映画『最後まで行く』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『最後まで行く』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
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『最後まで行く』
2023年製作/118分/G/日本
配給:東宝
【監督】藤井道人【オリジナル脚本】キム・ソンフン【脚本】平田研也 藤井道人【製作】鳥羽乾二郎 石垣裕之 藤島ジュリーK. 竹澤浩 山田久人【エグゼクティブプロデューサー】福家康孝 白戸洋行【プロデューサー】西村信次郎 加茂義隆 小出真佐樹【ラインプロデューサー】和気俊之【撮影】今村圭佑【照明】平山達弥【録音】根本飛鳥【美術】宮守由衣【装飾】石上淳一【衣装】宮本まさ江【ヘアメイク】橋本申二【編集】古川達馬【音楽】大間々昂【VFXスーパーバイザー】大澤宏二郎【スーパーバイジングサウンドエディター】勝俣まさとし【リレコーディング】浜田洋輔【助監督】逢坂元【キャスティング】杉野剛【制作担当】阿部史嗣 宮森隆介
【出演】岡田准一 綾野剛 広末涼子 磯村勇斗 駿河太郎 山中崇 黒羽麻璃央 駒木根隆介 山田真歩 清水くるみ 杉本哲太 柄本明
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- 映画『最後まで行く』の受賞歴
- 映画『最後まで行く』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『最後まで行く』の感想・内容
- 映画『最後まで行く』の考察・評価
- 映画『最後まで行く』の結末
- 映画『最後まで行く』のキャストについて
- まとめ 映画『最後まで行く』一言で言うと!
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映画『最後まで行く』
映画『最後まで行く』のオススメ度は?
星3つです
リメイクです
面白いです
岡田准一君が良いです!
映画『最後まで行く』の作品情報・概要
『最後まで行く』2014年公開の韓国映画を日本版としてリメイク。藤井道人監督作品。一つの事故を発端に極限まで追い詰められて行く刑事の姿を描いたクライムサスペンス。出演は岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、駿河太郎、山中崇、黒羽麻璃央、駒木根隆介、山田真歩、清水くるみ、杉本哲太、柄本明ら。
映画『最後まで行く』の受賞歴
無し(2022年6月現在)
映画『最後まで行く』のあらすじ・ネタバレ
映画『最後まで行く』のあらすじ・ネタバレ:起
マンガ家の岸辺露伴は古物商店で作品の参考になる品を探していました。
店主は贋作を勧めると、露伴は「ヘブンズ・ドアー」を発動させて彼らの記憶を見つつ、その場を去ります。
その際にカタログから黒い絵を見つけ、競売で買うことにした露伴。モリスが描いた黒い絵を持ち帰ると、なんと男が家に押し入って来たのです。
一人はヘブンズ・ドアーで行動不能にしますが、もう一人は絵を持って逃走…露伴が追いつくと絵だけが残されており、絵の裏にある文字が明らかになりました。
男たちは絵の裏に何かあると考えていたようで、露伴は「ルーヴル」と書かれていたのを踏まえてルーヴル美術館に向かいます。
映画『最後まで行く』のあらすじ・ネタバレ:承
露伴は青年時代に会った奈々瀬のことを思い出しました。マンガ家デビューを果たした露伴は祖母の宿に宿泊。
その際に奈々瀬を見かけて彼女を描こうとしますが…気づかれてしまって配慮が足りなかったと謝ります。
奈々瀬は露伴がマンガを描いていると知り、見せて欲しいと言います。露伴は気乗りしませんでしたが絵を見せつつ、改めてマンガを描きます。
その後、奈々瀬の絵を描く露伴…彼女の黒髪を表す黒色は見つからず、それでも奈々瀬にマンガを見せに行きました。
奈々瀬は自分の絵に驚きつつ狼狽した様子…その後、彼女は姿を消したことで、露伴は彼女が本当に存在したのかわからなくなったのです。
映画『最後まで行く』のあらすじ・ネタバレ:転
露伴は黒い絵との出会いから奈々瀬を思い出し、モリスの絵の元となった山村仁左衛門の絵を探します。
美術館を職員のエマが案内し、露伴の取材を担当する泉京花は現地を楽しそうに回りました。
すると、職員のジャックが不審な事故に遭い、彼はZ-13倉庫に山村仁左衛門の絵があることを確認していたとわかります。
