映画『ビリーブ 未来への大逆転』のルース・ベイダー・ギンズバーグは全ての人が“平等”になる憲法を作った偉大な女性。ネタバレ、感想、評価。

上映中
ビリーブ 未来への大逆転 : 作品情報 - 映画.com
ビリーブ 未来への大逆転の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。「博士と彼女のセオリー」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ主演で、実話をもと...

『ビリーブ 未来への大逆転』(120分/米/2018)

原題 On the Basis of Sex

監督 ミミ・レダー

スポンサーリンク

アメリカはウーマンリブの先駆的国家と思っていたが、実は性差別があったとは、、、

ガッツと情熱、そして知性教養を武器にして戦う

映画『RBG最強の85才』が公開された。ドキュメンタリーだ。それを観る前に是非ともこの作品を観ておく必要がある。

強い強いアメリカ女性の物語である。名前をルース・ベイダー・ギンズバーグという。小柄だ。でもガッツと情熱があるから大きく見える。

しかも知性教養がある。どんな強敵にも自分が正しいと思ったら立ち向かっていく。それが国家権力であったも屈しない。

実は日本は戦後から男女平等の憲法を制定していた

ルース・ベイダー・ギンズバーグがもしいなかったらアメリカは未だに男女同権ではなかったかもしれない。一見、アメリカはウーマンリブが盛んなイメージがあるが、女性の人権が男性と同等になったのは日本より遅かった遠いうのが驚きだ。

日本は戦後GHQが主体となって憲法を作ったがそこにはいかなる性別も差別してはならない、つまり平等であると書かれている。憲法で男女同権を認めていることは世界に誇れる憲法だ。

ルース・ベイダー・ギンズバーグの夫マーティンの存在が大きい

さて、映画はルースはハーバード大学、コロンビア大学で優秀な成績にも関わらず卒業後は就職に苦労する様子、そして弁護士の夢を諦めて大学教授になっても未練が残るあたりの描写がとてもうまく描かれている。

絶えず彼女は後ろ髪を引かれていたのだろう。そして彼女の弁護士への道を確実に開いたのが夫のマーティンであった。とにかく心が広いのだ。女が働くことを理解しているし、家事分担も率先して行なっている。料理、洗濯、育児までこなす。

今で言えば“イクメン”だろう。

社会が変化したら法律が変わるのが当たり前である

ルースは自ら弁護士として法廷に立つために母を介護する男の人の弁護を担当する。「男の人権が尊重されていない」というのだ。

まずは男の方から訴えて男女同権を獲得する作戦だ。苦難を得て裁判に勝つ。いくつか印象的な言葉がある。

「天気では判決は左右されない。でも時代の雰囲気で判決は左右される」「新しい時代には新しい判決を残すのが役目」「社会が変化したら法律も変わる」等々。

これから何かに“挑戦”する人は必見の映画です。

非常に説得力がある言葉の数々だ。古い物を大事にしたい気持ちはわかるが、人が変わると社会も変わるのだ、すると古い規則や法律も時代に合わせて変えなければならないのだ。

映画では正にこれから男から女の時代に変容しようとするアメリカその物の歴史がつぶさに伺える。この女性だけではなく、男性にも、そして今何かに挑戦しようとしている人たち全てに勇気と力を与える作品だと言える。

【夢に向かって頑張っている映画】

映画『パリに見出されたピアニスト』

夢の叶え方がわからない少年に手を差し伸べる人

映画『パリに見出されたピアニスト』ネタバレ・あらすじ・感想。美男子ジュール・ベンシェトリがラフマニノフを弾く。
映画『パリに見出されたピアニスト』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館について記載してます。ネタバレ・あらすじ・感想・内容・結末・まとめもわかりやすく書いています。パリの駅に置かれたピアノを一心不乱に弾いていた若者は貧しい青年マチュー。警察に追われるような仕事をしている。彼に魅了さえた音楽大学の教授ピエールがスカウト。しかし、マチューは刑務所送りに。刑務所から出す代わりにピアノのレッスンをさせる。コンテスト出場を目指し、マチューの人生は好転していくシンデレラストーリー。

