映画『デモニック』ネタバレ・あらすじ「仮想世界やアバターの表現などが独特」感想「デザインホラー誕生!」結末「親娘愛がある」

映画『デモニック』ネタバレ・あらすじ「仮想世界やアバターの表現などが独特」感想「デザインホラー誕生!」結末「親娘愛がある」 2021年製作
スポンサーリンク

映画『デモニック』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『デモニック』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『運だぜ!アート』ツイッターアカウント

『デモニック』
(2021年製作/105分/カナダ)
原題:Demonic
配給:「デモニック」上映委員会
【監督】
ニール・ブロムカンプ
【製作】ミゲル・A・パロス・Jr. アラステア・バーリンガム チャーリー・ドンベク【製作総指揮】マイク・ブロムカンプ ニール・ブロムカンプ スチュアート・フォード リンダ・マクドナフ【脚本】ニール・ブロムカンプ【撮影】バイロン・コップマン【美術】リチャード・シンプソン【編集】オースティン・デインズ
【出演】
カーリー・ポープ クリス・ウィリアム・マーティン マイケル・J・ロジャーズ ナタリー・ボルト キャンディス・マクルーア テリー・チェン

スポンサーリンク

映画『デモニック』外部リンク

HPサイト】
映画『デモニック』公式サイト

【予告映像】
映画『デモニック』トレーラー

【公式Twitter

映画『デモニック』
IMDbサイト】

映画『デモニック』

Rotten Tomatoesサイト】

映画『デモニック』

スポンサーリンク

映画『デモニック』のオススメ度は?

2.0

星2つです

機会があったら観に言ってください

正直「微妙」です

スポンサーリンク

映画『デモニック』の作品情報・概要

『デモニック』原題『Demonic』「第9地区」「チャッピー」の鬼才ニール・ブロムカンプによる異色のSFスリラー。

スポンサーリンク

映画『デモニック』の受賞歴

無し(2022年2月現在)

