映画『ホロコーストの罪人』ネタバレ・あらすじ「ユダヤ人とは?」感想「なぜノルウェーがナチスに加担したのか?」結末「恐怖のアウシュビッツ」

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映画『ホロコーストの罪人』ネタバレ・あらすじ「ユダヤ人とは?」感想「なぜノルウェーがナチスに加担したのか?」結末「恐怖のアウシュビッツ」2020年製作

映画『ホロコーストの罪人』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ホロコーストの罪人』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

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『ホロコーストの罪人』
(2020年製作/126分/PG12/ノルウェー)
原題『Den storste forbrytelsen』
配給:STAR CHANNEL MOVIES

【監督】
エイリーク・スベンソン
【製作】マーティン・サンドランド テレッセ・ボーフム カトリン・グンデルセン【原作】
マルテ・ミシュレ【脚本】ハラール・ローセンローブ=エーグ ラーシュ・ギュドゥメスタッド【撮影】カール・エリク・ブロンドボ【編集】クリスチアン・シーベンヘルツ エリセ・ソルベルグ【音楽】ヨハン・セーデルクビスト
【出演】
ヤーコブ・オフテブロ ピーヤ・ハルボルセン ミカリス・コウトソグイアナキス クリスティン・クヤトゥ・ソープ シルエ・ストルスティン ニコライ・クレーベ・ブロック カール・マルティン・エッゲスボ エイリフ・ハートウィグ アンデルシュ・ダニエルセン・リー アンドレ・セルム アクセル・ボーユム マッズ・オウスダル
【HPサイト】
映画『ホロコーストの罪人』公式サイト
【予告映像】
映画『ホロコーストの罪人』トレーラー

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映画『ホロコーストの罪人』のオススメ度は?

3.5

3つ半

未来に伝えるべき映画です

もう少し構成をなった方が良いです

「ユダヤ人とは?」をもっ描かないと

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映画『ホロコーストの罪人』の作品情報・概要

『ホロコーストの罪人』原題『Den største forbrytelsen2020年制作のノルウェー映画。エイリーク・スベンソン監督作品。第二次世界大戦時、ノルウェーの秘密警察がホロコーストに加担していた事実を描く。ひとりのユダヤ人ボクサーとその家族に起きた悲劇を中心に戦争反対、暴力反対、差別・偏見に対して「NO」を突きつけている。

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映画『ホロコーストの罪人』のあらすじ・ネタバレ

リトアニア出身のユダヤ人のチャールズ・ブラウデ(ヤーコブ・オフテブロ)はボクサー。家族と共にノルウェーに逃れてきた。理由はナチスの迫害を恐れて。父ベンゼル・ブラウデ(ミカリス・コウトソグイアナキス) はパン屋、母サラ・ブラウデ(ピーヤ・ハルボルセン) は裁縫で生業を支えている。そして兄と弟の5人で暮らしている。チャールズはラグンヒル(クリスティン・クヤトゥ・ソープ) と結婚したい。しかし彼女はユダヤ教徒ではない。しかし両親は大賛成してくれた。二人は結婚してささやかな暮らしを手に入れる。しかし、ナチスドイツの足音がノルウェー国家を包み込んだ。今まで、ユダヤ人も平和で暮らしていたのに、ノルウェー政府はユダヤ人弾圧へと政策を変換し始めた。

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映画『ホロコーストの罪人』の感想・内容

「未来へ残さなくていけない映画」だと思います。でも、わたしの知性教養が乏しいのかそれほど心に入って来なかったのです。理由「ユダヤ人ってどういう人?」に通じます。わたしは映画が好きですから、戦争映画も観てきました。毎年のように公開されるヒトラー・ナチス映画も多く鑑賞して来たほうでしょう。「ユダヤ人迫害」については学校の教科書で読んでいます。ユダヤ人とは「ユダヤ教を信仰する人」と知ったのは成人してからです。それまで肌の色で分けられているのか思っていました。ですから「白人が白人を差別するのか」と疑問に思っていました。でも黒人でもアジア系でもユダヤ人と言っている人たちに出会って、なんとなくわかってきました。