映画『レディ・マエストロ』

女性指揮者のパイオニアが困難を乗り越えて夢を実現する物語

実話映画『レディ・マエストロ』ネタバレ・あらすじ・感想・評価。女性指揮者のパイオニア「夢を諦めない、挑戦する」人生。
映画『レディ・マエストロ』公式サイトにて作品情報・上映館情報を記載。ネタバレ・あらすじ・感想・評価について記述。女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの実話物語です。貧困・差別・蔑視・嘲笑に負けず指揮者になる夢を掴んだたくましい女性。女性差別、ジャンダー、毒親問題も描いている。人生は困難なことが起きるが必ず乗り越えられると教えてくれる映画。素晴らしい。

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』

ソ連から亡命してまで自身の夢を掴んだ

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』ルドルフ・ヌレエフはパンク的バレエダンサー。ワガママに生きてこそ人生だ!ネタバレ、あらすじ、評価。
旧ソ連邦時代の暗影を背景に収めながら、若き才能が開花するまでも葛藤をダンスを舞台に描いた作品。自由を手に入れた先に何をもたらしたのか。何かを手に入れた瞬間に何かを失くすことは常。でも伝説を作った男はやりたいことをやったのだ。若い才能はいとも簡単に鉄のカーテンを飛び越えてしまった。でも暗影を感じる作品だ。

映画『さよなら くちびる』

音楽をやりたい!その夢を果たすために何が必要か?

映画『さよなら くちびる』青春エネルギー濃厚 ネタバレ・あらすじ・評価・成田凌 門脇麦 小松菜奈の演技が最高潮 音楽映画
ハルとレオ。二人はアルバイト先で出会い、音楽ユニットを結成する。ハルはレオにギターを教えて路上で歌う。評判となり全国へライブ活動に出かける。マネージャーとしてシマが加わる。しかし二人の関係は悪化し、解散の決意をする。3人は最後のツアーをするが、ハルレオの人気が火がついてしまう。解散するか継続か、3人は悩む。青春音楽物語。

映画『王様になれ』

カメラマンになりたいんだ!と叫びが聞こえる映画

映画『王様になれ』作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・評価。「the pillows」の30周年記念企画。TERU(GLAY)弾き語りあり。
映画『王様になれ』公式サイトと作品情報・上映館の紹介と作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・内容・結末を記述。ミュージシャン専門のフォトグラファーを目指す若者の挑戦と苦悩と失意、葛藤からチャンスを掴み成功を掴む様を描いている。オルタナティヴ・ロックバンド「the pillows」の30周年記念企画「Thank you, my highlight」の一環として制作された

映画『風をつかまえた少年』

両親、村、この国の役にたちたい。若者は挑戦しました

映画『風をつかまえた少年』作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・評価・結末。小学生必見。“努力”は夢を叶える。差別・貧困・地球温暖化について学ぶ。
日本では小中学校は義務教育でお金はそれほどかからない。でも世界には学校に通えない子どもがたくさんいる。このマラウイは学校へ通うのにお金がかかる。裕福でないと行けない。少年は勉学で知識をつけ村の農業を救うことを思いつく。風力発電だ。ゴミ捨て場で材料を集め電気を起こす。そして村の人々を救い、自身も大学へいく成功物語。

映画『ブレス あの波の向こうへ』

どんな時も頭の中はサーフィンの事ばかり

サイモン・ベイカーの初監督映画『ブレス あの波の向こうへ』サーフィン通して友情、恋、青春の素晴らしさを描く。ベン・スペンスとリバー・フェニックスの相違。ネタバレ・あらすじ・感想・評価
サイモン・ベイカーの初監督作品。オーストラリアを代表する作家ティム・ウィントンによる自伝的小説「ブレス 呼吸」を原作に映画化。サーフィンと出会い、夢中になり、友情、恋を通して大人へと成長していく少年たちの姿が描かれる。新鋭ベン・スペンスの演技が良い。最高なのはエリザベス・デビッキだ。強い存在感だ。

映画『ガラスの城の約束』

毒親の妨害を振り切って夢はまっしぐら

映画『ガラスの城の約束』ネタバレ・あらすじ 毒親 ネグレクト 虐待 過保護 過干渉 こんな両親いらないと思った作品
社会と隔絶するように生きる家族。父親はアル中で無職、母親はアーティスト気取りで家事も育児もしない。子どもは4人。彼らの世界はこの毒親になる。飲んだくれで暴言を吐く父親に洗脳されているかのようで、父親を尊敬、崇拝している。しかし成長するにつれて一家がおかしいと気づく。そして家を脱出する。毒親、ネグレクト、ハラスメント。

