映画『モガディシュ 脱出までの14日間』ネタバレ・あらすじ「韓国vs北朝鮮inソマリア」感想「友情が芽生えるか?」結末「CG無しモロッコ撮影の大迫力」

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』ネタバレ・あらすじ「韓国vs北朝鮮inソマリア」感想「友情が芽生えるか?」結末「CG無しモロッコ撮影の大迫力」 2021年製作
スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。

『運だぜ!アート』ツイッターアカウント

『モガディシュ 脱出までの14日間』
2021年製作/121分/G/韓国
原題:Escape from Mogadishu
配給:ツイン
【監督】
リュ・スンワン
【製作】チョ・ソンミン カン・へジョン キム・ヨンファ【脚本】リュ・スンワン【撮影】チェ・ヨンファン【美術】キム・ボムク【衣装】チェ・ギョンファ【編集】イ・ガンヒ【音楽】バン・ジュンソク
【出演】
キム・ユンソク チョ・インソン チョン・マンシク ホ・ジュノ ク・ギョファン キム・ソジン キム・ジェファ パク・ギョンヘ

スポンサーリンク
  1. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』外部リンク
  2. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』のオススメ度は?
  3. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の作品情報・概要
      1. 【オススメ韓国映画】『ベイビー・ブローカー』ネタバレ・あらすじ「是枝裕和監督はどこへ行く?」感想「カンヌ激震ソン・ガンホ!」結末「赤ちゃんが主役」
  4. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の受賞歴
    1. 第42回青龍映画賞
      1. 作品賞、監督賞、助演男優賞
  5. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』のあらすじ・ネタバレ
      1. 【オススメ韓国映画】『野球少女』ネタバレ・あらすじ「韓国のプロ野球は女性オッケー」感想「頭を使って男から三振を取れ!」結末「韓国映画にしてはとても爽やか」
  6. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の感想・内容
      1. 【オススメ韓国映画】『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「クソ人間」「児童失踪2万件(年間)」の韓国の闇を暴く!
  7. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の考察・評価
      1. 【オススメ韓国映画】『はちどり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。韓国社会を勉強する最高の映画。
  8. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の結末
      1. 【オススメ韓国映画】『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。ポン・ジュノ監督が“七放世代”の人生を代弁。アカデミー作品賞受賞作品!
  9. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』のキャストについて
  10. まとめ 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』一言で言うと!
  11. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  12. 合わせて観たい映画
    1. 【オススメ反戦映画】
      1. 映画『この世界の片隅に』
      2. 映画『硫黄島からの手紙』
      3. 映画『父親たちの星条旗』
      4. 映画『名もなき生涯』
      5. 映画『1917 命をかけた伝令』
      6. 映画『彼らは生きていた』
      7. 映画『ジョジョ・ラビット』
      8. 映画『プライベート・ウォー』
      9. 映画『アルキメデスの大戦』
      10. 映画『芳華-Youth-』
      11. 映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』
      12. 映画『愛と死の記録』
      13. 映画『あゝひめゆりの塔』
      14. 映画『父と暮せば』
      15. 映画『絶唱(1975)』
      16. 『アメリカン・スナイパー』
  13. 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の作品情報

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』外部リンク

HPサイト】
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』公式サイト

【予告映像】
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』トレーラー

【公式Twitter
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』

IMDbサイト】
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』

Rotten Tomatoesサイト】
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』

スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』のオススメ度は?

4.0

星4つです

両国の思惑が「面白い」です

友情は芽生えたと思います

スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の作品情報・概要

『モガディシュ 脱出までの14日間』原題『모가디슈』リュ・スンワン監督作品。2021年制作の韓国のアクション・スリラー映画。ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出劇を実話を基に描く。2021年度の韓国No.1大ヒットを記録、第42回青龍映画賞で作品賞、監督賞、助演男優賞など5部門を受賞した。キム・ユンソク、チョ・インソン、チョン・マンシク、ホ・ジュノ、ク・ギョファン、キム・ソジン 、キム・ジェファ、パク・ギョンヘらが出演。CG無し。モロッコにて撮影。

