映画『トゥルーノース』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『トゥルーノース』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『トゥルーノース』
2020年製作/94分/G/日本・インドネシア合作)
原題『True North』
【監督】
清水ハン栄治
【製作】清水ハン栄治【制作総指揮】ハン・ソンゴン【脚本】清水ハン栄治【音楽】マシュー・ワイルダー
【出演】
ジョエル・サットン マイケル・ササキ ブランディン・ステニス エミリー・ヘレス
【HPサイト】
映画『トゥルーノース』公式サイト
【予告映像】
映画『トゥルーノース』トレーラー
- 映画『トゥルーノース』のオススメ度は?
- 映画『トゥルーノース』の作品情報・概要
- 映画『トゥルーノース』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『トゥルーノース』の感想・内容
- 映画『トゥルーノース』の考察・評価
- 映画『トゥルーノース』の結末
- 映画『トゥルーノース』のキャストについて
- まとめ 映画『トゥルーノース』一言で言うと!
- 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
- 合わせて観たい映画
- 【格差社会を描いた映画】
- 映画『MOTHER マザー』
- 映画『ミッドナイトスワン』
- 映画『ばるぼら』
- 映画『滑走路』
- 映画『絶唱(1975)』
- 映画『万引き家族』
- 映画『誰も知らない』
- 映画『存在のない子供たち』
- 映画『行き止まりの世界に生まれて』
- 映画『人数の町』
- 映画『天気の子』
- 映画『エリカ38』
- 映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
- 映画『パブリック 図書館の奇跡』
- 映画『凪待ち』
- 映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』
- 映画『鵞鳥湖の夜』
- 映画『はちどり』
- 映画『レ・ミゼラブル』
- 映画『パラサイト 半地下の家族』
- 映画『ジョーカー』
- 映画『カイジ 人生逆転ゲーム』
- 映画『希望の灯り』
- 映画『タロウのバカ』
- 映画『存在のない子供たち』
- 映画『荒野にて』
- 映画『ドッグマン』
- 映画『マイ・フェア・レディ』
- 映画『ウエスト・サイド物語』
- 映画『愛と青春の旅だち』
- 映画『黒い司法 0%からの奇跡』
- 映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』
- 映画『わたしは金正男を殺してない』
- 映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』
- 映画『朝が来る』
- 映画『スキャンダル』
- 映画『七人の侍』
- 映画『ミリオンダラー・ベイビー』
- 映画『道』
- 映画『楽園』
- 映画『第三夫人と髪飾り』
- 映画『グラン・トリノ』
- 映画『赤い雪 Red Snow』
- 映画『帰れない二人』
- 【格差社会を描いた映画】
- 映画『トゥルーノース』の作品情報
映画『トゥルーノース』のオススメ度は?
星4つです
「観てください」
21世紀なのに、、、
生き地獄で暮らしている人たちがいる
映画『トゥルーノース』の作品情報・概要
『トゥルーノース』原題『True North』2020年制作の日本・インドネシア合作の3Dアニメーション映画。清水ハン栄治監督作品。北朝鮮の強制収容所の実態を3Dアニメで描く。ディズニーなどのCGとは異なり、一見「予算不足」などの声も聞かれるが「実写化に近づけるとトラウマになるほど残酷」と判断してポリゴンっぽいアニメーションにした。それは評価されている。内容は、清水監督自身が、収容体験を持つ脱北者たちに取材を行い、10年もの歳月をかけて制作したとのこと。国際的にも好評を博している。
映画『トゥルーノース』のあらすじ・ネタバレ
アメリカのテレビ番組。アジア系の青年が喋り始める。「政治の話ではない。ある男の物語だ」地上の楽園と言われている北朝鮮。そこには多くの在日朝鮮人が、帰還事業で北朝鮮に帰国している。しかし聞いていた話とは随分違う世界があった。在日朝鮮人一家の兄妹ヨハンとミヒはある日、父親が政治犯の疑いで逮捕されたことで母親共々強制収容所に入れられ、地獄のような凄惨な生活を送ることになる。地上の楽園ならぬ「生き地獄」が始まる。
映画『トゥルーノース』の感想・内容
「胸が苦しくなる映画」「胸くそ悪くなる映画」となります。正直、北朝鮮関連の映画ってそんなに多くありません。滅多に観ることができませんから、尚更興味深くさせます。未だに未知なる国でありながらも、「行ってみたい国」でもあります。でも日本と北朝鮮は国交がないので、不安です。そしてちょっと「恐ろしい国」という緊迫感に襲われて、行かない選択をしています。
