映画『崖の上のポニョ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『崖の上のポニョ』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
魚なのか人魚なのかよくわからない見た目をしていて、まん丸の顔にぷにぷにの体。水を吹くことが感情表現で、ハムと宗介が大好き。そして、一度聴いたら忘れることのできない可愛らしい主題歌。
今回ご紹介していく映画「崖の上のポニョ」は、こんな素敵な魅力がたっぷり詰まった作品です。まだ見ていない人のために、そして、これから見返す人のために、「崖の上のポニョ」のあらすじと、実際に見た感想を書いていきます。
今度地上波で放送される「崖の上のポニョ」。ぜひ、鑑賞のお供にしてみてください。
『崖の上のポニョ』
(2008年製作/101分/G/日本)
配給:東宝
【監督】
宮崎駿
【原作】宮崎駿【脚本】宮崎駿【プロデューサー】鈴木敏夫【製作担当】奥田誠治 福山亮一 藤巻直哉【作画監督】近藤勝也【美術監督】吉田昇【色彩設計】保田道世【映像演出】奥井敦【編集】瀬山武司【整音】井上秀司【音響効果】笠松広司【音楽】久石譲【主題歌】林正子【主題歌】大橋のぞみ 藤岡孝章 藤巻直哉【アニメーション制作】スタジオジブリ
【出演】
奈良柚莉愛 土井洋輝 山口智子 長嶋一茂 天海祐希 所ジョージ 柊瑠美 矢野顕子 吉行和子 奈良岡朋子 左時枝 竹口安芸子 山本与志恵 片岡富枝 田畑ゆり 佐々木睦 平岡映美 大橋のぞみ 羽鳥慎一 山本道子 金沢映子 斎藤志郎 石住昭彦 田中明生 脇田茂 つかもと景子 山本郁子 沢田冬樹 渋谷はるか 川辺邦弘 手塚祐介 柳橋朋典 塚本あい
(C)2008 二馬力・GNDHDDT
- 映画『崖の上のポニョ』外部リンク
- 映画『崖の上のポニョ』日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』2022.5.6 よる9時〜11時9分放送
- 映画『崖の上のポニョ』のオススメ度は?
- 映画『崖の上のポニョ』の作品情報・概要
- 映画『崖の上のポニョ』の受賞歴
- 映画『崖の上のポニョ』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『崖の上のポニョ』の感想・内容
- 映画『崖の上のポニョ』の考察・評価
- 映画『崖の上のポニョ』の結末
- 映画『崖の上のポニョ』のキャストについて
- まとめ 映画『崖の上のポニョ』一言で言うと!
- 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
- 合わせて観たい映画
- 【スタジオジブリ映画】
- 【オススメ女性活躍映画】
- 映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
- 映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』
- 映画『エデンの海(1976)』
- 映画『風の谷のナウシカ』
- 映画『空に住む』
- 映画『プラダを着た悪魔』
- 映画『鵞鳥湖の夜』
- 映画『ばるぼら』
- 映画『新聞記者』
- 映画『私をくいとめて』
- 映画『ノッティングヒルの恋人』
- 映画『ボディガード(1992)』
- 映画『オフィシャル・シークレット』
- 映画『フェアウェル』
- 映画『となりのトトロ』
- 映画『透明人間』
- 映画『スキャンダル』
- 映画『ミリオンダラー・ベイビー』
- 映画『キューポラのある街』
- 映画『コレット』
- 映画『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』
- 『天才作家の妻 40年目の真実』
- 映画『マリッジ・ストーリー』
- 映画『プライベート・ウォー』
- 映画『マイ・フェア・レディ』
- 映画『追憶(1973)』
- 映画『崖の上のポニョ』の作品情報
映画『崖の上のポニョ』外部リンク
【HPサイト】
映画『崖の上のポニョ』公式サイト
【予告映像】
映画『崖の上のポニョ』トレーラー
【公式Twitter】
映画『崖の上のポニョ』
【IMDbサイト】
映画『崖の上のポニョ』
【 Rotten Tomatoesサイト】
映画『崖の上のポニョ』
映画『崖の上のポニョ』日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』2022.5.6 よる9時〜11時9分放送
2022.5.6 よる9時〜11時9分放送
映画『崖の上のポニョ』のオススメ度は?
星4つです
宮崎駿監督作品!
「国民的アニメ」は観なくては!
