映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
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『マスカレード・ナイト』
(2021年製作/129分/G/日本)
配給:東宝
【監督】
鈴木雅之
【原作】東野圭吾【脚本】岡田道尚【製作】小川晋一 瓶子吉久 藤島ジュリーK. 松岡宏泰【エグゼクティブプロデューサー】臼井裕詞【プロデューサー】若松央樹 和田倉和利 日高峻【ラインプロデューサー】森賢正【撮影】江原祥二【照明】吉角荘介【録音】武進【美術】あべ木陽次【衣装デザイン】黒澤和子【アートコーディネーター】森田誠之 佐々木伸夫【美術デザイン】小林久之【装飾】野本隆行【美術プロデュース】三竹寛典【編集】田口拓也 田村宗大【音楽】佐藤直紀【選曲】藤村義孝【音響効果】壁谷貴弘【スクリプター】戸国歩【VFスーパーバイザー】小坂一順【カラーグレーダー】齋藤精二【キャスティング】緒方慶子【アルゼンチンタンゴ指導】サエ&ファン・カルロス【助監督】片島章三【製作担当】鍋島章浩 岩谷浩
【出演】
木村拓哉 長澤まさみ 小日向文世 梶原善 泉澤祐希 東根作寿英 石川恋
中村アン 田中みな実
石黒賢 沢村一樹 勝村政信 木村佳乃 凰稀かなめ 麻生久美子 高岡早紀 博多華丸 鶴見辰吾 篠井英介 石橋凌 渡部篤郎
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- 映画『マスカレード・ナイト』の感想・内容
- 映画『マスカレード・ナイト』の考察・評価
- 映画『マスカレード・ナイト』の結末
- 映画『マスカレード・ナイト』のキャストについて
- まとめ 映画『マスカレード・ナイト』一言で言うと!
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- 【オススメ女性活躍映画】
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- 映画『風の谷のナウシカ』
- 映画『空に住む』
- 映画『プラダを着た悪魔』
- 映画『鵞鳥湖の夜』
- 映画『ばるぼら』
- 映画『新聞記者』
- 映画『私をくいとめて』
- 映画『ノッティングヒルの恋人』
- 映画『ボディガード(1992)』
- 映画『オフィシャル・シークレット』
- 映画『フェアウェル』
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- 映画『透明人間』
- 映画『スキャンダル』
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【HPサイト】
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【予告映像】
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映画『マスカレード・ナイト』IMDbサイト
映画『マスカレード・ナイト』Rotten Tomatoes
映画『マスカレード・ナイト』のオススメ度は?
映画『マスカレード・ナイト』の作品情報・概要
『マスカレード・ナイト』2021年日本のミステリー映画。鈴木雅之監督作品。東野圭吾の長編ミステリ小説「マスカレード」シリーズの第3作目。主演は木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、中村アン、田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子らが出演。
映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ・ネタバレ
ある日、警察に届いた匿名の密告状。それは、数日前に都内マンションの一室で起きた不可解な殺人事件の犯人が、12月31日にホテル・コルテシア東京で開催される年越しカウントダウン・パーティー、通称「マスカレード・ナイト」に現れる、というものだった。
大晦日当日、捜査本部に呼び出された警視庁捜査一課の破天荒な刑事・新田浩介(木村拓哉)は、かつての事件同様、潜入捜査のためホテルのフロントクラークとして働くハメに。優秀だがいささか真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)と事件解決にあたるが、パーティーへの参加者は500名、全員仮装し、その素顔を仮面で隠している。次から次へと正体不明の怪しい人間がホテルを訪れる状況に、二人はわずかな手がかりすら掴めずにいた…。
刻一刻と迫り来るタイムリミット。増え続ける容疑者。犯人の狙いは?密告者とは?残されたわずかな時間で、新田と山岸は顔も姿もわからない殺人犯の「仮面」に隠された「真実」に辿り着くことができるのか?
