映画『アメリカン・ユートピア』ネタバレ・あらすじ「映画館で観るべし!」感想「アメリカに理想郷はない」結末「アメリカの終焉」

映画『アメリカン・ユートピア』ネタバレ・あらすじ「映画館で観るべし!」感想「アメリカに理想郷はない」結末「アメリカの終焉」 2020年製作
スポンサーリンク

映画『アメリカン・ユートピア』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『アメリカン・ユートピア』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『運だぜ!アート』ツイッターアカウント

『アメリカン・ユートピア』
(2020年製作/107分/G/アメリカ
原題『David Byrne’s American Utopia』

【監督】
スパイク・リー
【製作】デビッド・バーン スパイク・リー【製作総指揮】ジェフ・スコール デビッド・リンド ダイアン・ワイアーマン レン・ブラバトニック デビッド・バイザー チャーリー・コーエン カート・ドイチェ ビル・ポーラッド クリスタ・ゾフシン・ワークマン ジョン・カーメン メレディス・ベネット クリスティン・カスケイ マイク・アイザックソン【撮影エレン・クラス【編集】アダム・ガフ【振付】アニー・B・パーソン【字幕監修】ピーター・バラカン
【出演】
デビッド・バーン ジャクリーン・アセベド グスタボ・ディ・ダルバ ダニエル・フリードマン クリス・ジャルモ ティム・ケイパー テンダイ・クンバ カール・マンスフィールド マウロ・レフォスコ ステファン・サンフアン アンジー・スワン ボビー・ウーテン3世
【HPサイト】
映画『アメリカン・ユートピア』公式サイト
【予告映像】
映画『アメリカン・ユートピア』トレーラー

スポンサーリンク
  1. 映画『アメリカン・ユートピア』のオススメ度は?
  2. 映画『アメリカン・ユートピア』の作品情報・概要
  3. 映画『アメリカン・ユートピア』のあらすじ・ネタバレ
  4. 映画『アメリカン・ユートピア』の感想・内容
  5. 映画『アメリカン・ユートピア』の考察・評価
  6. 映画『アメリカン・ユートピア』の結末
  7. 映画『アメリカン・ユートピア』のキャストについて
  8. まとめ 映画『アメリカン・ユートピア』一言で言うと!
  9. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  10.  合わせて観たい映画
    1. 【ドキュメンタリー映画オススメ】
      1. 映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』
      2. 映画『行き止まりの世界に生まれて』
      3. 映画『ようこそ映画音響の世界へ』
      4. 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
      5. 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』
      6. 映画『M 村西とおる狂熱の日々 完全版』
      7. 映画『キューブリックに魅せられた男』
      8. 映画『ドリーミング村上春樹』
      9. 映画『サウナのあるところ』
      10. 映画『ジョアン・ジルベルトを探して』
      11. 映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
      12. 映画『アートのお値段』
      13. 映画『フリーソロ』
      14. 映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』
      15. 映画『イメージの本』
      16. 映画『シード 生命の糧』
      17. 映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』
      18. 映画『カーライル ニューヨークが恋したホテル』
      19. 映画『RBG 最強の85才』
      20. 映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』
      21. 『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』
      22. 『私は、マリア・カラス』
      23. 『エリック・クラプトン~12小節の人生~』
      24. 映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』
  11. 映画『アメリカン・ユートピア』の作品情報

映画『アメリカン・ユートピア』のオススメ度は?

4.0

星4つです

「映画館」で観るべし!

コロナを吹っ飛ばせ!

