映画『今夜、ロマンス劇場で』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『今夜、ロマンス劇場で』公式サイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『今夜、ロマンス劇場で』
2018年製作/108分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
【監督】
武内英樹
【脚本】宇山佳佑【製作】石原隆 堀義貴【企画】稲葉直人【プロデュース】稲葉直人【プロデューサー】上原寿一 菊地美世志【アソシエイトプロデューサー】大澤恵 根本智史【ラインプロデューサー】宮崎慎也【撮影】山本英夫【照明】小野晃【録音】加藤大和【美術】原田満生 岡田拓也【衣装】宮本まさ江 伊藤佐智子【ヘアメイク】豊川京子【ヘアメイクデザイン】中野明海【装飾】茂木豊【編集】松尾浩【音楽】住友紀人【主題歌】シェネル【スクリプター】渡辺美恵【VFXプロデューサー】赤羽智史【ミュージックエディター】小西善行【サウンドエディター】伊東晃【助監督】洞功二【制作担当】嘉藤博
【出演】
綾瀬はるか 坂口健太郎 本田翼 北村一輝 中尾明慶 石橋杏奈 柄本明 加藤剛
- 映画『今夜、ロマンス劇場で』外部リンク
- 映画『今夜、ロマンス劇場で』地上波フジテレビ 2022年6月27日(月) 21:00~23:28 放送
- 映画『今夜、ロマンス劇場で』のオススメ度は?
- 映画『今夜、ロマンス劇場で』の作品情報・概要
- 映画『今夜、ロマンス劇場で』のあらすじ・ネタバレ
- 映画『今夜、ロマンス劇場で』の感想・内容
- 映画『今夜、ロマンス劇場で』の評価・結末
- 映画『今夜、ロマンス劇場で』主題歌情報
映画『今夜、ロマンス劇場で』外部リンク
【HPサイト】
映画『今夜、ロマンス劇場で』公式サイト
【予告映像】
映画『今夜、ロマンス劇場で』トレーラー
【公式Twitter】
映画『今夜、ロマンス劇場で』
【IMDbサイト】
映画『今夜、ロマンス劇場で』
【 Rotten Tomatoesサイト】
映画『今夜、ロマンス劇場で』
映画『今夜、ロマンス劇場で』地上波フジテレビ 2022年6月27日(月) 21:00~23:28 放送
2022年6月27日(月) 21:00~23:28 放送(地上波フジテレビ )
綾瀬はるかさん主演映画です。
映画のスクリーンから現実世界へ時空を超えて登場します。
坂口健太郎くんと恋に落ちます。しかし秘密がありました。
映画『今夜、ロマンス劇場で』のオススメ度は?
星1つ半です
綾瀬はるかさんは綺麗です
綾瀬はるかさんは可愛いです
綾瀬はるかさんはエレガントです
綾瀬はるかさんは上品です
綾瀬はるかさんは優しいです
男の願望に溢れています
映画『今夜、ロマンス劇場で』の作品情報・概要
『今夜、ロマンス劇場で』2018年2月10日公開の日本映画。主演・綾瀬はるか(映画『奥様は、取り扱い注意』や映画『ザ・マジックアワー』や映画『海街diary』)と坂口健太郎のコメディーラブストーリー。映画を愛しる青年が映画から抜け出してきた女性と恋愛する。ウディ・アレン監督『カイロの紫のバラ』に酷似していると言われている。ジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画『ニュー・シネマ・パラダイス』やウィリアム・ワイラー監督、オードリー・ヘプバーン主演の映画『ローマの休日』にもインスパイアーされていると言われている。坂口健太郎(映画『余命10年』)、本田翼(映画『劇場版ラジエーションハウス』や映画『新聞記者』や映画『天気の子』)、北村一輝(映画『バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』)、中尾明慶(映画『ウェディング・ハイ』)、石橋杏奈、柄本明(映画『ある船頭の話』や映画『流浪の月』や映画『楽園』や映画『万引き家族』や映画『セーラー服と機関銃』や映画『空に住む』)、加藤剛らが出演。
映画『今夜、ロマンス劇場で』のあらすじ・ネタバレ
映画を愛する青年・牧野健司(坂口健太郎) は映画監督を目指している。今は監督の雑用に忙しい。夜の終演の映画館『ロマンス劇場』へ行き、懇意にしてくれる支配人・本多正(柄本明) に頼み込んで昔の映画を特別に見せてもらうのが楽しみだ。彼は映画の女性・美雪(綾瀬はるか)に恋している。そんなある日、映画の中の美雪が実際に目の前に現れる。二人は一緒に住むことになる。なぜ美雪が現れたのか、そして美雪の秘密とは、、、。牧野は映画を撮るチャンスを貰うが、果たして夢を叶えられるのか、、、。
映画『今夜、ロマンス劇場で』の感想・内容
もうすぐ「春が来ます!」Stay home状態もあとわずかです
こんにちは、ラッキーマスクマン3号です。みなさんお元気でしょうか?Stay home充実していますでしょうか?
