映画『となりのトトロ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『となりのトトロ』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『となりのトトロ』
(88分/日本/1988)
【監督】
宮崎駿
【脚本】
宮崎駿
【製作】
徳間康快
【出演】
日高のり子
坂本千夏
糸井重里
島本須美
北林谷栄
高木均
丸山裕子
【スタジオジブリ】のHPサイト
【HPサイト】
映画『となりのトトロ』IMDbサイト
【予告映像】
映画『となりのトトロ』トレーラー
映画『もののけ姫』ネタバレ・あらすじ「宮崎駿監督の最高傑作!」感想「年齢・経験・技量が最盛期」結末「日本映画興行記録達成!」
- 映画『となりのトトロ』日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』2020.8.14 よる9時~10時54分放送
- 映画『となりのトトロ』のオススメ度は?
- 映画『となりのトトロ』の作品情報・概要
- 映画『となりのトトロ』のあらすじ(簡単)・ネタバレ
- 映画『となりのトトロ』の感想・内容
- 映画『となりのトトロ』の結末・評価
- 映画『となりのトトロ』都市伝説について
- 『となりのトトロ』都市伝説についてジブリの見解は?
- 映画『となりのトトロ』サツキとメイの家はあるのか?
- 『トトロの森』ってあるの?
- 宮崎駿監督の新作は『君たちはどう生きるか』
- 映画『となりのトトロ』などのジブリ作品がアメリカ・HBO Maxより配信
映画『となりのトトロ』日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』2020.8.14 よる9時~10時54分放送
2020.8.14 よる9時~10時54分放送
ジブリ映画です。宮崎駿監督です。トトロです。
金曜日の夜に幸せな時間を送りましょう。
ただ金ローは編集において「容赦ない」カットを行うことが話題となっていますが、さすがに『となりのトトロ』はカットしないのでは、、、。
ただ気になるのはお父さんとサツキとメイの入浴シーンです。昔は良かったのですが、近年では好ましくないと言われています。海外では完全にアウトです。
映画『となりのトトロ』のオススメ度は?
星4つ半です
永遠の名作です
トトロに触りたい
夢のような世界に行きたい
親子で楽しめる
子どもって素敵
映画『となりのトトロ』の作品情報・概要
『となりのトトロ』英題『My Neighbor Totoro』1984年スタジオジブリ製作による長編アニメーション映画。宮崎駿監督作品。音楽は久石譲。昭和30年代前半の埼玉県所沢市を舞台にしたファンタジー映画。肺を病んだ母親のために田舎へ引っ越した草壁一家。12歳のサツキと4歳のメイは不思議な生き物に出会う。子どもにしか見えないトトロとの交流を通じて「母への想い」を噛み締めながら少しずつ成長していく物語。
映画『となりのトトロ』のあらすじ(簡単)・ネタバレ
病気(肺を病んだ)お母さんを迎えるために空気の良い田舎に引っ越した草壁一家。お父さんは考古学の先生。サツキは12歳でメイは4歳。引っ越した家はとっても古くて広い。そして「お化け屋敷」と呼ばれている。ある日、メイは不思議な生き物“トトロ”に出会う。とっても大きくて優しいので友だちになった。でもトトロは子どもにしか見えない。サツキも会いたいと思っていたら、雨の日に会えた。二人揃って大喜び。三人は仲良く暮らしていた。でもある日、お母さんの病院から電報が届いた。「お母さんの具合がようない」悲しくなったメイは一人で病院へ向かうが、行方不明になってしまう。困ったサツキはトトロとネコバスにお願いして一緒に探してもらうことに。果たして、、、、。
映画『となりのトトロ』の感想・内容
コロナ禍に包まれた今こそ『となりのトトロ』を観る意義がある
この時勢に本映画『となりのトトロ』がテレビ放送されることに感謝したいです。いま世界中は“コロナ禍”に包まれています。
とても不安で何を信じて、どう過ごして良いのかわからない毎日です。一番の犠牲者は間違いなく「子どもたち」です。
特に遊び盛りの小学生の一番楽しいはずの夏休みが今年は台無し状態になっています。
山、川、海へ遊びに行きたいけれど、やはり三密になってしまう可能性も高いですし、もしもコロナに感染して祖父母に移してしまったら、一生涯にわたって後悔します。
