映画『猿楽町で会いましょう』ネタバレ・あらすじ「石川瑠華と小西桜子は伸びる!」感想「本当のクズは誰?」結末「夢実現に必要なモノは?」

映画『猿楽町で会いましょう』ネタバレ・あらすじ「石川瑠華と小西桜子は伸びる!」感想「本当のクズは誰?」結末「夢実現に必要なモノは?」 2019年製作
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映画『猿楽町で会いましょう』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『猿楽町で会いましょう』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。

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『猿楽町で会いましょう』
(2019年製作/122分/R15+/日本)
英題『colorless』
【監督】
児山隆
【脚本】
児山隆 渋谷悠【製作】長坂信人【エグゼクティブプロデューサー】神康幸【プロデューサー】利光佐和子【音楽プロデューサー】鶴丸正太郎【協力プロデューサー】井上潔【撮影】松石洪介【照明】佐伯琢磨【録音】桐山裕行【美術】三ツ松けいこ【装飾】山田真太郎【スタイリスト】JOE【ヘアメイク】中山有紀【編集】柿原未奈【音楽】橋本竜樹【主題歌】春ねむり【助監督】東條政利【キャスティング】新江佳子【制作担当】高橋恒次【写真】草野庸子
【出演】
金子大地 石川瑠華
柳俊太郎 小西桜子 長友郁真 大窪人衛 呉城久美 岩瀬亮 前野健太
【HPサイト】
映画『猿楽町で会いましょう』公式サイト
【予告映像】
映画『猿楽町で会いましょう』トレーラー

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映画『猿楽町で会いましょう』のオススメ度は?

4.0

星4つです

若者のむき出しの情熱が観られます

本当の「クズ」は誰なのか?

石川瑠華さんは「良い女優」だ

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映画『猿楽町で会いましょう』の作品情報・概要

『猿楽町で会いましょう』英題『colorless2019年に制作された日本の映画。児山隆監督長編デビュー作品。主演は 金子大地と石川瑠華。20194月、第2回未完成映画予告編大賞 MI-CANにてグランプリを受賞後、本編の製作が決定した。主演の石川瑠華は児山自らInstagramでメールを送り、出演交渉した。

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映画『猿楽町で会いましょう』のあらすじ・ネタバレ

フォトグラファーを夢見る小山田修司(金子大地) はまったく芽が出ない。出版社にポートフォリオを持ち込むが編集長の嵩村秋彦(前野健太)から「パッションがない」と酷評される。読者モデル撮影の仕事を引き受けて、被写体として現れた田中ユカ(石川瑠華) に一目惚れする。アパートに連れ込むが一線を超えられず。後日、ユカに会って、思いを告げて交際することになる。しかしユカには同棲する男がいることが判明する。