いやいや、もうだいぶ解除されていますね。でも油断は禁物です。くれぐれも“三密”を守りましょう。
今はまだ映画館へはいけませんよね。是非ともStay homeで動画配信ならびにテレビで映画を楽しんでください。もうすぐ「春が来ます!」
『アナと雪の女王2』を観ると元気がでます
映画ファンからのメッセージを本映画に送ります
さて、わたしが登場したということはすでにお分かりかと思います。そうです、キツイ評価、つまり酷評しなければいけません。
本当はツライのですよ。
映画が好きだからこそ、映画の良いところをクローズアップして評価するのが“人の道”なのですが、やっぱりクソ映画にはちゃんとした映画ファンからのメッセージを送らないといけないと思うのです。
と言ってわたしが映画を作るわけでもないから「お前が偉そうなこと言うな」とか「彼らだって一生懸命作っているのに批判するな」などの意見を頂くこともあります。
でもそれってフェアーじゃないんです。
なぜならばテレビや映画や音楽等の表現活動を生業にしている人たちはそもそも最初から「批評されることが仕事」の世界なのです。
評価、酷評を覚悟で、それにへこたれず突き進んでいくのが彼らの世界、つまり“目立ちたがり屋の性”なのです。
ですから世間の批難や酷評を言っても良いのです(ちなみにわたしは目立つのが嫌いなのでひっそりと生きています)
それとわたしは女優さんの綾瀬はるかさんが大好きなので酷評するのは本当に気が引けますが、彼女のことはなるべく批判しないように書きます。
薬師丸ひろ子さんの演技が素晴らしい
「パクリ」を消そうと他の作品要素を入れ過ぎたばかりの悲劇
さて、映画『今夜、ロマンス劇場で』ですが、もうネットで検索すれば「パクリ」ってワードがたくさん出てきます。
特にウディ・アレン監督の『カイロの紫のバラ』です。
次に『ニュー・シネマ・パラダイス』『カラー・オブ・ハート』『ローマの休日』などです。
正直言って、これらの映画をまとめて一つにしようとした作品であることは否めません。
でも結局まとめきれなかったと言えます。
特に主人公の牧野健司(坂口健太郎)の映画愛を前面に出そうとしていますが、全く映画愛は伝わってきませんでした。
ベトナムの女性監督の映画愛が溢れた作品
「パクリ」を極めればオリジナルになるはず
表現芸術の世界で作品を創り出すと言うことはそれ相当の労力が必要になります。
作家たちは過去の芸術家が制作した作品からインスパイアーを受けてオリジナルへと昇華させるわけですから、最初から“パクリ”を否定してはいけません。
音楽なんてとても顕著でビートルズに影響を受けた人はどことなくビートルズに似てしまうじゃあないですか。
ただそれだと単なる盗作になってしまう可能性があります。
盗作にならないような“何かが”必要なのです。それはデザインの世界でも文章芸術の世界でも同じです。
ですから本映画『今夜、ロマンス劇場で』を“パクリ”と断罪する気持ちはありません。
映画『一度死んでみた』よりは救われる
「パクリ」イコール悪行ではない
そう考えると本映画『今夜、ロマンス劇場で』は『カイロの紫のバラ』の夜の“パクリ”と言われないようにあらゆる作品の雰囲気を取り入れることで、打ち消そうとしたのが逆に目立ってしまったと言う皮肉な結果になってしまったとしか言いようがありません。
念の為『カイロの紫のバラ』について説明します。アメリカの巨匠監督ウディ・アレン作品です。
映画が大好きな女性が毎日映画館に通っているとスクリーンから俳優が出てきて、恋に落ちるドタバタラブストーリーです。
男女を逆にすれば『今夜、ロマンス劇場で』そのまんまです。
『ニュー・シネマ・パラダイス』は映画を愛する少年が故郷を捨てて、映画監督になって、古い友人の葬儀のため何十年ぶりに帰郷する話です。
この作品からそんなにパクっていませんが、映画に登場するロマンス劇場の支配人の柄本明さんがパラダイス座のアルフレッドのイメージを与えます。
そして音楽がエンニオ・モリコーネ調なのです。お涙を誘うメロディーは良しですが、あまりも「やりすぎでしょ」ってツッコミを入れてしまい、映画に入っていけませんでした。
『カラー・オブ・ハート』は逆にテレビの中へ入り込んでしまう話です。
そして『ローマの休日』ですが、これはスクリーンからではなく、王室という窮屈な世界から飛び出したプリンセスの物語です。
『今夜、ロマンス劇場で』のツンデレ女・美雪(綾瀬はるか)の性格を模倣していると思われます。
