映画『グラン・トリノ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『グラン・トリノ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『グラン・トリノ』
(117分/アメリカ/2008)
原題『Gran Torino』
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド
ビー・バン
アーニー・ハー
製作:クリント・イーストウッド,ロバート・ローレンツ, ビル・ガーバー
- 映画『グラン・トリノ』NHK BSプレミアム放送 7月27日(月)午後9時00分〜10時58分
- 映画『グラン・トリノ』のオススメ度は?
- 映画『グラン・トリノ』の作品概要
- 映画『グラン・トリノ』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『グラン・トリノ』の感想・内容
- 映画『グラン・トリノ』の結末・評価
- 映画『グラン・トリノ』のキャストについて
- 映画『グラン・トリノ』声優(劇場公開ならびにDVD)
- 映画『グラン・トリノ』の車について
- 映画『グラン・トリノ』 に登場したモン族とは?
- 映画『グラン・トリノ』まとめ 一言で言うと!
- 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
- 合わせて観たい映画
- 【差別をテーマにしたオススメ映画】
- 【格差社会を描いた映画】
- 映画『MOTHER マザー』
- 映画『ミッドナイトスワン』
- 映画『ばるぼら』
- 映画『滑走路』
- 映画『絶唱(1975)』
- 映画『万引き家族』
- 映画『誰も知らない』
- 映画『存在のない子供たち』
- 映画『行き止まりの世界に生まれて』
- 映画『人数の町』
- 映画『天気の子』
- 映画『エリカ38』
- 映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
- 映画『パブリック 図書館の奇跡』
- 映画『凪待ち』
- 映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』
- 映画『鵞鳥湖の夜』
- 映画『はちどり』
- 映画『レ・ミゼラブル』
- 映画『パラサイト 半地下の家族』
- 映画『ジョーカー』
- 映画『カイジ 人生逆転ゲーム』
- 映画『希望の灯り』
- 映画『タロウのバカ』
- 映画『存在のない子供たち』
- 映画『荒野にて』
- 映画『ドッグマン』
- 映画『マイ・フェア・レディ』
- 映画『ウエスト・サイド物語』
- 映画『愛と青春の旅だち』
- 映画『黒い司法 0%からの奇跡』
- 映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』
- 映画『わたしは金正男を殺してない』
- 映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』
- 映画『朝が来る』
- 映画『スキャンダル』
- 映画『七人の侍』
- 映画『ミリオンダラー・ベイビー』
- 映画『道』
- 映画『楽園』
- 映画『第三夫人と髪飾り』
- 映画『赤い雪 Red Snow』
- 映画『帰れない二人』
- 映画『グラン・トリノ』の作品情報
映画『グラン・トリノ』NHK BSプレミアム放送 7月27日(月)午後9時00分〜10時58分
7月27日(月)午後9時00分〜10時58分
クリント・イーストウッド監督・出演作品『グラン・トリノ』がNHK BSプレミアムで放送されます。
この映画内の堅物な老人を演じています。戦争帰還兵です。人種差別者を演じています。
今アメリカでは『ブラック・ライヴズ・マター』( Black Lives Matter)運動が大規模で行われています。本映画の中ではアジア人に対して差別意識が高いです。
しかしながら、クリント・イーストウッド演じるウォルトは徐々に心を彼ら(モン族)に寄せていきます。そして最後にはモン族の少年のために命を差し出します。
クリント・イーストウッドは映画の中ではあまり死にません(英雄ですから)でも本映画『グラン・トリノ』では見事に死にます。そこも見所です。
映画『グラン・トリノ』のオススメ度は?
