映画『マスカレード・ホテル』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
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『マスカレード・ホテル』
(2019年製作/133分/G/日本)
配給:東宝
【監督】
鈴木雅之
【原作】東野圭吾【脚本】岡田道尚【製作】石原隆 木下暢起 藤島ジュリーK. 市川南【エグゼクティブプロデューサー】臼井裕詞【プロデューサー】上原寿一 和田倉和利【アソシエイトプロデューサー】日高峻【ラインプロデューサー】森賢正【撮影】江原祥二【照明】吉角荘介【録音】武進【美術】あべ木陽次【衣装デザイン】黒澤和子【美術進行】杉山貴直【美術デザイン】小林久之【装飾】野本隆行【美術プロデュース】三竹寛典【編集】田口拓也【音楽】佐藤直紀【選曲】藤村義孝【音響効果】壁谷貴弘【スクリプター】山縣有希子【VFXスーパーバイザー】小坂一順【カラーグレーダー】齋藤精二【キャスティング】緒方慶子【助監督】吉村達矢【製作担当】鍋島章浩
【出演】
木村拓哉 長澤まさみ 小日向文世 梶原善 泉澤祐希 東根作寿英 石川恋 濱田岳 前田敦子 笹野高史 高嶋政宏 菜々緒 生瀬勝久 宇梶剛士 橋本マナミ 田口浩正 勝地涼 松たか子 鶴見辰吾 篠井英介 石橋凌 渡部篤郎
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- 映画『マスカレード・ホテル』外部リンク
- 映画『マスカレード・ホテル』フジテレビ系『土曜プレミアム』2021年9月18日 土曜 21:00 – 23:40放送
- 映画『マスカレード・ホテル』のオススメ度は?
- 映画『マスカレード・ホテル』の作品情報・概要
映画『マスカレード・ホテル』外部リンク
【HPサイト】
映画『マスカレード・ホテル』
公式サイト
【予告映像】
映画『マスカレード・ホテル』トレーラー
映画『マスカレード・ホテル』IMDbサイト
映画『マスカレード・ホテル』 Rotten Tomatoes
映画『マスカレード・ホテル』フジテレビ系『土曜プレミアム』2021年9月18日 土曜 21:00 – 23:40放送
2021年9月18日 土曜 21:00 – 23:40放送
2020年1月3日金曜 21:00 – 23:45『新春3夜連続木村拓哉スペシャル』で放送され、視聴率は12.4%だった。
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映画『マスカレード・ホテル』のオススメ度は?
星3つ半です
長澤まさみちゃんが「可愛い」です
木村拓哉さんって案外「小さい」のかなあ?
二人が並んだショットに注目
物語より身長差が気になる
映画『マスカレード・ホテル』の作品情報・概要
『マスカレード・ホテル』2011年製作の日本のミステリー映画。鈴木雅之監督作品。木村拓哉(映画『ハウルの動く城』)、長澤まさみ(映画『MOTHER マザー』や映画『すばらしき世界』や映画『コクリコ坂から』)主演。他は小日向文世(映画『奥様は、取り扱い注意』)、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、濱田岳 、前田敦子(映画『旅のおわり世界のはじまり』)、笹野高史(映画『ある船頭の話』や映画『小さいおうち』)、高嶋政宏、菜々緒、生瀬勝久、宇梶剛士、橋本マナミ、田口浩正、勝地涼、松たか子(映画『ラストレター』)、鶴見辰吾(映画『空に住む』や映画『翔んだカップル』)らが共演。 東野圭吾(『パラレルワールド・ラブストーリー』)の長編ミステリ小説を映画化。「マスカレード」シリーズの第1作目。2008年12月から2010年9月まで集英社の月刊誌『小説すばる』に掲載され、その後、2011年9月10日に集英社より単行本が発刊された。舞台となった架空のホテルは、巻末に取材協力団体として紹介されている日本橋の「ロイヤルパークホテル」
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映画『マスカレード・ホテル』のあらすじ・ネタバレ
映画『マスカレード・ホテル』のあらすじ:起
