映画『イン・ザ・ハイツ』ネタバレ「若者の夢が踊り出すNYC」あらすじ感想「スペイン語とラップの相性は抜群!」結末「アメリカの差別・偏見はなくなるのか?」

映画『イン・ザ・ハイツ』ネタバレ「若者の夢が踊り出すNYC」あらすじ感想「スペイン語とラップの相性は抜群!」結末「アメリカの差別・偏見はなくなるのか?」 2021年製作
スポンサーリンク

映画『イン・ザ・ハイツ』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『イン・ザ・ハイツ』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

『運だぜ!アート』ツイッターアカウント

『イン・ザ・ハイツ』
(2021年製作/143分/G/アメリカ)
原題『In the Heights』

【監督】
ジョン・M・チュウ
【製作】
リン=マニュエル・ミランダ キアラ・アレグリア・ヒューディーズ スコット・サンダース アンソニー・ブレグマン マーラ・ジェイコブス【製作総指揮】デビッド・ニックセイ ケビン・マコーミック【原作】リン=マニュエル・ミランダ【脚本】キアラ・アレグリア・ヒューディーズ【撮影】アリス・ブルックス【美術】ネルソン・コーツ【衣装】ミッチェル・トラバーズ【編集】マイロン・カースタイン【作詞】リン=マニュエル・ミランダ【作曲】リン=マニュエル・ミランダ【振付】クリストファー・スコット【音楽監修】スティーブン・ギジッキ
【出演】
アンソニー・ラモス コーリー・ホーキンズ レスリー・グレイス メリッサ・バレラ オルガ・メレディス ダフネ・ルービン=ベガ グレゴリー・ディアス4世 ステファニー・ベアトリス ジミー・スミッツ
【HPサイト】
映画『イン・ザ・ハイツ』公式サイト
【予告映像】
映画『イン・ザ・ハイツ』トレーラー

スポンサーリンク
  1. 映画『イン・ザ・ハイツ』のオススメ度は?
  2. 映画『イン・ザ・ハイツ』の作品情報・概要
  3. 映画『イン・ザ・ハイツ』のあらすじ・ネタバレ
  4. 映画『イン・ザ・ハイツ』の感想・内容
      1. 映画『ルース・エドガー』差別・偏見はアメリカ社会から消えないのか
      2. 映画『ハリエット』こんなに強い女性人権活動家はいない
      3. 映画『ナイチンゲール』ジェニファー・ケント監督が描く#MeToo映画最高傑作
      4. 映画『レ・ミゼラブル』華やかなパリには差別世界が広がっている
  5. 映画『イン・ザ・ハイツ』の考察・評価
      1. 映画『黒い司法 0%からの奇跡』ここはアメリカですか?
      2. 映画『ブラック・クランズマン』黒人差別をコミカルに描いた名作
      3. 映画『ビール・ストリートの恋人たち』若い二人の恋愛に差別の障害が、、、涙が止まりません
  6. 映画『イン・ザ・ハイツ』の結末
      1. 映画『グリーンブック』黒人ミュージシャンと白人ドライバーの友情物語
  7. 映画『イン・ザ・ハイツ』のキャストについて
  8. まとめ 映画『イン・ザ・ハイツ』一言で言うと!
  9. 『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング
  10.  合わせて観たい映画
    1. 【“障害”と戦う恋愛映画オススメ】
      1. 映画『ロミオとジュリエット』
      2. 映画『伊豆の踊子(1974)』
      3. 映画『潮騒 しおさい(1975)』
      4. 映画『絶唱(1975)』
      5. 映画『マディソン郡の橋』
      6. 映画『美女と野獣(1991)』
      7. 映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』
      8. 映画『ラストレター』
      9. 映画『アパートの鍵貸します』
      10. 映画『マチネの終わりに』
      11. 映画『ボーダー 二つの世界』
      12. 映画『あなたの名前を呼べたなら』
      13. 映画『秒速5センチメートル』
      14. 映画『マーウェン』
      15. 映画『ほしのこえ』
      16. 映画『COLD WAR あの歌、2つの心』
      17. 映画『リヴァプール、最後の恋』
  11. 映画『イン・ザ・ハイツ』の作品情報

映画『イン・ザ・ハイツ』のオススメ度は?

