映画『潮騒 しおさい(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『潮騒 しおさい(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
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『潮騒 しおさい(1975)』
(93分/日本/1975)
【監督】
西河克己
【脚本】
須崎勝弥
【製作】
堀威夫 笹井英男
【出演】
山口百恵
三浦友和
初井言栄
亀田秀紀
中村竹弥
有島一郎
津島恵子
中川三穂子
【HPサイト】
映画『潮騒 しおさい(1975)』IMDbサイト
- 映画『潮騒 しおさい(1975)』NHK BSプレミアム放送 2021年1月1日(金)午前11時55分〜1時29分
- 映画『潮騒 しおさい(1975)』のオススメ度は?
- 映画『潮騒 しおさい(1975)』の作品情報・概要
- 映画『潮騒 しおさい(1975)』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『潮騒 しおさい(1975)』の感想・内容
- 映画『潮騒 しおさい(1975)』の結末・評価
- 映画『潮騒 しおさい(1975)』のキャストについて
- まとめ 映画『潮騒 しおさい(1975)』一言で言うと!
- 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
- 合わせて観たい映画
- 映画『潮騒 しおさい(1975)』の作品情報
映画『潮騒 しおさい(1975)』NHK BSプレミアム放送 2021年1月1日(金)午前11時55分〜1時29分
1月1日(金)午前11時55分〜1時29分
山口百恵文芸シリーズ第二弾映画です。
三島由紀夫作品です。
もちろん相手は三浦友和。
二人はゴールデンコンビとなり、昭和を駆け抜けます。
映画でも恋も数年後現実になります。
「その火を飛び越して来い」
日本映画史に残る名場面です。
山口百恵文芸シリーズ第一弾は大ヒット!
映画『潮騒 しおさい(1975)』のオススメ度は?
星3つ半です
「その火を飛び越して来い」
邦画史に残る名言です
「男は気力じゃ、家柄は関係ない」
映画『潮騒 しおさい(1975)』の作品情報・概要
『潮騒』(しおさい)1975年制作の日本映画。ホリ企画製作、東宝配給。三島由紀夫の同名小説を映画化。西河克己監督。山口百恵文芸作品第2弾。三浦友和共演。前作『伊豆の踊子』の大ヒットを受けての第二弾。前作と違い山口百恵が裕福な娘で三浦友和が貧乏な漁師役を務めている。若い二人の恋の炎が激しく燃え盛る。名言「その火を飛び越して来い」が有名。
映画『潮騒 しおさい(1975)』のあらすじ・ネタバレ
舞台は伊勢湾にある歌島(神島)。中学を辛うじて卒業した久保新治(三浦友和)は一人前の漁師を目指して働いていた。仕事帰りの路地でひとりの少女・宮田初江(山口百恵 )が大きな桶に水を入れて、フラフラと歩いている。案の定、初江は転び水を流してします。新治はすかさず助ける。初江は島の有力者の娘だった。数日後、観的哨跡で二人は偶然再会する。“恋の予感”に胸を熱くする。狭い島では噂がすぐ広まるので二人だけの秘密として会うことを約束する。しかし、初江が婿養子ととると噂が広がり、新治は居ても立っても居られなくなる。
映画『潮騒 しおさい(1975)』の感想・内容
山口百恵文芸シリーズ第二弾は三島由紀夫作品
山口百恵文芸シリーズ第二弾です。
前作の『伊豆の踊子』のヒットを受けての製作だと思われます。ホリプロが全面的に協力しています。
やはり山口百恵のスター性は本物であったと確信したのだと思います。公開されるや日本中の老若男女が映画館へ押し寄せました。
山口百恵は誰からも愛されるアイドル歌手から女優へ羽ばたいていく瞬間をリアルで観たかったのでしょう。
