映画『涙そうそう』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『涙そうそう』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
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『涙そうそう』
(2006年製作/118分/日本)
配給:東宝
【監督】
土井裕泰
【プロデューサー】濱名一哉 那須田淳 進藤淳一【製作】八木康夫【脚本】吉田紀子【撮影】浜田毅【美術】小川富美夫【音楽】千住明【主題歌】夏川りみ
【出演】
妻夫木聡 長澤まさみ
麻生久美子 塚本高史 中村達也 平良とみ 森下愛子 大森南朋 船越英一郎 橋爪功 小泉今日子
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- 映画『涙そうそう』の作品情報・概要
- 映画『涙そうそう』の受賞歴
- 映画『涙そうそう』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『涙そうそう』の感想・内容
- 映画『涙そうそう』の考察・評価
- 映画『涙そうそう』の結末
- 映画『涙そうそう』のキャストについて
- まとめ 映画『涙そうそう』一言で言うと!
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- 合わせて観たい映画
- 【オススメ女性活躍映画】
- 映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
- 映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』
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- 映画『風の谷のナウシカ』
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映画『涙そうそう』外部リンク
【HPサイト】
映画『涙そうそう』公式サイト
【予告映像】
映画『涙そうそう』トレーラー
【公式Twitter】
映画『涙そうそう』
【IMDbサイト】
映画『涙そうそう』
【 Rotten Tomatoesサイト】
映画『涙そうそう』
映画『涙そうそう』のオススメ度は?
星3つです
長澤まさみちゃんが「可愛い」
お兄ちゃん妻夫木聡「超やさしい」
小泉今日子の出ている!
映画『涙そうそう』の作品情報・概要
『涙そうそう』2006年の日本映画。土井裕泰監督作品(映画『花束みたいな恋をした』映画『罪の声』)。主演は妻夫木聡(映画『小さいおうち』や映画『浅田家!』や映画『一度死んでみた』)と長澤まさみ(映画『シン・ウルトラマン』や映画『MOTHER マザー』や映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』や映画『コクリコ坂から』)。TBSテレビ50周年記念企画「涙そうそうプロジェクト」の劇場映画化作品。歌謡曲「涙そうそう」(作詞:森山良子・作曲:BEGIN)の歌詞をモチーフに映画化。沖縄で生まれ育った血のつながらない兄妹が織りなす、切ない愛の物語を描く。麻生久美子(映画『モテキ』や映画『マスカレード・ナイト』や映画『翔んで埼玉』)、塚本高史(映画『貞子』)、中村達也、平良とみ、森下愛子、大森南朋(『この道』や映画『空に住む』や映画『そして、バトンは渡された』)、船越英一郎、橋爪功(映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』や映画『ある船頭の話』)、小泉今日子らが出演。
映画『涙そうそう』の受賞歴
第30回 日本アカデミー賞(2007年)
ノミネート
主演男優賞 妻夫木聡
主演女優賞 長澤まさみ
映画『涙そうそう』のあらすじ・ネタバレ
映画『涙そうそう』のあらすじ・ネタバレ:起
洋太郎は子供の頃に母が再婚し、カオルという妹ができました。
彼女は「にいにい」と洋太郎を呼んで慕い、兄妹で仲良く過ごしていましたが…母は再婚相手から捨てられてしまって、しばらくしてから亡くなります。
その後、兄妹たちは一緒に育ちましたが、大人になった洋太郎は市場で配達の仕事をするようになって一人で暮らしていました。
カオルは高校生になって洋太郎の家を訪ねつつ、一緒に暮らすようになります。洋太郎は恋人の恵子を紹介し、仲間と共に居酒屋でワイワイ楽しむのです。
そうして洋太郎とカオルの2人暮らしは始まり、誕生日を祝ったりして過ごしながらも洋太郎は夢を叶えようと努めていました。
映画『涙そうそう』のあらすじ・ネタバレ:承
ある日、彼は亀岡という男から空き家を買い、改装して自分の店を持とうとします。
空き家に手を加えていってやっとのことで「なんくる」という店を完成させ、みんなに祝われましたが….