星4つ。
この映画を観ればいま世界にはびこる保守主義が見えてきます。
人間は常に他者と比較し差別する生き物なのか。
個人の価値観やプライドなどちっぽけなモノ。
自己犠牲の果てに生まれる希望もあります。
友だち、家族を観てください。
映画『グラン・トリノ』の作品概要
クリント・イーストウッドは本作を持って「俳優として引退する」決意で主演している。アメリカに尽くしてきた移民の子孫として、誇り高いが偏屈な男を演じている。朝鮮戦争へ行き、帰還後は大手自動車メーカーのフォードのエンジニアとして働いた。アメリカが栄華を誇った時代だ。しかし今や自動車産業は見る影も無い。彼の住む近隣にはかつて彼が戦った黄色人種が縦横無尽に歩いている。差別と偏見を持った男の価値観が変わるのか、それとも敵対意識を持ち続けるのか。本作は人種とは?についても深く描いている。『グラン・トリノ』原題『Gran Torino』2008年のアメリカ映画。製作・監督・主演はクリント・イーストウッド。
映画『グラン・トリノ』のあらすじ・ネタバレ
プライドが高い男ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は引退して年金暮らしだ。軒先でビールを飲むことが楽しい日課だ。しかし彼にとっては歓迎できない人が増えてきた。アジア人だ。かつて朝鮮戦争で殺した黄色人種だ。おまけにコワルスキーの家に窃盗に入る事件まで起きた。彼らの正体はモン族であった。しかし窃盗に入ったモン族の少年と心を通わせるようになる。次第にコワルスキーは自身が囚われていた差別意識を改めていく。
映画『グラン・トリノ』の感想・内容
グラン・トリノは時代は現世を予見した映画だった
いま考えるとこの映画は時代的に早く作られた作品と言えます。現在、世界を見渡すと保守主義がはびこっています(しかもアメリカでは黒人差別に対して大規模な抗議活動『ブラック・ライヴズ・マター』( Black Lives Matter])運動が行われています)
それらはアメリカを真っ先に差しますが、実はヨーロッパでも、そしてアジアにも広がっているのです。この流れはとても恐ろしい行く末になると思います。
思い出して欲しいのです。第二次世界大戦で世界を恐怖どん底に突き落とした人物アドルフ・ヒトラーを。
彼は第一次世界大戦後、圧倒的な権力を得るために民族主義を提唱しました。ユダヤ人迫害です。これによってドイツの国民は熱狂し一致団結しました。
それは恐るべき狂気という情熱を持って第二次世界大戦に突入していきました。
クリント・イーストウッド西部劇初監督作品も偏屈な野郎が主演です
移民であるのに新しい移民を差別するのはなぜ?
本作の主人公のウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は東欧からの移民の子孫です。彼はアメリカ人として国家に尽力してきました。
朝鮮戦争で勇敢に戦い、帰還後、フォードのエンジニアとして真面目に働きました。
アメリカの主要産業が自動車だった時代であり、車こそアメリカの成功なのだという誇りもあったのでしょう。
しかしながら彼が暮らした良きアメリカは今はもうありません。デトロイトを例にあげるようにアメリカの自動車産業は衰退してしまいました。
代わりに日本車がアメリカ中を席巻しています。彼にとっては屈辱以外の何物でもありません。
しかもコワルスキーが暮らす地域にはアジアからの移民が増えて住み心地が悪くなっています。
元々、有色人種に対して優越感を持っているコワルスキーにとっては自分の領地にアジア人が入ってくることが苦痛であり我慢ならない出来事です。
モン族はベトナム戦争の時、アメリカのために戦った仲間であるのに
しかも彼らのお風貌がかつて朝鮮戦争で殺した人たちに似ています。アジア系のモン族です。白人であるコワルスキーにとって日本人も朝鮮人もモン族も同じに見えます。
彼らはかつてアメリカがベトナム戦争において雇った戦士の子孫です(モン族はアジアで最も勇敢な戦士と言われてアメリカに多大な貢献をしたそうです)
しかしベトナム戦争終結時、行き場がなく、アメリカに移民してきました。コワルスキーはモン族に対して侮蔑の言葉を吐きます。「クソ黄色人種め」とか「米食い虫ども」などと。
クリント・イーストウッドの“素”に一番近い役だと言われてます
新保守主義台頭は世界に広がっている事実を受け止めなければ
これが冒頭に挙げた保守主義あるいは新ナショナリズムに通じるのです。トランプの掲げる“アメリカファースト”にです。
自国優先で他者に排他的な考えです。今から10年前にクリント・イーストウッドが本作を作った予知能力に改めて驚きの念を禁じ得ません。