そんなストレスに覆われた夏休みにジブリ映画の一番人気作品である本映画『となりのトトロ』がテレビ放映されることは大きな喜びです。
トトロは子どもだけではなく大人の楽しめる「家族物語の金字塔」です。本当に助かります。心から金ローには感謝せざる得ません。
ですからコロナ禍に包まれた今こそ『となりのトトロ』を観る意義があるのです。
親から子ども、そして孫へ世代を超えて愛される映画
さて、もう本映画『となりのトトロ』について、詳細な説明は不要ですよね?もはや国民誰もが知っているアニメ映画です。
いま小学生のお子さんをお持ちのお父さん、お母さんも子どもの頃、観ている作品だと思われます。
そして自身が成長して今度は「子どもと一緒に観る作品」となっています。それってとても素晴らしいことだと思います。
作品が世代を超えて伝承されていくのです。ですから今度は成長したお子さんの子ども、つまりお孫さんと楽しめる時が来るのです。絶対に来ます!
宮崎駿監督が教えてくれる「人間の優しさ」
スタジオジブリ映画、宮崎駿映画が評価される理由がここにあるのです。子どもから大人まで、あるいは日本人から外国人の心に深く“共感”という感情(エモーション)を打ち込んでくるのです。
わたしは宮崎アニメの最大の魅力は「人間は優しい」にあると思うのです。本映画『となりのトトロ』を観るたびに胸がジワっとして温かくなります。
落ち込んだ時、悩んでる時、悲しい時に観ると再び元気をくれるのです。
サツキとメイのような小さな女の子が元気に明るく生きているのに勇気をもらえます。
サツキとメイのような小さな女の子が元気に明るく生きているのに勇気をもらえます。
新しい家に引っ越した時もサンダルを履いたまま家に入ったり、裸足で外を駆け回ったりする姿に目頭が熱くないます。
ご存知の通り、二人のお母さんは病気で入院しています。お姉さんのサツキはしっかり者ですが、やはりお母さんに甘えたい気持ちを持っていると思います。
でも妹メイの手前、強いお姉さんでいる必要があります。ここです。ここなんです。
サツキこそ、思いっきりお母さんに抱きつきたいのです。長女に生まれた責任感を12歳のサツキは健気に果たしているのです。
寝坊助のお父さんを起こしたり、朝食と弁当を三人前作ったりします。この場面を観るだけで涙が出て来ます。
まだ小さくてわがままなメイはストレートに感情表現できますが、やはり12歳の女の子のサツキには自我も生まれていますから難しいでしょう。
こういった姉妹の描き方がわたしたちの家庭にも通じるところがあるのです。小さい頃の兄妹喧嘩を思い出しますし、いま正に子育てをしているご家庭なら「そうそう」と頷く人もいるでしょう。
映画『となりのトトロ』の結末・評価
お父さん(草壁タツオ)の優しい眼差しも良い
このように宮崎アニメはわたしたちと同じ目線で物語を紡いでいくところに魅力があるのです。
また映画の中ではサツキに対してお父さん(草壁タツオ)が口うるさくないところが良いのです。
もし「サツキ、お前はお姉ちゃんなんだから、しっかりしなさい」とか「もっと勉強しなさい」などという場面があったのならこの映画に共感できなかったでしょう。子どもに強要するアニメは駄作です。
メイはもっとお転婆キャラでも良かったのでは
さて、メイのことを聞き分けが悪く、頑固な性格と称する記事もありますが、そもそも4歳の女の子ってそういうもんではないでしょうか。天真爛漫でなければいけないのです。
楽しい時には思いっきりはしゃいで、笑って、歌って、踊って、悲しい時に大泣きして、というのが小さい子どもの魅力であり、それが彼女の「人生」なのです。
本音を言えばもっとメイには感情を爆発させた表現をして欲しかったです。だって、可愛いじゃあないですか。
お家で一人でいるのが淋しくてお姉ちゃんの学校へ来ちゃった、ってところなんで涙腺決壊です。
オタマジャクシを“オジャマタクシ”と言ったり、トウモロコシを“トウモコロシ”というところも共感を得ます。
メイはもっとお転婆キャラでも良かった気がします。
本当にトトロが見えるかも、子どもって不思議な能力がある
トトロという存在は、森の主であり、この国に太古より生き、巨大なクスノキに住んでいる生き物です。森の精霊ではありません。動物です。
そしてその姿は子どもにしか見えないという設定も良いと思います。
実際、子どもって不思議な力があると思うのです。特殊な力、「超能力とか霊能力とかを持っているのではないか」って疑ってしまう経験ってないでしょうか?