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映画『猿楽町で会いましょう』の感想・内容

「恋愛物語として、とても共感できる映画」となります。

本映画『猿楽町で会いましょう』には現代社会が抱える多くの問題を恋愛を通して、赤裸々に描いている良作と言えます。

鑑賞した多くの人は「胸くそ悪い」とか「クズ人間ばかり」などのレビューをしています。

でも、そういったレビューを書く人って、結局は真実から目を背けて、上辺の綺麗ごとに理想論を求める「良い人」でいたいのではないでしょうか。

現実はそんなに甘くないのです。社会生活ではあらゆる困難が待ち構えているのです。それを乗り越えるか否かはやはり、本人の努力次第なのは間違いありません。

さて、本映画『猿楽町で会いましょう』の田中ユカ演じる石川瑠華さんには拍手を送りたいです。素晴らしい演技でした。

石川さんは映画『イソップの思うツボ』で初めて知りました。今までにいなかった雰囲気の女優さんとの印象を持っていました。

まだまだ新人女優さんと言っても良いキャリアですが、演技力はすば抜けていると思います。

本映画『猿楽町で会いましょう』では大胆なラブシーンに挑戦しています。三人の男性と繰り広げます。

昨年ヒットした『花束みたいな恋をした』も同棲、そして別れの物語でしたが、残念ながら有村架純さんの女優魂に共感できませんでした。

もちろん、ラブシーンだけに注目が集まるのは石川さんも本意ではないと思います。彼女の魅力は何と言っても浮遊感だと思うのです。

スクリーンにずっと漂っています。

トップカットからエンドカットまで存在しています。忘れられないのです。

石川さんの顔はとても穏やかです。決して「悪いことしなだろう」と思わせる安心感から始まります。

でも、物語が進んでいくと「この女ヤバいかも」という感情が染み入ってきます。

でも可愛い仕草に「なんか助けてやりたいなあ」という感情に引き戻されるのです。

その繰り返しに観ているわたしの心がフワフワと浮遊してくるのです。不思議な女優さんです。

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映画『猿楽町で会いましょう』の考察・評価

本映画『猿楽町で会いましょう』の田中ユカ(石川瑠華) は正直言って「おバカさん」です。そして「クズ女」です。

新潟の田舎から女優の夢を持って上京しました。上京したその夜、北村良平(柳俊太郎)に拾われて同棲へとなだれ込みます。

ユカは「芸能スクール」へ通っていますが、まったく芽が出ません。それどころが、レッスン料の支払いが滞っています。

ここで芸能スクールのアコギな一面の描写もあります。「わたし、特待生で入ったんですけど」の件です。

レッスン料が免除を思っていたユカですが、ほとんどの人が特待生という事実が発覚します。

ユカはレッスン料を支払うために風俗のバイトを始めます。

誘ったのは大島久子(小西桜子) です。「悪い女だなあ」と感じたのですが、後々、彼女の強かさこそ「芸能界を生きる」術だと気付かされます。

ユカは小さな雑貨店のようなところでバイトをしています。

読者モデルとして、少しずつ有名になりますが、猿楽町だけの存在です。ですから、もっと有名になるべく「体を売る」ことにします。

相手は出版社の編集長の嵩村秋彦(前野健太)です。これって、現実にあるのかなあ?と脳裏をかすめる展開です。

芸能界とは、あるいは芸能界を夢見る少年少女たちの性を搾取する人たちっているか否かについての議論は昔からありますが、さすがにコンプライアンスが整備されつつありますから、「ない」と思っていたわたしは愕然としました。

業界を知っている児山隆監督が書いたのであれば、「性接待」は存在するのでしょう。

さて、小山田修司(金子大地)は鳴かず飛ばずの素人カメラマンです。

出版社の嵩村秋彦にポートフォリオを持ち込んでも見向きもされません。

「パッションがない 」そうです。これはリアルにある光景ではないでしょうか。

カメラマンの世界もそんなに甘くないでしょう。

でも、読者モデル撮影のチャンスをもらいます。そのモデルがユカだったのです。そして、ユカを撮影して一気に惚れてしまうのです。

これは業界では「あるある」イメージを持ちますが、実際はモデルさんは商品ですから、お手つきはNGです。

小山田の性的欲望の激しさが表れています。もちろん、出会ったその夜には一線は超えません。というより、初対面で男の家に泊まりに行くユカという女の方に問題があると多くの人は感じたのではないでしょうか。

でも、いつも「女のせいにする」っておかしくないですか?だって小山田はユカと出会ってすぐ「やりたい、やりたい」という欲望が見え見えなんですよ。

男側からの性衝動は暗黙の了解のごとく許容されて、付いていった女性であるユカを非難し、さらに一線を拒んだユカにはもっと非難の声が集まるという構図がおかしいと思うのです。