【オススメ韓国映画】『ベイビー・ブローカー』ネタバレ・あらすじ「是枝裕和監督はどこへ行く?」感想「カンヌ激震ソン・ガンホ!」結末「赤ちゃんが主役」

映画『ベイビー・ブローカー』ネタバレ・あらすじ「是枝裕和監督はどこへ行く?」感想「カンヌ激震ソン・ガンホ!」結末「赤ちゃんが主役」
映画『ベイビー・ブローカー』ネタバレ・あらすじ「是枝裕和監督はどこへ行く?」感想「カンヌ激震ソン・ガンホ!」結末「赤ちゃんが主役」映画『ベイビー・ブローカー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ベイビー・ブローカー』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。YouTubeで予告映像もご覧ください。映画『ベイビー・ブローカー』の作品情報・概要映画『ベイビー・ブローカー』原題『Broke』韓国製作。是枝裕和監督作品(映画『海街diary』や映画『誰も知らない』や映画『万引き家族』や映画『三度目の殺人』や映画『真実』)。設置された「赤ちゃんポスト(ベイビー・ボックス)」から赤ちゃんを盗み横流しする二人の男。赤ちゃんを捨てたが取り戻しに来る女。そして女刑事たちが繰り広げる物語。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主演のソン・ガンホ(映画『パラサイト 半地下の家族』や映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』)が韓国人俳優初の男優賞を受賞。また、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。是枝裕和監督にとって、『真実』に続き外国製作作品2本目となる。
スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の受賞歴

第42回青龍映画賞

作品賞、監督賞、助演男優賞

スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』のあらすじ・ネタバレ

1990年、ハン・シンソン大使(キム・ユンソク) はアフリカのソマリアの首都モガディシュへ赴任していた。ソウル五輪を成功させたが未だ国連には加盟しておらず、一議席でも多くの賛成票を集めるのがハン大使の仕事であった。一方、北朝鮮大使・リム・ヨンス(ホ・ジュノ)も同様に国連加盟を狙っていた。両国は互いの足を引っ張ることも仕事の一部となっていた。モガディシュでは汚職にまみれた政府へのデモは日常的で、二人はあまり気にしていなかった。しかしある日、デモは大きなうねりを持って、革命へと向かうことになる。それぞれの大使館で身を隠すが、ソマリアの暴徒に急襲されて、命の危険を感じる。北朝鮮人は同盟国である中国大使館を目指すが、暴徒の手に落ちている。仕方なく同胞である韓国大使館へ向かう。

【オススメ韓国映画】『野球少女』ネタバレ・あらすじ「韓国のプロ野球は女性オッケー」感想「頭を使って男から三振を取れ!」結末「韓国映画にしてはとても爽やか」

スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の感想・内容

「とても面白い映画」となります。本映画『モガディシュ 脱出までの14日間』を観て、一番驚いたのは「CG無し」映画だと知らされたからです。このCG多様時代にモロッコでセットを作り、実写として映画を完成させることは非常に難しいと言えます。実写にこだわる『TENET テネット』クリストファー・ノーラン監督は実績があり、興行的な成功を計算ができるため、製作会社は実写撮影へゴーを出します。ですから、製作・配給会社がリュ・スンワン監督に寄せる期待の大きさが伝わってきます。リュ・スンワンはその期待通り、いやそれ以上の結果をもたらしたと思います。本映画『モガディシュ 脱出までの14日間』は韓国映画の歴史に名を刻む名作になるでしょう。

恥ずかしながら本映画『モガディシュ 脱出までの14日間』を鑑賞するまで、1990年時のソマリア内戦のことなど知りませんでした。ネットで調べてみる、今も小規模でありますが、内戦状態が続いているようです。

さて、本映画『モガディシュ 脱出までの14日間』はソマリアの首都モガディシュに駐在する韓国大使・ハン・シンソン(キム・ユンソク) の視点から描かれています。彼の目の上のたんこぶは北朝鮮大使・リム・ヨンス(ホ・ジュノ)です。両者は民族的は同じでありますが、政治的な思想は民主主義と共産主義で対立しています。朝鮮半島から遠く離れたアフリカの地で互いの国の優先度を高めようと躍起になっています。大使館員の仕事は各国の首脳と会って、自国をアピールするロビー活動が主となります。