子どもと過ごしているとそんな経験のひとつやふたつくらいあることでしょう。ここにも宮崎アニメに惹きつけられる魅力があるのです。
またネコバスっていう空飛ぶ乗り物も夢があります。もちろん、子どもにしか見えませんし、喋りません。
でも良い仕事をしてくれるんですよ。行き先表示が「メイ」となる場面もウルウルです。そして「七国山病院」になって空を飛んでいく時には大号泣です。
何度観ても泣けるのです。「わかっているけど、涙が止まらない」のです。こんな映画はそんなにありません。
ネコバスから両親を見守る理由
サツキとメイがお母さんに会いたくて病院へ行きます。でも「お母さん」と言って抱きつきません。ネコバスの乗って上の方から眺めます。
それはお父さんとお母さんが仲良く喋っているからです。仲睦まじい二人を邪魔してはいけないと思ったのでしょう。
お父さんも「お母さんに会いたかったんだ」とわかったのでしょう。ここはサツキとメイがちょっとだけ成長した描写を表すには十分でした。
本映画『となりのトトロ』はハッピーエンドで終わります。宮崎駿監督も言っています。サツキとメイはとにかくもう一度、「お母さんと暮らしたい」一心です。それは叶います。
映画のエンディングに退院したお母さん過ごす場面がありますので観てください。
映画『となりのトトロ』都市伝説について
なぜか、本映画『となりのトトロ』の都市伝説が止まりません。ひとつずつ片付けようと思います。
サツキとメイは死んでいる?
これは二人が外を歩く場面で地面に影があったり、なかったりするところから派生した噂です。本映画『となりのトトロ』の美術監督である男鹿和雄さんは徹底的に背景にはこだわっています。背景にこだわるということは「脚本」を読み込むことです。二人が歩く時の時間帯が真昼なのです。真昼に外を歩くと太陽が上部に来るので影が出ません。つまり噂を立てた人は時間経過を読み取ることが出来なかった人の勝手な想像なのです。
エンドロールはサツキとメイの死をイメージしている?
エンドロールでは両親の姿が若く見えることが噂の原因になっています。そしてサツキとメイも死んでおり、お父さんの回想では?というものです。でもそれは宮崎監督が誤解を払拭しています。
「登場人物たちは作品完成後も年々自分の頭の中で年を重ねており、現在では主人公も嫁いで元気に暮らしている」「(宮崎の中では)そのまま若いままではいないです。いませんよ。そりゃあ。もうあの人たち(さつきとメイ)はすっかりもう成人になってます。すっかりいい娘になって、その後結婚した後は、知らない(笑)」という。
ですからサツキもメイは両親と幸せに暮らして、嫁いだと思われます。
メイは溺死している?
メイは生きています。サツキも確認しています。サンダルですが、メイのサンダルのデザインは2本線が入っているのに対して、見つかったサンダルは一本線です。
両親には見えないサツキとメイは?
