映画『キャッシュトラック』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。
映画『キャッシュトラック』IMDbサイト・ Rotten Tomatoesサイトにて作品情報・キャスト情報ならびにレビューをご確認ください。
YouTubeで予告映像もご覧ください。
『キャッシュトラック』
(2021年製作/118分/G/アメリカ・イギリス合作)
原題『Wrath of Man』
配給:クロックワークス
【監督】
ガイ・リッチー
【製作】ガイ・リッチー アイバン・アトキンソン ビル・ブロック【製作総指揮】ルイーズ・キリン ジョシュア・スローン スティーブ・チャスマン ボブ・オシャー アンドリュー・ゴロブ【オリジナル脚本】ニコラ・ブークリエフ エリック・ベナール【脚本】ガイ・リッチー アイバン・アトキンソン マーン・デイビス【撮影】アラン・スチュワート【美術】マーティン・ジョン【衣装】ステファニー・コーリー【編集】ジェームズ・ハーバート【音楽】クリストファー・ベンステッド
【出演】
ジェイソン・ステイサム ホルト・マッキャラニー ジェフリー・ドノバン ジョシュ・ハートネット ラズ・アロンソ ラウル・カスティーロ デオビア・オパレイ エディ・マーサン
スコット・イーストウッド ニアム・アルガー
映画『キャッシュトラック』外部リンク
【HPサイト】
映画『キャッシュトラック』公式サイト
【予告映像】
映画『キャッシュトラック』トレーラー
映画『キャッシュトラック』 Rotten Tomatoesサイト
映画『キャッシュトラック』のオススメ度は?
星3つ半です
ジェイソン・ステイサム「スキンヘッド」が素敵
ガイ・リッチー監督は今年は調子が良さそう
確かにアクションはすごかった
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映画『キャッシュトラック』の作品情報・概要
『キャッシュトラック』原題『Wrath of Man』2021年製作のアメリカ・イギリス合作のクライムアクション映画。ガイ・リッチー監督作品(映画『ジェントルメン』や映画『アラジン』)。ジェイソン・ステイサム主演(映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』)。ホルト・マッキャラニー(映画『グリーンランド 地球最後の2日間』)、ジェフリー・ドノバン(映画『テッド・バンディ』や『J・エドガー』)、ジョシュ・ハートネット、ラズ・アロンソ 、ラウル・カスティーロ、デオビア・オパレイ、エディ・マーサン(『バイス』)、スコット・イーストウッド(映画『インビクタス/負けざる者たち』や映画『父親たちの星条旗』)、ニアム・アルガーらが出演。ガイ・リッチーとジェイソン・ステイサムが『リボルバー』以来16年ぶりにタッグを組み、フランス映画『ブルー・レクイエム』(2003年)をリメイクした。
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映画『キャッシュトラック』のあらすじ・ネタバレ
映画『キャッシュトラック』のあらすじ:起
ロサンゼルスにて、現金輸送専門の警備会社「フォーティコ・セキュリティ社」に入ったヒル・パトリック。彼は通称「H」と呼ばれ、入社時の試験にギリギリの及第点だったことから特に注目を集めてはいませんでした。その後、初任務の警護を滞りなく終えてから強盗に襲われる場面に出くわします。警備会社の規定では安全のために強盗に応戦しないよう定められていましたが、なんとHは強盗たちを返り討ちにしたのです。その活躍が社内に広まって彼は「HERO(英雄)」と呼ばれ、上司たちからは好評を得ました。しかし、Hが再び強盗事件に巻き込まれた際に、強盗は彼を見た瞬間、引き返してしまったことで警備会社の同僚からは不審に思われました。
映画『キャッシュトラック』のあらすじ:承
引き返した強盗はHが昔、犯罪シンジケートのボス彼らが部下だったから…元々、Hの部下たちは現金輸送車を襲撃する手引きをしていましたが、Hが見張りを任された日にとある事件が起きました。強盗当日、部下は警備員から抵抗を受けたことで彼らを殺し、近くの車で待たせていたHの息子も巻き込まれて死んでしまったのです。Hは息子に駆け寄った際に撃たれ、3週間後に病院で目覚めました。息子の死を知り愕然とする中、妻も彼の元を去ります。
そうしてHはFBIから情報を得て、強盗に関わった可能性がある者のリストを入手。リストの人間を襲撃して回っていく内に、警備会社に強盗事件の手引きをしている者がいると考えて警備会社に入り今に至ります。
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映画『キャッシュトラック』のあらすじ:転
アフガニスタン帰りの元軍人たちは大暴れをしたいと不満を抱いていたため、彼らのリーダーは仲間を連れて現金輸送車強盗を繰り返していたのです。彼らこそがHの息子の仇だったのですが、強盗たちはHを巻き込んだ事件をキッカケに活動を休止。Hは警備会社に怪しい人物がいれば調査を繰り返していましたが手引する者の決定的な証拠は見つからずにいました。そうして「ブラックフライデー」を迎えようとする中、大量の現金が警備会社の車庫に納められると知った強盗たちは襲撃を企てます。
映画『キャッシュトラック』のあらすじ:結
Hの教育係のブレットは「車庫が襲われるが見て見ぬふりをして欲しい」と彼に言いました。ブレットが内通者だと知ったHは強盗が来るのを待ち構えて、一人また一人と強盗犯と警備会社の人間が倒れる中で撃たれてしまいつつも強盗のジャンを追います。ジャンは仲間を裏切って一人だけ生き延びつつも帰宅…そこにHの姿があったことで驚愕し、Hの息子と同じ目に遭わされたのでした。復讐を果たした彼はFBIにもう「やり残したことは無いか?」と聞かれ、「すべて終えた」と言ってその場を去りました。
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映画『キャッシュトラック』の感想・内容
・アクションが凄まじい!