4.5

4つ半です

「楽しめます」

アメリカの「人種問題」について

アメリカはやっぱり「白人社会」なのか

若者が「夢を描く」社会は美しいが、、、

スポンサーリンク

映画『イン・ザ・ハイツ』の作品情報・概要

『イン・ザ・ハイツ』原題『In the Heights2021年に公開されたアメリカ合衆国のミュージカル映画。原作はリン=マニュエル・ミランダ。ジョン・M・チュウ監督作品。主演はアンソニー・ラモス。他にコーリー・ホーキンズ、レスリー・グレイス、メリッサ・バレラ、オルガ・メレディス、ダフネ・ルービン=ベガ、グレゴリー・ディアス4世、ステファニー・ベアトリス、ジミー・スミッツら。リン=マニュエル・ミランダが2005年に初演されたミュージカル『イン・ザ・ハイツ』を映画化した作品である。

スポンサーリンク

映画『イン・ザ・ハイツ』のあらすじ・ネタバレ

アメリカ・ニューヨークの北東にあるワシントン地区。この街はドミニカ、プエルトルコ、キューバなどのラテン系の人たちが多く暮らす地区だ。雑貨店(コンビニ)を営むウスナビ(アンソニー・ラモス) は祖国ドミニカで店を持つことを夢見ている。ウスナビが想いを寄せるバネッサ(メリッサ・バレラ) はダウンタウンでアパートを借りて、デザイナーを夢見ている。黒人であるベニー(コーリー・ホーキンズ) は堅実な出世を。ベニーの元恋人ニーナ(レスリー・グレイス) はこの街が生んだ才女で、スタンフォード大学に進学している。

スポンサーリンク

映画『イン・ザ・ハイツ』の感想・内容

「いま観ると気分が明るくなる映画」となります。本映画『イン・ザ・ハイツ』はアメリカ社会で暮らすスペイン語系の移民たちの現状を見事に表しています。ただわたしたち日本人は彼らの置かれている立場を理解するのは難しいです。実際は本映画『イン・ザ・ハイツ』は「絶望的な映画」となるのです。しかしながら、そんなことは遠い日本に暮らしているわたしたちには関係ありません。ですから「思いっきり楽しんで観ること」をオススメします。

映画『ルース・エドガー』差別・偏見はアメリカ社会から消えないのか

映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』ネタバレ・あらすじ「マーブル映画は観るしかない」感想「いつか頭が整理される」結末「こんなに地球はヒーローがいたのか」

さて、本映画『イン・ザ・ハイツ』はオープニングからカッコ良いです。から始まります。ニューヨークの北東のラテン系の人たちが住むワシントン地区が舞台です。軽快なヒップホップが流れ、スペイン語の詩でメッセージを伝えてきます。スペイン語にラップはとても合うことに改めて驚きました。しかしながら、歌詞の内容はどちらかというと辛辣であったり、不平不満を言ったり、アメリカという国に嘆きを含むものが多いのも見逃せません。ただ、わたしたち日本人にとって、ラテン系に人たちの生活などわかりようがないので、軽快な音楽に心が踊って、「楽しい気持ち」にさせてくれるのです。映画の構成としては間違いなく、観客を引き込む手法ですから成功したと言えます。劇中、かなりシリアスは差別・偏見問題を訴求しているのですが、そこでも軽快なラップ音楽を繰り返すことで乗り越えたような気持ちにさせてくれます。

映画『ハリエット』こんなに強い女性人権活動家はいない

映像が綺麗です。実際の物語は完全なる「ハッピーエンド」ではなく、停滞というか「現状維持のままアメリカを生きていくしかない」で終わっています。ですから、映像のトーンを下げると「絶望感」に溢れた映画になってしまいますから、本映画『イン・ザ・ハイツ』の撮影監督のアリス・ブルックスの素晴らしい技によって、楽しめたと言っても良いでしょう。色彩的には映画『ビール・ストリートの恋人たち』に似ていると感じました。こちらも重たい黒人への差別問題を扱っています。全体的な雰囲気をダークにすると希望感が失われるほどの内容でした。

