映画『小さいおうち』ネタバレ・あらすじ「山田洋次監督の反戦映画」感想「人妻・松たか子の色気」結末「黒木華ベルリンで銀熊賞」

映画『小さいおうち』ネタバレ・あらすじ「山田洋次監督の反戦映画」感想「人妻・松たか子の色気」結末「黒木華ベルリンで銀熊賞」 お茶の間映画館
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映画『小さいおうち』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『小さいおうち』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。

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『小さいおうち』

(2014年製作/136分/G/日本)

【監督】
山田洋次
【プロデューサー】深澤宏 斎藤寛之【原作】中島京子【脚本】山田洋次 平松恵美子【撮影】近森眞史【照明】渡邊孝一【録音】岸田和美【美術】出川三男 須江大輔【編集】石井巌【音楽】久石譲

【出演】
松たか子
黒木華 片岡孝太郎 吉岡秀隆 妻夫木聡 倍賞千恵子 橋爪功 吉行和子 室井滋 中嶋朋子 林家正蔵 ラサール石井 あき竹城 松金よね子 螢雪次朗 市川福太郎 秋山聡 笹野高史 小林稔侍 夏川結衣 木村文乃 米倉斉加年
【HPサイト】
映画『小さいおうち』IMDbサイト
【予告映像】
映画『小さいおうち』トレーラー

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  1. 映画『小さいおうち』NHK BSプレミアム放送 2022年1月19日(水)午後1時00分〜3時17分
    1. 2022年1月19日(水)午後1時00分〜3時17分
  2. 映画『小さいおうち』のオススメ度は?
  3. 映画『小さいおうち』の作品情報・概要
  4. 映画『小さいおうち』のあらすじ・ネタバレ
  5. 映画『小さいおうち』の感想・内容
  6. 映画『小さいおうち』の考察・評価
  7. 映画『小さいおうち』の結末
  8. 映画『小さいおうち』のキャストについて
  9. まとめ 映画『小さいおうち』一言で言うと!
  10. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  11. 合わせて観たい映画
    1. 【“障害”と戦う恋愛映画オススメ】
      1. 映画『ロミオとジュリエット』
      2. 映画『伊豆の踊子(1974)』
      3. 映画『潮騒 しおさい(1975)』
      4. 映画『絶唱(1975)』
      5. 映画『マディソン郡の橋』
      6. 映画『美女と野獣(1991)』
      7. 映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』
      8. 映画『ラストレター』
      9. 映画『アパートの鍵貸します』
      10. 映画『マチネの終わりに』
      11. 映画『ボーダー 二つの世界』
      12. 映画『あなたの名前を呼べたなら』
      13. 映画『秒速5センチメートル』
      14. 映画『マーウェン』
      15. 映画『ほしのこえ』
      16. 映画『COLD WAR あの歌、2つの心』
      17. 映画『リヴァプール、最後の恋』
  12. 【オススメ反戦映画】
      1. 映画『この世界の片隅に』
      2. 映画『硫黄島からの手紙』
      3. 映画『父親たちの星条旗』
      4. 映画『名もなき生涯』
      5. 映画『1917 命をかけた伝令』
      6. 映画『彼らは生きていた』
      7. 映画『ジョジョ・ラビット』
      8. 映画『プライベート・ウォー』
      9. 映画『アルキメデスの大戦』
      10. 映画『芳華-Youth-』
      11. 映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』
      12. 映画『愛と死の記録』
      13. 映画『あゝひめゆりの塔』
      14. 映画『父と暮せば』
      15. 映画『絶唱(1975)』
      16. 『アメリカン・スナイパー』
  13. 映画『小さいおうち』の作品情報

映画『小さいおうち』NHK BSプレミアム放送 2022年1月19日(水)午後1時00分〜3時17分

2022年1月19日(水)午後1時00分〜3時17分

とても良い映画です

昭和世代にとっては哀愁たっぷりです

反戦映画として素晴らしいです

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映画『小さいおうち』のオススメ度は?

4.0

星4つです

「昭和」を思い出します

「反戦映画」です

人妻「松たか子さん」の色気がたまりません

黒木華さん「ベルリン女優」

「山田洋次監督」偉大なり!

