映画『風立ちぬ(1976)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『風立ちぬ(1976)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『風立ちぬ(1976)』
(94分/日本/1976)
【監督】
若杉光夫
【脚本】
宮内婦貴子
【脚色】
若杉光夫
【原作】
堀辰雄
【製作】
堀威夫 笹井英男
【撮影】
前田米造
【出演】
山口百恵
三浦友和
芦田伸介
河津清三郎
森次晃嗣
松平健
夏夕介
宇野重吉
【HPサイト】
映画『風立ちぬ(1976)』IMDbサイト
【予告映像】
映画『風立ちぬ(1976)』トレーラー
- 映画『風立ちぬ(1976)』NHK BSプレミアム放送 2021年1月1日(金)午前8時43分〜10時18分
- 映画『風立ちぬ(1976)』のオススメ度は?
- 映画『風立ちぬ(1976)』の作品情報・概要
- 映画『風立ちぬ(1976)』のあらすじ・ネタバレ
映画『風立ちぬ(1976)』NHK BSプレミアム放送 2021年1月1日(金)午前8時43分〜10時18分
1月1日(金)午前8時43分〜10時18分
山口百恵&三浦友和のゴールデンコンビが送る「悲恋」です
時代に翻弄されます
「結核」が恐ろしかった時代
山口百恵さんほど「薄明」と「悲劇」が似合う大スターはいません
映画『風立ちぬ(1976)』のオススメ度は?
星3つです
山口百恵「美人薄命」
悲劇が似合いすぎる
結核が不治の病だった時代
昭和感が満載
「風立ちぬ、いざ生きめやも」に意味は?
映画『風立ちぬ(1976)』の作品情報・概要
『風立ちぬ』1976年製作の日本映画。山口百恵主演文芸作品第5弾。ホリプロの堀威夫社長が率先して映画化。東宝配給。前作『エデンの海』でコンビを解消したかのように思われた山口百恵と三浦友和コンビが復活して大ヒット。『絶唱』と同様、悲恋映画である。山口百恵は当時の不治の病である結核で亡くなる役を熱演。若杉光夫監督作品。往年のスター芦田伸介、河津清三郎、宇野重吉らが出演。若き日の森次晃嗣と松平健が初々しい。
映画『風立ちぬ(1976)』のあらすじ・ネタバレ
結城達郎(三浦友和) は軽井沢の元外交官・水沢欣吾(芦田伸介)の家に多くの友人と共に招かれていた。とてもモダンな家で西洋的な家で、しかもお酒もジンやウイスキー。達郎はこの家の娘・水沢節子(山口百恵) に想いを寄せている。節子も同様に達郎に想いを寄せている。しかし節子に縁談の話がくる。節子は達郎の友だち・大浦茂春(松平健) に「破断させて」と懇願し見事成功する。それから達郎と付き合うことになるが、節子の結核が悪化して、、、。さらに達郎は出征の足音が忍び寄る、、、。
山口百恵文芸シリーズは三浦友和さん
映画『風立ちぬ(1976)』の感想・内容
山口百恵さんほど“薄明”と“悲劇”が似合うスターはいません
山口百恵文芸シリーズ第5作目です。最初から書きますが「百恵さんて“薄明”と“悲劇”が似合いすぎ」です。
文芸シリーズの中で最も悲劇的な作品は『絶唱』かと思います。次に来るのはおそらく本映画『風立ちぬ(1976)』だと個人的に思います。
文芸シリーズですから、純文学の作家作品をモチーフにしているからこのようなバッドエンドへ進むのは予想できます。
今、当時の絶大なる人気アイドルの山口百恵にこういう役柄を用意したプロダクションと東宝の先見力に驚きの念が禁じえません。
浅丘ルリ子さんが「純愛」を待ち続ける姿が良い
山口百恵は神格化され、いまだに著作権・コンテンツビジネスで利益を生み出している大スター
普通のアイドル歌手、あるいは女優で会ったのなら悲劇のヒロインは3本に一本くらいの割合で製作すると思うのです。理由としては若者を集客したいからです。
ましてや難解な文芸作品だと若者の入りが少なくなることが予想されます。
でも敢えて山口百恵には悲劇、あるいは薄明な役柄をキャスティングすることで、彼女をより神格化させたのはいうまでもありません。
