【酷評】映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』ネタバレ・あらすじ・感想・作品情報。映像業界ってこんなクソばかりですか?

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映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『ブルーアワーにぶっ飛ばす』公式サイト
2019年10月テアトル新宿、ユーロスペースほか全国ロードショー!TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016審査員特別賞受賞作品。出演:夏帆 シム・ウンギョン でんでん 南果歩。上手に生きてるようにみえて、実は不器用で不自由な私の人生。
『ブルーアワーにぶっ飛ばす』予告編

『ブルーアワーにぶっ飛ばす』92/日本/2019
【監督】
箱田優子
【製作】
中西一雄
【出演】
夏帆
シム・ウンギョン
渡辺大知

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映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のオススメ度は?

星ゼロです。

物語が描けてない。

人物に感情移入できない。

悪口ばかり聞かされてる。

仕事、お金、夫、愛人の全部手にしています。

何が問題なの?

若いのに故郷への懐古が強い。

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映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の作品概要

TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」で審査員特別賞を受賞した企画を映画化した作品。夏帆とシム・ウンギョンが共演。ロードムービーであり、自分探しである。

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映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』のあらすじ・ネタバレ

東京でCMディレクターとして活躍する既婚女性砂田夕佳(夏帆) は仕事もお金もある。割り切った関係の愛人もいる。W不倫だ。田舎の母から電話があり祖母の見舞いで帰省することに。同行したのが清浦あさ美(シム・ウンギョン)。数年ぶりに帰省したは良いが、退屈。しかし祖母のお見舞いで心境が変化していく、、、、。

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映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の感想・評価・内容・結末

な~にもない映画です。全く面白くない映画です。東京でCMディレクターとしてバリバリ働いている女性で、お金もあるし、結婚もしている、そして愛人もいてそれなりに都会をエンジョイしている。夫には後ろめたいこともあるが、バレないアリバイをやりくりする自分を褒めている感じすらある。でも故郷の茨城を嫌っている。祖母が病気になり見舞いのため帰省して家族と再会して何かに気がつく、、、。でも何か吹っ切れたように東京へ戻っていく、という話。全く中身がありません。夏帆さんが出演するから観に行きましたが、とてもガッカリです。

まずトップカットからの繋ぎに問題があります。少女時代の砂田夕佳(夏帆) が早朝、農道の水路脇を歩いています。朝なのにヒグラシが降り注いでいます(早朝にも鳴くのか?)キャメラが後ろから追いかけて行きます。そして東京のホテルの一室。すぐに不倫とわかります。その後、夕佳にも夫がいるからダブル不倫とわかります。この時点でクソ女とわかり、わたしの感情が一気に引いて行きます。安い週刊誌の超気持ち悪い「割り切った関係」というコピーを思い出し気持ち悪くなる。まるでこの監督の箱田優子さんのCM業界そのままの姿を表しているかのようで興冷めしてしまう。帰宅したら良き夫とたわいのない会話。これもクソですね。罪悪感ないのか。

この映画に出てくる人物はほとんどがクソ人間と言える。砂田夕佳(夏帆)と冨樫晃(ユースケ・サンタマリア )は家庭を壊さない割り切ったW不倫の最低な人たち。 夫の玉田篤(渡辺大知)は夕佳の不倫を知っているかと思われるがとぼけている。これも疑問です。はっきり追及しろよ! 夕佳の母親の砂田俊子(南果歩)はもう疲れ切っています。夫と息子の面倒と牛、さらに義母の介護で。家事は全くしていない。台所は汚れきっています。父親の砂田浩一(でんでん)は価値があるのかわからない骨董品に大金を支払っていたり、兄の砂田澄夫(黒田大輔)は教師でありながら幼児性愛者の趣味を匂わせる。と考えると割とまともな人間は清浦あさ美(シム・ウンギョン)だけとなります。

でもシム・ウンギョンさんの設定がよくわからない。日本語が下手すぎるのがまずい。名前からすると日本人であるからあの日本語では観ている方の感情が揺れないのだ。陽気に喋ってあんぽんたんな日本人女子を演じているのだが、ハシャゲバハシャグほど無理感が伝わり痛くなってくる。だからここは最初から韓国から仕事で来ている女性にした方がスッキリすると思う。その方が物語が広がります。わたしはシム・ウンギョンさんに映画を観ていますからとても勿体無いと思いました。もし日本で今後も活動するのならやっぱりもっと日本語を勉強して欲しいのとちゃんとして映画を選ばないとダメだと思う。

