映画『ナイトメア・アリー』ネタバレ・あらすじ「天国から地獄へ」感想「フィルムノワールは金髪が似合う」結末「因果応報ってある」

映画『ナイトメア・アリー』ネタバレ・あらすじ「天国から地獄へ」感想「フィルムノワールは金髪が似合う」結末「因果応報ってある」 2021年製作
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映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『ナイトメア・アリー』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。

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『ナイトメア・アリー』
(2021年製作/150分/G/アメリカ)
原題:Nightmare Alley
配給:ディズニー
【監督】
ギレルモ・デル・トロ
【製作】ギレルモ・デル・トロ J・マイルズ・デイル ブラッドリー・クーパー【原作】ウィリアム・リンゼイ・グレシャム【脚本】ギレルモ・デル・トロ キム・モーガン【撮影】ダン・ローストセン【美術】タマラ・デベレル【衣装】ルイス・セケイラ【編集】キャメロン・マクラクリン【音楽】ネイサン・ジョンソン
【出演】
ブラッドリー・クーパー ケイト・ブランシェット トニ・コレット ウィレム・デフォー リチャード・ジェンキンス ルーニー・マーラ ロン・パールマン メアリー・スティーンバージェン デビッド・ストラザーン

(C)2021 20th Century Studios. All rights reserved.

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  1. 映画『ナイトメア・アリー』外部リンク
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  3. 映画『ナイトメア・アリー』の作品情報・概要
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  4. 映画『ナイトメア・アリー』の受賞歴
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      1. 作品賞・撮影賞・美術賞・衣装デザイン賞ノミネート
      2. 【重たい雰囲気映画】『さがす』ネタバレ・あらすじ「驚愕!片山慎三監督」感想「佐藤二朗が好きになる」結末「ずっと胸を“突き刺してくる”映画」
  5. 映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ(簡易版)
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  6. 映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ(詳細版)
    1. 映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ:起
    2. 映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ:承
    3. 映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ:転
    4. 映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ:結
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  7. 映画『ナイトメア・アリー』の感想・内容
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  8. 映画『ナイトメア・アリー』の考察・評価
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  9. 映画『ナイトメア・アリー』の結末
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      3. 映画『ミッドサマー』
      4. 映画『透明人間』
      5. 映画『ルース・エドガー』
      6. 映画『サイコ (1960年の映画)』
      7. 映画『ナイチンゲール』
      8. 映画『ダーティーハリー』
      9. 映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』
      10. 映画『テッド・バンディ』
      11. 映画『私の知らないわたしの素顔』
  14. 映画『ナイトメア・アリー』の作品情報

映画『ナイトメア・アリー』外部リンク

HPサイト】
映画『ナイトメア・アリー』公式サイト

【予告映像】
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映画『ナイトメア・アリー』
IMDbサイト】

映画『ナイトメア・アリー』

Rotten Tomatoesサイト】

映画『ナイトメア・アリー』

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映画『ナイトメア・アリー』のオススメ度は?

4.5

4つ半です

文句なしで「面白い」です

フィルムノワールの雰囲気満載

「背徳感」に包まれます

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映画『ナイトメア・アリー』の作品情報・概要

『ナイトメア・アリー』原題『Nightmare Alley2021年のアメリカ合衆国のネオ・ノワールサイコスリラー映画。ギレルモ・デル・トロ脚本・監督作品。キム・モーガン脚本執筆。ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの小説『ナイトメア・アリー 悪夢小路』が原作。主演はブラッドリー・クーパー(『アメリカン・スナイパー』や映画『運び屋』や映画『アリー/スター誕生』)。他にケイト・ブランシェット(映画『ドント・ルック・アップ』や映画『ソング・トゥ・ソング』)、トニ・コレット、ウィレム・デフォー(映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』や映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や映画『ポップスター』)、リチャード・ジェンキンス、ルーニー・マーラ(映画『ドント・ウォーリー』)、ロン・パールマン(映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』や映画『塔の上のラプンツェル』)、メアリー・スティーンバージェン(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』)、デヴィッド・ストラザーンが出演している。