アメリカという国の現実

アメリカは「理想郷」ではない

スポンサーリンク

映画『アメリカン・ユートピア』の作品情報・概要

アメリカの伝説的なパンクグループ「トーキング・ヘッズ」のボーカルだったデビッド・バーンが2018年に発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案に作られたブロードウェイ舞台を映像化。監督は『マルコムX』や「ブラック・クランズマン」のスパイク・リー監督。舞台ではあらゆる国籍の人間が「歌って、踊って、演奏」を繰り広げて構成されている。一切のケーブルを排除して、生演奏、生歌唱で行われている。照明の美しさも秀逸。スパイク・リーの撮影と編集テクニックに惚れ惚れする。

スポンサーリンク

映画『アメリカン・ユートピア』のあらすじ・ネタバレ

スポンサーリンク

映画『アメリカン・ユートピア』の感想・内容

「絶対に映画館で観て欲しい映画」となります。本映画『アメリカン・ユートピア』を今このご時世で、鑑賞することを強くオススメします。映画館へ足を運んでください。このコロナ渦に包まれた暗澹たる日々の中、これほど「楽しく、明るく、ハッピー」な気持ちにさせてくれる映画はそれほどないでしょう。奇しくも製作国のアメリカでの劇場公開は難しくネット配信となりましたが、日本では奇跡的に劇場公開の運びとなっています。製作はコロナ以前で、公開がコロナの真っ只中というのも意味があります。油断してはいけませんが、本映画『アメリカン・ユートピア』のように再び舞台を鑑賞するための希望も与えてくれます。

さて、本映画『アメリカン・ユートピア』は音楽・演劇ドキュメンタリー映画となっています。トーキングヘッズというアメリカの伝説的なパンクバンドがありました。リーダーのデビッド・バーンは音楽以外にもマルチな活動を続けてきました。彼の映像表現は政治経済から世界情勢に対するメッセージ性が高い作品が多いです。本作も同様です。まずはアメリカ政府への苦言が見受けられます。製作時はまだトランプ政権でした。バーンは「選挙へ行こう!」と促しています。さらに「人種差別」「分断」「格差社会」「環境問題」などを随所に埋め込んで歌って、踊って、演奏しています。

スポンサーリンク

映画『アメリカン・ユートピア』の考察・評価

一見、華やかに歌い踊る演者を観ていると、とても楽しいのですが、実はかなりシリアスなメッセージが内包していることに気がつきます。わたし的には「アメリカの終焉」と「カムバックを目指そう」という最後の悪あがきにも見えてきました。ちょっと侘しい気持ちになったのです。アメリカという国は確かに偉大です。まだまだ若い国です。多くの移民を受け入れて発展と成長を遂げてきました。アメリカが世界の全盛だったのは1950年代でしょう。その後はベトナム戦争、公民権運動などの影響もあって、国民は失望の時代を迎えます。でも「腐っても鯛」のごとく、世界の政治、経済の中心で居続けていたのは間違いありません。

しかし、自由を標榜する国でありながら「自由を阻害する自由」もあるのです。それを最も表しているのは人種差別です。昨年起きたジョージ・フロイト殺人事件が顕著な例でしょう。アメリカは決して自由が尊重された国ではないことが明らかにされました。やっぱり白人至上主義国家なのかと思わざるを得ません。この事件はコロナ禍で全世界が自粛を余儀なくされている中、アメリカ人はデモ運動を展開するという異常事態になったのも記憶に新しいです。

でも、こういう人種差別への反対運動は過去において何度も繰り返されています。わたしの記憶ではキング牧師、モハメド・アリ、ロサンゼルス暴動その他を上げれば数えきれまえん。その都度、全米で大きな反対運動、あるいは暴動が起きています。もう対岸の火事として見ていると、「ガス抜き」効果として国民も慣れ親しんでいるのはないかと疑問を持ってしまうのです。なぜならばいつまでたっても「差別はなくならない」からです。何なのでしょうか?わからなくなります。建国以来ずっとですよ。ずっと人種差別反対と唱えているのに、数年ごとに必ずこういった大事件が起きて、暴動が展開されるのです。

スポンサーリンク

映画『アメリカン・ユートピア』の結末

ですから、アメリカ国民は差別と分断、さらには貧富の格差が増大する現状に「この国はダメかも」と感じながらも「いや、再建するのだ」と虚しい希望の叫びにも聞こえるのです。本映画『アメリカン・ユートピア』で展開される華やかさの裏にある失意希望を足し算すると「虚飾のアメリカ」という答えに行き着くのです。