映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ:起
マンションの一室で感電死した女性が見つかり、匿名の通報者からのFAXを受けた警察はホテル ・コルテシア東京へ。再び殺人事件が起きると予告があったカウントダウンパーティー「マスカレード・ナイト」は500人の客が仮面を付けて参加することから、警察は従業員に扮して朝から容疑者を絞り込むために努めていました。
映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ:承
刑事の新田はフロントで氏原の指示を受けることになり、ホテルのコンシェルジュに昇格していた山岸は客の日下部から無理難題を言われて忙しく過ごします。そんな折、新田は客の一人の仲根緑が偽名を使っていると分かって怪しみ、彼女は夫の誕生日を祝うためにバースデーケーキを用意して欲しいと山岸に頼んだと知りました。新田はホテルからのプレゼントだと言って前のビルに誕生日を祝う映像を流し、緑は涙を流しつつ夫が姿を見せない理由を説明します。緑と共に新田と山岸はチャペルに行き、彼女がここで挙式する予定だったことや夫はガンで他界したと知りました。そして誕生日である12月31日にホテルで過ごして夫のことを忘れようとした…新田はその話を聞いて緑が容疑者ではないと考えます。
映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ:転
その後、新田の元相棒である能勢の報告により、感電死した事件が他にもあるとわかって匿名の発見者は曽野という客の息子であると判明。その子から話を聞いた母の万智子が警察にFAXを送り、犯人を脅して金を得ようとした…警察はそう推理して曽野夫妻に事情聴取をすると、犯人は夫の浮気相手である由里を殺そうとしていると判明。万智子は犯人に協力する気だったのです。
新田は真犯人を突き止めるためこれまでの出来事を思い出し、マスカレード・ナイトに出席していた緑に声をかけます。彼女との会話の中で由里を追っていた山岸も感電死させられると気付き、チャペルに急ぎますがタイマーがセットされた0時に間に合いませんでした。
映画『マスカレード・ナイト』のあらすじ:結
緑の事情聴取をすることになった新田は動機を探ります。彼女の本当の名前は森沢といい、警察への復讐の意を込めて今回の事件を起こしました。森沢は双子の妹がレイプに遭い、警察の取り調べを受けた後に目の前で自殺した…妹の代わりになる女性を探しては感電死させ、警察の信用を落とすために今回の計画を実行したと新田は聞き出します。そして、彼は山岸も由里も無事だったと明かし、森沢が山岸の腕時計を見て感電装置のタイマーをセットしたため時計が5分遅れていることに気付かなかったと指摘。0時ピッタリに新田が到着したことで山岸たちが感電死させられる前に助け出したと言うと、森沢は計画が失敗したことに動揺します。新田は彼女の涙だけは本物だったと思いつつ部屋を出ました。
その後、山岸のロス行きが決まったことで新田は「帰ってきたらディナーに行こう」と約束をして見送るのでした。
映画『マスカレード・ナイト』の感想・内容
・ストーリーと演出の魅力
冒頭は新田がダンスの先生と共に情熱的な踊りを見せ、事件の概要が明かされるという演出に引き込まれましたね。そして前作から2年後の出来事であるにも関わらず、新田と山岸の正反対のコンビにはどこか安心感を感じさせられます。
山岸はコンシェルジュとして客の要望に応えていくのが見どころで、「無理と絶対言わない」という意志が伝わってきたのが印象に残りました。特に日下部が恋人にプロポーズするためのシチュエーションを頼んだり、パーティーのためにダンス相手を探して欲しいと言ったり無理な注文をしてくる…それでも山岸は嫌な顔一つせず、なんとか解決策を見出していくのです。
そんな日下部の正体が最後に明かされたのも驚きましたね。彼はロスのホテル ・コルテシアへ引き抜く従業員を探すため、新田と氏原を見極めようとしていたのです。事件のことを知らなかった彼が山岸や新田に謝る姿を見て、これまでの無理難題に納得させられました。ロスから帰ったら新田は山岸と食事に行くのかどうかが気になりましたね。
映画『マスカレード・ナイト』の考察・評価
・ミステリーとしての見どころ
事件と真犯人について徐々に真実がわかっていく展開はミステリー映画として楽しめました。今回はマスカレード・ナイトに出席する500人の客が容疑者となるため、顔写真をコッソリとって照合していくという警察の緻密さに目を見張りましたね。曽野夫婦と子供の3人組に対して夫の浮気相手である由里が絡んできたり、大きなゴルフバックを持って挙動不審な浦辺がパーティー開始前に怪しい行動をしたり…先ほどの日下部も怪しかったですが、今回は関係性も複雑だったのが印象的です。
映画『マスカレード・ナイト』の結末
そんな中、緑が容疑者から外されて、新田が彼女の計画により殺人が起きると気付く展開に変わるのが熱い!ファントムの仮装をした緑を見つけた新田がダンスに誘い、彼女が男性役としてリードを取ったことで犯人だと確信を持つのです。女性である緑は男性として社会生活を送っていたという驚きの真実と共に、どうしてロリータ服の女性を殺していったかを語る姿が印象に残りました。緑こと森沢を演じる麻生久美子の亡き夫のために涙を流す女性としての演技と、まるで男性のような口調で事件の動機を語る姿は見どころだと言えるでしょう。
一度は犯人だと思った客が実は囮だったり、山岸が感電死しそうになったりとハラハラする展開が続き、ミステリー映画ならではのラストに引き込まれました。
映画『マスカレード・ナイト』のキャストについて
まとめ 映画『マスカレード・ナイト』一言で言うと!