山口百恵のようなスターは現在いるのか?と問われても誰もいないでしょう。それだけ人を惹きつける魅力があったのです。
早すぎた引退が悔やまれますが、こうして映画のフィルムでは生き続けている喜びを享受しましょう。
女性の真の生き方を体現しています
山口百恵さんの幸せを「応援」したくなる作品
さて、本映画『潮騒』は三島由紀夫の小説を映画化したものです。こちらも過去に何度も映画化されて名作です。
話の筋は身分の違う若き男女が障害を乗り越えて愛を実らせる物語です。
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の要素を内包していますが、最後はハッピーエンドになる作品です。
山口百恵さんを観ていると是が非でも「ハッピーエンドで終わって欲しい」と応援したくなるのです。
それが山口百恵さんだけが持っている魅力なのでしょう。
エルザとアナの
生き方が当たり前の時代が来ました
二人はファーストコンタクトで“ピピピッ”と来たはず
映画のトップカットが秀逸です。三重県の神島を舞台にしていますが、映画では歌島となっています。
この島は飲み水が湧水しかなく島の女性たちが毎日、山道を登って汲みにいくのです。
宮田初江(山口百恵 )も同様で、桶を二つ渡した棒に水をいっぱいに汲んで坂道を降りていきます。
その足元が本当に危なっかしくて今にも転んでしまいそうなのです。この場面で初江が水汲みに慣れていないということがわかります。
そしてそこへ久保新治(三浦友和)が漁を終えて通りかかるのです。手にはなんと大きなヒラメを持っています。
案の定、初江は水をこぼします。そして新治が助けるのです。これが二人のファーストコンタクトとなります。
お互い二人は目をそらしますが、どこからか「ピピッ」という音が聞こえてきます。もう恋が始まってます。
特に新治は初江の後をポカーンとした顔で見送ります。
新海誠監督作品は女性を大事にしている
あっという間に恋に落ちる二人
初江は島の有力者で財産家の宮田照吉(中村竹弥) の娘でした。跡取りの長男が亡くなってしまったので本島へ養女に出していた初江を呼び戻したそうです。
この噂は島中の若者の心に火を灯します。何と言っても初江の美貌に注目します。そして「我こそは跡取りに!」と色めき立つのです。
新治も同様ですが、如何せんあばら家に母と弟とくらす貧乏人です。初江は高嶺の花です。でも一度、心に火が付くと収まりがつかないのか若さです。
新治が芝を刈りに島の高台の観的哨跡へ行くと、どこからか歌声が聴こえてきます。初江が屋上で歌っていたのです。
そこで二人は二度目の出会いをします。初江と話をして新治は完全に恋に落ちました。
二人は狭い島ではすぐに噂になるので二人の秘密にしようと約束して別れます。
そして嵐の日であれば新治の漁も中止になるで会おうと約束するのです。新治の気持ちはもはや“お花畑”状態です。
こういう「愛の形」があっても良いのでしょう
若い二人の恋には障害が待ち受けている
しかし事は上手く運びません。何と島の有力者の息子の川本安夫(中島久之) が初江の婿養子になると噂を耳にします。
もう新治は仕事が手につきません。組合からもらった給料袋を落とす始末です。
不貞腐れて家に帰り、給料袋がないことに気がつき島中を探します。そして何と初江が給料袋を拾って届けてくれたのです。
ここの二人のやりとりがとても可愛らしいです。子供のように拗ねた新治が初江につっかかります。
初江はずっと笑い転げています。頭に来た新治はさらにつっかかりますが、初江の笑いは止まりません。それどころが笑いすぎて胸が痛くなってしまうのです。
ここです、ここです。痛くなった胸を抑える初江に声をかけながら、何と新治は初江の胸に手を添えるのです。
そしてキスしようとします。いやはや「はやっ」と思わず声を出してしまうのはわたしだけではないでしょう。
新治は中学を卒業して漁師一筋の骨太な男です。おそらく初めての恋だと思います。
