映画『ホタル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
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『ホタル』
(2001年製作/114分/日本)
【監督】
降旗康男
【脚本】竹山洋 降旗康男【脚本協力】加藤阿礼【企画】坂上順 早河洋 竹岡哲朗【製作】高岩淡 朴京植 尹鎭鎬【プロデューサー】石川通生 浅附明子 野村敏哉【製作プロデューサー】小島吉弘【撮影】木村大作
【出演】
高倉健 田中裕子
水橋貴己 奈良岡朋子 井川比佐志 小澤征悦
小林稔侍 夏八木勲 原田龍二 石橋蓮司 中井貴一
【HPサイト】
映画『ホタル』IMDbサイト
【予告映像】
映画『ホタル』トレーラー
映画『ホタル』NHK BSプレミアム放送 2021年10月27日(水)午後1時00分〜2時55分
10月27日(水)午後1時00分〜2時55分
映画『ホタル』のオススメ度は?
星一つです
高倉健さんは良い役者さんです
田中裕子さんも素敵な女優さんです
映画の内容は“反日”が強すぎます
戦争責任は戦前生まれの人たちにあります
戦後生まれに「強要しすぎ」です
戦争を引きずりのは「やめてほしい」
映画『ホタル』の作品情報・概要
『ホタル』2001年公開の降旗康男監督作品。主演は映画『居酒屋兆治』高倉健。共演は田中裕子、水橋貴己、奈良岡朋子、小林稔侍、井川比佐志、映画『記憶にございません!』中井貴一ら。東映創立50周年記念作品。第25回日本アカデミー賞で13部門ノミネートされたが、主演男優賞にノミネートされたが高倉健は「後輩の俳優に道を譲りたい」として辞退した。製作に朝日新聞とテレビ朝日が加わっており、左派的あるいは“反日感情”が強いと批判されている。物語は雑である。撮影監督の木村大作だけが素晴らしいという評価がある。
映画『ホタル』のあらすじ・ネタバレ
舞台は昭和が終わる1989年の鹿児島県知覧。カンパチの養殖で生業としている山岡秀治(高倉健)は、妻・知子(田中裕子) とふたりで平穏に暮らしていた。知子は14年前から腎臓透析を受けている。ふたりは子どもがいない。漁船“とも丸”を子どものように大事にしている。1月7日、昭和天皇が崩御し、激動の昭和が終わる。新しい年号である平成が始まった。ある日、山岡の元に青森でリンゴ農家を営む藤枝洋二(井川比佐志) が雪山で自殺したとの一報が届く。山岡と藤枝は特攻隊員の生き残りであり、藤枝の上官であった山岡が彼の命を救ったのだった。山岡は藤枝の墓参りに知子と出向く。数日後、藤枝の孫娘が藤枝真実(水橋貴己)が藤枝の日記を持って鹿児島までやってくる。 山岡はかつて特攻隊員に“知覧の母”と呼ばれていた富屋食堂の女主人・山本富子(奈良岡朋子) を訪ねる。体が弱くなった富子から南の海に散った金山少尉、本名、キム・ソンジェの遺品を、韓国の遺族に届けて欲しいと言われて困惑してしまう。実は妻・知子の初恋相手が金山でふたりは結婚をした間柄だったからだ。しかし、知子の余命が一年半だと医師・中嶋(中井貴一) に宣告されふたりで渡韓することを決意する。金山の生家を訪ねるが、遺族の対応はとても冷酷であった。しかし山岡は遺族に金山の遺品を渡し、彼が残した遺言を伝える。「金山は日本の為に出撃したのではなく、祖国と知子の為に出撃したのだ。朝鮮民族万歳!」金山の叔母らしき人が感謝を述べる。数年後、鹿児島の海岸で愛船“とも丸”を燃やす山岡。その姿にはもはや昭和の重石は取れたように見える。
映画『ホタル』の感想・内容
高倉健さんを出汁に使って“反日感情”を拡散させた物語