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映画『小さいおうち』の作品情報・概要

『小さいおうち』第143回直木賞を受賞した中島京子原作小説を映画化した作品。山田洋次監督作品。主演は松たか子(映画『ラストレター』や映画『アナと雪の女王2』)。黒木華(映画『浅田家!』『億男』)、片岡孝太郎、吉岡秀隆(映画『鉄道員(ぽっぽや)』や映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』や映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』)、妻夫木聡(映画『ザ・マジックアワー』)、倍賞千恵子(映画『天気の子』)、小林稔侍(映画『新幹線大爆破』や映画『ホタル』)、橋爪功(映画『すばらしき世界』や映画『ある船頭の話』や映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』)、笹野高史(映画『スパイの妻 劇場版』)らが出演。黒木華は第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。山形出身の女中・布宮タキがかつて奉公していた「赤い三角屋根の小さいおうち」の平井家のことを回顧しながら、太平洋戦争へ向かう最中で繰り広げられた不倫をモチーフに罪悪感に包まれた人生をつぶさに描いている。

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映画『小さいおうち』のあらすじ・ネタバレ

大学生の荒井健史(妻夫木聡) は年老いた大叔母・布宮タキ(晩年期)倍賞千恵子 の面倒みていた。彼女は生涯独身を貫いていた。トンカツをあげるのが上手な人だ。健史はタキに自叙伝を書くように依頼していた。しかしタキは亡くなっており、遺品整理の中、自叙伝を書き上げたノートを見つける。そこには未開封の手紙が挟まれていた。布宮タキは雪深い山形の生まれで、奉公先が東京の平井家だった。赤い屋根の「小さいおうち」である。玩具屋の常務である平井雅樹(片岡孝太郎) と妻・時子と息子・恭一の元で女中として働くことになる。時代は支那事変から太平洋戦争へ向かう最中である。国家、企業、国民が総意の元、戦争待望論を抱くような雰囲気であった。そんな暗澹とした空気の中、時子と雅樹の部下である板倉正治(吉岡秀隆) の不倫劇を目撃してしまう。女中として、そうすれば良いのか葛藤する日々が続く。二人の逢瀬はおわりをみせないどころか、次第に噂が持ち上がる。やがて日本はアメリカへ宣戦布告して太平洋戦争へ突入していく。そして板倉にも召集令状が届く。最後の逢瀬へ出かける時子を止めるタキ。そして手紙を書かせる。しかしその手紙は開封されることはなかった。

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映画『小さいおうち』の感想・内容

「やっぱり昭和は良いと思える映画」です。『寅さん』しりーずの山田洋次監督作品です。山田監督は一貫して「昭和の物語」をスクリーンに送り続けている数少ない映画監督です。わたし自身も昭和出身なので、とても懐かしい気持ちにさせられます。撮影、演出、編集、音に至るまで「きっちり・かっちり」しています。撮影も固定ショットが多いのも安心感を与えてくれます。若い映像作家ほど、キャメラを振りまわしたり、編集点を無視してのジャンプショットで繋いだりと、冒険しますが、結局のところたどり着くのは固定ショットなのです。未来のフィルムメーカーを目指す人なら是非とも、山田洋次監督作品を観て勉強することをオススメします。

さて、本映画『小さいおうち』は第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を原作として映画化されています。一言でいうと「反戦映画」となります。昭和の最大の大戦争である第二次世界大戦への責任の是非について色濃い演出がなされています。もちろん、映画は平井時子(松たか子) と板倉正治(吉岡秀隆)の不倫を軸に描かれていますが、バックグランドには「戦争反対」「責任は誰にあるのか」を強烈に突きつけてくるのです。ここの山田洋次監督の気概を感じます。山田監督は1931年生まれです。いま現在89歳です。本映画『小さいおうち』を撮影した時は83歳です。しかも脚本執筆も行なっています。これは本当にすごいと思うのです。とてつもないエネルギーが必要です。しかも本映画『小さいおうち』のように反戦がテーマの作品を作り続ける意思の強さは尋常ではありません。映画の中の演出で平井時子(松たか子) の夫の平井雅樹(片岡孝太郎) がやたらと日本賛美と戦争待望論を展開しています。それに対して板倉正治(吉岡秀隆)は反戦派の人間として描くことで、時子の心情光景をうまく表していると思います。不倫とはいえど、結果的に時子の心は反戦派の板倉に向かうのですから。こういう演出は素晴らしいですね。細かい演出にドキッとさせらる箇所もふんだんに楽しめます。時子が夫・雅樹に頼まれて、板倉にお見合いを勧める場面は二人の淡い心中に「ほっこり」してしまうのです。お見合いを固辞する板倉の腕を時子がつねるのです。それを背後から女中の布宮タキ(黒木華) が見ているのですが、この三者三様の心模様を一瞬で表しているのです。「上手い」と頷かずには要られません。