たったこの10年の間に世界は大きく変わってしまいました。後戻りしてしまったのです。世界中に憎悪の感情が蔓延しています。その感情は絶えず自分より弱い者への攻撃へ向けられています。
自分が攻撃されないように守ることに必死です。守ることは保守なのです。これが大きな集団になって新保守主義になります。
映画『グラン・トリノ』の結末・評価
世界中で起こっている民族対立の構造
今やヒトラーの時代に似ていると感じるのはわたしだけでしょうか。あの時代を改めて検証すると“民族と宗教対立”の時代であったと思います。
今はどうか。全く同じではないでしょうか。ヒトラーがユダヤ人を迫害しゲルマン民族を高みに据えました。
そして今、世界中で民族争いが起きています。特にヨーロッパはひどいと言えます。
シリアからの移民がドイツにもフランスに流れ、対立構造が生まれ大きな問題になっています。そして右翼的な政党が台頭しています。
中国もそうです。チベットやウイグルへの弾圧は凄まじく、民族浄化が行われています。そして香港への圧力。
日本も現在、お隣の韓国に対しての嫌悪感を煽って民族を分断させるような動きがあります。これは非常に危ない思想です。
『ダーティーハリー』シリーズ最高作!愛人ソンドラ・ロックと最後の共演作
自己犠牲によって人間の尊厳を伝承した
歴史は証明しています。抑圧された人々は必ず反乱を起こします。一度、反乱が起きるとそのエネルギーを止めるのは難しいです。
反乱が反乱を呼び憎悪が連鎖されてしまいます。わたしたちはその前に気がつかなければいけないのです。
この映画を観るとクリント・イーストウッド演じるコワルスキーが最後にモン族のギャングに殺されます。結果的にそれで丸く収まります。
殺されてギャングを刑務所に送ることで、解決するのです。彼らは刑務所で心を改める機会があります。希望を残しています。
無力に対して無力を使わず、頭で解決したのです。クリント・イーストウッドは自己犠牲によって、若者に争いの醜さを伝えると共に「老いた者は必要ない、新しい時代に託そう」と言っているのだと思います。
若者に歴史を作ってもらうのが一番良い
今ここで世界にはびこる保守主義に唯一対抗できるのはやっぱり若い人たちの思想なのではないでしょうか。
わたしの周りにいる若者は「なぜ、年配の人は韓国が嫌いなのか理解できない」という。彼らはKポップも聴くし、韓流映画も観ます。髪型だった真似しています。
そんな彼らに我々が持つ過去から引きずる価値観を押し付けてはいけないと思うのです。
アメリカ人もそうです。闇雲にメキシコ人が犯罪者と決めつけてはいけないです。ドイツ人もシリア移民に対して高圧的であってはいけないと思います。中国もそうです。
個人の価値観や誇りなどちっぽけなモノだ
この映画を観ていると個人の価値観とか誇りなど「なんてちっぽけなのだ」と気がつかされます。
そんなことにこだわるより、まずは隣人と話せよ、心底話し合えばきっと良き友人になれる、と思うのです。イタズラに嫌悪感していけません。真実とは自分自身で見つけるべきだと思います。
*イーストウッドが映画の中で死ぬのは本作と『白い肌の異常な夜』くらいだ。それ以外は思い出せない。それだけに意味深い映画である。
クリント・イーストウッド最後の出演作もクソ頑固親父を演じています
映画『グラン・トリノ』のキャストについて
ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)
朝鮮戦争帰還兵。頑固・偏屈で差別的思想の持ち主。妻に先立たれ、二人の息子との関係も良くない。帰還後フォードのエンジニアとして働き「車こそアメリカの誇り」と信じている。72年型のグラン・トリノを大事にしている。もうこのクソ親父はクリント・イーストウッドにぴったりでした。本当に「クソ野郎」と思いました。でも中盤から心をタオに向けていく様は本当に良かったです。最後ですが、胸から拳銃を出すか出さないかの場面はかつての西部劇を思い出させました。納得の死でした。
タオ・ロー(ビー・バン)
アメリカ生まれのモン族。体が小さい。同じモン族の不良たちにいじめられている。不良たちの命令でウォルトの家へ盗みに入ってしまう。気弱な若者の演技が十分発揮されていました。「僕は不良になりたくない!」という叫びが聞こえてきました。
スー・ロー(アーニー・ハー)
タオの姉です。不良たちに乱暴されてしまいます。アーニー・ハーの演技も良かったです。特にクリント・イーストウッドの心を溶かす役回りとしては適役だったと思います。「ひょっとして愛し合うのか、、、」と思ったのは過去のクリント・イーストウッド作品では必ず女性との恋愛があるからですが、さすがにそんな演出がなくて良かったです。