露伴は絵の影響ではと考え、エマや鑑定士の辰已、消防員2人に迷路のような地下の倉庫の案内を頼みました。
映画『最後まで行く』のあらすじ・ネタバレ:結
Z-13倉庫に着くと、有名な絵画が落ちていました。辰已は贋作だと言いますが、露伴は本物だと断言。
辰已と消防員はモリスに贋作を描かせて本物を売りさばいていたとわかったのです。
すると、辰已たちは山村仁左衛門の絵を見て幻覚に怯え始めます。
露伴も危うい目に遭いますが、ヘブンズ・ドアーで自身の記憶を操作したことで無事に逃げ延びました。
絵は燃え、露伴は奈々瀬の面影を追ってとある御神木へ。そこで彼女から山村仁左衛門の過去を教えてもらい、怨念が込められた絵の経緯を知りました。
露伴は黒い絵の具を追うことを止め、青年時代に描いた一枚のマンガを見つつ、いつも通りの日々を過ごし始めます。
映画『最後まで行く』の感想・内容
岸辺露伴が取材に行き、不思議な出来事に遭遇するという物語は、展開が色々とあっておもしろかったですね。
最後にかけて仁左衛門の過去が明かされましたが、切ない話だったのが印象に残ります。
山村家として決まった絵を描かなければいけない画家…そんな仁左衛門でしたが、他国の技法を取り入れたりして絵を描きたいという思いがありましたね。
奈々瀬と2人で暮らしつつ、彼女の絵を描く仁左衛門の穏やかな表情が印象的でしたが、奈々瀬が病に倒れてから彼は一変…必死な姿を見ていて心苦しくも思えました。
奈々瀬の薬のためにお金が必要になり、山村家へ戻るための絵を描きますが…奈々瀬が御神木の樹液を仁左衛門に届け、彼はその黒色に喜びます。
半ば取り憑かれたような雰囲気は恐ろしくも思えましたが…まさか身内の密告によって妻ともども役人の手に落ちかけるとは驚きです。
奈々瀬の窮地に仁左衛門は近くの手斧を持って役人を殺していき、御神木にも斬りかかる…これまでの優しい様子から一気に変化するのは恐ろしさも感じました。
映画『最後まで行く』の考察・評価
真っ黒な絵の具のような樹液を使う仁左衛門が描く奈々瀬の人物画…どこかで吸い込まれるような雰囲気がありましたね。
妻を亡くし、強い怨念がこもっているようで、見たものを呪い殺すような演出が凄まじかったです。
ルーヴル美術館で黒い絵を見た者の過去の罪が襲ってくるのもハラハラ!エマは事故で亡くした息子に取り憑かれるようにして窮地に陥りましたね。
また、先祖の罪までさかのぼって襲って来ることもあり、騎士に襲われたり、火に包まれることになったりする者も…ホラー要素もある演出は今作の見どころの1つだと言えるでしょう。
映画『最後まで行く』の結末
そうした謎の現象を前にした露伴ですが、まさかヘブンズ・ドアーが効かないとは驚きです。
本に書き込みができれば、相手はその通りの動くことになるのですが…効果が無いとわかり、露伴は自身にヘブンズ・ドアーを使い、「記憶を消す」と書き込んだことで助かりました。
絵の記憶も無くしたからだと思いますが、露伴がこんなにピンチになるとは意外です。
最後に露伴は奈々瀬に会いに行き、ヘブンズ・ドアーを使って彼女の記憶を知りましたが…露伴の家系の人だとわかり、だから奈々瀬と話せたのかなと思いました。
そして、仁左衛門も高橋一生が演じましたが、穏やかに絵を描く姿から、真っ黒な絵の具を手に入れて取り憑かれたような表情を浮かべる姿まで演じ分けが凄いなと思いました。
露伴を演じる際との区別もハッキリしていたため、役者としての凄さを感じます。
映画『最後まで行く』のキャストについて
工藤祐司(岡田准一)
矢崎貴之(綾野剛)
工藤美沙子(広末涼子)
尾田創(磯村勇斗)
久我山太地(駿河太郎)
梶征士(山中崇)
松田優正(黒羽麻璃央)
川上昌平(駒木根隆介)
植松由紀子(山田真歩)
岸谷真由子(清水くるみ)
淡島幹雄(杉本哲太)
柄本明
まとめ 映画『最後まで行く』一言で言うと!
「最後ってどこだろう?」
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【オススメ女性活躍映画】
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
ルイーザ・メイ・オルコット&グレタ・ガーウィグは偉大だ
映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』
ハリウッド映画は「女性が作ったのだ」と胸を張りたい
映画『エデンの海(1976)』
女子高生の時から「女性としての意識」が高いです
映画『風の谷のナウシカ』
宮崎アニメは「女性の立場を尊重」した映画が多いです
映画『空に住む』
一人になっても強く生きてやる!
