映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『ミラベルと魔法だらけの家』
(2021年製作/109/アメリカ)
原題:Encanto
配給:ディズニー
【監督】
バイロン・ハワード ジャレッド・ブッシュ
【共同監督】シャリース・カストロ・スミス【製作】クラーク・スペンサー イベット・メリノ【脚本】バイロン・ハワード ジャレッド・ブッシュ シャリース・カストロ・スミス【音楽】リン=マニュエル・ミランダ【日本版エンドソング】ナオト・インティライミ
【出演】
ステファニー・ベアトリス マリア・セシリア・ボテーロ ジョン・レグイザモ マウロ・カスティーリョ ジェシカ・ダロウ アンジー・セペダ カロリーナ・ガイタン ダイアン・ゲレーロ ウィルマー・バルデラマ レンジー・フェリズ ラビ・カボット=コニャーズ アダッサ マルーマ
ミラベル(日本語吹き替え)斎藤瑠希 アルマおばあちゃん(日本語吹き替え)中尾ミエ ブルーノ(日本語吹き替え)中井和哉 フェリックス(日本語吹き替え)勝矢 ルイーサ(日本語吹き替え)ゆめっち フリエッタ(日本語吹き替え)冬馬由美 ぺパ(日本語吹き替え)藤田朋子 イサベラ(日本語吹き替え)平野綾 アグスティン(日本語吹き替え)関智一 カミロ(日本語吹き替え)畠中祐 アントニオ(日本語吹き替え)木村新汰 ドロレス(日本語吹き替え)大平あひる マリアーノ(日本語吹き替え)武内駿輔
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- 映画『キューポラのある街』
- 映画『コレット』
- 映画『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』
- 『天才作家の妻 40年目の真実』
- 映画『マリッジ・ストーリー』
- 映画『プライベート・ウォー』
- 映画『マイ・フェア・レディ』
- 映画『追憶(1973)』
映画『ミラベルと魔法だらけの家』外部リンク
【HPサイト】
映画『ミラベルと魔法だらけの家』公式サイト
映画『ミラベルと魔法だらけの家』公式Twitter
【予告映像】
映画『ミラベルと魔法だらけの家』トレーラー
映画『ミラベルと魔法だらけの家』IMDbサイト
映画『ミラベルと魔法だらけの家』 Rotten Tomatoesサイト
映画『ミラベルと魔法だらけの家』のオススメ度は?
星4つ半です
とても楽しい
とても切ない
とても幸せ
やっぱりディズニーは「決めてくる!」
映画『ミラベルと魔法だらけの家』の作品情報・概要
『ミラベルと魔法だらけの家』原題『Encanto』2021年11月24日に公開されたアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。バイロン・ハワード(映画『塔の上のラプンツェル』)とジャレッド・ブッシュ監督作品。ウォルト・ディズニー・ピクチャーズとウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作。活気溢れる南米コロンビアの奥地に佇む、魔法の力を持つ不思議な家が舞台。そこに住むマドリガル家に生まれる子どもたちを主軸に展開していく。
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ・ネタバレ
映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ:起
ミラベルは5歳になって魔法の才能(ギフト)が与えられなかったことを気にし、役に立とうと思っても邪魔をしてしまうことが多く…。
アルマおばあちゃんはミラベルに厳しかったこともあり、癒しの魔法を持つ母のフリエッタは気に掛けていました。
いとこのアントニオの魔法のギフトのため、マドリガル家ではおもてなしの準備が整います。
ミラベルはアントニオを迎えに行って多くの町民たちも見守る中、儀式のドアの前へ。
アントニオがドアノブを手に取った瞬間、ドアが光り輝いて開いてアントニオ専用の部屋に繋がりました。
そこはジャングルのような広々とした空間が広がり、アントニオは動物の魔法を授かったことで鳥などの動物を呼ぶのです。
町民たちと家族は喜んで外で祝う中、ミラベルは家に亀裂が入ったのを見たことでおばあちゃんに知らせますが、戻って来ると跡は無くなっていました。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ:承