まず両国の狙いはいち早く国際連盟の加盟国になることでした。そのために多くの国からの賛同を得る必要があります。特に小国が林立するアフリカでのロビー活動は必要不可欠です。大使たちはあの手この手を使って、賛成票を獲得します。もちろん、テーブルチャージ、つまり賄賂も当たり前の時代でした。本映画『モガディシュ 脱出までの14日間』では、敵対し合う両国らしく、スパイ工作の一端も垣間見られました。特に前半のハン・シンソン大使(キム・ユンソク)がやっとの想いで、ソマリアの大統領との面談をこぎつけたのに、北朝鮮側の雇ったソマリア人の過激派に急襲され面談が中止された場面などはとてもハラハラしました。でも、はやり同胞意識からか、殺すまではしないのです。しかも、襲われたのにも関わらずハン大使たちは、どこかのんびりとしているのです。ちょっとコメディっぽいのです。こののんびり加減が後半になると、カウンターパンチのように効いてきます。後半はとてもスリリングで、一切の笑いはありません。

【オススメ韓国映画】『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「クソ人間」「児童失踪2万件(年間)」の韓国の闇を暴く!

スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の考察・評価

本映画『モガディシュ 脱出までの14日間』を鑑賞していて、映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』を思い出しました。こちらも前半はとてもコミカルで、後半になると一気にシリアス路線の構成を強めていきます。こういう作りはとても上手いと思います。

さて、内戦が起きたソマリア・モガディシュで、韓国と北朝鮮の双方が手を合わせて「どうやって脱出するのか」について、激論を交わします。互いのプライドもあります。どちらかというと北朝鮮の方がプライドが高いと印象を受けました。いえ、そのプライドは祖国に人質をとられているという悲観的なものでした。北朝鮮の外交官たちは、祖国に家族を最低でも一人は置いて出国しなければいけないからです。

【オススメ韓国映画】『はちどり』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。韓国社会を勉強する最高の映画。

スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の結末

北朝鮮の外交官たちは大使館を暴徒に襲われてしまい、同盟国・中国大使館へ避難を求めます。しかしながら、中国大使館も暴徒の手に落ちています。そこで、止む無く敵対国である韓国大使館へ向かうのです。やはり同胞である朝鮮民族の情けにすがるのです。でも、ハン大使はすぐさま、オッケーは出しません。もし、本国知られると大問題になりかねません。しかし、「人道支援」という役割もあります。眼下に見える北朝鮮の外交員たちには小さな子どもと女性たちがいます。さすがにハン大使も同情せざる得ません。開門です。

両国の人たちは最初こそ警戒しています。特に北朝鮮の人たちは食事に手をつけようとしません。「毒が盛られている」と思っているのです。もちろんそんなことはありません。徐々にですが、コミュニケーションを深めていきます。そして、「どうやってソマリアを脱出するか」について、共同で作戦を立てます。韓国側は北朝鮮人を韓国人へ国籍を移行することを画策します。でも未然でバレてしまい中止です。

韓国側は懇意にしているイタリア大使館へ行き、脱出を計ります。しかし北朝鮮はイタリアと国交を持っていません。よって、北朝鮮はサウジアラビアへ保護を求めます。しかし、サウジアラビア政府は「ソマリアの政権が政府側、反政府側」なった際、北朝鮮の存在が敵対しないように、北朝鮮の申し出を断ります。

結局はハン大使がイタリア大使館に嘘を付きます。「全員が韓国人だ」と。映画の結末で、両国は左右に分かれて終わります。とても切ないのですが、確かに「友情はあった」と互いに理解して終わるセンチメタルな演出が素晴らしいと思いました。

兎にも角にも、一切のCGを排して撮影しているところがすごいです。カメラワークもハリウッド並みです。日本の映画でここまで撮れるかどうかわかりません。

【オススメ韓国映画】『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。ポン・ジュノ監督が“七放世代”の人生を代弁。アカデミー作品賞受賞作品!

スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』のキャストについて

ハン・シンソン(キム・ユンソク)
カン・テジン(チョ・インソン)
コン・スチョル(チョン・マンシク)
リム・ヨンス(ホ・ジュノ)
テ・ジュンギ(ク・ギョファン)
キム・ミョンヒ(キム・ソジン)
チョ・スジン(キム・ジェファ)
パク・ジウン(パク・ギョンヘ)

スポンサーリンク

まとめ 映画『モガディシュ 脱出までの14日間』一言で言うと!

