映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』ネタバレ・あらすじ「不世出のサッカー選手」感想「薬物が彼を壊した」結末

映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』ネタバレ・あらすじ「不世出のサッカー選手」感想「薬物が彼を壊した」結末 2019年製作
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映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

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『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』
(2019年製作/130分/G/イギリス)
原題『Diego Maradona』

【監督】
アシフ・カパディア
【製作】ジェームズ・ゲイ=リース ポール・マーティン【製作総指揮】アシフ・カパディア ジョージ・パンク ウィル・クラーク ジュリアン・バード ビル・バンゲイ【編集】クリス・キング【音楽】アントニオ・ピント
【出演】
ディエゴ・マラドーナ
【HPサイト】
映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』公式サイト
【予告映像】
映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』トレーラー

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  1. 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』のオススメ度は?
  2. 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の作品情報・概要
  3. 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』のあらすじ・ネタバレ
  4. 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の感想・内容
  5. 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の考察・評価
  6. 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の結末
  7. 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』のキャストについて
  8. まとめ 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』一言で言うと!
  9. 【オススメ新着映画】
  10. 合わせて観たい映画
    1. 【ドキュメンタリー映画オススメ】
      1. 映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』
      2. 映画『行き止まりの世界に生まれて』
      3. 映画『ようこそ映画音響の世界へ』
      4. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
      5. 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』
      6. 映画『M 村西とおる狂熱の日々 完全版』
      7. 映画『キューブリックに魅せられた男』
      8. 映画『ドリーミング村上春樹』
      9. 映画『サウナのあるところ』
      10. 映画『ジョアン・ジルベルトを探して』
      11. 映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
      12. 映画『アートのお値段』
      13. 映画『フリーソロ』
      14. 映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』
      15. 映画『イメージの本』
      16. 映画『シード 生命の糧』
      17. 映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』
      18. 映画『カーライル ニューヨークが恋したホテル』
      19. 映画『RBG 最強の85才』
      20. 映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』
      21. 『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』
      22. 『私は、マリア・カラス』
      23. 『エリック・クラプトン~12小節の人生~』
      24. 映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』

映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』のオススメ度は?

3.5

3つ半です

ドキュメンタリー製作の勉強になります

編集が良いです

英雄は孤独が似合うのです

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映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の作品情報・概要

監督・製作総指揮を手掛けたのはイギリスのアシフ・カパディア。『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』で英国アカデミー賞受賞、イギリス人歌手のエイミー・ワインハウスを描いた『AMY エイミー』で第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した実績を持っている。製作は『オアシス スーパーソニック』のジェームズ・ゲイ=リース、編集は映画『エリック・クラプトン 12小節の人生』 のクリス・キング。音楽は映画『風をつかまえた少年』のアントニオ・ピント。マラドーナの500時間の貴重な秘蔵映像とインタビューを元に「栄光と挫折を繰り返す天才の光と影」をうまく描いている。カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション、英国アカデミー賞ノミネートされた。

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映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』のあらすじ・ネタバレ

アルゼンチンが産んだ伝説的サッカー選手ディエゴ・マラドーナはイタリアへと活躍の場を求めた。マラドーナが選んだのは南部・ナポリの弱小チームSSCナポリ。優勝経験などない。ナポリ市民8万人が盛大にマラドーナを迎え入れる。マラドーナは期待に応えて活躍する。しかしプライベートが荒れていく。華やかなパーティーに呼ばれ、美しい女性たちと情事を交わす。恋人がいながらイタリア人女性との間に子どもを作ってしまう。マスコミは大騒ぎ。マラドーナは沈黙を保つ。1986FIFAワールドカップでは「神の手」ゴールと「5人抜き」ドリブルで世界を驚愕させアルゼンチンを優勝に導いき、伝説を作る。1990FIFAワールドカップイタリア大会ではイタリア国民からバッシングを受けて深く傷つく。勝利したイタリア戦後、マラドーナの運命は奈落の底へと向かい出す。

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映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の感想・内容

「編集がとても上手だと思った映画」です。海外のドキュメンタリー映画は本当に上手な編集をしていると思います。テンポが良いのです。まったく飽きさせないリズムで130分間つなげていきます。編集とは時間の流れに物語を構築していくものですが、しっかりとした起承転結、あるいは序破急と言ったアクションが起きなければ面白くありません。ドキュメンタリーの場合は登場する人物が全てです。偏執的であるとか、狂人的な色物であるのが一番です。というのは人間の本能の中に「怖いもの見たさ」って卑しい気持ちがあるからです。