みんなが劇場へ詰め掛けてバーンの舞台に酔いしれるのは、現実逃避であるのです。麻薬大国アメリカのその姿そのまんまなのです。薬物を摂って逃避して恍惚感を味わう理由は辛い現実があるからです。辛い現実とは自由を標榜して起きながら「自由を奪う自由の存在」から逃げるためでしょう。とっても厳しい現実がアメリカにはあるのでしょう。

スポンサーリンク

映画『アメリカン・ユートピア』のキャストについて

デビッド・バーン
ジャクリーン・アセベド
グスタボ・ディ・ダルバ
ダニエル・フリードマン
クリス・ジャルモ
ティム・ケイパー
テンダイ・クンバ
カール・マンスフィールド
マウロ・レフォスコ
ステファン・サンフアン
アンジー・スワン
ボビー・ウーテン3世

スポンサーリンク

まとめ 映画『アメリカン・ユートピア』一言で言うと!

「アメリカは世界のリーダーでいられるのか?」

わたし的には何となく「さびしい」気持ちならびに「虚しさ」を覚える映画でした。かつて憧れたアメリカの強さや偉大さが、崩壊してしまっています。もう一度、再生を目指そうと腕を振り上げていますが、空振りのような感じが見て取れます。

スポンサーリンク

『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。
映画『第三夫人と髪飾り』ネタバレ・あらすじ「一夫多妻の時代“愛のレッスン”は芸術的“官能美”」感想「新しい才能アッシュ・メイフェア監督登場」結末「現代ベトナム女性は自由?」
映画『Wの悲劇』ネタバレ・あらすじ「薬師丸ひろ子最高!」感想「三田佳子vs世良公則&高木美保共演」結末「蜷川幸雄絶好調」その後『バブルの悲劇』が日本を襲う
映画『さくら』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「兄弟愛は禁断?」北村匠海&吉沢亮&小松菜奈共演の贅沢映画。「さくらの“脱糞”が招く幸せ!」
映画『ばるぼら』ネタバレ・あらすじ「美乳」二階堂ふみ&「美尻」稲垣吾郎の衝撃愛!手塚眞とクリストファー・ドイルが紡ぐ「究極の芸術愛」誕生!感想・結末。
山口百恵出演映画全リスト三浦友和との愛の軌跡が見える『伊豆の踊子』から『古都』
望月衣塑子原案 映画『新聞記者』“忖度政権”に切り込む勇気 ラストのツメが甘い ネタバレ・あらすじ・評価・感想
映画『楽園』ネタバレ・あらすじ・結末。ムラ社会は日本社会の縮図。長老(独裁者)の「決めつけ」こそ悪害なのだ。綾野剛、佐藤浩市もOKだが村上虹郎が最高だ!
映画『MOTHER マザー』ネタバレ・あらすじ「長澤まさみ新境地の“毒親”に拍手喝采」感想「美女は悪女が似合う」結末「阿部サダヲの“クソ”っぷりに激怒」
映画『シャレード(1963)』ネタバレ・あらすじ「オードリー・ヘプバーンのジバンシィ」「ケイリー・グラントは渋い」結末「祝・結婚!年齢差カップル」

スポンサーリンク

 合わせて観たい映画

【ドキュメンタリー映画オススメ】

映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』

マイケル・ムーアのアポなし突撃取材を観るべし!

映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』ネタバレ・あらすじ「アメリカの暴力と差別と恥の歴史」を“アポなし取材”感想「アメリカ銃社会に変わり無し!」結果
映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』ネタバレ・あらすじ「アメリカの暴力と差別と恥の歴史」を“アポなし取材”感想「アメリカ銃社会に変わり無し!」結果。映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』の作品情報・概要『ボウリング・フォー・コロンバイン』原題『Bowling for Columbine』2002年に製作されたアメリカ映画である。マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画。1999年4月20日に発生した『コロンバイン高校銃乱射事件』を主軸に展開。最初は犯人である二人の少年像へ向かうが次第に「アメリカ社会」への批判と非難を強めていく。アポなし突撃取材の手法は秀逸。アメリカの黒歴史からブッシュ政権への批判と巨大スーパーマーケットKマートの銃弾販売禁止に至るまでの突撃具合には頭がさがる。2002年カンヌ国際映画祭 55周年記念特別賞受賞、2003年アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞受賞作品。

