映画『太陽は動かない』ネタバレ・あらすじ「心臓爆破させる高技術所持なら他の方法で解決できる」感想「なぜ電話する?」結末「スマートウオッチで身体情報を自動送信すれば!」

映画『太陽は動かない』ネタバレ・あらすじ「心臓爆破させる高技術所持なら他の方法で解決できる」感想「なぜ電話する?」結末「スマートウオッチで身体情報を自動送信すれば!」 2021年製作
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映画『太陽は動かない』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『太陽は動かない』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

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『太陽は動かない』
(2021年製作/110分/G/日本)

【監督】
羽住英一郎
【原作】吉田修一【脚本】林民夫【企画】武田吉孝 大瀧亮【プロデュース】武田吉孝 大瀧亮【プロデューサー】森井輝 小出真佐樹 古屋厚【共同プロデューサー】加納貴治【ラインプロデューサー】中島勇樹【企面協力】茅原秀行【撮影】江崎朋生【照明】三善章誉【録音】小松崎永行【特機】実原康之【操演】字田川幸夫【アクションコーディネーター】諸鍛治裕太【VFXプロデューサー】赤羽智史【美術デザイン】別所晃吉【装飾】小山大次郎【衣装】丸山佳奈【ヘアメイク】百瀬広美【編集】西尾光男【音楽】菅野祐悟【選曲】藤村義孝【音響効果】柴崎憲治【主題歌】King Gnu【助監督】吉川祐太【スクリプター】谷恵子【キャスティング】緒方慶子【プルガリアロケユニットプロデューサー】駒谷タク【制作担当】宮下直也

【出演】
藤原竜也 竹内涼真
ハン・ヒョジュ ピョン・ヨハン 市原隼人 南沙良 加藤清史郎 横田栄司 華栄 八木アリサ 勝野洋 宮崎美子 鶴見辰吾 佐藤浩市

【HPサイト】

映画『太陽は動かない』公式サイト

【予告映像】

映画『太陽は動かない』トレーラー

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  1. 映画『太陽は動かない』のオススメ度は?
  2. 映画『太陽は動かない』の作品情報・概要
  3. 映画『太陽は動かない』のあらすじ・ネタバレ
  4. 映画『太陽は動かない』の感想・内容
      1. 古典的なアクション映画です
      2. 賛否両論ありましたが「アクション」は秀逸でした
      3. 後のSFにも「アクション」映画にも影響大の作品です
      4. 馬を使った「アクション」は素晴らしい
      5. チャールズ・ブロンソンの「カーアクション」は必見!
  5. 映画『太陽は動かない』の考察・評価
      1. 「アクション」映画は女性たちが牽引した!
      2. インド人の「アクション」って軽やかです
      3. やっぱりクリント・イーストウッドには「アクション」が似合います
  6. 映画『太陽は動かない』の結末
      1. 女性が「アクション」を演じると応援したくなります
  7. 映画『太陽は動かない』のキャストについて
  8. まとめ 映画『太陽は動かない』一言で言うと!
  9. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  10. 合わせて観たい映画
    1. 【アクション映画オススメ】
      1. 映画『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』
      2. 『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
      3. 映画『ランボー ラスト・ブラッド』
      4. 映画『ファイヤーフォックス』
      5. 映画『チャーリーズ・エンジェル』
      6. 映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』
      7. 映画『ハンター』
  11. 映画『太陽は動かない』の作品情報

映画『太陽は動かない』のオススメ度は?