【重たい雰囲気映画】『ギャング・オブ・アメリカ』ネタバレ・あらすじ「なぜマフィア映画に惹かれるのか」感想「83歳ハーベイ・カイテル奮闘!」結末「落ち目作家の一発逆転なるか!」

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映画『ナイトメア・アリー』の受賞歴

第94回アカデミー賞

作品賞・撮影賞・美術賞・衣装デザイン賞ノミネート

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映画『さがす』ネタバレ・あらすじ「驚愕!片山慎三監督」感想「佐藤二朗が好きになる」結末「ずっと胸を“突き刺してくる”映画」
映画『さがす』ネタバレ・あらすじ「驚愕!片山慎三監督」感想「佐藤二朗が好きになる」結末「ずっと胸を“突き刺してくる”映画」映画『さがす』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『さがす』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。映画『さがす』の作品情報・概要 『さがす』2022年1月21日公開の日本映画。『岬の兄妹』で衝撃を与えた片山慎三監督作品(商業映画監督デビュー)主演は佐藤二朗(映画『今日から俺は!!劇場版』や映画『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル』)。伊東蒼(映画『空白』)、清水尋也(映画『青くて痛くて脆い』や『パラレルワールド・ラブストーリー』)、森田望智(映画『Bittersand』)、石井正太朗、松岡依都美(映画『万引き家族』や映画『三度目の殺人』)、成嶋瞳子、品川徹(映画『Diner ダイナー』)らが出演。指名手配中の連続殺人犯を捕まえうと懸賞金300万円がもらえると聞いた父が行方不明となる。不安と孤独を押し殺しながら父親を探す娘の姿を描く。アスミック・エースとDOKUSO映画館による次世代クリエイター映画開発プロジェクト「CINEMUNI(シネムニ)」第1弾作品。第26回釜山国際映画祭 ニューカレンツ(コンペティション)部門正式出品。“人間とは”“死とは”を強烈に衝撃的に、かつ残酷なまでに訴求してくる名作。
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映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ(簡易版)

ショービジネスでの成功を夢見る野心溢れる青年スタンがたどり着いたのは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座。そこで読唇術の技を身につけたスタンは、人を惹きつける才能と天性のカリスマ性を武器にトップの興行師(ショーマン)となるが、その先には想像もつかない闇が待ち受けていた。

【重たい雰囲気映画】『スティルウォーター』ネタバレ・あらすじ「マルセイユが舞台」感想「マット・デイモンの後ろ姿が良い」結末「ブルーカラーが頑張る映画!」

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映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ(詳細版)