ミラベルは信じてもらえず、夜にこっそり家の魔法の源であるロウソクの元へ。
すると、おばあちゃんが魔法の力が弱まっていることに悩んでいたのを見たミラベルは、魔法の力を密かに取り戻そうと決意。
次の日、姉のルイーサが「パワーの魔法が弱まっている」と悩んでいたことで話を聞き、そこで行方不明のブルーノおじさんの部屋にヒントがあるかもしれないと知ります。
ミラベルは砂の降り注ぐおじの部屋に入り、奥で予言を示した絵の欠片が散らばっているのを発見。
そして一枚の絵を完成させると、その絵には亀裂の入った家とミラベルの姿が…彼女は父にそのことを話すと、聴力の魔法により耳が良かったドロレスにも話を聞かれてしまいます。
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ:転
この日は一番上の姉で花の魔法が使えるイサベラが求婚を受けるとのことで客人を招いていました。
そこでドロレスが家や魔法に危機が迫っているという話しを広めてしまい、最終的におばあちゃんにバレてしまいます。
球根の話が破綻したことでミラベルは逃げるようにその場を去り、予言の欠片を持ち去ろうとしたネズミを追って壁の裏の通路へ。
そこにはなんとブルーノおじさんの姿が…彼はイザベラのために予言を隠して姿を消し、家族を見守り続けていたのです。
ミラベルは家を救うべく、おじさんに予言の続きを見て欲しいと頼みました。
そして、予言によるとミラベルがイサベラとハグをすることで自体が良くなると知って姉の部屋へ。
花の魔法を持つイサベラはミラベルを追い返そうとし、その際に結婚の話は不本意だったと言いました。
ミラベルはイサベラに自由に生きるべきだと言って二人は和解しつつハグをするのですが…。
おばあちゃんはミラベルがイサベラを変えたと気付いて叱りつけるのです。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ:結
ミラベルは「おばあちゃんが家を壊している」と言い放つと、家は限界を迎えたかのように崩壊…。
それを見たミラベルは一人で森に行って、おばあちゃんが川にいたことに気付きます。
おばあちゃんは昔、野党に追われて子供三人と夫共に逃げましたが、夫はみんなを逃がすために野党に立ちはだかって亡くなった…。
そのため、もう家族や家を失う苦しみを決してしないようにと、家族に厳しくしてきたと語りました。
ミラベルはそれを聞いて家を立て直そうと提案し、町民の力も借りたことで見事、家が完成。
すると家に魔法の力が戻ったことで家族は喜び、記念写真を撮って物語は幕を閉じます。
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』の感想・内容
・印象的なシーンとラストについて
ミラベルが家に呼びかけると床のタイルがパタパタと動き、何か尋ねると返答するような動きを見せるのが良いですね。
見ているだけで愛着が持てる中、徐々に亀裂が走るシーンではハラハラさせられました。
家の崩壊時にはみんなが魔法を使えなくなっていき、それでも家が最後の力を振り絞るかのように家族を安全な場所まで移動させるのです。
ミラベルは一人で魔法のロウソクを守ろうとしてガレキに埋もれたかと思いきや、なんとか無事…。
そうして炎が消えてしまうシーンは切なくなりましたね。
その後、おばあちゃんと和解していくシーンへとつながりますが、ラストにかけては涙無くして見れませんでした。
おばあちゃんは「魔法ではなく家族こそが奇跡」ということに気付き、ミラベルが家を建て直せたことも含めてハッピーエンドだったのが良かったです。
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』の考察・評価
・魔法の力とキャラクターの魅力!
長女のイサベラは花の魔法でピンクや赤の花を咲き乱れさせ、部屋はみごとな花畑!宙からベッドに乗って降りてくるのはとても華やか…。
ですが、ミラベルは見飽きたかのような表情を浮かべるためギャップがおもしろいです。
見るからに華々しいイサベラがミラベルの影響を受けてからは、南国を思わすトロピカルな草木をたくさん生み出すのも良かったですね。
華麗なイサベラも良いですが、元気いっぱいの好きなことを楽しむような彼女の姿も見どころです。
次女のルイーサはパワーの魔法による演出が凄い!
