映画『見知らぬ乗客』ネタバレ・あらすじ「妻を憎む心の隙間に入り込む悪魔」感想「巧みな話術に引き込まれてしまう」結末「犯罪をしなくて良かった」

映画『見知らぬ乗客』ネタバレ・あらすじ「妻を憎む心の隙間に入り込む悪魔」感想「巧みな話術に引き込まれてしまう」結末「犯罪をしなくて良かった」 お茶の間映画館
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映画『見知らぬ乗客』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。

映画『見知らぬ乗客』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。

YouTubeで予告映像もご覧ください。

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『見知らぬ乗客』
(1951年製作/101分/アメリカ)
原題『Strangers on a Train』

【監督】
アルフレッド・ヒッチコック
【原作】パトリシア・ハイスミス【脚本】レイモンド・チャンドラー チェンツイ・オルモンド ウィットフィールド・クック【撮影】ロバート・バークス【編集】ウィリアム・ジーグラー【音楽】ディミトリ・ティオムキン
【出演】
ファーリー・グレンジャー ルース・ローマン ロバート・ウォーカー レオ・G・キャロル パトリシア・ヒッチコック ケイシー・ロジャース マリオン・ローン ジョナサン・ヘイル ハワード・セント・ジョン ジョン・ブラウン ノーマ・バーデン ロバート・ギスト ジョン・ドーセット

【HPサイト】
映画『見知らぬ乗客』IMDbサイト
【予告映像】
映画『見知らぬ乗客』トレーラー

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映画『見知らぬ乗客』NHK BSプレミアム放送 2021年6月16日(水)午後1時00分~2時42分

6月16日(水)午後1時00分~2時42分

ヒッチコックは何度観ても「ハラハラ」する

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映画『見知らぬ乗客』のオススメ度は?

4.0

星4つです

知らぬ間に「ヒッチコック劇場」に迷い込みます

ハラハラドキドキします

善人面を剥ぐと「異常性愛者」の素顔

「ハッピーエンド」で良いのです

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映画『見知らぬ乗客』の作品情報・概要

『見知らぬ乗客』原題『Strangers on a Train1951年のアメリカ合衆国のサイコスリラー映画。アルフレッド・ヒッチコック監督作品。出演はファーリー・グレンジャー、ルース・ローマン、ロバート・ウォーカー、レオ・G・キャロル、パトリシア・ヒッチコック、ケイシー・ロジャースら。女流小説家のパトリシア・ハイスミスの同名小説を作家レイモンド・チャンドラーらが脚色して映画化。善人である人間の弱点をつくことで、悪の行いへと誘うことも容易ことを巧みな演出を持って描写している。第24回アカデミー賞撮影賞(白黒部門)にてロバート・バークスがノミネートされたが受賞を逃す。

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映画『見知らぬ乗客』のあらすじ・ネタバレ

アマチュアテニス選手のガイ・ヘインズ(ファーリー・グレンジャー) はワシントンから故郷のメカトフへ向かう列車内で、ブルーノ・アントニー(ロバート・ウォーカー) という見知らぬ男に話しかけられる。ブルーノの身なりは紳士っぽいが、話す内容が低俗であり、ガイは相手にしないつもりだったが、巧みな話術に引き込まれてしまう。そしてガイが離婚問題を抱えていることも知っており、交換殺人を持ちかけてくる。ガイの妻ミリアムを殺す代わりにブルーノの父親を殺してほしいと、、、。もちろん、ガイは断る。しかし、ブルーノからの執拗な連絡、そして実際にミリアムを殺してしまった事実を突きつけられて、ガイは心身共に追い込まれていく。

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映画『見知らぬ乗客』の感想・内容

「やっぱりヒッチコックは面白いと納得できる映画」となります。本映画『見知らぬ乗客』 は1951年製作です。いま改めて観ても「とてもハラハラ」させられます。もちろん、時代性を考えるとつじつまが合わないと突っ込みところが満載ですが、それを忘れさせてくれるのは、巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の演出なのです。冒頭からドキドキさせます。車から降りてくる男の靴です。二人の靴のデザインの違いから、「善人と悪人」の登場を予感させます。でも、実際はこの靴のデザインの伏線はあまり活かされません。

アマチュアテニス選手のガイ・ヘインズ(ファーリー・グレンジャー) の顔がとてもハンサムです。この人が悪事をするとは思えないのです。でも、ガイは妻との結婚生活に問題を抱えています。妻ミリアム(ケイシー・ロジャース) が他の男と不貞をおかして、子どもを身ごもっています。ガイは離婚訴訟を起こしていますが、ミリアムは応じません。その理由はガイがテニス選手として頭角を表して将来の生活が明るくなったこと、そして、ガイの恋人アン・モートン(ルース・ローマン) が上院議員の娘であることから、邪魔をしているのです。ここでちょっと気になるのは、ガイ自身が浮気をしているか否かです。この場合は、先にミリアムが不貞をしているので、夫婦関係は破綻しています。ですから、ガイが新しい恋人を作っても問題ないと思われます。