でもわたしが思うに美雪は黒澤明監督『隠し砦の三悪人』の雪姫(上原美佐)に近い印象を受けました。
“雪”という文字を入れたのは意味があるのでしょうか。
ご存知の通り本映画の雪姫をモチーフにしてジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ』のレイア姫を思いつきます。
ですから一概に“パクリ”イコール悪行ではないのです。インスパイアーされた事実が結果として秀逸なオリジナリティーに繋げれば賞賛されるのです。
黒澤明監督作品こそ映画の教科書です
映画『今夜、ロマンス劇場で』の評価・結末
人間成長物語が描かれていない
こうやって映画作品を並べてみるとどれも傑作なのですが、それらエッセンスを切り取っても良い作品にならなかったことが如実にわかります。
なぜ本映画『今夜、ロマンス劇場で』が良い作品にならなかった理由は簡単です。「人間成長物語」が観られなかったからです。
主演の牧野健司(坂口健太郎) は映画が好きで好きで堪らない人間です。とにかく映画を「撮りたい、撮りたい」と常日頃から考えています。
これは『ニュー・シネマ・パラダイス』のトトに通じます。でもトトは信念を貫き映画を撮ります。そして大成功します。
しかし牧野は映画ではなく美雪(綾瀬はるか)を選ぶのです。
アッサリです。本当にアッサリと選んだので拍子抜けしました。
映画に対する思いは「そんなものだったの?」とツッコミを入れてしまいます。もうそこで牧野の人間としての成長物語は終わっているのです。
わずか30歳そこそこで終わっているのです。彼は結局、与えられた映画監督のチャンスをつかめませんでした。
人生の終末期の病院で、脚本を執筆できず、それを悔いた人生を送っているかのようです。
ここがつまらないのです。過去を悔いて生きる人間にあまり魅力がないのです。
美雪(綾瀬はるか)にとって嫌じゃないですか。「わたしを選んだばかりに映画監督になれなかった」と思っちゃいますよ。
このような陳腐な脚本にしたことが“パクリ”作品を昇華できかった力不足なのです。
アメリカ映画史上最高傑作!脚本の勉強になります
脚本が陳腐すぎる、もう少し創造性が欲しい
わたし的に牧野は映画を撮るべきであったのです。
美雪を犠牲にする映画を撮るのです。美雪なんぞ消えてしまえば良いのです。消え去っていく映画を撮るのです。それを映画にするべきだったのです。
そこから牧野の人生の戦いが始まる映画を観たかったのです。愛してしまった女性を犠牲にして映画を撮った悔恨の念と戦い悩み葛藤するのです。
そして、牧野はどうやって映画と共に生きていくのかを描いて欲しかったです。
わたしだったらこんな物語を紡ぎます。消えてしまった美雪を追いかけて今度は牧野が映画の中に入って一緒になれば良いのです。
これこそ究極の“死”ですよ。死んで映画になって愛する人とフィルムに残れるんですよ。これって最高でしょ。
それくらいの発想が欲しかった映画です。
製作陣がテレビ局系の人たちばかりで、スポンサーのご機嫌をとるブラウン管ビジネスに長けてますが、映画に夢を観たい人たちの銀幕ビジネスに疎かったのが残念です。
アメリカのテレビ局のスキャンダルを暴露した映画
“処女伝説”とか“アイドル崇拝”は男性の妄想
さて、本映画『今夜、ロマンス劇場で』について違う観点から見てみましょう。
この映画は男の願望を主軸にした作品と言えます。いわゆる“処女伝説”とか“アイドル崇拝”です。
一歩間違えると女性差別あるいは男尊女卑になります。
自分が好きになった女性に処女性にこだわる男性は少なからずいます。それは男の支配欲から来る本能でしょう。
処女イコール純粋という勝手な妄想を作ります。特に宗教が絡むとさらに複雑です(世界のあちこちで女性の性に関する問題の多さに胸を痛めます)
本映画の美雪は牧野にとって女神であります。でも実は拘束している存在なのです。「誰にも渡したくない」「ずっと僕だけの側にいてほしい」という願望は実は表面上の優しさだけで、実際は嫉妬心・支配欲の裏返しなのです。
支配から抜け出せない女性がいます
人の弱み漬け込み善意を売り物にするのは、、、
これが気持ち悪いのです。人の弱み(消えてしまう)につけ込んで善意を売り物にする人間が、、、。
そして30歳そこそこで映画監督の夢を捨て、スクリーンから出てきた女のために人生を捧げるというのが、、、。全く共感を得ません。
しかも「触ると消えてしまう」女性ですよ。そんな女性と生涯暮らす男は気持ち悪いのです。