これは二人がネコバスに乗ってお母さんが入院している「七国山病院」に駆けつけた時、木の上から病室にいるお母さんとお父さんの二人を見下ろしていることから“死”をイメージしたのだと思います。でも実際はお父さんとお母さんが仲良く話しているので「邪魔をしたくなかった」のが本音だと思います。もちろんお母さんの元気な姿に安心したからです。両親は話に夢中になっていたので二人に気が付きませんでした。
お地蔵さんにメイの名前が?
メイが行方不明になってサツキが懸命に探している場面にお地蔵さんが映り、そこにメイの名前が刻まれているという噂です。DVDでゆっくり再生して確認しましたが、名前は刻まれていませんでした。
狭山事件をモチーフにした?
この噂が一番ひどいものです。いまだに心に傷を持っている被害者家族もいますので、今後は気をつけてほしいです。昭和37年5月1日に埼玉県狭山市で起きた誘拐事件が起きました。本映画『となりのトトロ』は昭和30年代を舞台にしています。また宮崎駿監督が住んでいた所沢をイメージさせる場面が出てきます。でもはっきりしません。噂は稚拙で所沢と隣の町の狭山市を結びつけて「狭山事件」をモチーフにしたという悪質なデマです。
その他、たくさんのデマや噂がありますので信用しないようにしてください。
『となりのトトロ』都市伝説についてジブリの見解は?
ゴールデンウィークの谷間の出勤日ということで、取引先からの電話も少なく、なんとなーく平和な3スタ2階。と、そんな中、かかってくるのはなぜか「トトロは死神なんですか?」という一般の方からの問い合わせばかり。みなさん、ご心配なく。トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでるという事実や設定は、「となりのトトロ」には全くありませんよ。最近はやりの都市伝説のひとつです。誰かが、面白がって言い出したことが、あっという間にネットを通じて広がってしまったみたいなんです。「映画の最後の方でサツキとメイに影がない」のは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです。みなさん、噂を信じないで欲しいです。 ...とこの場を借りて、広報部より正式に申し上げたいと思います。
以上のことを鑑みますと、都市伝説は真っ赤な嘘であり、誰かが面白がって広めた悪質なデマです。
ジブリも大迷惑とのことですから、ジブリファンであるならなおさら、信じないでください。
映画『となりのトトロ』サツキとメイの家はあるのか?
これは本当にあります。愛知県にあります。
愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にあります。
愛・地球博記念公園(モリコロパーク)管理事務所
〒480-1342 愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
電話:0561-64-1130FAX:0561-61-2150受付時間/8:30 ~ 17:00
2005年に愛・地球博がありました。万博です。
多くのパビリオンは取り壊されましたが、「サツキとメイの家」は残っています。
さらに朗報です。2022年に新たに「ジブリパーク」がオープンします。「となりのトトロ」「耳をすませば」「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」などをモチーフにした展示物やアトラクションも作られるそうです。
『トトロの森』ってあるの?
