映画『沈黙のパレード』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『沈黙のパレード』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
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『沈黙のパレード』
2022年製作/130分/G/日本
配給:東宝
【監督】
西谷弘
【原作】東野圭吾【脚本】福田靖【製作】大多亮 荒木宏幸 中部嘉人【エグゼクティブプロデューサー】臼井裕詞【プロデューサー】鈴木吉弘 大澤恵 山邊博文【撮影】山本英夫【照明】小野晃【録音】藤丸和徳【整音】瀬川徹夫【美術】清水剛【装飾】田口貴久【編集】山本正明【VFXスーパーバイザー】田中貴志【音響効果】大河原将【選曲】藤村義孝【音楽】菅野祐悟 福山雅治【主題歌】KOH+【助監督】村上秀晃【スクリプター】佐山優佳【制作担当】三浦吉弘
【出演】
福山雅治 柴咲コウ 北村一輝 飯尾和樹 戸田菜穂 田口浩正
酒向芳 岡山天音 川床明日香 出口夏希 村上淳 吉田羊 檀れい 椎名桔平
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- 映画『沈黙のパレード』のオススメ度は?
- 映画『沈黙のパレード』の作品情報・概要
- 映画『沈黙のパレード』の受賞歴
- 映画『沈黙のパレード』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『沈黙のパレード』の感想・内容
- 映画『沈黙のパレード』の考察・評価
- 映画『沈黙のパレード』の結末
- 映画『沈黙のパレード』のキャストについて
- まとめ 映画『沈黙のパレード』一言で言うと!
- 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
- 合わせて観たい映画
- 【家族がテーマの映画】
- 映画『朝が来る』
- 映画『罪の声』
- 映画『めぐり逢えたら』
- 映画『空に住む』
- 映画『ミッドナイトスワン』
- 映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
- 映画『オン・ザ・ロック』
- 映画『浅田家!』
- 映画『望み』
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- 映画『WAVES ウェイブス』
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- 映画『ポルトガル、夏の終わり』
- 映画『フェアウェル』
- 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』
- 映画『借りぐらしのアリエッティ』
- 映画『この世界の片隅に』
- 映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
- 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
- 映画『黒い司法 0%からの奇跡』
- 映画『ファイティング・ファミリー』
- 映画『人生の特等席』
- 【人生について考えさせられる映画】
- 【家族がテーマの映画】
- 映画『沈黙のパレード』の作品情報
映画『沈黙のパレード』外部リンク
【HPサイト】
映画『沈黙のパレード』公式サイト
【予告映像】
映画『沈黙のパレード』トレーラー
【公式Twitter】
映画『沈黙のパレード』
【IMDbサイト】
映画『沈黙のパレード』
【 Rotten Tomatoesサイト】
映画『沈黙のパレード』
映画『沈黙のパレード』のオススメ度は?