『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
合わせて観たい映画
【オススメ女性活躍映画】
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
ルイーザ・メイ・オルコット&グレタ・ガーウィグは偉大だ
映画『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』
ハリウッド映画は「女性が作ったのだ」と胸を張りたい
映画『エデンの海(1976)』
女子高生の時から「女性としての意識」が高いです
映画『風の谷のナウシカ』
宮崎アニメは「女性の立場を尊重」した映画が多いです
映画『空に住む』
一人になっても強く生きてやる!
映画『プラダを着た悪魔』
今では絶対に「パワハラ」間違いなしの女上司です
映画『鵞鳥湖の夜』
男の言いなりにならない「お金ゲット」してみせる
映画『ばるぼら』
こんな魅惑的な女性が実在して欲しくなる
映画『新聞記者』
腐りきった政府にメスを入れてやる!
映画『私をくいとめて』
本当は一人が好き「自分の世界で暮らしたい」
映画『ノッティングヒルの恋人』
女優を続けるのって大変
映画『ボディガード(1992)』
本当は「淋しくてたまらない」歌姫
映画『オフィシャル・シークレット』
「暴露」やっぱり真実から目を背くことはできない
映画『フェアウェル』
これがわたしの生きる道!
映画『となりのトトロ』
お母さん「早く帰ってきて!」
映画『透明人間』
「このストーキング野郎!」退治してやる
映画『スキャンダル』
ニューヨーク野郎から「お金巻き上げてやる!」
映画『ミリオンダラー・ベイビー』
貧しいけれど「世界チャンプの夢」は捨てられない
映画『キューポラのある街』
わたしの未来は絶対に明るい!
映画『コレット』
フランスの女流作家の先駆け的存在
映画『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』
ローラ・アルバートの才能をもっと評価したい
『天才作家の妻 40年目の真実』
夫のゴーストライターでは終われない
映画『マリッジ・ストーリー』
もう一度女優として活躍したい
映画『プライベート・ウォー』
戦争がわたしを呼んでいる
映画『マイ・フェア・レディ』
レディになることが果たして「正しいのか」
映画『追憶(1973)』
バーブラ・ストライサンド「キレッキレッ」の演技です
映画『マスカレード・ナイト』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
鈴木雅之
原作
東野圭吾
脚本
岡田道尚
製作
小川晋一 瓶子吉久 藤島ジュリーK. 松岡宏泰
エグゼクティブプロデューサー
臼井裕詞
プロデューサー
若松央樹 和田倉和利 日高峻
ラインプロデューサー
森賢正
撮影
江原祥二
照明
吉角荘介
録音
武進
美術
あべ木陽次
衣装デザイン
黒澤和子
アートコーディネーター
森田誠之 佐々木伸夫
美術デザイン
小林久之
装飾
野本隆行
美術プロデュース
三竹寛典
編集
田口拓也 田村宗大
音楽
佐藤直紀
選曲
藤村義孝
音響効果
壁谷貴弘
スクリプター
戸国歩
VFスーパーバイザー
小坂一順
カラーグレーダー
齋藤精二
キャスティング
緒方慶子
アルゼンチンタンゴ指導
サエ&ファン・カルロス
助監督
片島章三
製作担当
鍋島章浩 岩谷浩
新田浩介(木村拓哉)
山岸尚美(長澤まさみ)
能勢(小日向文世)
本宮(梶原善)
関根(泉澤祐希)
久我(東根作寿英)
川本(石川恋)
奥田真由美(中村アン)
秋山久美子(田中みな実)
氏原祐作(石黒賢)
日下部篤哉(沢村一樹)
曽野昌明(勝村政信)
曽野万智子(木村佳乃)
狩野妙子(凰稀かなめ)
仲根緑(麻生久美子)
貝塚由里(高岡早紀)
浦辺幹夫(博多華丸)
田倉(鶴見辰吾)
尾崎(篠井英介)
藤木(石橋凌)
稲垣(渡部篤郎)
2021年製作/129分/G/日本
配給:東宝