映画『リアム16歳、はじめての学校』

名門大学目指して母と息子で目指す受験

映画『リアム16歳、はじめての学校』ネタバレ・あらすじ・感想・内容 母親の息子愛が異常 マザコン息子が恋 欧米で自宅学習が普及する理由がわかる
日本ではあまり一般的ではない“自宅学習”英語でホームスクーリングという。欧米では子供の安全のため高度な教育のために広く浸透している。本作は母と息子が自宅学習を通してケンブリッジ大学を目指している。しかしひょんなことから息子が公立学校に通うことになる。公立学校を毛嫌いしている母親は深く悩む。子離れ、親離れをテーマにした映画

映画『旅のおわり世界のはじまり』

異国の地で歌手になることを決意した女の子

女優前田敦子vs黒沢清監督 映画『旅のおわり世界のはじまり』 ネタバレ・あらすじ・感想・評価「本当の自分」が始まる物語
カンヌ常連監督、黒沢清最新作は前田敦子を迎えてウズベキスタンへ。テレビレポーターとしての仕事に疑問をもち、ウズベキスタンの街、自然、人々を通じて本当にやりたいことを見つける人間成長物語。前田敦子は女優だ。もうAKBの面影は見えない。黒沢監督の新境地と言える作品。新しい世界はいつも始められる。

映画『トールキン 旅のはじまり』

仲間と未来の夢を語り合う青年たち

映画『トールキン 旅のはじまり』作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想。『ホビットの冒険』『指輪物語』は四人の友情物語から始まった。
映画『トールキン 旅のはじまり』公式サイトにて作品情報・上映館・ネタバレ・あらすじ・感想を紹介。トールキンのSF冒険小説の最高傑作と言われる『ホビットの冒険』『指輪物語』の誕生秘話が明かされます。一番は友情です。四人の親友から名作は生まれたと言っても過言ではありません。友情の大切さをヒシヒシと描いています。

映画『チワワちゃん』

青春の儚いエネルギーが大爆発しています

漫画『チワワちゃん』を実写化。東京の街を失疾走する吉田志織が愛しい。
誰もが見知らぬ者同士とは大人だけの世界だと感じていた。しかし若者同士も自らの素性を積極的に明かさない。その理由は会ってないような者。東京の街を舞台に出会った若者たちの“パーティー”みたいな日々を激しいビートを斬新な映像で綴った東京ムービー。疾走するまで、消えてしまうまで青春を燃え尽きたい。

映画『芳華-Youth-』

戦争に青春を取られてしまう悲劇

映画『芳華-Youth-』には激動の70年代を生きた若者の青春、恋愛、苦悩と戦争の悲劇を描いた作品である。ネタバレ、あらすじ、評価
1970年代の中国は決して豊かな国ではなかった。文化大革命の影響で多くの知識人が投獄されたり、強制労働へと駆り出された。若者たちにとって人民軍に入ることが生き残る術の一つであった。その人民軍を慰問するの歌劇団にこの映画のテーマは置かれている。若き団員は青春を謳歌し、恋い焦がれ、泣き、そして戦争へと歩を進める。哀しき時代の物語。

映画のことなら映画.comより引用

スタッフ
監督 ミミ・レダー
製作 ロバート・コート ジョナサン・キング
製作総指揮 ジェフ・スコール ダニエル・スティープルマン ベッツィー・ダンバリーカレン・ループ
脚本 ダニエル・スティープルマン
撮影 マイケル・グレイディ
美術 ネルソン・コーツ
衣装 アイシス・マッセンデン
編集 ミシェル・テゾーロ
音楽 マイケル・ダナ
音楽監修 リンダ・コーエン
主題歌 ケシャ

キャスト
フェリシティ・ジョーンズルース・ベイダー・ギンズバーグ
アーミー・ハマーマーティン・ギンズバーグ
ジャスティン・セローメル・ウルフ
キャシー・ベイツドロシー・ケニオン
サム・ウォーターストンアーウィン・グリスウォルド
スティーブン・ルートブラウン教授
ジャック・レイナージム・ボザース
カイリー・スパイニージェーン・ギンズバーグ

作品データ
原題 On the Basis of Sex
製作年 2018
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
上映時間 120
映倫区分 G