この場面ではまだ時子と板倉は男女の関係になっていません。でもお互い惹かれ合っているのは明確です。数日前の台風の夜のキスに紐づいています。板倉の心は人妻でしかも上司の妻という禁断の恋にまっしぐらになっているのに、その時子が突き放すように「女性の斡旋」ともとれる発言だったからです。時子の心中は「夫からの命令」もありますが、板倉と「接近するチャンス」と捉えていたと思います。ちょっと意地悪した方が恋愛って上手く行くことありますよね。一方、二人を見ていた布宮タキ(黒木華) は「見てはいけないものを見た」という罪悪感と正義感を持ち合わせてしまったのです。二人の行く末を予感し、「黙っているという罪悪感」と、旦那様に「報告すべきという正義感」が入り混じって、それが終生、タキを苦しめることになったのです。実に上手いです。その他にも時子が板倉の下宿を訪問して部屋に入る場面を階下から撮るショットは実にエロティックでした。男女の絡みがまったくないのに二人がこれから行う情事が映像として浮かんでくるのです。いやあ、あの美しい松たか子さんが吉岡秀隆さんに激しく愛されるのですから、、、。更に事を終えて小さいおうちに帰ってきた時子の帯の位置が左右反転していたことを発見してしまうタキの複雑な心中とそれ以後、時子は洋装で、出かけるようになったというところにもエロティシズム満載です。和服の着付けは大変ですから。

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映画『小さいおうち』の考察・評価

さて、本映画『小さいおうち』は第二次世界大戦という未曾有の惨劇が繰り広げられる最中の『ロミオとジュリエット』的な映画と言えます。つまり「障害のある恋愛」です。恋愛というのは障害があればあるほど、燃え上がるのは古今東西共通でしょう。しかも命の炎が燃え尽きていく、戦争という舞台においては一段と激しくなるのでしょう。これは人間の本能ともいえる現象とも言われています。いわゆる子孫を残す使命に拍車がかかるらしいのです。単純には比較できませんが、遠距離恋愛をしているカップルって会った時はひたすら愛し合います。「離れたくない」と思う気持ちと「もう会えないかもしれない」から子孫を残さなくては、という気持ちも発動されると思います。

本映画『小さいおうち』は時子と板倉の不倫をぶち壊す展開へ進んでいきます。板倉に召集令状が届きます。最後のお別れをしたい時子をタキが止めるのです。タキの道徳的な正義感からですが、この行為によってタキは終生苦しむことになります。先にもあげました「罪悪感」です。出征する板倉と最後の情事を交わしたい時子の想いを打ち砕いてしまうのです。不倫はいけないという正義感といえば聞こえは良いのですが、よく考えてみると「戦時中にモラルなどない」とも言えます。しかもその戦争は国家のバカどもが作り出したものです。もはやそこには正義も悪も倫理など存在していません。タキは後世になって気がつきました。戦時中は「国は正しい」と思っていた側の人間でしたから。

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映画『小さいおうち』の結末

本映画『小さいおうち』は観れば観るほど新しい発見がありますので、是非とも繰り返して鑑賞してほしいです。さて、出演俳優たちの演技はみなさん、本当に素晴らしいというしか思い浮かびません。松たか子さんと吉岡秀隆さんは上述したようにべた褒めです。黒木華さんは本映画『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)と第38回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞したことで証明されています。そしてわたし的に素晴らしいと思ったのは晩年期の布宮タキを演じた倍賞千恵子さんです。まず姿勢が良いのです。年老いたタキの背中を曲げて部屋内を歩く姿、トンカツをあげる姿、文字を書く姿、中空を見つめる姿までのすべての所作に苦難だった人生を映し出していました。そしてタキが背負った「罪悪感」がはっきりと伝わってきたのです。当時73歳です。もう圧巻です。

本映画『小さいおうち』の結末はちょっと残酷な感じもします。荒井健史(妻夫木聡) が、年老いた平井恭一(米倉斉加年)生存を確認して訪問します。そしてタキが時子から託されて未開封の手紙を読み上げるのです。そこには母・時子と板倉の不倫の証拠があったからです。何とも言えないショックを与えてきます。でもこれはこれで良かったと思います。なぜならタキが背負ってきた罪悪感を未開封のままでは「昭和」が終わらないのです。この手紙を開封したことで「戦争責任の是非」と「二度と戦争は繰り返さない」といメッセージが明確になるからです。本当に素晴らしい映画でした。