もちろん映画ですからアリなんですが、ここなのです。この触れない問題を解決するためになぜ、牧野は動かなかったのかを描かないと。
この映画『今夜、ロマンス劇場で』がもっと良作になる可能性があちこちにあったのに、非常にもったいないです。
大森立嗣監督が描く世界はキツイ
完全なる男目線から描かれた映画
もっと言うなら牧野にとって美雪はラブドールなんですよ。いわゆる性的玩具なんですよね。
実際に肉体関係はありませんが、“処女伝説”を守る“アイドル崇拝者”にとっては何もしないことが究極の奉公で、目的になっているのです。
オタクのオタクの超オタクの世界です。
その世界を突き止めて描くのも面白い展開になったのかもしれません。
映画『マーウェン』
結構なオタクの世界です
製作陣の女性の地位や立場に対する認識がズレている点
もうひとつ気になるのはやっぱり女性の地位や立場に対する認識がズレている点です。
もう女性は男性のお飾りではありません。男のために結婚して子どもを産む機械でもありません。
男を陰で支えると言う古いステレオタイプの人たちが作ったことが残念です。
ディズニーの女性キャラクターを観ればわかることです。
もはやプリンセスはハンサムな王子様に嫁ぐことに興味はありません。
ラプンツェルは泥棒と結婚し、国の安定に尽くします。
エルサは強くたくましく、男女問わず愛を注ぎ、一人で生きていく女性です。
世界は女性の地位向上にとても積極的です。LGBTQ問題にもです。
そういった風潮の中で本映画『今夜、ロマンス劇場で』を観ると「やっぱり日本は男女平等社会が実現しない理由わかるわ」となるのです。
綾瀬はるかさんファンとしてはちょっと残念な作品でした。
*ラストで美雪(綾瀬はるか)が年老いた牧野(加藤剛)に別れをいうシーンですが、そこはやっぱり単に「触れる」のではなく「キス」で終わらせないといけないと思います。
挑戦する女性を描いた名作
映画『今夜、ロマンス劇場で』主題歌情報
主題歌『奇跡』を歌っているのはシェネルさんです。マレーシア生まれだそうです。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
1983年3月10日にマレーシアに生まれる。父親はマレーシアの華人、母親はインドとオランダの混血。10歳からオーストラリアで育つ[1]。現在はロサンゼルスを拠点とするR&Bシンガー[2]。
2005年、MySpaceに公開していたデモを発掘され、キャピトル・レコーズとの契約。2006年にはカニエ・ウェストのオーストラリア・ツアーの前座に抜擢される。
2007年、シングル「ラブ・ウィズ・DJ」でデビューを果たす。日本国外では芳しい反響は得られなかったが日本でブレイクし[3]、1stアルバムが日本国内でオリコン洋楽チャート1位を獲得した。「ファースト・ラブ」「フィール・グッド」を収録した2ndアルバムを日本で2010年に発売。
ソングライターとしても精力的に活動しており、最近ではレオナ・ルイスなどへの楽曲提供も手掛ける。
久保田利伸の「Missing」の英語カヴァーのロング・ヒットを受けて、自身初となるカヴァー・アルバム『ラブ・ソングス』を日本でのみ発売し、累計35万枚を売り上げる[4]。同アルバムに収録されたTEEの「ベイビー・アイラブユー」の英語カヴァーは、レコチョクコール2011年6月28日付週間ランキングにて総合1位、「レコチョク洋楽・フル」および「レコチョク洋楽・うた」の2011年6月28日付週間ランキングにて1位を記録し、累計ダウンロード件数は160万件に達する[4]。
「ビリーヴ」は2012年7月13日に公開された映画『海猿』の第4作・『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌に抜擢され[5]、RIAJ有料音楽配信チャート(2009年4月より実施)では「祈り 〜涙の軌道」(Mr.Children)以来3ヶ月ぶり通算3曲目となる4週連続1位を獲得した。
2013年、6年ぶりにアメリカでの音楽活動を再開した[3]。同年、バックダンサーと結婚した。英語、中国語、マレー語が話せる。日本語の歌を歌いこなすが、話すことはまだあまりできない。
映画『今夜、ロマンス劇場で』のキャストについて
美雪(綾瀬はるか)