家の中でピアノや大きな花瓶を持ち運ぶだけでなく、町で傾いた家をひと蹴りで直したり、家ごと持ち上げたりするのです。
彼女は魔法の力が弱まった際にミュージカルと共に勇ましさを語るのにも注目!パワーがあるからこそ家族を守れると思いつつ、魔法が無くなったら義務が果たせないことから焦りを感じる…。
パワーがあるから狂暴な動物や天変地異からも守れる!という意志を感じさせる歌と演出はミュージカルならではでした。実は繊細な面もあることがわかる貴重なワンシーンです。
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』の結末
ブルーノおじさんは色々な予言を的中させたことで、家族も村人も嫌な思い出が過ぎるようでしたね。
「予言が運命を決める」と思い込んだ者たちにとって「ブルーノに触れてはいけない」と言われるのも仕方が無かったのかもしれません。
しかし、実際は家族をとても愛しており、ミラベルの予言が見えた時も彼女を守るために隠したとのこと…。
おばあちゃんはそのことを知らず、ミラベルのおかげで真実を知ってブルーノおじさんが戻って来ることになったのは良かったなと思いました。
他にも天気の魔法や変身の魔法などを使う家族がいて、個性的でおもしろかったのも忘れられませんでしたね。
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』のキャストについて
ミラベル(ステファニー・ベアトリス)
アルマおばあちゃん(マリア・セシリア・ボテーロ)
ブルーノ(ジョン・レグイザモ)
フェリックス(マウロ・カスティーリョ)
ルイーサ(ジェシカ・ダロウ)
フリエッタ(アンジー・セペダ)
ペパ(カロリーナ・ガイタン)
イサベラ(ダイアン・ゲレーロ)
アグスティン(ウィルマー・バルデラマ)
カミロ(レンジー・フェリズ)
アントニオ(ラビ・カボット=コニャーズ)
ドロレス(アダッサ)
マリアーノ(マルーマ)
ミラベル(日本語吹き替え)斎藤瑠希
アルマおばあちゃん(日本語吹き替え)中尾ミエ
ブルーノ(日本語吹き替え)中井和哉
フェリックス(日本語吹き替え)勝矢
ルイーサ(日本語吹き替え)ゆめっち
フリエッタ(日本語吹き替え)冬馬由美
ぺパ(日本語吹き替え)藤田朋子
イサベラ(日本語吹き替え)平野綾
アグスティン(日本語吹き替え)関智一
カミロ(日本語吹き替え)畠中祐
アントニオ(日本語吹き替え)木村新汰
ドロレス(日本語吹き替え)大平あひる
マリアーノ(日本語吹き替え)武内駿輔
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まとめ 映画『ミラベルと魔法だらけの家』一言で言うと!
「魔法が欲しい」
子どもの頃からずっとそんな妄想に取り憑かれて大人になったわたしです。いまでも「もうし何でも願いが叶うなら」とお呪いをしてしまう日々です。まだまだ子ども心を捨てられません。
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
バイロン・ハワード ジャレッド・ブッシュ
共同監督
シャリース・カストロ・スミス
製作
クラーク・スペンサー イベット・メリノ
脚本
バイロン・ハワード ジャレッド・ブッシュ シャリース・カストロ・スミス
音楽
リン=マニュエル・ミランダ
日本版エンドソング
ナオト・インティライミミラベル(ステファニー・ベアトリス)
アルマおばあちゃん(マリア・セシリア・ボテーロ)
ブルーノ(ジョン・レグイザモ)
フェリックス(マウロ・カスティーリョ)
ルイーサ(ジェシカ・ダロウ)
フリエッタ(アンジー・セペダ)
ペパ(カロリーナ・ガイタン)
イサベラ(ダイアン・ゲレーロ)
アグスティン(ウィルマー・バルデラマ)
カミロ(レンジー・フェリズ)
アントニオ(ラビ・カボット=コニャーズ)
ドロレス(アダッサ)
マリアーノ(マルーマ)
ミラベル(日本語吹き替え)斎藤瑠希
アルマおばあちゃん(日本語吹き替え)中尾ミエ
ブルーノ(日本語吹き替え)中井和哉
フェリックス(日本語吹き替え)勝矢
ルイーサ(日本語吹き替え)ゆめっち
フリエッタ(日本語吹き替え)冬馬由美
ぺパ(日本語吹き替え)藤田朋子
イサベラ(日本語吹き替え)平野綾
アグスティン(日本語吹き替え)関智一
カミロ(日本語吹き替え)畠中祐
アントニオ(日本語吹き替え)木村新汰
ドロレス(日本語吹き替え)大平あひる
マリアーノ(日本語吹き替え)武内駿輔2021年製作/アメリカ
原題:Encanto
配給:ディズニー