東京で3件の犯行予告連続殺人事件が発生し、4件目はホテル・コルテシア東京で殺人が行われるとわかり警察は潜入捜査を開始します。新田警部補はフロントに立つことになりますが、ベテランの山岸から身だしなみや態度について注意されてばかり…ホテルはお客様と安全第一、警察は犯人確保を優先するために動いていたのです。
ホテルに泊まる客には訳ありの者が少なくありません。ある時、古橋という男性客がチェックアウトしようとすると、山岸たちは慌ただしく動き出します。前に古橋が宿泊した際に2万円のバスローブが無くなっていたことから今回も疑いがあったからです。清掃員がチェックするとバスローブは無く、山岸は古橋に荷物を見せてもらおうとしますが新田はそれを止めて彼を帰しました。新田は警察としての経験からホテルに対し「難癖をつけられた」と言って金を要求するのが目的だと考え、ベッドマットの下からバスローブを見つけ出します。
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映画『マスカレード・ホテル』のあらすじ:承
山岸は彼の実力を認めつつも、視覚障害のある片桐という女性が宿泊しに来た際には「疑いすぎ」だと指摘。確かに新田の言う通り彼女は視覚障害ではありませんでしたが、それは片桐の夫が今度ホテルを利用する予定だったから…視覚障害の夫に代わって片桐は下見に来たと言い、山岸の真摯な態度にお礼を述べます。新田も彼女の仕事や客に対する姿勢から色々と考えさせられるのでした。
そうして新田と山岸は信頼を深めていく中、新田は事件の詳細を彼女に伝えることにします。3つの殺人事件には同じタイプの暗号が残され、そこに書かれた数字から事件の日を引くと緯度と経度になることから4件目の事件はホテルで行われる…ホテル内でひと目を避けれるのは客室しかないと考えた新田は、客だけでなく従業員にも気を付けるよう言いました。山岸は疑われることに不満を思えますが、引き続き客の対応に追われます。
映画『マスカレード・ホテル』のあらすじ:転
夫婦の離婚騒動や新田のクビを狙った栗原という客とのやり取りなどを経て新田にある仮設が浮かびました。その仮説から3つの事件の容疑者だった手嶋のアリバイを崩すことができましたが、事件の犯人が3人とも異なるという事実が発覚。犯人が1人だと思い込まされていた警察は混乱する中、ホテルで挙式する客を狙う事件が発生しました。女装した怪しい男は新婦に手紙を渡そうとして警察に取り押さえられる中、山岸は再び宿泊しに来た片桐の案内をします。
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映画『マスカレード・ホテル』のあらすじ:結
客室に着くと山岸は片桐に拘束され、昨年に起きたことについて話し始めました。片桐は恋人がホテルに泊まっていると知ってフロントにいた山岸に「恋人に会わせて欲しい」と言いましたが、ホテルとしては客の情報を明らかできません。そのため山岸は頭を下げ続け、片桐はホテルから出て雨の降る中で一晩中待ち続けたことで身体を壊します。彼女は病院に運ばれて流産になったと知り、恋人と山岸の殺害を決意…そうして今回の事件を起こし、無関係な者にも殺人を起こさせることで今に至ったのでした。話し終えた片桐は山岸を殺そうとした瞬間、新田が助けに入って片桐を確保します。新田は元相棒の能勢から片桐の恋人が殺されていたことや、彼女が捜査上に浮かび上がったことで駆けつけたのです。
潜入捜査が無事終わって新田は山岸に「最高のホテルだった」と言ってその場を後にしました。
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映画『マスカレード・ホテル』の感想・内容
職務に熱心な新田と山岸が徐々に協力していって殺人事件を阻止するというストーリーに引き込まれる映画でしたね。手嶋という容疑者が浮かぶ中で新田は熱心に彼を追い、元相棒の能勢に協力を仰ぎながら3つの事件の共通点を見つけていくのです。そうして徐々に真相に近付いていきつつも、まさか片桐が真犯人だとは全く思わず…驚愕の展開に目が離せませんでした。
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映画『マスカレード・ホテル』の考察・評価
