【ネタバレ酷評】映画『カイジ ファイナルゲーム』カイジに日本の未来を賭けて欲しくない。『パラサイト 半地下の家族』を見習え。

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【ネタバレ酷評】映画『カイジ ファイナルゲーム』カイジに日本の未来を賭けて欲しくない。『パラサイト 半地下の家族』を見習え。お茶の間映画館

映画『カイジ 人生逆転ゲーム』映画『カイジ2 人生奪回ゲーム』こちらもオススメです。

藤原竜也さん「キンキンに冷えてやがる!」と絶叫してます。

金曜ロードSHOW!映画『カイジ 人生逆転ゲーム』ネタバレ・あらすじ。藤原竜也vs香川照之vs天海祐希の“狂演”。他人事ではない物語。
金曜ロードSHOW!映画『カイジ 人生逆転ゲーム』ネタバレ・あらすじ。藤原竜也vs香川照之vs天海祐希の“狂演”。他人事ではない物語。映画『カイジ 人生逆転ゲーム』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『カイジ 人生逆転ゲーム』の作品概要 漫画家、福本伸行原作の人気コミックを実写映画化。毎日目的もなく自堕落な日々を送る青年が友人の借金の保証人になり、多額の負債を抱えてしまう。金融業者に捉えられて、奇想天外なゲームに挑む。ゲームを通して自堕落だった自身を諌めて、何とか立ち上がろうともがき苦しむ姿を描いている。藤原竜也主演。香川照之、天海祐希出演。監督は『ごくせん』佐藤東弥。日本テレビ製作。

悪魔的だ~!と叫んでビール飲みます。

映画『カイジ2 人生奪回ゲーム』ネタバレ・あらすじ・感想。ダメ人間になってもパチンコに人生を賭けたくない。ダメ映画です。
映画『カイジ2 人生奪回ゲーム』ネタバレ・あらすじ・感想。ダメ人間になってもパチンコに人生を賭けたくない。ダメ映画です。映画『カイジ2 人生奪回ゲーム』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。作品情報・キャスト情報も確認できます。漫画家、福本伸行原作の人気コミックを実写映画化。前作で奇跡の大逆転で借金を帳消しにしたが、やはり元々ダメ人間なのだろうか?再び大借金をして地下の強制労働所送りになる。藤原竜也主演。香川照之、伊勢谷友介、吉高由里子出演。監督は『ごくせん』佐藤東弥。日本テレビ製作。

 

映画『カイジ ファイナルゲーム』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『カイジ ファイナルゲーム』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

映画『カイジ ファイナルゲーム』公式サイト
2020年7月15日(水)Blu-ray&DVD発売!主演は、藤原竜也。新キャストとして福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎の4名が出演!
映画『カイジ ファイナルゲーム』予告

『カイジ ファイナルゲーム』(128分/G/日本/2020

【監督】
佐藤東弥
【製作】
沢桂一 堀義貴 市川南 菊川雄士 角田真敏 山口雅俊
【出演】
藤原竜也
福士蒼汰
関水渚
新田真剣佑
吉田鋼太郎
伊武雅刀

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映画『カイジ ファイナルゲーム』のオススメ度は?

星ゼロです

何も良いところがありません

クズ、クズ、クズと言われます

カイジに日本を背負って欲しくありません

虐げられてきて、今さら国の未来を心配しろってなに?

都合よく扱いすぎ

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映画『カイジ ファイナルゲーム』の作品概要

福本伸行の人気コミック「カイジ」シリーズの3作目。1作目『カイジ 人生逆転ゲーム』2作目『カイジ2人生奪回ゲーム』で本作が最終章。藤原竜也主演。福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑吉田鋼太郎、伊武雅刀出演

映画『カイジ ファイナルゲーム』のあらすじ・ネタバレ

2020年、東京オリンピックが終わり日本の景気は急激に悪化している。インフレが起こり物価は上昇。相変わらず自堕落な生活を送るカイジは派遣社員として働いている。給料は7割ピンハネされている始末。かつての地下で知り合った大槻を再開する。なんと今は帝愛グループの社長になっていた。大槻から一攫千金のイベントがあると聞かされ、カイジはまたもは参加する、、、、。

