2019年製作 映画『希望の灯り』は東西統一後のドイツが抱える格差社会への提言と未来を憂う人々の物語。ネタバレ、評価。 巨大スーパーマーケットの従業員が描く人間模様。若きクリスティアンとベテランのブルーノ。二人は世代を越えて友情を育む。スーパーではフォークリフトの取り合いが鍵になる。免許取得に励むクリスティアンが恋する相手が人妻だった。自暴自棄なるがブルーノに救われる。ある日、ブルーノの身に、、。人妻マリオンとの恋の行方も気になる。 2019.05.16 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『RBG 最強の85才』弁護士ルース・ベイダー・ギンズバーグの尽力でアメリカ女性の社会進出が加速した。あらすじ、ネタバレ、評価 アメリカ合衆国の法曹会で活躍する女性弁護士のドキュメンタリー映画である。あらゆる差別を撤廃するために弁護士ルース・ベイダー・ギンズバーグは半生を通して戦ってきた偉大な人物。性差別、人種差別、労働差別と日常生活から社会生活の隅々に渡り目を凝らし、弱き人々の声に耳を澄まし法律の改正を今なお積極的に行なっている。 2019.05.15 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 水谷豊監督映画 最新作品『轢き逃げ 最高の最悪な日』評価、あらすじ。友情とは嫉妬で成り立つ。愛情と憎悪は表裏一体をテーマにしたサイコパス映画だ。 今やテレビ番組『相棒』の刑事役のイメージが強い水谷豊だが、かつては映画を主軸に燦然と輝いていた。萩原健一、松田優作、沢田研二らと共演し確実に彼らを“食っていた”と言える。俳優としては最早、超一流だろう。その水谷が映画を監督し脚本を書いた。本作は単なる轢き逃げ犯の物語ではない。嫉妬あり、友情あり、憎悪ありのサイコパス映画だ。 2019.05.13 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『ビリーブ 未来への大逆転』のルース・ベイダー・ギンズバーグは全ての人が“平等”になる憲法を作った偉大な女性。ネタバレ、感想、評価。 アメリカには挑戦する精神がある。己の信念を貫けば受け入れてくれる土壌jもある。とても寛容な国だ。この映画は女性に対して権利が不平等であると主張し憲法を改正させた勇気ある、そして力強い女性の生き方を描いた作品である。人は生まれながらに平等である。基本の基本であることを改めて認識させてくる映画だ。 2019.05.12 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『ドント・ウォーリー』はアルコール依存症を克服する物語。ネタバレ、感想 映画『ドント・ウォーリー』は身体障害者になった人があらゆる困難に立ち向かい成功への階段を駆け上がる物語ではない。アルコール依存症というアメリカ社会が抱える社会問題を取り上げ、断酒することで人生を豊かにすることができるメッセージを送っている。勇気と力をもらえる映画である。また憎悪からは何も生まれない。許すことの大切さも 2019.05.09 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『キングダム』の俳優が豪華。一押しは長澤まさみさん。 『キングダム』(134分/日本/2019) 監督 佐藤信介 中華統一を夢見る男たちの戦いにロマンを感じる 邦画としては大金を投じて製作されただけあって見応え十分の作品です。冒頭から謎めいた会話があり、いつかくる乱世を予感させます。 小さな子... 2019.05.08 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 イタリア映画『幸福なラザロ』の純粋無垢な瞳に癒される。宗教的な内容もあるが理解できる。ネタバレ、評価。 映画『幸福のラザロ』はイエスの友人であり聖人のラザロを現代に蘇らせ、人間とは何か?人間はなぜ生まれて、どこを目指し、なぜ死んでいくのかを刹那的に描いた作品である。ラザロ演じるアドリアーノ・タルディオーロの純粋無垢な瞳が切ない。人のためならどんな苦行でも行う自己犠牲の精神に心が揺り動かされる。宗教的なメッセージは深く勉強になる。 2019.05.08 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『愛がなんだ』は恋愛依存というより“東京依存”の物語だ。ネタバレ、評価、感想。 『愛がなんだ』(123分/日本/2019) 監督 今泉力哉 東京という街自体が孤独なのだ。何かにしがみ付いていないと狂ってしまう。 『愛がなんだ』と『愛とはなんだ』は違う。若者に『愛がなんだ』と言わせるのがすごい 『愛がなんだ』という映画を... 2019.05.08 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『イメージの本』は映画の神様ゴダールの平和を願う反戦映画である。