映画『記憶にございません!』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。
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『記憶にございません!』
(127分/日本/2019)
- 映画『記憶にございません!』フジテレビ土曜プレミアム 1月9日(土) 21:00~23:40
- 映画『記憶にございません!』のオススメ度は?
- 映画『記憶にございません!』の作品概要
- 映画『記憶にございません!』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『記憶にございません!』の感想・内容
- 映画『記憶にございません!』の結末・評価
- 映画『記憶にございません!』のキャストについて
- 映画『記憶にございません!』まとめ 一言で言うと!
- 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
- 合わせて観たい映画
- 【佐藤浩市さん出演映画】
- 中井さんが出演しているクソ映画
- 【家族がテーマの映画】
- 映画『朝が来る』
- 映画『罪の声』
- 映画『めぐり逢えたら』
- 映画『空に住む』
- 映画『ミッドナイトスワン』
- 映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
- 映画『オン・ザ・ロック』
- 映画『浅田家!』
- 映画『望み』
- 映画『となりのトトロ』
- 映画『WAVES ウェイブス』
- 映画『ゴッドファーザーPARTIII』
- 映画『リメンバー・ミー』
- 映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
- 映画『ポルトガル、夏の終わり』
- 映画『フェアウェル』
- 映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』
- 映画『借りぐらしのアリエッティ』
- 映画『この世界の片隅に』
- 映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
- 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
- 映画『黒い司法 0%からの奇跡』
- 映画『ファイティング・ファミリー』
- 映画『人生の特等席』
- 映画『記憶にございません!』の作品情報
映画『記憶にございません!』フジテレビ土曜プレミアム 1月9日(土) 21:00~23:40
1月9日(土) 21:00~23:40
映画『記憶にございません!』のオススメ度は?
星1つ
三谷幸喜さんのマンネリズムが好きな人はどうぞ。
特に新鮮さはないです。
一人で観に行ってください。
映画『記憶にございません!』の作品概要
三谷幸喜作品。総理大臣を中心に政権のゴタゴタを見せようとした作品
映画『記憶にございません!』のあらすじ・ネタバレ
嫌われ者の総理大臣が記憶をなくし、まともになる話
映画『記憶にございません!』の感想・内容
三谷幸喜ファミリーが集まって作った仲良しクラブ
可もなく不可もなしの映画です。三谷幸喜の仲良し仲間が集まって作っただけです。
総理大臣をバカにして、現在の政権に対して何かモノを言うイメージですが全くそんな反抗的な精神はありません。
三谷幸喜の「誰からも好かれたい、誰にも嫌われてくない」という太刀わまりの良さが出ています。
映画は撮る人の人格を反映していると言われますが、本作を観れば三谷幸喜というまったく中身のない人、友だちのご機嫌をとって権力にも媚びている人物像が浮かび上がります。
創造性も発展性もメッセージ性も皆無です。でも『おっさんず~』よりはマシな作品です。
映画『記憶にございません!』の結末・評価
一番笑った演出が国会中継で不貞をした妻にテレビを通じて訴える場面です。「愛してる」「好きだ」を連呼して国民からの好感度を得ようとする、つまりご機嫌とりです。