映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ:起

1939年、スタントン・カーライルは新たな旅立ちのためバスに乗って、終点でカーニバルがやっていたので見に行きます。

怪しげなギーク(獣人)のショーでは何が見れるのか…。ニワトリが投げられると獣人が現れました。

ショーが終わり、スタントンはお金を払わずにショーを出ると、出演者であるブルーノに見つかって「立ち入り禁止だ」と注意されます。

お金のことは気付いていない様子でしたが、今度はカーニバルを率いていたクレムから声を掛けられました。

嵐が近付いているためテントを閉じる作業をしないかと言われ、スタントンは手伝います。

お金がもらえると思っていたスタントンですが、クレムはショーの代金分を差し引いていたのです。

そこで、クレムはスタントンのラジオを買い取ると言い、隣り町での寝床も用意すると交渉。

スタントンは了承して隣町に行くと、獣人が脱走したと聞いて捜索を手伝います。

映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ:承

獣人に襲われたスタントンは返り討ちにしつつ捕えたことでクレムに気に入られました。

スタントンはカーニバルの仕事を手伝う内に、読心術師のジーナとパートナーのピートと関わるようになって読心術を学びます。

さらに若い女性のモリーに好意を抱くようになり、一緒に街でショーをしようと提案。

そんなある日、獣人の男のケガが治らなかったため、スタントンはクレムに連れられて男を教会に置き去りにします。

そこでクレムから獣人の正体は普通の人間だったと聞かされ、他にも獣人を作り出しているとのこと…。

そこへ警官の立入検査がありましたが、スタントンは読心術を使って警察を丸め込み、カーニバルは難を逃れます。

映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ:転

スタントンはピートを毒殺して彼のノートを手に入れ、読心術の全てを会得しました。

一方で、カーニバルを救った功績が認められてスタントンはモリーと街へ。

それから2年が経過し、メンタリスト・ショーで人気を博したスタントンはモリーとひと財産築きます。

ある日、ショーに来ていた精神科医を名乗るリリスがインチキだと指摘。

スタントンはそれを丸め込んでショーを終え、判事から家族のことで相談を受けました。

リリスから「スタントンは本物の霊能力者である」と保障されたことで仕事を得られたのです。

スタントンはリリスに霊能力は無いと明かしつつ、彼女に協力を求めました。

判事からの仕事を得られるようにしてくれれば報酬の半分を払うと言いますが、リリスはスタントンにカウンセリングをさせてくれと提案。

スタントンは了承し、判事の仕事を終えて別の仕事も引き受けるようになるのです。

映画『ナイトメア・アリー』のあらすじ・ネタバレ:結

街の有力者は死んだ最愛の人に会いたいと望み、スタントンはモリーに協力を求めました。

彼女に死んだ人間を演じるよう言いますが、その目論見は失敗してスタントンは有力者を殴り殺してしまいます。

スタントンはモリーと共に逃げようとしますが、彼女は愛想をつかして去りました。

リリスに預けていたお金をもらいに行ったスタントンですが、彼女に騙されていたと知ります。

殺意を覚えつつも警察に追われたスタントンは貨物列車に乗って街を出て、カーニバルを発見。

弱っていたスタントンはマネージャーと話すと、獣人になるよう言われて引き受けると言い物語は幕を閉じます。

【重たい雰囲気映画】『189』ネタバレ・あらすじ「DV・虐待は絶対ダメ!」感想「吉沢悠さんの勇気に拍手!」結末「嫌なことをさせない」

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映画『ナイトメア・アリー』の感想・内容

ギレルモ・デル・トロ監督によるサスペンス映画は、演出がステキだったのが印象的です。

衣服やカーニバルの様子といった美術面や、ノワール調の雰囲気、そして壮大な音楽にこだわりを感じさせました。

ストーリーは、スタントンが一躍スターから獣人への道を歩むことになると言う転落人生を描いており。

悪事を働いた人間とは言え、結末に対して考えさせられます。

スタントンが登場する冒頭の謎に包まれたシーンは、年老いた父の毛布を剥いで窓を開けたことで時間をかけて凍死させ、家に火を放った…。

そのことが後々、判明しましたが彼が既に一般的な感性から逸脱した人物だったとわかります。

そんなスタントンが徐々に罪を積み重ねていって蝕まれていくようでしたが…ピートを殺したシーンを思い返すと、やはり異常な面もあったのかなと思いました。

登場人物も色々と考えさせられました。獣人は普通の人間であり、酒などに依存しているのを利用しているという真実には驚きましたね。

まずは軽く酒を渡すだけにし、徐々に自ら獣人を演じるようにさせていく…クレムの考えは、この時代にはメジャーだったのかもしれません。

相手の感情を引き出すタイプのスタントンに対し、リリスは相手を操るために言葉をかけます。

リリスはスタントンが変わっていくのを楽しみ、真実を彼に伝えた際にも「殺したければ殺しなさい」と余裕な表情を浮かべるのです。

スタントンは彼女の首を絞めますが、警備員が来たことで逃げることに…最後まで彼女の手の上で踊らされていたのだと感じました。

モリーはスタントンを信じて共に道を歩む良い女性でしたね。

しかし、スタントンが詐欺を働くのに対し、自身の父親が詐欺師だったことを重ねて彼の行為に反対。

それでもスタントンを手伝ったことで、死人が出てしまったのを目の当たりにし、彼の元を去りました。

そもそも、スタントンが心霊に関する依頼を受けるようになり、判事の仕事を上手くこなせたように見えましたが実際は恐ろしい行動に対する背中の後押しとなっていたとわかりましたね。