ネタバレ、評価 『イメージの本』(84分/瑞西・仏/2018) 原題 『Le livre d'image』 監督 ジャン=リュック・ゴダール ゴダールは良い意味で毎回、期待を裏切ってくれる。いつも新しいことに挑戦している。 映画こそ総合芸術と証明した。ゴダ... 2019.05.06 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『12か月の未来図』は嫌みなフランス人教師が金八先生に変身する物語。 ちょっと嫌みなフランス人教師が落ちこぼれの生徒を教えることで少しずつ心情光景が変化していく様を生き生きと描いている。まるで金八先生のようになる。出来の悪い生徒ほど可愛いというが、それは万国共通のようだ。とりわけ多民族国家、そして移民を受け入れる国家としては深刻な問題も提起しているところが秀逸だ。最後の最後まで応援し続けた映画だ。 2019.05.01 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『ザ・プレイス 運命の交差点』ネタバレ、評価、あらすじ。謎の男は神からのメッセンジャーか 『ザ・プレイス 運命の交差点』(101分/伊/2017年) 原題『The Place』製作年 2017年 この男は一体何者なのだろうか、何を生業にしているのか この手帳の中身が気になる この男は一体どうやって生計を立ているのだろう?何と思っ... 2019.05.01 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『ある少年の告白』LGBTへ理解を深めてくれます。ネタバレ、評価、あらすじ。 近年LGBTに関する映画が多く公開されている。今まで差別されてきた歴史もあるが、なぜこれほど多作されているのかを考えてみる。特にアメリカでは性的マイノリティーへの差別意識が高いことに改めて驚いた。その背景にはキリスト教プロテスタントの一派であるバプティスト教会の影響が大きい。本作を観ることでトランプ大統領とアメリカが観えてくる。 2019.04.30 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 ドキュメンタリー映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』戦争にはステータスが必要だった。ネタバレ、感想 ヒトラーは本当に芸術が好きだったのだろうか。だから芸術作品を一生懸命に集めたのだろうか。若い頃、画家を志していた少年が何故、独裁者になり世界を恐怖の坩堝に叩き落としたのか。その理由はこの映画には描かれていないが、ヒトラーとナチスは芸術作品を収集することでステータスをあげて、権威を不動のものにしようとした野心はわかった 2019.04.25 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 イーサン・ホーク主演『魂のゆくえ』はポール・シュレイダー監督最高傑作。『地球のゆくえ』とも言える作品である。ネタバレ・あらすじ・評価 ポール・シュレイダー監督作品。50年の構想を得て書き上げた脚本を自ら監督した映画。教会の牧師があバリーコーガンつ夫婦との出会いによって自らのアイデンティティーについて深く考える。また自分のせいで戦死した息子への悔恨の思いが強く、自身も死へと向かう刹那的な物語だ。人間のせいで地球は破壊へと向かう。それを止めるべく取った行動とは、、、。 2019.04.19 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『マローボーン家の掟』は若者の純愛ホラーと言える。映像が美しい。ネタバレ、感想、評価。 これはホラーなのか、サスペンスなのか。いやこれは青春純愛ホラーだと言える。イギリスからアメリカへ渡ってきた家族の苦しみとか葛藤とかを描いているが、終始、胸が締め付けられる。若いが故に綱渡りを歩くような危険と刹那的な雰囲気がスクリーンに充満している。若さとは儚いもの。でもとても悲観的な物語ではなく、最後には納得するエンディングを迎える。 2019.04.19 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『ビューティフル・ボーイ』実話、ネタバレ、感想、評価。ティモシー・シャラメが美しい。 アメリカはずっとドラックが蔓延しているイメージがある。依存症も減らない。どうしてだろう。この映画は父と息子がドラッグを止めるまでの戦いを実話を元に作られている。一度、軽い気持ちで手を出したら最後。あとは地獄の底まで落ちていく。立ち直るのに何年かかるかわからない。お金もいくらかかるかわからない。ドラッグに良いこと無し。 