正直言って「酷い映画」です。高倉健さんを出汁に使って“反日感情”を拡散させた物語と言って良いでしょう。
高倉健さんは政治的な発言はしない人でした。でも第25回日本アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた際、辞退理由を「後輩の俳優に道を譲りたい」とのコメントに全てが表されていると思います。
おそらく忸怩たる思いだったのではないでしょうか。
本映画『ホタル』が今でも物議を醸している原因は奈良岡朋子演じる山本富子の発言です。
実際のモデルは“特攻の母”と呼ばれた鳥濱トメ(とりはま とめ)さんです。
彼女は食堂を経営しながら特攻隊員を不憫に思い、我が子のように可愛がった人です。
また特攻隊員のご遺族に手紙を書いたり、戦後はその慰霊のために生涯を捧げた人です。政治的メッセージは一切口にしなかったそうです。
高倉健さんは“背中”で演技ができた素晴らしい俳優でした
知覧の特攻平和会館に保存・展示されている特攻隊員の遺書「すべてが虚飾」だと言っているような表現
それが本映画『ホタル』の中で「(国・天皇が)殺したんだよっ」と絶叫しています。これはあり得ません。
実際、鳥濱トメのお嬢さんの赤羽礼子さんと関係者が東映に出向いて「東映は酷い映画を作ろうとしていますね。まだご遺族も、特攻隊の生き残りの方も存命中です。ぜひシナリオを訂正すべきです」と進言したほどです。
しかし実際はシナリオの訂正は行われませんでした。平和活動家の象徴として鳥濱トメさんをプロパガンダのヒロインに仕立て上げ、「天皇の戦争責任」を社会に広く伝播する手法をとったのです。
もちろん、高倉健さんも利用されました。
さらに朝鮮出身の特攻隊員・金山少尉(小澤征悦) に「遺書に本当のことが書けるか」と言わせるシーンも物議を醸し出しました。
これは知覧の特攻平和会館に保存・展示されている特攻隊員の遺書すべてが虚飾と体面の集積と言っているようなものであると批判されています。
わたし自身も公開されている遺書を拝読したことがありますが、とても悲しく涙が出る内容でした。
これから死に行く者の魂からの叫びが聞こえてきます。そこには虚飾はないと思われます。
確かに検閲は厳しかったでしょうが、彼らは本音を書いていると思います。
ですから特攻隊員・金山少尉の「遺書に本当のことが書けるか」には違和感を覚えるのは当然でしょう。
山口百恵さんと三浦友和さんの反戦映画はすごい!
映画『ホタル』の結末・評価
物語が稚拙な理由は製作委員会に朝日新聞とテレビ朝日が加わっているから
さて本映画『ホタル』ですが、物語の内容が雑すぎます。その理由は製作委員会に朝日新聞とテレビ朝日が加わっているからだと思われます。
左翼系メディアです。ですから彼らの伝えたいメッセージを持ち込みすぎています。
そのメッセージのほとんどが“反日感情”を煽るものです。
まず冒頭ですが、「昭和天皇がな亡くなった」と藤枝洋二(井川比佐志) が喋ります。
本来であるなら「崩御された」です。この“崩御”という言葉を使わなかったのは天皇制を認めていないからでしょう。
さらに藤枝の眼差しには根深い“恨み”が見て取れます。それは国と昭和天皇に対してです。
藤枝は特攻隊員の生き残りであり、生き残ったことを悔いています。
それは同じ特攻隊員に若者も多くは戦死したのに、自身は生き残ってしまったことが許せないからです。
そして昭和が終わった瞬間、藤枝は山へ入り自死します。
昭和を生き延びて、天皇より長く生きることに自身のアイデンティティー(存在価値)を保っていたからでしょう。
この昭和天皇へ向けられる“恨み節”にも賛同できませんし、自死することにも心を寄せることができません。