映画『カイジ ファイナルゲーム』の感想・評価・内容・結末

カイジシリーズ第三弾で最終章です。安心しました。これからまだまだシリーズが続くのかと思うとゾッとします。はっきり言って恥ずかしい映画です。駄作の駄作の駄作です。下の下の下です。これほど酷い作品はありません。初っ端から「クズ、クズ、クズ」と連呼され、落ち込みますね。特に最後に「クズな人間なんて要らない」と絶叫されると凹みます。カイジがクズでもちゃんと生きたいのだと代弁しますが「お前、わかってるならクズ卒業しろよ」とツッコミを入れてしまいます。就職氷河期世代にとって腹ただしさを覚えました。

あ、申し遅れました。私、ラッキーマスクマン3号です。1号、2号もこの映画を観たくないと言うので代わりに観てきました。私は一応、映像製作関係の仕事をしていますから、テレビ局主導映画はなるべく観るようにしています。出来るだけ中間に立って感想を書こうと思いましたが、無理です。クソ映画です。上から目線映画です。住むところも食べることも苦労したことのない人たちが作った映画です。

感想を述べる前にそもそも「なぜ、テレビ局が映画を作るのか」についてお話しようと思います。大義名分はビジネス展開とか社会貢献と言いますが、実際はスポンサーの神輿担ぎです。ご機嫌を取るためです。「弊社は御社のブランドイメージを上げたい」などと言って出資を募ります。スポンサーになった企業は「あの映画に出資しているんだ」と方々に自慢できます。大抵は出資した元が取れます。なぜならば自社の放送で番組宣伝をバンバン打てるからです。映画はテレビと違って格式がいまだに高いのです。

特にアメリカの企業の幹部は映画に出資することが最大の夢だと言う人が多いです。子どもたちも映画に従事する人たちをとても尊敬しています。アメリカでは企業が大金を稼いだら社会に還元しなければいけません。還元しない会社はバッシングされ、最悪潰されます。ボランティアなどの慈善事業が主ですが、映画に出資する人は知性教養が高いとみられ、ひとつのステイタスになるのです。でも、あらゆる業種が出資できるのはありません。性産業やアルコール、喫煙、薬物、ギャンブル性が全面的に出ている企業は難しい時代になっています。

日本はどうでしょう。このカイジシリーズですが、前面にどこの企業が出資ているのか明記されていません。前作『『カイジ2人生奪回ゲーム』』はパチンコで勝負するカイジでした。ここに違和感を覚えた人もいるかと思います。パチンコでギャンブル依存症になる人は多いです。有り金をはたいた人で近くの消費者金融の ATMへ行き、借金をしてそのお金をパチンコにつぎ込んだ人もいるでしょう。そう考えると「この映画はパチンコの宣伝なのか」とか「消費者金融もグルか」などと思ってしまったのです。このシリーズはギャンブルを美化していますから。まるでいま騒がれているIRの宣伝映画なのかと勘ぐってしまいます。

でも天下の日本テレビがそのようなことはしないと思います。日本テレビは読売新聞がバックボーンになっていますから。あの巨人ですよ。巨人が卑怯なことしないでしょう。ちなみTBSは毎日新聞、フジテレビは産経新聞、テレビ朝日は朝日新聞、テレビ東京は日本経済新聞社がバックボーンになっています。そして各々の局は大手出版社とも懇意にしています。今回のカイジは講談社、日本テレビ、読売新聞という流れがあります。これだけメディアが力を合わせて、宣伝を打てば大抵は元は取れます。ですから出資する企業にとってはリスクは低いのです。

でもどうしてテレビ局主導の映画は質が低いのでしょうか。(『劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD』のLGBTをバカにした描写には失望しました)勉強不足、視聴率主義、重労働などの原因はあるかを思いますが、私は照明技術の低下に行き着くと思います。映画撮影での照明はとてもデリケートです。ワンカットごとに露出計でしっかりと計測してキャメラマンがオッケーを出します。とても時間がかかる作業です。映画は影を作る芸術です。でもテレビの場合は対象物に対して照明を強く当てて影を飛ばします。のっぺりとした絵が求められます。テレビの場合は光だけが必要なのです。