映画『ナイチンゲール』ジェニファー・ケント監督が描く#MeToo映画最高傑作

【ネタバレ考察】映画『ナイチンゲール』あらすじ・感想。#MeToo映画最高作。女性への暴力根絶&アボリジニへの人権も訴求!
【ネタバレ考察】映画『ナイチンゲール』あらすじ・感想。#MeToo映画最高作。女性への暴力根絶&アボリジニへの人権も訴求! 映画『ナイチンゲール』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ナイチンゲール』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『ナイチンゲール』の作品情報・概要 オーストラリア映画。女性監督ジェニファー・ケント長編第二弾作品。イギリス植民地時代のオーストラリアを舞台に、夫と子供を殺されてアイルランド人女性が復讐を果たすバイオレンススリラー。ならびに先住民のアボリジニ人の視点と思いも絡めて、差別・偏見と支配という苦悩も描いている。それらを内包しながら女性への暴力根絶を訴求している。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞ほか計2部門を受賞した。アシュリン・フランシオーシ主演。サム・クラフリン、バイカリ・ガナンバル、デイモン・ヘリマン、ハリー・グリーンウッド、マイケル・シーズビー、ユエン・レスリー共演。

さて、本映画『イン・ザ・ハイツ』を観賞して、真っ先に映画『ウエスト・サイド物語』を思い出した人は多いと思います。こちらもニューヨークを舞台にしたラテン系とポーランド移民の対決を描いたミュージカル映画です。端的に比べると、60年経ちますが、ラテン系移民の生活は「なにも変わっていない」ことがわかります。つまり相変わらずアメリカは差別・偏見が根強いと言ってしまえるのです。ただ本映画『イン・ザ・ハイツ』の主演俳優たちは全員がドミニカ、プエルトルコ系のラテン系で占められていることを念頭に入れておきましょう。『ウエスト・サイド物語』に出演した俳優たちのほとんどは白人で、顔にブラウン系のメイクを施していました。いまや映画界は多様性を重んじていますから、本映画『イン・ザ・ハイツ』で非白人系の役者で終始展開されるのはとても進歩的だったと思います。

映画『レ・ミゼラブル』華やかなパリには差別世界が広がっている

スポンサーリンク

映画『イン・ザ・ハイツ』の考察・評価

登場人物は男性はウスナビ(アンソニー・ラモス) 、ベニー(コーリー・ホーキンズ)女性はニーナ(レスリー・グレイス) とバネッサ(メリッサ・バレラ) の四人で展開されていきます。ベニーは黒人系です。ウスナビという名前はUSNAVIをスペイン語読みして名付けらています。アメリカへ移民としてやってきた父親がアメリカ海軍にちなんで名付けたそうです。ウスナビはワシントン地区で小さな雑貨店を営んでいます。コンビニです。夢は祖国ドミニカへ帰って、店を開くことです。彼を手伝うのは従兄弟のソニー(グレゴリー・ディアス4世)です。彼の父が不法入国しているので、ソニーには出征証明書がありません。

映画『黒い司法 0%からの奇跡』ここはアメリカですか?

ウスナビが密かに思いを寄せるバネッサ(メリッサ・バレラ)はデザイナーを夢見ています。ワシントン地区から抜け出して、ダウンタウンに住んで、デザイナーとして大成したいと思っています。黒人のベニー(コーリー・ホーキンズ)はこの街で着実にキャリアアップを目指しています。恋人だったバネッサ(メリッサ・バレラ)への思いはありますが、頭脳明晰のバネッサの未来を案じて身を引きました。そしてバネッサは傷ついて帰ってきたのです。理由は差別されたことに通じます。

映画『ブラック・クランズマン』黒人差別をコミカルに描いた名作

本映画『イン・ザ・ハイツ』はこの若い四人の青春という大風呂敷なる舞台上で、ヒップホップ、ダンス、美しい映像美を持って諸問題の解決を目指す展開となっています。けれども、根本的な問題である「差別・偏見」に対して、戦って、解決したのかと問われると「No!」というしかありません。ここには「諦め」も含まれているような気がするのです。「いくら俺たちが声高に差別について訴えてもなにも変わらない」そして「だったら現状のまま生きた方が良い」となってしまうのです。ウスナビはあれだけ祖国ドミニカで店を開くと豪語していましたが、結局はワシントン地区に残ります。バネッサはダウンタウン行きを止めて、ワシントン地区で店を開きます。そしてふたりはめでたく結婚して娘を授かっています。「うーん」って感じなんですよ。「小さくまとまったなあ」と思うわざるを得ないのです。