ポニョが可愛すぎる
映画『崖の上のポニョ』の作品情報・概要
『崖の上のポニョ』英題『Ponyo』スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎駿原作・脚本・監督作品。海沿いの街を舞台に、「人間になりたい」と願うさかなの子・ポニョと5歳の少年・宗介の物語。声優は奈良柚莉愛、土井洋輝、山口智子、長嶋一茂、天海祐希(映画『カイジ 人生逆転ゲーム』や映画『チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』や映画『ザ・マジックアワー』)、所ジョージ(映画『トイ・ストーリー3』)、柊瑠美(映画『千と千尋の神隠し』や映画『コクリコ坂から』や映画『劇場版 アーヤと魔女』)、矢野顕子、吉行和子(映画『小さいおうち』や映画『あいつと私(1961)』)、奈良岡朋子(映画『ふりむけば愛』や映画『鉄道員(ぽっぽや)』や映画『ホタル』)、左時枝(映画『大コメ騒動』)、竹口安芸子、山本与志恵らが担当。
映画『崖の上のポニョ』の受賞歴
ミンモ・ロテッラ財団賞
伊「CIAK」誌・観客賞
「フューチャー・フィルム・フェスティバル・デジタル・アワード」特別表彰
東京国際アニメフェア2009・第8回東京アニメアワード・アニメーションオブザイヤー・国内劇場部門
優秀作品賞・原作賞(宮崎駿)・監督賞(宮崎駿)・美術賞(吉田昇)
第32回日本アカデミー賞
最優秀アニメーション作品賞・最優秀音楽賞・岡田茂賞(スタジオジブリ)
2008年度毎日映画コンクール大藤信郎賞
第3回アジア・フィルム・アワード・作曲賞
映画館大賞・第10位
第18回日本映画批評家大賞・映画音楽賞
映画『崖の上のポニョ』のあらすじ・ネタバレ
映画『崖の上のポニョ』のあらすじ・ネタバレ:起
海の中に、不思議な場所がありました。そこには、かつて人間だった男性・フジモトとその娘たちが暮らしていました。一番大きな娘はブリュンヒルデという名前であり、人間のような顔と魚のような体を持っています。彼女はまた、地上に強い憧れを抱いていました。
ある日、ブリュンヒルデは家出をしました。クラゲに乗って浮上し、地上を目指すのです。しかしその途中でトラブルにあい、ガラス瓶から顔が抜けなくなってしまいました。
そんな彼女の危機を救ったのは、5歳の少年・宗介でした。宗介はガラス瓶を割り、ブリュンヒルデを救出。そして彼女を気に入り、「ポニョ」と名付けます。ポニョとなったブリュンヒルデもまた、宗介を大好きになりました。
ポニョの世話をする宗介。しかし、ポニョの不在はフジモトに知られ、あえなく海底の世界に連れ戻されてしまいます。
映画『崖の上のポニョ』のあらすじ・ネタバレ:承
海底に戻ったポニョは、フジモトに反抗します。どうしても宗介と一緒にいたかったのです。
フジモトはそれを許しません。彼はかつて人間だったものの、その世界に嫌気がさし、人間であることをやめた過去があります。ポニョことブリュンヒルデにも、人間界に憧れて欲しくないのです。
フジモトは、一つの井戸を持っていました。その井戸には「命の水」が蓄えられており、それが満タンになることは、人間の時代が終わることを指します。
ポニョは宗介の血を舐めたことにより、半魚人になる力を持っていました。そして彼女には、もともと強い魔力が備わっています。その力を使い、ポニョは逃げ出しました。その際、井戸に海水を注ぎ込んでしまい、溢れた命の水を浴びた彼女は人間の姿となることができました。
そのままポニョは、宗介の元へと急ぎます。ポニョの魔力で起こった嵐は津波と大波を呼び、ポニョはそんな大波の上を走り抜けました。宗介を見つけたポニョは、勢いよく抱き着きます。
映画『崖の上のポニョ』のあらすじ・ネタバレ:転
宗介は依然助けた魚がポニョであると知り喜びます。仲良くラーメンを食べる二人。そんなとき、ポニョの父・フジモトはパニックを起こしていました。「ポニョが世界に大穴を開けた」と言うのです。
フジモトは、ポニョの母であり妻である海の女神・グランマンマーレに相談をします。グランマンマーレはポニョの人間への憧れに嫌悪感を抱いていません。それどころか、ポニョを人間にすれば良い、とフジモトに告げます。ポニョが人間になれば魔力は消え、世界は元に戻るからです。