元々、不幸が似合う女性です。あの寂しげな眼差しは誰にも真似できません。そして映画の大スクリーンで映し出されることで百倍にもなって発揮されています。
彼女の眼差しがわたしたちの心の琴線を振るわせ続けるのです。
これが悲劇ではなく、チャラチャラしたバラエティーのような映画であったのなら、今の山口百恵像は作られなかったと思うのです。
しかも山口百恵は神格化されたことで、いまだに著作権・コンテンツビジネスで利益を生み出しています。ですから当時にプロダクションと東宝の先見性に驚かざるを得ないのです。
この二人に恋愛感情があったと思います「純愛」です
『絶唱』とは異なり良家出身の二人の悲恋物語
さて本映画『風立ちぬ(1976)』は堀辰雄原作の同名小説を映画化した作品です。以後、多くの映像作品が作られるほどの人気小説です。
宮崎駿監督もアニメで作っています。
物語は第二次世界大戦の真っ最中の男女の恋愛と結核という当時では不治の病との戦いをベースに作られています。
もちろん“戦争”という人間が作り出したおぞましき行為についての批判的表現もありますが、先にあげた『絶唱』ほどではありません。
また家父長制度によって引き裂かれるような恋愛でもありません。どちらかというと水沢節子(山口百恵)も結城達郎(三浦友和) も恵まれた良家出身ということも『絶唱』とは異なります。
初恋の人を想い続けることは「純愛」なのか
悲劇を助長するのであれば、ある程度の“落差”が後半に生きてくる
物語の始まりも軽やかです。とても戦時中とは思えないようなモダンな屋敷に若者が集まって、楽しそうです。
ソファーやピアノ、そして大きなベッドも登場します。エレガントです。
ここから悲劇へ繋がるのですが、演出的には「掴みオッケー」と言えます。
というのは悲劇を助長するのであれば、ある程度の“落差”が後半に生きてくるからです。
これだけ恵まれた環境の中で育った節子が最期を迎える時には「ボロボロ」あるいは「惨め」である方が観る方の心を打ちます。
不倫映画ですが「純愛」と言われる所以は?
最後の最後まで節子は良家のお嬢さんのままで亡くなる
でも、本映画『風立ちぬ(1976)』はそうなりません。最後の最後まで節子は良家のお嬢さんのままで亡くなっていきます。ここが勿体無いですね。
『絶唱』のようにど貧乏な娘がお金持ちのお坊ちゃんと駆け落ちして、結婚したけれど、幸せは束の間、、、。さらに夫は戦地へ行き、最後は結核で死ぬ、、、という絶望的な物語の方がわたしたちは心を打たれるのです。
原作者の堀辰雄の実体験であると思いますから、なんとも言えませんが、設定をもう少し変えればもっと良い作品になったような気がします。
後に物議を醸した「風立ちぬ、いざ生きめやも」の意味は?
映画の中で結城達郎(三浦友和) が「風立ちぬ、いざ生きめやも」と節子に言います。何度か言います。
この言葉はフランスの詩人・ポール・ヴァレリーの詩『海辺の墓地』の一節「Le vent se lève, il faut tenter de vivre.」を堀辰雄が訳したものだと言われています。
後に誤訳ではないかと指摘されます。日本語に直訳すると「風が出て来たなあ、よーし、生きてやるぞ!」と割と前向きです。
しかし「風立ちぬ、いざ生きめやも」を現代国語にすると「生きるのかなあ、生きないような気がする」となるそうです。
乱暴ですが直球の直球で訳すと「死んでもいいよなあ」となるそうです。
ですから後の言語学者から大批判される結果になります。でもわたし的には別に「風が出て来たね、しっかり生きていこうよ」で良いのではと思っています。
嘘をついて「純愛」を演じてスターになるのだ
思考の“逆転”と戦争の最大の犠牲者は「若者の未来」
本映画『風立ちぬ(1976)』で特筆される点は思考の“逆転”が顕著なところです。
結城達郎(三浦友和)の家は父・結城庸平(河津清三郎) と兄・結城真次郎(森次晃嗣) がともに厳しく、三男である達郎が体の弱い節子と結婚するのに反対しています(長男はすでに戦死しています)
しかも真次郎は「お前は戦地へ行く人間だ。死地へ行く者が彼女を幸せにできない」と説きます。この場面で「戦争とは不幸だ」を表しています。