映画『ビール・ストリートの恋人たち』若い二人の恋愛に差別の障害が、、、涙が止まりません

スポンサーリンク

映画『イン・ザ・ハイツ』の結末

さて、本映画『イン・ザ・ハイツ』ですが、上気した通り、本当はとてもシリアスな物語です。でも、わたしたちにはほとんど理解不能というか、無関心な内容とも映ります。本映画『イン・ザ・ハイツ』を観て、「人種差別反対」と声を上げて運動を展開する人ならいざ知らず、「リラックスして」楽しんで観ることをオススメします。1度目はそれで良いと思いますが、2度目、3度目の鑑賞の際はアメリカ社会について勉強してからをオススメします。

映画『グリーンブック』黒人ミュージシャンと白人ドライバーの友情物語

スポンサーリンク

映画『イン・ザ・ハイツ』のキャストについて

ウスナビ(アンソニー・ラモス)
ベニー(コーリー・ホーキンズ)
ニーナ(レスリー・グレイス)
バネッサ(メリッサ・バレラ)
アブエラ(オルガ・メレディス)
ダフネ・ルービン=ベガ
ソニー(グレゴリー・ディアス4世)
ステファニー・ベアトリス
ジミー・スミッツ

スポンサーリンク

まとめ 映画『イン・ザ・ハイツ』一言で言うと!

60年前となにも変わってないよ」

本映画『イン・ザ・ハイツ』はエンタメ映画をしては最高だと思います。それゆえに見落としてしまう現実があります。結局、アメリカ社会で生きるラテーノたちは立場は何も変わっていないということです。

スポンサーリンク

『運だぜ!アート』本日の総合アクセスランキング

映画『コロンビアーナ』ネタバレ・あらすじ・感想。ゾーイ・サルダナがリュック・ベッソン製作でナタリー・ポートマン越えを狙うが、、。
映画『Wの悲劇』ネタバレ・あらすじ「薬師丸ひろ子最高!」感想「三田佳子vs世良公則&高木美保共演」結末「蜷川幸雄絶好調」その後『バブルの悲劇』が日本を襲う
映画『さくら』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。「兄弟愛は禁断?」北村匠海&吉沢亮&小松菜奈共演の贅沢映画。「さくらの“脱糞”が招く幸せ!」
映画『追憶(1973)』ネタバレ・あらすじ「バーブラ・ストライサンド適役でヒット!」感想「音楽勝ち映画」結末
映画『孤狼の血 LEVEL2』ネタバレ・あらすじ「サイコパスヤクザ鈴木亮平が談合刑事松坂桃李と愛を交わす」感想「国家権力の闇を暴く」結末「続編決定!」
奈良県天理市が舞台『二階堂家物語』後継問題に悩む家族の物語
映画『荒野にて』ネタバレ、評価。新鋭チャーリー・ブルマーの眼差しが切ない
映画『エリカ38』実話・ネタバレ・あらすじ・感想 浅田美代子の詐欺師が最高!
新海誠監督映画『星を追う子ども』はジブリへのオマージュかそれとも別れか。新海作品異色作。ネタバレ・あらすじ・感想・考察。
映画『明日に向かって撃て!』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。バート・バカラック「雨にぬれても」がニューマン&レッドフォードの哀愁歌

スポンサーリンク

 合わせて観たい映画

【“障害”と戦う恋愛映画オススメ】

映画『ロミオとジュリエット』

映画『ロミオとジュリエット』ネタバレ・あらすじ・感想。恋愛映画のヒットの法則を学べる。オリヴィア・ハッセーとレナード・ホワイティングが輝いている。
ウィリアム・シェイクスピアの著名な戯曲を映画化。フランコ・ゼフィレッリが脚色・監督。イギリス出身のレナード・ホワイティングとオリヴィア・ハッセーが主演した。イタリアで撮影。当時16歳のハッセーがヌードシーンを演じていることも大いに話題となった。音楽はニノ・ロータ。恋愛映画の金字塔的存在。