そこに本当の店の持ち主が現れて、「ここは取り壊して建物を建てる予定だ」と言うのです。
そこで洋太郎たちは亀岡に騙されたことを知り、警察にも知らせますが亀岡は行方不明とのこと…洋太郎は借金を返済するために力仕事をするようになりました。
カオルは仕送りでもらっていたお金を使って欲しいと言いますが洋太郎は断ります。
そうして日々を過ごす中、恵子の父親が洋太郎を訪ね、「少々人が良すぎる」と言われて大金を渡されました。
恵子に病院を継いでもらう予定だったこともあり、洋太郎に対して釣り合わないのではと言う父親…..。
洋太郎は納得できず、彼に出ていって欲しいと言いました。お金を受け取らなかった彼は、夜になって恵子が来た時も会おうとしなかったのです。
映画『涙そうそう』のあらすじ・ネタバレ:転
そうしてカオルが3年生になって琉球大学の法学部も狙えると言われる中、夏休みを迎えます。
洋太郎は先生との三者面談を経て、彼女が勉学に励めるよう応援しますがカオルはこっそりバイトをしていた…。
そうとは知らずに洋太郎は借金返済ために勤める中、別れた恋人の恵子が現れました。
彼女は国家試験に受かったとのことで医師としての道を順調に歩んでいたのですが、洋太郎はヨリを戻そうとはしません。
そのままカオルと祭りへ行きますが、カオルが内緒でバイトをしているということを知って問い詰めました。
口論になった二人はひとまずは仲を取り戻しましたが、カオルは一人暮らしを始めると言い出します。
映画『涙そうそう』のあらすじ・ネタバレ:結
大学に受かったカオルは一人暮らしを始めて1年半が経過。成人式を前にして洋太郎に手紙を出して懐かしむのです。
そうしたある日、台風の被害に遭ったカオルは洋太郎が来てくれたことで助かりましたが、彼は身体の抵抗力が弱っていたためすぐさま病院へ…。
洋太郎は容体が急変した末に亡くなってしまったのです。カオルは悲しみに暮れる中、彼から送られた着物を受け取って涙を流します。
映画『涙そうそう』の感想・内容
血の繋がりのない洋太郎とカオルが、本当の兄妹の様に共に過ごしていくのが良かったですね。
大きくなってから久しぶりに会った際には、カオルが家でアルバムを見て懐かしんでいたのが微笑ましかったです。
洋太郎は奔放な彼女を心配しつつも、高校の入学式に出席して涙を流すという親のような心境を表していました。
そうして遅刻しそうなカオルをバイクで送ったりもしつつ、平穏な日々を過ごす序盤を経て、高校生だったカオルが20歳になるまでの出来事を追っていくストーリーが魅力です。
映画『涙そうそう』の考察・評価
洋太郎は母が最期に「カオルを守って」と言い遺したことで忠実にその思いを守っていきます。
カオルが不自由なく暮らせるように必死に働きつつ、洋太郎は飲食店を持つことを夢見ていましたが…。
まさか騙されてしまうとは思いもよりませんでした。頑張って改装して完成までこぎつけたのに、重機で壊されていく様を見送る姿は切なさを覚えます。
そんな洋太郎ですが、恋人の恵子と別れることになる過程も色々と考えさせられましたね。
彼女の父親は洋太郎のことを釣り合わないと考えて、直接話をしにくるシーンはハラハラさせられます。
洋太郎は釣り合わないと言われて納得できない感じでしたが、恵子をどのように思っていたのか気になるシーンも多かったです。
映画『涙そうそう』の結末
映画の後半で洋太郎とカオルを捨てた父親が登場しましたが、兄と妹で対応が大きく異なったのが印象的でしたね。
洋太郎は母を見捨てた男だと感じ、殴り掛かるほどだったのには驚きました。一方、カオルは父に会えただけでも嬉しいと考えて好意的。
そうした彼らの考え方の違いも見どころの一つで、お互いのために必死にバイトや仕事をする姿は応援したくなりました。
映画のラストでは、久々の再会を果たしたカオルと洋太郎の姿がありましたが、働きづめで無理をしていた洋太郎がせき込む姿が痛々しかったですね。
カオルは台風のせいで部屋の窓が壊れてしまい、雨風に耐えられず大変なことに…そこに洋太郎がやって来たことでカオルは助かりつつ、高熱があったことで看病するシーンは印象に残りました。
カオルが洋太郎をどのように思っているのかなどが明かされていく中、病院に到着した洋太郎がそのまま死んでしまうとは思いもよりませんでした。
カオルに成人式用の着物を送るために必死に働いていたのもありますが、残された彼女が涙を流す姿は忘れられません。
映画『涙そうそう』のキャストについて
洋太郎(妻夫木聡)
カオル(長澤まさみ)
恵子(麻生久美子)
塚本高史
中村達也
平良とみ
森下愛子
大森南朋
船越英一郎
橋爪功
光江(小泉今日子)
まとめ 映画『涙そうそう』一言で言うと!
