映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』公式サイト・IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
2022年製作/139分/G/アメリカ
原題:Everything Everywhere All at Once
配給:ギャガ
【監督】ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート【製作】ジョー・ルッソ アンソニー・ルッソ マイク・ラロッカ ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート ジョナサン・ワン【製作総指揮】ティム・ヘディントン テレサ・スティール・ペイジ トッド・マクラス ジョシュ・ラドニック ミシェル・ヨー【脚本】ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート【撮影】ラーキン・サイプル【美術】ジェイソン・キスバーデイ【衣装】シャーリー・クラタ【編集】ポール・ロジャース【音楽】サン・ラックス【音楽監修】ブルース・ギルバート
【出演】ミシェル・ヨー ステファニー・スー キー・ホイ・クァン ジェニー・スレイト ハリー・シャム・Jr. ジェームズ・ホン ジェイミー・リー・カーティス
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- 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の感想・内容
- 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の考察・評価
- 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の結末
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映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』外部リンク
【HPサイト】
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』公式サイト
【予告映像】
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』トレーラー
【公式Twitter】
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
【IMDbサイト】
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
【 Rotten Tomatoesサイト】
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のオススメ度は?
星4つです
ミシェル・ヨーの必死感に「好感度」
マルチバースは「異世界天性」
日本のアニメの方が早い!
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の作品情報・概要
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』原題『Everything Everywhere All at Once』2022年のアメリカ合衆国のSF映画。「マルチバースを前面に出したコメディ映画でもある」ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートが脚本・監督を担当。出演はミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェニー・スレイト、ハリー・シャム・ジュニア、ジェームズ・ホン、ジェイミー・リー・カーティス。日本での略称は「エブエブ」日本語版テーマソングとして広瀬香美の「プレミアムワールド」が採用されている。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の受賞歴
第80回 ゴールデングローブ賞(2023年)
受賞
最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ) ミシェル・ヨー
最優秀助演男優賞 キー・ホイ・クァン
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ・ネタバレ
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ・ネタバレ:起
エブリンはコインランドリーを営み、納税の書類をまとめていました。夫のウェイモンドに声を掛けられても相手もできないほど忙しかった…。
そこに娘のジョイがガールフレンドを連れてきたり、お店でお客の対応をしたりと忙しさに拍車がかかります。
身体が不自由な父・ゴンゴンに朝食を急かされ、ジョイのガールフレンドを紹介できないまま国税庁に書類を持っていくエブリン…そこで奇妙な体験をすることになるのでした。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ・ネタバレ:承
エブリンはエレベーターに乗ると、突然ウェイモンドが豹変。穏やかな彼とは打って変わってテキパキと話を始めます。
ウェイモンドはエブリンに指示を済ませると、いつも通りの彼に戻りました。
何があったかわからないエブリンは、納税の監査担当者のディアドラに書類のことを聞かれても上の空…。
詰問されたこともあり、ウェイモンドから渡された指示通りに靴を左右逆に掃いてから近くの用具室のことを思い浮かべます。
すると、エブリンは別の宇宙の自分と意識がつながり、別宇宙のウェイモンドと話すことに…。
彼は宇宙の危機だと説明している間に何者かに殺されてしまうのです。
エブリンは驚きつつもディアドラと話をしていることを思い出し、書類を改めるため帰ることになりました。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ・ネタバレ:転
エブリンはエレベーターを待っている間にディアドラが近付いてくるのを察し、別宇宙では彼女がウェイモンドを殺したことから思わず殴りつけます。
警備が集まってきて驚くエブリンですが、再び別宇宙のウェイモンドが現れて警備を倒すのでした。
彼はエブリンをかくまいつつ、アルファバースからやって来たと説明。
そして、エブリンにも別宇宙とリンクできるようにと説明しますが…「ジョブ・トゥパキ」の脅威が迫ります。
トゥパキはジョイの姿をして現れ、エブリンを追い詰めました。そこに別宇宙のゴンゴンが助けに入りますが、エブリンはジョイを助けたいと考えて彼と対立することになるのです。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のあらすじ・ネタバレ:結
トゥパキは破滅を望んでおり、ゴンゴンは彼女が滅ぶこと望んでいた…それでもエブリンは娘を助けるべく、別宇宙とのリンクをしていくことで道を切り開きます。
ジョイはエブリンに語りかけてブラックホールへ一緒に向かおうと言いますが…ウェイモンドはエブリンを助けるため、優しく接し続けたことで破滅への道をまぬがれました。
トゥパキことジョイもまた、母の優しさを受けたことで思い直し、ベーグル型の破滅のブラックホールから戻ったのです。
こうしてエブリンは新たな生き方を踏まえて人生を歩みます。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の感想・内容
経営難のコインランドリーの店主・エブリンが唐突に宇宙の破滅と向き合うことになるという突飛な展開は驚きましたね。
しかも、脅威をもたらしているのは娘のジョイ…彼女は「ジョブ・トゥパキ」と呼ばれ、他の宇宙のエブリンを殺しまわっていたというので恐ろしさを感じます。
そもそも、アルファバースからリンクしてきたウェイモンドにもビックリでした。
エブリンの生きる世界では、ウェイモンドは優しくてちょっと頼りない感じでしたね。
コインランドリーのお客さんと踊ったりするというノリの良さがありますが…アルファバースの彼は全く異なる人柄だったのが印象的。
エレベーターではテキパキとエブリンに指示をし、建物内で戦う際には力強いカンフーを披露するのです。
落差が凄いなと思いつつ、アルファバースの彼の勇ましさも感じさせました。
そんなアルファバースでは、他の宇宙とリンクする技術が発達していたようですが…これが原因の一端となったようです。
その宇宙のエブリンはジョイの才能を見極めてリンクするトレーニングを重ねさせた…。
ジョイは精神が崩壊し、「ジョブ・トゥパキ」となってエブリンに復讐をしているようにも見えましたね。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の考察・評価
実際、ジョイは別宇宙のエブリンを殺すことにはなっていましたが、本当の目的は別にあったようです。
エブリンも精神崩壊に近くまで追い込まれたら、「ジョブ・トゥパキ」のようになるのか試していた…と感じました。
エブリンも彼女に連れられて、ベーグル型のブラックホールらしきモノを見せられた時には全てを投げうってしまう…。
他の宇宙のエブリンが崩壊への道を歩んでいくのはハラハラしましたね。
しかし、ウェイモンドが優しくエブリンに語りかけることでエブリンは踏みとどまる!ジョイとの仲も取り戻し、ハッピーエンドを迎えたようで良かったです。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の結末
ストーリーの展開に引き込まれる中、やはり別宇宙の表現などが際立つ映画!