フジモトはその提案を渋ります。その魔法を成功させるには揺るがない宗介の気持ちが必要で、もし失敗をしてしまったら、ポニョが泡となってしまうからです。
何はともあれ、フジモトは世界の穴をふさぐため行動することになります。
映画『崖の上のポニョ』のあらすじ・ネタバレ:結
宗介とラーメンを食べたポニョは眠り込んでしまいました。その頃には嵐も落ち着き、宗介の母・リサは、勤め先の老人ホームの様子を見に行くため、家を出ました。
次の日の朝、宗介の家は床下まで水がついていました。ポニョと一緒に水の中を見てみると、様々な海の生物がそこにいました。リサはまだ、帰ってきていません。
宗介はポニョとボートに乗り、水に沈んだ町の中を、リサを探して回りました。やがてリサが務める老人ホームに辿り着くと、そこにはフジモトがいました。リサや老人ホームの入居者たちは無事であり、海底にいると言うのです。そこでは、宗介とポニョの試練が待っていました。
海底で、グランマンマーレは宗介に尋ねます。
「ポニョの正体が魚だったとしても、ポニョを好きですか?」
宗介は胸を張って、「好きだ」と答えました。これにより、世界の大穴は閉じられ、ポニョも人間になることができたのです。
映画『崖の上のポニョ』の感想・内容
映画「崖の上のポニョ」感想~可愛らしく、強い人魚姫~
人間の王子に恋をして、その胸をナイフで刺すことができず泡となってしまった人魚姫。アンデルセン童話の人魚姫は、美しくはあるものの、悲しい結末を迎える物語です。
今作「崖の上のポニョ」は、こうした人魚姫の物語をベースとしています。人間の男性(今回は男の子ですが)を好きになり、人間になろうと考える主人公や、魔法の失敗がもたらすものが「泡になる」という設定。これらは、人魚姫のわかりやすいオマージュです。
しかし、ポニョは原案となった人魚姫とは大きく違います。やや無鉄砲で幼くはあるものの、どこまでも前向きであり、自分の道を切り開く強さを持っています。人魚姫は魔法使いによって人間にしてもらいましたが、ポニョは自分で人間の姿になれるようになり、その先の未来もつかみ取ったからです。
その姿は、可愛らしいながらも、強い心を持つ人魚姫と言えるでしょう。
映画『崖の上のポニョ』の考察・評価
映画『崖の上のポニョ』 鞆の浦が舞台か
また、今作は他のジブリ映画に比べ、やや強引に物語の中に引き込んでくるように感じました。命の水の説明や、世界に大穴が空いた理由などの説明がやや少ないのです。登場人物たちも様々な異変に直面しているにも関わらず、冷静さを保っています。
この説明の少なさ、動揺の少なさは、物語の勢いによってかき消されてしまいます。ポニョが大波の上を走るシーン。これを見るだけで、その面白さによって、なぜか納得してしまうのです。
映画『崖の上のポニョ』歌詞(近藤勝也・宮崎駿)が素晴らしい
物語の中で物事を説明してくれている作品は、見終わった後に一定の満足感があります。しかし度を過ぎれば、多少はうっとうしくなってしまうもの。「崖の上のポニョ」は、全てのことを吹き飛ばしてくれるような、明るい勢いを持っています。
考えすぎて頭が疲れてしまったとき、「崖の上のポニョ」を見ると良いかもしれません。
映画『崖の上のポニョ』の結末
映画『崖の上のポニョ』 都市伝説(津波)を生み出す名作
スタジオジブリの長編アニメーション作品である「崖の上のポニョ」。今作には、美しい映像や可愛らしいキャラクター、そして、多くの人を虜にする物語性など魅力がたっぷり詰まっています。
子供から大人まで楽しんで鑑賞できる今作。ぜひ家族や友人と楽しんでみてください。もちろん、一人でも十分に楽しむことができますよ。
映画『崖の上のポニョ』のキャストについて
ポニョ(奈良柚莉愛)
宗介(土井洋輝)
リサ(山口智子)
耕一(長嶋一茂)
グランマンマーレ(天海祐希)
フジモト(所ジョージ)
婦人(柊瑠美)
ポニョのいもうと達(矢野顕子)
トキ(吉行和子)
ヨシエ(奈良岡朋子)
左時枝
竹口安芸子
山本与志恵
片岡富枝
田畑ゆり
佐々木睦
平岡映美
大橋のぞみ
羽鳥慎一
山本道子
金沢映子
斎藤志郎
石住昭彦
田中明生
脇田茂
つかもと景子
山本郁子
沢田冬樹
渋谷はるか
川辺邦弘
手塚祐介
柳橋朋典
塚本あい
まとめ 映画『崖の上のポニョ』一言で言うと!