判事は息子を戦争に行かせたいと思っていましたが、妻は反対…そうして息子は帰らぬ人となり、スタントンは妻を元気づけるところまでが仕事でした。

しかし、「息子さんとまた会える」という一言がキッカケで妻は判事を殺して自害したのです。

妻は殺すことで死んだ息子に会えると思ってことに及んだのですが、スタントンはこの事実を知ることはありませんでした。

そうした映画の作り方の巧妙さも流石だなと思います。

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映画『ナイトメア・アリー』の考察・評価

「人間の業を描き出す映画」と言えます。今ではもう現存しない見世物小屋を舞台にしています。

ヒュー・ジャックマン主演で大ヒットした『グレイテスト・ショーマン』を彷彿とさせます。

しかし、本映画『ナイトメア・アリー』のテイストはとても暗い雰囲気に包まれています。

いわゆる50年代のフィルムノワール色をまとっているからです。主演を演じるブラッドリー・クーパーがとても良いです。

一見、調子の良い軽薄男に見えます。でも、物語が展開していくに連れて、彼は何かに追われているような背徳感に包まれていくのです。

クーパーはこの心の描写を見事に表現していました。

本映画『ナイトメア・アリー』は身体障害者や生まれながらに奇形を持った人、つまり弱者を利用して自らのし上っていくというマイナスの立志伝中物語です。

コンプライアンス第一の現代では考えれません。わたしの記憶を遡ってみると、サーカスやプロレスなどで目にしたことを思い出しました。

小人の人がピエロを演じていたり、プロレスのリングで大男に打ちのめされたりしていました。

また見世物小屋という商売は世界各地にあったと文献に残っています。

適切な表現かわかりませんが、「身体障害者が金銭を得る為の仕事であり生活手段の一つでもあった」という記述もあります。

【重たい雰囲気映画】『望み』ネタバレ・あらすじ・感想・結末「息子は加害者か被害者か」崩壊する家族「世間体」も気になる映画。

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映画『ナイトメア・アリー』の結末

さて、本映画『ナイトメア・アリー』はショービジネスで富を成功をつかむのですが、地獄へ突き落とされます。

どこで、スタンが道を踏み間違えたのかを考えてみると自身の人生にも活かされるのではないでしょうか。

これは『グレイテスト・ショーマン』のPT・バーナムヒュー・ジャックマンが弱者の気持ちに割と寄り添ったのに対して、本映画『ナイトメア・アリー』のスタン(ブラッドリー・クーパー) と対比できるのではないでしょうか。

本映画『ナイトメア・アリー』で注目して欲しいのは3人の女性の存在です。

モリー(ルーニー・マーラ)、ジーナ(トニ・コレット) 、そして リリス・リッター博士(ケイト・ブランシェット) です。モリーは黒髪ですが、ジーナとリリスは金髪がフィルムノワール映画の雰囲気を俄然と盛り上げます。

サスペンス映画の神様ヒッチコックを思い出させます。ヒッチコック作品の女性たちはほとんど金髪です。

ただ、本映画『ナイトメア・アリー』の金髪女性はヒッチコック映画の女性たちのような犠牲者にはなっていません。

本映画『ナイトメア・アリー』を観ていると因果応報ってあるような気がします。

または人生って「プラスマイナスゼロ」なのだとも感じてしまいます。スタンの人生は大マイナスで終わります。

死んでからマイナスになるのでしたら、別に構わないのです。でも生きている間にマイナスに陥ったら地獄です。

本映画『ナイトメア・アリー』の訴求点はまさにここにあると思うのです。アメリカ人の友人に聞きましたら「Humble(謙虚)であることが大事」と言ったことに驚きました。

