映画『ギャング・オブ・アメリカ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『ギャング・オブ・アメリカ』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
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『ギャング・オブ・アメリカ』
(2021年製作/120分/R15+/アメリカ)
原題:Lansky
配給:アルバトロス・フィルム
【監督】
エタン・ロッカウェイ
【製作】ジェフ・ホフマン ロバート・オグデン・バーナム エリック・ビンズ【製作総指揮】キャリー・ブランシェ ミッチ・ブダン ニコラス・シャルティエ ルーク・ダニエルズ ジョナサン・デクター リック・ゴールドバーグ ピーター・グレアム スティーブン・ヘイズ トッド・ホフマン ピーター・ジャロウェイ ジナ・パネビアンコ アラン・パオ マイケル・J・ライザー ジェフ・ライス ハワード・スコット ジョエル・スコット カイル・ストラウド【原案】ロバート・ロッカウェイ エタン・ロッカウェイ【脚本】エタン・ロッカウェイ【撮影】ペーター・フリンケンバリ【美術】エイプリル・ラスキー【編集】スティーブン・ローゼンブラム マーティン・ハンター【音楽】マックス・アルジ
【出演】
ハーベイ・カイテル
サム・ワーシントン アナソフィア・ロブ ミンカ・ケリー デビッド・ジェームズ・エリオット ジョン・マガロ
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』外部リンク
【HPサイト】
映画『ギャング・オブ・アメリカ』公式サイト
【予告映像】
映画『ギャング・オブ・アメリカ』トレーラー
【公式Twitter】
映画『ギャング・オブ・アメリカ』
【IMDbサイト】
【 Rotten Tomatoesサイト】
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』のオススメ度は?
星3つ半です
マフィア・裏社会って興味ある
ハーベイ・カイテル「頑張った」
構成・編集が「惜しい」
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』の作品情報・概要
『ギャング・オブ・アメリカ』原題『Lansky』2021年に公開されたアメリカ合衆国のクライムドラマ映画。エタン・ロッカウェイ監督作品。主演はハーヴェイ・カイテル(映画『天使にラブ・ソングを…』)。禁酒法時代から半世紀に渡って、アメリカの暗黒街を支配した伝説的マフィア・マイヤー・ランスキー。年老いたランスキーに伝記執筆のため作家がインタビュー行う形で、現在、過去へと物語を展開しながら構成されている。サム・ワーシントン、アナソフィア・ロブ、ミンカ・ケリー 、デビッド・ジェームズ・エリオット、ジョン・マガロ(映画『オーヴァーロード』)らが出演。エタン・ロッカウェイ監督の実際の父親・ロバート・ロッカウェイは生前のランカスキーにインタビューしている。
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』の受賞歴
無し(2022年2月現在)
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』のあらすじ・ネタバレ
981年、マイアミ。作家のデビッド・ストーンは、伝説的なマフィアであるマイヤー・ランスキーの伝記を書くことになり、ランスキー本人にインタビューをする。ランスキーの口から語られる彼の人生は、半世紀以上におよぶギャングたちの抗争の記録でもあった。そしてインタビューが終わりに近づいた頃、ストーンはFBIが3億ドルとも言われるランスキーの巨額な資産を捜査していることを知る。捜査協力を強いられたストーンは、ある決断を下すが……。
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』の感想・内容
「人は裏社会映画に魅了される」わたし自身、裏社会にとても興味があります。でも、自らは足を踏み入れたくはありません。言うなれば「未踏地の人たち」あるいは「対岸の火事」として見たいと思っています。小さい頃から、「ヤクザやチンピラと関わると人生が終わるぞ」と大人から言われていましたから。わたしたちが真面目な生活を営んでいれば関わることがない人たちです。ですから、余計に「興味」が湧き上がり「魅惑」されるのでしょう。実際、YouTubeなどで裏社会の人たちの動画が配信されていますが、それを観ると何だかワクワクしてしまう自分がいます。
さて、本映画『ギャング・オブ・アメリカ』ですが、まず初めに名優ハーベイ・カイテルに賛辞の拍手を送りたいと思います。1939年生まれですから、現在83歳です。良い演技をしていると言って良いでしょう。映画『アイリッシュマン』の時は少々寂しさを感じましたが、本映画『ギャング・オブ・アメリカ』では全編に渡って出演しています。ただ語り部なので、以前のような大仰な演技はしていません。座って、じっと見つめるだけで迫力があります。