しかし学徒出陣の命令が下り、達郎も戦争へ行くことが決まると、兄が父に「達郎の結婚を許してあげてください。
節子さんのことを励みにして生きて帰って来る意欲になる」と懇願します。そして父は達郎と節子との結婚を許すのです。
この逆転する思考というのはとても意義があるのです。『絶唱』ではありませんでした。昭和初期と言えどまだまだ家父長制度があった時代です。
父親、兄の言いつけは絶対なのです。達郎は目上の人の意見を守りながらも節子への思いを貫くのです。
そしてその一途な姿勢に兄がほだされていくのです。もちろん、出征という理不尽な国家への反発も手伝っていますが、やはり「若者の未来を大事」にするという優しさが込められているのです。
戦争の最大の犠牲者は「若者の未来」だと思います。
映画『風立ちぬ(1976)』の結末・評価映画
死地にいく若者に恋人の死を伝えない演出に涙
そして、そして、映画は結末へ向かいます。結核で療養中の節子に付き添って穏やかな日々を過ごしている達郎に召集令状が届きます。
戦地へ行く前に長野の駐屯地での訓練です。節子に隠していますが、バレてしまいます。
日に日に節子の容態は悪化していきます。結核とはそういう病気らしいです。
そして達郎が旅立ちます。駅の電話を借りて節子の父親・水沢欣吾(芦田伸介) に「節子さんは大丈夫ですか?」と問います。
でもすでに節子は亡くなっています。欣吾は電話越しで伝えますが、達郎は駅管内の雑音で聞き取れません。
そして繰り返します。「必ず帰って来るから、節子さんも頑張って」と。欣吾は涙ながらに「わかった、わかった、伝えるよ」と言って映画は終わるのです。この演出はとても良いと思いました。
達郎はこれで「希望を持って」戦地で生きていくのです。戦地自体が地獄ですから「希望」という言葉がふさわしいのかわかりませんが、これから死地にいく若者に恋人の死を伝えない方が良いと思います。
ジェルソミーナは間違いなく「純愛」を貫きました
本映画『風立ちぬ(1976)』には錚々たる役者さんが出演している
本映画『風立ちぬ(1976)』を注意深く観ると錚々たる役者さんが出演しています。
河津清三郎と芦田伸介さんは昭和の大スターです。寺尾聡さんのお父さんの宇野重吉さんも出演しています。
そしてウルトラセブンのダン役の森次晃嗣もとても渋い演技を見せています。
さらに『マツケンサンバ』松平健さんの若かりし姿があります。松平健さん、とてもハンサムです。まさかこの後から時代劇へ行くとは、全く想像できません。
二人の未来は?「純愛」アニメ最高傑作!
「戦争によって引き裂かれた」愛の物語ではない、、、、
本映画『風立ちぬ(1976)』は「戦争によって引き裂かれた」愛の物語ではありません。
時代設定は戦争にしていますが、節子は戦争があってもなくても死んでいたのでしょう。それほど結核という病は不治の病だったのです。
代わって『絶唱』は戦争によって引き裂かれた愛の物語であると言えます。もちろん結果的には結核で死にますが、もし戦争が無ければ二人は一緒に住んで希望を持つことで結核に打ち勝ったかもしれません。
本映画『風立ちぬ(1976)』はどちらかというと上流階級の人たちの悲劇を描いている作品なので、悲劇映画としては少し弱いと感じました。
でも、山口百恵さんと三浦友和さんは「本気」の恋愛を感じさせてくれます。
*映画の中で水沢欣吾(芦田伸介) が「日本は戦争に負けるだろう」とい発言が戦時中になされていたのなら、それはスゴイことだと思います。でも多分ですが、映画の脚本だけの発言だと思います。
*それと映画の中でタバコを吸うシーンが多いです。医者の正木博士(宇野重吉)は普通に吸っていますし、記者の中の乗客も吸っています。まあ時代がそうだったのでしょう。結核で亡くなる物語なんですけどね。
*結核の節子が達郎に「抱いて」という場面があります。これは宮崎駿監督のアニメにもありました。しかし本作では「戦争から帰ってきてから」と言って達郎は断ります。病気ですし、無理もない、、、。ただ女心としては「ひとつになりたかった証」が欲しかったのでしょう。
『風立ちぬ(1976)』のキャストについて