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映画『小さいおうち』のキャストについて

平井時子(松たか子)
布宮タキ(黒木華)
平井雅樹(片岡孝太郎)
板倉正治(吉岡秀隆)
荒井健史(妻夫木聡)
布宮タキ(晩年期)倍賞千恵子
小中先生(橋爪功)
小中夫人(吉行和子)
貞子(室井滋)
松岡睦子(中嶋朋子)
治療師(林家正蔵)
柳社長(ラサール石井)
カネ(あき竹城)
花輪の叔母(松金よね子)
酒屋のおやじ(螢雪次朗)
平井恭一(少年期)市川福太郎
平井恭一(幼年期)秋山聡
花輪和夫(笹野高史)
荒井軍治(小林稔侍)
荒井康子(夏川結衣)
ユキ(木村文乃)
平井恭一(米倉斉加年)

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まとめ 映画『小さいおうち』一言で言うと!

「障害があるほど恋は燃え上がる」

と言っても戦争という、人間だけ作り出した最悪の「イベント」の最中の恋愛ですから、何とも悲しいです。

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映画『COLD WAR あの歌、2つの心』

映画『COLD WAR あの歌、2つの心』悪女が目指す究極の愛のゴール 男は悲劇 ネタバレ・あらすじ・感想
本作は第71回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞。さらに第91回アカデミー賞では外国語映画賞・監督賞・撮影賞の3部門にノミネートされた。とても素晴らしい映画だ。社会主義時代のポーランドを舞台にピアニストと歌手の恋愛逃避劇。ワルシャワ、ベルリン、パリで展開。究極の恋愛とは命をかけること。破滅的な女、悪女だが可愛い。

映画『リヴァプール、最後の恋』

女優グロリア・グレアムの最後の恋『リヴァプール、最後の恋』あらすじ・ネタバレ・感想・評価。年齢差を超えた悲哀。
かつてアカデミ助演女優賞をとった名女優の最後の恋を映画いた作品。今や落ち目となったグロリア・グレアムは渡英しチャンスを伺っていた。そんな時、若き無名の俳優ピーターと出会い激しく恋に落ちる。二人はニューヨークに移り生活を共にするが、グロリアに悲劇が訪れる。二人は別れる事になるが、グロリアはピーターを追って再びイギリスへ向かう
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【オススメ反戦映画】

映画『この世界の片隅に』

戦争映画の認識を変えた名作

映画『この世界の片隅に』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。こうの史代+片渕須直×のんちゃんで邦画史上最高映画決定!「いま“片隅”にある平和に感謝したい」
映画『この世界の片隅に』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。原作こうの史代+片渕須直×のんちゃんで邦画史上最高映画決定!「いま“片隅”にある平和に感謝したい」映画『この世界の片隅に』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『この世界の片隅に』公式サイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『この世界の片隅に』の作品情報・概要『この世界の片隅に』(このせかいのかたすみに)作家・こうの史代の同名漫画を映画化。『アリーテ姫』『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督・脚本の長編アニメーション映画。資金調達に困窮し、クラウドファンディングを募って資金を集める。2016年11月12日に日本国内63館で封切られた。しかしすぐに公開規模を累計484館(2019年10月31日時点)まで拡大してロングランとなる。

映画『硫黄島からの手紙』

二宮和也の名演が素晴らしい

映画『硫黄島からの手紙』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也が役者になった映画。イジケっぷりが最高。
映画『硫黄島からの手紙』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也が役者になった映画。イジケっぷりが最高。映画『硫黄島からの手紙』の作品情報・概要『硫黄島からの手紙』原題『Letters from Iwo Jima』2006年のアメリカ合衆国の戦争映画。『父親たちの星条旗』(原題『Flags of Our Fathers』)と企画された「硫黄島プロジェクト」の日本側視点の作品となる。栗林忠道陸軍大将が本土の妻子に当てた手紙『「玉砕総指揮官」の絵手紙』(栗林忠道・著 吉田津由子・編)に基づいて脚本を練られている。監督は『父親たちの星条旗』と同じくクリント・イーストウッド。