星3つです
東野圭吾作品「うーん」
福山雅治「うーん」
映画『沈黙のパレード』の作品情報・概要
『沈黙のパレード』東野圭吾の推理小説を映画化。西谷弘監督作品(映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』や映画『マチネの終わりに』)。福山雅治(映画『ラストレター』や映画『三度目の殺人』や映画『万引き家族』)、柴咲コウ(映画『燃えよ剣』や映画『ホリック xxxHOLiC』)、北村一輝(映画『ヘルドッグス』)、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、酒向芳、岡山天音(映画『キングダム2 遥かなる大地へ』や映画『ホテルローヤル』や 映画『新聞記者』)、川床明日香、出口夏希、村上淳(映画『うみべの女の子』や映画『ある船頭の話』)、吉田羊、檀れい(映画『奥様は、取り扱い注意』)、椎名桔平らが出演。
映画『沈黙のパレード』の受賞歴
無し(2022年9月現在)
映画『沈黙のパレード』のあらすじ・ネタバレ
映画『沈黙のパレード』のあらすじ・ネタバレ:起
内海刑事は佐織という女性が焼死体で見つかったことで,、草薙刑事と共に事件の真相を追っていました。
捜査線上に浮上したのは蓮沼という男…彼は過去に完全黙秘を貫いたことで殺人事件の取り調べを免れたという人物だったのです。
草薙刑事は彼の捜査を担当していたことを思い出しつつ、今度こそ逮捕をしようと考えていましたが…。
なんと蓮沼は佐織の両親が経営する飲食店「並木屋」へ行き、自分の報こそ被害者だと言って堂々と立ち振る舞ったのです。
映画『沈黙のパレード』のあらすじ・ネタバレ:承
店に偶然居合わせた物理学者の湯川は、元同期の草薙刑事から事件の詳細を聞くことにしました。
内海刑事の捜査のアドバイスもしつつ、そうして8月を迎えると、菊野市を上げたパレードの開催日を迎えます。
湯川はパレードを楽しみ、夜に「並木屋」で晩酌をしていましたが…蓮沼が殺されたという知らせを聞き、佐織の関係者たちが驚く様を目の当たりにしました。
佐織の両親の並木夫妻が蓮沼殺しの容疑をかけられましたが、二人には事件当時のアリバイがありました。
そして蓮沼の死因は窒息死かと思われる中、大きな外傷や縛られた痕は無かった…そうやって殺されたかが解決しない中、捜査は難航します。
映画『沈黙のパレード』のあらすじ・ネタバレ:転
湯川は事件の詳細を聞き、液体窒素なら事件現場の状況と一致するのではと推理。
そして、液体窒素を運ぶにあたり、佐織の関係者が協力したという可能性を示唆しました。
そうした中、佐織の面倒をよく見ていた戸島という男性が怪しいとされます。彼は肉などの食品を扱っており、冷凍する際に液体窒素を使っていました。
警察の調べで20キロの液体窒素が無くなった日が特定され、湯川はパレード時にボンベが運ばれたと推理。
パレードに出ていた宮沢の小道具の一つにボンベが入るとわかり、防犯カメラの映像を調べていくと、高垣が蓮沼の家に運んだ形跡が見受けられました。
彼らもまた、佐織を良く思っていた人たちです。
事情聴取を受けた高垣はボンベを運んだことを自供。
そして、蓮沼を住まわせていた増村も協力者だとわかります。草薙刑事は事件の真相を突き止めるため、事情聴取を繰り返しますが徐々に疲弊していくのでした。
映画『沈黙のパレード』のあらすじ・ネタバレ:結
捜査が進む中、新倉が蓮沼殺害の実行犯として自首し、実際の犯行について明示。
事件は解決したかと思いきや、湯川は新倉の妻に話を聞きに行きます。
彼女は佐織殺害時に関与したのではと推理していましたが…。
なんと、新倉の妻は歌手を目指して頑張っていた佐織を公園で突き飛ばしたと言うのです。
佐織は歌手を辞めると言い出したのが原因でしたが、動かなくなった佐織に動揺した新倉の妻はその場を一度去りました。
その一部始終を見ていた蓮沼が佐織を運び、新倉の妻を佐織殺しの件で脅すことで金をせしめていたのです。
しかし、湯川の調べにより、新倉の妻が突き飛ばした際には佐織が死んでいなかったと判明。
蓮沼が佐織を殺したことが裏付けられました。刑務所にいた新倉はその事実を知り、改めて蓮沼を故意に殺したと自供。
事件は解決し、草薙刑事は再び業務に励み、湯川は並木一家たちが重罪にならなかったことに安堵します。