「ポニョが可愛すぎる」
いつもながら思うのですが、宮崎駿監督って「なぜこんな可愛いキャラクターを思いつくのでしょうか?」本当に素晴らしい想像力です。
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【スタジオジブリ映画】
【オススメ女性活躍映画】
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
ルイーザ・メイ・オルコット&グレタ・ガーウィグは偉大だ
映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』
ハリウッド映画は「女性が作ったのだ」と胸を張りたい
映画『エデンの海(1976)』
女子高生の時から「女性としての意識」が高いです
映画『風の谷のナウシカ』
宮崎アニメは「女性の立場を尊重」した映画が多いです
映画『空に住む』
一人になっても強く生きてやる!
映画『プラダを着た悪魔』
今では絶対に「パワハラ」間違いなしの女上司です
映画『鵞鳥湖の夜』
男の言いなりにならない「お金ゲット」してみせる
映画『ばるぼら』
こんな魅惑的な女性が実在して欲しくなる
映画『新聞記者』
腐りきった政府にメスを入れてやる!
映画『私をくいとめて』
本当は一人が好き「自分の世界で暮らしたい」
映画『ノッティングヒルの恋人』
女優を続けるのって大変
映画『ボディガード(1992)』
本当は「淋しくてたまらない」歌姫
映画『オフィシャル・シークレット』
「暴露」やっぱり真実から目を背くことはできない
映画『フェアウェル』
これがわたしの生きる道!
映画『となりのトトロ』
お母さん「早く帰ってきて!」
映画『透明人間』
「このストーキング野郎!」退治してやる
映画『スキャンダル』
ニューヨーク野郎から「お金巻き上げてやる!」
映画『ミリオンダラー・ベイビー』
貧しいけれど「世界チャンプの夢」は捨てられない
映画『キューポラのある街』
わたしの未来は絶対に明るい!
映画『コレット』
フランスの女流作家の先駆け的存在
映画『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』
ローラ・アルバートの才能をもっと評価したい
『天才作家の妻 40年目の真実』
夫のゴーストライターでは終われない
映画『マリッジ・ストーリー』
もう一度女優として活躍したい
映画『プライベート・ウォー』
戦争がわたしを呼んでいる
映画『マイ・フェア・レディ』
レディになることが果たして「正しいのか」
映画『追憶(1973)』
バーブラ・ストライサンド「キレッキレッ」の演技です
映画『崖の上のポニョ』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
宮崎駿
原作
宮崎駿
脚本
宮崎駿
プロデューサー
鈴木敏夫
製作担当
奥田誠治 福山亮一 藤巻直哉
作画監督
近藤勝也
美術監督
吉田昇
色彩設計
保田道世
映像演出
奥井敦
編集
瀬山武司
整音
井上秀司
音響効果
笠松広司
音楽
久石譲
主題歌
林正子
主題歌
大橋のぞみ 藤岡孝章 藤巻直哉
アニメーション制作
スタジオジブリ
ポニョ(奈良柚莉愛)
宗介(土井洋輝)
リサ(山口智子)
耕一(長嶋一茂)
グランマンマーレ(天海祐希)
フジモト(所ジョージ)
婦人(柊瑠美)
ポニョのいもうと達(矢野顕子)
トキ(吉行和子)
ヨシエ(奈良岡朋子)
左時枝
竹口安芸子
山本与志恵
片岡富枝
田畑ゆり
佐々木睦
平岡映美
大橋のぞみ
羽鳥慎一
山本道子
金沢映子
斎藤志郎
石住昭彦
田中明生
脇田茂
つかもと景子
山本郁子
沢田冬樹
渋谷はるか
川辺邦弘
手塚祐介
柳橋朋典
塚本あい
2008年製作/101分/G/日本
配給:東宝