本映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』のように歴史上の英雄である場合は飽きないように気をつけなければいけません。その人物に惚れ込んでしまうと薄っぺらい作品になってしまうからです。また英雄を上から目線で捉えるのも好ましくありません。ですから本映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の監督アシフ・カパディアは冷静なる距離感を持って制作しているので、映画として成立していると言えるのでしょう。狂信的なマラドーナファンではないからこそ出来上がった映画だと思われます。

本映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』はマラドーナが残した言葉をインタビューから抜き出して、映像を載せています。時折、インタビューと映像の内容がまったく合っていないと感じますが、「スルーできる」編集が秀逸なのです。マラドーナの映像素材のほとんどはイタリアのセリエASSCナポリで活躍していたモノです。インタビュー素材はイタリア時代が4割に対して、アルゼンチンに帰国後6割という感じでしょうか。ですから監督たち制作者はマラドーナのインタビューを聞くのが大変だっとことは否めません。でもしっかりとインタビューをまとめれば、あとは編集は楽でしょう。乱暴な言い方ですが、「主人公のマラドーナの言葉があれば、あとはどんな映像を使っても良い」が成り立ちます。

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映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の考察・評価

さて本映画を見てマラドーナについて思った事は、「とても孤独で悲しい人間だった」と言うことです。世の中に秀でた才能がある者の末路を描いた映画はほとんどが悲劇です。ダイアナ妃もジョン レノンもホイットニー・ヒューストンもマイケル・ジャクソンもそうです。悲劇であればあるほど人間の興味をひくのです。マラドーナの転落具合は壮絶だと思います。自身の力でSSCナポリを国内リーグ初の優勝に導きながら、追い出される場面は絶句に値します。その理由の一端はワールドカップでアルゼンチンを優勝に導き、2連覇をかけたイタリア大会では、全イタリア国民がマラドーナを敵視しました。今では考えられない不寛容な時代だったとはいえ、あまりも残酷な仕打ちです。

もちろんマラドーナの日頃も行いも災いとなりました。マフィアとの付き合いで覚えた、ドラッグ依存です。これは誰も擁護できません。イタリアで暮らすことは「マフィア社会で生きること」を言われています。どんな形でも彼らとの関わりはやってくるそうです。でもやっぱり薬物に手を出すのは間違いだと思うのです。わたしはアーチストのドキュメンタリーをたくさん観てきましたが、ほとんどが「薬物・アルコール依存」で身を滅ぼしています。ジュディー・ガーランドとホイットニー・ヒューストンは悲惨でした。辛うじて依存症から復活して、今現在も活躍しているのはエリック・クラプトンくらいではないでしょうか。

どうして彼らが薬物に溺れてしまうのかは、わたしのような凡人ではわかりません。「弱かったから薬物に溺れた」なんて言えません。人々から「注目されストレスが溜まった」とか「逃げる場所を精神世界に求めた」とか言われていますが、一度薬物依存に陥るとそこから這い上がるのは至難の技でしょう。一度味わった快楽を求めてしまうのでしょう。

ただあれほどの活躍をしていると人とは違う幸せホルモン、つまりドーパミンが分泌されると思うのですよ。ワールドカップでアルゼンチンを優勝に導いた時、SSCナポリが優勝した時など、わたしたちが想像できない快感があったと思います。それで十分じゃあないですか。でも薬物はさらに上の快感、快楽があったということでしょうか。それだけ薬物は恐ろしいということです。

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映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の結末

さて本映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』で勿体無いと感じたのは、マラドーナの家族のインタビューが少ない点です。事情があって出ることは難しいかったのでしょうか。奥さんはインタビューで答えていますが、娘さんや息子さんはほとんど喋っていません。出来るならマラドーナのプライベートな素顔をもっと観たかったというのが本音です。映画の中で「俺にはディエゴとマラドーナの二つの顔がある」とマラドーナが語っています。前者はプライベートで後者はサッカー選手のことを指します。マラドーナを破滅させたのは後者のマラドーナでした。その時、プラベートのディエゴはなぜ止めることができなかったのか知りたかったです。

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映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』のキャストについて

ディエゴ・マラドーナ

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まとめ 映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』一言で言うと!

「スターとは孤独なのか」

古今東西、スターを扱ったドキュメンタリーはたくさんあります。ほとんどが悲劇の物語になっています。彼らは大きな栄光を手に入れたのに最後はたった一人の「孤独」で人生の幕を終えたパターンばかりです。本当に悲しいと思います。

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映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の作品情報

https://eiga.com/movie/92622/

映画.comより一部引用

スタッフ・キャスト

監督

アシフ・カパディア

製作

ジェームズ・ゲイ=リース ポール・マーティン

製作総指揮

アシフ・カパディア ジョージ・パンク ウィル・クラーク ジュリアン・バード ビル・バンゲイ

編集

クリス・キング

音楽

アントニオ・ピント

2019年製作/130分/G/イギリス

原題:Diego Maradona

配給:ツイン

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