映画『沈黙のパレード』の感想・内容
殺人事件の真相が二転三転するため、「どうなるのだろう?」と思いつつも見入ってしまいましたね。
映画の早い段階から蓮沼を殺した犯人は複数人が関わっていると判明するため、「このまま事件はすぐに解決してしまうのでは?」と思いましたが、簡単には真相に行き着かないのがおもしろかったです。
「殺害の実行犯は誰なのか?」という事実を、今事件に関わった者たちの多くが知らないというのには色々とメリットがあるのだなと感じさせました。
関係者が一人わかっても警察は実行犯まではたどり着けない…そうした中、液体窒素を運ぶのを手伝った人たちはみんな良い人そうでしたが、佐織のことを大切に思っていたのも確かです。
特に佐織の恋人だった高垣、音楽プロデューサーとして佐織を歌手に育て上げようとした新倉夫妻たちの思いは強いなと感じましたね。
映画『沈黙のパレード』の考察・評価
だからこそ、蓮沼殺害に関与していたと思われましたが…多くの者たちは液体窒素を使って蓮沼を尋問するだけだと考えていたとのことです。
息苦しさに耐え兼ねれば蓮沼も佐織殺しを自供するだろうと考えており、まさか死ぬとは思わなかったでしょうね。
しかも、殺された際の仕掛けも驚きでした。部屋の一画で倉庫のように扱われていた場所で、鍵をかけつつも取っ手のための小さな穴から液体窒素を入れる…密閉された部屋で酸素が徐々に失われていくのは怖いなと思いました。
この推理の前に、風船をたくさん入れて酸素を少なくするという案もあり、湯川が色々と考えを巡らせるのも見どころでしたね。
映画『沈黙のパレード』の結末
事件の真相が明らかになるにつれ、新倉が尋問のために液体窒素を使ったと話し、死んでしまったのは事故だったという展開を迎えます。
この時点で、事件が解決したかと思いきや、まさか新倉の妻が佐織を突き飛ばして殺してしまったという話が浮上するとは驚きでした。
夫はそれを聞いて並木の代わりに現場に向かえるように手を回すというのも行動力があるなと…。
「並木屋」で病人が出れば代わりを務められると考えた新倉は人を雇い、蓮沼の家に向かったと思うと覚悟が必要だったでしょうね。
結果的には蓮沼が佐織を殺したということが明らかになりましたが、改めて悲しい事件だったなと思います。
ミステリー映画として様々な展開を楽しめる中、盛大なパレードと歌にも目が奪われましたね。
特に冒頭で佐織が歌のコンテストに出場し、新倉夫妻や戸島が見守る中、「木星」の英語の歌を歌うシーンは心に残ります。
そうした演出も踏まえて見どころの多い映画だと思いました。
映画『沈黙のパレード』のキャストについて
湯川学(福山雅治)
内海薫(柴咲コウ)
草薙俊平(北村一輝)
並木祐太郎(飯尾和樹)
並木真智子(戸田菜穂)
戸島修作(田口浩正)
増村栄治(酒向芳)
高垣智也(岡山天音)
並木佐織(川床明日香)
並木夏美(出口夏希)
蓮沼寛一(村上淳)
宮沢麻耶(吉田羊)
新倉留美(檀れい)
新倉直紀(椎名桔平)
まとめ 映画『沈黙のパレード』一言で言うと!
「ちょっとマンネリ気味かもしれない」
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【家族がテーマの映画】
映画『朝が来る』
河瀬直美は徹底的に「家族」のあり方にこだわっています
映画『罪の声』
あの声を録音した母には恨みはない
映画『めぐり逢えたら』
パパに「新しい奥さんを!」と願う息子が健気です
映画『空に住む』
ネコだけが家族?
映画『ミッドナイトスワン』
「わたしがあなたの母親になってみせる」
映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
「生まれ育った家を取り戻したい」だけ、、、
映画『オン・ザ・ロック』
「娘が離婚の危機だって?」張り切る父親をビル・マーレイが好演
映画『浅田家!』
写真を通して「家族愛」を深める映画
映画『望み』
少年犯罪に巻き込まれた息子の安否を巡って、、、
映画『となりのトトロ』
やっぱり家族みんなで暮らしたい
映画『WAVES ウェイブス』
高校生の息子が殺人犯になってしまった、、、
映画『ゴッドファーザーPARTIII』
イタリア人の家族愛は深すぎる
映画『リメンバー・ミー』
死んでしまった父を呼び戻すのだ!