映画『行き止まりの世界に生まれて』

この映画はダントツで素晴らしい「少年の叫び」を聞いてください

映画『行き止まりの世界に生まれて』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。オバマ前大統領推薦。毒親を根絶せよ!
映画『行き止まりの世界に生まれて』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。オバマ前大統領推薦。毒親を根絶せよ! 映画『行き止まりの世界に生まれて』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『行き止まりの世界に生まれて』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『行き止まりの世界に生まれて』の作品情報・概要『行き止まりの世界に生まれて』原題『Minding the Gap』ビン・リュー監督作品のドキュメンタリー映画。2018年公開。イリノイ州ロックフォードで育ったスケートボード好きの3人の青年たちの「心の闇」を描いている。共通しているのは暴力を振るう「毒親」だった。サンダンス映画祭ブレイクスルー映画製作米国ドキュメンタリー部門特別審査員賞を受賞。第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネート。オバマ前大統領が絶賛した映画。

映画『ようこそ映画音響の世界へ』

映画をより高い芸術へと導く人たちの物語

映画『ようこそ映画音響の世界へ』ネタバレ・あらすじ・感想。「映画の音は錯覚のアート」「音は“瞬間”を永遠にする」「人生は音に始まって音に終わる」
映画『ようこそ映画音響の世界へ』ネタバレ・あらすじ・感想。「映画の音は錯覚のアート」「音は“瞬間”を永遠にする」「人生は音に始まって音に終わる」映画『ようこそ映画音響の世界へ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ようこそ映画音響の世界へ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。映画『ようこそ映画音響の世界へ』の作品情報・概要映画産業の中心であるアメリカ・ハリウッドで映画における音響の歴史と変遷、さらに新しい技術への挑戦をドキュメンタリーとして記録した映画。トーキー前と後、更にステレオ、ドルビーへ進化を遂げる過程に存在した多くの音響デザイナーたちが映画への飽くなき挑戦を音を主人公にして描いている。監督はミッジ・コスティン、出演にジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、ソフィア・コッポラ、クリストファー・ノーラン、アルフォンソ・キュアロンら。映画ファンなら珠玉の一品と言える名作。

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』

愛する人と農業だけで暮らせたら本当に幸せ

映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』あらすじ・感想。自然の摂理に驚異。オーガニックライフ実現の夫婦に羨望とジェラシー。
映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』あらすじ・感想。自然の摂理に驚異。オーガニックライフ実現の夫婦に羨望とジェラシー。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』の作品情報・概要 テレビ番組や映画の自然映像のキャメラマンのジョン・チェスター とオーガニックな食材を用いる料理家のモリーが自給自足が可能な農場を作り上げるまでの8年間をドキュメンタリーとして描いた作品。監督・脚本は夫はジョン・チェスター 自身。様々な困難に打ち克ちながら夢の実現へ向かう二人の軌跡を美しい自然映像と共に写し取っている秀作。

映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』

三島由紀夫がたった一人で全共闘と対峙します

映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』ネタバレ・感想。三島由紀夫圧勝!東大全共闘の遠吠えが虚しい。
映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』ネタバレ・感想。三島由紀夫圧勝!東大全共闘の遠吠えが虚しい。 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』の作品情報・概要 1969年(昭和44年)5月13日に東京大学駒場キャンパス900番教室(現・講堂)で行われた、三島由紀夫と東大全共闘の討論会についての記録したフィルムを再編集した映画。ドキュメンタリー作品。本討論会はTBSだけが撮影を許された。討論会に出席していた存命の人物も多く登場して、フィルムの三島由紀夫について語っている。