「いつか統一する日が来るのだろう」

と願っています。両国はプライドが高い民族です。なんとか友好的な関係を築いて欲しいところです。

スポンサーリンク

『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

映画『第三夫人と髪飾り』ネタバレ・あらすじ「一夫多妻の時代“愛のレッスン”は芸術的“官能美”」感想「新しい才能アッシュ・メイフェア監督登場」結末「現代ベトナム女性は自由?」
映画『さくら』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「兄弟愛は禁断?」北村匠海&吉沢亮&小松菜奈共演の贅沢映画。「さくらの“脱糞”が招く幸せ!」
山口百恵出演映画全リスト三浦友和との愛の軌跡が見える『伊豆の踊子』から『古都』
映画『ホタル』ネタバレ・あらすじ「高倉健さん悲痛」「反日メディア製作の虚飾映画」感想「特攻の母も泣いている」結末
映画『オールド』ネタバレ・あらすじ「時間という概念を再認識」感想「人生とは時間だった」結末「諦念という終活映画」
映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。
映画『アリー/スター誕生』ネタバレ・あらすじ「シンデレラ物語」に「アメリカの薬物・アルコール依存問題を内包した映画」感想・結末。
美しきゲイ映画『ゴッズ・オウン・カントリー』LGBTの差別・偏見なき世界を願う名作。作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想・評価・内容
映画『エリカ38』実話・ネタバレ・あらすじ・感想 浅田美代子の詐欺師が最高!
映画『存在のない子供たち』ナディーン・ラバキー監督がレバノンの幼児虐待、人身売買、児童労働、難民、不法移民、不法就労、不当搾取を鋭利に描く。ネタバレ・あらすじ・感想・評価

スポンサーリンク

合わせて観たい映画

【オススメ反戦映画】

映画『この世界の片隅に』

戦争映画の認識を変えた名作

映画『この世界の片隅に』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。こうの史代+片渕須直×のんちゃんで邦画史上最高映画決定!「いま“片隅”にある平和に感謝したい」
映画『この世界の片隅に』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。原作こうの史代+片渕須直×のんちゃんで邦画史上最高映画決定!「いま“片隅”にある平和に感謝したい」映画『この世界の片隅に』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『この世界の片隅に』公式サイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『この世界の片隅に』の作品情報・概要『この世界の片隅に』(このせかいのかたすみに)作家・こうの史代の同名漫画を映画化。『アリーテ姫』『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督・脚本の長編アニメーション映画。資金調達に困窮し、クラウドファンディングを募って資金を集める。2016年11月12日に日本国内63館で封切られた。しかしすぐに公開規模を累計484館(2019年10月31日時点)まで拡大してロングランとなる。

映画『硫黄島からの手紙』

二宮和也の名演が素晴らしい

映画『硫黄島からの手紙』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也が役者になった映画。イジケっぷりが最高。
映画『硫黄島からの手紙』ネタバレ・あらすじ・感想。二宮和也が役者になった映画。イジケっぷりが最高。映画『硫黄島からの手紙』の作品情報・概要『硫黄島からの手紙』原題『Letters from Iwo Jima』2006年のアメリカ合衆国の戦争映画。『父親たちの星条旗』(原題『Flags of Our Fathers』)と企画された「硫黄島プロジェクト」の日本側視点の作品となる。栗林忠道陸軍大将が本土の妻子に当てた手紙『「玉砕総指揮官」の絵手紙』(栗林忠道・著 吉田津由子・編)に基づいて脚本を練られている。監督は『父親たちの星条旗』と同じくクリント・イーストウッド。