5.0

星2つです

ちょっと残念ですね

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映画『太陽は動かない』の作品情報・概要

『太陽は動かない』2021年製作のアクション映画。作家・吉田修一の小説「太陽は動かない」「森は知っている」を原作にしたサスペンスアクション。藤原竜也主演(映画『カイジ ファイナルゲーム』や映画『Diner ダイナー』)、竹内涼真(『名探偵ピカチュウ』)、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人(映画『ラストレター』や映画『ヤクザと家族 The Family』 )鶴見辰吾(映画『翔んだカップル』や映画『空に住む』)、佐藤浩市(映画『楽園』や映画『空母いぶき』)らが共演。心臓に爆弾を埋め込まれた2人のエージェント(諜報員)が、極秘情報をめぐる頭脳戦に挑む。ロケはブルガリア、インド、中国などで行われた。カーアクションは必見。『海猿』の羽住英一郎監督作品。脚本は映画『糸』や映画『チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の林民夫。

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映画『太陽は動かない』のあらすじ・ネタバレ

日本の産業スパイ組織・AN通信の諜報員・鷹野一彦(藤原竜也) と、相棒の田岡亮一(竹内涼真) の心臓には爆弾が仕掛けられている。24時間ごとに「無事」であることを連絡しないと爆発してしまう。今回の任務は「太陽光エネルギーの開発技術に関する」最新の情報を入手すること。しかし他国も自身の国の利益のために暗躍している。鷹野と田岡は「爆破」という恐怖の中、各国の諜報員と死闘を繰り広げて、最上の太陽光エネルギーの開発技術を獲得するために世界各地を飛び回り活動する。

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映画『太陽は動かない』の感想・内容

こんにちはラッキーマスクマン3号です。みなさんお元気でしょうか?コロナ禍の中、大変な状況の方、また医療従事者には心からお見舞いと御礼を申し上げる次第でございます。油断をしてはいけませんが、コロナはだいぶ落ち着いてきました。でも油断は禁物です。くれぐれも三密を守って、自身と大切な人のために注意しましょう。

さて、わたくしラッキーマスクマン3号の登場ということで、もうお分かりだと思います。改めて宣言します。わたくしはクソ映画専門家です。今回ご紹介するのは藤原竜也、竹内涼真出演映画『太陽は動かない』です。酷い映画でした。もちろん出演俳優は悪くありません。悪いのは脚本と演出です。とにかく酷かったです。海外ロケで「アクションをやりたかった」だけ感の作品です。さらにもっと革新的なことを言うと、心臓に爆弾を仕掛けられて、「24時間ごとに連絡しないと爆破されてしまう」という設定が違和感を覚えるのです。わたくし的に言うと「そんな高等技術があるのなら、他の方法で解決できるだろ!」です。

古典的なアクション映画です

映画『ガンヒルの決斗』ネタバレ・あらすじ「カーク・ダグラスvsアンソニー・クイン 」感想「インディアン(ネイティブ・アメリカン)に寄り添う映画」結末「汽車を用いての決闘場面は秀逸」
映画『ガンヒルの決斗』ネタバレ・あらすじ「カーク・ダグラスvsアンソニー・クイン 」感想「インディアン(ネイティブ・アメリカン)に寄り添う映画」結末「汽車を用いての決闘場面は秀逸」 映画『ガンヒルの決斗』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ガンヒルの決斗』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。YouTubeで予告映像もご覧ください。映画『ガンヒルの決斗』の作品情報・概要『ガンヒルの決斗』原題『 Last Train from Gun Hill』1959年のアメリカ合衆国の映画。ジョン・スタージェス監督作品。カーク・ダグラス主演。映画『道』アンソニー・クイン。キャロリン・ジョーンズ、アール・ホリマン、ブラッド・デクスター、ブライアン・ハット、ジヴァ・ロダンらが共演。当時としては珍しくインディアン(ネイティブ・アメリカン)の人たちを絶対悪にしていない作品。汽車が敷設されている描写にアメリカに新しい時代が来ていること描いている。