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映画『見知らぬ乗客』の考察・評価

さて、本映画『見知らぬ乗客』ですが、単なる夫婦の離婚訴訟問題で展開するのなら、ヒッチコックがメガホンをとる必要がありません。やはりそこには「サスペンスが必要」となってくるのです。タイトル通り『見知らぬ乗客』としてブルーノ・アントニー(ロバート・ウォーカー) が絡んできます。一見、身なりのいい紳士です。喋らなければまったく問題ない人物です。でもブルーノと会話すると「何か違う」と感じるのです。そうです。精神的な病を持っているかの言動を安易に繰り返すのです。

ガイとブルーノのファーストコンタクトは列車の中でした。有名になりつつあるテニス選手に近づき、交換殺人を持ちかけるのです。ガイの妻ミリアムを殺すから、わたしの父を殺してくれと。もちろん、良識のあるガイは断ります。しかしブルーノのネチッこさが付いて回るのです。本映画『見知らぬ乗客』は何とも言えない「まとわり感」に囚われながら展開していくのです。これがヒッチコック監督の特徴なのです。「ここで、断ち切っておけば問題は起きないだろう!」と観ているわれわれは言いたくなりますが、それをさせません。ブルーノがいつの間にか目の前に現れて、動きを封じ込めてくるのです。恐ろしい演出です。

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映画『見知らぬ乗客』の結末

映画の結末はガイにとっては、一応「ハッピーエンド」となっています。邪魔だった妻ミリアムも死んで、脅迫してくるブルーノも死ぬわけですから。そして念願の恋人アンとの将来も確約された形で終わります。ガイにとっては一挙両得です。ここは下手なツッコミは禁物です。ヒッチコックの作るサスペンスには、重大な犯罪に対しての問題提起とか、良心の呵責を求めるの不要なのです。行き先のわからない船に乗って、ゆらゆらと航行していく不安感を体験する映画なのです。だから人がたったいま死んでも、同情する必要はありません。観ているわたしたちの心の状態は「早く目的地に到着してほしい」とか「安心して歩きたい」となるのです。ヒッチコックはそれを見事に体現させてくれます。ヒッチコックの映画を観終わるととても「スッキリ」した気分になります。これがすごいのです。ヒッチコックは後世のフィルムメーカーに多大な影響を与えたのは言うまでもありません。本映画『見知らぬ乗客』を観ると、撮影機材がまだ未発達だった時代の苦労がわかります。ですからアイデアを振り絞っての映画製作が伝わってきます。映画を作りたい人には必見の作品です。

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映画『見知らぬ乗客』のキャストについて

ガイ・ヘインズ(ファーリー・グレンジャー)
アン・モートン(ルース・ローマン)
ブルーノ・アントニー(ロバート・ウォーカー)
モートン上院議員(レオ・G・キャロル)
バーバラ・モートン(パトリシア・ヒッチコック)
ミリアム(ケイシー・ロジャース)
ブルーノの母(マリオン・ローン)
ジョナサン・ヘイル
ターリー署長(ハワード・セント・ジョン)
コリンズ教授(ジョン・ブラウン)
ノーマ・バーデン
ヘネシー刑事(ロバート・ギスト)
ハモンド刑事(ジョン・ドーセット)

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まとめ 映画『見知らぬ乗客』一言で言うと!

「憎っくき相手がいるのなら、心は動いてしまうかも」

自身に不利益ばかりもたらす人物がいたら、確かに「死んでほしい」と願うかもしれません。そういう気持ちになったことがある人も多いでしょう。そんな時に悪魔のように囁かれたら、ひょっとして犯罪に加担してしまうかもしれません。案外、人間の心って嘘みたいな誘惑に引き込まれるものなのでしょう。

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映画『私の知らないわたしの素顔』

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映画『見知らぬ乗客』の作品情報

映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
アルフレッド・ヒッチコック
原作
パトリシア・ハイスミス
脚本
レイモンド・チャンドラー チェンツイ・オルモンド ウィットフィールド・クック
撮影
ロバート・バークス
編集
ウィリアム・ジーグラー
音楽
ディミトリ・ティオムキン
ガイ・ヘインズ(ファーリー・グレンジャー)
アン・モートン(ルース・ローマン)
ブルーノ・アントニー(ロバート・ウォーカー)
モートン上院議員(レオ・G・キャロル)
バーバラ・モートン(パトリシア・ヒッチコック)
ミリアム(ケイシー・ロジャース)
ブルーノの母(マリオン・ローン)
ジョナサン・ヘイル
ターリー署長(ハワード・セント・ジョン)
コリンズ教授(ジョン・ブラウン)
ノーマ・バーデン
ヘネシー刑事(ロバート・ギスト)
ハモンド刑事(ジョン・ドーセット)
1951年製作/101分/アメリカ
原題:Strangers on a Train

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