映画『父親たちの星条旗』

アメリカ側から見た硫黄島

映画『父親たちの星条旗』ネタバレ・あらすじ・感想。“硫黄島の戦い”英雄にされた三者三様の人生を描く。
映画『父親たちの星条旗』ネタバレ・あらすじ・感想。“硫黄島の戦い”英雄にされた三者三様の人生を描く。 映画『父親たちの星条旗』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『父親たちの星条旗』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『父親たちの星条旗』の作品情報・概要 『父親たちの星条旗』原題『Flags of Our Fathers』2006年公開のアメリカ映画。クリント・イーストウッドが監督作品。ジェームズ・ブラッドリーが父ジョン・“ドク”・ブラッドリーの半生を彼の知り合いたちを取材し、ロン・パワーズとまとめたノンフィクション本『硫黄島の星条旗』(原題: Flags of Our Fathers)を元にしている。脚本は『ミリオンダラー・ベイビー』のポール・ハギスを迎えている。スティーヴン・スピルバーグが率いるドリームワークスらが製作。太平洋戦争の最大の激戦と言われている硫黄島の戦いを本作と『硫黄島からの手紙』の「硫黄島プロジェクト」を立ち上げ、本作はアメリカ側からの視点で描いた名作である。

映画『名もなき生涯』

何も利益もない「神の教えに忠実」でいたいだけ

映画『名もなき生涯』ネタバレ・あらすじ・感想。テレンス・マリック自身の神への忠誠映画。正義を通して得られるものは?
映画『名もなき生涯』ネタバレ・あらすじ・感想。テレンス・マリック自身の神への忠誠映画。正義を通して得られるものは? 映画『名もなき生涯』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『名もなき生涯』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認できます。映画『名もなき生涯』の作品情報・概要『名もなき生涯』原題『A Hidden Life』2019年のアメリカ合衆国・ドイツの伝記映画。テレンス・マリック監督作品。アウグスト・ディール主演。ヴァレリー・パフナー)ブルーノ・ガンツ共演。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに併合されたオーストリアを舞台に田舎の農村で農業を営みながら、信仰心の厚い夫婦の生涯を描く。ナチス・ドイツからの忠誠を拒否することで人間の尊厳を貫き通した名もなき人がいた。

映画『1917 命をかけた伝令』

第一次世界大戦の塹壕戦での伝令は少年が担った

映画『1917 命をかけた伝令』ネタバレ・あらすじ・感想。塹壕戦の恐怖。ワンカット風に撮影した戦争映画。アカデミー賞3冠。
映画『1917 命をかけた伝令』ネタバレ・あらすじ・感想。塹壕戦の恐怖。ワンカット風に撮影した戦争映画。アカデミー賞3冠。 映画『1917 命をかけた伝令』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『1917 命をかけた伝令』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間情報のご確認も可能です。 『1917 命をかけた伝令』原題『1917』2019年制作のイギリス・アメリカ合衆国の戦争映画。第一次世界大戦の塹壕戦を舞台に2人の若きイギリス兵が伝令を届ける一日を全編ワンカット風に撮影している。サム・メンデス監督。第92回(2020年)アカデミー賞では撮影賞、視覚効果賞、録音賞の3冠。

映画『彼らは生きていた』

ピーター・ジャクソンの作家性に驚愕

映画『彼らは生きていた』ネタバレ・あらすじ・感想。「賢者は歴史に学べ!」ピーター・ジャクソンの作家性に驚嘆。映画史を変える名作。
映画『彼らは生きていた』ネタバレ・あらすじ・感想。「賢者は歴史に学べ!」ピーター・ジャクソンの作家性に驚嘆。映画史を変える名作。映画『彼らは生きていた』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『彼らは生きていた』公式サイトを案内し作品・キャスト・上映館・お時間情報のご確認も可能です。映画『彼らは生きていた』の作品情報・概要『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどのピーター・ジャクソン監督作品。イギリスの帝国戦争博物館が所蔵する2,200時間を超える第一次世界大戦を記録した映像を最新のデジタル技術で修復・着色・3D化して制作している。退役軍人のインタビュー音声も交えて戦争、主に塹壕戦のおぞましさを伝えている。