映画『M 村西とおる狂熱の日々 完全版』

村西とおるさんはすごい「嘘が全くありません」

映画『M 村西とおる狂熱の日々 完全版』ネタバレ・あらすじ・感想。村西とおる監督を知れば真実の“愛”に出会える
映画『M 村西とおる狂熱の日々 完全版』ネタバレ・あらすじ・感想。村西とおる監督を知れば真実の“愛”に出会える 映画『M 村西とおる狂熱の日々 完全版』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 公式サイトを案内し作品・キャスト・上映館・お時間情報のご確認が可能です。 映画『M 村西とおる狂熱の日々 完全版』の作品情報・概要日本のアダルトビデオに革命を起こした村西とおる監督を追いかけたドキュメンタリー映画。前科7犯に、借金50億円を抱えるという破天荒な男・村西とおる日本の「AV界の帝王」である。1996年夏、50億円の負債を追った村西とおるは再起を図るため、北海道で世界初となる4時間超のDVD用Vシネマと35本のヘアヌードビデオの撮影を同時にスタートさせた。その際に密着した映像記録を再編集して作り上げたのが本作。

映画『キューブリックに魅せられた男』

キューブリック捧げ過ぎてこんな姿に、、、

映画『キューブリックに魅せられた男』ネタバレ・あらすじ・感想。キューブリック映画を愛することが人生の“フィルムワーカー”
2017年製作/94分/G/アメリカ映画。原題は『Filmworker』放題は『キューブリックに魅せられた男』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館情報も紹介しています。ネタバレ・あらすじ・感想までを書いています。『バリー・リンドン』で念願のキューブリック作品に出演したレオン・ビターリは俳優を引退してキューブリックに弟子入りする。信頼を得てあらゆる雑務を命じられる。24時間365日寝食を忘れ尽くす。なぜからがこれほどまでにキューブリックに心酔するのかをキャメラは捉えている。肉体も精神も疲れ果てはレオン・ビターリに神々しく見えてくる。

映画『ドリーミング村上春樹』

村上春樹が好き過ぎて翻訳家になった女性がいます

映画『ドリーミング村上春樹』ネタバレ・あらすじ・結末。デンマーク人翻訳家メッテ・ホルムの村上春樹愛は仕事に直結している究極のハルキスト。
デンマーク人翻訳家デンマーク人翻訳家メッテ・ホルムを追ったドキュメンタリー映画。1995年ホルムは日本を旅した時に『ノルウェイの森』と出会った。読み終えてすぐに村上春樹の翻訳家になることを決意する。そして今ではデンマーク語の翻訳の大家となっている。そんな彼女が村上作品を翻訳する際の格闘と苦悩と挑戦をキャメラは追いかけている。

映画『サウナのあるところ』

フィンランドではサウナに入れば誰もが「平等」です

映画『サウナのあるところ』ネタバレ・あらすじ・作品情報・感想。フィンランドのサウナは人生の涙を流すところ。
映画『サウナのあるところ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。 『サウナのあるところ』(81分/フィンランド/2010) 原題『Miesten vuoro』 【監督】 ...

映画『ジョアン・ジルベルトを探して』

最後の最後にジルベルトが登場、、、

映画『ジョアン・ジルベルトを探して』作品情報・ネタバレ・あらすじ・評価。ボサノバの巨匠は気まぐれ姿見せず
映画『ジョアン・ジルベルトを探して』公式サイトとYouTubeを参照ください。 『ジョアン・ジルベルトを探して』(111分/スイス・ドイツ・フランス合作/2018) 原題『Where Are You, Joao Gilberto?』 監督:...

映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』

図書館とは人なんです

フレデリック・ワイズマン監督作映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』“図書館は人である”図書館を愛する人は人に優しい人。ネタバレ・あらすじ・内容・感想
映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の公式サイトとYouTubeを参照ください。 『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(205分/アメリカ/2017) 原題『Ex Libris: The New York Public ...