映画『父親たちの星条旗』

アメリカ側から見た硫黄島

映画『父親たちの星条旗』ネタバレ・あらすじ・感想。“硫黄島の戦い”英雄にされた三者三様の人生を描く。
映画『父親たちの星条旗』ネタバレ・あらすじ・感想。“硫黄島の戦い”英雄にされた三者三様の人生を描く。 映画『父親たちの星条旗』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『父親たちの星条旗』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『父親たちの星条旗』の作品情報・概要 『父親たちの星条旗』原題『Flags of Our Fathers』2006年公開のアメリカ映画。クリント・イーストウッドが監督作品。ジェームズ・ブラッドリーが父ジョン・“ドク”・ブラッドリーの半生を彼の知り合いたちを取材し、ロン・パワーズとまとめたノンフィクション本『硫黄島の星条旗』(原題: Flags of Our Fathers)を元にしている。脚本は『ミリオンダラー・ベイビー』のポール・ハギスを迎えている。スティーヴン・スピルバーグが率いるドリームワークスらが製作。太平洋戦争の最大の激戦と言われている硫黄島の戦いを本作と『硫黄島からの手紙』の「硫黄島プロジェクト」を立ち上げ、本作はアメリカ側からの視点で描いた名作である。

映画『名もなき生涯』

何も利益もない「神の教えに忠実」でいたいだけ

映画『名もなき生涯』ネタバレ・あらすじ・感想。テレンス・マリック自身の神への忠誠映画。正義を通して得られるものは?
映画『名もなき生涯』ネタバレ・あらすじ・感想。テレンス・マリック自身の神への忠誠映画。正義を通して得られるものは? 映画『名もなき生涯』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『名もなき生涯』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認できます。映画『名もなき生涯』の作品情報・概要『名もなき生涯』原題『A Hidden Life』2019年のアメリカ合衆国・ドイツの伝記映画。テレンス・マリック監督作品。アウグスト・ディール主演。ヴァレリー・パフナー)ブルーノ・ガンツ共演。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに併合されたオーストリアを舞台に田舎の農村で農業を営みながら、信仰心の厚い夫婦の生涯を描く。ナチス・ドイツからの忠誠を拒否することで人間の尊厳を貫き通した名もなき人がいた。

映画『1917 命をかけた伝令』

第一次世界大戦の塹壕戦での伝令は少年が担った

映画『1917 命をかけた伝令』ネタバレ・あらすじ・感想。塹壕戦の恐怖。ワンカット風に撮影した戦争映画。アカデミー賞3冠。
映画『1917 命をかけた伝令』ネタバレ・あらすじ・感想。塹壕戦の恐怖。ワンカット風に撮影した戦争映画。アカデミー賞3冠。 映画『1917 命をかけた伝令』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『1917 命をかけた伝令』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間情報のご確認も可能です。 『1917 命をかけた伝令』原題『1917』2019年制作のイギリス・アメリカ合衆国の戦争映画。第一次世界大戦の塹壕戦を舞台に2人の若きイギリス兵が伝令を届ける一日を全編ワンカット風に撮影している。サム・メンデス監督。第92回(2020年)アカデミー賞では撮影賞、視覚効果賞、録音賞の3冠。

映画『彼らは生きていた』

ピーター・ジャクソンの作家性に驚愕

映画『彼らは生きていた』ネタバレ・あらすじ・感想。「賢者は歴史に学べ!」ピーター・ジャクソンの作家性に驚嘆。映画史を変える名作。
映画『彼らは生きていた』ネタバレ・あらすじ・感想。「賢者は歴史に学べ!」ピーター・ジャクソンの作家性に驚嘆。映画史を変える名作。映画『彼らは生きていた』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『彼らは生きていた』公式サイトを案内し作品・キャスト・上映館・お時間情報のご確認も可能です。映画『彼らは生きていた』の作品情報・概要『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどのピーター・ジャクソン監督作品。イギリスの帝国戦争博物館が所蔵する2,200時間を超える第一次世界大戦を記録した映像を最新のデジタル技術で修復・着色・3D化して制作している。退役軍人のインタビュー音声も交えて戦争、主に塹壕戦のおぞましさを伝えている。