映画『伊豆の踊子(1974)』

映画『伊豆の踊子(1974)』ネタバレ・あらすじ・感想。山口百恵&三浦友和初共演(その後結婚)職業差別と女性差別が激しかった時代の純愛と悲恋。
映画『伊豆の踊子(1974)』ネタバレ・あらすじ・感想。山口百恵&三浦友和初共演(その後結婚)職業差別と女性差別が激しかった時代の純愛と悲恋。映画『伊豆の踊子(1974)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『伊豆の踊子(1974)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『伊豆の踊子(1974)』の作品情報・概要『伊豆の踊子』(いずのおどりこ)は川端康成の同名小説を原作として製作された日本映画。1974年(昭和49年)12月公開。同名小説の6度目の映画化。主演は山口百恵と三浦友和。山口百恵は映画主演初作品である。ホリプロが全面的に協力している。是が非でも山口百恵をスターにしたかったと思われる。伊豆が舞台であるが、多忙の山口百恵のスケジュールを調整して奥多摩で撮影された。

映画『潮騒 しおさい(1975)』

映画『潮騒 しおさい(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想。「その火を飛び越して来い!」山口百恵&三浦友和が三島由紀夫文学で紡ぐ“リアル愛”。
映画『潮騒 しおさい(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想。「その火を飛び越して来い!」山口百恵&三浦友和が三島由紀夫文学で紡ぐ“リアル愛”。映画『潮騒 しおさい(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『潮騒 しおさい(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 映画『潮騒 しおさい(1975)』の作品情報・概要。『潮騒』(しおさい)1975年制作の日本映画。ホリ企画製作、東宝配給。三島由紀夫の同名小説を映画化。西河克己監督。山口百恵文芸作品第2弾。三浦友和共演。前作『伊豆の踊子』の大ヒットを受けての第二弾。前作と違い山口百恵が裕福な娘で三浦友和が貧乏な漁師役を務めている。若い二人の恋の炎が激しく燃え盛る。名言「その火を飛び越して来い」が有名。

映画『絶唱(1975)』

映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。
映画『絶唱(1975)』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。山口百恵と三浦友和が“駆け落ち”して描く「反戦映画」の代表作。映画『絶唱(1975)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『絶唱(1975)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『絶唱(1975)』の作品情報・概要。『絶唱』(ぜっしょう)1975年12月20日に公開された日本映画。西河克己監督作品。製作ホリ企画。配給は東宝。作家・大江賢次の同名作品を映画化。山口百恵文芸作品第三弾。恋人役は三浦友和。山陰の大地主の息子と貧しい山番の娘が愛を成就する物語。しかし戦争という悲劇に翻弄されてしまう。封建制度、地主制、さらには家父長制度への提言が込められている。

映画『マディソン郡の橋』

映画『マディソン郡の橋』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。夫のいぬ間の「不倫」が人生のエネルギーになった主婦と放浪カメラマンの最後の恋。
映画『マディソン郡の橋』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。夫のいぬ間の「不倫」が人生のエネルギーになった主婦と放浪カメラマンの最後の恋。映画『マディソン郡の橋』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『マディソン郡の橋』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『マディソン郡の橋』の作品情報・概要 原題『The Bridges of Madison County』1992年にアメリカ合衆国の恋愛映画。ロバート・ジェームズ・ウォラー(Robert James Waller)の小説を元に製作。クリント・イーストウッド製作・監督・主演。キャスリーン・ケネディが共同プロデューサー、リチャード・ラグラヴェネーズ脚本担当。メリル・ストリープを主演女優に迎える。不倫映画として異例の大ヒット。世界中で1億8,200万ドルを売り上げた。1996年、第68回アカデミー賞でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

映画『美女と野獣(1991)』

ディズニー映画『美女と野獣(1991)』の教訓が『アナ雪』の自由・独立・共感できる女性像を築きヒットへ。ネタバレ・あらすじ・感想。
ディズニー映画『美女と野獣(1991)』の教訓が『アナ雪』の自由・独立・共感できる女性像を築きヒットへ。ネタバレ・あらすじ・感想。。ネタバレ・あらすじ・感想。映画『美女と野獣(1991)』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『美女と野獣(1991)』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。映画『美女と野獣(1991)』の作品情報・概要『美女と野獣』原題『 Beauty and the Beast 』ディズニーの長編アニメーション映画作品。フランスの民話『美女と野獣』(J・L・ド・ボーモン夫人版)を元に1991年に制作された。第64回 アカデミー賞(1992年)においてアラン・メンケンが作曲賞受賞している。2017年実写版としてビル・コンドン監督がエマワトソンを主演に迎えて製作されている。ディズニーが新たな女子像を目指した作品であり、後世の作品に影響を与えたと言われている。