ジェイソン・ステイサムが演じるHのアクションは派手なアクションが少ないながらも、洗練された動きが見どころでしたね。ゴア表現や血溜まりなどがしっかりと映されるシーンが多いため、最小限の動きで容赦なく射殺する姿は歴戦の暗殺者や掃除屋のように見えました。そんな凄腕のHですが何回も瀕死に陥るため目が離せません。本人も言っていたように執念深くて何度も立ち上がりつつ、強盗を追い詰める姿を見せるのです。そうした彼からは敗北の不安を感じさせず、不思議と安心感すらあったのが印象的です。
今作では銃撃戦が多いため、その際の発砲音が鋭くて響きの小気味良さもポイントでしょう。作中のBGMもシーンごとの雰囲気を壊さないようにしつつ、暗いトーンの音楽をマッチさせてくれてワクワクしました。
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映画『キャッシュトラック』の考察・評価
・各シーンの見どころ
Hが活躍し始めた頃、彼に仕事がとられて面白く思わない輩がビリヤードを邪魔するシーンがありましたね。Hは喧嘩を吹っ掛けられそうになるのに対し、言いくるめつつも胸ポケットから社員証をこっそり抜き取って身辺調査をするのです。そうした怪しい人物に対しての冷静な対処は見どころだと言えるでしょう。
また、同僚の女性と寝た際には家に大金が隠されていたのを発見して内通者ではないかと疑うのです。即座に尋問に移り、座らせた彼女に銃を向けて徐々に撃とうとしていくシーンにハラハラさせられました。
強盗のシーンでは正義感のある警備員が抵抗をして強盗を追いつめるのですが、ほぼ全員が死亡してしまうという驚きもありつつ悲しさも覚えます。気の良い人間が多いように見えたことと、彼らに手をかけたのが信頼していたブレットだったからですね…「1人でも生きていて欲しいなぁ」と思う中、次々と警備員たちが倒れていく銃撃戦は作中の見どころでもありました。
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映画『キャッシュトラック』の結末
・ラストに注目!
Hがラストで窮地に陥るシーンではジャンの危険性に目を見張ります。ジャンは上官の命令も聞かず仲間も裏切って、顔を見た相手は年齢など一切関係なく射殺してしまい、全く悪びれたりしない…そして部隊を指揮していた軍曹とブレットも殺して奪った現金を独り占めするという凶悪さが恐ろしかったです。
ジャンが家に戻った際は凄かったですね。札束の中から「ワルキューレの騎行」のBGMが聞こえてくると、Hが拳銃を向けて椅子に座っているのです。ジャンは驚愕しつつも息子の死亡診断書を渡されて、その結果と同じ目に遭わせるために各臓器を一発ずつ撃ち抜くというシーンは、Hの復讐が果たされたとわかる最後でした。
Hや彼の息子を撃ったジャンは非道で残忍だったからこそ、映画を見ている際にHを応援したくなりましたね。多くの死者が出る中、緩急があってハッキリした映画だなと思いました。
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映画『キャッシュトラック』のキャストについて
パトリック・ヒル(“H”)(ジェイソン・ステイサム)
ブレット(ホルト・マッキャラニー)
ジャクソン(ジェフリー・ドノバン)
ボーイ・スウェット・デイヴ(ジョシュ・ハートネット)
ラズ・アロンソ
ラウル・カスティーロ
デオビア・オパレイ
テリー(エディ・マーサン)
ジャン(スコット・イーストウッド)
デイナ(ニアム・アルガー)
まとめ 映画『キャッシュトラック』一言で言うと!
「スキンヘッドって、どうしてこんなにセクシーなのだろう」
髪型がカッコいいです。マジでカッコいいです。男性ホルモンが出まくってる感じがします。
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映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』
確かにウイル・スミスはカッコいいいけど、、、、
映画『ハンター』
元祖アクションスターはスティーブ・マックイーン
映画『キャッシュトラック』の作品情報
映画.comより一部引用
スタッフ・キャスト
監督
ガイ・リッチー
製作
ガイ・リッチー アイバン・アトキンソン ビル・ブロック
製作総指揮
ルイーズ・キリン ジョシュア・スローン スティーブ・チャスマン ボブ・オシャー アンドリュー・ゴロブ
オリジナル脚本
ニコラ・ブークリエフ エリック・ベナール
脚本
ガイ・リッチー アイバン・アトキンソン マーン・デイビス
撮影
アラン・スチュワート
美術
マーティン・ジョン
衣装
ステファニー・コーリー
編集
ジェームズ・ハーバート
音楽
クリストファー・ベンステッド
パトリック・ヒル(“H”)(ジェイソン・ステイサム)
ブレット(ホルト・マッキャラニー)
ジャクソン(ジェフリー・ドノバン)
ボーイ・スウェット・デイヴ(ジョシュ・ハートネット)
ラズ・アロンソ
ラウル・カスティーロ
デオビア・オパレイ
テリー(エディ・マーサン)
ジャン(スコット・イーストウッド)
デイナ(ニアム・アルガー)
2021年製作/118分/G/アメリカ・イギリス合作
原題:Wrath of Man
配給:クロックワークス