「わたしは妻の不貞を許す心広き人間です」と。馬鹿馬鹿しい。妻を見世物にしてどうする?自分の利益のために。
しかも質疑を頼むのが自身の浮気相手である他政党の議員である山西あかね(吉田羊)です。汚いですね。受ける山西も取引するわけですから汚い人間です。
この場面は総理とこの女性議員の不倫関係を真っ白にする狙いもあります。こういったドス黒い演出を考える三谷幸喜はどんな人間なのだろうか。
とても卑怯者に感じて、見ていて腹が痛くなるほど笑えてきました。さすがコメディー監督です。彼の私生活で小林聡美さんと別れる時も何かきな臭い最後でした。
でもそれはケムに巻かれてしまって、真相はわかりせんが、あの時の気丈に振舞っていた小林さんのことが忘れられません。
映画『記憶にございません!』のキャストについて
中井貴一さん
中井さんはもう何をやっても絵になる人です。コメディーから悪役までうまく演じることができます。
本作は嫌われ者の総理大臣ですが、あの下品な言動を発するときの所作が実に板についていました。もちろん記憶を失ってからの気弱な雰囲気も同情と笑いを誘うあたりの切り替えが抜群です。
中井さんの表情で注目するのはやっぱり“眉毛”なのです。あの眉毛だけで情けない表情を作ることができるのは彼だけでしょう。
彼にとっては三谷作品はそれほど難しい演技を必要としていないでしょう。
小池栄子さん
この人もなんでこんな作品に出るのだろうと疑問に思ってしまいます。わたし、小池さん大好きなんです。
彼女の主演した『接吻』を観てからのファンです。とっても恐ろしい演技をしました。今でも身の毛がよだつ演技でした。
それから注目していますが、いまひとつ良い作品に出会っていません。本作も然り。総理大臣の秘書ですが、コミカル過ぎますし、あと相変わらず体にぴったりの衣服を着せられるあたりに元グラビアタレントの影を引きずっているように見えます。
確かにスタイルは良いです。そちらに興味を向かせるような演出をする監督とは組まない方が賢明でしょう。
石田ゆり子さん
とても50を越えた人には見えないくらいしっとりしています。男心をくすぐるような表情は彼女だけです。
ただスキャンダルな印象がないので本作の総理大臣夫人には合わない気がしました。あと観ていてなぜか知性が感じられなかったです。勿体無い。バカ夫人にされていました。
斉藤由貴さん
できるならこの人が総理大臣夫人の方が合っていたと思います。私生活のスキャンダラスなイメージをそのまま持ち込めば面白い映画になったと思うのですが、、、、。
とっても美しいのですが、フワフワ感がちょっとイマイチでした。何でしょうか、目に力を感じないのです。
草刈正雄さん
おそらくNHKの朝の連ドラの人気に乗ってキャスティングしたと思いますが、官房長官の役柄は合っていませんでした。
草刈さんはとってもハンサムです。こんな役をやってはいけません。官房長官はキツネみたいにズル賢いイメージですが、草刈さんはそんなのダメです。
どうせ悪役をやるのならヤクザの大親分などの仁義が斬れる役をやらなければいけません。ちょっと残念ですね。
佐藤浩市さん
この人も中井さん同様にいうことないですね。どんな演技もできると思います。それもとっても人間臭い役柄が似合ってきました。
『赤い雪』のクソ親父は本当に堕落感が出ていたよかった。まあ、本作もあれくらいで良いのかってツッコミが入るくらい楽に演じていたと思います。
佐藤さんの場合は後ろ髪を引かれるような哀愁感が魅力だったのですが、本作では見ることができませんでした。
ディーン・フジオカさん
あまり印象的な演技ではないです。草食系だと思いますが、何でしょうか?野菜スティックのような存在です。匂いがない。
木村佳乃さん
英語がうまくてびっくりしました。アメリカ女性大統領には無理があります。
寺島進さん
うーん、やっぱりチンピラ感いっぱいのいつも演技でした。睨みを利かしてばかりの演技は飽きてきました。
田中圭さん
相変わらず“喚かされてる”演技をさせられてました。
吉田羊さん
お色気がもう少し欲しかった
映画『記憶にございません!』まとめ 一言で言うと!