自分が生き残ったことを悔いている姿こそ「生きて虜囚の辱めを受けず」という軍国精神の塊だからです。
つまり「過去を背負う軍人を盾にして、自分の価値を上げている人物」なのではないかと思わざる得ないのです。
元軍人で特攻隊員の生き残りと聞くと、多くの人は畏怖の念を抱くか、嫌悪するかです。人は一歩下がって対峙するでしょう。
吉永小百合さんと渡哲也さんが原爆について憂う
高倉健が日本を代表して韓国へ行って戦争責任ありと謝罪する必要ない
本映画『ホタル』に元特攻隊員が登場して自死を選んだ物語にするのであれば、もっと思慮深く描くべきです。
なのに物語は朝鮮人の特攻隊員である・金山少尉(小澤征悦) に向かっていきます。
山岡の上官になります。そして山岡の現在の妻・知子の婚約者です。
そして無理やり富屋食堂の女主人・山本富子(奈良岡朋子)が金山の遺品を持ち出してくるという有様です。
ここで「なんで今さら?」とか「デリカシーないでしょ!」突っ込んでしまいます。
確かに山岡の上官であったことは事実ですが、妻・知子の初恋の人物の遺品をわざわざ届けるって違和感があります。
しかももう45年以上前の恋物語です。知子自身も嫌でしょう。
この場面の山岡の困惑は「知子の心はまだ金山にあるのか」と思わせるような演技でした。
それで山岡夫妻は韓国へ行って遺族に遺品を渡すのですが、この場面も酷いです。
まるで高倉健が日本を代表して「戦争責任あり」と謝っているように見えるのです。あまりにも酷すぎます。可哀想です。
健さんには責任ありません!
石原裕次郎が敗戦国・日本に元気を与えたのは間違いなし!
映画で日韓友好を目指したけれど、、、「無理だった」
結局、本映画『ホタル』は昭和が終わり、戦争責任を明確にしましょう!
大義名分として 山本富子(奈良岡朋子)さんに「(国、天皇が)殺したんだよっ」叫んでもらいましょう!
天皇が謝らないので特攻隊員に謝らせましょう。
韓国へ行って謝りましょう!謝れば日韓友好が実現するでしょう!となるのです。
でも韓国の人たちの反日感情はいまだに根強いです。
二宮くんの眼差しは「平和」をしっかり見つめています
いまは21世紀です「国の不利益になるような表現は慎むべき」だと考えています
平和を訴求する映画に戦争責任、生き残り特攻隊員の懺悔と自殺、朝鮮人の特攻隊員の名誉回復などを織り交ぜすぎています。
本映画『ホタル』は共産党の赤旗では絶賛されたそうです。
わたしは決して右派の人間ではありませんが、国の不利益になるような表現は慎むべきだと考えています。
特に一般民衆に影響力の高い新聞・テレビ等のメディアは正確な情報を伝えていくべきだと思うのです。
本映画『ホタル』が公開されてから数年後の2014年に朝日新聞は『朝日新聞による慰安婦報道の取消 (2014)』を発表しています。
日本中が驚いた謝罪会見でした。あまりにも偏向した報道、あまりにも“反日”な報道、それは国益を損なう内容ばかりでした。
本映画『ホタル』に朝日新聞とテレビ朝日が加わったことで最悪の作品になったことは否めません。
最大の犠牲者は高倉健さんと鳥濱トメだと思います。
*本映画『ホタル』と従軍慰安婦問題は全く関係ありません。
声優・のんちゃん作品は「反戦映画最高傑作!」
映画『ホタル』のキャストについて
山岡秀治(高倉健)
山岡知子(田中裕子)
藤枝真実(水橋貴己)
山本富子(奈良岡朋子)
藤枝洋二(井川比佐志)
金山文隆(キム・ソンジェ)小澤征悦
緒形成文(小林稔侍)
竹本(夏八木勲)
鉄男(原田龍二)
山崎(石橋蓮司)
中嶋(中井貴一)
戦時中の山岡秀治(高杉瑞穂)
戦時中の藤枝洋二(今井淑未)
戦時中の知子(笛木夕子)
大塚久子(小林綾子)
鈴木(田中哲司)
まとめ 映画『ホタル』一言で言うと!
