実話『ハドソン川の奇跡』ネタバレ・あらすじ・感想。クリント・イーストウッド「法廷物語」

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アメリカ映画

映画『ハドソン川の奇跡』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ハドソン川の奇跡』IMDbサイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『ハドソン川の奇跡』
(96分/G/アメリカ/2016)
原題『Sully』

【監督】
クリント・イーストウッド
【原作】
チェズレイ・サレンバーガー ジェフリー・ザスロー
【脚本】
トッド・コマーニキ
【製作】
クリント・イーストウッド フランク・マーシャル
アリン・スチュワート ティム・ムーア
【出演】
トム・ハンクス
アーロン・エッカート
ローラ・リニー
クリス・バウアー
マイク・オマリー
アンナ・ガン
ジェイミー・シェリダン
【HPサイト】
映画『ハドソン川の奇跡』IMDbサイト
【予告映像】
映画『ハドソン川の奇跡』トレーラー

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映画『ハドソン川の奇跡』NHK BSプレミアム放送8月11日(火)午後1時00分〜2時37分

8月11日(火)午後1時00分〜2時37分

クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演の法廷映画です。

全米はおろか全世界に駆け抜けたニュースは「英雄」から「殺人者」という衝撃的な内容でした。

機長の判断は正しかったのか、それとも精神が破綻していたのか、、、。

デジタルとアナログのシミュレーションのやり取りも見ものです。

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映画『ハドソン川の奇跡』のオススメ度は?

4.0

4つです

とにかくトム・ハンクスです

英雄が殺人者に?

法廷で議論されることが重要です

さすがアメリカ!だと感じます

クリント・イーストウッドの円熟味が堪能できます。

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映画『ハドソン川の奇跡』の作品情報・概要

『ハドソン川の奇跡』原題『 Sully2016年製作のアメリカ合衆国の映画。クリント・イーストウッド監督作品。実話をベースにしている。2009年、アメリカ・ニューヨークのハドソン川にUSエアウェイズ1549便不時着水したハドソン川の奇跡と、その後の機長らの知られざる真実を映画化した法廷物語である。主演はトム・ハンクス。原題の“Sully”(サリー)とは、実際のパイロットで機長を務めたチェスリー・サレンバーガーのニックネームである。

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映画『ハドソン川の奇跡』のあらすじ・ネタバレ

2009115日に事故は起きた。ラガーディア空港からUSエアウェイズ1549便はシャーロット空港を目指して飛び立った。離陸直後、何かが衝突した。である。しかもエンジン内に入るバードストライクだ。このままだとエンジンが止まっていまう。チェズレイ・サリー・サレンバーガー(トム・ハンクス) 副操縦士のジェフ・スカルズ(アーロン・エッカート) 出発地のラガーディアに引き返えそうと試みるが無理と判断する。サリーは眼下に流れるハドソン川へ着水を選択する。幸いなことに乗員乗客全員の命を救った。この着水は「ハドソン川の奇跡」と賞賛され全世界からサリーは英雄視されることに。しかし事態は法廷へと進む。サリーの行為は殺人行為であり、ラガーディア空港へ帰ることが最良であったと、、、。

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映画『ハドソン川の奇跡』の感想・内容

『アメリカン・スナイパー』とは一味も二味も違った作品。でも人間の苦悩を鋭く描いている。

川に飛行機が着水することはとても恐ろしいことだ。クリント・イーストウッドの実話シリーズである。前作の『アメリカン・スナイパー』はクリント・イーストウッド最大のヒット作となった。なんと5億ドル以上稼ぎ出した。戦争映画では最もヒットした映画という。そして本作。これはニューヨークのハドソン川に飛行機が着水した出来事をモチーフに映画化された物語である。

機長は一躍英雄になるが、すぐに突き落とされる

ニューヨークラガーディア空港を離陸した直後にバードストライクに合い、エンジンが損傷する。機長は空港へ戻ること不可能と決断しハドソン川への着水を試みる。そして見事成功し、乗員乗客全ての命を救う。機長は一躍英雄となるが、殺人容疑の罪を着せられそうになる。