なのにこの積極性は何だろう?とツッコミを入れてしまいました。もちろん初江がしっかりと拒否したので良かったです。
14歳で第三夫人なる衝撃的な物語です
初江の人を差別・偏見しない人物設定は素晴らしい
さてさて、そんな一件もあり二人はお互いの気持ちが通じ合っていると感じ取ります。
ここで注目したいのは新治は自身の貧乏な家柄をコンプレックスに思っていますが、初江にはそういう差別・偏見的な思考がないことがわかります。
本映画『潮騒 しおさい(1975)』には島中の人たちが多く登場しますが、皆が自分を卑下しているのがわかります。ほぼ全員がです。
でも唯一、誰とでも分け隔たりなく対応する人間が初江なのです。
このキャラクター設定を行なった三島由紀夫も西河克己監督にも敬意を評したいと思いました。
さてさて、映画はトントン拍子には進んでいきません。二人の恋路を邪魔する存在が現れます。
一人は新治に想いを寄せる千代子(中川三穂子)です。千代子は二人の密会を川本安夫(中島久之)に話します。
島中はその噂でもちきりになり二人は会えない日々になります。何とか二人の恋を叶えようと新治の漁師仲間たちが応援します。
村社会という苦しみの果てに何が起きるのか、、、
「その火を飛び越してこい」の場面は映画史に残る
ここで一旦、映画の一番の見所へ話を移します。何と言っても大嵐の中、二人が会う観的哨跡の場面です。
先に付いていた新治は火を起こして眠ってしまいます。遅れてやってきた初江は全身ずぶ濡れです。
新治が寝ていると思い、衣服を脱ぎ乾かします。しかし新治が目覚めるのです。
ここは日本映画史に残る名シーンです。焚き火を間に挟んで二人のやりとりにハラハラドキドキするのです。
恥ずかしがる二人は互いにスッ裸になります。ここです。ここなのです。初江の名言が飛び出します。
「その火を飛び越して来い」です。
これが本当に素晴らしいのです。新治は野獣の如く火を飛び越します。
そして初江を激しく抱こうとしますが、初江がストップをかけます。「嫁入り前の娘がこんなことしたらあかん」と言うと「どうしてや?」と聞く新治。
そして初江が「ウチ、あんたの嫁さんになることに決めたんや。嫁さんになるまではどうしてもいかん」と言うのです。
すごいです。今では考えられない女性です。そして二人は観的哨を後にするのです。二人が出てきた場面を千代子が目撃してしまうのです。
脱獄犯と少年の奇妙な信頼関係
遠距離になってしまう二人は、、、、
そして二人が会えない日々が続きます。ある日、初江の父である宮田照吉(中村竹弥) の遠洋船に乗る話が新治に届きます。
新治の母の久保とみ(初井言栄)は初江との仲をさく策略と気がつき新治を止めますが、新治は船に乗ることを決意します。
しかも恋のライバルである川本安夫(中島久之) も同船します。船は沖縄あたりで大嵐に遭遇します。
船にと護岸に結び付けられていた命綱の太いロープが切れてしまいます。船長(青木義朗)が叫びます。
「誰かあのブイまで泳いでロープを結ぶ者はおらぬか!」誰も呼応しません。
その時、新治が「俺が行きます」と言ってフンドシ姿になり、体にロープを巻きつけ荒れ狂う海へ飛び込むのです。
もう命がけです。自殺行為と言っても良いでしょう。新治は荒れ狂う海に揉まれながらも命綱を無事ブイに結びつけるのです。
クリント・イーストウッドとメリル・ストリープ共演
命をかけた海の男が評価された新治
これが良かったのです。島に戻ると新治の活躍でもちきりです。
そして新治の母と仲間の海女たちが宮田照吉のところは「二人の愛」を認めるように殴り込みをかけます。
海女たちの訴えを聞くか聞かないうちに宮田照吉は「初江の婿は新治に決まっとる」と言い放ちます。
「男は気力や。歌島の男は気力がないとあかん。家柄や財産は二の次や。男は気力や」と続けます。
つまり遠洋船に二人を乗せたのはどちらが初江に相応しい男かを見定めるためだったのです。そして新治が勝ったのです。
LGBTQ作品最高傑作!