映画『ジョジョ・ラビット』

母のプライドは死んでも消えない

映画『ジョジョ・ラビット』ネタバレ・あらすじ・感想。戦争を二度と繰り返さない。差別・偏見もダメ。スカーレット・ヨハンソンアカデミー助演ノミネート。
映画『ジョジョ・ラビット』ネタバレ・あらすじ・感想。戦争を二度と繰り返さない。差別・偏見もダメ。スカーレット・ヨハンソンアカデミー助演ノミネート。映画『ジョジョ・ラビット』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ジョジョ・ラビット』公式サイトを紹介し、作品・キャスト・上映館・お時間の案内もしています。映画『ジョジョ・ラビット』の作品概要『ジョジョ・ラビット』原題『Jojo Rabbi』2019年のアメリカ合衆国のコメディ映画。タイカ・ワイティティ監督。主演はローマン・グリフィン・デイヴィス。共演はトーマシン・マッケンジー、タイカ・ワイティティ、レベル・ウィルソン、スティーブン・マーチャント、アルフィー・アレン、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン。少年の成長を通して戦争のおぞましさを訴求している。

映画『プライベート・ウォー』

隻眼の女性ジャーナリスト「シリアで死す」

映画『プライベート・ウォー』ネタバレ・あらすじ・評価。隻眼のジャーナリスト。シリアで死す。戦地とPTSDの恐怖。終わらない戦争。
映画『プライベート・ウォー』公式サイトにて作品情報・上映館情報の紹介とネタバレ・あらすじ・感想・内容・結末について記述しています。隻眼のジャーナリスト、メリー・コルビンの半生を映画化。世界に紛争、戦争があると取材に行くのが戦争ジャーナリスト。命をかけて取材するが時には自身も傷つく。片目を失明。そして悲惨な戦争を見すぎてPTSDに陥る。それでも何度も戦地を訪れて世界に真実を発信する。最後はシリアでアサド政権の残虐性を放送して死ぬ。なぜ彼女は戦地へ行ったのか、なぜ書きたかったのか、そこには人間としても尊厳があったのだろう。

映画『アルキメデスの大戦』

戦争阻止のための計算式ってあるのか?

映画『アルキメデスの大戦』戦争を阻止と言っているが結局、止められなかった数学者。ネタバレ・感想・評価 菅田将暉さんだけの130分
映画『アルキメデスの大戦』戦争を阻止と言っているが結局、止められなかった数学者。ネタバレ・感想・評価 菅田将暉さんだけの130分 映画『アルキメデスの大戦』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『アルキメデスの大戦』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。

映画『芳華-Youth-』

戦争の一番の犠牲者は子どもと女性

映画『芳華-Youth-』には激動の70年代を生きた若者の青春、恋愛、苦悩と戦争の悲劇を描いた作品である。ネタバレ、あらすじ、評価
1970年代の中国は決して豊かな国ではなかった。文化大革命の影響で多くの知識人が投獄されたり、強制労働へと駆り出された。若者たちにとって人民軍に入ることが生き残る術の一つであった。その人民軍を慰問するの歌劇団にこの映画のテーマは置かれている。若き団員は青春を謳歌し、恋い焦がれ、泣き、そして戦争へと歩を進める。哀しき時代の物語。

映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』

記者の精神は真実を伝えるためにある

実話『バイス』と『記者たち 衝撃と畏怖の真実』でイラク戦争の嘘が見えてくる。ネタバレ、感想、評価
イラク戦争とはなんだったのか?この映画は9.11を機にイラク戦争へと向かうアメリカ合衆国と国民、そして世界を翻弄する情報を流す人々を描く映画である。多勢に無勢となると人間は多勢の方に流れてしまう。嘘、デマがまかり通り、罪のない多くの人の命が消え、国家自体も消滅の危機に陥ることもある。情報を信じるのも自己責任である。

映画『愛と死の記録』

戦争が終わっても戦いが終わらない人もいる

映画『愛と死の記録』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。渡哲也&吉永小百合「悲恋を通して核兵器反対」を描く名作。広島と長崎を忘れてはいけない。
映画『愛と死の記録』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。渡哲也&吉永小百合「悲恋を通して核兵器反対」を描く名作。広島と長崎を忘れてはいけない。映画『愛と死の記録』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『愛と死の記録』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『愛と死の記録』の作品情報・概要『愛と死の記録』1966年製作の日本映画。吉永小百合、渡哲也主演。中尾彬、芦川いづみ、浜川智子共演。蔵原惟繕監督作品。原作は大江健三郎の「ヒロシマ・ノート」の中で紹介された実話をベースにしている。当初は浜田光夫だったが右目を負傷し、渡哲也が代役となった。本映画で共演した吉永小百合と渡哲也は私生活でも恋愛に発展したことで話題となる。