トトロの森は実際にあります。しっかりとした団体が運営しています。
公益財団法人 トトロのふるさと基金
〒359-1164 埼玉県所沢市三ヶ島三丁目1169-1
Tel.04-2947-6047 Fax.04-2947-6057
宮崎駿監督が所沢市に住んでいたこともあり、ゆかりの土地なのでしょう。わたしはまだ行ったことはありませんが、とても興味があります。是非とも、行きたいです。
「まっくろくろすけー」と叫んでみたいです。
宮崎駿監督の新作は『君たちはどう生きるか』
過去において宮崎駿監督は何度か「引退宣言」しています。でもその度に復活?しています。
復活する理由はたくさんありますが、やはり「アニメ映画が好きであること」そして「子どもたちに伝えたいことがる」が一番ではないでしょうか。
さらに若手のアニメ監督の登場もあると思います。新海誠監督です。もともと負けず嫌いの宮崎駿監督ですから、新海誠が日本アニメ界を席巻したことで、がぜんやる気になったのではないでしょうか。
さて、現在ステジオジブリでは少なくとも二本の映画製作が進行中です。一本は宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』です。すでに三年の月日を要しています。36分完成しているとのこと。全てが手書きだそうです。
あと3年はかかるとのことです。
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが米メディアに以下のように語っています。
rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)より引用
例えば、『となりのトトロ』を作った時は、アニメーターは8人で、8ヶ月で制作しました。現在、宮崎が取り組んでいる最新作には、アニメーターが60人います。しかし、1ヶ月に1分間しかできません。つまり、1年間の12ヶ月で、12分間の映画が完成することになります。この作品にはすでに3年間費やしているので、つまり、36分間できているということです。これから3年後の完成を目指しています。
もうひとつ進行している映画は宮崎吾朗監督作品でまだタイトルは決まっていません。こちらはコンピュータグラフィックスを用いて製作中とのこと。英国を舞台にした女の子の物語になるそうです。
映画『となりのトトロ』などのジブリ作品がアメリカ・HBO Maxより配信
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが公式発表しています。
株式会社ムービーウォーカー(MOVIE WALKER Co., Ltd.)より引用
鈴木プロデューサーは、「長いこと映画の仕事をしてきたので、映画は映画館で観るものと信じてきました。(DVDなどの)物理的なパッケージ以外の形状に進むことに非常に躊躇していました。その意識を変えたのは、ウディ・アレン監督が配信用に映画を撮ったことでした」と語っている。
アレンはアマゾン・スタジオとライオンズゲート共同で『カフェ・ソサエティ』(16)、アマゾン・スタジオと『女と男の観覧車』(17)、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(19)、そしてドラマシリーズ「ウディ・アレンの6つの危ない物語」(16)を撮っている。アレンのインタビューで、「ストリーミングは、より多くの観客に映画を届ける」といった主旨の発言を読み、考え方が変わったのだという。
鈴木敏夫プロデューサーはジブリの権利をとても大事にしており、動画配信に対しては消極的だったようです。
しかし鈴木さんの好きな映画監督ウディ・アレンがアマゾンスタジオと映画を撮ったことで考えを変えたそうです。
アレンが従来の大手スタジオからネットビジネスを手がけるアマゾンに舵を切ったことは今後の映画業界の方向づけにもなったと思います。映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』
もちろん、アメリカのフィルムメーカーはネットフリックスと映画製作の軸を移す人が多く出始めました。マーティン・スコセッシなどは早かったです。映画『アイリッシュマン』
また鈴木プロデューサーはクリント・イーストウッドの大ファンです。クリント・イーストウッドはワーナーをずっと映画を撮っています。ですから「ワーナーと一緒に仕事をしたかった」そうです。
動画配信会社と製作した映画
映画『となりのトトロ』感想(友人に書いてもらいました)
チサトさんより