だって、心臓に爆弾を埋め込む技術ってすごいと思うのです。しかも遠隔操作で爆発させてるのですよ!日本にいながら、世界各地で任務を遂行する鷹野一彦(藤原竜也) と田岡亮一(竹内涼真) を一瞬で殺せる技術です。つまり「テレワーク」できるのです。この技術ってかなりプログラムに精通していないとできないでしょう。仕込まれた爆弾って、たまにアップデートも行われると思うのです。スマホに入れているアプリどころじゃあないくらい繊細だと思うのです。アップデートしないと爆破機能が作動されないから、プログラマーも必死になっていると思うのです。とにかくすごい技術なんですよ。ですからこんな技術があるのなら「一瞬で世界を制覇」できると思うのです。本映画『太陽は動かない』の世界を駆け巡って「てんやわんや」しなくても良いと思うのです。マジでそう思うませんか?そしてなぜ、電話して無事を報告するのでしょうか。ちょっとアナログ的です。今の時代であったならGPS搭載のスマートウオッチなどで身体情報を逐次送るとかあると思うのです。何だろう、この設定は!

賛否両論ありましたが「アクション」は秀逸でした

映画『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』ネタバレ・あらすじ「愛する恋人の奪還目指すも撃沈」感想「若者の失恋と再出発を描く」結末「ハリソン・フォードの若き日々」をロン・ハワード演出
映画『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。YouTubeで予告映像もご覧ください。映画『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』の作品情報・概要『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』原題『Solo: A Star Wars Story』2018年公開のアメリカ映画。当初フィル・ロード&クリス・ミラー(映画『スパイダーマン:スパイダーバース』)が監督だったが「創作上の相違」から降板。急遽ロン・ハワードが監督を務めることになり話題になる。映画『パヴァロッティ 太陽のテノール』。主演はオールデン・エアエンライク、映画『ガラスの城の約束』や映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』のウディ・ハレルソン、映画『ボディガード(1992)』1992)』のエミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、タンディ・ニュートンが出演している。

さて、そうは言っても映画というのは「障害が無ければ成り立ちません」から、目を瞑ります。わたくしは藤原竜也さんが好きです。竹内涼真さんもまあまあ好きです。でも藤原竜也さんについては「いやあ、竜っちゃんも年取ったなあ」竹内涼真さんについては「泣きの演技も飽きたなあ」という感想を持たずには要られませんでした。やっぱり『カイジ』シリーズの初期作の藤原竜也って最高なんですよ。若いエネルギーがほとばしっているのですよ。「キンキンに冷えてやがるぜ!」って映画史に残る名言であり、名場面だと思うのですよ。もちろんカイジはクズでどうしようもない男ですが、実は相当に頭の切れ、人間味溢れる男と言うキャラに惹かれるんですよね。しかもカイジはどんな辛い状況に置かれても「明るい」のです。厳しい過去があったかもしれませんが、「なんとか生きていくぜ」的な肯定感がわたくしの共感を得ていたのです。

後のSFにも「アクション」映画にも影響大の作品です

でも、でもですね。本映画『太陽は動かない』の鷹野一彦(藤原竜也) の性格は暗い”“重いのです。過去を引き摺りすぎています。藤原竜也さんの私生活は謎に包まれています。実際はカイジとは真逆で、とても静かに過ごされているイメージがあります。アーチス体質でありますから、本映画『太陽は動かない』の鷹野のキャラに合っているかもしれません。でもこれは「映画」なんですよ。映画ファンの多くは「竜っちゃんの弾けた姿を観たい」のですよ。藤原竜也さんの演技を観ると元気になるんですよ。残念なことに本映画『太陽は動かない』の藤原竜也さんの演技はいまひとつでした。ただ予告で流れていた木箱から出てくるシーンだけは笑えました。

馬を使った「アクション」は素晴らしい

次に竹内涼真くんですが、伸び悩んでる感が否めません。大変ハンサムですし、アクション作品で実績を積んできていますから、本映画『太陽は動かない』ではとても期待していました。ただ、口をブルブル震わせるような演技がちょっと違和感を覚えるのです。特に泣く場面です。映画ですから大げさな演技が求められるのは重々承知ですが、ひとつ間違えると「幼稚に見えてしまう」のです。出来ることなら大人の男の泣き方を見せて欲しいと思いました。竹内涼真くんの場合はやっぱりアクションで魅せて欲しいのです。間違いなく正義のヒーローなんです。本映画『太陽は動かない』の場合はやっぱり鷹野一彦(藤原竜也) を助けて欲しいし、一般市民も助けて欲しかったです。劇中はずっと心臓に埋め込まれた爆弾の恐怖に怯えてばかりでした。そんなに恐怖に苛まれるなら精神的に破綻して、まともな任務ができないと思うのです。ましてや女性をナンパするような人間にはなれないはずです。ここのキャラクター設定は勿体ないですね。

チャールズ・ブロンソンの「カーアクション」は必見!