さて、本映画『トゥルーノース』は実際の脱北者の経験と情報によって製作されています。実写ではなく、敢えてアニメーションにした理由は、セットの資金が膨大になることと、朝鮮人を演じる役者の手配も難しいと思われます。おそらく韓国の俳優をキャスティングすると思うのですが、やはり同じ民族ですから、彼らのことをディスるような演技はしたくないでしょう。後々になにかされることもありますし。そしてアニメーション化した大きなメリットは、残虐な拷問とか、殺人の場面を若干和らいで観ることができます。もちろんショックですが、注視できます。大人も子どもも観ることできますから、多くの人に伝わるというメリットがあります。
さて、本映画『トゥルーノース』が始まって多くの人はアニメーションに違和感を覚えることでしょう。ピクサーやディズニーなどの滑らかさはありませんし、写実的でもありません。「予算不足?」とか「途中で切り上げた?」などの声も上がっていますが、これは清水ハン栄治監督の狙い通りの仕上がりなのです。監督曰く「あまりにもひどい惨状なので、ショックが大きい。トラウマになってしまう」つまりわざとカクカクしたポリゴンの動きにすることで、最後まで鑑賞して貰えるような表現にしたと言うことです。おっしゃる通り、かなりショックングな場面がありましたから、これを現実に近いアニメーションにすると目を覆ってしまうでしょう。そして実際に鑑賞すると人物の表情がとてもリアルに浮き上がっているのです。大手のCGで出来た大きな目、そして涙より、本映画『トゥルーノース』のポリゴンの方が、心に突き刺さります。
映画『トゥルーノース』の考察・評価
本映画『トゥルーノース』は上述した通り、北朝鮮で産まれ、育ち、強制収容所へ送り込まれ、脱走し、脱北した人、あるいは政府高官で、脱北した人たちに清水監督がインタビューを行い、10年かけて製作した物語です。多くの脱北者の経験をコラージュにして編まれています。完全なる実話ではありませんが、物語で起きる残虐な出来事は大筋、本当に行われていたことでしょう。拉致、連行、拷問、強制労働、レイプなどありとあらゆる非人道的な悪行が繰り広げられます。中でも一番ショックなのは仲間からの“密告”です。これは厳しいですね。かつて東ドイツのシュタージを彷彿させます。密告することで、自分にとっては大きなメリットをもたらすのです。多くは「飢えからの救済」です。つまり密告のタネを探すことが「飯の種」になるという悍ましい人間模様が展開されるのです。
わたしたちは客観的に「密告は良くない」と思うでしょうが、彼らはそういう教育を受けていないので善悪の区別を持ち合わせていないのです。それが北朝鮮では常識であり、評価を得る最大の見せ場なのです。こういう洗脳的な施策というか、教育は独裁体制を堅持するには必要不可欠な要素だと人類の歴史は証明しています。恐怖を植え付けることで、心を支配します。そして甘い蜜がもらえるのは“密告”なのです。成功した後の蜜は格別で、もう脳みそを溶かすほどなので、「これからも密告活動に励もう」となります。その甘い蜜の連鎖が続くのって、もはや地獄ですよ。友人も隣人も信じられないし、最後は親兄弟を密告するという最悪の縮図が展開するのです。
本映画『トゥルーノース』の脚本も秀逸だと思います。冒頭がアメリカの大人気番組『TED』のプレゼンテーションから始まります。これは上手いですね。セリフも良いです。「わたしは政治の話はしない。物語を話します」だったと思います。それから、北朝鮮の優雅である時代を紹介しながら、平壌での平穏な生活の様子が流れます。ちなみに彼らは日本から引き上げたコリアンです。詳細に言うと、彼らの先代がなんらかの理由で日本へ渡り、戦後日本の帰国事業として、祖国へ戻った人たちです。祖国は理想の楽園と信じて帰国したのです。しかしそこは違いました。この帰国事業についての描写がある映画で有名なのは吉永小百合主演の映画『キューポラのある街』です。
日本からの帰国者は当地では差別・偏見に見舞われたと聞きます。帰国者9万人の2、3割は即、強制収用されたそうです。本映画『トゥルーノース』はそこはあまり描かれていません。
映画『トゥルーノース』の結末
しかしながら、彼らが強制収用所で生きていく様が本当に絶望的です。わたしだったら完全に腐ります。というか自死します。生き地獄って本当に無意味なんです。そこには希望はありません。でもどんなに辛くても「希望」を持って生き抜こうとする心に感動を覚えます。普通はできません。精神的に強いという言葉以外の何か「使命」を担っているとしか思えません。その使命が脱北して、アメリカへ亡命し、TED出演、そして映画化を通して世界に北朝鮮の現状を伝えることだったのでしょう。何れにしても「良い映画」ではありますが、「胸が苦しくなる映画」であり、家族、友人、知人に観て欲しいと思った作品でした。
映画『トゥルーノース』のキャストについて
ジョエル・サットン
マイケル・ササキ
ブランディン・ステニス
エミリー・ヘレス
まとめ 映画『トゥルーノース』一言で言うと!