自己顕示力世界のアメリカに於いて、いまはなるべく謙虚で生きることが得策だと言っていました。

ですから、SNSでの発信も「共感を得る」ように気をつけているとのことです。

いまは評価経済社会と言われている時代です。しかしスタンの時代も同じように評価があったことがわかります。

スタンは評価を下げてしまったので、地獄に落ちたのでしょう。

本映画『ナイトメア・アリー』人間の業がもたらした悲劇であり、必然を描いた名作だと思いました。

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映画『ナイトメア・アリー』のキャストについて

スタン(ブラッドリー・クーパー)
リリス・リッター博士(ケイト・ブランシェット)
ジーナ(トニ・コレット)
コートリー(ウィレム・デフォー)
グリンドル(リチャード・ジェンキンス)
モリー(ルーニー・マーラ)
ブルーノ(ロン・パールマン)
フェリシア(メアリー・スティーンバージェン)
ピート(デビッド・ストラザーン)

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まとめ 映画『ナイトメア・アリー』一言で言うと!

「人生の光と陰」

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映画『ラ・ヨローナ 彷徨う女』

グアテマラという国の怨念物語

映画『ラ・ヨローナ 彷徨う女』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。グアテマラの呪われた軍事政権にパンチ!ラ・ヨローナの復讐が始まる。
映画『ラ・ヨローナ 彷徨う女』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。グアテマラの呪われた軍事政権にパンチ!ラ・ヨローナの復讐が始まる。映画『ラ・ヨローナ 彷徨う女』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ラ・ヨローナ 彷徨う女』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ラ・ヨローナ 彷徨う女』の作品情報・概要第76回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門受賞作品。中南米に伝わる怪談「ラ・ヨローナ」と軍事政権時代のエフライン・リオス・モントの民族弾圧や虐殺を盛り込んで製作された映画。ホラー&サスペンス映画であるが、実話的要素も強い。監督はデビュー作「火の山のマリア」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したハイロ・ブスタマンテ。主演は同作のマリア・メルセデス・コロイ。2019年、第32回東京国際映画祭コンペティション部門に出品作品。

映画『ミッドサマー』

新しいジャンル“フェスティバル・スリラー”誕生です

映画『ミッドサマー』ネタバレ・あらすじ・感想。フェスティバル・スリラー誕生。アリ・アスター監督の“感性”こそが恐ろしい。
映画『ミッドサマー』ネタバレ・あらすじ・感想。フェスティバル・スリラー誕生。アリ・アスター監督の“感性”こそが恐ろしい。 映画『ミッドサマー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ミッドサマー』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認できます。 映画『ミッドサマー』の作品情報・概要『ミッドサマー』原題『Midsommar』2019年公開のアメリカ合衆国・スウェーデン合作のホラー映画。監督は『ヘレディタリー/継承』で世界に衝撃を与えたアリ・アスター。主演『ファイティング・ファミリー』のフローレンス・ピュー。北欧スウェーデンのミッドサマー“夏至祭”に参加したアメリカの大学生たちの混迷を描く。

映画『透明人間』

姿も形も見えない恐ろしさってどんな感じだろうか?

映画『透明人間』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「ストーキングの恐怖」&「女性が自由に生きる」時代をテーマに描く名作。
映画『透明人間』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「ストーキングの恐怖」&「女性が自由に生きる」時代をテーマに描く名作。映画『透明人間』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『透明人間』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『透明人間』の作品情報・概要。『透明人間』原題『The Invisible Man』2020年に公開された米豪合作のホラー映画。監督は『ソウ 』シリーズの製作や『アップグレード』の監督のリー・ワネル。主演は『ザ・スクエア 思いやりの聖域(17)』『アス(19)』のエリザベス・モス。過去の透明人間映画のモチーフを残しつつ、21世紀型の新しい透明人間として描いた秀作。「ストーキング問題」と「女性の自由」をテーマを置いている。