映画のように大変な労力を行いませんから、こだわりが出ません。パパッと取ってササっと片付けて終わろう、という人たちが集まってきます。故に映画の作品のクオリティーも落ちていくのです。テレビの撮影現場では「とりあえず撮ってさ、あとは編集でつなぐよ」って言葉を頻繁に見聞きします。映画の人が聞いたらカチンと来るワードです。こういった思考回路が蔓延すると脚本も美術も、そして俳優たちの士気が落ちて駄作、さらにはクソ作になっていくのだと思います。

さて、本作とは全く関係ない話だとツッコミを入れられそうですが、ある意味当たっていますし、外れています。このカイジは一体何を伝えたかったのか全くわからないのです。カイジはダメな男です。フリーターで酒を飲み、お金がなく、借金をしてます。でも彼がそのような状況に陥った背景には不景気、低賃金、格差社会、派遣切りなどがありました。それに抗うカイジがいたと思います。そこに共感を得るのです。でも本作には全くその気配がありません。カイジに日本の未来を託す?っていう設定が馬鹿馬鹿しいのです。前作も前々作もカイジは自分のため仲間のためにギャンブルをしました。問題は多々ありましたが、百歩譲って共感できるところがありました。でも本作は「なぜ、自堕落なカイジに日本の未来を託すのか」「こんなダメ男に託したくない」となります。飛躍しすぎなんですよ。映画だから良いじゃんという人がいますが、映画だからダメなのですよ。共感できる要素を入れておかないと。もっとはっきり言いますが、私にとって日本の未来よりも自分、家族、友だちの方が大事なのです。「この国の将来なんて知ったこっちゃねえ」です。ここまで虐げられているのに今さら国の未来を心配しろよっていうのが無理な設定ですよ。正直、一度この国がデフォルトして全国民が平等になってくれた方がマシです。

カイジの世代って就職氷河期だと思います。この世代って本当に希望が少なかったのです。大学を出ても就職先がありませんでした。しかも派遣社員としてこきつかわれてポイ捨てされてきました。社会保障も報われません。もう結婚、一戸建て、出産などは夢の彼方です。そういった世代の人たちをいたわるような表現が欲しいのです。でもこの映画には全くありませんでした。「クズ、クズ、クズ」と2時間言われっぱなしです。

そりゃあ、テレビ局員の給料は良いですから、下の方は見ないでしょう。この映画は上から目線のみで作られているのです。お金を持つ強者が弱者を見下し、笑い者にしている最も残酷な映像になっています。とても日本テレビという大メディアが作る映画だとは思えません。作品情報を読むと格差社会への警鐘などの文言も散見していますが、何も伝わりません。奇しくも韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が大ヒットしています。こちらは素晴らしい作品です。格差社会から差別、偏見、国もあり方などを訴求しています。『ジョーカー』もそうでした。格差によって心が蝕んでいく様を描いています。その他にもケン・ローチ監督の『家族を想うとき 』などは痛烈に心に響いてきます。そういう映画と比べると本映画『カイジ ファイナルゲーム』はとても恥ずかしい作品だと言えます。もちろん出演した俳優さんには罪はありませんが、今後はちゃんとした作品を選ばないとファンを失いかねません。俳優はそれだけ影響力のある仕事だと認識して欲しいです。

映画『カイジ ファイナルゲーム』のキャストについて

カイジ(藤原竜也)

少し年をとったカイジです。相変わらずクズな生活をしています。藤原さんも相変わらず叫んでいましたが、若干、飽きた感が見て取れます、それほど輝きはありませんでした。藤原さんの場合、このシリーズの演技はもうマンネリ化してしまっている気がします。仕方ないのですが、色物キャラはいつか飽きられるものです。

高倉浩介(福士蒼汰)

首相に使えるエリート公務員です。沈着冷静です。頭も良いのでしょう。国家を思う気持ちが強いのですが、思想的に難があります。福士さんはこの嫌われ役を見事にやっていたと思います。鼻につくキザな演技が良かったです。

桐野加奈子(関水渚)

大阪から来たラッキーガールです。人一倍元気です。関水さんは大阪から来たとの設定でしたが、大阪弁ではなかったのが残念です。演技的には無難だったのではないでしょうか。出番が少なかったイメージです。勿体無い。

廣瀬湊(新田真剣佑)