映画『アートのお値段』

アート作品の値段はこうして決定されます。

映画『アートのお値段』ネタバレ・あらすじ・感想・評価。ザザビーズの大宣伝映画。バスキアの「Untitled」(前澤友作氏、落札の瞬間映像あり)高額理由に納得。
映画『アートのお値段』公式サイトにて作品情報・上映館の紹介とネタバレ・あらすじ・感想・評価について記述。われわれのような一般人には夢のような話です。ウォホール、ヘリング、バスキア作品がなぜ高額なのかわかります。ジェフ・クーンズの100億円のうさぎも登場。村上隆も。ZOZO前社長前澤友作氏、落札の瞬間映像あり

映画『フリーソロ』

命をかけて岩山を登る男アレックス

ドキュメンタリー映画『フリーソロ』のアレックス「危険を冒すことで安心感を得る」ネタバレ・あらすじ・評価・感想・評価。撮影班の葛藤。CG一切無し。
映画『フリーソロ』公式サイトにて作品情報・上映館並びに時間を紹介。この映画はアレックスというクライマーが安全装置無しに、素手だけで米カリフォルニア州ヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑む様子をドキュメンタリーとして描いています。CG一切なし。撮影隊の心情もうまく描いています。ハラハラドキドキの100分。

映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』

芸術はいつの世も戦争に翻弄される運命にある

ドキュメンタリー映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』戦争にはステータスが必要だった。ネタバレ、感想
ヒトラーは本当に芸術が好きだったのだろうか。だから芸術作品を一生懸命に集めたのだろうか。若い頃、画家を志していた少年が何故、独裁者になり世界を恐怖の坩堝に叩き落としたのか。その理由はこの映画には描かれていないが、ヒトラーとナチスは芸術作品を収集することでステータスをあげて、権威を不動のものにしようとした野心はわかった

映画『イメージの本』

神さま、仏さま、ゴダールさま。

映画『イメージの本』は映画の神様ゴダールの平和を願う反戦映画である。ネタバレ、評価
『イメージの本』(84分/瑞西・仏/2018) 原題 『Le livre d'image』 監督 ジャン=リュック・ゴダール ゴダールは良い意味で毎回、期待を裏切ってくれる。いつも新しいことに挑戦している。 映画こそ総合芸術と証明した。ゴダ...

映画『シード 生命の糧』

タネを消滅させて人間は何を得るのだろうか?

映画『シード 生命の糧』作品情報・ネタバレ・あらすじ・感想。種の消滅は地球を破壊する。種の保存は知性教養の象徴である。
映画『シード 生命の糧』公式サイトにて作品情報・上映館・お時間もご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。 映画『シード 生命の糧』(94分/アメリカ/2016) 原題『Seed: The Untold Story』 製作・...

映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』

イタリアの地で実際の歌声を聴けるなら本望です

映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』ネタバレ・あらすじ・評価・内容
映画『イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ 3大テノールに捧ぐ』(160分/イタリア/2016) 原題『IL VOLO with Placido Domingo Notte Magica - Tribute to th...

映画『カーライル ニューヨークが恋したホテル』

確かにニューヨークの代表のホテルですが、、、

映画『カーライル ニューヨークが恋したホテル』は92分のCM。中身なし。時代に取り残されたホテル感が満載。ネタバレ・あらすじ・感想・評価
映画スター、プロスポーツ選手、政治家、王族が宿泊したホテルとして有名。カーライルホテルはそれを冠にして繁栄してきたと公言しているような映画だ。アメリカの人々が「いつか泊まりたい」と羨望してそうだ。映画は92間、このホテルのCMを見せられている気分になる。自慢、見栄のオンパレード。肝心のホテルのサービスや他のホテルとの違いが見受けられない。泊まりたくなる魅力が伝わってこない。