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映画『太陽は動かない』の考察・評価

さて、本映画『太陽は動かない』の監督は羽住英一郎さんで、脚本は林民夫さんです。そして原作は吉田修一さんです。これだけ並べると日本を代表するクリエイターとイメージで、期待が持てます。原作は数百ページに及ぶ大作です。壮大なのです。この大作をいかにして脚本に落とし込むかで、映画の良し悪しが決まると言って過言ではありません。もし脚本が良ければ、世界的にヒットする内容になっていたと思います。しかし、脚本は残念な結果となったのは否めません。正直言って「詰め込みすぎ」です。しかも国際情勢についての勉強不足が否めません。林民夫さんは多忙な方なのはわかりますが、これでは「原作の垂れ流し」と言われてもしょうがないでしょう。脚本は確かに原作に忠実に描く必要がありますが、時にはオリジナルを追加した方が映画では良い方向に進みます。こういった諜報員映画というのは、日本はもとより世界で起きている情勢から最新技術に精通していないと描けません。なぜなら諜報員という仕事は「情報を集めるプロ」です。その諜報員以上に情報技術に精通してないと脚本は書けないでしょう。

「アクション」映画は女性たちが牽引した!

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そして羽住英一郎監督の演出もいまひとつです。過去の自身の作品を引きずっているというか、出来なかったことを再プリントしている感じが強いです。劇中、気になったのはドローンを使いすぎているところです。おそらく海猿の時はヘリでの撮影が主だったと思います。ヘリにはスタビライザーが装着されていますが、ブレ感は出てしまいます。でもドローンにはジンバルという最高の手振れ防止機能が付いていますし、何と言っても、経費が安価で済むところも魅力でしょう。本映画『太陽は動かない』ではブルガリア、インド、香港撮影と大規模なロケを展開していますが、所々にドローン映像が挿入されています。これが「飽きる」のです。映像作品の中でドローン映像を入れるタイミングは30分に一回くらいが良いと言われています。尺的に15秒くらいです。ここぞという場面で使うのが効果的な演出になると思うのです。ちょっと多様しすぎですね。しかも本編で使用したカメラとの色合いに違和感を覚えました。編集時のカラコレで対処できなかったでしょうか。

インド人の「アクション」って軽やかです

またアクションシーンは確かにうまく出来ていました。日本ではあのようなカーアクションは絶対にできないでしょう。その点は評価できます。もちろん、CGを多様していますが、うまく処理されていました。映画ではアクションシーンと役者との切り替えのショットが見せ場となります。オープニングの山下竜二(市原隼人) が逃げ回る場面とアクションの切り返しはとても良かったです。山下の生きたい気持ちと死へ向かう恐怖感が見事に演出されていました。しかし鷹野一彦(藤原竜也) と田岡亮一(竹内涼真) を交えてのアクションシーンは後半になるにつれて、彼らの心中を描ききれていなかったと思います。単なるアクションで尺を繋いでいただけです。死に対する恐怖感も、生きたいという渇望感も見えなかったのが残念です。アクションの中にこそ「命の輝き」を見出して欲しいのです。