ヤノビッチ神父(クリストファー・カーレイ)
ジョン・キャロル・リンチ
映画『グラン・トリノ』声優(劇場公開ならびにDVD)
ウォルト・コワルスキー – クリント・イーストウッド(滝田裕介)
タオ・ロー – ビー・ヴァン(細谷佳正)
スー・ロー – アーニー・ハー(小笠原亜里沙): タオの姉。
ヤノビッチ神父 – クリストファー・カーリー(川島得愛)
スパイダー(フォン) – ドゥア・モーア:タオとスーのいとこで、モン族のストリートギャングのリーダー。
ミッチ・コワルスキー – ブライアン・ヘイリー(山野井仁): コワルスキーの長男。
スティーブ・コワルスキー – ブライアン・ホウ: コワルスキーの次男。
カレン・コワルスキー – ジェラルディン・ヒューズ: ミッチの妻。
アシュリー・コワルスキー – ドリーマ・ウォーカー: ミッチの娘。
マーティン – ジョン・キャロル・リンチ(五王四郎): イタリア系の床屋。コワルスキーの友人。
トレイ – スコット・リーヴス:スーと一緒にいるところを不良たちに絡まれる少年。
デューク – コリー・ハードリクト(咲野俊介):学校から帰宅するスーとトレイに絡む不良少年。
*映画『グラン・トリノ』NHK BSプレミアム放送での声優につきましては後日、追記します。
映画『グラン・トリノ』の車について
古き良き時代のアメ車
フォード・モーターが1968年から1976年にかけて北米向けに製造していたシリーズに『フォード・トリノ(Ford Torino)』がありました。
映画に登場するグラン・トリノは第3世代(1972–1976年)に製造されたモデルです。日本人から見ると大型だがアメリカでは中型の部類に入ります。
古き良き時代の車としてアメリカでも人気があるそうです。人気の理由はやはりデザインが“アメリカン”だからでしょう。今の車のデザインの多くは丸みを持っていますが、70年代のアメリカ車はとにかく角ばって、でっかいのが好まれた時代でした。
現在価格も程度の良い物は300万円をくだらないほど人気があります。
映画『グラン・トリノ』 に登場したモン族とは?
モン族は大国の戦争に翻弄された民族
モン族は中国の雲貴高原、ベトナム、ラオス、タイの山岳地帯に居住し、焼畑農業を営みながら生活していた民族です。ミャオ族に属します。
アメリカがベトナムと戦争をした際、モン族の男たちの多くが兵士として採用されました。
彼らは“アジア最強の兵士”と呼ばれるほど勇敢であり、難しい任務も遂行したそうです。
しかしながらベトナム戦争でアメリカは負けます(アメリカは負けと認めていません)置き去りにされたモン族はベトナム兵側から狙われ多くが虐殺されました。
モン族はタイへ逃れますが、安心て暮らせません。かつての山岳地帯にも帰れません。そこでアメリカが難民として多くを受け入れました。ミネソタ州に一番多く住んでいます。
大国と戦争に翻弄された民族と言えます。
*奇しくも、『ブラック・ライヴズ・マター』( Black Lives Matter])の発端となったジョージ・フロイドの死の警察官の妻がモン族でした。もちろん事件とはまったく関係ありません。
映画『グラン・トリノ』まとめ 一言で言うと!
「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」
とてもいい言葉です。勇気が出てきます。自分の気持ちはどんな悲惨な状況下でも全うしようという思いが強いです。その気持ちは絶対的な優しさを持つ感情のことを指します。
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映画『グラン・トリノ』の作品情報
スタッフ・キャスト
監督
クリント・イーストウッド
製作
クリント・イーストウッド ロバート・ローレンツ ビル・ガーバー
製作総指揮
ジェネット・カーン アダム・リッチマン ティム・ムーア ブルース・バーマン
脚本
ニック・シェンク
原案
デビッド・ジョハンソン ニック・シェンク
撮影
トム・スターン
美術
ジェームズ・J・ムラカミ
音楽
カイル・イーストウッド マイケル・スティーブンス
主題歌
ジェイミー・カラム
キャスト
ウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)
タオ・ロー(ビー・バン)
スー・ロー(アーニー・ハー)
ヤノビッチ神父(クリストファー・カーレイ)
ジョン・キャロル・リンチ
2008年製作/117分/アメリカ
原題:Gran Torino
配給:ワーナー・ブラザース映画