映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』

映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』ネタバレ・あらすじ・感想。性を選択できる自由がある。LGBTQと多様性の時代。
映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』ネタバレ・あらすじ・感想。性を選択できる自由がある。LGBTQと多様性の時代。 映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』の作品情報・概要 『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』原題『Disobedience』2017年に制作された愛米英合作のドラマ映画である。セバスティアン・レリオ監督作品。主演はレイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムス。本作はナオミ・アルダーマンが2006年に上梓した小説『Disobedience』を原作としている。厳格なユダヤ教徒の女性の恋愛物語。もはや人間において性を分ける必要はない。

映画『ラストレター』

映画『ラストレター』あらすじ・ネタバレ・感想。福山雅治vs松たか子vs岩井俊二が描く“死と再生”物語。“手紙”の錯綜が描くノスタルジー。
映画『ラストレター』あらすじ・ネタバレ・感想。福山雅治vs松たか子vs岩井俊二が描く“死と再生”物語。“手紙”の錯綜が描くノスタルジー。映画『ラストレター』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。映画『ラストレター』公式サイトの紹介。『ラストレター』は、2020年1月17日に公開の日本映画。岩井俊二監督作品。主演は松たか子。福山雅治、広瀬すず、森七菜、豊川悦司、中山美穂らら共演。SNSが普及して手紙というやりとりが困難な時代にあえて、手紙を通じて人間関係と自身の成長を築いていく人間成長物語。“死と再生”のテーマ。

映画『アパートの鍵貸します』

映画『アパートの鍵貸します』ネタバレ・あらすじ・感想。ジャック・レモン&シャーリー・マクレーンの姿に時代が見える。「パワハラはダメ!」
映画『アパートの鍵貸します』ネタバレ・あらすじ・感想。ジャック・レモン&シャーリー・マクレーンの姿に時代が見える。「パワハラはダメ!」映画『アパートの鍵貸します』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『アパートの鍵貸します』IMDbサイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 映画『アパートの鍵貸します』の作品概要 『アパートの鍵貸します』は、1960年制作のアメリカ映画。原題『The Apartment』名匠ビリー・ワイルダー監督の最高演出と言われる作品。ロマンチック・コメディー最高傑作。アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞、編集賞の5部門受賞。主演はジャック・レモンとシャーリー・マクレーン。ニューヨークを舞台にした恋愛映画。

映画『マチネの終わりに』

【ネタバレ酷評】映画『マチネの終わりに』あらすじ・結末。物語も演出も撮影もダメ。福山雅治&石田ゆり子の糸引くキスシーン。
映画『マチネの終わりに』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。ネタバレ・あらすじ・結末を記述。作家・平野啓一郎の原作。2015年3月から2016年1月まで毎日新聞朝刊及びnoteにて連載された。福山雅治、石田ゆり子主演で2019年に映画版が公開。有名なギタリストが自身の音楽活動に悩んでいる時にジャーナリスト洋子が現れ恋に落ちる。しかし洋子にはフィアンセがいた。恋にルールはない。洋子をものにしようとパリまでいく。

映画『ボーダー 二つの世界』

映画『ボーダー 二つの世界』あらすじ・ネタバレ・作品情報・感想・評価。LGBTをも凌駕した多様性の映画。美しい心になれる映画
映画『ボーダー 二つの世界』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館情報を記載しています。またネタバレ・あらすじ・感想・評価・まとめについても書いています。北欧デンマークから新たな映画が届きました。監督はイラン系デンマーク人です。容姿による差別・偏見、さらに性差別の問題についても大きなメッセージを感じ取ります。多様性の時代が到来しました。認め合うことが21世紀を生きるテーマ。

映画『あなたの名前を呼べたなら』

インド映画『あなたの名前を呼べたなら』身分を越えた恋物語の行方は?差別、貧困とカースト制度について考えてみる。ネタバレ・あらすじ・感想・結末・評価
カースト制度が色濃く残るインドで身分の差を越えた恋愛物語を女性映画監督ロヘナ・ゲラが描いた。監督曰く、現在では絶対に起こりえない恋物語だそうだ。監督は絶望的な差別、貧困に悩む庶民がいつか自由を手に入れ、幸せに暮らせる日を願って作ったのだろう。インド映画にしては歌、踊りの演出が抑えられ、おしゃれな作りになっている。