「わたしは生き残れない」
もしわたしがこのような強制収容所に送られたら、瞬間的に「自死」すると思います。とにかく苦痛は嫌です。恐怖も嫌です。こんな絶望的な状況でも希望を持って生きた人ってすごいと思います。わたしはダメです。
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【格差社会を描いた映画】
映画『MOTHER マザー』
毒親が生まれたのは格差社会が原因?
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映画『ミッドナイトスワン』
LGBTQに対する差別・格差は早急に解決して欲しい
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映画『ばるぼら』
ばるぼらは社会の“排泄物”のように扱われた
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映画『滑走路』
イジメから非正規社員問題まで絡めた名作
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映画『絶唱(1975)』
封建制度の時代の格差ってどうしようなかった、、、
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映画『万引き家族』
是枝監督の描く映画は「痛い」
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映画『誰も知らない』
是枝監督が世界の映画作家に与えた影響は多大なり!
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映画『存在のない子供たち』
戸籍も存在もない社会って“格差”どころじゃあない
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映画『行き止まりの世界に生まれて』
格差と虐待は比例するのか
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2020/10/minding-the-gapeyecatching-160x90.jpg)
映画『人数の町』
格差もまったく存在しない町へ行こう!
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2020/09/ninzuno-machieyecatching-160x90.jpg)
映画『天気の子』
このふたりも日本社会からはみ出していると言える
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2019/07/20190709tenki-320x180.jpg)
映画『エリカ38』
エリカが詐欺師になったのは貧しい生い立ちから
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2019/06/20190616erika38-320x180.jpg)
映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
黒人というだけで“チャンス”が与えられない社会がある
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映画『パブリック 図書館の奇跡』
「笑うな!」ホームレスにだって人権があります!
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映画『凪待ち』
社会の底辺で生きてきた男、、、
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2019/07/20190713Nagi-320x180.jpg)
映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』
無教養が格差を広げている
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2020/10/bring-me-homeeyecatching-160x90.jpg)
映画『鵞鳥湖の夜』
発展すればするほど格差が広がります
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映画『はちどり』
韓国社会の現実は恐ろしい
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映画『レ・ミゼラブル』
この少年たちの“怨恨”は根深い
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映画『パラサイト 半地下の家族』
アカデミー作品賞獲得という快挙!
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映画『ジョーカー』
格差が招いた犯罪
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映画『カイジ 人生逆転ゲーム』
日本の底辺男の希望映画です
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映画『希望の灯り』
かつての東西冷戦の格差って?
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映画『タロウのバカ』
タロウが悲しすぎる
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映画『存在のない子供たち』
生まれたという存在がないとは、、、
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映画『荒野にて』
無学な父親を亡くしてしまい、、、
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映画『ドッグマン』
不条理すぎる映画です
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2019/09/20190904dogman-320x180.jpeg)
映画『マイ・フェア・レディ』
イギリスの階級社会で這い上がるのは難しい、、、
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映画『ウエスト・サイド物語』
人種が絡んだ格差社会って辛い
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映画『愛と青春の旅だち』
パイロット目指す若者と工場で働く女の子の恋愛
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映画『黒い司法 0%からの奇跡』
いつも黒人が“容疑者”にされてしまう理由はなに?
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映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』
差別・嫌悪される理由は本人にも問題ありでは、、、
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映画『わたしは金正男を殺してない』
貧しい国から来た女性を使っての犯罪です
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映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』
少年たちはアメリカ社会の未来を憂いての犯行だったのか
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映画『朝が来る』
格差社会もあるけれど教育が大事だと思う、、、
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映画『スキャンダル』
男どもに「一泡吹かせてやる!」ダンサーたちの挑戦!
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映画『七人の侍』
黒澤明が描く“格差社会”はダイナミックだ
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映画『ミリオンダラー・ベイビー』
ど貧乏育ちだけど「成功したい」気持ちに嘘はない
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映画『道』
人生は厳しい“道”ばかりだけど「間違い」はしたくない
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映画『楽園』
田舎の“ムラ社会”の中の“格差社会”って陰険だ
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映画『第三夫人と髪飾り』
格差というより“習慣”とか“伝統”と言った理由で、、、
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2019/10/20191030third-320x180.jpg)
映画『グラン・トリノ』
人種差別者が“格差社会”に初めて気がついたら!
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2019/09/20190913grantorino-320x180.jpeg)
映画『赤い雪 Red Snow』
貧しいことは悲劇です
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2019/02/20190207赤い雪-320x180.jpg)
映画『帰れない二人』
中国の発展がもたらす“格差社会”は速度が早い
![](https://undazeart.com/wp-content/uploads/2019/09/20190923kaerenai-320x180.jpeg)
映画『トゥルーノース』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
清水ハン栄治
製作
清水ハン栄治
制作総指揮
ハン・ソンゴン
脚本
清水ハン栄治
音楽
マシュー・ワイルダー
ジョエル・サットン
マイケル・ササキ
ブランディン・ステニス
エミリー・ヘレス
2020年製作/94分/G/日本・インドネシア合作
原題:True North
配給:東映ビデオ