エンディングに三島文学へのオマージュが込められている
二人は神社で愛を誓い合います。そして海の上でのエンディングカットになります。
ここでナレーションが入ってきます。まずは初江の気持ちを「少女の目には誇りが浮かんだ。遠い海の嵐の夜、自分の写真が男を守ったのだ」
そして新治の気持ちは「あの冒険を切り抜けたのは自分の力でああると知っていた」です。
二人の気持ちは絡み合っていません。でもここに三島由紀夫の美学が込められていると思います。
恋愛映画の金字塔と言ったらシェイクスピア
映画『潮騒 しおさい(1975)』の結末・評価
三島文学の芸術へのこだわりが溢れている
さて、本映画『潮騒 しおさい(1975)』の見所ならびに演出で気になった箇所をあげます。
まず一番驚いたのは海女さんの「乳比べ」の場面です。
歌島の海女さんが砂浜で休憩中によくやる遊びだそうです。乳を見せ合っ子して何かと比べるというものです。
これはおそらく旦那さんとの夜の生活が良好かどうかを指していると思われます。
旦那さんと仲が良い証拠がおっぱいに現れていると言うニュアンスの演出かと思われます。
そして海女のリーダーが恥ずかしがる初江の乳を見てこう言い放ちます。
「良いか、みんな見たやろ、これが男を知らん“処女の乳”言うもんや。わかったらくだらん噂を口にするなよ」と。
もちろん当時の海女さんが全部このような遊びをしていたかは不明ですが、似たような遊びはあったのでしょう。
こういう下ネタ的な話題は世界のどこへ行っても必ずあります。昼間の井戸端会議でも見られます。
ここでこの演出つまり“処女性”を美化する手法を見ると、三島由紀夫の思想が見え隠れするのです。
三島由紀夫は芸術という美へのこだわりと死への憧れが強い作家です。
処女という美の象徴を一際、輝かせる方法として海女の面前で晒し、頂点に昇華させたのでしょう。
新治と千代子は表裏一体で中央の初江が究極の美なのか?
そして、千代子(中川三穂子)の存在も忘れてはいけません。千代子は告げ口をした罪にさい悩まされています。
あまりの罪に重さに耐えかねて島を去りますが、その直前の行動が海へ飛び込むような雰囲気なのです。
ここに三島由紀夫が見えてきます。自殺願望です。そして島を去った後、手紙を両親に送ります。
その手紙にははっきりと“死”の描写が読み取れるのです。ここに三島文学の一端が見えてきます。
そしてもうひとつ。新治が荒海に飛び込む様はまさに“強い男”の証明です。
鍛え上げられた男の姿を持って、勇気と強靭な精神を描いています。ここにも三島由紀夫が見えます。
強引なまとめになるかもしれませんが、新治の男らしさと千代子の死生観は三島由紀夫そのものであり、真ん中の美しい処女なる初江に芸術という崇高なる“美”を表現しているのだと思います。
素晴らしい映画でした。
映画『潮騒 しおさい(1975)』のキャストについて
宮田初江(山口百恵 )
久保新治(三浦友和)
久保とみ(初井言栄)
久保広(亀田秀紀)
宮田照吉(中村竹弥)
灯台長(有島一郎)
灯台長妻(津島恵子)
千代子(中川三穂子)
大山十吉(花沢徳衛)
日の出丸船長(青木義朗)
川本安夫(中島久之)
浜田竜二(川口厚)
お春婆(丹下キヨ子)
まとめ 映画『潮騒 しおさい(1975)』一言で言うと!
「好きなったら一目散でかけていけばいい」
若い時の恋ほど素敵なものはありません。好きになった人のことを夢にまで見ます。そんな経験を皆さんも持っていることでしょう。恋の炎は障害があればあるほど激しく燃え盛ります。障害を乗り越えて突き進んでいく二人には後悔という言葉はありません。
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スタッフ・キャスト
監督
西河克己
脚本
須崎勝弥
原作
三島由紀夫
製作
堀威夫 笹井英男
撮影
萩原憲治
美術
佐谷晃能
音楽
穂口雄右
録音
神保小四郎
照明
熊谷秀夫
編集
鈴木晄
助監督
中川好久
スチル
中尾孝
宮田初江(山口百恵 )
久保新治(三浦友和)
久保とみ(初井言栄)
久保広(亀田秀紀)
宮田照吉(中村竹弥)
灯台長(有島一郎)
灯台長妻(津島恵子)
千代子(中川三穂子)
大山十吉(花沢徳衛)
日の出丸船長(青木義朗)
川本安夫(中島久之)
浜田竜二(川口厚)
お春婆(丹下キヨ子)
うめ(高山千草)
行商人(田中春男)
1975年製作/93分/日本
配給:東宝