富豪、東郷滋(伊武雅刀)に秘書として仕える青年で、ど真面目、融通のきかないキャラクターです。そして東郷の息子だと判明します。とてもハンサムです。喜怒哀楽の感情を出す場面が少なかったので演技については何も言えません。

黒崎義裕(吉田鋼太郎)

本作の一番の悪役です。自身の利益のためなら人が傷つこうが、泣こうが、失業しようが、死のうが全く構わないという冷酷な人間です。吉田さんも藤原さん同様、舞台経験が豊富なので安心して観て入られます。しかしながら舞台独特の大げさな演技が続くと飽きてきます。

東郷滋(伊武雅刀)

余命わずかんお金持ちです。かつて人を利用し傷つけたことを深く後悔しており、死ぬ前に一度くらいは世の中の貢献したい思っています。伊武さんの演技はもはやいぶし銀ですね。喋らなくても伝わります。スクリーンを引き締めるエネルギーは他の俳優を圧迫しています。

まとめ 映画『カイジ ファイナルゲーム』一言で言うと!

「都合が悪くなると若者頼りにするのはやめて欲しい」

若すぎて何が何だかわからずに仕事を引き受けてしまった経験ってあると思います。社会の仕組みを知らなくて、都合よく使われました。「お願い」と頼まれて「可哀想だから」と同情して引き受けたにも関わらず、ある日突然クビになるという、、、。とても残酷な時代を生きています。心が疲弊していきます。人や社会のために働くという目的もなくなっちゃいます。

合わせて観たい映画

【格差社会描いた映画】

映画『ジョーカー』

こんなに虐げられると腐ります

映画『ジョーカー』ネタバレ・あらすじ・評価・感想。「神or悪魔?」を観て決めよ!ジョーカー続出でアメリカ熱狂。
映画『ジョーカー』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館ならびにあらすじ・ネタバレ・感想・結末・評価について記載してます。本映画はいま世界中で話題沸騰になっています。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得しています。貧しいアーサーが如何にジョーカーになるのか、正義と悪は表裏一体。アメリカに根付く格差社会への反発。世界はジョーカーを救世主と見るか、悪魔と見るのか。

 

映画『パラサイト 半地下の家族』

韓国社会を鋭利に描いています

映画『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。ポン・ジュノ監督が“七放世代”の人生を代弁。アカデミー賞ノミネート作品。
「パラサイト 半地下の家族」作品賞含む最多4冠!(作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞)映画『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。ポン・ジュノ監督が“七放世代”の人生を代弁。アカデミー賞ノミネート作品。映画『パラサイト 半地下の家族』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。公式サイトを紹介し、作品情報・キャスト情報も得ることができます。『パラサイト 半地下の家族』2019年韓国作品。コメディ・ホラー映画。ポン・ジュノ監督。主演ソン・ガンホ。イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム共演。第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールの受賞作品。2020年(第92回)アカデミー作品賞にノミネートされた。

映画『カイジ ファイナルゲーム』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
佐藤東弥
原作
福本伸行
脚本
福本伸行 徳永友一
製作
沢桂一 堀義貴 市川南 菊川雄士 角田真敏 山口雅俊
エグゼクティブプロデューサー
伊藤響
企画プロデュース
藤村直人
制作プロデューサー
渡邉浩仁 小泉守
撮影
小原崇資
照明
木村明生
録音
菊地啓太
美術
樫山智恵子
装飾
高橋光
編集
佐藤崇
音楽
菅野祐悟
VE
弓削聡
VFXスーパーバイザー
堀尾知徳
記録
初山澄乃
助監督
伊野部陽平
キャスティングプロデューサー
杉野剛
制作担当
芳野峻大
カイジ(藤原竜也)
高倉浩介(福士蒼汰)
桐野加奈子(関水渚)
廣瀬湊(新田真剣佑)
黒崎義裕(吉田鋼太郎)
大槻太郎(松尾スズキ)
坂崎孝太郎(生瀬勝久)
遠藤凛子(天海祐希)
西野佳志(山崎育三郎)
高瀬強士(前田公輝)
菅原太一(瀬戸利樹)
最後の審判挑戦者(篠田麻里子)
渋沢総一郎(金田明夫)
東郷滋(伊武雅刀)
2020年製作/128分/G/日本
配給:東宝

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