映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
てんやわんやの家族物語
映画『ポルトガル、夏の終わり』
終活のためにみんなを集めたが、、、
映画『フェアウェル』
生まれは中国で育ちはアメリカ「わたしはわたし」
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』
ほんわか家族に癒される映画です
映画『借りぐらしのアリエッティ』
小人家族の小さな幸せ物語
映画『この世界の片隅に』
優しい家族と乗り越える
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
アメリカ人好きな家族映画の決定版
映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
家族で農場経営って本当に理想的です
映画『黒い司法 0%からの奇跡』
絶対に「無実」だと信じる強い家族
映画『ファイティング・ファミリー』
家族の夢を実現するために「わたしは戦う!」
映画『人生の特等席』
頑固オヤジが愛娘と仲直り、、、
【人生について考えさせられる映画】
映画『ペイン・アンド・グローリー』
愛し合った日々は「尊い」決して色褪せない
映画『マディソン郡の橋』
いくつになっても恋愛は人生の活力だ
映画『人生の特等席』
老いても人生は良いものだ
映画『男と女 人生最良の日々』
青春時代に愛した人はやっぱり「素敵」だった?
映画『道』
人はいつか本当に大切なことに気がつくのか、、、
映画『サウナのあるところ』
ゆったりと優しい時間で過ごす人生に憧れます
映画『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』
まだまだ人生は終わっちゃいないよ!
映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
わたしの人生には一点のサビはない!
映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
自給自足は確かに夢の人生です
映画『七人の侍』
「生きる」勇気をもらえる映画です!
映画『ミリオンダラー・ベイビー』
「悲しすぎる」「報われない」「理不尽だ」この人生は辛い
映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』
ただ愛する娘のために作り続けた情熱に涙します
映画『明日に向かって撃て!』
やりたいことやり抜いて死んでやるぜ!
映画『運び屋』
彼が運んだのは家族との「人生」だった
映画『ともしび』
人生に終焉にむ訪れた悲劇をどう受け止める?
映画『さらば愛しきアウトロー』
いつまでも現役で「カッコよく」死にたい
映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
イタリア人「人生楽しんでます」
映画『ある船頭の話』
オダギリジョー監督の人生観がわかる名作
映画『フリーソロ』
いつも死と背中合わせの人生に「存在理由」がある
映画『沈黙のパレード』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
西谷弘
原作
東野圭吾
脚本
福田靖
製作
大多亮 荒木宏幸 中部嘉人
エグゼクティブプロデューサー
臼井裕詞
プロデューサー
鈴木吉弘 大澤恵 山邊博文
撮影
山本英夫
照明
小野晃
録音
藤丸和徳
整音
瀬川徹夫
美術
清水剛
装飾
田口貴久
編集
山本正明
VFXスーパーバイザー
田中貴志
音響効果
大河原将
選曲
藤村義孝
音楽
菅野祐悟 福山雅治
主題歌
KOH+
助監督
村上秀晃
スクリプター
佐山優佳
制作担当
三浦吉弘
湯川学(福山雅治)
内海薫(柴咲コウ)
草薙俊平(北村一輝)
並木祐太郎(飯尾和樹)
並木真智子(戸田菜穂)
戸島修作(田口浩正)
増村栄治(酒向芳)
高垣智也(岡山天音)
並木佐織(川床明日香)
並木夏美(出口夏希)
蓮沼寛一(村上淳)
宮沢麻耶(吉田羊)
新倉留美(檀れい)
新倉直紀(椎名桔平)
2022年製作/130分/G/日本
配給:東宝