水沢節子(山口百恵)
外交官の一人娘。上流階級の出自だけあって、とても上品です。学生たちの憧れの的です。縁談の申し込みも多い。達郎への一途な想いを貫く。不治の病である結核に苦しむ。八ヶ岳近隣の療養所で達郎と過ごした。山口百恵さんの演技は「素のまま」です。本当に静かな女性を演じていました。『春琴抄』のように激しい女性も良いですが、やはり節子のような「薄明」が似合ってます。
結城達郎(三浦友和)
領家の三男。長兄は戦死。次兄も戦地へ行く。真面目な学生。徴兵免除でしたが、学徒出陣することに。節子との結婚も諦めるが次兄が父にお願いしたことから節子の看病に励む。三浦友和さんはやっぱりハンサムです。そしてこういうお坊っちゃまの役が似合います。おそらく育ちが良いのでしょう。すごく真面目で謙虚な好青年です。良かったです。
水沢欣吾(芦田伸介)
外交官。節子の父親。博学。かつてヨーロッパに駐在していたこともあり国際感覚に長けている。早くから「この戦争は負ける」と予想していた。節子を溺愛している。達郎との結婚を認める。芦田伸介さんの演技はまさに昭和のお父さんです。それもかなりモダンな家庭のお父さんです。優しい雰囲気に包まれた演技でした。
結城庸平(河津清三郎)
達郎の父。当初は達郎と結核の節子の結婚は反対でした。 しかし長男は戦死、次男も戦地へ。そして三男の達郎までも戦地は行くことになる。次男のお願いもあり結婚を認めることに。河津清三郎さんは渋い演技ですね。
結城真次郎(森次晃嗣)
結城家の次男。当初は達郎の結婚に反対だった。理由は「死地へ行くものに女房は要らない」です。しかし自らも戦地へ行くことになり、心変わりした。父に「達郎が帰ってくる希望があった方がいい」とお願いして許可が下りる。森次晃嗣さんは落ち着いた演技ですね。『ふりむけば愛』ではちょっと可哀想な役でしたが、本作では理路整然とした男性で良かったです。
大浦茂春(松平健)
達郎の友達。一緒に飲み食い歌う間柄。達郎と節子を応援しています。先に戦地へ行きます。戦死します。松平健さん、若々しいですね。良いおことです。三浦友和さんと並ぶと本当に「ハンサムしかいない時代なのでは?」と思ってしまうほどです。
正木博士(宇野重吉)
医者。貫禄あります。タバコを吸っています。宇野重吉はもはやレジェンドです。っ寺尾聡さんの父親です。渋い演技ですね。男臭い俳優さんです。癖が強い良い俳優です。
結城ふみ(斎藤美和)
三補しの(小夜福子)
杉良一(若杉透)
中山利夫(夏夕介)
井上花子(笠井うらら)
小森夫人(東恵美子)
小川洋介(中島久之)
市毛蓉子(水原英子)
成田先生(波多野憲)
中山弘子(岩川ひとみ)
まとめ 映画『風立ちぬ(1976)』一言で言うと!
「山口百恵さんには悲劇が似合う」
本当にそう思います。山口百恵さんには“薄明”とか“悲劇”がとても似合います。持って生まれた容姿もありますが、自分をしっかり持った「生き方」も助長していると思います。「応援したくなる」のです。山口百恵さんの時代にSNSがあったら、彼女はどうしたのだろうかと考えてしまいますが、絶対に「発言はしない」と思います。賢者です。
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映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
若杉光夫
脚本
宮内婦貴子
脚色
若杉光夫
原作
堀辰雄
製作
堀威夫 笹井英男
撮影
前田米造
美術
大村武
音楽
高田弘
録音
神保小四郎
照明
川島晴雄
編集
井上治
助監督
川崎善広
スチール
吉崎松雄
水沢節子(山口百恵)
結城達郎(三浦友和)
水沢欣吾(芦田伸介)
結城庸平(河津清三郎)
結城ふみ(斎藤美和)
結城真次郎(森次晃嗣)
三補しの(小夜福子)
大浦茂春(松平健)
杉良一(若杉透)
中山利夫(夏夕介)
井上花子(笠井うらら)
小森夫人(東恵美子)
小川洋介(中島久之)
正木博士(宇野重吉)
市毛蓉子(水原英子)
成田先生(波多野憲)
中山弘子(岩川ひとみ)
1976年製作/94分/日本
配給:東宝