女優や歌手、シェフといった人生を歩むエブリンの姿は生き生きとしており、隣りに優しいウェイモンドの姿は無い…。
そうした別の人生をテーマにした今作からは色々と考えさせられますね。ジョイも様々な衣装で登場したり、不死身だということが伝わってくる演出が見ものでした。
他にも、監査のディアドラが襲ってきたり、カンフーなどで戦うエブリンたちのアクションも見もの!
また、他とリンクするために突飛な行動をとらなければいけないことから、コメディ要素も多かったですね。笑ったり、目が離せなかったりする展開も楽しかったです。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のキャストについて
エヴリン・ワン(ミシェル・ヨー)
ジョイ・ワン/ジョブ・トゥパキ(ステファニー・スー)
ウェイモンド・ワン(キー・ホイ・クァン)
ジェニー・スレイト
チャド(ハリー・シャム・Jr.)
ゴンゴン(ジェームズ・ホン)
ディアドラ・ボーベアドラ(ジェイミー・リー・カーティス)
まとめ 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』一言で言うと!
「日本の異世界転生物語だ」
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【オススメ女性活躍映画】
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
ルイーザ・メイ・オルコット&グレタ・ガーウィグは偉大だ
映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』
ハリウッド映画は「女性が作ったのだ」と胸を張りたい
映画『エデンの海(1976)』
女子高生の時から「女性としての意識」が高いです
映画『風の谷のナウシカ』
宮崎アニメは「女性の立場を尊重」した映画が多いです
映画『空に住む』
一人になっても強く生きてやる!
映画『プラダを着た悪魔』
今では絶対に「パワハラ」間違いなしの女上司です
映画『鵞鳥湖の夜』
男の言いなりにならない「お金ゲット」してみせる
映画『ばるぼら』
こんな魅惑的な女性が実在して欲しくなる
映画『新聞記者』
腐りきった政府にメスを入れてやる!
映画『私をくいとめて』
本当は一人が好き「自分の世界で暮らしたい」
映画『ノッティングヒルの恋人』
女優を続けるのって大変
映画『ボディガード(1992)』
本当は「淋しくてたまらない」歌姫
映画『オフィシャル・シークレット』
「暴露」やっぱり真実から目を背くことはできない
映画『フェアウェル』
これがわたしの生きる道!
映画『となりのトトロ』
お母さん「早く帰ってきて!」
映画『透明人間』
「このストーキング野郎!」退治してやる
映画『スキャンダル』
ニューヨーク野郎から「お金巻き上げてやる!」
映画『ミリオンダラー・ベイビー』
貧しいけれど「世界チャンプの夢」は捨てられない
映画『キューポラのある街』
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映画『追憶(1973)』
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映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート
製作
ジョー・ルッソ アンソニー・ルッソ マイク・ラロッカ ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート ジョナサン・ワン
製作総指揮
ティム・ヘディントン テレサ・スティール・ペイジ トッド・マクラス ジョシュ・ラドニック ミシェル・ヨー
脚本
ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート
撮影
ラーキン・サイプル
美術
ジェイソン・キスバーデイ
衣装
シャーリー・クラタ
編集
ポール・ロジャース
音楽
サン・ラックス
音楽監修
ブルース・ギルバート
エヴリン・ワン(ミシェル・ヨー)
ジョイ・ワン/ジョブ・トゥパキ(ステファニー・スー)
ウェイモンド・ワン(キー・ホイ・クァン)
ジェニー・スレイト
チャド(ハリー・シャム・Jr.)
ゴンゴン(ジェームズ・ホン)
ディアドラ・ボーベアドラ(ジェイミー・リー・カーティス)
2022年製作/139分/G/アメリカ 原題:Everything Everywhere All at Once 配給:ギャガ