本映画『ホロコーストの罪人』は間違いなく、戦争反対、差別・偏見反対を提起している良い映画だと思います。未来に残すべき作品です。しかも現在、世界中のスローガンとなっている「多様性」と「寛容なる精神」を慮れると、公開されるべき時代の映画です。おそらくですが、欧米の人たちの胸に強く響いているのではないでしょうか。しかしながら、わたしは冒頭に書いた通り、「ユダヤ人」のことをあまり知らないのかもしれません。彼らがヨーロッパでどのような立場にいたのかが見えて来ないのです。シェイクスピアの『ヴェニスの商人』では、彼らのことを「汚い金貸し屋」とバカにしていますし、、、、。海外を放浪していた時に知り合ったアメリカ人などは平気で「ジュー」といって、軽口を叩いていました。ニューヨークの金融街に行くと、全身黒ずくめの服に帽子、そして髭もじゃの人が闊歩しており、「彼らがユダヤ人だよ」と教えてもらいました。また知り合ったユダヤ人アーチストはいつも酒や何やらドラッグのようなものを摂取していました。ユダヤ教って「ゆるい信仰」なのかと思いました。また、とにかく真面目な人もいました。約束時間に絶対に遅れないし、食事代もきっちり割り勘、そして金曜日をとても大事にしていました。

もちろん、欧米の人から見ればわたしたち「日本人ってなんだ?」と思うでしょう。初詣で神社やお寺へ行き、クリスマスを祝って、最近ではハロウインでバカ騒ぎします。わたしも同様で、知り合いにイスラム教とがいて、彼らのモスクへ行くこともあります。「節操がない」と言われそうですが、わたしはこれで良いと思うのです。「受容」しているのです。すべての人や文化、信仰を受け入れることができるのが日本人の良いところだと思うのです。

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映画『ホロコーストの罪人』の考察・評価

話が逸れました。本映画『ホロコーストの罪人』を観ていて、ユダヤ人の人たちに対する差別・偏見の意識はまったくありません。皆無です。となるとやっぱり知りたくなるのです。「どうして彼らが差別・偏見の対象」になったのか、です。第一次世界大戦で敗北して、膨大な借金を背負わされたドイツに出現したヒトラーであったことも知っています。ユダヤ人を迫害し攻撃することで、絶望感に浸っていた国民を高揚させて、戦意を巧みに植え付けていきます。間違いなくヒトラーが歴史上一番「ユダヤ人を殺害」しています。

本映画『ホロコーストの罪人』のように、ナチス・ヒトラー映画は毎年必ずと言って良いほど新作が発表されます。戦後、70年以上経過しているのにです。ということはそれだけ多くの人が未だにヒトラーに「憎悪」の気持ちを持ち続けている証明でもあります。永遠に「受容」できないのでしょう。

さて、本映画『ホロコーストの罪人』は全編にわたって、重たい雰囲気が立ち込めています。主人公チャールズ・ブラウデ(ヤーコブ・オフテブロ)とラグンヒル(クリスティン・クヤトゥ・ソープ) の二人が新婚生活を送る場面だけは明るい雰囲気でした。その他は「息が詰まる」ような苦しさを覚えます。それはエイリーク・スベンソン監督の狙い通りだと思います。ただですね、こういうトーンが126分も続くのは、構成としてはイマひとつなんです。一場面で良いので、突き抜けるような「明るさ」が必要です。それがあるだけで物語にも明暗という落差がついて、心に深く入ってくると思うです。音楽もイントロ、Aメロ、Bメロ、サビとあることで心の琴線に響きます。映画も同じです(その点甘メリカ映画の構成はよく出来ています)