映画『ジョジョ・ラビット』

母のプライドは死んでも消えない

映画『ジョジョ・ラビット』ネタバレ・あらすじ・感想。戦争を二度と繰り返さない。差別・偏見もダメ。スカーレット・ヨハンソンアカデミー助演ノミネート。
映画『ジョジョ・ラビット』ネタバレ・あらすじ・感想。戦争を二度と繰り返さない。差別・偏見もダメ。スカーレット・ヨハンソンアカデミー助演ノミネート。映画『ジョジョ・ラビット』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ジョジョ・ラビット』公式サイトを紹介し、作品・キャスト・上映館・お時間の案内もしています。映画『ジョジョ・ラビット』の作品概要『ジョジョ・ラビット』原題『Jojo Rabbi』2019年のアメリカ合衆国のコメディ映画。タイカ・ワイティティ監督。主演はローマン・グリフィン・デイヴィス。共演はトーマシン・マッケンジー、タイカ・ワイティティ、レベル・ウィルソン、スティーブン・マーチャント、アルフィー・アレン、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン。少年の成長を通して戦争のおぞましさを訴求している。

映画『プライベート・ウォー』

隻眼の女性ジャーナリスト「シリアで死す」

映画『プライベート・ウォー』ネタバレ・あらすじ・評価。隻眼のジャーナリスト。シリアで死す。戦地とPTSDの恐怖。終わらない戦争。
映画『プライベート・ウォー』公式サイトにて作品情報・上映館情報の紹介とネタバレ・あらすじ・感想・内容・結末について記述しています。隻眼のジャーナリスト、メリー・コルビンの半生を映画化。世界に紛争、戦争があると取材に行くのが戦争ジャーナリスト。命をかけて取材するが時には自身も傷つく。片目を失明。そして悲惨な戦争を見すぎてPTSDに陥る。それでも何度も戦地を訪れて世界に真実を発信する。最後はシリアでアサド政権の残虐性を放送して死ぬ。なぜ彼女は戦地へ行ったのか、なぜ書きたかったのか、そこには人間としても尊厳があったのだろう。

映画『アルキメデスの大戦』

戦争阻止のための計算式ってあるのか?

映画『アルキメデスの大戦』戦争を阻止と言っているが結局、止められなかった数学者。ネタバレ・感想・評価 菅田将暉さんだけの130分
映画『アルキメデスの大戦』戦争を阻止と言っているが結局、止められなかった数学者。ネタバレ・感想・評価 菅田将暉さんだけの130分 映画『アルキメデスの大戦』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『アルキメデスの大戦』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。

映画『芳華-Youth-』

戦争の一番の犠牲者は子どもと女性

映画『芳華-Youth-』には激動の70年代を生きた若者の青春、恋愛、苦悩と戦争の悲劇を描いた作品である。ネタバレ、あらすじ、評価
1970年代の中国は決して豊かな国ではなかった。文化大革命の影響で多くの知識人が投獄されたり、強制労働へと駆り出された。若者たちにとって人民軍に入ることが生き残る術の一つであった。その人民軍を慰問するの歌劇団にこの映画のテーマは置かれている。若き団員は青春を謳歌し、恋い焦がれ、泣き、そして戦争へと歩を進める。哀しき時代の物語。

映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』

記者の精神は真実を伝えるためにある

実話『バイス』と『記者たち 衝撃と畏怖の真実』でイラク戦争の嘘が見えてくる。ネタバレ、感想、評価
イラク戦争とはなんだったのか?この映画は9.11を機にイラク戦争へと向かうアメリカ合衆国と国民、そして世界を翻弄する情報を流す人々を描く映画である。多勢に無勢となると人間は多勢の方に流れてしまう。嘘、デマがまかり通り、罪のない多くの人の命が消え、国家自体も消滅の危機に陥ることもある。情報を信じるのも自己責任である。

映画『愛と死の記録』

戦争が終わっても戦いが終わらない人もいる

映画『愛と死の記録』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。渡哲也&吉永小百合「悲恋を通して核兵器反対」を描く名作。広島と長崎を忘れてはいけない。
映画『愛と死の記録』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。渡哲也&吉永小百合「悲恋を通して核兵器反対」を描く名作。広島と長崎を忘れてはいけない。映画『愛と死の記録』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『愛と死の記録』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『愛と死の記録』の作品情報・概要『愛と死の記録』1966年製作の日本映画。吉永小百合、渡哲也主演。中尾彬、芦川いづみ、浜川智子共演。蔵原惟繕監督作品。原作は大江健三郎の「ヒロシマ・ノート」の中で紹介された実話をベースにしている。当初は浜田光夫だったが右目を負傷し、渡哲也が代役となった。本映画で共演した吉永小百合と渡哲也は私生活でも恋愛に発展したことで話題となる。