2019.04.17 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『ハロウィン』ブギーマンの凶悪ぶりは恐ろしいが、最後まで観てしまう。ネタバレ、感想、評価 ブギーマンという猟奇的殺人者が2時間に渡って人を殺しまくる映画です。ジャンルはホラーになると思います。車で轢かれてもナイフで刺されても復活してきます。追いかけられてる恐怖感がたまりません。ハロウインの夜に繰り広げられる殺人ショー、実際にアメリカにはありそうで、ハロウインの季節は要注意と感じてしまいました。 2019.04.17 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 実話『バイス』と『記者たち 衝撃と畏怖の真実』でイラク戦争の嘘が見えてくる。ネタバレ、感想、評価 イラク戦争とはなんだったのか?この映画は9.11を機にイラク戦争へと向かうアメリカ合衆国と国民、そして世界を翻弄する情報を流す人々を描く映画である。多勢に無勢となると人間は多勢の方に流れてしまう。嘘、デマがまかり通り、罪のない多くの人の命が消え、国家自体も消滅の危機に陥ることもある。情報を信じるのも自己責任である。 2019.04.17 2022.06.14 2019年製作アメリカ映画クズ・クソ人間映画サイコパス映画ジャーナリスト映画ドキュメンタリー映画バディ映画パニック映画ヒューマン映画友情映画実話映画家族愛の映画政治家映画映画犯罪映画社会派映画裁判・法廷映画詐欺・ペテン師映画青春映画
2019年製作 映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』ネタバレ、評価、感想。イギリス王室の王位継承権争いの物語 イギリス王室をテーマにした映画。16世紀のエリザベス1世とメアリーの王位継承権争うを描いた作品。美しく若いメアリーと自身の容姿にコンプレックスを持つエリザベスの女の情念とも言える戦いと描いている。二人の女王の存在と王位の行方を側近たちの駆け引きも見所である。人間の醜さは嫉妬から始まる。嫉妬は憎悪にそして戦争につながる。 2019.04.12 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 チェイニー副大統領モデルの実話『バイス』ネタバレ、評価、感想。クリスチャン・ベールが凄かった クリスチャン・ベールの役者魂を垣間見ることができる作品である。見事にチャイニーの悪党ぶりを演じている。あのイラク戦争から世界は変わってしまった。現在の憎しみがはびこる源はチェイニーにあった。しかし彼は何も悪びれていない。アメリカのためにやったと嘯く。それはある意味国家に忠誠を誓った人間の正しさでもある。実話は恐ろしい。 2019.04.10 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 近日公開作品 2019 0408時点 町田君は誰とでも仲良くなれるそうだ。 誰にも止められない展開が始まる 新しいアメリカンヒーローの誕生か 撮影が大変だったそうだ スカーレット・ヨハンソンが楽しみだ 名探偵再び バリー・コーガンを筆頭に新しい才能に出会える 潜水艦ものにハズレ... 2019.04.09 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 映画『美人が婚活してみたら』何となく始まって何となく終わった。確かに黒川芽以は美人だ。 黒川芽以さんは確かに美人です。手が届きそうな美人です。それだけに本作の設定では勿体無い感じがしました。婚活は命をかけて行うものではないでしょうか?将来の伴侶を見つける=子供を作り、安泰の人生を得るために男女共々必死になるものです。婚活することに自身の存在理由を求める作風が勿体無い気がします。 2019.04.09 2022.05.26 2019年製作
2019年製作 伝説の雀士阿佐田哲也原作『麻雀放浪記2020』は斎藤工がカッコ良かった。 『麻雀放浪記2020』(118分/日本/2019) かつて雀士と呼ばれた男がいた。阿佐田哲也だ。 彼の麻雀の虜になった人は多い。本当のギャンブラーはお金が無くなったら命までもかけるという。劇中にもあったが、かけるものが無くなった男が自身の腎... 2019.04.09 2021.07.21 2019年製作
2019年製作 チェイニー副大統領モデルの実話『バイス』を観れば現在の世界の争いが見えてくる。ネタバレ、評価。 ジョージ・W・ブッシュ大統領時代に副大統領として仕えたディック・チェイニーについて描いた作品である。世界はこの人間を中心に動いた。そして現在の悲劇をもたらしたと言っていい。当時はメディアも盲目的になり、イスラムへの敵意を増長させてしまった責任も大きい。情報を自在に操ることで悪を正義に変える恐ろしさも伝えている。 2019.04.09 2021.07.21 2019年製作