わたしが初めて『となりのトトロ』を観たのは、サツキと同じ小学6年生でした。もちろん映画館で観ました。お父さんとお母さんと妹の四人で行きました(草壁家と同じですね)やっぱりサツキに惹かれました。お姉ちゃんとして頑張ってる姿に自分を重ねた記憶があります。わたしはサツキのようにしっかり者でなく、どちらかというと妹の方がしっかりしていて、ちょっと恥ずかしかったです。でも本当にトトロっているんじゃないかって思うくらい映画の中に入って行きました。「真っくろ、くろすけー」ってセリフがずっと残ってます。今は娘を持つ母親になりました。もちろんDVDで一緒に観ました。やっぱり宮崎アニメっていいですね。一緒に「トットロ、トットロ~」って歌うのが本当に楽しかったです。
真由さんより
宮崎アニメは両親の影響でほとんど見ています。『崖の上のポニョ』がオンタイムでした。ちょうど小学4年生でした。それから両親が持っているDVDを全部観ました。もちろん『となりのトトロ』もDVDです。トトロが可愛かったのが第一印象です。でもわたしがもしサツキやメイで実際にトトロに会ったらびっくりしちゃうだろうなって思いました。かと言ってあのふんわりしたお腹に乗ってみたいと想像とかもします。今もジブリ映画は観ます。元気が出るんですよね。小さい時は主人公と同じ目線でしたが、今はちょっと違う目線で見ることでさらに世界が広がった感じがします。
真也くんより
僕にとってジブリ作品は人生に欠かせない存在です。生きること、夢を持つことを教えてくれました(ちなみまだ20です)『となりのトトロ』もそうですが、一生懸命やれば必ず誰かが見ていて、応援してくれるのです。応援してくれるとまた頑張れます。ジブリ映画は不滅です。
鈴木さんより
大変お恥ずかしいのですが、わたしが『となりのトトロ』を見た時の我が家は崩壊寸前だったのです。わたしの粗相によって妻からの信頼は無くなり、離婚へと向かっていました。そんな時に小学生だった息子が「トトロを見たい」と言うものですから、妻と息子とわたしの三人で映画館へ行きました。真ん中に息子を挟んでの鑑賞でした。もう涙が止まりませんでした。家族を裏切ってはいけないと思ったのです。この『となりのトトロ』を見たことでわたしは心入れ替えて妻に許してもらえたのです。ですから『となりのトトロ』の宮崎監督には頭が上がりません。本当に素晴らしい映画でした。これからも応援して行きます。
映画『となりのトトロ』の登場人物・声優・キャストについて
サツキ(日高のり子)
草壁家の長女で小学6年生。12歳。しっかり者。妹想い。母親不在の中、食事やお弁当を作って切り盛りしている。日高のり子さんの声はとても元気な少女の日常をうまく表していたと思います。
メイ(坂本千夏)
次女4歳。ちょっとわがまま?でもそれが子ども。怖いもの知らずでしょうか。トトロを追いかけて藪の中や森の中へ。坂本千夏さんは苦労したのではないでしょうか。小さい子を演じるのは難しいです。でもメイを応援したくなる演技でした。
とうさん(糸井重里)
草壁家の主人。考古学者。大学の非常勤講師。頭が良い。おっとりした性格。最初は糸井重里に違和感を持ちましたが、すぐに慣れました。あまり感情を出さないところが良かったと思います。
かあさん(島本須美)
母。肺を悪くして入院中。子どもたちのことが心配。あまり出番はありませんでいたが、島本須美の声は優しいお母さんでした。
ばあちゃん(北林谷栄)
北林谷栄さんは田舎にいるおばあちゃんらしい声でした。
トトロ(高木均)
森の主。ほとんど聞き取れる言葉を発していませんが、感嘆語として理解しました。
カンタの母(丸山裕子)
先生(鷲尾真知子)
本家のばあちゃん(鈴木れい子)
映画『となりのトトロ』の歌・曲
音楽担当は久石譲さんです。
テーマソングはタイトルと同名の『となりのトトロ』です。井上あずみさんが唄っています。
1、『となりのトトロ』 作詞:宮崎駿、作曲・編曲:久石譲
2、『さんぽ』作詞:中川李枝子 作曲・編曲:久石譲
まとめ 映画『となりのトトロ』一言で言うと!
「子どもの情操教育のためにトトロを!」
わたしの私見になりますが、ジブリ映画を観ると感性が豊かになるような気がします。やっぱり日本に暮らしているので、日本らしさた伝わってきます。
合わせて観たい映画
【オススメアニメーション映画】
映画『この世界の片隅に』
映画『アナと雪の女王2』
映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
映画『ジャングル・ブック(2016年の映画)』
映画『トイ・ストーリー3』
映画『リメンバー・ミー』
映画「天気の子」
【オススメ昭和を感じる映画】
映画『ルパン三世 カリオストロの城』
昭和アニメの代表的作品
映画『風立ちぬ(1976)』
山口百恵と三浦友和、、、素晴らしい
映画『あいつと私(1961)』
石原裕次郎と芦川いづみの純愛
映画『太陽の季節』
石原裕次郎衝撃のデビュー作
映画『嵐を呼ぶ男』
暴れん坊ドラマーの裕次郎です
映画『夜霧よ今夜も有難う』
男は背中で泣いている
映画『七人の侍』
日本を代表する映画と言ったらこれ!