映画『あゝひめゆりの塔』

沖縄での戦闘で罪のない女性が亡くなった

映画『あゝひめゆりの塔』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。吉永小百合さんの“涙”に「不戦を誓う」ひめゆり学徒隊を忘れてはいけない。
映画『あゝひめゆりの塔』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。吉永小百合さんの“涙”に「不戦を誓う」ひめゆり学徒隊を忘れてはいけない。映画『あゝひめゆりの塔』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『あゝひめゆりの塔』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『あゝひめゆりの塔』の作品情報・概要『あゝひめゆりの塔』1968年9月21日に公開された日本の映画である。舛田利雄監督作品。主演は吉永小百合。浜田光夫、和泉雅子、遠山智英子共演。太平洋戦争末期の沖縄を舞台に沖縄師範学校の女子学生たちの悲劇を描く。

映画『父と暮せば』

原爆で死んだ父が亡霊となって娘に会いにきた

映画『父と暮せば』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。好演・宮沢りえvs圧巻・原田芳雄 が描く黒木和雄監督「反戦映画」8月6、9日は絶対に忘れない。
映画『父と暮せば』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。好演・宮沢りえvs圧巻・原田芳雄 が描く黒木和雄監督「反戦映画」8月6、9日は絶対に忘れない。映画『父と暮せば』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『父と暮せば』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『父と暮せば』の作品情報・概要。『父と暮せば』作家・井上ひさしによる戯曲を黒木和雄監督が映画化。主演・宮沢りえ。共演は原田芳雄と浅野忠信。原爆投下後の1948年の広島を舞台に被爆した父の亡霊と娘を描いた二人芝居。舞台劇の構成で展開していく。原爆で破壊された広島の街はCGで再現。撮影箇所は父娘の家と図書館くらいである。宮沢りえと原田芳雄の演技が素晴らしい。

映画『絶唱(1975)』

若き二人の恋愛を邪魔したのは戦争です

映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。
映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。映画『絶唱(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『絶唱(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『絶唱(1975)』の作品情報・概要。『絶唱』(ぜっしょう)1975年12月20日に公開された日本映画。西河克己監督作品。製作ホリ企画。配給は東宝。作家・大江賢次の同名作品を映画化。山口百恵文芸作品第三弾。恋人役は三浦友和。山陰の大地主の息子と貧しい山番の娘が愛を成就する物語。しかし戦争という悲劇に翻弄されてしまう。封建制度、地主制、さらには家父長制度への提言が込められている。

『アメリカン・スナイパー』

狙撃兵って「ヒーロー」なのだろうか?

クリント・イーストウッド監督『アメリカン・スナイパー』実話は映画史上最高傑作の反戦映画である。ネタバレ、感想、評価
クリント・イーストウッドは多くの戦争映画を制作している。西部劇作品も一貫して戦争映画だ。『許されざる者』『ミスティック・リバー』『ミリオンダラー・ベイビー』も戦争映画だ。そして本作はおそらくイーストウッド自身ストレートに描いた最高傑作の反戦映画であると言える。事実、アメリカの戦争映画の興行収入の記録を作った。そこに反戦の事実がある。
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映画『小さいおうち』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
山田洋次
プロデューサー
深澤宏 斎藤寛之
原作
中島京子
脚本
山田洋次 平松恵美子
撮影
近森眞史
照明
渡邊孝一
録音
岸田和美
美術
出川三男 須江大輔
編集
石井巌
音楽
久石譲
平井時子(松たか子)
布宮タキ(黒木華)
平井雅樹(片岡孝太郎)
板倉正治(吉岡秀隆)
荒井健史(妻夫木聡)
布宮タキ(晩年期)倍賞千恵子
小中先生(橋爪功)
小中夫人(吉行和子)
貞子(室井滋)
松岡睦子(中嶋朋子)
治療師(林家正蔵)
柳社長(ラサール石井)
カネ(あき竹城)
花輪の叔母(松金よね子)
酒屋のおやじ(螢雪次朗)
平井恭一(少年期)市川福太郎
平井恭一(幼年期)秋山聡
花輪和夫(笹野高史)
荒井軍治(小林稔侍)
荒井康子(夏川結衣)
ユキ(木村文乃)
平井恭一(米倉斉加年)
2014年製作/136分/G/日本
配給:松竹

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