「もやは戦後ではないというより、今や21世紀です」
わたしたち戦後生まれの人間は学校教育でも社会でもずっと「戦争責任」を聞いて育って来ました。無責任な発言かもしれませんが、戦争を起こしたのは先達の人たちです。わたしたちは起こしていません。しかも戦争責任を説いてくる人たちの多くが戦前生まれの人たちで、全く説得力がありませんでした。もちろん、戦争には何も良いことはありませんから、わたしたちの世代は絶対に行いません。「強要はもうやめてほしい」です。
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映画『キューポラのある街』
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『男はつらいよ お帰り 寅さん』
山田洋次監督はずっと昭和にこだわっています
映画『居酒屋兆治』
高倉健さんの顔って本当に「芸術的」にハンサム
映画『探偵物語(1983)』
薬師丸ひろ子と松田優作の恋愛映画
映画『Wの悲劇』
「ああ、薬師丸ひろ子、ああ、薬師丸ひろ子」ため息が出ます
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』
寅さんは帰ってきたのでしょうか?
映画『炎の舞』
戦争が二人を引き裂いたのか、、、
映画『ホワイト・ラブ』
山口百恵&三浦友和がスペインで親になる
映画『若い人(1962)』
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映画『となりのトトロ』
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映画『父と暮せば』
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映画『絶唱(1975)』
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映画『潮騒 しおさい(1975)』
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映画『七人の侍』
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映画『カツベン!』
成田凌くんの最高演技かも!
映画『エリカ38』
エリカは間違いなく昭和の女です
映画『ホタル』
高倉健さん自身が“昭和の男”の代表でした
映画『ホタル』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
降旗康男
脚本
竹山洋 降旗康男
脚本協力
加藤阿礼
企画
坂上順 早河洋 竹岡哲朗
製作
高岩淡 朴京植 尹鎭鎬
プロデューサー
石川通生 浅附明子 野村敏哉
製作プロデューサー
小島吉弘
撮影
木村大作
撮影補佐
高田勉
別班撮影
佐々木原保志
撮影効果
南好哲 藤原洋見
美術
福澤勝広
装飾
若松孝市
美術装飾
金漢相
音楽
国吉良一
音楽プロデューサー
北神行雄 津島玄一
録音
本田孜
音響効果
佐々木英世 西村洋一
照明
渡辺三雄 李承求
編集
西東清明
衣裳
江橋綾子 申宗信
スタイリスト
高橋匡子 宮本まさ江
製作担当
菊池淳夫
製作管理
生田篤
助監督
佐々部清
スクリプター
石山久美子
スチール
大木茂
VFXテクニカルディレクター
木村大作
VFXテクニカルスーパーバイザー
根岸誠
録音補佐
南徳昭
山岡秀治(高倉健)
山岡知子(田中裕子)
藤枝真実(水橋貴己)
山本富子(奈良岡朋子)
藤枝洋二(井川比佐志)
金山文隆(キム・ソンジェ)小澤征悦
緒形成文(小林稔侍)
竹本(夏八木勲)
鉄男(原田龍二)
山崎(石橋蓮司)
中嶋(中井貴一)
戦時中の山岡秀治(高杉瑞穂)
戦時中の藤枝洋二(今井淑未)
戦時中の知子(笛木夕子)
大塚久子(小林綾子)
鈴木(田中哲司)
藤枝真一(伊藤洋三郎)
李尚列(崔哲浩)
村の長老(高雪峰)
キム・ソンジェの叔母田淑
キム・ユンジュンパク・ウン
キム・ヨンギル朴世範
司会者(小林成男)
若い看護婦(鷹城佳世)
春吉(本田大輔)
漁協の事務員(中村栄子)
利夫(村瀬純平)
藤枝正子(大沼百合子)
ガイド(永倉大輔)
漁協の主婦(有安多佳子)
中年の女性(好井ひとみ)
登山客(佐藤文雄)
登山客(鶴田東)
看護婦(石村昌子)
中村(竹本和正)
役場の助役(大場泉)
北川(町田政則)
記者(西村譲)
山岡の母(姿晴香)
ユミ(音堅亜紀子)
2001年製作/114分/日本
配給:東映