アウシュビッツでガス室送りの場面はキツイです。スピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』を思い出しました。実際にあった恐るべき犯罪です。監督が一番力を入れたかった箇所ではないでしょうか。世界中の学校の教科書にも載っているアウシュビッツの惨劇を映画として再現するわけですから、史実に忠実に撮られていると思います。昨年観た『アウステルリッツ』はホロコーストの現場となった元強制収容所を観光するダークツーリズムを題材に描いたドキュメンタリー映画でしたが、衝撃的でした。ドイツのユダヤ人が虐殺された元強制収容所を訪れる観光客を淡々と映し出しているだけの映画でした。白黒です。固定カメラ、音楽なしで構成されています。観ている時は背中にずっとカミソリを当てられているような恐怖感がありました。ナチスドイツに対しての「憎悪」を抱かずには要られませんでした。本映画『ホロコーストの罪人』よりも、明確に戦争反対、暴力反対、差別・偏見はダメだというメッセージを享受しました。

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映画『ホロコーストの罪人』の結末

それと本映画『ホロコーストの罪人』の本編終了と当時にテロップが流れます。テキストです。それが不要なのです。テキストにするなら映像で紹介して欲しいのです。最近の映画に多い傾向です。これをやられると「書籍で良いじゃん」となるのです。ガッカリなんです。わたし的なまとめとしては、「ユダヤ人とは?」「どうして差別・偏見にあったのか」そして「すべて人間は自由に生きる権利がある」さらに「絶対に戦争はダメ、暴力もダメ、差別・偏見はダメだ」というベースラインを明確に示してくれるともっと良い映画になったと思います。

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映画『ホロコーストの罪人』のキャストについて

チャールズ・ブラウデ(ヤーコブ・オフテブロ)
サラ・ブラウデピーヤ・ハルボルセン
ベンゼル・ブラウデ(ミカリス・コウトソグイアナキス)
ラグンヒル(クリスティン・クヤトゥ・ソープ)
ヘレーン・ブラウデ(シルエ・ストルスティン)
ベルグ収容所所長(ニコライ・クレーベ・ブロック)
カール・マルティン・エッゲスボ
エイリフ・ハートウィグ
クヌート・ロッド(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)
アンドレ・セルム
アクセル・ボーユム
マッズ・オウスダル

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まとめ 映画『ホロコーストの罪人』一言で言うと!

「戦争を撲滅することは可能か?」

永遠の問いになると思います。子どもの頃は「いつか終わる」と信じていました。でも大人になるにつれ「無理だろう」と感じるようになっています。それは冷めているのでは「学習」したからの答えです。悲しいですが、人間が生きているかぎり終わらないでしょう。

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映画『ホロコーストの罪人』の作品情報

映画.comより一部引用

スタッフ・キャスト
監督
エイリーク・スベンソン
製作
マーティン・サンドランド テレッセ・ボーフム カトリン・グンデルセン
原作
マルテ・ミシュレ
脚本
ハラール・ローセンローブ=エーグ ラーシュ・ギュドゥメスタッド
撮影
カール・エリク・ブロンドボ
編集
クリスチアン・シーベンヘルツ エリセ・ソルベルグ
音楽
ヨハン・セーデルクビスト
チャールズ・ブラウデ(ヤーコブ・オフテブロ)
サラ・ブラウデピーヤ・ハルボルセン
ベンゼル・ブラウデ(ミカリス・コウトソグイアナキス)
ラグンヒル(クリスティン・クヤトゥ・ソープ)
ヘレーン・ブラウデ(シルエ・ストルスティン)
ベルグ収容所所長(ニコライ・クレーベ・ブロック)
カール・マルティン・エッゲスボ
エイリフ・ハートウィグ
クヌート・ロッド(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)
アンドレ・セルム
アクセル・ボーユム
マッズ・オウスダル
2020年製作/126分/PG12/ノルウェー
原題:Den storste forbrytelsen
配給:STAR CHANNEL MOVIES

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