この現状をひとつの「性差別」として描いているのであれば、児山隆監督の思想は素晴らしいと感じました。

さてさて、本映画『猿楽町で会いましょう』の登場人物は正直言って「クズばかり」です。

大島久子(小西桜子) は賢いクズです。人を利用して這い上がる術を持っています。

北村良平(柳俊太郎) はクールなクズです。仕事もできて容姿端麗です。ユカへの固執はありません。

嵩村秋彦(前野健太)はクズですが、ユカを雑誌で取り上げた点はまだ約束を守るクズになります。

そしてわたしが注目するクズは久万紀子(呉城久美)です。ユカのバイト先の店長ですが、とても意地悪なんです。

ユカの読者モデルとしての活動が気に入らないらしく、邪魔するのです。こういう大人って一番のクズだと思うのです。

ユカが風俗で働いていることを拡散させようとします。

この場面で「ユカが可哀想」と思うのですが、ユカも同様に売れ始めた大島久子(小西桜子)の過去をネットで拡散します。妬み、僻み、そねみの連鎖ですね。

そして最大のクズはやっぱり小山田修司(金子大地) になるのです。多くの人は「なぜ?」と感じるかもしれません。

でも小山田の女性への支配欲と嫉妬心は半端じゃあないです。一見、ユカを心底愛しているように見えますが、実はもう飽きているのではないでしょうか。

だからユカを「捨てるチャンスを伺っている」ような男と映るのです。

ユカが嵩村秋彦と関係したことを知ったのであれば、彼女を守りに行けよ!となりますし、風俗で働くほどユカが困窮しているのであれば、金銭の援助をしてあげれば良いのです。

ましてや夜中、ユカが寝静まった後にスマホを覗き見するような男はクズと言えるのです。

九州へ2、3日撮影で行くと言って、当日帰ってきた時にユカは浮気をしています。

北村良平(柳俊太郎) がマンションから出てくるのを目撃します。普通の男だったら北村へ怒りの矛先を向けます。

でも、小山田はユカに暴力を加えます。情けない。男らしさがありません。

つまり小山田は自分が「良い人」である確証を固めてからユカを捨てるという最悪のクズだったのです。

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映画『猿楽町で会いましょう』の結末

本映画『猿楽町で会いましょう』を鑑賞した多くの人は田中ユカ(石川瑠華) に対して嫌悪感を持ったことでしょう。

でも、彼女は芸能人になるために敷設されているステップを素直に歩いただけなのです。

芸能スクール、レッスン、オーディション、バイト、風俗、性接待などです。ユカがこういうステップを歩くのは、常道とされている旧態然の業界があるからでしょう。

この構造が良しとするか否かはもう言うまもないでしょう。

ただ、これだけネットが世界を網羅している時代ですから、もっと安全で確実に有名になる術があるのではないか思います。

*インスタント食品みたいな映画『花束みたいな恋をした』と比肩していけませんが、断然映画『猿楽町で会いましょう』 の方が映画としてクオリティーが高いです。監督としての才能も断然、児山隆さんの方が優っていますね。

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映画『猿楽町で会いましょう』のキャストについて

小山田修司(金子大地)
田中ユカ(石川瑠華)
北村良平(柳俊太郎)
大島久子(小西桜子)
長友郁真
大窪人衛
久万紀子(呉城久美)
岩瀬亮
嵩村秋彦(前野健太)
山本優一(大窪人衛)

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まとめ 映画『猿楽町で会いましょう』一言で言うと!

「夢を持つことが若さの特権である!」

わたしもを持っていた時代がありました。一生懸命に頑張りました。叶った夢もありますが、朽ちた夢もあります。脇目も振らず、一心不乱に挑戦した夢は確かに手に入れました。その時は多くの人を巻き込み、傷つけたかもしれません。いまでは良い思いです。若者が夢を抱く社会が当たり前の時代が続くことを祈っています。

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映画『猿楽町で会いましょう』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
児山隆
脚本
児山隆 渋谷悠
製作
長坂信人
エグゼクティブプロデューサー
神康幸
プロデューサー
利光佐和子
音楽プロデューサー
鶴丸正太郎
協力プロデューサー
井上潔
撮影
松石洪介
照明
佐伯琢磨
録音
桐山裕行
美術
三ツ松けいこ
装飾
山田真太郎
スタイリスト
JOE
ヘアメイク
中山有紀
編集
柿原未奈
音楽
橋本竜樹
主題歌
春ねむり
助監督
東條政利
キャスティング
新江佳子
制作担当
高橋恒次
写真
草野庸子
小山田修司(金子大地)
田中ユカ(石川瑠華)
北村良平(柳俊太郎)
大島久子(小西桜子)
長友郁真
大窪人衛
久万紀子(呉城久美)
岩瀬亮
嵩村秋彦(前野健太)
山本優一(大窪人衛)
2019年製作/122分/R15+/日本
配給:エレファントハウス

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