映画『ルース・エドガー』

なんとも言えない「あと味」が残る映画です

映画『ルース・エドガー』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「良い子」を演じるのは疲れる。人間には二面も三面性もあって良い。人の粗探しにNO!
映画『ルース・エドガー』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「良い子」を演じるのは疲れる。人間には二面も三面性もあって良い。人の粗探しにNO!映画『ルース・エドガー』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ルース・エドガー』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ルース・エドガー』の作品情報・概要。ルース・エドガー』原題『Luce』2019年にアメリカ合衆国で公開されたドラマ映画。ジュリアス・オナー監督作品。主演はケルヴィン・ハリソン・Jr。ナオミ・ワッツ、 オクタビア・スペンサー、ティム・ロスが脇を固める。人間が持つ二面性、あるいは単なる思い込みで生まれた疑念から人間関係が崩壊する様を描いている。J・C・リーの戯曲『Luce』を原作ととしている。

映画『サイコ (1960年の映画)』

サスペンスの神様と言ったらヒッチコックです

映画『サイコ (1960年の映画)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「サスペンス映画の神様」ヒッチコック映画最大のヒット作!恐怖は永遠なり。
映画『サイコ (1960年の映画)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「サスペンス映画の神様」ヒッチコック映画最大のヒット作!恐怖は永遠なり。映画『サイコ (1960年の映画)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『サイコ (1960年の映画)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『サイコ (1960年の映画)』の作品情報・概要『サイコ』原題『Psycho』1960年に製作されたアメリカ合衆国の映画。アルフレッド・ヒッチコック監督作品。脚本はジョセフ・ステファノ。サイコ・スリラー系のサスペンス映画の代表的な作品。音楽のバーナード・ハーマンの旋律が冴え渡っている。作家ロバート・ブロックがエド・ゲインの犯罪にヒントを得て執筆した小説『サイコ』が原作。企画にパラマウントが難色を示したためヒッチコックが自己資金で製作。公開されるや全世界で大ヒット。ヒッチコックは破産を免れた。妻・アルマの貢献が高いと言われている。本作の製作工程をのちに映画化した『ヒッチコック』(Hitchcock)もある。

映画『ナイチンゲール』

人種・女性差別を楽しむゲスな人間がいました

【ネタバレ考察】映画『ナイチンゲール』あらすじ・感想。#MeToo映画最高作。女性への暴力根絶&アボリジニへの人権も訴求!
【ネタバレ考察】映画『ナイチンゲール』あらすじ・感想。#MeToo映画最高作。女性への暴力根絶&アボリジニへの人権も訴求! 映画『ナイチンゲール』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ナイチンゲール』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『ナイチンゲール』の作品情報・概要 オーストラリア映画。女性監督ジェニファー・ケント長編第二弾作品。イギリス植民地時代のオーストラリアを舞台に、夫と子供を殺されてアイルランド人女性が復讐を果たすバイオレンススリラー。ならびに先住民のアボリジニ人の視点と思いも絡めて、差別・偏見と支配という苦悩も描いている。それらを内包しながら女性への暴力根絶を訴求している。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞ほか計2部門を受賞した。アシュリン・フランシオーシ主演。サム・クラフリン、バイカリ・ガナンバル、デイモン・ヘリマン、ハリー・グリーンウッド、マイケル・シーズビー、ユエン・レスリー共演。

映画『ダーティーハリー』

「サイコパスって?」を世界に広めた映画

映画『ダーティハリー』ネタバレ・あらすじ・感想・内容・評価。クリント・イーストウッドは70年代疲弊していたアメリカ社会の正義のヒーロー。
映画『ダーティハリー』ネタバレ・あらすじ・感想・内容・評価。クリント・イーストウッドは70年代疲弊していたアメリカ社会の正義のヒーロー。映画『ダーティハリー』のクリント・イーストウッドは西部劇の役柄をそのまま移した現代のカウボーイに重なる。ただ過去作品はとてもじゃあないがヒーローとは程遠い。けれど本作は間違いなくヒーローだ。正義のヒーローだ。これはアメリカ社会が疲弊していたからこそ生まれたヒーローであると言える。『ダーティハリー』?がアメリカ社会の縮図でもあった。