昭和初期あたり?の古い時代に活躍した女優。フィルムに収められいる。性格はきつい、わがまま、自分勝手。次第に牧野に思いを寄せる。綾瀬はるかさんは自身の“おっとり”したイメージとは違う役に挑戦したと思います。しかし如何せん、育ちが良いのか本映画の言葉使いが最後まで違和感を覚えました。あまりはまり役ではなかった気がします。美しさは圧倒しています。ファッションがいいですね。
牧野健司(坂口健太郎)
映画を愛してやまない青年です。「いつか映画監督に!」を目指しています。ロマンス劇場に通って古い映画を観ています。フィルムの美雪に恋しました。彼女のために映画監督を諦めたようです。
成瀬塔子(本田翼)
牧野に思いを寄せる女性。映画会社のご令嬢。本田翼さん、あまり出ていませんでした。演技的にはいつも通りです。あの「ポカーン顔」は健在です。できれば牧野と美雪の恋路の邪魔をして欲しかった。
俊藤龍之介(北村一輝)
破天荒な大スター。小林旭、または『蒲田行進曲』の銀ちゃん演じた風間杜夫をモチーフにしているとか、、、。北村一輝さんのコミカル路線は笑えます。
本多正(柄本明)
ロマンス劇場の支配人。映画好きな牧野を応援します。正直、この作品に必要なキャラクターだったのかわかりません。でも柄本明が出るだけで空気が締まる感じがするのでオッケーです。
病室の老人(加藤剛)
年老いた牧野。終末期で入院している。若い頃、完結まで書けなかった脚本を病室まで持ち込んでいる。後悔しているのか、、。加藤剛さんを観ていると痛々しかったです。実際もご病気だったそうで。本作が遺作となったそうです。
映画『今夜、ロマンス劇場で』のロケ地
『今夜、ロマンス劇場で』のロケ地についてネットで話題になっています。いくつか調べてみました。
栃木県が多いようです。
こちらに詳しく載っています。
旧足利東映プラザ
住所 栃木県足利市通2丁目
あしかがフラワーパーク
住所 〒329-4216 栃木県足利市迫間町607
TEL.0284-91-4939 FAX.0284-91-4587
赤煉瓦工場 トチセン
住所 足利市福居町1143
TEL.0284-71-2175
松村写真館
住所 〒326-0812 栃木県足利市大門通2371
TEL.0284-41-2664
映画『今夜、ロマンス劇場で』興行収入は?
映画『今夜、ロマンス劇場で』興行収入は期待された割には伸びなかったです。
興行収入 10.2億円です。
綾瀬はるかさん主演映画の興行収入を下記します。
『本能寺ホテル』(2017)
興行収入10.1億円
『海賊とよばれた男』(2016)
興行収入 23.7億円
『海街diary』(2015)
興行収入 16.8億円
フジテレビが全面になって製作されたのですが、いまひとつ伸びなかった理由はやはりオリジナリティーに欠けるからではないでしょうか。
まとめ 映画『今夜、ロマンス劇場で』一言で言うと!
「映画とは労働である」
フランスの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが言ったとされる名言です。素晴らしいです。この一言で気持ちが楽になります。労働とは人の役に立つもの、社会の役に立つものです。映画が労働である限り、フィルムメーカーには役に立つような作品を作って欲しいです。
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映画『今夜、ロマンス劇場で』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
武内英樹
脚本
宇山佳佑
製作
石原隆 堀義貴
企画
稲葉直人
プロデュース
稲葉直人
プロデューサー
上原寿一 菊地美世志
アソシエイトプロデューサー
大澤恵 根本智史
ラインプロデューサー
宮崎慎也
撮影
山本英夫
照明
小野晃
録音
加藤大和
美術
原田満生 岡田拓也
衣装
宮本まさ江 伊藤佐智子
ヘアメイク
豊川京子
ヘアメイクデザイン
中野明海
装飾
茂木豊
編集
松尾浩
音楽
住友紀人
主題歌
シェネル
スクリプター
渡辺美恵
VFXプロデューサー
赤羽智史
ミュージックエディター
小西善行
サウンドエディター
伊東晃
助監督
洞功二
制作担当
嘉藤博
美雪(綾瀬はるか)
牧野健司(坂口健太郎)
成瀬塔子(本田翼)
俊藤龍之介(北村一輝)
山中伸太郎(中尾明慶)
吉川天音(石橋杏奈)
本多正(柄本明)
病室の老人(加藤剛)
2018年製作/108分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画