それで映画の内容ですが、先にも述べましたが、東京で売れっ子の既婚のCMディレクターがかったるい仕事と軽薄な友人、仕事をくれるだろう代理店の男を愛人にして、何かやるせない日々を過ごしている。何かが欲しい、、、。というのはわかる。それでなぜ田舎へ帰省して新しい自分に出会って再起動するのかが全くわかりません。

「田舎で何か大きな出来事ありましたっけ?お婆ちゃんのお見舞い?それで改心したの?でも小さい頃、一緒に住んでいたお婆ちゃんだよね、仲よかったよね、なのに何年も帰省せず会わない設定っておかしくない?」

しかも若干30歳で故郷へ戻り自分探しとかする必要あるのでしょうか?まだ若いのの過去を懐古すること自体が理解できません。過去ばかりを気にする人に進歩はありません。それはすなわち故郷にこだわり、捨てきれず、やっぱり戻りたいからです。だったら戻ればいいのです。茨城いいところでしょ。東京でバリバリ仕事していて故郷の茨城が嫌い、で、心の隙間を埋めるために不倫?って結びつかない。つまり贅沢すぎるんです。人より自分を優位にしたいという汚い人間が現れています。

結局、色んなことを順調に手に入れたから何か他の人とは違う悩みを勝手に作って自己陶酔しているとしか思えませんでした。それって自慢なんです。この主人公に気持ちを同調する要素が全くありません。繰り返しますが、仕事も地位もお金も家庭もほとんど手に入れています。しかも愛人も。そのくせ、「子どもはいらない」と女性を敵に回すようなセリフで毒ずく。共感できません。本当にクソ女をやらされた夏帆さんが可哀想です。

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演出的な問題

砂田夕佳と清浦あさ美の会話がとにかく幼稚すぎます。あさ美の車の中で夕佳がスマホで話しているバックで尾崎豊の『15の夜』を絶叫させてる場面はもう痛々しいです。SEのつけ方に違和感がある場面も多数です。ポヨンとかピロリンとか必要ないと思います。茨城のどこかの公園とかで。

それと夏帆さんが下品に見えてしまうのです。特に飲み会の時の毒づき方が気になりました。全体的にガサツ過ぎます。イメージダウンだなあ。

監督自身がCMディレクターとのことですが、CM出身の映画監督にありがちな小手先のテクに走っているのも問題です。キャメラを動かし過ぎです。もう少し固定ショットで勝負しなければと思います。おそらくガイ・リッチーから繋がるCM出身監督の影響を受けているのではないでしょうか。

今年観た映画の中でワースト5に入ります。『おっさんず』よりはまだ良かった。この作品がツタヤか何かも賞をとったそうだが、審査員は映画を観ていない人たちでしょう。日本の映画界の女性進出を祝福している者としてガッカリでした。やっぱり第二、第三の河瀬直美さんは出て来ないなあ。

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まとめ 映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』一言で言うと!

「ただワチャワチャと喚いているだけなら学生映画で

人間は人が持っているものを羨ましく思うことがあります。仕事、地位、名誉、お金、そして愛欲。一度手に入れるとさらに欲しくなるのでしょう。そして虚しくなるのです。全てが満たされてしまったという自己陶酔からくる虚無感です。これがとても厄介な感情なのです。虚無感は時としてモラルを逸脱する行為へ走らせます。心は八分目くらいが一番良いのではないでしょうか。

合わせて観たい映画

【】

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映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
箱田優子
脚本
箱田優子
製作
中西一雄
企画
遠山大輔
プロデュース
遠山大輔
プロデューサー
星野秀樹
アソシエイトプロデューサー
小池勇規
協力プロデューサー
吉岡宏城
ラインプロデューサー
馬渕敦史
キャスティングディレクター
元川益暢
撮影
近藤龍人
照明
藤井勇
録音
小川武
美術
井上心平
編集
今井大介
音楽
松崎ナオ
主題歌
松崎ナオ/鹿の一族
音楽プロデューサー
篠崎恵子
音楽監修
池永正二

砂田夕佳(夏帆)
清浦あさ美(シム・ウンギョン)
玉田篤(渡辺大知)
砂田澄夫(黒田大輔)
上杉美風
小野敦子
大御所俳優(嶋田久作)
伊藤沙莉
高山のえみ
冨樫晃(ユースケ・サンタマリア)
砂田浩一(でんでん)
砂田俊子(南果歩)
2019年製作/92分/G/日本
配給:ビターズ・エンド