映画『カモン カモン』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『カモン カモン』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『カモン カモン』
(2021年製作/108分/G/アメリカ)
原題:C’mon C’mon
配給:ハピネットファントム・スタジオ
【監督】
マイク・ミルズ
【製作】チェルシー・バーナード リラ・ヤコブ【脚本】マイク・ミルズ【撮影】ロビー・ライアン【美術】ケイティ・バイロン【音楽】ブライス・デスナー アーロン・デスナー
【出演】
ホアキン・フェニックス
ウッディ・ノーマン ギャビー・ホフマン スクート・マクネイリー モリー・ウェブスター
ジャブーキー・ヤング=ホワイト
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映画『カモン カモン』外部リンク
【HPサイト】
映画『カモン カモン』公式サイト
【予告映像】
映画『カモン カモン』トレーラー
【公式Twitter】
映画『カモン カモン』
【IMDbサイト】
映画『カモン カモン』
【 Rotten Tomatoesサイト】
映画『カモン カモン』
映画『カモン カモン』のオススメ度は?
星4つ半です
「子どもから学ぼう!」
「マイク・ミルズの演出に注目」
「ホアキン・フェニックスにジョーカーの面影無し!」
映画『カモン カモン』の作品情報・概要
『カモン カモン』原題『C’mon C’mon』2021年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画。マイク・ミルズ監督作品(映画『人生はビギナーズ』)。主演は第92回アカデミー賞主演男優賞受賞のホアキン・フェニックス(映画『ジョーカー』や映画『ドント・ウォーリー』や映画『ゴールデン・リバー』)。ウッディ・ノーマン、ギャビー・ホフマン(映画『めぐり逢えたら』)、スクート・マクネイリー(映画『ストレイ・ドッグ』)、モリー・ウェブスター、ジャブーキー・ヤング=ホワイトらが出演。
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映画『カモン カモン』の受賞歴
無し(2022年3月現在)
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映画『カモン カモン』のあらすじ・ネタバレ
ジョニー(ホアキン・フェニックス) はNYでラジオジャーナリストとして生計を立てている。独身で子供もいない。
一見自由気ままに過ごしているように見える。ある日、妹ヴィヴ(ギャビー・ホフマン) から頼まれ、9歳の甥・ジェシー(ウッディ・ノーマン) の面倒を数日間みることになる。しかもLA。
ジェシーと始まった共同生活にジョニーは戸惑うことばかり。しかもジェシーは好奇心旺盛な年頃。
ジョニーがいまだ独身でいる理由や自分の父親の病気(双極性障害)に関する疑問をストレートに投げかけてくる。
その度にジョニーは悶絶する。しかし、ジェシーはジョニーのラジオジャーナリスという仕事に興味と録音機材に興味を持ち二人の心の距離は縮まっていく。
仕事のためNYに戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決める。しかし、、、。
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映画『カモン カモン』の感想・内容
「人間成長映画」と言えます。ホアキン・フェニックスが大ヒット映画『ジョーカー』の次に選んだのが本映画『カモン カモン』を選んだことにとても共感を持ちました。
エンタメ映画『ジョーカー』と違って、本映画『カモン カモン』は間違いなく「芸術性の高い」映画だからです。
両者を比肩することで、フェニックスの俳優としての目指す未来が見えてきます。「素晴らしい選択」をしたと思います。
本映画『カモン カモン』は子どもを通して、自身を見つめ直し成長していくと物語です。
子どもは社会の鏡と言われています。正直でありますが、時にはとても残酷な振る舞いでわたしたちを傷つけてきます。
もちろん、彼らは純粋であって、故意に行なっているわけではありません。本映画『カモン カモン』では、ジェシー(ウッディ・ノーマン) は叔父ジョニー(ホアキン・フェニックス) に、「どうして結婚しないの?」などと、何も考えず問いてきます。
ジェシーは子ども相手に怒ることはできません。でも、自身が子どもの頃も同じように大人をイラつかせていたことなど忘れてしまっています。
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映画『カモン カモン』の考察・評価
本映画『カモン カモン』のように子どもをフィルターにした、いわゆる「子ども反面教師映画」ってたくさんあります。
代表的な作品は『クレーマークレイマー』でしょう。次に映画『めぐり逢えたら』。わたし的には映画『センチメンタルアドベンチャー』と映画『アマンダと僕』を鑑賞してもらうと、さらに本映画『カモン カモン』の素晴らしさが際立つと思います。
本映画『カモン カモン』は海外映画評論サイトにおいて、圧倒的に評価されています。その理由は第一はマイク・ミルズ監督の作家性の高さにあります。
『人生はビギナーズ』と『20センチュリー・ウーマン』などが評価されるは、「等身大のアメリカの問題」を実直に描いているからだと思います。
両作とも本映画『カモン カモン』と同様に、子どもを通して、わたしたちの感情を揺さぶってくるのです。
しんみりと心に入ってきます。ただ、これらの映画って、演出によっては「てんやわんや映画」になってしまうのです。
いわゆる吉本演劇のように。でも、そうならないように演出しているマイク・ミルズの力量と技量がアメリカでのヒットに繋がっていると思います。
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映画『カモン カモン』の結末
さて、本映画『カモン カモン』のジョニー(ホアキン・フェニックス) はラジオジャーナリスとして全米を飛び回っています。
しかも彼は子どもにインタビューする専門家です。ここが面白いと思うのです。
まず映画としては「子どもを通して成長する」を大義名分にしていますが、ジョニー自身は子どものことをまったく知らないのに、子どもにインタビューしているという点です。
子どもを知っているか否かについて、本映画『カモン カモン』では独身男で子ども無しだからと、一見無謀なイメージを与えてくるところはちょっと残念ですが、結果的にジェシー(ウッディ・ノーマン) を通して、成長するのですからオッケーとしましょう。
しかしながらジェシー演じたウッディ・ノーマンの演技は素晴らしかったです。
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映画『カモン カモン』のキャストについて
ジョニー(ホアキン・フェニックス)
ジェシー(ウッディ・ノーマン)
ヴィヴ(ギャビー・ホフマン)
スクート・マクネイリー
ロクサーヌ(モリー・ウェブスター)
ファーン(ジャブーキー・ヤング=ホワイト)
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まとめ 映画『カモン カモン』一言で言うと!
「子どもから学ぶことは多い」
わたしたちは大人になるにつれて、多くを学びますが、同時に童心を忘れてしまいます。童心だけでは社会を生きていけないと思います。でも嫌なことに対して「我慢を続ける」ことって、不要だと思える時代になったことを認識する必要があります。こういう時代だから、「童心の声に耳を傾ける」ことって大事な気がします。
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映画『カモン カモン』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
マイク・ミルズ
製作
チェルシー・バーナード リラ・ヤコブ
脚本
マイク・ミルズ
撮影
ロビー・ライアン
美術
ケイティ・バイロン
音楽
ブライス・デスナー アーロン・デスナー
ジョニー(ホアキン・フェニックス)
ジェシー(ウッディ・ノーマン)
ヴィヴ(ギャビー・ホフマン)
スクート・マクネイリー
ロクサーヌ(モリー・ウェブスター)
ファーン(ジャブーキー・ヤング=ホワイト)
2021年製作/108分/G/アメリカ
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