ホテルに訪れる客がワケありな人ばかりなのが見どころでしたね。男たちだけで泊まりに来て別で泊まりに来ていた女性と合流したり、自身の真意を隠しつつ何かしでかそうとする人ばかりです。そんな中、栗原という客は新田に対して執拗だったのも印象に残りました。栗原は新田に「電話を掛けたらホテルの部屋から折り返せ」と言って、彼の指示通りに仕事をしているか確かめるのです。言うことを聞かせるための巧妙な策略に感心しつつも、新田が指を鳴らすので「今にも殴りかかるのでは?」とハラハラさせられました。一方で、山岸たちを気遣う余裕もまだあるようでホッとさせられます。
ようやく栗原が帰ろうとすると新田に「どうして殴らない?」とすがりついて嘆き始める…クレーマーだと思っていたため周りの人も驚く中、新田の学校の教育実習生だと明かされるのは意外でした。確かに犯罪者や事件に関わる人物なら調べればすぐ分かるため納得の展開です。そうした人物背景がわかっていったり、殺人事件のヒントになったりする展開はミステリー作品としての見どころだと言えるでしょう。
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映画『マスカレード・ホテル』の結末
栗原との一件で新田は手嶋がアリバイのための電話を偽装しているとわかりましたね。電話を掛ける際には電話帳から選んで発信を押すだけ…そのため、手嶋の電話番号が変わっていても気付かず、彼の実家に掛けたというアリバイが残りました。違う視点からヒントを得た新田が事件の真相に気付いたかと思いきや、また新たな展開となるのはミステリー映画としての魅力が十分にあったと言えるでしょう。最後は片桐の作戦通りに警察が動いていたと分かりましたが、彼女の作戦を知った上でもう一度見直したくなる作品です。
続編の『マスカレード・ナイト』どういった事件が起きるのかとても楽しみになりました!
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映画『マスカレード・ホテル』のキャストについて
新田浩介(木村拓哉)
山岸尚美(長澤まさみ)
能勢(小日向文世)
本宮(梶原善)
関根(泉澤祐希)
久我(東根作寿英)
川本(石川恋)
濱田岳
前田敦子
笹野高史
高嶋政宏
菜々緒
生瀬勝久
宇梶剛士
橋本マナミ
田口浩正
まとめ 映画『マスカレード・ホテル』一言で言うと!
「やっぱり東野圭吾さんはすごい!」
ミステリー作家・東野圭吾さんって本当にすごいですね。なぜ、こんな物語を思いつくのか不思議です。
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映画『サイコ (1960年の映画)』
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映画『ナイチンゲール』
人種・女性差別を楽しむゲスな人間がいました
映画『ダーティーハリー』
「サイコパスって?」を世界に広めた映画
映画『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』
レイプと殺人を楽しむクソ野郎です
映画『テッド・バンディ』
テッド・バンディ無くしてサイコパスは語れません
映画『私の知らないわたしの素顔』
ビノシュの妖艶さが恐ろしさを増長させます
映画『マスカレード・ホテル』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
鈴木雅之
原作
東野圭吾
脚本
岡田道尚
製作
石原隆 木下暢起 藤島ジュリーK. 市川南
エグゼクティブプロデューサー
臼井裕詞
プロデューサー
上原寿一 和田倉和利
アソシエイトプロデューサー
日高峻
ラインプロデューサー
森賢正
撮影
江原祥二
照明
吉角荘介
録音
武進
美術
あべ木陽次
衣装デザイン
黒澤和子
美術進行
杉山貴直
美術デザイン
小林久之
装飾
野本隆行
美術プロデュース
三竹寛典
編集
田口拓也
音楽
佐藤直紀
選曲
藤村義孝
音響効果
壁谷貴弘
スクリプター
山縣有希子
VFXスーパーバイザー
小坂一順
カラーグレーダー
齋藤精二
キャスティング
緒方慶子
助監督
吉村達矢
製作担当
鍋島章浩
新田浩介(木村拓哉)
山岸尚美(長澤まさみ)
能勢(小日向文世)
本宮(梶原善)
関根(泉澤祐希)
久我(東根作寿英)
川本(石川恋)
濱田岳
前田敦子
笹野高史
高嶋政宏
菜々緒
生瀬勝久
宇梶剛士
橋本マナミ
田口浩正
勝地涼
松たか子
鶴見辰吾
篠井英介
石橋凌
渡部篤郎
2019年製作/133分/G/日本
配給:東宝