映画『RBG 最強の85才』

アメリカ最強の女性弁護士はほっこりバアさんだった

映画『RBG 最強の85才』弁護士ルース・ベイダー・ギンズバーグの尽力でアメリカ女性の社会進出が加速した。あらすじ、ネタバレ、評価
アメリカ合衆国の法曹会で活躍する女性弁護士のドキュメンタリー映画である。あらゆる差別を撤廃するために弁護士ルース・ベイダー・ギンズバーグは半生を通して戦ってきた偉大な人物。性差別、人種差別、労働差別と日常生活から社会生活の隅々に渡り目を凝らし、弱き人々の声に耳を澄まし法律の改正を今なお積極的に行なっている。

映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』

永遠にエレガンスでいてください

『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』(84分/英/2018)
原題 『Westwood: Punk, Icon, Activist』 世界的に有名なファッションデザイナーである。大変申し訳ないが存じ上げなかった。でもデザインは見たことがある、いやあるような気がする。まだ存命なので当然ドキュメンタリー作...

『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』

ホイットニー、なぜ「ヘルプ!」と叫ばなかったのだ

世界の歌姫『ホイットニー ~オールウエイズ・ラブ・ユー〜』名曲と映画は永遠だけど悲しい人生だ
ホイットニー・ヒューストンはなぜ死んだのか?誰が彼女を死に追いやったのか?彼女を終生苦しめたモノとは何か?世紀の歌姫はなんのために生まれ、生きて、死んだのかについてドキュメンタリーで追いかけている。歌うことが彼女の人生だったのに悲しい。彼女が本当に信頼できる人を側におけば、名曲を歌い、映画にも出て、娘の幸せだったと祈りたい

『私は、マリア・カラス』

あなたの一途な生き方が世界に響いてます

『私は、マリア・カラス』(114分/仏/2017)
原題 『Maria by Callas』 全身芸術家、マリア・カラス。生涯芸術家、マリア・カラス。完璧しか許されなかった芸術家。 マリア・カラスは孤独だったのか?あの満願の笑みの裏側に“不幸が似合う女”の顔が見え隠れする  マリア・カラスの...

『エリック・クラプトン~12小節の人生~』

とにかく死ななくて良かったね

『エリック・クラプトン~12小節の人生~』(135分/英/2017)
原題 『Eric Clapton: Life in 12 Bars』 クラプトンは身をもって自らの恥部を公表することで薬物やアルコールの危険性を訴えているのかもしれない。この映画を観れば絶対にドラッグやアルコールに手を出さないはずだ。 かつ...

映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』

佐川くんはなぜ殺人を犯したのか、その真実

映画『カニバ パリ人肉事件38年目の真実』佐川一政兄弟をドキュメンタリーで描く衝撃的作品
フランスでオランダ人女性を殺害してその肉を食べた男が佐川氏である。世界中に報道された。しかし佐川氏はパリ警察より釈放され日本に帰国した。作家、アダルト俳優、漫画家とうの仕事で生計を立てたいたが、数年前に脳梗塞を患い下半身が不自由になる。弟の介護に頼り暮らしている。フランスの撮影クルーが佐川氏と弟の日常を残酷なまでに記録したドキュメンタリー作品。

スポンサーリンク

映画『アメリカン・ユートピア』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
スパイク・リー
製作
デビッド・バーン スパイク・リー
製作総指揮
ジェフ・スコール デビッド・リンド ダイアン・ワイアーマン レン・ブラバトニック デビッド・バイザー チャーリー・コーエン カート・ドイチェ ビル・ポーラッド クリスタ・ゾフシン・ワークマン ジョン・カーメン メレディス・ベネット クリスティン・カスケイ マイク・アイザックソン
撮影
エレン・クラス
編集
アダム・ガフ
振付
アニー・B・パーソン
字幕監修
ピーター・バラカン
デビッド・バーン
ジャクリーン・アセベド
グスタボ・ディ・ダルバ
ダニエル・フリードマン
クリス・ジャルモ
ティム・ケイパー
テンダイ・クンバ
カール・マンスフィールド
マウロ・レフォスコ
ステファン・サンフアン
アンジー・スワン
ボビー・ウーテン3世
2020年製作/107分/G/アメリカ
原題:David Byrne’s American Utopia
配給:パルコ

タイトルとURLをコピーしました