映画『プラダを着た悪魔』
今では絶対に「パワハラ」間違いなしの女上司です
映画『鵞鳥湖の夜』
男の言いなりにならない「お金ゲット」してみせる
映画『ばるぼら』
こんな魅惑的な女性が実在して欲しくなる
映画『新聞記者』
腐りきった政府にメスを入れてやる!
映画『私をくいとめて』
本当は一人が好き「自分の世界で暮らしたい」
映画『ノッティングヒルの恋人』
女優を続けるのって大変
映画『ボディガード(1992)』
本当は「淋しくてたまらない」歌姫
映画『オフィシャル・シークレット』
「暴露」やっぱり真実から目を背くことはできない
映画『フェアウェル』
これがわたしの生きる道!
映画『となりのトトロ』
お母さん「早く帰ってきて!」
映画『透明人間』
「このストーキング野郎!」退治してやる
映画『スキャンダル』
ニューヨーク野郎から「お金巻き上げてやる!」
映画『ミリオンダラー・ベイビー』
貧しいけれど「世界チャンプの夢」は捨てられない
映画『キューポラのある街』
わたしの未来は絶対に明るい!
映画『コレット』
フランスの女流作家の先駆け的存在
映画『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』
ローラ・アルバートの才能をもっと評価したい
『天才作家の妻 40年目の真実』
夫のゴーストライターでは終われない
映画『マリッジ・ストーリー』
もう一度女優として活躍したい
映画『プライベート・ウォー』
戦争がわたしを呼んでいる
映画『マイ・フェア・レディ』
レディになることが果たして「正しいのか」
映画『追憶(1973)』
バーブラ・ストライサンド「キレッキレッ」の演技です
【家族がテーマの映画】
映画『朝が来る』
河瀬直美は徹底的に「家族」のあり方にこだわっています
映画『罪の声』
あの声を録音した母には恨みはない
映画『めぐり逢えたら』
パパに「新しい奥さんを!」と願う息子が健気です
映画『空に住む』
ネコだけが家族?
映画『ミッドナイトスワン』
「わたしがあなたの母親になってみせる」
映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
「生まれ育った家を取り戻したい」だけ、、、
映画『オン・ザ・ロック』
「娘が離婚の危機だって?」張り切る父親をビル・マーレイが好演
映画『浅田家!』
写真を通して「家族愛」を深める映画
映画『望み』
少年犯罪に巻き込まれた息子の安否を巡って、、、
映画『となりのトトロ』
やっぱり家族みんなで暮らしたい
映画『WAVES ウェイブス』
高校生の息子が殺人犯になってしまった、、、
映画『ゴッドファーザーPARTIII』
イタリア人の家族愛は深すぎる
映画『リメンバー・ミー』
死んでしまった父を呼び戻すのだ!
映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
てんやわんやの家族物語
映画『ポルトガル、夏の終わり』
終活のためにみんなを集めたが、、、
映画『フェアウェル』
生まれは中国で育ちはアメリカ「わたしはわたし」
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』
ほんわか家族に癒される映画です
映画『借りぐらしのアリエッティ』
小人家族の小さな幸せ物語
映画『この世界の片隅に』
優しい家族と乗り越える
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
アメリカ人好きな家族映画の決定版
映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
家族で農場経営って本当に理想的です
映画『黒い司法 0%からの奇跡』
絶対に「無実」だと信じる強い家族
映画『ファイティング・ファミリー』
家族の夢を実現するために「わたしは戦う!」
映画『人生の特等席』
頑固オヤジが愛娘と仲直り、、、
映画『最後まで行く』の作品情報
スタッフ・キャスト
監督
渡辺一貴
原作
荒木飛呂彦
脚本
小林靖子
製作
牟田口新一郎 尾崎充信 和田佳恵 平賀大介 瓶子吉久
エグゼクティブプロデューサー
豊島雅郎
プロデューサー
土橋圭介 井手陽子 ハンサングン
撮影
山本周平 田島茂
照明
鳥内宏二
録音
高木創 藤林繁
美術
磯貝さやか
装飾
折戸美由紀
人物デザイン監修
柘植伊佐夫
衣装デザイン
柘植伊佐夫
編集
鈴木翔
音楽
菊地成孔 新音楽制作工房
助監督
田中峰弥
記録
上田悠莉
キャスティング
原田浩行
制作担当
由利芳伸高橋一生(岸辺露伴)
飯豊まりえ(泉京香)
長尾謙杜(岸辺露伴/青年期)
安藤政信(辰巳隆之介)
美波(エマ・野口美波)
池田良
前原滉
中村まこと
増田朋弥増
白石加代子
木村文乃(奈々瀬)『最後まで行く』
2023年製作/118分/G/日本
配給:東宝