やっぱりクリント・イーストウッドには「アクション」が似合います

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映画『太陽は動かない』の結末

さて、本映画『太陽は動かない』は元々WOWWOWのテレビドラマから派生しています。実際、テレビドラマを観ている人にはわかりやすい映画だったのではないでしょうか。未鑑賞の人にとってはほぼ無理でしょう。時折、鷹野一彦(藤原竜也) の幼少期の映像が何度も入ります。これも長くて「ダレて」しまう一因でしょう。簡潔に風間武(佐藤浩市)の回想だけで描けば良かったと思います。そして結果的にAYAKO(ハン・ヒョジュ) が「全て持っていった」という展開には口があんぐりしてしまいました。「何で?」だったらAYAKOは最初から「インドの少年のところへ行けよ!」です。AYAKOのキャラクター設定も今では問題あるかもしれません。女性諜報員に対するステレオタイプな描き方です。つまり「性を道具にして」情報を得るというもの。彼女は劇中、鷹野一彦(藤原竜也) にも田岡亮一(竹内涼真) にも、デイビッド・キム(ピョン・ヨハン) にも、そしてアンディ・黄翁(華栄)にも接近します。「色仕掛け」です。これはもう「多様性」を重んじる現代では批判の対象になり得ると思います。これも残念な映画と言わざるを得ません。というわけで、本映画『太陽は動かない』は原作の垂れ流しプラス、藤原竜也さんの無駄遣いだった感が否めません。本記事を一読すると一見して、わたくしが「屁理屈」を並べているかと思うでしょうが、実際の世界のフィルムメーカーたちの脚本製作はとても繊細なのです。最新の技術について行こうと、必死になって辻褄を合わせて執筆されているのです。それが映画製作の世界の「潮流」だと思うのです。

藤原竜也さん「次回作期待しています!」

女性が「アクション」を演じると応援したくなります

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映画『太陽は動かない』のキャストについて

鷹野一彦(藤原竜也)
田岡亮一(竹内涼真)
AYAKO(ハン・ヒョジュ)
デイビッド・キム(ピョン・ヨハン)
山下竜二(市原隼人)
小田部教授(勝野洋)
河上麻子(宮崎美子)
河上満太郎(鶴見辰吾)
風間武(佐藤浩市)

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まとめ 映画『太陽は動かない』一言で言うと!

「こんな高度な技術があるなら他の方法もあるはず」

前述しましたが、本当にこれほどまでに高い技術を持っているのならば、別に世界各地に行かなくても、テレワーク的な感覚で問題を解決できる気がします。クリックひとつで。時代はそういう日を迎えているのではないでしょうか。

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映画『太陽は動かない』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
羽住英一郎
原作
吉田修一
脚本
林民夫
企画
武田吉孝 大瀧亮
プロデュース
武田吉孝 大瀧亮
プロデューサー
森井輝 小出真佐樹 古屋厚
共同プロデューサー
加納貴治
ラインプロデューサー
中島勇樹
企面協力
茅原秀行
撮影
江崎朋生
照明
三善章誉
録音
小松崎永行
特機
実原康之
操演
字田川幸夫
アクションコーディネーター
諸鍛治裕太
VFXプロデューサー
赤羽智史
美術デザイン
別所晃吉
装飾
小山大次郎
衣装
丸山佳奈
ヘアメイク
百瀬広美
編集
西尾光男
音楽
菅野祐悟
選曲
藤村義孝
音響効果
柴崎憲治
主題歌
King Gnu
助監督
吉川祐太
スクリプター
谷恵子
キャスティング
緒方慶子
プルガリアロケユニットプロデューサー
駒谷タク
制作担当
宮下直也
鷹野一彦(藤原竜也)
田岡亮一(竹内涼真)
AYAKO(ハン・ヒョジュ)
デイビッド・キム(ピョン・ヨハン)
山下竜二(市原隼人)
菊池詩織(南沙良)
鷹野一彦(高校時代)日向亘
柳勇次(加藤清史郎)
ジミー・オハラ(横田栄司)
アンディ・黄翁(華栄)
小田部菜々(八木アリサ)
小田部教授(勝野洋)
河上麻子(宮崎美子)
河上満太郎(鶴見辰吾)
風間武(佐藤浩市)
2021年製作/110分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画

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