映画『秒速5センチメートル』

新海誠監督映画『秒速5センチメートル』初恋・ファーストキス・遠距離・再会を通じて成長する青年の心模様は桜の速度。ネタバレ・あらすじ・感想・評価。
『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』に続く、新海誠の第3作目の劇場公開作品。小学生の初恋相手の女性への想いを抱きながら生きる青年。短編三部作にまとめて青年の成長を描いている。主人公の貴樹はずっと“秒速3センチメートル”状態のままだ。いつ脱出するのか。それと相まって女性たちは過去を振り切って生きていく強さがある。

映画『マーウェン』

映画『マーウェン』ロバート・ゼメキスvsスティーブ・カレルが描くトラウマを乗り越える人間成長物語に感動。ネタバレ・あらすじ・感想・評価
些細な発言により暴行され、過去の記憶を失ったマーク・ホーガンキャンプ。トラウマを抱え、救いを人形アニメの撮影に向けた。町の人の助けによってトラウマを克服。監督はロバート・ゼメキス。主演にスティーブ・カレル。アメリカに根付くヘイトクライムをテーマに、困難を乗り越えて戦う人間成長物語を実写と人形アニメを用いて描く。

映画『ほしのこえ』

新海誠監督 映画『ほしのこえ』ミカコとノボルの宇宙恋愛物語の結末。感想・評価・ ネタバレ・あらすじ
日本を越えて世界に衝撃を与えた作品である。『ほしのこえ』は新海誠がたった一人で作り上げた。会社勤めをしながらも映画制作への情熱が消えず昼夜を通して作ったという。若き日の新海誠の情熱がほとばしる素晴らしい作品である。本映画は数々の賞を獲得した。そして新海は空高く羽ばたいた。

映画『COLD WAR あの歌、2つの心』

映画『COLD WAR あの歌、2つの心』悪女が目指す究極の愛のゴール 男は悲劇 ネタバレ・あらすじ・感想
本作は第71回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞。さらに第91回アカデミー賞では外国語映画賞・監督賞・撮影賞の3部門にノミネートされた。とても素晴らしい映画だ。社会主義時代のポーランドを舞台にピアニストと歌手の恋愛逃避劇。ワルシャワ、ベルリン、パリで展開。究極の恋愛とは命をかけること。破滅的な女、悪女だが可愛い。

映画『リヴァプール、最後の恋』

女優グロリア・グレアムの最後の恋『リヴァプール、最後の恋』あらすじ・ネタバレ・感想・評価。年齢差を超えた悲哀。
かつてアカデミ助演女優賞をとった名女優の最後の恋を映画いた作品。今や落ち目となったグロリア・グレアムは渡英しチャンスを伺っていた。そんな時、若き無名の俳優ピーターと出会い激しく恋に落ちる。二人はニューヨークに移り生活を共にするが、グロリアに悲劇が訪れる。二人は別れる事になるが、グロリアはピーターを追って再びイギリスへ向かう

 

 

スポンサーリンク

映画『イン・ザ・ハイツ』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ジョン・M・チュウ
製作
リン=マニュエル・ミランダ キアラ・アレグリア・ヒューディーズ スコット・サンダース アンソニー・ブレグマン マーラ・ジェイコブス
製作総指揮
デビッド・ニックセイ ケビン・マコーミック
原作
リン=マニュエル・ミランダ
脚本
キアラ・アレグリア・ヒューディーズ
撮影
アリス・ブルックス
美術
ネルソン・コーツ
衣装
ミッチェル・トラバーズ
編集
マイロン・カースタイン
作詞
リン=マニュエル・ミランダ
作曲
リン=マニュエル・ミランダ
振付
クリストファー・スコット
音楽監修
スティーブン・ギジッキ
ウスナビ(アンソニー・ラモス)
ベニー(コーリー・ホーキンズ)
ニーナ(レスリー・グレイス)
バネッサ(メリッサ・バレラ)
アブエラ(オルガ・メレディス)
ダフネ・ルービン=ベガ
ソニー(グレゴリー・ディアス4世)
ステファニー・ベアトリス
ジミー・スミッツ
2021年製作/143分/G/アメリカ
原題:In the Heights
配給:ワーナー・ブラザース映画

タイトルとURLをコピーしました