矢口史靖×三吉彩花&やしろ優&宝田明 ミュージカル最高映画『ダンスウィズミー』で幸せホルモン大補給。生きる活力ゲット。ネタバレ・あらすじ・感想・評価・内容

2019年製作
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映画『ダンスウィズミー』公式サイトとYouTubeは以下を参照ください。

COMMENTS / 映画『ダンスウィズミー』オフィシャルサイト。Blu-ray & DVDリリース。12.18 Blu-ray & DVD発売、11.20【先行】レンタル開始、10.30【先行】デジタル配信。http://wwws.warnerbros.co.jp/dancewithme/
映画『ダンスウィズミー』オフィシャルサイト。Blu-ray & DVDリリース。12.18 Blu-ray & DVD発売、11.20【先行】レンタル開始、10.30【先行】デジタル配信。

『ダンスウィズミー』(109分/日本/2019)

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映画『ダンスウィズミー』のオススメ度は?

5.0

5

これは絶対に観ておくべき映画です。

楽しくさせてくれます。

幸せホルモンが出てきます。

生きるエネルギーをもらえます。

日本のミュージカル映画に新風を巻き起こしました。

海外でリメイクされる予感さえします。

友だち、恋人、家族て観に行ってください。

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映画『ダンスウィズミー』の作品概要

矢口史靖監督作品『ダンスウィズミー』はミュージカルをモチーフに展開される人間成長物語。音楽を聴くと勝手に歌を唄い、体がダンスを始める体質になったOLが元の体を求めて右往左往する。その過程で出会い、友情、達成、克服、そして新しい目的への挑戦を描いている。

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映画『ダンスウィズミー』のあらすじ・ネタバレ

一流企業のOL静香は給料も良く都心のマンションで何不自由な暮らしている。社内のエリート村上涼介(三浦貴大) に憧れていつか結ばれたい願っている。ある日曜日、姉も娘を預かることになり、退屈しのぎで遊園地へ出かけた。そこで催眠術師に出会い運よく、「音楽を聴くと勝手に唄い、踊り出してしまう」術にかかってしまう。翌日、自覚のないまま会社へ出勤して大変なことに、、、。

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映画『ダンスウィズミー』の感想・評価・内容・結末

矢口史靖監督が教える「これが映画だ!」

矢口史靖監督「さすが!」としか言いようのない素晴らしい作品だと思います。映画というのはこういうモノだという見本です。

最初から最後まで本当に楽しめます。心地よく楽しめます。娯楽映画であり、そして芸術性も高い映画です。

脚本も撮影も録音も編集も素晴らしい。もちろんキャスト全員の個性がスクリーン一杯に現れています。

全てにおいて「これが映画だ!」と教えてくれます。

矢口作品が国境を越えて評価される理由

矢口監督の作品は初期からずっと観てますが、第一に観終わった後に爽快感があります。

映画館を後にしてもとにかく気持ちが良いのです。映画を観て良かった、映画って本当に素晴らしいといつも感じさせてくれます。

どうしていつもこんなアイデアが思いつくのか教えて欲しいくらいです。それと『ウオーターボーイズ』をモチーフにした映画が今年2本公開されます。映画『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』と『シンクロ・ダンディーズ!』です。