嫌われて生きる“ぶっ飛ばし人生”も悪くない
好感度ばかり取り上げられる昨今。かつてはテレビに出る人たちが気にするテーマであったが、現在は一般社会でもよく聞く。嫌われないようにすることでビジネスも円滑になるそうだ。いつも誰にも好かれようと気にしていると疲れてしまうのではないだろうか。
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【佐藤浩市さん出演映画】
映画『赤い雪 Red Snow』
クズ親の物語です。佐藤浩市もクズ人間です
中井さんが出演しているクソ映画
映画『空母いぶき』
中井貴一さん出てますが、何のために出たのかわかりません
【家族がテーマの映画】
映画『朝が来る』
河瀬直美は徹底的に「家族」のあり方にこだわっています
映画『罪の声』
あの声を録音した母には恨みはない
映画『めぐり逢えたら』
パパに「新しい奥さんを!」と願う息子が健気です
映画『空に住む』
ネコだけが家族?
映画『ミッドナイトスワン』
「わたしがあなたの母親になってみせる」
映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』
「生まれ育った家を取り戻したい」だけ、、、
映画『オン・ザ・ロック』
「娘が離婚の危機だって?」張り切る父親をビル・マーレイが好演
映画『浅田家!』
写真を通して「家族愛」を深める映画
映画『望み』
少年犯罪に巻き込まれた息子の安否を巡って、、、
映画『となりのトトロ』
やっぱり家族みんなで暮らしたい
映画『WAVES ウェイブス』
高校生の息子が殺人犯になってしまった、、、
映画『ゴッドファーザーPARTIII』
イタリア人の家族愛は深すぎる
映画『リメンバー・ミー』
死んでしまった父を呼び戻すのだ!
映画『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』
てんやわんやの家族物語
映画『ポルトガル、夏の終わり』
終活のためにみんなを集めたが、、、
映画『フェアウェル』
生まれは中国で育ちはアメリカ「わたしはわたし」
映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』
ほんわか家族に癒される映画です
映画『借りぐらしのアリエッティ』
小人家族の小さな幸せ物語
映画『この世界の片隅に』
優しい家族と乗り越える
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
アメリカ人好きな家族映画の決定版
映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
家族で農場経営って本当に理想的です
映画『黒い司法 0%からの奇跡』
絶対に「無実」だと信じる強い家族
映画『ファイティング・ファミリー』
家族の夢を実現するために「わたしは戦う!」
映画『人生の特等席』
頑固オヤジが愛娘と仲直り、、、
映画『記憶にございません!』の作品情報
映画.comより一部引用 監督
三谷幸喜
脚本
三谷幸喜
製作
石原隆 市川南
ブロデューサー
前田久閑 和田倉和利
ラインプロデューサー
森賢正
共同プロデューサー
岡田翔太
撮影
山本英夫
照明
小野晃
録音
瀬川徹夫
美術
あべ木陽次
衣装デザイン
宇都宮いく子
装飾
野本隆行
美術進行
杉山貴直
編集
上野聡一
音響効果
倉橋静男
音楽
荻野清子
助監督
成瀬朋一
テクニカルプロデューサー
大屋哲男
カラーグレーダー
齋藤精二
VFXスーパーバイザー
田中貴志
キャスティング
杉野剛
スクリプター
山縣有希子
製作担当
斉藤大和 鍋島章浩
黒田啓介中井貴一
井坂ディーン・フジオカ
黒田聡子石田ゆり子
鶴丸大悟草刈正雄
古郡祐佐藤浩市
番場のぞみ小池栄子
寿賀さん斉藤由貴
スーザン・セントジェームス・ナリカワ木村佳乃
山西あかね吉田羊
柳友一郎山口崇
大関平太郎田中圭
小野田治梶原善
南条実寺島進
古賀藤本隆宏
野々宮万作迫田孝也
鱒淵影虎ROLLY
八代後藤淳平
ジェット・和田宮澤エマ
黒田篤彦濱田龍臣
キャスター有働由美子
牛尾飯尾和樹
森崎小林隆
桜塚市川男女蔵
戸波小澤雄太
サラリーマン近藤芳正
定食屋店長阿南健治
高級レストラン店長栗原英雄
スナイパー川平慈英
2019年製作/127分/G/日本
配給:東宝