マフィアなどの裏社会に興味があると書いておきながら、わたしはマイヤー・ランスキーについてほとんど知りませんでした。マフィアと言ったらアル・カポネ、ラッキー・ルチアーノ、ベンジャミン・シーゲルくらいしか思い浮かびません。そして映画『ゴッド・ファーザー』のコルレオーネファミリーです。鑑賞したマフィア映画を調べてみますと、マイヤー・ランスキーが登場している作品が多くありました。映画『ゴッドファーザーPARTII』のハイマン・ロス。リー・ストラスバーグが演じていましたが、裏社会を牛耳る恐ろしさを全開していました。さらに『バグジー』ではラスベガスという巨大カジノ建設に大きく関わっていた人物として描かれています。いまさらながら、マイヤー・ランスキーの功績を垣間見た気がします。しかもマイヤー・ランスキーは非合法な仕事に手を染めながら、生涯で刑務所じ入った日数はたったの3ヶ月。それは善と悪があるように表と裏の顔を巧みに使いこなして来た所以だと思われます。
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』の考察・評価
本映画『ギャング・オブ・アメリカ』のランカスキーは非常に警戒心が強い男とわかります。絶対に後ろ姿を見せません。じっと相手を見据えます。記者・デヴィッド・ストーン(サム・ワーシントン) が落ち目であり、自身をネタに一攫千金を狙おうとしていることも見抜いています。日本語で「たぬき親父」という言葉がありますが、ランカスキーの場合は「ヘビ親父」のような雰囲気です。とても恐ろしいです。
物語は1910年から1980年までのランカスキーの人生を語り部として描かれていきます。若干、中だるみな構成になっています。もう少しメリハリをつけると良い作品になった気がします。あとこういう裏社会映画の映像の質感は重たい雰囲気にするのが良いと思うのですが、ちょっと明るすぎると感じました。彩度、明度を下げるともっと良くなった気がします。
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』の結末
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』のキャストについて
マイヤー・ランスキー(ハーベイ・カイテル)
デヴィッド・ストーン(サム・ワーシントン)
アナソフィア・ロブ
ミンカ・ケリー
デビッド・ジェームズ・エリオット
ジョン・マガロ
まとめ 映画『ギャング・オブ・アメリカ』一言で言うと!
「やっぱりマフィア映画って魅力ある」
触らぬものに祟り無しという通り、わたしは“危険な人”には近づきません。道を歩いていて、怖そうな人が来たらすぐ逃げます。車を運転していて、外車が後ろに来たら追い越されるように工夫します。でも、彼らのような裏社会にとても興味あることは間違いありません。
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映画『明日に向かって撃て!』
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映画『運び屋』
彼が運んだのは家族との「人生」だった
映画『ともしび』
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映画『さらば愛しきアウトロー』
いつまでも現役で「カッコよく」死にたい
映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
イタリア人「人生楽しんでます」
映画『ある船頭の話』
オダギリジョー監督の人生観がわかる名作
映画『フリーソロ』
いつも死と背中合わせの人生に「存在理由」がある
映画『ギャング・オブ・アメリカ』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
エタン・ロッカウェイ
製作
ジェフ・ホフマン ロバート・オグデン・バーナム エリック・ビンズ
製作総指揮
キャリー・ブランシェ ミッチ・ブダン ニコラス・シャルティエ ルーク・ダニエルズ ジョナサン・デクター リック・ゴールドバーグ ピーター・グレアム スティーブン・ヘイズ トッド・ホフマン ピーター・ジャロウェイ ジナ・パネビアンコ アラン・パオ マイケル・J・ライザー ジェフ・ライス ハワード・スコット ジョエル・スコット カイル・ストラウド
原案
ロバート・ロッカウェイ エタン・ロッカウェイ
脚本
エタン・ロッカウェイ
撮影
ペーター・フリンケンバリ
美術
エイプリル・ラスキー
編集
スティーブン・ローゼンブラム マーティン・ハンター
音楽
マックス・アルジ
マイヤー・ランスキー(ハーベイ・カイテル)
デヴィッド・ストーン(サム・ワーシントン)
アナソフィア・ロブ
ミンカ・ケリー
デビッド・ジェームズ・エリオット
ジョン・マガロ
2021年製作/120分/R15+/アメリカ
原題:Lansky
配給:アルバトロス・フィルム