スポンサーリンク

映画『デモニック』のあらすじ・ネタバレ

映画『デモニック』のあらすじ:起

カーリーは20年前、母・アンジェラが看護師として働く老人ホームで腕から血を流して倒れているのを幼馴染のマーティンと一緒に発見します。

その日から様子がおかしくなったアンジェラは、老人ホームに火を放ち、教会の飲食物に毒を混入させるなどして二十人以上の命が犠牲となりました。

アンジェラは逮捕されましたが母の凶行によりカーリーは街に居場所がなくなり、それから20年間アンジェラとは関わらずに生きてきました。

映画『デモニック』のあらすじ:承

そんなある日、マーティンから連絡がありセラポールという医療振興会社の被験者がアンジェラだったと教わります。

事実を確かめるためにダニエルとマイケルという医師から話を聞くと、全身麻痺で昏睡状態のアンジェラの意識に入って彼女を連れ戻して欲しいと言われます。

カーリーは「シミュレーション」という装置で作られた仮想世界に入ってアンジェラと会いますが、「ここに来てはいけない」と言われ追い出されてしまうのです。

すると医師はもう一度コンタクトを取って欲しいと言われますが、仮想世界で会うことはできず…。

事件が遭った老人ホームにたどりつきました。幼馴染のサムが倒れていたためカーリーは近寄りますが触れることはできません。

そこに奥から大きな黒い影が出てきてカーリーを傷つけると、現実の身体も傷付きました。

飛び起きたカーリーは血が流れる腕を見て驚愕。仮想世界の出来事が現実に影響を及ぼす理由もわからず医師も明確な答えを出してくれません。

映画『デモニック』のあらすじ:転

カーリーは何が起きているのか知るためマーティンに話を聞くと、母がおかしくなった同時期に夢遊病になり幻覚を見たり森で目を覚ますなど様子がおかしくなっていたのです。

その理由から疎遠になっていましたがマーティンが調べた話では、母が働いていた老人ホームは元々墓地でありいわくつきの土地だった…。

人に憑りつく悪霊の伝説があったと知ったカーリーは半信半疑ですがマーティンはセラポールは意識不明の人間を治療しているけど、悪魔祓いをしている教会ではないかと推測。

カーリーはその話を信じられず、家に帰るとそこにサムがいたのです。

今の状況が耐えられないこともあり、サムに出て行ってもらい、用心のためにナイフを持って寝ることにしました。

映画『デモニック』のあらすじ:結

悪夢を見て起きたカーリーはサムに連絡しますがつながらず、夢で森を探すように言われたことを思い出します。

警察に捜索を頼もうとしますが叶わず、マーティンに助けを求めました。老人ホームのある森へ行くとサムを発見。

そのまま老人ホームに行くと特殊部隊と思しき人間があちこちに倒れており、医師であるダニエルの姿があったのです。

彼は実はエクソシスト(悪魔祓い)であり、エクソシストたちは憑りつかれたマイケルに襲われて壊滅…。

カーリーはなんとかアンジェラに会うことができましたが、別れを告げて消えてしまいます。

建物から出てきたカーリーはマイケルと戦い、何とか勝利。病院で目覚めてアンジェラのお墓に花を添えに行くのです。

スポンサーリンク

映画『デモニック』の感想・内容

悪夢や幻覚を見せる悪霊は、人を弱らせて自身の支配下に置いて操るという恐ろしさを持っていました。

そして、悪霊はアンジェラに関わる人間のほとんどに影響を及ぼしていて不気味…。

そんなホラーを思わす映画を見る上で、カーリーを斜め後ろから映すようにするカメラワークや、仮想世界やアバターの表現などが独特で観ていて飽きません。

また、熱を感知して見るためのゴークルを利用して人間から離れる悪霊の姿を表現するのが面白いです。

スポンサーリンク

映画『デモニック』の考察・評価

ホラーシーンの見どころは中盤のサムの登場ですね。カーリーが帰宅した時にサムがワインを飲んで家にいたことに驚かされたり、夢に出て来たり…。

夢では玄関を叩く音が聞こえてカーリーが向かうとサムがいて、黒いマスクを取り出して被るのです。

仮想現実で見たカラスのような見た目となり、サムがメキメキと骨をきしませてのけぞるようにして奇声を上げながら襲ってくるのにはハラハラしました。

その見たことのないデザインの悪霊は目を見張りましたね。身体はゴリラように大柄で頭は禍々しいカラスのよう…。

憑りついた人間を通じて喋ると思っていたよりも流暢に言葉を話す姿は悪魔や悪霊を題材にした映画では珍しいと思いました。

そして、最後のシーンは特に印象に残りました。

アンジェラを迎えに行くためカーリーは悪霊に効果のある槍の穂先を持っていくのですが、仮想世界で待っていたのは悪霊から解放されたアンジェラ…。

彼女は疲れ切っていてカーリーの幸せを望んで消えてしまうのには切なさを覚えます。

戦わずに済むのかと思いきや、建物の外では焼け死ぬサム、縛られたマーティン、そして悪霊に操られたマイケルがいたことに驚かされましたね。

カーリーを狙うマイケルですが槍で斬りつけられて行動不能になり、悪霊は次にカーリーに憑りつくのです。

スポンサーリンク

映画『デモニック』の結末

もうダメかと思いきや、カーリーは肉体を完全に支配される前に槍を自分に突き刺した彼女の覚悟にも目を見張りました。

そうして悪霊に致命傷を与えて消滅させ、意識を失うカーリーですが、母とのわだかまりが無くなったとわかったのが良かったです。

捨てられたと思っていた母が実は悪霊のせいでおかしくなってしまったことや、ずっとカーリーの身を案じていたとわかるだけでなく、仮想世界が2人で過ごしていた昔の家だったことからも思いが伝わってきました。

ただただ不気味なホラー映画というわけではなく、仮想世界というテーマを取り入れていたり、母と娘の関係性も描かれていたのが良かったです。

スポンサーリンク

映画『デモニック』のキャストについて

カーリー・ポープ
クリス・ウィリアム・マーティン
マイケル・J・ロジャーズ
ナタリー・ボルト
キャンディス・マクルーア
テリー・チェン

スポンサーリンク

まとめ 映画『デモニック』一言で言うと!

「こういうホラー映画も良い」

とても面白かったです。デザインが良かったですね。

スポンサーリンク

『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

映画『ばるぼら』ネタバレ・あらすじ「美乳」二階堂ふみ&「美尻」稲垣吾郎の衝撃愛!手塚眞とクリストファー・ドイルが紡ぐ「究極の芸術愛」誕生!感想・結末。
クリント・イーストウッド最高映画『許されざる者(1992)』ネタバレ・あらすじ「アメリカ社会の写し絵“悪人”しかいない世界」感想・結末
映画『第三夫人と髪飾り』ネタバレ・あらすじ「一夫多妻の時代“愛のレッスン”は芸術的“官能美”」感想「新しい才能アッシュ・メイフェア監督登場」結末「現代ベトナム女性は自由?」
山口百恵出演映画全リスト三浦友和との愛の軌跡が見える『伊豆の踊子』から『古都』
映画『すばらしき世界』ネタバレ・あらすじ「2021年度最高作品決定!」感想「西川美和vs役所広司+仲野太賀with長澤まさみで弱者見殺社会に“喝”」結末
映画『楽園』ネタバレ・あらすじ・結末。ムラ社会は日本社会の縮図。長老(独裁者)の「決めつけ」こそ悪害なのだ。綾野剛、佐藤浩市もOKだが村上虹郎が最高だ!
【ネタバレ酷評】映画『カイジ ファイナルゲーム』カイジに日本の未来を賭けて欲しくない。『パラサイト 半地下の家族』を見習え。
映画『翔んで埼玉』ネタバレ・あらすじ・感想・ロケ地。ディスって大ヒット。GACKT &二階堂ふみの大仰演技に抱腹絶倒。
映画『私の知らないわたしの素顔』ネタバレ・あらすじ・感想。ジュリエット・ビノシュに恋したらダメ男になる。フランス最高女優。ラブシーンが美しい。
映画『ヘルドッグス』ネタバレ・あらすじ「相関図を見ないとわからない」感想「松岡茉優が可愛い」結末「続編あるでしょ!」

 

スポンサーリンク

合わせて観たい映画

【】

スポンサーリンク

映画『デモニック』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ニール・ブロムカンプ
製作
ミゲル・A・パロス・Jr. アラステア・バーリンガム チャーリー・ドンベク
製作総指揮
マイク・ブロムカンプ ニール・ブロムカンプ スチュアート・フォード リンダ・マクドナフ
脚本
ニール・ブロムカンプ
撮影
バイロン・コップマン
美術
リチャード・シンプソン
編集
オースティン・デインズ
カーリー・ポープ
クリス・ウィリアム・マーティン
マイケル・J・ロジャーズ
ナタリー・ボルト
キャンディス・マクルーア
テリー・チェン
2021年製作/105分/カナダ
原題:Demonic
配給:「デモニック」上映委員会

タイトルとURLをコピーしました