これらの映画も矢口監督に影響されたと言っても過言ではありません。と考えると矢口監督の作品は国境を越えて人々を楽しくさせる魅力があるということです。

上気した通り、とにかく楽しい、そして爽快感があるからこそ、世界中の人々にも共鳴するのだと思います。

三吉彩花さんがとにかく綺麗で綺麗で

さて、映画ですがまずキャスティングが素晴らしいです主演の三吉彩花さんはとにかく綺麗です。綺麗すぎます。

綺麗すぎると得てしてジェラシーの対象になりがちですが、本作では少々コメディーっぽい演技をするのでとても親近感が湧いてくるのです。

ほっぺたをプクッと膨らませているのがとても可愛い。ダンスもとっても良い。スタイルが良く背の高いので絵になります。え、宝塚?って感じるくらい華があります。

大変失礼ですが、テレビのアシスタントだけのタレントだと思っていましたが、とんでもないスターになるのだと本作で気がつきました。将来が楽しみです。

やしろ優さんは三枚目役全体を引き立てる

やしろ優さんも良い味出しています。ちょっと太っちょでおっちょこちょいというか、詰めの甘いキャラを卒なく演じています。

「オレ調」な風情も板に付いてます。まさかダンスもあんなに踊れるとびっくりしました。最後の最後で決めてくれます。夢を叶えるって場面です。

ムロツヨシさんの“ヒョローん”って雰囲気にすごさがある

ムロツヨシさんは独特ですね。何と言うのでしょうか、ヒョローんとしているんです。(んはひらがな)どんな空気にもすっとなじむんです。

今回は割と軽薄な探偵屋をやっていますが、適当さを出しつつも最後は仁義をきって男を魅せます。

chayさんは可愛さ全面だしで花を添えてます

chayさんも良かったです。彼女は可愛いですね。あのフリフリの衣装が似合ってます。思いっきり暴れる場面は最高でした。

圧巻は宝田明さんです。おじさま、カッコ良すぎます

そして何より一番すごいのは宝田明さんです。もうカッコいい男の代表ですね。

本当にハンサムなおじいさま。イカサマ催眠術師ですが、本当にいそうです。でもあんなにカッコよくて、面白いのなら騙されてみたいですね。

ハンサムな三浦貴大さんもオッケー&暴走族ダンサーもオッケー

その他で申し訳ないですが、三浦貴大さんも良い味出してましたし、ヤミ金演じる三人も暴走族のラッパーもみんな個性が出ていました。

出演している全ての人がちゃんとスクリーンで輝いていると感じました。これだけの俳優全員を輝かせる演出をする矢口監督は恐るべし!です。

わかりやすい物語の中にある人情物語

映画の内容は小学生の頃、学芸会でミュージカルの主演をやった際の惨めなトラウマを背負った静香(三吉彩花)が催眠術により、音楽を聴くと体が自然に踊り出し歌を唄ってしまうというもの。

それでは日常生活に支障が出るため、行方不明になった催眠術師を探し出し、何とか元の体に戻そしてもらおうと格闘する物語。

とても単純な話だからこそ心に響いてくるのです。ただ脚本が素晴らしいことだけは付け加えておきます。

それはこの映画はロードムービーの要素の中に、人情劇も入っています

静香と斎藤千絵(やしろ優)が 山本洋子(chay と結婚式の二次会で歌う場面の時、なぜか『寅さん』を思い出させました。

旅は道連れ、世は情けって言うのか、洋子にとっては助けてもらった嬉しさと哀しさが内包した場面でした。

矢口作品はずっと終わらないでと願う作品

矢口作品のいつものことですが、映画が終盤になってくると「ああ、終わっちゃう、まだ終わらないで」と願ってしまうのです。

本作『ダンスウィズミー』はいつも以上にずっと観ていたい気持ちでした。

そして、できれば静香の踊って唄ってしまう体質のままで生きてもオッケーではないかとか、わたしもあんな風に楽しくなりたい、などと思ってしまいました。

だって毎日が唄って踊って人を楽しませることが出来るなんて最高ではないですか!そんなに人に迷惑かからないでしょ(笑)

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映画『ダンスウィズミー』まとめ 一言で言うと!

人生、一度くらいスポットライトを浴びてみたい!
わたしのような脳もない才もない人間はハナから目立ちたいとか、有名になりたいなどとは考えませんが、この映画を観て「一回くらいスター気分味わってみたい」と感じてしまいました。どんな気分なんのでしょうか。みんなに注目されるというのはとても気持ちが良いと聞きます。この上ない恍惚感に包まれるらしいです。でも、やっぱ無理です。スターは選ばれた人だけの世界ですから。

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映画『ダンスウィズミー』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
矢口史靖
原作
矢口史靖
脚本
矢口史靖
製作
高橋雅美 池田宏之 吉崎圭一 朝妻一郎 有馬一昭 森田圭 太田和宏 杉田成道 飯田雅裕 中谷建 板東浩二 三宅容介 小形雄二
エグゼクティブプロデューサー
桝井省志
プロデューサー
関口大輔 土本貴生
アソシエイトプロデューサー
楠千亜紀 堀川慎太郎
脚本協力
矢口純子
撮影
谷口和寛
照明
森紀博
録音
郡弘道
美術
磯田典宏
装飾
前田亮
編集
宮島竜治
音響効果
岡瀬晶彦
音楽ディレクター
浅梨なおこ 石塚信孝
音楽
Gentle Forest Jazz Band 野村卓史
振付
Q-TARO EBATO
助監督
井上雄介
キャスティング
吉川威史
製作担当
山岸秀起
プロデューサー補
七字幸久
アシスタントプロデューサー
前村祐子 鎌倉希
タイトルデザイン
赤松陽構造
鈴木静香(三吉彩花)
斎藤千絵(やしろ優)
山本洋子(chay)
村上涼介(三浦貴大)
渡辺義雄(ムロツヨシ)
マーチン上田(宝田明)

2019年製作/103分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画

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