映画『キューポラのある街』
吉永小百合さんって本当に永遠のアイドル
『男はつらいよ お帰り 寅さん』
山田洋次監督はずっと昭和にこだわっています
映画『居酒屋兆治』
高倉健さんの顔って本当に「芸術的」にハンサム
映画『探偵物語(1983)』
薬師丸ひろ子と松田優作の恋愛映画
映画『Wの悲劇』
「ああ、薬師丸ひろ子、ああ、薬師丸ひろ子」ため息が出ます
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』
寅さんは帰ってきたのでしょうか?
映画『炎の舞』
戦争が二人を引き裂いたのか、、、
映画『ホワイト・ラブ』
山口百恵&三浦友和がスペインで親になる
映画『若い人(1962)』
石原裕次郎と吉永小百合のまさかの共演
映画『父と暮せば』
宮沢りえちゃんと応援したくなる映画です
映画『絶唱(1975)』
あまりにも悲劇すぎる映画です
映画『潮騒 しおさい(1975)』
三浦友和の「男気」に山口百恵が惚れます
映画『カツベン!』
成田凌くんの最高演技かも!
映画『エリカ38』
エリカは間違いなく昭和の女です
映画『ホタル』
高倉健さん自身が“昭和の男”の代表でした
映画『となりのトトロ』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
宮崎駿
原作
宮崎駿
脚本
宮崎駿
製作
徳間康快
企画
山下辰巳 尾形英夫
プロデューサー
原徹
作画
佐藤好春
美術
男鹿和雄
仕上
保田道世
撮影
白井久男
編集
瀬山武司
録音演出
斯波重治
調整
井上秀司
効果
佐藤一俊
音楽
久石譲
歌
井上あずみ
アニメーション制作
スタジオジブリ
サツキ(日高のり子)
メイ(坂本千夏)
とうさん(糸井重里)
かあさん(島本須美)
ばあちゃん(北林谷栄)
トトロ(高木均)
カンタの母(丸山裕子)
先生(鷲尾真知子)
本家のばあちゃん(鈴木れい子)
カンタの父(広瀬正志)
カンタ(雨笠利幸)
草刈り男(千葉繁)
龍田直樹
TARAKO
西村智博
石田光子
神代智恵
中村大樹
水谷優子
平松晶子
大谷育江
1988年製作/88分/日本
配給:東宝
映画『となりのトトロ』動画
現在のところ無料の動画配信は行われておりません。ジブリは著作権管理が徹底されていますから、今後も動画配信される可能性は期待できません。
映画『となりのトトロ』DVD
動画配信はまだですが、DVDおよびブルーレイ作品は多く販売されています。
映画『となりのトトロ』楽譜
久石譲さん作曲の『となりのトトロ』は小学校での合唱でよく歌われています。楽譜も有料で販売されています。以下のサイトから購入できます。
以下は株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスが運営しています。
映画『となりのトトロ』歌詞
『となりのトトロ』の歌詞は割と容易に覚えられます。正確な歌詞は以下のサイトに紹介されています。
歌詞検索J-Lyric.netは、JASRAC(日本音楽著作権協会)、株式会社NexToneの許諾を得て無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供している会社です。
映画『となりのトトロ』英語
『となりのトトロ』の英題は『My Neighbor Totoro』です。
宮崎アニメ、つまりジブリ作品は日本のみならず海外でも高く評価されています。アメリカ、イギリス、フランス、イタリアなどでも配給され、多くの人に親しまれています。
意外や意外と思うかもしれませんが、2018年にやっと中国で公開されました。