映画『あゝひめゆりの塔』

沖縄での戦闘で罪のない女性が亡くなった

映画『あゝひめゆりの塔』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。吉永小百合さんの“涙”に「不戦を誓う」ひめゆり学徒隊を忘れてはいけない。
映画『あゝひめゆりの塔』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。吉永小百合さんの“涙”に「不戦を誓う」ひめゆり学徒隊を忘れてはいけない。映画『あゝひめゆりの塔』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『あゝひめゆりの塔』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『あゝひめゆりの塔』の作品情報・概要『あゝひめゆりの塔』1968年9月21日に公開された日本の映画である。舛田利雄監督作品。主演は吉永小百合。浜田光夫、和泉雅子、遠山智英子共演。太平洋戦争末期の沖縄を舞台に沖縄師範学校の女子学生たちの悲劇を描く。

映画『父と暮せば』

原爆で死んだ父が亡霊となって娘に会いにきた

映画『父と暮せば』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。好演・宮沢りえvs圧巻・原田芳雄 が描く黒木和雄監督「反戦映画」8月6、9日は絶対に忘れない。
映画『父と暮せば』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。好演・宮沢りえvs圧巻・原田芳雄 が描く黒木和雄監督「反戦映画」8月6、9日は絶対に忘れない。映画『父と暮せば』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『父と暮せば』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『父と暮せば』の作品情報・概要。『父と暮せば』作家・井上ひさしによる戯曲を黒木和雄監督が映画化。主演・宮沢りえ。共演は原田芳雄と浅野忠信。原爆投下後の1948年の広島を舞台に被爆した父の亡霊と娘を描いた二人芝居。舞台劇の構成で展開していく。原爆で破壊された広島の街はCGで再現。撮影箇所は父娘の家と図書館くらいである。宮沢りえと原田芳雄の演技が素晴らしい。

映画『絶唱(1975)』

若き二人の恋愛を邪魔したのは戦争です

映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。
映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。映画『絶唱(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『絶唱(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『絶唱(1975)』の作品情報・概要。『絶唱』(ぜっしょう)1975年12月20日に公開された日本映画。西河克己監督作品。製作ホリ企画。配給は東宝。作家・大江賢次の同名作品を映画化。山口百恵文芸作品第三弾。恋人役は三浦友和。山陰の大地主の息子と貧しい山番の娘が愛を成就する物語。しかし戦争という悲劇に翻弄されてしまう。封建制度、地主制、さらには家父長制度への提言が込められている。

『アメリカン・スナイパー』

狙撃兵って「ヒーロー」なのだろうか?

クリント・イーストウッド監督『アメリカン・スナイパー』実話は映画史上最高傑作の反戦映画である。ネタバレ、感想、評価
クリント・イーストウッドは多くの戦争映画を制作している。西部劇作品も一貫して戦争映画だ。『許されざる者』『ミスティック・リバー』『ミリオンダラー・ベイビー』も戦争映画だ。そして本作はおそらくイーストウッド自身ストレートに描いた最高傑作の反戦映画であると言える。事実、アメリカの戦争映画の興行収入の記録を作った。そこに反戦の事実がある。

 

 

スポンサーリンク

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
リュ・スンワン
製作
チョ・ソンミン カン・へジョン キム・ヨンファ
脚本
リュ・スンワン
撮影
チェ・ヨンファン
美術
キム・ボムク
衣装
チェ・ギョンファ
編集
イ・ガンヒ
音楽
バン・ジュンソク
ハン・シンソン(キム・ユンソク)
カン・テジン(チョ・インソン)
コン・スチョル(チョン・マンシク)
リム・ヨンス(ホ・ジュノ)
テ・ジュンギ(ク・ギョファン)
キム・ミョンヒ(キム・ソジン)
チョ・スジン(キム・ジェファ)
パク・ジウン(パク・ギョンヘ)
2021年製作/121分/G/韓国
原題:Escape from Mogadishu
配給:ツイン

タイトルとURLをコピーしました