映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』

レイプと殺人を楽しむクソ野郎です

映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』ネタバレ・あらすじ・感想。虐待されアル中、シリアルキラーになった原因は“毒親”のせいである。
映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』ネタバレ・あらすじ・感想。虐待されアル中、シリアルキラーになった原因は“毒親”のせいである。映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』の作品情報・概要ドイツのハンブルグで実際に起きた事件をモチーフにしています。ドイツを代表するシリアルキラーです。「なぜ彼が殺人者になったのか」などは描かれていません。淡々と殺人を繰り返す中にこそ真実がある映画です。監督は世界三大映画祭すべて主要な賞を獲得したファティ・アキンです。主演はヨナス・ダスラー。

映画『テッド・バンディ』

テッド・バンディ無くしてサイコパスは語れません

映画『テッド・バンディ』ネタバレ・あらすじ・結末。真実なんて存在しない。隣に殺人者がいるかもしれない。
映画『テッド・バンディ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『テッド・バンディ』公式サイトも紹介しています。作品情報・キャストもご確認できます。映画『テッド・バンディ』の作品概要『テッド・バンディ』2019年のアメリカ合衆国の犯罪映画。原題は『Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile』ジョー・バーリンジャー監督作品。主演はザック・エフロン。リリー・コリンズ、ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジョン・マルコビッチ出演。バンディの恋人、エリザベス・ケンドールが1981年に発表した回顧録『The Phantom Prince: My Life with Ted Bundy』をモチーフに映画化された。

映画『私の知らないわたしの素顔』

ビノシュの妖艶さが恐ろしさを増長させます

映画『私の知らないわたしの素顔』ネタバレ・あらすじ・感想。ジュリエット・ビノシュに恋したらダメ男になる。フランス最高女優。ラブシーンが美しい。
映画『私の知らないわたしの素顔』ネタバレ・あらすじ・感想。ジュリエット・ビノシュに恋したらダメ男になる。フランス最高女優。ラブシーンが美しい。映画『私の知らないわたしの素顔』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『私の知らないわたしの素顔』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『私の知らないわたしの素顔』の作品情報・概要フランス映画。恋愛サスペンス。原作はカミーユ・ロランス。監督はサフィ・ネブー。主演にフランスの大女優ジュリエット・ビノシュを迎えている。パリの高層マンションで二人の子どもと暮らす美しい大学教授が若い男にフラれて、SNSに没頭し、恋に落ちていく。映画の展開はサスペンス色を抑えながらも突然、事実が明らかになる。しかし再び迷宮へと導いていく。フランス映画独特の表現を継承している秀作である。

 

 

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映画『ナイトメア・アリー』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ギレルモ・デル・トロ
製作
ギレルモ・デル・トロ J・マイルズ・デイル ブラッドリー・クーパー
原作
ウィリアム・リンゼイ・グレシャム
脚本
ギレルモ・デル・トロ キム・モーガン
撮影
ダン・ローストセン
美術
タマラ・デベレル
衣装
ルイス・セケイラ
編集
キャメロン・マクラクリン
音楽
ネイサン・ジョンソン
スタン(ブラッドリー・クーパー)
リリス・リッター博士(ケイト・ブランシェット)
ジーナ(トニ・コレット)
コートリー(ウィレム・デフォー)
グリンドル(リチャード・ジェンキンス)
モリー(ルーニー・マーラ)
ブルーノ(ロン・パールマン)
フェリシア(メアリー・スティーンバージェン)
ピート(デビッド・ストラザーン)
2021年製作/150分/G/アメリカ
原題:Nightmare Alley
配給:ディズニー

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