機長を異常者への導こうとする人もいる

映画は機長の異常行動へと導こうとする人と機長を支持する人のせめぎ合いを孕みながら進行していく。クリント・イーストウッドはそれぞれの立場から人間とは何か?を描いている。

たった3分の出来事を96分に仕上げるクリント・イーストウッドの力量に感服

ちなみに飛行機が離陸してから着水するまでの時間はわずか3分。この3分間で起きる出来事を96分にまとめているのだ。それがどんな凄いエネルギーを要するか想像すると頭が痛くなる。映画には尺がある。劇場で上映するには最低90分は必要だ。たった3分の出来事を96分にするために格闘したクリント・イーストウッドとスタッフの才能に感服するのだ。結果としてクリントイーストウッドはこれを裁判の物語にしたのだ。アメリカによくある法廷物語だ。これがまた非常に良くできている。アメリカの法的な仕組みを

というか複雑さも何となくではあるが伝わってくる。証拠を一つ一つ積み上げられて有罪か無罪かが決められるが、観ていると恐怖を感じるくらい事務的だ。

裁判を通して人間は成長するのか、、、。でも家族の絆は強くなるのは確かだ。

裁判というのは嫌なものだろう。相当なストレスを感じるはずだ。機長も副操縦士もそして家族も巻き込まれていく。結論が出ないうちはまるで犯罪者のような気分になる。映画では彼らの葛藤や苦悩から失意、そして再生も描いている。

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映画『ハドソン川の奇跡』の結末・評価

映画とは人間の成長物語ということクリント・イーストウッドは教えてくれる。

もちろん彼らを応援する一般の人たちの心情も表している。とにかくイーストウッドはこういった実話から人がどのように成長していくか、どのように乗り越えられるかを描くのが上手い。映画とは人間の成長物語なのだ。打ちのめされ、傷つき、悩み、落ち込み、立ち上がり挑戦する、その過程で苦悩、葛藤のドラマがあるのだ。

懐が深い、アメリカ合衆国

アメリカという国は本当に懐が深い国だと思う。一生懸命に頑張る人を応援する。認める。そこには年齢や人種の差別はない。そしてそんな時はアメリカ国民は一丸となる。その強さがある事は確かだ。

命を救う人たちを観ていると涙腺が緩んでくる

この映画の中で着水した飛行機から脱出する乗客乗員をレスキュー隊員は元より、

付近を航行していた船も必死になった助ける。更に機長が有罪にならぬよう市民が一丸となって応援している様も映し出している。涙腺が弱くなる瞬間だ。

映画の神様の領域に達しているクリント・イーストウッドならでは作品

クリント・イーストウッドはこういった実話の物語をいとも簡単に作ってしまう領域にたどり着いている。実話は難しいのだ。なぜならば結果を皆が知っているからだ。既に知っているから何かのアクセントがないと映画は面白くならない。もちろん嘘はいけない。それを踏まえて興行的に成功に導かなければ映画として成り立たない。

クリント・イーストウッドはそのことを全て知っているかのように本作を撮った。彼にはプレッシャーはないのだろうか。

*原題のSullyは主人公の名前である。

映画のことなら映画.comより引用

スタッフ

監督クリント・イーストウッド
製作クリント・イーストウッド フランク・マーシャル アリン・スチュワート ティム・ムーア
製作総指揮キップ・ネルソン ブルース・バーマン
原作チェズレイ・サレンバーガー ジェフリー・ザスロー
脚本トッド・コマーニキ
撮影トム・スターン
美術ジェームズ・
J・ムラカミ
衣装デボラ・ホッパー
編集ブル・マーレイ
音楽クリスチャン・ジェイコブ 
ザ・ティアニー・サットン・バンド

キャスト
トム・ハンクスチェズレイ・サリー・サレンバーガー
アーロン・エッカートジェフ・スカルズ
ローラ・リニーローリー・サレンバーガー
クリス・バウアー
マイク・オマリー
アンナ・ガン
ジェイミー・シェリダン
作品データ
原題 Sully
製作年 2016
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 96
映倫区分 G

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