「沖縄のことをもっと知りたい」
沖縄のことをもっと知りたくなった作品です。でも長澤まさみちゃんが可愛すぎて、、、。
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【オススメ女性活躍映画】
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
ルイーザ・メイ・オルコット&グレタ・ガーウィグは偉大だ
映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』
ハリウッド映画は「女性が作ったのだ」と胸を張りたい
映画『エデンの海(1976)』
女子高生の時から「女性としての意識」が高いです
映画『風の谷のナウシカ』
宮崎アニメは「女性の立場を尊重」した映画が多いです
映画『空に住む』
一人になっても強く生きてやる!
映画『プラダを着た悪魔』
今では絶対に「パワハラ」間違いなしの女上司です
映画『鵞鳥湖の夜』
男の言いなりにならない「お金ゲット」してみせる
映画『ばるぼら』
こんな魅惑的な女性が実在して欲しくなる
映画『新聞記者』
腐りきった政府にメスを入れてやる!
映画『私をくいとめて』
本当は一人が好き「自分の世界で暮らしたい」
映画『ノッティングヒルの恋人』
女優を続けるのって大変
映画『ボディガード(1992)』
本当は「淋しくてたまらない」歌姫
映画『オフィシャル・シークレット』
「暴露」やっぱり真実から目を背くことはできない
映画『フェアウェル』
これがわたしの生きる道!
映画『となりのトトロ』
お母さん「早く帰ってきて!」
映画『透明人間』
「このストーキング野郎!」退治してやる
映画『スキャンダル』
ニューヨーク野郎から「お金巻き上げてやる!」
映画『ミリオンダラー・ベイビー』
貧しいけれど「世界チャンプの夢」は捨てられない
映画『キューポラのある街』
わたしの未来は絶対に明るい!
映画『コレット』
フランスの女流作家の先駆け的存在
映画『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』
ローラ・アルバートの才能をもっと評価したい
『天才作家の妻 40年目の真実』
夫のゴーストライターでは終われない
映画『マリッジ・ストーリー』
もう一度女優として活躍したい
映画『プライベート・ウォー』
戦争がわたしを呼んでいる
映画『マイ・フェア・レディ』
レディになることが果たして「正しいのか」
映画『追憶(1973)』
バーブラ・ストライサンド「キレッキレッ」の演技です
【夢に向かって頑張っている映画】
映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
大学生活は思いっきり遊んで勉強もするぞ!
映画『行き止まりの世界に生まれて』
苦しかった日々を乗り越えて「挑戦」するのだ!
映画『ファヒム パリが見た奇跡』
移民の僕でもチャンスがある国フランス
映画『カセットテープ・ダイアリーズ』
大学へ行って「絶対に作家になるんだ!」夢と勇気がもらえる映画
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
男女差別があった時代の女流作家の生き方が描かている
映画『ルース・エドガー』
両親には感謝しているけど「良い子」でいるのもキツイ
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人を助けるのがわたしの使命
映画『チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』
目指すは全米制覇!
映画『マディソン郡の橋』
夢見た人とひと時の恋
映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』
この国の行方をタクシーに乗せて
映画『キングダム』
目指すは天下の大将軍
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父の夢は僕の夢
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貧しくても夢があれば生きていける
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アメリカの高校生の青春は残酷な運命に、、、
映画『涙そうそう』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
土井裕泰
プロデューサー
濱名一哉 那須田淳 進藤淳一
製作
八木康夫
脚本
吉田紀子
撮影
浜田毅
美術
小川富美夫
音楽
千住明
主題歌
夏川りみ
洋太郎(妻夫木聡)
カオル(長澤まさみ)
恵子(麻生久美子)
塚本高史
中村達也
平良とみ
森下愛子
大森南朋
船越英一郎
橋爪功
光江(小泉今日子)
2006年製作/118分/日本
配給:東宝