキャリアの中で最も魅力的な作品の一つ」と言い切る。自身のキャラクターにも近いという。興行的に失敗だったかもしれないが思い入れが強い。最早、時代遅れの感のあったカウボーイに哀愁の念を抱き続ける男と世間知らずなじゃじゃ馬娘とのラブコメ感満載の物語。しかしベトナム戦争終結後の社会問題も提起している。
『ダーティーハリー4』はシリーズで一番のヒット作品。恋人ソンドラ・ロックとの最後の共演作品。ネタバレ、感想、評価
『ダーティハリー』シリーズの中で最も雰囲気が暗い作品と言っていい。テーマがレイプされた女性の復讐劇である。昼間より夜の場面を多用することで傷ついた女性心情を表すのと、暗闇で行われる殺意が映画全体にサスペンス感を作り出している。しかも犯人にソンドラ・ロックを応援したくなる効果も出している。ソンドラの静かなる微笑みも恐ろしい。

 

映画のことなら映画.comより引用

スタッフ

監督 クリント・イーストウッド
脚本 マイケル・バトラー デニス・シュリアック
製作 ロバート・デイリー
撮影 レックスフォード・メッツ
音楽 ジェリー・フィールディング
特殊効果 チャック・ガスパー
字幕 高瀬鎮夫

キャスト
クリント・イーストウッドSockley
ソンドラ・ロックMally
パット・ヒングルJosephson
ウィリアム・プリンスBlakelock
マイケル・カバナーFeyderspiel

作品データ
原題 The Gauntlet
製作年 1977年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画